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おかげさまで予約好調だ。『極東日本のサバイバル武略』

 いったいシナ軍は強いのか弱いのか?
 じつは弱いのだが、だからどうした? ……というのが本書の眼目だ。

 凡百の軍事解説書ではさっぱりわからない機微を、ズバリと説明しておいたぜ。

残暑お見舞い申し上げます。

 現在、「ポッドキャスト28」を開きますと、あまりに重いのか展開がいつまでも終了せず、スクロールもできなくなり、他のサイトに移ることもできないという現象が、すくなくともわたくしの低性能パソコンでは、起きます。
 わたくし、じぶんで投稿した記事も確認することができません。記事文章の長さはいつもと同じなのですが……。
 高性能パソコンでご覧になっているみなさんならば、問題がないのかもしれません。
 ただ、わたくしのような古い低性能パソコンをご使用の皆様は、どうぞご用心くださいませ。

 『極東日本のサバイバル武略』は、並木書房さんWEBでの予約が始まっているかと存じます。
 面白いので、ぜひご予約ください。

すげー 馬鹿々々しいこと 考えたんで 聞いてくれ。

 誰にも読んでもらえるわけのない「政治的コメント」を個人の零細ブログで語っている人々よ。

 まず総理官邸の「ぶらさがり会見の場」の〈背景〉だけ画像データで撮り込め。「国会議事堂の廊下」の〈背景〉でもいい。

 次に貴殿自身が、国会議員らしい扮装となり、カメラの前にフレームインして、いつもは文字で打ち込んでいるしょーもない雑談を、貴殿の肉声(または、加工voice)で、是非、語り給え。

 《B層》が相手だから、長い話はダメだぞ。できるだけワンフレーズ。新聞の小見出し程度の情報を、薄く、ちりばめる。そして、すべて口語でまとめることだ。正直、貴殿の文語では誰も読まんのでな。ゆえに、自重すべし。

 そして、記者会見らしく、フレームアウトする。
 もちろん、そのあとで背景と前景(記者たちの差し出している録音機材の林)を合成して、それで一丁上がりだ。すかさずネットにUpする。

 この「擬似記者会見」スタイルで貴殿の意見を動画で発信する方が、毎日百万文字を費やすよりも、視聴率を稼げるだろう。
 なぜなら、今、リアルの記者会見が、日本史上最低のつまらなさ、だからだ。
 日本市場は、面白い「記者会見」「ブリーフィング」「ぶらさがりコメント」に飢えている。
 全国の暇老人たちが、刺激的な「政治家の声」動画を待っているのだ。
 「ニセモノ政治家」だって構うものか。第一、「本物の政治家」など、どこにも居やしないではないか。
 必ずや、そこに投ずるはずだ。

◎「読書余論」 2011年9月25日配信 の内容予告

▼『下母澤寛全集 13』講談社、S49
 蝦夷物語、枯草物語、晩秋、人の世の物語、雨の音、剣客物語、彰義隊の丼、むかし小判の落葉、花と奔流、脇役、厚田日記、士官羽織、玉瘤、流山の朝、など収録。他の文献ではほとんど掴めないマイナーな実在人物のキャラクターに肉薄してくれている小説集。

▼井上幸治ed.『世界の名著 28 モンテスキュー』中央公論社、S47
 クラウゼヴィッツ理解には最低限モンテスキューにまで遡る必要がある。「ペルシア人の手紙」と「ローマ盛衰原因論」をてっとり早く再読するにはこの中公版がよい。

▼モンテスキュー著、宮澤俊義tr.『法の精神』イワブン上下巻、S3~S5
 中公版では省かれているところにじつは大事な箇所があった。この完訳者が宮澤で、しかもイワブンは戦後版を企画し得なかったというところがまた面白い。そりゃマック偽憲法の大御所をほかすわけにはいかなかったでしょう。

▼C・N・Parkinson著、森永tr.『パーキンソンの法則』S36-6、原1957
 暇潰しは、いちばん忙しい仕事である――とは何という名言。英海軍工廠の人事の研究から、さまざまな官公署の仕事の法則が発見された。
 異分野の技術系公務員志望者をテストでソートすることはできないが、古典文系テスト一本に絞ればそれが可能になってしまう。この智恵を英政府は明朝のシナの科挙から学んだのだ。

▼山本七平、小松左京、秦郁彦、今井隆吉『日本人と原子力』KKワールドフォトプレス、S51-12pub.
 なぜ地熱発電も波力発電もダメなのかの明快な解説がしてある。隠れた名著だが、それにしても何でKKワールドフォトプレス? まさか今井さんの親戚?

▼David E. Lilienthal著、古川和男tr.『岐路にたつ原子力』S56
 元TVA総裁にして初代AEC委員長のリリエンソールが断言。米国式軽水炉のあまりな複雑さは、いわば初期の大仕掛けな真空管ラジオのようなもので、洗練度がまだ低すぎる工学分野である証拠であり、ダメであると。

 ◆  ◆  ◆
 「読書余論」は、主に軍事系の古本を、兵頭が注目した一斑の摘記や読書メモによって紹介し、他では読めないコメントも附しているものです。(配信されるファイルはPDFスタイルです。)

 あまりに多すぎる過去の情報量の中から「兵頭はここは珍しいと思いました」というポイントだけ要約しました。

 大きな図書館に毎日通えない人も、最低費用で、過去の軍事知識のマニアックな勘所に触れることが可能です。
 また、ミリタリーしか読んで来なかった人には、他分野の情報が、何ほどか有益かもしれません。

 「読書余論」は、毎月25日に「武道通信」から最新号が配信されます。1号分の購読料は500円です。
 バックナンバーも1号分が500円で、1号分のみでも講読ができます。
 過去のコンテンツは、配信元の「武道通信」のウェブサイト
http://www.budotusin.net/yoron.html
 で、タイトルが確認できます。

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sugiyama@budotusin.net
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