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●読書余論 2013-8-25 配信号 の 内容予告

▼赤間安吉『戦線に立って』大13-12
 山形連隊の退役中尉が、下士官として日露戦争に出征して凱旋する迄を綴った貴重な地方出版物である。
 外地では、味方の死体は火葬にするが、敵の屍体は火葬にしないで並べて土に埋めておかねばならない。その具体的な手順など。こうした知識は、来たるシナ軍・韓国軍との実戦で大いに必要になるであろう。

▼防研史料『陸上機銃指揮官参考書』by横須賀海軍砲術学校射撃部、S20-6
▼海軍歴史保存会ed.『日本海軍史 第7巻』H8
▼防研史料『一九〇八年式『マキシーム』重機関銃 説明書』陸技本S12-8
▼防研史料『外国製銃器取扱の参考』陸軍兵器学校S16

▼防研史料『九六式基筒単装二十五粍高射機関砲取扱法(案)』第一陸軍技術研究所 S20-6

▼防研史料『九八式高射機関砲説明書』陸技本S14-2
▼防研史料『九八式高射機関砲 取扱ノ参考』陸軍航空統監部 S20-3
▼防研史料『「ホ二〇四」仮取扱法』小倉陸軍造兵廠研究所 S19-10-10

▼防研史料『米機撃墜 虎ノ巻 其ノ二』雪部隊本部 S18-9
 ビルマ戦線で英軍機を日本の歩兵部隊がライフルや軽機で撃墜した事例を集めている。そりゃ「米機」じゃねえだろ!

▼防研史料『自M42.1~S 大阪陸軍兵器補給廠歴史附録』
▼防研史料『大正12年度 陸軍造兵廠歴史』

▼防研史料『独伊派遣軍事視察団報告資料 技術 3/7冊』S16-7-21
 鉄薬莢の難しさ。特に自動火器用は簡単ではない。

▼『偕行社記事 No.660』S4-9
▼『偕行社記事 No.663』S4-12

▼『偕行社記事 No.?』S15-1
 「ノモンハン事件参加将校座談会記事」。
 ※『偕行社記事』は、S15以降、読み甲斐がなくなる。おもしろい話を載せるという方針が消えるのだ。

▼山本常雄『阿片と大砲』1985 PMC出版
 昭和通商の話。

▼『徳山市史 上・中・下』S31
 特に四境戦争から戊辰戦争まで兒玉源太郎はどこで何をしていたのか。

▼日本史籍協会ed.『吉川経幹[きっかわつねまさ]周旋記 五』S2、S45repr.
▼日本史籍協会ed.『吉川経幹周旋記 六』S46repr.
 同じころ、有坂は何をしていたのか。

▼広瀬彦太ed.『幕末以降 帝國軍艦写眞と史眞』(財)海軍有終会S10pub.
 外国製の自動火器を搭載していた軍艦について。

▼海軍有終会ed.『近世帝国海軍史要(増補)』M49repr. 初S13。
 明治海軍のガトリング砲について。

▼大東研究所ed.『世界補給戦』S18-11
 ガ島からの敗退を承けて出版された企画。誰がこの本を書かせて出版させたのか、興味は尽きない。

▼藤原辰史『カブラの冬』2011-1
 第一次大戦中の数十万人もの銃後の餓死にまつわるドイツ政府のいろいろな資料を紹介している労作。※ドイツに三年留学した渡辺銕蔵は、やはりドイツ政府発表の資料だけを論拠に〈ドイツの国内の食料は不足はしない〉と断言する本を第一次大戦中に書いてしまい、後悔し、〈ドイツは公式統計で嘘をつく国だ。ドイツのことをいちばんよく知っているのは敵国のイギリスだ。イギリスの分析と勘較しないとドイツのことは書けぬ〉と悟ったものだ。

▼防研史料『東京湾要塞歴史 第一号』東京湾要塞司令部 M27~44
 リボルビングカノンをけっこう設置してることが分かるんだが、『日本の大砲』にはリボルビングカノンはひとつも紹介されてないんだよね。

▼鈴木正節『幕末・維新の内戦』1977
 四境戦争について。
 ◆  ◆  ◆
 「読書余論」は、主に軍事系の古本を、兵頭が注目した一斑の摘記や読書メモによって紹介し、他では読めないコメントも附しているものです。(配信されるファイルはPDFスタイルです。)

 あまりに多すぎる過去の情報量の中から「兵頭はここは珍しいと思いました」というポイントだけ要約しました。

 大きな図書館に毎日通えない人も、最低費用で、過去の軍事知識のマニアックな勘所に触れることが可能です。
 また、ミリタリーしか読んで来なかった人には、他分野の情報が、何ほどか有益かもしれません。

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