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これは「回収」されまぴたね。

 今日のニュース・リリースからして、もう「テポドン2号」は、米潜によって浅海面で拾われてるんでしょう。

 数百キロ飛んでレーダーに探知されていないわけがない。「数百キロ飛んだ」と言ったのは、北鮮と韓国を欺くディスインフォメーションでしょう。深海面ならNR-1でも潜れませんから北鮮も安心して忘れるし、韓国も邪魔してこないと考えたのではないですか。

 しかし浅海面なら回収できる可能性があるわけで、その作業が完了するまで、本当の情報は伏せていたんでしょう。

 ロシアは地上のレーダーで真の落下点を探知していたでしょう。ということは今回は米露共同の回収作戦であったかもしれませんね。
 ミッション、コンプリート……。

ロシアからの報道で背景がクリアに

 韓国の初歩的偵察衛星(地球観測衛星)が、ロシアの宇宙ロケットで打ち上げられたようです。

 これで、先般の北鮮によるミサイル乱打の意味の解釈に、また新たな材料が付け加わりました。彼らの「ファッビョーン!」はいつものこととして、なぜあの時に……の事由は、この韓国偵察衛星の打ち上げスケジュールで、説明できることになったように思います。

 ロシアの軍事ニュースを英語で毎日更新しているウェブサイトがあります。延々とそれをチェックしていれば、たぶん6月かそれ以前に「韓国衛星の打ち上げが近々に迫っている」と承知できたでしょう。
 ……が、あいにく、こちとら現在、「巣鴨プリズンA級容疑者獄中手記全読破」に取り掛かり中のため、とてもそんな宇宙ヲタのような暇はなかったわけであります。まあ、暇があってもロシアのニュースは毎日みるもんじゃないですけど。

 韓国が衛星をロシアに打ち上げさせたのは、衛星写真の情報に関して米国から支配を受けたくないという意思の表われです。
 北鮮の弾道弾の数量を把握するだけなら、韓国政府が欧米の民間企業に高解像度の衛星写真を発注すればたぶん済んでしまう。けれども、それだと、最も機微な部分で、他国政府から「騙される」可能性が払拭できません。(衛星写真を商う私企業は、所属国家の情報機関から監督をされていますので。)
 たとえば、本当に38度線沿いに有力なロケット砲兵部隊が展開しているのか? 兵隊は寝てるんじゃないのか。ソウルが火の海になるなんて、あり得るのか?
 痒いところに手が届かないのです。

 そこで、既製の民間衛星写真よりもいくら悪い解像力であってもよいから、とにかく自前の軍事衛星を持って自前で運用していくことが、アメリカからいいかげんな加工情報(北鮮は核を持っている、の類)を掴まされて踊らされないための担保となるわけです。

 この韓国衛星がうまくいくと、今後、アメリカは、北鮮軍の攻撃力を誇張して世界に伝えることはできなくなるでしょう。日本政府(というか空自必死杉じゃね)は、これまで政治的思惑からアメリカの意図につきあって、北鮮軍の脅威を一緒になって誇張してきました。が、まもなく北鮮の実態は韓国政府によって丸裸にされてしまう可能性が出てきた。
 敵味方両陣営合作の、愉快な幻想が破壊されてしまう!

 それが予測できたので金正日は先手を打って、いままでずっと秘密にしていた長短2種類の弾道弾のスペックを、「準備秘匿なしの実射+テレメートリー」で公開したのでしょう。韓国情報機関によってさらしものにされる前に、自分から性能を白状してスッキリした。
 あらゆる北鮮の弾道弾の数量は、衛星写真で各国政府に知られていました。そしていまや、あらゆる性能も把握された。
 「ぜんぜん大したことないやん!」

 米朝日の共同幻想に加わらないメンバーが一人でも宇宙に参入すれば、もはや、北鮮は軍事的に、ゼロです。腹いせに、この衛星を打ち上げるロシアの近海を狙って演習弾を落としてやったのは、納得ができるでしょう。

あゝ 無策。

 年の初めから予告されていた、北京製南京映画ラッシュの第一弾は、ジョン・ラーべがマンジ腕章をつけて600人もしくは25万人(w)の無辜のシナ人を救済しましたという全欧注目必至の凄いものになりそう。こいつがもうじき公開されます。

 中味を見ていないからこのシンドラー柳の下版はコケるとも当たるとも予言はできんけども、もしこの作品が叩かれても、製作進行中の他の三作(or more?)は分かりませんぞ。フフフ……。

 相変わらず日本の映像業界は何の手も打っていないのでしょう。年の初めに敵の企図が明らかにされている段階で、すぐ対抗作のプランをスタートさせてなきゃ、「進行表」的に間に合わないんだよね。あったりまえなんだけど。
 大衆相手の政治宣伝は「列車動員戦争」と同じで、後手に廻った側が、圧倒されて、負けなんです。しかも、常に攻め続けなきゃならない。シナ人はちゃんとそれが出来てるから偉いよ。

 たてつづけに公開された南京映画を観せられた後から、「こりゃなんとかしなきゃな」なーんて日本人が思ったって、尻尾をネズミに齧られた恐竜じゃあるまいし、もう遅すぎるっての。世界のナウなヤングにインプリントされた視覚イメージは拭えませんからね。

 いやホントに日本人は学習能力が足りないですわ。何度敗けたら気が済むんでしょうか……。

 おそらくパワーに於いてこれに対抗し得るビジュアル・フィクションは、サン出版から出る劇画『2008年 日中開戦!!』だけだという予感がしますな。これも企画スタートが遅くて、完成するのは年末か???

 まあ8月にはPHPから、中西センセイと共著の核武装の本が出るだろうから、とりあえずはツナギにそれでも買っておいて欲しい。久々に小松画伯にイラストを頼み、面白い出来になったと思います。

 ──もっとビジュアルの分かる編集者が増えてくれ! ……つーか、分かんないんだったら企画まるごとオレに任せる度量を示せや!

武道通信の在宅スクール企画「読書余論」が開講しました。

 世間が夏休みに入ると同時のはじまりです。入塾方法は武道通信のウェブサイトをご覧ください。
 第一回では次のような文献を取り上げました。

○新井白石著、村岡典嗣校訂『讀史餘論』S11-9刊
○高谷道男『ドクトル・ヘボン』1954-6刊
○スチムソン著『極東の危機』清沢洌 tr.S11-10、中央公論11月号別冊附録
○官永進『帝国造船保護政策論』S3刊
○城戸久『城と要塞』S18刊.
○伊藤政之助『名将ナポレオンの戦略と外交』S2刊
○クラウゼヴィッツ著『千七百九十六、七年戦役(以太利ニ於ケル)』下巻、森知之・重訳

 この他にも数点の古い文献に、短く言及してあります。

 「摘録とコメント」は、特別な意図のある場合を除き、今後は「放送形式」にはUPされず、その事業は、毎月25日配信の「読書余論」の中で継続されるでありましょう。

近衛文麿の合祀年がよくわからない

 わたしも何の第一人者でもない分際で評論家をしてますが、これでカネをとっても許されるのだなあと実感いたしますのが、たとえば靖国問題をめぐる他のプロ言論人の、ほんとうに学習力のない意見に接するときです。
 まだ「分祀」がどうのと言っている人がいる。

 1945~46時点で蒋介石がいちばん許せなかったのは近衛文麿です。こいつに面子を潰され南京を逐われたと蒋は思った。しかも近衛が中共を手助けしたも同然で現在の彼の苦労がある。
 だから戦犯裁判を東京でやるとなったとき、「近衛をさっさと確実に吊るしてくれや」というリクエストが重慶からトルーマン・キャビネットに渡されたはずです。
 で、うまれながらに現実感覚の狂っていた近衛もさすがにとうとう蒋介石の意図を覚り、巣鴨呼び出しタイムリミットぎりぎりで服毒自殺をいたしました。

 これで蒋介石は怒りのやり場がなくなった。しかたなしに広田を近衛の身代りとして血祭りに上げました。もし近衛が自殺せずに東京裁判で吊るされることに決まったら、広田は不起訴か禁錮で済みました。

 広田と松岡と白鳥は文民なのに「米軍に戦争の延長で殺された」と宮司がみなして、戦死と同じ扱いで、軍人専用のはずの靖国神社に合祀されました。他のA級既決囚で吊るされたり獄中死した軍人たちと同一にです。

 現代の軽薄な評論家たちは、そもそも文民が靖国に入っていることのおかしさも問わないで、この14人の合祀をなかったことにすればシナ人が喜ぶと思ってるわけです。 ニワトリ頭!

 この14人とは別に近衛文麿も合祀されています。どうも合祀のDATEが不明なのですけれども。

 アカの恩人の阿呆公家を祀ったままで、日本が過去に持った最良の軍人の一人である松井大将を神社から追い出す? それも、もうすぐ亡びる中共政府の要求で? それが「経綸」だと思っている代議士がいたら、次の選挙で消えて欲しいよ。

 だいたい靖国神社は、追悼や平和祈念の場じゃねーっつーの。あれを8・15イベントの場に捻じ曲げたのは、敗戦直後に軍人恩給が停止されて生活に困った遺族会がマスコミの同情的注目を集めんがための国会向けのエグいキャンペーンだったのです。考えついた人は宣伝企画者として偉大だけどね。そんなマネを許した戦後歴代宮司には大きな罪がありますよ。神社のくせに仏教の盂蘭盆(8・15イベント)やお彼岸(春秋例大祭)に合わせているが、不純だと思わんのかよ。遺族会をいまだに集票マシーンにしている自民党の代議士もいいかげんにしれや。

 14人を外しても満州事変の本庄繁・関東軍司令官は神社に残りますよ。本庄も近衛と同じパターンで、終戦直後には自決しないで、やっぱり巣鴨に入れられると決まってから自決したのですが、合祀されております。生きてたら確実にA級で死刑だったでしょう(その代わりに板垣か土肥原のどっちかはリストから外れたでしょう。全体枠が28人と決まってたんで)。

 また海軍の永野(対米開戦時の軍令部総長。戦後A級容疑で取り調べ中に病死)と山本五十六(対米開戦時の連合艦隊司令長官だが軍令部長と共同謀議関係にあり、開戦の最高責任者。終戦前に戦死)も祀られてるわけです。永野も山本も生きていたらA級有罪は確実ですよ。
 東条と山本は同格なんです。生まれも同じ明治17年。中将昇進も同時で、二人は陸海のホープだった。山本は海軍省全体の未来を背負っていたから、東条以上に有能であることを天下に証明しなければならず、それが真珠湾攻撃です。

 日本の政治家が、個人の政治的な信条に基づいてあの東京裁判を支持したいというなら、永野や山本を祀っている神社に参拝することを、どうアメリカ人に説明するのか? できないでしょ?

 アメリカの軍人戦死者にだって、誇ることのできない、とんでもない悪党がいっぱいいますよ。外国人にとっての仇敵もいるでしょう。しかしアーリントンではそれは問題とならない。なぜか? 「無名戦士の墓」には「霊璽簿」が無いからです。

 アーリントン軍人墓地の個人墓区画の利用に際しては、きびしい資格審査があります。
 しかし、「無名戦士の墓」からは、誰も公式に排除はされない。
 たとえば、アメリカ憲法精神にぜんぜん忠節でなかった元軍人の魂は、そこに入っていると思ってもいいし、入っていないと思ってもいい。お参りする人が、心の中で区別すれば良いのです。だから外国元首も屈託無くお参りができる。

 ところがこれと違って靖国神社は明治以降、天皇に忠節だった「有名」戦死者だけを祀ろうという施設で、そのために霊璽簿があったわけです。
 霊璽簿というのは、新しい戦死者の名前がそこに追記される前に、天皇が裁可承認を与える。そうでなかったら、そんなもの霊璽簿でもなんでもない。宮司の私物ノートにすぎないでしょう。

 敗戦後、霊璽簿の追記について天皇に事前に査閲をいただく慣習が、神社側の意向で一方的に廃止された。この瞬間、霊璽簿は宮司の私物ノートと化したと考えるべきです。また靖国神社も天皇と切断され、宮司たちの私物と化したと考えるべきでしょう。

 ですので靖国神社の正しい性格は、戦後に遺族と宮司がよってたかって破壊してしまい、いまある靖国神社は、ほとんど似非ヤスクニ神社なのです。
 宮司らが、そこにA級戦犯がいるといえばいるのだし、いないといえばいないのでしょう。その程度のものです。

 いま、宮司らは、そこに14人の刑死者は祀られていると主張しているのですから、それを外せとか戻せとか、外部からとやかくいうことはできません。一宗教法人たる靖国神社のご勝手・ご自由です。

 政府としては、アーリントンの無名戦士の墓のような、(霊璽簿無用の)国営施設が日本国内にいつまでもないことが外交儀典上の甚だしい不都合である由、それを粛々と新設することです。

 念のためにいうと、一般に、無名戦士の墓には、外国人や、純民間の戦災犠牲者などが祀られていると考えることはできません。
 また、無名戦士の墓の前で政府の一員が不戦を誓うことは、国家叛逆罪に相当しますでしょう。

とうとう「SS-N-6もどき」の実力判明

 今朝の某新聞ウェブ版が「共同」の配信を紹介しており、北鮮の2発の変り種弾道弾は旧ソ連の「SS-N-6」改造型だったらしいと書かれていました。
 テレメートリーも出していたようです。
 だったら日本のP-3Cも信号を録音できたわけだ。

 この新材料をもとに、また想像をするとしましょうか。

 「SS-N-6」の北鮮バージョンらしきものはもう西暦2000年から撮影されていたのですが、何か不具合があるのか、北鮮は今まで1発も試射すらしていませんでした。その謎の性能を、北鮮はとうとうオープンにしたのです。

 この意味は、金正日の米国への屈服でしょう。ありのままを米国中枢にだけは知ってもらうことにした。諸外国および米国内の「外野」向けのブラフと、米国中枢向けの宥和サインを、使い分けようとしているのでしょう。

 ざんねんながら日本の防衛ソフトの現状ではテレメトリの暗号はデコードできないと想像されるところですけれども、NSAは大抵デコードできます。この「SS-N-6もどき」の実力は、こんどの2回連続のサンプルによって、米国中枢には今やほぼ全貌が知られたでしょう。

 つまり、加速度(レーダーでわかる)、発熱量(赤外線でわかる)の遠隔観測データではいまいち解明し切れない部分も、飛翔体自身から出してくれるテレメートリーが、ご丁寧に補完してくれた。
 それで、ペイロードと射程のエンヴェロープがだいたい絞り込まれた。
 4000kmも飛ばないし、1トンも載せられないってことは、はっきりしたでしょう。
 またもし暗号化するほどのテレメートリー内容が無かったとすれば、それもまた、北鮮には核武装なんてまったく無理だという傍証を示したことになる。

 で、マスコミは相変わらず、「SS-N-6もどき」の射程が4000kmもあってグァム島に届くだとか、米国タカ派がずっと前に警告したMax値を右から左へと垂れ流し続けてるんですけど、まあ、確かな数字を見てみましょう。

 元になった弾道弾ですけど、これは旧ソ連が1960年代に開発した「R-27」(ソ連崩壊後に公表された“本名”)で、それを米ソ軍縮交渉の場では「SS-N-6」と“芸名”で呼んできた。
 全長は、先端の単弾頭(再突入体)部分を除くと7.1m、含めると9.7m。太さ1.5m。液体燃料の単段式です。
 液燃というとH-IIや長征のような「液酸・液水」を想像する人がいるんだが、ぜんぜん違います。そんな厄介なものじゃない。もちろんドライアイス状の霧が発生することもありません。

 液体の単段式である限りは、筒体を1~2m延長したって4000kmも飛びません。ハイテクで超軽量(250kg未満)にした水爆をただ1発だけ搭載して、かろうじて3000km飛ばしたというのが旧ソ連での実績です。
 北鮮が遠い将来、原爆を完成できたとして、それは1・5トン以下には収まりますまい。「SS-N-6」は650kgまでの弾頭重量しか載せられないものです。

 これがポラリスみたいに2段式になったら、射程はグンと延びますので、グァム島も危ない。しかし、そんなもんじゃないってことが、こんどの実験で明かされた。

 おそらく実力判明した北鮮の「SS-N-6もどき」は、射程は2500km未満、ひょっとすると2000km弱だったのでしょう。
 この最大射程で東向きに発射しますと、どうしても日本の太平洋岸のすぐ近くへ落ちてしまい、瞬間的に日米安保が発動されて、平壌が米軍によって空爆されるおそれがあった。
 だから日本海の西寄りに撃ち込んだのでしたが、最大射程が1000km未満であると見くびられるのも不本意なので、正規のテレメートリーを放送したのでしょう。「実力は2000kmあるんですよ」という米国に対するメッセージでしょう。

 金正日の意図は、この「SS-N-6もどき」の、じつは大したことのない実力を米国だけには知らせることによって、任期のおわりの近いブッシュ政権から置き土産的に北鮮征伐を仕掛けられないように密かに「懇願」することにあったのではないでしょうか。

 さらに想像をたくましくすると、金正日は「ネオ・テポドン」がまるで完成の見込みがないという報告を現場から事前に受けていたかもしれません。それでもいいから発射しちまえと命じた。運良く成功すれば、新たな対外交渉の活路を探せる。見込み通り、失敗すれば、米国と宥和できる──と思ったかしれません。

 こんどの公開政策によって、北鮮の長射程の「とりあえずさいごまで飛ぶ」多段ミサイルは「旧テポドン」しかないことが明かされた。旧テポドンは弾頭に100kgも搭載できぬもので、武器としてグァム島を脅威できるようなものではなく、数量もごく僅か。
 北鮮はもうテロ国家として生きるしかない、「終わった」国なのです。

着弾点等について雑感

 ランチサイト周辺に部品が落下、散乱しているのが確認されるというぐらいの酷い打ち上げで、機体が400kmも飛んだり、40秒間の燃焼が維持されたりするわけねーだろ……とか書き込もうと思っていたら、今朝の毎日新聞のウェブ版で、じつは3発目は打ち上げ直後からバラバラ状態らしいと報じられてしまいました。

 いやぁすいませんね。わたしゃホットブラッデドな皆様と違い、朝鮮半島方面にはこのところほとんど興味がないもんで……。だって数年前に終わった国でしょ、北鮮って。だからこの話題に関してもパブリックに何かを警告しなければならんという評論家的義務感を覚えなかったわけです。

 で、他の仕事の休憩の合間に、おくればせながら、着弾点について考えてみますた。

 最初に「稚内」を基準にして落下点を速報したのはですね、これは弾道ミサイル警報の流儀としたら間違ってないんじゃないですか。今どきの日本の段階ではGJなんですよ。

 つまり、どっちのAZIMUTHに飛んでるかってことがまず最初に知れたんで、とりあえずその延長線上の都市に警報しようとしたわけでしょ。じっさいには警報を当該市民に伝えるシステムなんてなかったんですけどね。村の「ゆうせん」のスピーカーで放送されたって、シェルターなんてないですからね。稚内には。ハハハハ……。

 それで余談ですけどオレが子供のころは長野市郊外で電話と有線の二つの送受機があるウチは珍しくなかった。遷移期だったんですな。電電公社独占への。
 で、有線の方はダイヤルが無い代わりにその部分が丸いスピーカーなんですよ。そこから女のオペレーターの声で「じゅうばんさん、じゅうばんさん」って呼び出しがきて、その番号がてめえの家のものだったら受話器を取るって仕組みです(出ないと間歇的に十回くらい呼ばれ、オペレーターが送話者に「出ません」と伝える)。ジリリリン…なんて鳴らぬわけ。その上、夜になるとそのスピーカーから勝手にクラシック音楽とか流れた。昔の家は暗いからこのAMクォリティのサウンドが気味悪くてしょーがないんだよね。子供心に。

 まあ弾道弾にもいろいろありましてですね、スカッドは弾頭が分離しないで抛物落下してきますけど、もうちょっと進んだやつなら、弾頭だけ逆噴射モーターで「ボールが急に来たんで」状態で、中間抛物コースをはずして俯角を強めて落とすものもあり得るけです。だから飛距離とか落下点なんて最後まで予断できない。とりあえずアジマスを広報するのがまず大事ってことです。だから「稚内」と言ったのはGJなんですよ。

 本番以外の短距離ミサイルを、日本列島ではなくロシアに寄せて落としたのは、日本沿岸の商船航路に落としたら、瞬時にアメリカから爆撃されるおそれがあったからです。金正日はプーチンよりもブッシュのアメリカ軍を恐れたってことです。
 つまり最初の2発をわざと日本から遠いところに落としてみせることで、次の3発目はちょっと長く飛びますけど、三沢攻撃やハワイ攻撃の本番の意図はないですよ、実験ですよ、とアメリカ軍に知らせた次第です。3発の発射のインターバル時間をじゅうぶんにとっているのも、たてつづけだと「奇襲開戦」と疑われて米空軍にボコられかねない。そのリスクを避けたまでです。

 6発のうち2発がどうしてスカッドの改良型と知れたか。これは初期ステージの加速度の違いがレーダーで分かるからでしょう。あと赤外線の熱量の差。ただし北鮮の場合は射程を延ばすためにペイロードを軽くするので、射程が長いやつはただの「イヤガラセ兵器」です。

 北鮮に原爆はないってことを理解できない人がこんなにいる国だから、北鮮にはまだBC兵器はないといってもこれも聞く耳もたないだろうが、インドのボパール工場事故とか、アフリカのなんとか湖の深夜ガス放散災害とか、ああいうのはガスの量が桁違い(後者に関してはモノが違って二酸化炭素じゃないかともいう)なわけですよ。
 地下鉄サリン事件は理想的な密閉空間だったから自然蒸発でも死者が出た(それでも何人死んだか、思い出してみてください。1000人でしたか? 100人でしたか?)。開放空間で地面からビニール袋入りのサリンが蒸発したって1人も死なないというのが統計的真です。だから兵器としての神経剤は気体じゃなくて液状ミストを「雨滴」させるわけ。「毒ガス」と言わずに「化学剤」と称するようになった所以です。その液体撒布の技術は北鮮みたいな終わった国には持てないハイテクなんですよ。単に空中爆発させたってミクロン・オーダーの粒はうまく形成・噴霧されぬわけです。

 それと北鮮レベルの国で生物剤を開発したら必ず実験場から漏れるっての。絶対に収容所で人体実験もやるし(首領サマ用の抗体も集めておかなくちゃね)。そんな情報は無いでしょう。

 ですので話は飛びますがフセイン時代のイラクが毒ガスで本当にクルド人を何万人も殺せたのか、殺せたとしたらその方法(輸送機から撒いたのか?)には個人的にものすごく興味があるわけです。だって対イラン戦争のときも戦場で遠慮なくさんざん糜爛ガスなどを使ったようだが、そちらは第一次大戦とほぼ同じで、致死力は低かったわけです(負傷兵は多く出る)。それがクルド人のときだけどうして効きまくりなのか? 謎でしょ?
 あれが南京大屠殺みたいな捏造じゃなくて本当の話だったらフセイン裁判の目玉の証拠資料になるでしょうよ。
 いやマジな話、青酸ガスがそんなに開放空間でのメガキルに向いているなら、とっくに北鮮は青酸ガスを軍隊のメインの武器にしてますって。青酸ならローテクで量産できるし保存も簡単なんだから。でも、そういう情報はないでしょ?

 さて、話を戻して問題の3発目、ロング・レンジの本番実験。これはディレクションが分からなかった。ほんとうは前回と同じ三沢上空でしょう。北鮮から三沢の上を飛ばせばその先はアラスカじゃなくてハワイ沖なんですよ。前回も狙った先はハワイ方向だった。地球儀にゴムひもをあててみれば誰でもわかるんですけども、米国のタカ派が世論工作のためにアラスカ沖だと強調しました。ハワイよりアラスカの方が首都D.C.に近いというイメージが沸きますからね。
 米軍はハワイ→グァム→沖縄と出てきて北京を叩くので、ハワイを「イヤガラセ」できるミサイルが完成すれば、北鮮は北京の「優等生パシリ」として褒めて貰えて、質の悪い重油をまた少し恵んでもらえるのです。
 しかしアジマスを計測すらできないうちに3発目は空中で四散した。400kmも飛んだのなら方位くらいは判明しているはずです。それすら分からない、最初からまったくの失敗だった。
 ですから機体は北鮮近海に散乱しているので、いまごろNR-1や無人ヴィークルが大活躍ですよ。

 あと、固体火薬の話ね。工作員必死杉なのは分かるが、笑わせないでくれってんですよ。これって衛星を軌道に投入するときのキックモーター、アポジモーターの話が素人解説者によって一段目の話になっちゃってるんでしょ?
 あのですね、北鮮のミサイルは基本的に移動式。機体を横に寝かせてトラックや列車で運ぶわけです。ふだんは山奥の横穴式トンネルに隠してね(これだと非核の巡航ミサイルごときによっては絶対に破壊されない)。そして発射する直前にトレーラーで走り出して、どこか適当な場所で垂直に立てる。
 ロング・レンジで固体燃料といったら、花火とは違いますよ。逆に液体式よりハイテクになるんです。成型した何トンもの火薬の表面積が一部でも崩れたら、もう計算どおりに飛ばなくなるんですから。ロケットを横にしたり縦にしたりガタゴト揺らしたりしてたら、この表面積が機体内部で崩れかねない。固めた火薬の中に少しヒビが入っただけでも燃焼は狂ってしまうんです。どうするんですか? 検査方法もないでしょう、あの国には。
 固体燃料ロケットは打ち上げ時の加速も急で、機体が受けるエンジン震動もそれに比例して激しい。だから上昇中に成型が崩れちゃうおそれもあるんですよ。北鮮みたいな終わったローテク国家には最初から開発できる技術ではありません。
 米国のICBMみたいに垂直のサイロの中にずっと立てたまんま、まったく動かさないってんなら固体燃料でも何とかいけるかもしれない(これも経年劣化でヒビが入る場合があるので、超ハイテク)。しかし北鮮が固定サイロのミサイルを配備したら有事に米国から先制核攻撃されておしまいでしょう。横穴トンネル+車両機動発射だから何とかサバイブできるわけです。

 まあ、とにかく北鮮は軍事的にはもう終わった国だということが再確認されましたのが、今回のみじめな実験なんですよ。今後はシナの走狗としてテロで生きていくしかないでしょう。

 そんなことより朗報ですよ。古墳ギャルのコフィー。見させて貰いましたよ。
 ようやく日本でも、ビーバスアンドザバットヘッドとザ・シンプソンズの中間的なテイストの大人が笑える会話の入ったアニメが作られるようになったのか!
 (ちなみに兵頭はこのサイトでは固有名詞を無造作に誤記するのでご注意ください。)
 最初に朝日新聞だかテレ朝がツバつけたみたいだけど、おらほうはそういうとこにはこだわりなくこいつを支持しますよ。もう少しシリーズを続けたら、必ずもっといい味になりますよ。
 なにしろ既製の子供向けアニメの会話のレベルがつまらなすぎる。世の中を舐めた馬鹿を量産する教材だ。あれじゃ。

 みんなアメリカのアニメが思想がないとかケチつけてますけどね、馬鹿野郎ってんですよ。脚本家が世の中を見てる目は段違いに向こうの方が深いですよ。この前、上京したとき朝っぱらにウィニーザプーを見て感心しましたよ。(ピグレットって男の子キャラだったのね。原語でも。)作り手の生活観がシリアスであるが故に、ぜんぜんほのぼのしますよ。
 おなじことは、NHK教育でやっている、セサミストリートの日本版みたいな「モドキ」と、本家のセサミストリート(いまどこかで放映してるんですか?)の差でもあるんですよ。スタッフの到達している頭の中の「演技」の質に大差がある。

 しかしまだ新しい人材には可能性を期待できるのだと思わせてくれたオモシロ作品です。

曽根氏は今どこ?

 とつぜんですが情報求む。
 某氏と「ナンチャッテ共著」進行中の『零戦』企画の取材で、曽根さんにお話を聞きたいのですが、曽根さんに連絡がつかない。光人社と三菱重工を通してもぜんぜん連絡がつかない。郵便はなしのつぶてだし、もちろん電話もどなたもお出にならないとのことです。これは困った。
 どなたか曽根さんの消息をご存知の方、ご一報いただけましたらさいわいです。


 ところで、北鮮の弾道弾はベネズエラだかグァテマラだか中南米の反米組に売るのだという話があるそうですが、まあ、地図を見てくださいよ。

 イランの場合はシナから陸続きだから米軍に途中でインターセプトされずに商品を持ち込む方法があるわけです。はっきり言えばロシア経由ですがね。
 しかし南米に売るには海を渡さなければならない。
 できっこないでしょ?

 それにアメリカが北鮮を空爆できないのは背後にシナがあるからです。南米なんてバックに誰もいない。ボコボコに空爆されて空挺と海兵を送り込まれておしまいでしょ。

シナの指導は進んでいる?

 北鮮がとうとう、「核は持っていない」という事実を世界に表明する準備を整えているんじゃないでしょうか?

 というのは最近、北鮮のミサイルの弾頭にはB・C兵器もつけられるぜ、っていう話を広める工作員が急に日本国内で活躍してますよね? なんで今更?

 ……これってやっぱり、苦し紛れの宣伝じゃないですか。「しじ」じゃないですか(もーえーちゅーねん)。

 つまり、ウリナラは原爆は持っていません。だから制裁は解除してくれ。しかしそれでもまだ対外交渉力の担保となる「カード」はあるニダ、と言いたいんでしょ。そう仕切りなおしたいための環境づくり、路線転換のための下均しを始めたんとちゃいますやろか?

 原爆をほんとうに持ってるんだったらB・C兵器の話なんかしても意味がない。その前に、だいたい北鮮はこれまで、BC兵器をつかった大々的な演習も実験もしてないわけです。
 たとえば地下に貯蔵していたガスが漏れ出して38度線で数千人が死んだとかいう「事件」が過去に一回でもあれば、BC兵器の脅かしにも迫力が出ますよ。しかしそんな話は北鮮に限っては過去に一度も無いんですから。もうBC開発の超優等生(w)ですよ。

 冷戦時代を通じ、米ソ英などは、羊など多数の生きた家畜を使って、BC剤の大規模実験を重ねています。それでようやく実戦で使い物になる。防禦法も分かる。北鮮は一度もそういう実験をしていません。
 ガス空襲に対処する民間防衛訓練も一度もしてませんね。持ってたら、やるでしょ、普通。北鮮軍にすら、全身防護衣などの耐BCの基本装備も無いってことは、人工衛星でもうまるわかり。ガスマスクすら満足に兵士に行き渡ってないでしょう。それで「ガス攻撃」とはおもしろい。

 かんじんの北鮮の軍隊が過去にガス攻撃の訓練をしたという記録すら無いんです。鉄砲とガスと、どっちの訓練が必須ですか? 近代軍隊として。

 超音速で大気圏外に飛び出してまた地表に落下してくる弾道弾。その弾頭から、ちょうど良い高度(地表数百m)で、ちょうど良いサイズの「ミスト」粒状にBC剤を撒布するってのは、これは特殊弾頭を取り付けたロケット実験をぜんぜんしていない北鮮には、どだい無理なレベルのハイテクなのです。
 樽詰めのまま地面に激突したBC剤では何十人も殺すこともできません。まあ、「全方位イヤガラセ外交」の道具としては、とてもふさわしいですけどね。隣家の軒先に汚物を投げかけるようなものですから。

 ところで関東以西は今日は猛暑だそうじゃないですか。当地は扇風機すら要りません。また今日は仕事の間に芸能ニュースを検索する余裕も大アリだ。てゆーか、通常のニュースがつまらなすぎるだよ。
 石川亜沙美さんがご結婚という報道を見つけました。じつは小生、いまから十数年前の雑誌編集見習い小僧時代は、レイアウトの参考にするため、ありとあらゆる女性誌にも目を通していました。(いちおう某『××マ×ジン』は、写真で売れてましたんでね。)
 『セ×ン×ィーン』誌に載っていたこのモデル嬢の太モモは正直、いまだに脳内画像フォルダに焼きついてます。男の三十代は女の下半身に目が行きますからねえ。あの編集長もそうだったんじゃないか。
 で、それから何年後だったか、J-WAVEを聴いていたら、この石川嬢がジョン・カビラ氏の番組に出てるわけですよ。どうもモデルからTV女優に進出を図るのでその宣伝の一環だったらしい。あの頃から「モデルでデビュー→雑誌で顔を売り→TV女優に成り上がり」という変則コースが芸能プロダクションにとっては一つの定番レールに確立しようとしていた。
 だから、ファッションモデルなのに身長がヤケに足らない、しかしルックスだけはどこでも勝負ができるという素材は、この新路線が前提で、その後、急に増えた次第です。既にこれは死語と思うが、アメリカの「スーパーモデル」ブームがその前にあった。まあ余談です。
 ところがですぜ、そのJ-WAVEに話を戻しますと、カビラ氏の極くやさしい質問に対する受け答えが、石川嬢にはできなかったのです。終始、口ごもりがちであった。演技に必要な即興的な利発さとは無縁な人なのだなぁと、聴いている人には分かっちまった。残酷でしたけどね。天は二物を与えずのサンプルだったと思います。

 またそれで思い出したのですが、こんなこともございましたわ。東京駅からJR東海道本線で横浜に帰ろうとしていたときのことですよ。わたしより後から、向かい合わせの2人掛けの座席のわたしの真向かいに、すごい足の長い若いお嬢さんが座った。いや、ジーンズをきちんとお召しでしたけどもね。
 背の高い女はいまどき珍しくないわけですが、わたしは瞬時にこの子はモデルだと確信した。なんというか、ふだんから女性誌ばかり眺めていたら、素材の判別がつくようになっていたわけです。なにごとも修業ですよ、やっぱり。
 ところがこのモデルさんは、どの雑誌でもまだ見た覚えはありませんでした。不思議でしょ? そのうち川崎あたりでこのお嬢さんは下車されました。あんまり足が長いので立たれるときに膝がわたしにぶつかった。
 で、横浜に帰って近くの書店で小学館の『CA×☆×AM』最新号をパラパラとめくったら、偶然にも、デビューしたばかりの山田優ちゃんが名前入りで紹介されている頁があって、大いにそこで納得したという次第でありました。

 あと一人、地下鉄の丸の内線に乗っていて、おそらくは小学館ビルに向う途中であったろう、ある有名ではないモデルさんの実物が扉脇に立っておられるのをこっそりと拝見し、写真とはあまりに手足の長さの印象が違う(実物の方がコンパクト、しかしあのクチビルの形は絶対に間違いはない)ので、認識を新たにしたことがあります。撮影術によってどうにでもなるという方の例です。

 しかしたまにTVニュースをつけてみると、どこも全く同じ品揃えのラインナップでうんざりしますな。
 特にローカルのニュースはおそろしすぎる。当地には民放が3局ありますが、おまえら道庁と道警のリリース種以外に何も取材できてないだろ。3局ともまったく同じ交通事故とか窃盗事件を報道している。だったら3局ある意味ねーっつーの。よくこれで情けなくないものだ。

 全国ニュースも、子供殺しだのシリアル・キラーだの、そんなニュースはもう飽き飽きだから、どうかジダン選手の頭突きの謎であと1ヵ月くらい引っ張って欲しいと思います。人間、何を我慢し、何を我慢すべきでないか、イタリアのような品性下劣なスポーツチームがヨーロッパでどう思われているか、考えるきっかけにすべきでしょう。

 さてそろそろ只で届いた『SAPIO』でも読むとしようか。最近オレが書いてないから内容が平板だよね。

 あ、それから籏谷先生、守り刀、恐縮です。銘は「靖俊作」でいいんですよね?
 いろいろな方からいろいろな品物を拝領するのですが、まったくお返しができない。相撲取りの「ごっつぁん」体質が染み付かないうちに、早くコンスタントに稼げるようにならねばと思います。それにつけても、涼しいのはありがたい。

曖昧なフィジカル・コンタクトは日本人の国民性に合わない

 イタリアのように汚く戦えばチビでもデカいチームに勝てることは判った。
 しかし日本人選手にあそこまでいやらしい戦い方は無理でしょう。さりとて日本人のガタイがこれから突然にデカくなる見通しもない。
 となれば日本国内ではサッカーはこれから数十年間、全国民的に熱狂的に支持されるような大衆スポーツになることもありますまい。
 ラグビーよりは競技者が多いが、ラグビーのように外国チームには勝てない宿命を受け入れて楽しむ、特殊なスポーツとしてあり続けることでしょう。

 大手日本企業のスポンサー戦略としては、Jリーグとは別個に、企業プロ・リーグを創ると良いでしょう。
 もちろん、そこでは選手は全員、外人です。

いいかげんにしてほしい「軍部とアイツは別」説

 シナの原潜事件のときも「これは軍部の暴走。コータクミンは悪くない」という、シナのプロパガンダの片棒担ぎにすらなってない、戦後日本人の自己弁護・自家発電(オナニー)だけが目的の「パブロフの犬」発言が、複数のプロの解説者の中から飛び出しました。(シナとすれば、すべてある一人の指導者の命令によるのだ、と世界が思ってくれた方が、以後の外交かけひきで、その男の発言が重視される度合いが増していくわけです。)

 そんな「オナニー解説」を聴いて無意識に安心しているあなた。あなたは「似非保守」「似非右翼」です。もうあきらめなさい。無意識の改造はできっこない。あなたは一生サヨク戦後民主主義の日本人のままで、暮らしていくことになるはずです。あなたは目の前につきつけられた物でも正確に認知することはできず、「男の決断」は、常にこれを回避しようとするでしょう。親切に予言します。

 今回のミサイル騒ぎにもまた、「軍が<首領>の意向を押し切って強行した」とか吹かして、それで何かを解説したことになると思っているパブロフの犬畜生様が続々、ご登場しておられるご様子ですね。ちょっと取材で留守にしてたんで、テレビも新聞も見てないですけども……。いや、サッカーだけホテルで実はしっかりBS視てたんですけども(あのニュース・テロップははっきりいって邪魔だった)。
 だ・か・ら、、、それじゃ、北鮮のためにする工作にも、ならないんだって!
 こんな珍説がマジに罷り通ってしまうのは日本の<一流>マスコミだけですよ。

 古今東西のあらゆる政体は、「共謀」で運営されています。独裁者と、ナンバー2、ナンバー3、……の少数幹部たちとの間には、常に「合意」があるのです。そうでない独裁者はとっくに排除されているか、政体そのものがとっくに外国のパワーの前に潰されているのですよ。

 しかしチビ軍団のポルトガルが敗けたのは残念でしたなー。もし決勝でチビ・イタリアが良いところなくフランス(アフリカ)に負けたら、Jリーグは「アフリカ人選手枠」を無制限にすべきじゃないですか。身長190センチ以上のアフリカ人サッカー選手は無審査で帰化させちゃっていいでしょう。それだけ目立てば犯罪もできないよ。南アフリカに、アフリカ人選手ばかりの日本チームが乗り込んで行く。すばらしいプロパガンダだ。

全方位いやがらせ外交

 大塚英志さんらとの座談会の収録をしてきました。
 今回のミサイル発射の目的はもちろん3発目のロングレンジの新製品のプロモーションでしょう。米軍に注目してもらうためにわざわざ前座を2発放って満を持したのですが、メインイベントがコケてしまった。
 「照れ隠し」に、あと数発、スターマインをやってごまかそうとしたと思います。意味はそれだけでしょう。

 米軍が今熱中しているのは、海中に落ちた二段目、三段目を特種潜水艦で回収することでしょう。