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お知らせと更新情報


兵頭 二十八

500まんえんですって!? 新ウェブサイトの話3(管理人より)

兵頭ファンサイト 管理人より

お世話になっております。
1社より返答がありました。
さすが、連休中でも回答してくださるなんて素晴らしい。

モデルは↓のようなものですか?
デザインからシステムまで構築して
500万円前後くらいです……との事。

https://www.fotolia.com/

確かに、確かにそうなんですが、
『Adobe Stock』なんて御大層なものではなく、
も少しこじんまりとしたものを想定しています。
ただ、500万円かあ……。

もちろん10万20万でできるとは思ってませんでしたが、
500万円かあ……。
私は単なる会社員なので、
さすがにちょいとサイト作ってみようで500万円は出せません。

さて、どうしましょうか。
少し困りました。

以上、途中経過でした。

兵頭ファンサイト管理人
ウチカワ
28funsite@gmail.com

遠くの海面を飛んで行くミサイルを日本のイージス艦が探知できないのは、あたりまえの話。もちろん韓国軍の地上レーダーも追跡などできてはいない。

 連休のなかびという誰もこんな輿論操作を気にしないタイミングで奇妙な防衛省リークが報じられた。いいかげんにしろよな。

 次。
 NABIH BULOS 記者による2019-9-21記事「Saudi Arabia says it's willing and able to respond to Iran. Is it?」。
    米国とUAEが対イラン戦争に及び腰なので、サウジは、もしやるとしたら、単独でイランに復仇しなければならない。

 やるとしたら空軍機を使うしかないだろう。空軍分野ならば、サウジ軍はイラン軍に優越しているからだ。

 サウジ空軍は空中給油もこなすことができる。そしてイエメンを何年もずっと空襲し続けている。

 イランはそれに対して、プロクシ領土と戦力を動員するだろう。イエメンのフーシだけでなく、イラクからもシーア派組織にサウジを攻撃させる。サウジとイラクはほとんど500マイルもの陸上国境を共有しているのだ。

 さらに今回の無人機と巡航ミサイル攻撃はペルシャ湾上を飛来したものだが、同じ兵器をイランはサウジの西側にも展開して紅海一帯で同じ手を使いたいはずだ。

 地対空ミサイルの遠くを探知できるレーダーも、脅威が飛来する方位をあらかじめ正確に教えてもらえないと、対応時間がなくなってしまう。というのも低空飛来脅威はどんな強力なレーダーだろうと標的が水平線よりこちらがわに近づくまでは探知などできないし、低速で接近する小型ドローンはレーダースコープ上では野鳥と区別がつきにくいのだ。

 9-14の攻撃では、PAC-2のレーダーは、あらぬ方角を向いていたので、対処が間に合わなかったのだと報じられている。フーシがこのときデコイのドローンを南から放ってサウジのSAM部隊を牽制していたのだ。

 イランの外相がうまい宣伝をかました。CNNのインタビューに「サウジ軍はアメリカ兵の最後の一兵までイランと戦争する気なのだ」と答えた。

 ※米輿論の性向をうまく利用している。

新ウェブサイトの話2(管理人より)

兵頭ファンサイト 管理人より

『ウェブサイト(スマホにも対応)を作ってくれる個人・法人を探しています。(2019年09月01日 18:15)』の途中経過です。
http://sorceress.raindrop.jp/blog/2019/09/#a002426

何件かアドバイスのメールをいただきました。
ありがとうございました。

教えていただいた函館の業者様へ問い合わせをしたところ、
独自システムの開発は行っていないとの回答でした。残念。

ですので現在、何も進んでません。
ただ、15~50万円くらいが相場じゃないですか、という助言を受けました。

私が仕事のストレスもあり旅行にでたりしていたもので、
他のところには問い合わせもしておりませんでした。

昨日また数社の、検索にヒットした業者さんに問い合わせと見積もり依頼メールを送りました。

以上、何も進展してませんという報告でした!

兵頭ファンサイト管理人
ウチカワ
28funsite@gmail.com

水産庁の漁業監視船には《多機能ドローン》を搭載しなければなるまい。

 JON GAMBRELL, AYA BATRAWY AND FAY ABUELGASIM 記者による2019-9-19記事「Pompeo says US backs Saudi Arabia's 'right to defend itself'」。
    サウジを訪れたポンペオ長官は、今回の攻撃は戦争行為だと言い、米国はサウジアラビアが自国を防衛する権利を後援すると、モハメド・ビン・サルマン王太子=国防大臣に伝達し、かつまたツイッターに書き込んだ。

 サウジの駐独大使であるファイサル・ビン・ファラーン王子は、われわれはまだこの攻撃にどう反応すべきかを協議中であると独ラジオ局に対して語った。すぐに軍事行動は起こさない。世界がこの問題をどう取り扱うかによって、決まるだろうと。

 サウジ軍スポークスマンのアルマルキ大佐によれば、18機のドローンと7基の巡航ミサイルが北から飛来した。そのうち、巡航ミサイル3基は、目標を外した。この巡航ミサイルの航続距離は700kmである。 ※イエメン国境から製油所までは800kmぐらいある。

 アルマルキによれば、IRGC(イラン革命防衛隊)はこの兵器を民間目標に対して使い続けているのだという。

 イラン政府は16日にスイス外務省を通じて、空襲関与を重ねて否定する覚書を米国政府へ送っている。スイスは米国の利益代表を何十年も務めている。

 イラン国営放送はこの覚書について報道し、もしイランに対して攻撃があればすぐに返礼すると声明。しかも、その報復先は、攻撃の発進地国だけには限定しない、と。

 イラン国営放送によると、NYCにての次の国連年次総会に参席するためのイラン代表団のための米国のヴィザは、未だ交付されていないそうである。イラン外相は13日に、またロウハニ首相は16日に、本来なら、ニューヨーク入りしているはずであった。

 トランプは、イラン代表の訪米を拒む理由はないと言っている。

南房総の山の中に、小型LNG火発を新設したらいい。

 Stratfor Worldview 記者による2019-9-18記事「A Major Attack on Saudi Aramco Leaves the U.S. in a Difficult Spot」。
    イラクとイランの国境地帯付近から発射されてクウェート領上空を飛び越えて巡航ミサイル/ドローンが着弾したという話の根拠は、ミサイルの命中角だった。

 可能性として、何機かのドローンは洋上から発射されたかもしれない。

 5月にサウジのパイプラインのポンプステーションが攻撃されたときは、米政府は、それはイラクから来たと結論している。

 サウジは、自国の石油関係施設は、イラン発の空爆能力の前に丸裸であるという現実をつきつけられたので、弱気になった。サウジはイランとは戦争できないと感じている。

 ※米国が中途半端な対イラン攻撃を考えても、もはやサウジは表立って協力する気はない。

 次。
 Minnie Chan 記者による2019-9-17記事「China to deploy Sharp Sword stealth drone for new Type 001A aircraft carrier」。
    インサイダー情報によると、今年中に就役するシナ空母『001A』には、無人ジェット偵察機の「利剣」が搭載されるだろうという。

 中共軍の第二のソースもそれを裏づけた。

 かたや米海軍は「MQ-25 スティングレイ」を正規空母の艦上無人給油機に仕立てるつもり。さすがにスティングレイの多機能性の前には「利剣」は見劣りがする。

 「利剣」にはウェポンベイが2箇所あるものの、『001A』のスキージャンプ台から発艦するには重さを増すわけにはいかない。とてもその余裕はないのである。だから偵察専用にする。

 用法だが、中共の軍艦が装備するレンジ300kmから400kmの艦対艦ミサイルのための洋上索敵に飛んでもらう。

 『001A』の水線下塗装は、ずっと赤かったのが、すでに黒く上塗りされている。就役は近いだろう。
 公試運転の前は錆び止めの赤塗装だけをしておく。黒い上塗りは音響吸収材とフジツボ忌避剤を兼ねている。

 同空母は先月、七度目の公試運転を済ませた。ただし現在、艦橋の廻りには建前足場が組まれている。外装工事が追加で必要になったようだ。

サウジが「自衛戦争」を発動したらトランプは止める側に回るのか?

 だんだん分かってきたこと。または、推理できるようになったこと。

 1500km飛んで特定施設に突っ込む自爆無人機などは無かった。イランの航空機技術はまだそこまで行っていないのだ。

 すぐ北のイラク領もしくはイラン領から、レンジ800km未満のオーダーで自爆無人機が飛んで来たと考えると、いろいろと辻褄が合う。

 犯人はIRGC(イラン革命防衛隊)だろうから、米軍は、IRGC関連の施設だけを報復爆撃するための《目標選び》を正確に選別しないといけない立場だ。もしIRGCと無関係なイラン国内の目標を無差別空爆すると、イラン人民はIRGCのもとに団結してしまう。これが米国にとって損になることを米国務省は分かっている。IRGCはイラン大衆の間ではとっくに不人気なのだ。

 米国は、爆撃をサウジ空軍に実行させるのではないか。サウジには自衛権があるから誰もそれに文句は言えない。

 米国が苦心しているのは、サウジ空軍(と人殺し王太子)がイラン空軍を一挙に覆滅したがっているのを阻止する説得であろう。イラン空軍は実は近代人の集まりであって、IRGCとは対峙極にある。ぶっちゃけ、イラン空軍は米空軍のお友達である。心情的には、今も。米空軍は、将来、イラン空軍を利用できると考えている。イラン政府もまた自国の空軍を信用しておらず、ロクな装備を与えていない。優良装備は、すべてIRGCが持っている。

 しかし、サウジはイランが核武装したらただちに空軍力でイランを壊滅させるつもりで、これまで米国から厖大な装備品と需品を買ってきた。それを使わないで我慢するわけにはいかないだろう。イランの核爆弾運搬手段は、好機あらば、すべて潰しておきたいと念願しているはずだ。

 サウジは米国に対する不満を有する。大枚をはたいて買ったPAC-2は、フーシのスカッド迎撃には有能なのだが、自爆無人機を阻止できない。米軍は、これも宥めねばならない。

 小型で低速で超低空の自爆無人機を阻止するのに適当な防空システムを、米国メーカーはすぐには提供ができない。これから開発しましょうかという話になってしまう。西欧メーカーはすでにいくつか近距離SAMシステムを持っているが、西欧はサウジ政体を圧制と看做しているので、ハイテク兵器を売り渡せない。サウジ指導層は憤懣をつのらせているところだろう。

 サウジにとって、現在イエメンに対して続行しているような「低烈度」の長期戦争を、対イランに対してあらためて開始するのは、悪い選択ではない。というのは、それによって国際油価は高止まりする。サウジの財政は好転し、しかも、空襲下のイランには、核兵器やそれを運搬するシステムの開発、量産、配備が難しくなる。

 原油が高止まりすると中共は勝手に沈没してくれるから、トランプ政権(特にナヴァロ氏)にとっても、悪い話ではない。米国内の自動車ユーザーはガソリンが上がって不平を言うが、トランプは、「それは米国のせいではない(イランとサウジのせいだ)」と胸を張って言える。

 イスラエルは、サウジがイランと戦争状態になってくれるのを熱望している。水面下チャンネルで、その意向をトランプに伝達しているはずだ。

 次。
 Liu Zhen 記者による2019-9-16記事「China unveils supersonic spy drone during National Day military parade rehearsal」。
    10月1日の国慶節パレードに、超音速無人偵察機が引き出されることが、SNSに流出したリハーサル写真によって判明した。

 UAVは2種類引き出される。そのうちひとつはDR-8(別名、烏鎮8)、もうひとつは攻撃ドローンの「利剣」だ。
 ※烏鎮は浙江省にある市の名前。

 〔有人U-2にこだわりたかった〕米空軍が40年以上も前にお蔵入りにさせた小型無人偵察機「D-21」を、中共が復活させた形になった。

 D-21は冷戦時代に中共本土に何回も偵察ミッションで送り出された。そのうち何機かは墜落していて、残骸は中共により多数確保されている。
 ひとつの残骸は数年前に北京の軍事博物館で展示された。

 DR-8の用途は、米空母の所在をつきとめて、東風21Dおよび東風26の発射部隊に知らせることだろう。〔いずれも、一度も標的艦に命中させたことのない、ナンチャッテ対艦弾道弾。〕

 北京の一軍事解説者によれば、DR-8は、D-21よりも高速である。ちなみにD-21はマッハ3.3を出すことができた。

 中共はこれまで何度か、グァムまで無人偵察機を到達させている。

 一解説者によるとDR-8は少し前に軍に就役したと。

 パレードには東風17も引き出される。RVに機動力が与えられたもので、迎撃側からは落下弾道が予測できなくなる。

トランプは戦争に関しては口先だけのチキンで、本音はイランや北鮮との戦争はできないと思っていることを見透かされてしまった。

 クラウゼヴィッツが言う「信用取引」と「現金決済」の差。とうとうトランプの《軍事的信用》が底をつきつつある。ボルトン解任でイランは自信を深めている。

 いっぺんここで《中間決済》をしておかないならば、極東でも歯止めは効かなくなるだろう。

 次。
martha raddatz 記者による2019-9-15記事「Iran fired cruise missiles in attack on Saudi oil facility: Senior US official」。
   米政府の高官いわく、すくなくも20機以上のドローンでサウジの精油施設は空襲された。

 次。
 ERIN CUNNINGHAM, ANNE GEARAN, STEVEN MUFSON, KAREEM FAHIM 記者による2019-9-16記事「Yemen's Houthi rebels warn of further attacks on Saudi oil facilities」。
     フーシは警告している。アラムコ(サウジ国営石油会社)の施設で働いている外国人はすぐにそこから立ち去れ。次の攻撃がどのタイミングでもあり得るぞ、と。

 フーシのスポークスマンは、ジェットエンジンを搭載した無人機を攻撃に使ったと言明した。

 イランをバックとするフーシは2014にイエメンの首都を占領した。そのとき以来、隣国サウジと戦争状態。

 ポンペオは何の証拠も示すことなく、イランが攻撃したとツイートした。

 米政府による分析作業によれば、無人機攻撃はイエメン領からはなされていない。したがってフーシの仕業ではない。

新刊は10月31日。

 さんざんに検証されているようにも思えた数々のテーマが、案外にそうでもないと知る。長生きするとこんな発見をさせてもらえるようになる。
 若いうちは、「先人は何が分かっていないのか」が、分からない。だからたまたま読んだ資料の中の鉱脈にも気づかない。
 先人が分かっていないこととは何かを把握するためには、先人が書いてくれたものを、最近刊まで含めてひととおり読まねばならない。それは参照文献として挙げられることはなくても、じつは不可欠の学習資料である。
 旧石器時代までさかのぼり、時代ごとの「進化圧・淘汰圧」の増減から、わが国独特の武器体系の秘密に迫る。且つまた、活字で公刊されていたのになぜか歴史学者たちが重視しないテキストから、合戦のリアリズムに迫る。お楽しみに!

 次。
 JON GAMBRELL 記者による2019-9-14記事「Yemen rebels claim drone attacks on major Saudi oil sites」。
    フーシがドローンで9-14に攻撃したサウジの石油精製施設。
 場所は、ブキャクとクーライスの油田地帯。アブカイク精油工場という。

 ドローンは複数機。
 フーシの放送局である「アル・マシラー」によると、10機で攻撃をしかけた。

 アラムコによると、ブキャクは、原油精製プラントとしては世界最大であると。
 1日に原油700万バレルを石油製品に変えられる。そこからパイプラインで、ペルシャ湾と紅海にある積み出し港へ送出している。

 この工場、2006-2にアルカイダが自爆テロのターゲットにしたことがあるが、破壊には失敗している。

 クーライス油田は日産100万バレル。埋蔵量はアラムコによれば200億バレル。

 事件は週末の国際油価には無影響だった。ベンチマークであるブレント原油はバレルあたり60ドルで取引されている。

 ブキャクは、首都リヤドから330km強、北東にある。

 サウジやUAEなどのGCC有志連合軍は2015-3からイエメンのシーア派ゲリラ「フーシ」と交戦状態にある。フーシのバックはイランである。

 2015いらい、イエメン国民は9万人死んでいる。餓死と空爆を合わせて。

 フーシは最初は市販のホビー用ドローンを使っていたが、やがてイランが自爆ドローンを提供するようになった。その性能も運用能力も逐次に向上しつつある。もちろんイランは関与を否定する。

 たとえばサウジの飛行場にスカッドSSMを撃ち込む直前に、サウジ領内のペトリオット基地に対してドローン攻撃を仕掛けて、ペトリが短距離弾道ミサイルを迎撃できぬようにしてやるという高度な調整攻撃も、フーシはできるようになっている。

 2019-5には、サウジにとってとても重要な、東西を横断する大パイプラインに対して、フーシがドローン特攻を試みた。これは米国の反イラン感情を刺激した。

 2019-8には、サウジのシャイバー油田に、フーシがドローン攻撃。同油田の日々産出量は100万バレルで、UAE国境に近い。

 国連の調査チームによると、フーシがここ数ヶ月、空港攻撃などに使っている自爆式の新型無人機は、飛翔距離が1500kmもあるようだという。

 ※片道1500kmのプリプログラム飛行による特攻ができるということは、韓国の海岸から発進させると、最北は稚内、最南は宮古島にある空自レーダーサイトを全部一斉に爆破して目潰しできるということだね。空自レーダーは超小型の低速機には対応してないので、お手上げだ。2020東京五輪の前に半島から関東地方各地に対するドローン攻撃が相次げば、東京大会は流会だろう。

 次。
 Richard Schulman 記者による2019-9-8記事「Missile defense for allies but not US」。
      米軍がTHAADとペトリオットを配備しているおかげを蒙っている諸国は次の如し。トルコ、UAE、サウジアラビア、日本、韓国、グァム、イスラエル、ルーマニア。 ※ちょっと待った、グァムは米領だろ?

商い刑事[デカ]

 Mike Orcutt 記者による記事「China is about to launch its own digital currency. Here’s what we know so far」。

 バンク・オブ・チャイナが国営中央銀行としてデジタル・カレンシーの発行に踏み切ろうとしている気配が濃厚である。ここ数週間、それをほのめかす情報が3つある。

 ブロックチェーン技術を使うのかどうかは、不明。

 ウィーチャットやアリペイのような私企業が電子マネーを発行すると、その会社が倒産した場合の人民の損害が巨額になる。けっきょくやるなら中央銀行がやるしかないのだ。

 おそらく、リブラ類似のものになるだろう。

 そしてリブラではまだ実現できていない、「インターネット接続無し」での使用もできるようにするという野心もある。

 ※米ドルから完全に切り離された経済圏が完成することになるだろう。日本の自動車メーカーは、どっちの圏に所属するつもりなんだ?

 次。
 Franz-Stefan Gady 記者による2019-9-12記事「US Navy Deploys Littoral Combat Ship Armed With New Naval Strike Missile to Pacific」。
    三胴スタイルであるインディペンデント級のLCSである『ゲイブリエル・ギフォーズ』が9月3日に太平洋域に配備された。搭載している対艦ミサイルは、レンジの大きな「NSM」だ。

 この艦は2017-6に就役した。母港はサンディエゴ。

 LCSのもうひとつの型はフリーダム級。どちらのクラスも主砲は57ミリで、シーラム対空ミサイル(11セル)を備える。

 2019末までに、すべてのLCSは、24発のヘルファイアを垂直に発射できるようにもする。対舟艇用。

 NSMは2023までにすべてのLCSの上甲板にキャニスターが載せられる。
 最大で8基。

 NSMはノルウェーのコングスベルグ社が「ペンギン」対艦ミサイルの後継として開発した。弾頭センサーはイメージ赤外線。陸上目標も打撃できる。射程は100海里=185km。弾頭重量は125kg。

 超水平線射程のNSMを運用するためには、無人ヘリのMQ-8Bファイアスカウトを先に飛ばして目標の所在を知らねばならない。『ゲイブリエル・ギフォーズ』は、今年中に後付けで、この無人ヘリ(実用化のお墨付きが6月に出たばかり)を搭載する。

 ※だから日本もファイアスカウトの輸入を決めた。

海保船艇に目立たずに搭載できる重武装として、対水上用の「マイクロ魚雷」を開発すべきである。

 炸薬威力は随意可変式とし、小は武装ゴムボートから、大は1万トン級の公船まで、対応可能にすることだ。これがあるとないとでは、1隻の海保船艇の存在圧力に霄壤の違いがあるだろう。
 有視界の睨み合いの状況の中で使用するものなので、レンジも短くていいし、駛走スピードも低速のみでいい。もちろん有線。これなら、驚くほどマイクロ化できるし、同時に多数艦も相手にできる。
 ちょっと外して起爆させて機雷原があるのかと錯覚させることも容易だろう。
 アンダーキールで抑制されたイールドの爆発を起こせば、浸水は緩徐なので、乗員は退船の余裕を得られる。つまり、これぐらい人道的な武器はない。まさに海保用にオススメだ。

 次。
 Marcus Weisgerber 記者による2019-9-11記事「US Lawmaker Threatens to Give the Next Attack Plane to the Army」。
      ライトアタック機の導入を米空軍が一向に進める気がなさそうなので、下院議院のマイケル・ウォルツ(フロリダ州選挙区、共和党員)は、SOCOMがライトアタックを選定できるように法制化しする音頭をとった。

 そして今、彼は、ライトアタックの主管を、空軍ではなく陸軍にさせてしまおうとも唱え始めた。
 ※そいつはオレかよ!

 ウォルツの演説はミッチェル研究所のイベント会場でなされた。

 下院はすでにSOCOMにライトアタックの購入権限を授与している。
 ウォルツは、同じ予算上の権限を陸軍にも与えてやれ、と言い出したのだ。

 過去12年間、空軍はライトアタックの採用に抵抗してきた。高性能防空システムによって簡単に撃墜されてしまうというのだ。

 元グリーンベレーであるウォルツの問題意識は違う。
 アフリカ、中東、南アジア、南アメリカでは今後も低烈度紛争が絶えることはなく、米軍には、同盟国の地上部隊を、空から支援してやる責務がある。対露戦ばかり考えてちゃダメだ。

 購入授権は、2020国防予算権限法によってなされる。これには現在、下院バージョンと上院バージョンがあるので、最終的には調整が必要である。ウォルツは下院バージョンにライトアタック条項を押し込むのに最も尽力した。

 2013年に空軍は、自軍ではもう使わないと判断したC-27Jスパルタン輸送機複数を、陸軍の特殊部隊のために気前よく、くれてやったことがある。

 次。
 DAN LAMOTHE 記者による2019-9-12記事「Defense Department clears retired Navy officer's book about former Pentagon chief Mattis after facing lawsuit」。
    2018-8に海軍をコモドアの階級で退役し、マティス長官のスピーチライターを17ヶ月にわたって勤めてきた男。それが、ガイ・スノッドグラスだ。

 彼はこのたび『Holding the Line』という内幕暴露本を出す。これは規則に則り、部外秘の情報がないかどうか、出版の前にペンタゴンで何ヶ月も検閲作業していた。

 スノッドグラスと彼の弁護士マーク・ザイードによれば、国防総省から彼は降等処分の脅しを受けたという。

 秘密保護法的には問題なくとも、公には知らせない方がよい情報がある。たとえば、政府や軍から派遣された使節が宿泊したホテルの名前である。検閲官は、そういうのは削除してくれと要請した。

 著者が、マティスが辞任してから3ヵ月後にマティスに出版の話をしたら、マティスからは難詰のEメールが来た。いわく。何かが決定される前の幕僚間のディスカッションについては公けにはされないというのが私のスタッフの暗黙ルールであった。なぜならこの暗黙ルール無しには誰も自由に意見を言えないだろう。

 マティスは辞任後もノンポリの立場を堅持している。これはジャーナリストたちには不満である。マティスは出版パーティの場で冗談を言った。《よーし、ホワイトハウスを焼き討ちしてやるぞ――という行動を私が取らないことに、皆さん方はご不満のようだね》。

 ※この暴露本はたぶんマティスの回顧録の何倍も売れることになるだろう。

 次。
 ストラテジーペイジの2019-9-12記事を元に、まとめた。
 最新の北鮮の短距離ミサイルと長距離ロケット弾のラインナップを整理すると、こうなる。
 まず射程700km弱のKN-23という弾道ミサイル。これは韓国がロシア人から買ってそのまま北鮮へ漏洩させたイスカンデルの設計図をもとにしたもので、満洲国境近くから発射したとしても、緊張時に米空軍が避退する光州の航空基地を先制破壊できる。それどころか、米海兵隊の岩国航空基地もやられてしまう。
 
 その下位の打撃手段が、径600ミリの「KN-25」。9月9日に試射されている。
 終末誘導がGPS電波によってなされる。
 4連装なのだが、9日には、なぜか、3発しか発射されなかった。
 330km飛んだ。ということはDMZ近くから発射すれば、光州の航空基地まで届く。ただし弾道が単純なので、ペトリで迎撃されてしまうだろう。
 KN-25は、米国が韓国に1998に売り、それを韓国が勝手にコピーしたATACMSにクリソツなので、これも南から北への設計図の流出なのだろう。ちなみにATACMSは径610ミリ。

 その下位の打撃手段が、径300ミリの6連装ロケット弾だ。射程は100km超というところ。DMZから発射すれば烏山の米空軍基地までギリギリ届く。清州の韓国軍F-35までは届かない。もちろん群山の米空軍基地には届かぬ。
 射台トラックは中共製の「ZZ2257M5857A」という6×6である。中共はこれは民用だと強弁して堂々と輸出し続けている。終末GPS誘導システムも、まったく中共製だと思われる。

 オマケ情報。現在、米陸軍が欧州に展開している155ミリ砲熕砲兵の射程は20マイル未満である。