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野田総理大臣は今すぐ何をしなければならないか?


 日本国の自衛隊の最高指揮官は、内閣総理大臣である。
 げんざいの日本国の統帥権は、内閣総理大臣だけにあるということである。(森本国防大臣には何の権限もない。)

 統帥権は、平時にも発動ができるが、いままさに侵略が切迫している「有事」には、「発動する義務」が生ずる。(発動しなければ国家叛逆である。)

 尖閣諸島に向かって、シナ軍の手先であるところの舟艇大集団が白波蹴立てて急接近中の今は、有事。中共の国営放送がそう宣伝しているのに、何を疑えようか。
 敵国と敵国軍の侵略の意図はすでに明白であり、漫然と黙過すれば尖閣諸島は敵国の「陸兵」によって占領される。

 敵陸上部隊が先に占拠布陣し、待ち構えている、元から日本人住民がひとりもいないその島嶼に、自衛隊が後から奪回攻撃をしかければ、あたかも外見上は、日本側が外国領土に「侵略」をしているように見えてしまう。まるで「自衛」をしているようには見えないのである。
 これでは米軍も手助けはできないことになる。(密約好きの日本外務省が招いた)外交の自殺だ。 米国大統領が議会に憚らず堂々と援軍を差し回せる外国は、げんに「自衛」をしている国だけだからである。

 ただちに野田総理は、尖閣諸島に陸上自衛隊の守備隊(1個独立混成中隊)を送れ。続いて、簡単に撤去ができない重さのある武器(できれば旧式の七四式戦車)も、尖閣諸島の主要島嶼に搬入させよ。

 ただちに野田総理は、尖閣諸島に海上自衛隊の1個任務艦隊を急行せしめ、尖閣領海中に機雷を敷設せしめよ。

 外務省がこれに反対する意見具申を総理に対して行なっても、有事の「統帥権」はそれらの屁理屈を全部オーバーライドする。それが「主権」の意味である。総理大臣が主権の行使としての統帥命令を発しようとしているのに、それを外務官僚が阻止しようとするなら、その外務官僚は国家叛逆者なのであるから、外患誘致の現行犯人として逮捕させねばならない。

 日の丸をペイントした七四式戦車が置かれている島を衛星写真で見れば、世界の誰もが、尖閣諸島には日本国の施政権が及んでいることを了解できる。日本国軍隊がシナ軍よりも先に守備をしていることが、誤解の余地なく、世界に伝わる。中共のプロパガンダは、不調に終わる。

 そこに便衣のシナ兵が迫れば、「侵略」の外形はシナ側に生ずる。自衛隊は思う存分、射撃ができる。(自衛隊法では、武器をまもるために武器を行使できる。)それは「自衛」の外形を構成するので、米軍もすぐに尖閣諸島上の日本軍守備隊を支援できる。

 シナ人などと勝手に密約を結んで、内閣総理大臣の統帥権を干犯し続けてきた日本外務省こそ、今回の事態を招いた違憲な売国集団である。(附言すれば森本氏は外務省のペットとして国防大臣になっているにすぎない。)
 外務省をいちど解体しなければ、日本の人民の安全は守られないんだということが、そろそろ有権者にもわかったであろう。

 なお海上保安庁は、過去にロシアの警備艇が外国の不法漁船を銃撃して拿捕または撃沈したケースを大急ぎで勉強すること。それと同じことをしても世界は文句を言わないだろう。

 英国とアイスランド国間の「タラ戦争」で、無炸填の47ミリ砲弾で船体射撃をしている例や、タグボートや軍艦で体当たりしたケースについては、拙著『極東日本のサバイバル武略』の162頁から165頁を参照して、復習しておくことをおすすめする。時間の節約になるだろう。(わたしはその本で、シナ軍は「人数制限のないアイスホッケー試合」を海上で日本に挑んでくる、と警告しておいた。)

『北京は太平洋の覇権を握れるか』の内容(小見出しの一部)

 『北京は太平洋の覇権を握れるか――想定・絶東米中戦争』(草思社)

 好評の前作『日本人が知らない軍事学の常識』の応用編として、とうとう西太平洋における「米中戦争」のシミュレーションが書き上げられた! 
 米中戦争は、列国による対中国「隔離」制裁、サイバー反撃、宇宙奇襲……とエスカレートし、中共軍は、海・空・陸の全局面で惨敗する。
 しかし北京の最高指導層の関心は、アメリカや日本に戦勝することにはない。共産党が国内の逆革命で崩壊するとき、「いかにしてプーチンのように生き残るか」なのだ。
 キー・ファクターは、「第二砲兵」の「リアル核抑止戦力」への格上げ……。他はすべて、「密約破り」を隠すための捨て駒だった。
 そして東京は、対米休戦交渉開始のきっかけを作為するために、水爆で破壊される!
 戦慄の予言の書に、日本人よ、刮目せよ。

▼目次(一部抜粋)

 絶東の不安定さ
 決戦の場であり終戦の場ともなる西太平洋
 出発点は「ニクソン=毛」の密約
 事情の変化
 キー・テクノロジー「W88」
 地理が「人性」と「政治風土」を決定する
 秘匿された中間目的=米国との「核対等」
 米国人のシナ人を見る目の変化
 軍事的合理性の皆無な中共の「ミサイル原潜」
 「不透明」であることの強み
 開き直っている「スパイ活動」
 南シナ海の角逐――悪いことをする奴は、それを騒がれたくない
 覚醒した米国政府はシナ封じのために各国をテコ入れ中

●米支開戦までの流れを占う
 自業自得の「修好通商忌避」がシナを追いつめる
 サイバー攻撃の暴走的エスカレーション

●サイバー戦
 サイバー攻撃の応酬が、米支の敵愾感情をヒートアップさせる
 「サイバー戦闘」には「サイバー諜報」が先行している
 オペレーション・システム(OS)の穴を塞げ!
 米軍のサイバー人材確保のむずかしさ

 ISRとは何か
 GPS妨害は諸刃の剣
 米空母の所在は静止衛星には見張れない
 「触接」には専任の飛行機が必要だ
 宇宙のISR潰し合戦の行方
 グァム島周辺の海底ケーブルはトロール漁船が切断する
 AWACS機の駐機場等に対する各種攻撃
 米国による「挑発」は空母を囮に使う

 中共軍は弾道弾によって米空軍と戦う
 中共軍は巡航ミサイルによっても米空軍と戦う
 同盟国の飛行場はどう利用されるか
 グァム島にはどのような空襲があるか
 米空軍は「ミサイル基地潰し」を最優先させる

 機雷によって中共は滅びるだろう
 バラエティー豊かなシナ製機雷の数々
 シナ軍による攻撃的機雷戦
 機雷戦に投入される公船
 「鉄槌」と「スウォーム」による海での奇襲開戦
 米軍によるマラッカ海峡の封鎖とコントロール
 米軍による攻撃的機雷戦
 シナ軍による防禦的機雷戦
 シナ本土沿岸での機雷戦の影響

 米大統領はシナ軍との陸戦を回避しようとする
 エンジン技術の低さからシナ製ヘリコプターは大不振
 ヘリ戦はどんな様相になるか
 特殊部隊とダムダム弾
 「地雷戦争」の悪い予感
 空輸のできる耐地雷構造の兵員輸送車が活躍
 砲戦があるとしても大砲の出番はない
 シナ軍の専売特許であった迫撃砲でも米軍は圧倒する

●核が使用されるシナリオ
 化学兵器と生物兵器が使用される情況
 開戦劈頭の核使用はない
 横須賀か東京が核攻撃を受けるシナリオ
 核攻撃への日本独自の報復

●米支戦争に日本はどうつきあうのが合理的か
 日本の改革(病巣廓清)など到底不可能なので、ひきこもりが「吉」
 吉田茂式の遁辞はいまも役に立つ
 EEZ内「敵性オイル・リグ」の爆破
 シナ人(や韓国人)が近海でしていることを日常「視覚化」せよ
 尖閣諸島への警備部隊の常駐
 「シナ占領軍」には絶対に加わるべからず
 「上海~長崎」航路帯の掃海
 再説・日本独自のISRの盲点
 「無人機母艦」が役に立つ
 独自な「対抗不能性」の追究

●エピローグ――開戦前の宣伝に屈しないために

●あとがき

 『北京は太平洋の覇権を握れるか』(本体1600円+税)は、東京都内の書店には2012年9月21日以降に並びます。そのついでに『新潮45』のオスプレイ記事も立ち読みしてくるといいお。

防衛省の「25年度業務計画」の「主要装備」とやらを『朝雲』で拝見して


 汎用護衛艦(5000トン)に、ガスタービンと電気を組み合せる複合推進形式を採用するという。
 ――これは、やったら宜しいでしょう。でも、「ディーゼルと電気のハイブリッド」だったら、もっと世界に誇れただろうね。省エネ追求とダッシュ力維持を両立させる野心的な解決策だから。

 「高高度滞空型無人機」とやらをどーーーーしても開発したいという。とりあえず来年は30億円使うという。
 ――これはもともと空自が海自のMD予算優遇を嫉妬して思いついたしょーもない「イージス対抗ネタ」であった。これで北鮮のミサイルを見張るというのだが、そんなフェイクの脅威ではなく、真の水爆ミサイル脅威源であるシナの奥地を飛びまわれないのでは、あり得べきリアルな実戦の糞の役にも立たないのだから、私は反対だった。……が、これからは近場の韓国がホンモノの敵国に昇格するので、やったら宜しいでしょう。イラストも、前回の没案(プロペラ・プッシャー型)より、よっぽど「身の程」をわきまえたオーソドックスなものになってるようだ。しかしまあ、実験機までで終わるよ。高度2万mの操舵レスポンスの悪さ、ストールへの入りやすさを、ナメてるとしか思えない。必要な衛星回線だって日本じゃ確保できないでしょ。

 水陸両用車の参考品を25億円で4両購入したいという。
 ――最もガックリ来た項目だ。これは近年の陸自が米海兵隊に てなづけられつつあることを物語っているから。陸幕の最高幹部がこんなに頭が悪いとは情けない。いったいこの役立たずで、兵隊見殺し必至の外道の旧式装備と、「厳しさを増す財政事情の下、真に必要な機能に資源を選択的に集中」するという「概算要求の考え方」が、どのように整合するんだよ? 水陸両用車のイメージイラストが載っており、誰が見ても米海兵隊や韓国軍や台湾軍が持っている「AAV(Amphibious Assault Vehicles)7」だ。しかるに米海兵隊は2019年までには、AAV7をすべて退役させるんだぜ。そして前のゲイツ国防長官は、その後継の新型水陸両用車の開発は、ヘリ時代には無駄だからとキャンセルさせたわけですよ。いまや、水陸両用車で波静かな日の砂浜ばかり選んで上陸…なんて悠長に準備していていいような時代じゃないんだよ。実戦的な緊張感が足りないんじゃないの。もし、AAV7を搭載した揚陸艦が敵の守備する海岸の目の前に安全に到達できるならばだよ、その前に奇襲的なヘリボーンが成功してるし、筏で悠然とMBTだって送り込める理屈じゃないか。AAV7の必要など、(米海兵隊と陸幕の頭の中を除けば)どこにもありはしない。想像力が貧困過ぎだぜ。今の陸自が参考にすべきなのは英国のロイヤルマリンズと米海軍のシールズであって、滅び行く海兵隊じゃない筈なのだが、最初に選んだ「先生」の選択を間違えたのが禍根を成してしまっている。これも陸幕の頭がその程度だったってことだが。森本さん、過ちを改むるに憚ることなかれ。
 陸幕は、「シナ軍が我が島嶼に上陸するのをためらってしまうような防衛装備」とは何か、をよく考えろってことよ。鈍重ですぐには出動できない揚陸艦とセットでなければ投入できない兵器なんて、抑止力になんねーよ!

 99式SPの大砲まわりと、重装輪回収車(8×8)のシャシをハイブリッドした「装輪自走砲」を、FH70の減勢を補うために新開発したい、という。
 ――1980年代にチェコや南アでこしらえたような、装輪+車体後端昇降式スペード+有限射界155ミリ加農というコンセプトだ。FH70は、ベテラン現役砲兵隊員がバッテリー定数フル充足していないとどうしても威力が発揮できないという点で、昨今の自衛隊の所与環境では不都合な点が多くなる一方の旧式システムだった(モノ自体は良い大砲なのだが、システムとしてもう時代にそぐわず)。さてそこで注目点は、この「装輪自走砲」とやらを、C-130で運搬できる13トン~15トンに抑えられるのかだが、ほぼ無理でしょ? C-130で運搬できないということは、シナ軍や韓国軍にとっては、少しも脅威じゃないということだ(次期国産輸送機からパレット投下? それができるようになるまでには戦争はもう起きてます)。つまり、島嶼侵略の抑止力となってくれそうにない。竹島奪回作戦にも使いようがないってことだろ。敵国を利すばかりだ。陸幕は、もう少し軍人らしい発想ができるスタッフを集めたらどうなんだい。韓国のスパイでも入り込んで攪乱工作やってんじゃねえのか。昔イスラエル人がシリア陸軍の参謀総長になったみたいに。じっさい、冗談じゃなくなっとるからな。

 人工衛星等に対するFPS5の探知および追尾能力等の技術的な検証をするという。
 ――これは意義深いんだ。アメさんが欲しているのは、中共軍の改良型ICBMのデコイの放出タイミングなんだ。それを知るためには「レンジ」がいちばん必要で、解像度はその次だ。なにしろロシアの北海の実験射場をノルウェーから見張るのとは違い、射場(ゴビ砂漠。ちなみに弾着地はフィジー沖)がレーダー(大湊~与座岳)からうんと遠くなるから、Xバンドじゃ届きはしない。波長が少し長い、したがってより遠くまで届きそうなガメラ・レーダーの方にむしろ、アメさんの期待がかかってきたと思う。これはアメさんに恩を売るチャンスだよ。
 しかし将来的には、日本もXバンド・レーダーを持つ必要がある。とりあえずデブリ監視という大義名分で実験をして、「形状の見分けにはやはりLバンドとかSバンドじゃ無理ですな」という報告をしてもらって、「だったらXバンドの新規開発ですよ」という結論にもっていく。和製のXバンド・レーダーで中共軍の「隠しASAT」の警戒を分担できるようになれば、アメさんにはさらに大きく恩を売ることになる。日本が韓国と戦争になったときにも、しっかりと味方をしてもらえるだろう。

 2波長赤外線センサーの研究をしたいという。
 ――アメリカのミサイル早期警戒衛星(静止軌道)の日本版をつくりたい、という「筋悪」案件です。どうしてこれが「筋悪」かということは、近著『北京は太平洋の覇権を握れるか』にタップリと説明しておいたから、自民党の利権亡者どもはそれを読んでちったあ恥というものを知って戴きたい。

◎「読書余論」 2012年9月25日配信号 の 内容予告

▼近藤操『加藤高明』S35-4
 総選挙で勝った野党第一党がすんなりと政権を手にした、最初の例を作ったのが、大正6の憲政会。そして「普選」と「中選挙区制」を実現させた。日本は敗戦で民主主義化したのではない。加藤高明が制度化した普通選挙を戦前に6回もやっているのだ。孫文も蒋介石も毛沢東も一度も選挙などやってはいないのに。
 M33に米国は福建省を租借しようとしたが加藤が阻止した。

▼『あの日、あの時 科学技術庁40年のあゆみ』1996-12
 もしSSNから一次冷却水が漏れたとしても、空中にまで放射能計に測定値が出るわけがない。
 佐世保の海水をいくら分析しても、一次冷却水に含まれるはずのコバルト60が出てこなかった。コバルト60は海水で稀釈されても必ず計測できるものである。
 ウラン濃縮用の遠心分離機の国産一号機は室蘭製鉄所の旧海軍の艦砲の砲身を使ったが失敗。その理由は……。
 静止衛星打ち上げロケットは時間をかければ純国産で行けたが、それでは静止軌道の良い場所をぜんぶ外国におさえられてしまうので、1段目はソーデルタのライセンスを買った。これがNロケット。

▼斉藤光政『在日米軍最前線』2010-3、原2008-9
 Xバンド・レーダーについて再勉強するときが来たようだ。

▼『偕行社記事 No.664』S5-1
 コサック騎兵との実戦回顧。

▼『偕行社記事 No.665』S5-2
▼『偕行社記事 No.666』S5-3
 日露戦争中、会戦と会戦との間に大きな間があいたのは、すべて弾薬補充難のためであったこと。

▼『偕行社記事 No.692』S7-5
▼『偕行社記事 No.693』S7-5
 満州事変をうけて米国では対日爆撃のSF小説がいろいろ出た。ミッドウェーやアラスカから直接空襲できる、とか。

▼『偕行社記事 No.695』S7-8
▼『偕行社記事 No.701』S8-2
 急に日本刀の話が多くなる。

▼『偕行社記事 No.702』S8-3
 擲弾筒などの二重装填事故について。西南戦争時のメシについて。

▼『偕行社記事 No.703』S8-4
▼『偕行社記事 No.708』S8-9
▼『偕行社記事 No.709』S8-10
▼『偕行社記事 No.711』S8-12
▼『偕行社記事 No.712』S9-1
▼『偕行社記事 No.714』S9-3
▼『偕行社記事 No.719』S9-8
▼『偕行社記事 No.720』S9-9
 熱河作戦で、シナ兵は仮死を装ってわが戦車を通過させた後に逃走した。

▼『偕行社記事 No.721』S9-10
▼『偕行社記事 No.723』S9-12
▼『偕行社記事 No.737』S11-2
▼『偕行社記事 No.738』S11-3
 日露役で手榴弾はいつどこで最初に使われたか。

▼『偕行社記事 No.739』S11-4
▼『偕行社記事 No.741』S11-6
▼『偕行社記事 No.744』S11-9

▼玉田弘毅・他『高齢化社会の法律、経済、社会の研究』1996
 ネアンデルタール人は平均29歳の寿命。
 大正時代は55歳で退職すると一時金が貰え、その金で貸家を建て、その家賃を年金のようにして暮らした。
 しかしWWII前後のインフレでそのパターンは不可能になり、さらに戦後の長寿化で、絶対無理となった。

▼Fritz Kreisler 著、新田潤tr.『塹壕の四週間』S12-11
 WWIでのオーストリーとロシアの戦線はどんなものだったか。米国人が興味津々で、この講演者に1冊書かせた実記。

▼福永恭助『太平洋挺身隊』S17-1

▼田村元劭『馬と特務兵』S14-6
 未教育の応召補充兵を特務兵といった。この場合は「輸卒」の言い換え。

▼『野戦高射砲第三十八大隊』by回想記刊行会、S54

▼佐藤三郎『全国警察官殉職史』S8-6
 格闘家は長いふんどしを締めこむべきである。それは敵の首を絞める武器となるから。
 剣道の体当たりで死亡に到った例。
 静岡県浜名郡の仕掛け爆薬猟。
 明治15年の大阪の村の自警団に辻強盗と間違えられた警察官2名が槍で殺されたケース。
 犬ではなく人に指を咬まれて数ヶ月後に死んだ警察官のケース。
 「不逞鮮人」という言葉はいつできたか。

▼谷森饒男『検非違使を中心としたる平安時代の警察状態』1980repr.

▼モーガン&ピーターソン著、松井&片桐tr.『原子力開発の光と影』2002
 トルーマン政権は、ウラン型とプルトニウム型の威力の違いを実地で比較テストするまでは、日本の降伏を望まなかった。
 1945に米国のハンフォードにて、沃素131を秘密裡に大気中に放出し、風下住民を調べて、フォールアウトのパターンを把握していた。

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 「読書余論」は、主に軍事系の古本を、兵頭が注目した一斑の摘記や読書メモによって紹介し、他では読めないコメントも附しているものです。(配信されるファイルはPDFスタイルです。)

 あまりに多すぎる過去の情報量の中から「兵頭はここは珍しいと思いました」というポイントだけ要約しました。

 大きな図書館に毎日通えない人も、最低費用で、過去の軍事知識のマニアックな勘所に触れることが可能です。
 また、ミリタリーしか読んで来なかった人には、他分野の情報が、何ほどか有益かもしれません。

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