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早速の情報を…

…どうもありがとうございます。
 発電パネル部分の外形は、傾きの角度から何からそっくりですが、「商品X」はそこがステンレスではなく黒いABS樹脂なのです。
 また「商品X」のリフレクターの透明ケーシングの部分は、「逆釣鐘」形をしており、カタログのようなシンプルな円筒ではありません。

 しかし同一メーカーという可能性はありそうです。さらに調べてみようと思います。

新たなる発見がっ!

 「商品X」を仔細に観察することができた。
 見た限り、メーカー名の手掛かりはなかった。ただ「F-141」と印刷された小さなシールが貼ってあるのみだった。

 電池は、JUST Ni-Cd 1.2ボルト AA600ミリアンペア の 黄色い 単三 充電式電池を2本、直列でつないでいるようだった。

 発光部は、白色LEDが一個である。

 この新知見により、前言を撤回する。冬期の高緯度地方で、日中が降雪or曇天であっても、夕暮れ時の早い時刻から点灯し、夜明け直前までしっかりマーカーとして光り続けてくれる、そのような頼りになる実用的ソーラーライトを構成するのに、「ニッケル水素電池」は、必須ではなかったのだ。

 もうひとつ、新知見を得た。「商品X」には、ごくちいさなスリットがあり、そこから小さな虫が回路基盤部に侵入できるようだ。おそらくそのために、中に繭状の「巣」が複数できており、虫の卵のようなものも多数付着し、さらに電池の接点等、湿気による発錆は、いたるところに認められた。
 逆に、これほど内部が汚れても、機能が完全には損なわれないのだと感動。「商品X」の設計者はジーニアスである。できれば直接、お目にかかって話したい。

 またここから、オーム電機の「ソーラーボール」のコンセプトの長所も理解された。すなわちソーラーボールは分解も電池交換も不可能であり、電池の寿命がきたら製品そのものを買い換えなければならないが、それは合理的である。
 第一、雨露や融雪水や強風飛沫や湿気や土埃、虫等の侵入があり得ない。

 第二、充電式電池は高価であり、しかも、600ミリアンペアのものはすでに旧式で電気店では売っておらず、インターネット通販でとりよせるしかない。そのコストは、おそらく新品購入コストに匹敵してしまうだろう。
 (より容量の大きな電池で交換するとどうなるか? デジカメ用2600ミリアンペアのニッケル水素電池・単三×2を、ためしにIRIS製品につっこんでみたが、ぜんぜん機能しない。当然か。)

 電池の性能改善は年々、進んでおり、このような交換用電池の「陳腐商品化」現象は、将来も予期し得る。
 そして、電池交換可能なタイプは、防湿も不完全であり、2年以上も経つ頃には、回路等に不具合が出ているとしてもおかしくないからだ。特に内地では発錆はより過酷だろう。

これから流行るナンキン映画その他の背景

 シナのASAT実験の意味は、シナの指導部が、アメリカのマスコミ世論の上で好感を獲得しようとする努力を、かなぐり捨てたということです。

 これは、シナ政府が、対米宣伝工作の不成功を、公認したということでしょう。

 アメリカ政府は、シナの宣伝努力にもかかわらず、シナは敵だとハッキリ意識をしている。それが揺るぎそうにない。それがハッキリわかったので、北京はASAT実験を許可したのです。

 いうまでもなくハイテク兵器や宇宙実験は、それが行なわれるタイミングが政治外交的イベントと連動していなければなりません。もちろん実験内容も、実験日時も、公表手順も、批難にこたえる反論も、すべて北京のトップによる事前チェックが入っています。
 いいかげん聞き飽きた、しらじらしい工作ですが、〈これも軍部の独走で、中共は何も知らなかったのだ〉という話を日本のマスコミに最初に流したのは誰か、覚えている人は、忘れないようにすると良いでしょう。

 シナは、イランを助ける反イスラエル運動として、2007年中は米国内で南京映画を公開する予定です。さすがのシナ人も米国内では直接に反イスラエル運動はできませんから、日本を叩くフリをする中で、米国政府がイスラエルを支援しにくくなるような気運を盛り上げたいのでしょう。

 兵頭の予測ですが、映像は、「反空爆」のイメージが強調されると思いますよ。シナが怖れているのは米軍の空からの攻撃ですから。そして旧日本兵と今のイラクの米兵を重ねる印象操作がされるでしょう。

 しかしアメリカ政府はとっくにシナの意図はお見通しなので、おそらくクリント・イーストウッド氏の硫黄島映画は、アカデミー賞のいくつかを受賞するでしょう。それは米国政府からの、北京に対するメッセージです。「われわれは日本を支持し、シナの味方などしない」と。
 ちなみに兵頭は未だ硫黄島の映画を観ていませんし今後も観る気はないです。インターネットの予告編だけで、興味は失せました。

 久間氏問題の背景はよく分りません。
 米国海兵隊は、海岸から数十kmしか作戦できない、中途半端な遠征軍になってしまいました。
 海兵隊じしんは、〈百数十kmも陸上を侵攻できるぞ〉と、盛んに訴えているんですが、それが信じられていたら、北鮮は、あんな海に近いところに核実験場は設けませんよね。
 海兵隊は、シナ相手には、どうにも張り子の虎なのです。シナ軍は強くはないが、それを言うなら、イラクの民兵だって強くはないですよね。したがって、海兵隊は政治的にはペーパータイガー。
 となれば、沖縄で優遇してやる価値などない。有事の際は嘉手納を使わせれば済むので、飛行場も進呈しなくてよい。久間氏がそう主張しているのかどうかは、承知しません。

 シナの内陸は懐の深さが5000kmもありますから、この距離を克服できないと、米国はシナの侵略的意図を有効に掣肘できません。
 数千kmの内陸躍進ができる、そして圧倒的多数の敵歩兵を相手にもできる――。そんな、これまでに存在しなかったような、新軍隊が必要なんです。これが「米軍再編」の目標です。シナ・シフトを進めてるんです。

 海兵隊は、総人数も少なすぎるので、どうにもシナ軍相手の「睨み」は効きません。ですから、今後リストラされる運命です。

 これからの米軍の主役は、空挺化された陸軍部隊です。上陸などせずにいっきょに内陸に大軍を送り込める能力。それだけがシナを抑止できる。すべての軍種が、空挺化された陸軍のための補助部隊となるでしょう。
 座間に注目しましょう。北京も注目しています。だからナンキン映画なのです。

 ところで、チャンネル桜の水島さんが、カウンター・ナンキン映画を英語版で作るという話は、わたしは知りませんでしたが、朗報です。

 が、支那事変に関しては、渡部昇一氏はじめ、ほとんどの保守系大御所は「モスクワのコミンテルンにしてやられた」と説明することで、昭和12年の日本側のエクスキューズが完成すると思っているんじゃないでしょうか。
 『別冊正論 05』号をみると渡部氏は、支那事変は7.7盧溝橋ではなく8.13上海で始まったとする別宮氏説に寄ってきたようです。が、やはり宿年のご確信である〈コミンテルンがすべて悪いのだ〉史観を蝉脱することはできていない。おそらくこれからも、まあ少なくもこれから一、二年では、これは変えられないのではないか。

 蒋介石じしんが、ソ連をモデルにして、ソ連共産党のシナ版として、国民党をつくっていたのです。さもなきゃ、革命軍の中に「政治部」があったわけがないでしょう。

 中共の幹部だった郭沫若が回想記中で鋭く指摘しています。上海戦線の崩壊後に蒋介石は〈日本軍よ、これ以上攻撃しないでくれ。さもないとわたしはソ連と同盟してしまうぞ〉と二度にわたってメッセージを発したのだと。
 このにじりよりにはリアリティがあったのです。それほど国民党とソ共は気分が親近だった。
 国民党と中共は、どちらもソ連をモデルにしたシナ型独裁パーティです。蒋介石軍の格好がドイツ国防軍とクリソツなのは、租界を武力回収するための優良装備と参謀をセットでシナに売り込めたのがドイツだけだったからで、国民党はナチスの真似はしていません。
 昭和20年以前に中共よりも国民党が勢力があったのは、ソビエトを同じようにモデルと擬していても、「小ボスを糾合する大ボス」としての指導力が、モスクワになかば洗脳されていた青書生たちより、外国の洗脳をうけずに成人した蒋介石の方に断然にあったからです。弱小の中共はその蒋介石の人望に寄生して生き延びました。蒋介石個人の強烈な指導意思と無関係に、昭和12年の事変史は書き得ません。

 「コミンテルンが悪役だ」で済ませようとすることは、「蒋介石は木偶の坊であり、イニシアチブは何もなく、よって日支戦争や東京裁判に関するいささかの罪もなかった」と言うものでしょう。
 これでは、ホワイト・プロパガンダ(真実の宣伝)にはならず、したがって、対米宣伝として、何も解決されないでしょう。シナがその反近代的な性癖から、かれらの国益に沿うように広めている、日本のネガティヴなイメージは拭えないでしょう。日本は東京裁判が断定した不当な悪評から根本的に救済され得ない。南京では、1万人以上の裁判なしの捕虜処刑と、逃亡兵の大群に巻き込まれた民間人の100人単位のコラテラルダメージが生じたことは、確証がなくとも推定されるのです。
 2003年のアメリカ人はサダム・フセインに怒っており、それがイラク住民に与えたコラテラルダメージを正当化しています。昭和12年の日本兵は蒋介石に怒っていました。それには正当な、近代的な理由があったのです。その理由は「モスクワの工作員にひっかけられた」などという愚かしいものではなく、「蒋介石がドイツ人顧問の助言をうけいれ、悪意をもって、確信的に、上海の日本人を皆殺しにする戦争を8月に発起した」からなのです。
 この原因は、裁判なしの便衣兵処刑を正当化しませんが、ベトナムとイラクを経験済みの今日のアメリカ人の同情・共感をひきよせます。そしてコラテラルダメージについては問題にされなくなるでしょう。

 戦後の中共が、戦後のシナにふさわしい独裁王朝であるように、蒋介石政権も、とうじのシナにふさわしい独裁王朝だったのです。そして、まもなく中共は崩壊するだろうと思われますけれども、そのあとから登場するであろう脱共産党系の新王朝も、かつての清朝、かつての国民党、かつての中共とおなじように、シナ人に最もふさわしい反近代的な独裁王朝となり、今日とまったく同様に、「東京裁判史観」を、対日宣伝戦・対米宣伝戦の武器にしようとするはずです。

 シナ幻想を、米人の頭から振り落とす、日本発の宣伝工作が、必要なのです。

 「いまの中共も戦前の蒋介石もまったく同類で、シナ政権は過去も現在も今後も約束は守らず、したがってシナ大陸に自由主義と民主主義を両立させることはできず、本来的に西側先進社会の敵でしかあり得ないのだ」という真相を、理解力の乏しいアメリカ人によく分らせなければ、日本の安全はありません。

 日本国内ではマルクシズムを撲滅すればそこにはオルタナティブがちゃんと用意されていたのです。それゆえ、渡部氏ら70年代保守の孤塁たちはひたすらに共産主義者の悪事をあばきたてたらよかった。が、シナの地理では「反近代的独裁」に代わるものは、何一つありません。蒋介石と周恩来・毛沢東は、中身がいっしょなんです。近未来のシナで、看板としての共産主義が消えても、内実は何一つ変わりません。

 というわけで、わたしは水島さんに期待をかけないわけではないのだが、それで安心をしません。
 個人的に「マンガ家」さんを募集したいと思います。今年の夏までに、昭和12年のシナ大陸での出来事を170ページもしくはそれ未満の長さの劇画にしたい。
 どこから出すかはまだ考えていません。

 絵が下手でもよい。テッポウを握った人の右手のイメージを知らなくともよい。とにかく仕事が高速な人を求む。わたしの時間資源は有限なので、遅筆の人と組んで仕事をする気はもうありません。ただしアニメ絵は宗教的米国人への訴求力がゼロだと確信するので、門前払いします。
 ちなみに小松直之氏は今年は別件の仕事があります。
 この劇画は「ヨコ組み・左開き」でつくろうと思います。フキダシの中を英文になおしやすくするためです。

 警告。この個人プロジェクトは、商業ベースにのらない蓋然性があります。わたしが出版社にもちこむことになりますが、どこからも相手にされなかったら、作品は、インターネット上に無料で掲載します。その場合、作画家さんが得る金銭報酬は、ゼロ。勝手乍ら、この条件を、予め、ご承知置きくだされ度い。
 運良く商業ベースにのった場合は、稿料も印税も、作画家さんと兵頭とで、折半いたします。

 管理人さん経由で、サンプルの絵を見せてください。折り返し連絡し、1、2ヶ月の内に、東京で面接しましょう。

さあ、そろそろ正月気分もおわりにしようか!

 71歳でいよいよ死刑となる前日にソークラテースは幼友達のクリトーンに向かって語りました。
 ――多数の連中(大衆)には、最大の禍いも、最大の善事も、なし得ない。彼らには、人を賢くする力も、愚かにする力もなく、ただ偶然のままにするのだ、と。

 この「愚かにする力もな」い、という今から2400年前の指摘は、滅法重大な予言だった、と最近つくづく思います。
 わたしは未だに携帯電話をもってない石器時代人ですが、過去4年ほどインターネットを覘いてきました感想は、ソクラテスと同じになります。インターネットは、日本の大衆(非ユーザーも含む)を、愚かにしませんでした。テレビは、左翼の工作員にとって、利用し甲斐があったでしょう。が、ネットはそうはいかない。理由は明白です。発せられたメッセージを後から誰でも随意随時にチェックできるからです。そのため、すくなくも恥を知る非匿名の人間にとっては、テレビの上よりもむしろインターネットの上での発言の方が、重く自覚されるのではないでしょうか。

 さて、過去1ヶ月ぐらい、わたくしが感心しながら巡覧している二つの非匿名ウェブサイトは、“極右評論”と“池田信夫 blog”です。
 どちらの執筆者もわたしは個人的に存じ上げない……というかどちらのサイトも一ヶ月ほど前に知ったばかりですけれども、池田氏のすごいところは、「間違い(突然変異)の多さは進化の原動力であり、それを事後的に淘汰するメカニズムさえあればよい」と、自分の間違いが他人によって修正されるかもしれないことを予期して放胆な提言を辞さぬ書きっぷりの良さでしょう。

 わたしは過去一ヶ月の池田氏の、自由化哲学についてのほとんどの識見に大賛成を表明したいと思います。ただし留保があります。NTTには詳しいはずの池田氏は、しかし、日本のユーザーの嗜好や、役所に頼らずに資本をかきあつめなければならぬ純然民間企業の経営者の現場感覚からは大きく外れた提言を敢えてしているのではないかと疑えます。しかしそれは「事後的に修正」可能な「過渡的な間違い」であろうと信じたいと思います。

 石器人ながら、素朴な疑問を陳べます。
 基地局のラックに、欧米の携帯スタンダードの低性能通信方式(GSM、または、2G)の基盤をさすのは、果たして安価で済むでしょうか?
 日本国内の基地局(都会の顕著なビルや田舎道の脇にある携帯電話用の送受中継アンテナ)の数は、小さい通信キャリア会社でも3万ヶ所、大きな通信キャリア会社では6万ヶ所に及ぶと承知しております。これにいちいち基盤を追加するだけで、手間賃その他が数百億円かかるんじゃないかと想像するんですが、それは激烈な競争をしている最中の非NTT各社(例えばソフトバンクはシェア20%に達しておらず、これまでにおそろしい借金があるはず)にとって、安価でしょうか?

 むしろ、通信力が日本の最先端方式の1000分の1程度にすぎない低性能の外国GSM規格など、日本国内から消滅させてしまったほうが、限られた諸資源を最大多数の幸福のために分配することにならないでしょうか。

 東京都内に90日以上居住すると登録している米国人(軍人は含まぬ)は9100人くらいと思いますが、この人たちと在日米軍人は、日本の携帯電話に加入した方がよいはずです。海外通信市場の実情は、彼らは携帯電話に電話機能さえついていれば満足であることを物語っていますから、日本では彼らは型落ちの1円の機種を買い求めればよいはずで、それを不合理な負担と感じないでしょう。日本に短期滞在する(軍人以外の)米国人は1年で78万人強と思います。ヨーロッパ人の旅行者はもっと少ないと思いました。
 東京都内では公衆電話はずいぶん減ってしまい、わたしなどは大困りなのですが、外国人旅行者は、その代わりにインターネット端末を街中で利用できるでしょう。ホテルや空港や枢要駅には公衆電話があります。

 もしも、短期来日する欧米人の数が一挙にげんざいの10万倍くらいにも増えたとしたら、その需要は大きいと認知され、日本のキャリアとて、彼らのユーティリティを応分に尊重すべきだと考えるにきまっています。
 しかし、現状ではこれほどに少数のユーザーのために、通信各社と日本政府が、馬鹿にならない有限の通信諸資源を無駄に充当するのは、自由主義的とは申せますまい。
 外人のために2Gを整備するなら、わたしのような日本人のために、東京都内の公衆電話を復活させろと、これは声を大にして絶叫いたしたい! さもなきゃ、電電公社の加入料を返してくれと。

 ちなみに、日本の通信会社は、携帯端末の物販では、少しも儲けていないという話も聞いております。つまり、何万円もしている最新型でも、あれは原価割れだと。稼ぎは、あくまで通信利用料で、積み上げられているのだと。
 まして、日本のメーカーが、外国式の低性能端末をつくってみても、製造コストでアジア製と競争できないに決まっていますよね。

 では圧倒多数の日本のユーザーは、どんな通信を利用したいのか。答えは日本の市場がすでに出しているでしょう。公衆電話サービスでないことは確かです。(ちくしょ~!)

 1億3000万人の国民(+外国人)が暮らすこの日本国では、電話は、いまや、音声以外、殊に文字の通信が、主機能となった。これは、通信の専門家も、評論家も、誰も予測しなかった、世界史的な事件です。(わたしはFAXの黄金時代が日本に来ると思っていました。それをPCインターネットではなくケータイが、超えてしまった。)

 シナ語でも朝鮮語でも欧語でも、このような通信市場の大成は、あり得なかったでしょう。日本語だから、出来た。無理に関連づけると、かつての日本のマンガと同じ現象です。
 ここにガンガン投資していけば、日本語を使えるというアドバンテージで、アメリカの情報力に部分的に対抗できる日が来ます。通信規制をやっているシナなんかメじゃないよ。

 文字通信のできる携帯電話と日本語は、特異的に相性が良いんでしょう。英語は、デスクトップPCのインターネットとは相性が良いれども、携帯電話の文字機能とは、あまり相性が良くないんだ。いまさらにあっと驚けるそんな真実が、市場によって顕示されているのでは、ありますまいか。

来週あたり、『別冊正論』が出るだろう

 小泉内閣以降の日本政府の公式見解は、〈在日米軍司令部には行政権(渉外機能)はあるが統帥権(オペレーションのコマンディングパワー)はない。統帥権は太平洋軍にある〉というものでしょう。

 ところがそれだと「極東条項」と整合しなくなりますから、外務省条約局や政府としては困るわけです。

 そこで、これから米陸軍の第一軍団の司令部が座間にくるのを機に、この外務省条約局をなだめるため、名目的に、在日米軍に、太平洋軍が、日本国内での限定的な統帥権を分与する「仮構」を、纏わせるんでしょう。

 つまり、UEY広域司令部たる米本土の「太平洋軍」の隷下で、UEX作戦運用司令部たる「第一軍団」が座間に占位するが、在日米軍はその第一軍団の隷下のUA実働部隊でありながらも、日本国内限定の統帥権をも分与される。つまり完全な上下関係ではなく、UEXとして第一軍団と対等になる……。

 しかしこれはペンタゴンとしては統帥が乱される可能性があります以上、ぜんぜん歓迎できないのです。軍事的に合理的でない。

 米国政府が日本政府に要求しようとしていること――将来の希望――は、かんたんに想像できようと思います。
 すなわち、長期的には、

 米本土の太平洋軍 > 座間の第一軍団司令部 > 「在日米軍すべて+自衛隊すべて+豪州軍その他の地域同盟軍」

  という統帥序列を整えて、全太平洋と全インド洋を支配したいのです。

 最初は、自衛隊のうち、空自の全部(PAC-3部隊も)と、陸自の中央即応軍(新編される)が、米軍の指揮下に名実ともに入ることになるんでしょう。海自はもうすでに、全部が指揮下にあるようなものでしょう。

 わたしが個人的に注目していますのは、米海兵隊です。第一軍団は陸軍なんです。その陸軍の指揮下に、在日米軍の海軍、空軍、そして海兵隊も入る。

 これが意味しますことは、陸軍よりも兵員数が少なく、装備も中途半端(重装甲でなく、さりとて空中機動スペシャル隠密フォースにもならない)で、正規戦ではカジュアリティ続出でホワイトハウスを窮地に追い込むこと必至であるため、将来のシナ軍相手の作戦にはまず絶対に出番が来ない、したがって北京からナメられ、アジアの戦争抑止の役には立たなくなってしまった海兵隊が、とうとう陸軍のパシリに落とされるということです。

 米軍のトランスフォーメーションとは、いまやイラクの治安維持の補助憲兵としての使い道しかなくなってしまった米海兵隊のリストラ(陸軍への吸収→組織消滅)を含意しているのです。

 この、組織消滅の危機に、海兵隊は、猛然と反撃に打って出ています。
 それが黒字駐留である沖縄利権へのしがみつき(「グァムへ出て行けや」と圧力をかけ続ける日本政府に対するゴネまくり抵抗)であり、さいきんの「硫黄島」を舞台に設定した宣伝映画(日本人も持ち上げるが、海兵隊も偉く見せる。よって沖縄から追い出さないでくださいませよ!)でしょう。

 住民のいなかった硫黄島での戦いを描こうというイーストウッド氏の映画が、米海兵隊の組織サバイバルのための請負い宣伝映画になるのではないかと予感したわたしは、月刊誌『正論』のコラムで公開前にその注意を呼びかけました。
 しかし案の定というか、「感動した」だとか「愛国心を考えさせられた」だとかの阿呆評論が相次いでいるようです。
 〈沖縄から海兵隊が出て行ってはアジアが困る〉といった、ほとんど海兵隊司令部のエージェントもどきの文章を雑誌に載せた日本人もいるそうですなあ。

 困りません。海兵隊は、もう戦争では使えない部隊なんです。「10.9」でそれが証明されたでしょう?

 あとは、海兵隊は、「いつリストラされるか」だけが、課題なんです。

 「米軍」と「投降兵殺しの達人・米海兵隊」を同一視する日本人は、目を醒ましましょう。
 沖縄に海兵隊専用の滑走路などつくるのは、やめましょう。これは利権固定化の悪あがきの策動でしかない。軍事的に意味がありません。
 南支からの短距離弾道弾や、通化の「東風3/東風21」が届いてしまう沖縄に、固定的な出撃拠点を設けても、価値はありません。
 本格的な兵力拠点はグァムより遠く下げておこうというのは、ペンタゴン上層の、しごく尤もな判断なのです。米海兵隊だけが、軍事的に非合理的な理由(黒字駐留利権)から、それに反対しているのです。

いまどきの怪談

 エンデュランスの比較結果が出てきた。ニッケル水素電池は、最初の数回の充電でパフォーマンスが変わっていくこともあり得るから、これはまだ最終の評価ではないが……。

 送料込みで5000円だった「ソーラーライト マルチムーン」(イエロー)は、1月中旬の晴れた日の日照、それも直射は午前9時半から午後3時までという条件で、夜明け(冬は6時半頃が薄明)まで衰えずに発光し続けることが分かった。
 また、曇った日中のわずかな日照による発電でも、かすかに午前4時台まで燈がともっている。値段が高いだけの実力があることがハッキリした。冬の北海道で使う製品の性能として、これは申し分がない。

 これに次ぐのが本体価格¥1000-未満のスグレモノのオーム電機製の「ソーラーボール」(黄)で、冬晴れの受光条件で夜明け近くまで、また、冬曇りの受光条件でも夜9時前後まで持つ。

 送料抜き3990円の「ソーラーボール グローブライト」(アンバー)は、設置場所は前2製品よりも受光条件が恵まれているのにもかかわらず、オーム電機製「ソーラーボール」よりも早々と光が消える。近くのホームセンターで2000円前後で売っている白色のソーラーライトよりはやや長く光るが、点灯開始のタイミングが国産安物ライトよりも数十分は遅い(たぶん欧州では冬は午後3時台からトワイライトゾーンなので相当に空の暗さが増さないとスイッチが切り替わらぬようにしてあると思われる)のを勘案する必要がある。輝度は終始、よくない。

 輝度では、1000円の「ソーラーボール」が断然に最も良好だ。3990円の「グローブライト」は、真の暗闇をバックグラウンドとしないと、ほとんど目立たぬ。明治以前の行灯のような感じだ。5000円の「マルチムーン」は、輝度では二位だが、十分に電球らしく目立つ。

 というわけで、冬期の北海道で、黄色系で、しかも日陰になる時間が多い場所に設置するのならば5000円の製品が最適である。
 冬でも一日じゅう陽当たりが良い場所なら、オーム電機製のソーラーボールがリーズナブルである。

 だが話はここで終わらないのだ。また、わたしのリコメンデーションもこれが最終ではない。世の中にはもっと、とんでもない無名のスグレモノが転がっているようなのだから。
 わたしは久々に、ゾッとする体験をした。

 じつは今回このように商品比較に傾斜するきっかけとなったのは、隣家の花壇に無造作に4本並べて挿してあるソーラーライトであった。
 その花壇は車庫への私道に面しているのだが、街灯の光が届かないので直角カーブのところに夜間は目印が必要なのだ。さもないと土地不案内な来客は、車を真っ暗な花壇に突入させたうえ、さらに谷底までも転落して行きかねない。
 それで、4本のソーラーライトが、光のガードレールとなっているのだ。

 で、その製品はどのようなものかというと、旧ドイツ軍のポテトマッシャー型手榴弾の頂部を斜めにカットし、そこに面積の狭い発電パネルをはめたような、特に変哲の無いものである。頂部を斜めにしているのは、もちろん、斜めからの太陽光を受けるためであるが、その角度は浅いものなので、積雪防止の意味は大して無い。
 発光部(散光部)は筒状である。四周と下方に白い光を放射する。輝度からして、LEDは1個ではないかと思われる。

 この製品を「商品Ⅹ」と仮称しよう。じっさい、まだ不明なのだから。

 「商品Ⅹ」の点灯タイミングは、わたしが今回あれこれと購入してみた内外の7種の製品の、どれよりも速い。夕方、早々と光が点る。つまり、高緯度な欧州で設計されたものではなく、国産品ではないかと推量できる。

 そして「商品Ⅹ」は、一晩中、点灯している。それも、夜明け前の5時台に見ても、いつも、まったく光量が衰えていない。

 そして「商品Ⅹ」は、本曇りや雨天が何日も続いた後でも、同じように一晩中、光り続けている。

 わたしはそれを見て「なるほどソーラーライトは便利なものだ」と早合点し、そもそも最初のIRIS製品をホームセンターで買ってきた次第なのだ。
 しかしIRIS製品を初めとする売価2000円前後の国産品は、夜明けまでどころか、宵口までしか発光してくれないことが分かった。ここから試し買いの連鎖が始まってしまったのだ。

 ちなみにわたしは「商品Ⅹ」と同じものも、ホームセンターで探し求めた。しかし、4本一組の類似品はあったものの、それはポテトマッシャーの頂部が斜めにカットされてはいないものであったので、購入を見送った。その形状では、雪はすぐ積もるし、発電効率も絶対によくないはずだからだ。
 「商品Ⅹ」と同じものは、地元のショップだけでなく、ネットの通販カタログでもどこにも見かけることがない。これは不思議だが、そんなものかなと思うしかない。

 やがて通販で取り寄せたオーム電機の「ソーラーボール」すら、「商品Ⅹ」の発電力と持久力に及ばぬということが分かって、俄然わたしは「なーんだ」と気抜けがした。お隣の「商品Ⅹ」は、地中に電線が埋設してあり、ローボルト給電をしているのだろう。小面積の発電パネルと見えたのは、じつは明暗センサーにすぎないのだろう、と。

 よく観察すれば、日中、「商品Ⅹ」の発電パネルに雪が積もっている日がある。これではロクに発電できているはずがない。それでも一晩中、光が消えないでいるのだから、これはもう、外部から給電されているとしか考えられぬではないか。

 これで謎は解決したと思った。
 ところが先般、わが地方にも低気圧による強風が吹きまくった。
 この風で、4本並んでいるお隣の「商品Ⅹ」のうち、1本の地中杭が、花壇が軟土であるために支えきれず、倒された。
 わたしは、戸外の雪かき道具が風で舞わないようにヒモで縛るついでに、倒れているその1本に近寄ってみた。根本が露わになっているのだから、そこに、埋設されている、ローボルト給電ケーブルが見えるのではないかと期待したのだが、それらしいものはどうも視認できなかった。
 ついに先日、わたしはお隣のご主人と立ち話のついでに、ぶしつけに、謎の「商品Ⅹ」ソーラーライトについて質問してみたのだ。「地中電線につながっているのですか」と。
 答えは、意外であった。「商品Ⅹ」は、お隣の奥さんが「ホーマック」で適当に購入して来たものにすぎなかったのだ。そのホーマックに「商品Ⅹ」は既に置いてないことは、わたしはとうに確認済みである。
 充電式電池の寿命の常識から考えて、「商品Ⅹ」が購入されたのはここ2年以内のはずなのだが……。

 かくして7種製品の性能比較実験は一応の結論を得られたものの、代わりに最大の謎が生まれてしまった。

 「商品Ⅹ」は、発電力と持久力とで、オーム電機のソーラーボールより高性能である(輝度は互角)。さらに、1個5000円する「マルチムーン」におそらく匹敵する(点灯時刻の早さ、発電パネルの面積あたり効率では、マルチムーンを上回る)。
 いったい、国産「商品Ⅹ」のこれほどの驚異的パフォーマンスの秘密は、何なのか? これほどのスグレモノがどうして市場で評価を受けておらず、何故、げんざい入手の術も無いのか?

 仮説は可能である。「商品Ⅹ」は、特別な発電パネルと高価なニッケル水素電池を複数用いた、製造コストのかなりかかるもので、マーケットシェアをとるためだけに一時的に市場に投入されたものの、他社が売る見てくれのよい低性能製品に、けっきょく駆逐されたのかもしれぬ、と。

 ソーラーライトに関しては、日本の積雪地域のユーザーによる製品評価情報は圧倒的に不足している。それが積雪地に不向きな製品を、現地のホームセンターや通販カタログ上にはびこらせる原因となっていることだけは、間違いがない。

またしても比較実験を開始!

 太陽発電パネルといえば黒いものと相場は決まっていたが、ヨーロッパでは早くも「インヴィジブル」、つまり無色透明な発電パネルが実用化されている。
 なんと、可視光をガラスのように透過しつつ、それで発電ができてしまうわけだ。
 この透明パネルとLEDが組み合わされれば、民間用の照明のスタイルは近々、一変するに違いない。

 またもちろん、庭用マーカー・ライトの設計も限りなく自由化される。LED発光体をケーシングする球体の表面に、太陽の方向にのみ、この透明パネルを内張りするという方法が、デザイン上、なんの見苦しさもなく、可能になってしまうだろう。

 しかし現時点ではまだ、ヨーロッパにもこの透明パネルを応用した庭用ソーラーライトはない。

 そこで話は変わるが、「オーム電機」製のあまりに安くしかもパフォーマンスが素晴らしすぎるソーラーボール(黄)を凌ぐ、北海道の天候にヨリ適した製品が、高緯度地方のヨーロッパにはないのかどうか、わたしは非常に気になっていた。

 そこでまたしても女房の目を偸み、大枚をはたいて2つの通販製品を買ってみた。ひとつは送料抜きで3990円の「ソーラーボール グローブライト」、ひとつは送料込みで5000円の「ソーラーライト マルチムーン」である。(ちなみに後者と全く同じものと見られる「ソーラーマルチムーン」を送料抜き5250円で広告している通販サイトもあった。)

 いずれもコストはオーム電機の「ソーラーボール」の4~5倍もする。果たしてこの凄い値段だと、どのくらい高性能になるのか、否が応にも関心はつのらざるを得まい。

 色はもちろん、冬になごめる「アンバー」と「イエロー」を指定したのである。

 果たして取り寄せてみて判明したことは、この2つの製品は、同一の外国メーカーの異バージョンである。
 外から分かる明らかな違いとしては、電池の数(一方は、1.2ボルト AAAニッケル水素電池 単四・650ミリアンペア×1本。もう一方は、それが2本直列つなぎ)と明るさ(とうぜん後者が明るい)だけである。外寸や付属品や機構はまるで同じ。
 製造はどちらもタイで行なわれている。
 両方の箱にダブって使われている、同じ原版と思しい写真も一枚確認できる。

 「グローブライト」は輸入販売元が駒ヶ根市の伊藤電工だ。こちらの商品には、欧州で販売されているときのオリジナルの4種類の欧語の説明書が添付されており、そこから、この製品は英国オクスフォードシャーに所在する「smart SOLAR」社が設計した「solar globelight」なのだと判明する。箱も欧文のデザインのままである。
 こちらが、単四電池×1の方である。
 和文の使用説明書から、日本での製品名は「グローブライト」であると判明する。

 もう一方の製品は、和歌山県のタカショーが取り扱っている「ソーラーライト マルチムーン」で、箱は和文のデザインになっており、「STL-02」という製品コードがついている。この「02」というナンバーは、LEDの発光色「イエロー」に対応し、01はLEDがホワイトである。球形のケーシングは「01」も「02」もどちらも半透明の白である。
 箱書きによると、このソーラー発電パネルは、ドイツ製だとある。しかし最終アッセンブルは「MADE IN THAILAND」と表示されていることは、グローブライトと全く同じだ。

 さて例によって川沿いの柵上に、低い太陽軌道に照準して斜めに固定するために、次のようにした。
 付属のグラウンドスパイク(ABS樹脂製の地中杭)を半分くらいの長さに切断し、キリで3箇所に適当に孔をあけ、金物屋で別に買い求めた、複数の穴があいている小札状の薄い金属板に針金で縛着する。その金属板の端をペンチで45度に屈曲させ、その部分を2本の木ネジで木柵上に固定した。

 まず深夜の完全放電状態を見届け、その翌日の曇天充電をまち、その次以降の夜間の発光パフォーマンスとエンデュランスが「ソーラーボール」よりも良好か否か、これから観察&比較するであろう。

 石油の値段が何倍にもなる日は遠くない。国民は備えるべきである。しかも見よ、先般の低気圧通過のさい、帯広市周辺には強風のために広範な停電が生じ、運転に電力を必要とする家庭用の暖房器具が、真冬だというのに、すべて機能停止してしまったのであった。かかる事態も決して他所事ではなかろう。日本のメーカーは危機意識をもって頭を使え。
 ソーラー庭ライトの次は、火鉢・七輪の研究にも、いずれ着手せねばなるまいて……。

暖冬季・大船温泉の現況

 国道278号線を、川汲から鹿部町へ向かって北上する。右手が太平洋である。
 短いトンネル(豊崎トンネル)を抜けると、そのあたりは「臼尻」という土地だが、広い左折路がある。そこで左折する。
 もし大船川の橋を渡って「大船小学校」を過ぎてしまったら、行き過ぎ。広い左折道は、一本しかない。

 これは地方道の980号線で、大船川に沿って西へ遡行するが、舗装は山の途中で行き止まっている。(6月から11月の無雪期、オフロード向きの軽4×4を使えば、さらに悪路を辿って三森山の西麓を巻き、トラピスチヌ修道院まで出られるが。)
 なお、私設道標に、「大船」ではなくて「大舟」と書かれているものが認められた。

 この980号線の舗装のほぼどんづまりに「大船温泉・上の湯」がある。ただし、2007-1-5時点では工事中で、営業していない様子だった。
 「上の湯」が工事中ということは、とうぶん278号線から車両の往復は頻繁にあるということであり、980号線の舗装部分は、雪が降ったとしても適時に除雪されるものとおぼしかった。

 上の湯から278号線まで引き返しつつ、左手、つまり大船川の谷底を見ていけば、「大船温泉・下の湯」の建物が見つかる。炭焼き農家のような風情である。
 「下の湯」は2007-1-5の昼の時点で営業中であった。
 この「下の湯」の案内標識や看板等は、途中にも現場にも、皆無であった。

 980号線の途中にある、大きな石切り場の付近に、谷へ降りる細い斜路が2つあるのだ。このうち、上流側の細道を下りなければならない。目印は、金網製のゴミ置き場くらいだ。ものの見事に「下の湯」の看板などは無い。

 ちなみにもうひとつ下流の斜路、まちがった道を下りると、ちょっとした砂防ダムが見え、そこは人工の滝のようになっている。

 正しい斜路を降りると、モータープールがある。そこから歩いて鉄板製の橋を左岸に渡る。渡りながら左手、すなわち上流側の大船川左岸を見ると、樹林の間を濛々と湯煙がただよっている。
 橋を渡ると「下の湯」の住人らしい若い女性が屋内から出てくるので入湯の意志を告げると、大人ひとり¥200-を申し渡される。

 木造の小屋は女湯と男湯に分かれており、引き戸を開けると、8人くらいは入れる、ただし暖房も自販機も無い脱衣場があり、そのすぐ奥が、5人くらい入れる内湯である。トイレはない。
 洗い場になるような板張りのスペースはあるが、カランも鏡もない。洗面器だけが置いてある。要するに、ここは身体を洗う温泉ではなく湯治場だというメッセージと見えた。
 河っ縁だが窓の眺望などもない。天井に明り採りがある。露天風呂はない。青森県の酸ヶ湯温泉のサイズを極小にして、混浴でなくした感じに思えた。

 熱湯は、戸外から引っ張ってきて、木製の樋から細々と落滴供給され、逐次に洗い場へと溢れ出している。調温などはできない。
 酸ヶ湯ほど刺激性はないけれども硫黄臭があり、かなり混濁していて湯槽の底は見えず、熱めであった。短時間で異常に暖まる。

 しかしファミリー連れにはまったくおすすめできない。

 以上、この温泉に関する最新の情報がネットで見つからなかったので、大きなお世話乍ら、リポートした。

無人ヘリ輸出で年始そうそうに逮捕者か

 読売のウェブを見て知りましたが、これは2007年、つまり今年じゅうに「武器輸出三原則等」が解禁されるのに合わせた演出(警報一発)だと見て良いでしょう。
 防衛庁が省になることで、許認可権は防衛大臣の手に移ります。これまでは経産相だったのでシナ向けミリテク垂れ流しもありだったのですが、今後はそうはいかねえというアメリカ向けのポーズです。
 F-35下請け参入への流れも整えられるかもしれません。

 あと、対中東用にヒュミント班が自衛隊内にできるらしいですが、将来、これのシナ向けをつくると、戦前の「特務機関」と同じことになって、逆に政治家ぞろいの有力シナ高官の手先に利用される(初代の青木までは対等だったが、二代目の板西機関以降はほぼパシリ化)のがオチですから、十分に気をつけましょう。
 特務機関は軍隊の外交部です。外務省の大使以下はキャリアの腰掛け感覚で数年ローテで去って行くが、特務機関員は同じ国にのべ20年くらいも駐在させ、顔を効かせる。予算も陸軍ですから外務省の十倍以上あった。それで外務省から対アジア外交権をぜんぶ奪おうというところまで戦中は進んだんですが、結果(戦犯裁判で首魁はみな刑殺)をよく分析することです。

 新年 あけまして おめでとう存じます。
 小学校いらい、はじめて、今回は年賀ハガキを一通も出しませんでした。
 限りある資産と時間をば有効に使って参る所存です。
 皆様のご多幸を祈り上げます。