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AIIBは、中共「大失業」時代を前にした「赤字国債」の代用品である。

 今から20年後の中共は「乞食国家」、そして「借金総額世界一超大国」になっているだろう。その入口が「AIIB」である。

 「AIIB」は「国家乞食」を可能にするスキームだ。おそらくこれを考えてやったのは、日本人だろう。「失われた20年」の経験者が、マスコミにはかぎつけられないように、中共のポリシーメイカーに直接、アドバイスを与えている。

 中共の内部でも外部でも、同国経済がマイナス成長に入ったと専門家たちは認めている。認めていないのは「中共版スペツナズ」の細胞にされている日本のマスコミとそのエージェントの発言者たちだけである。

 道路やアパートなどのインフラがロクに無かった国が、そのインフラの建設事業に投資すれば、失業者はすべて吸収され、GDPは爆あがりする。敗戦後の日本がそうだった。
 しかし日本の1990年代がその先行モデルであるように、インフラ土建内需に頼った経済成長は、やがて、止まる(ジャパン・シンドローム)。

 そして政府はとつぜんに気付く。ひきつづいてこの土建工事需要をむりにもつくりださないとすけば、インフラ業界で吸収雇用してきた労働者が、ぜんぶ失業者になってしまう、と。
 シナではもし大量失業時代がやってきたら、選挙が無いので、政体そのものが攻撃されて崩壊するしかない。それは、共産党幹部の「死刑」「財産没収」ラッシュを意味する。

 これに気付いた政府はカネを借りまくってインフラ土建事業に突っ込み続けるしかない。だが、中共は赤字国債は発行できない。それはもともと低い元の信用を終焉させるからだ。もちろん、輪転機で札を爆刷り というオプションも初めから無かった。

 そこで中共にいろいろ投資している日本人が入れ知恵をしてやった。「AIIBをつくったら、どうですか?」と。
 元を印刷するのではなく、外国から「投資」の名目で外貨を借りあげ、それをパキスタンの港湾からシナ東海岸まで直結する各種パイプライン/貨物鉄道/道路の建設に突っ込む。(ビルマの港も有力候補であったが、インド等がまきかえして麺支国境紛争となっているので、これはパキスタンの次にAIIBを前面に立てて長期案件工作を仕切りなおさせる。)

 さすれば、名目は投資運用であって政府借金ではないから、元の信用を低落させずに、失業救済が可能になる。
 もちろんシナ政府は、AIIBには資金を出さない。出したという声明だけを出す。そして、投資も永久に回収できなくてかまわない。さいしょから、儲けは目的ではないのだ。外国のカネで、シナ国内の失業増加を防ぐことが、彼らにとっては生きるか死ぬかの大課題である。赤字は粛々とAIIBに負わせるのみ。

 北京政府が赤字国債を発行せずに、事実上の建設国債を刷りまくり、しかも、その国債の償還すら、今から、する気はないのである。これは「国家乞食」になることである。そうでありながら、あくまで「乞食ではない」という面子を保てるという具合。この仕組みを考えた者は天才ではないか?

 日本では、「うしなわれた20年」の不況に直面して怒った有権者は、選挙を通じて、不況招来や経済的無策に責任がある政権の議席を減らし、何か改善策をもっていそうな政党の議席を増やし、民主主義ルールは機能し続けた。
 しかし中共文化に「選挙」の二文字は無いので、中共幹部としては、「死刑」「九族誅戮」を避けるためには、もはやナリフリかまっていられないのである。

 拙著『こんなに弱い中国人民解放軍』でも書いたように、習近平もあやつり人形だ。それをあやつっている、とてつもなく頭のいい蔭のグループの命ずるまま、必死の「改革」「粛清」演出を続行するしかないのだ。

 (以上を書くのにストライジーペイジの「China: Literally A Matter Of Life Or Death」という2015-4-26記事を参考にした。同記事は、日本がAIIBに参加済みだと平気で書いていることを見ても分るように、リテラシーの無い者が引用するのは危険である。)

政治家は「おもちゃのドローン登録制」案を持ってきた役人の名前を覚えておくこと。そいつは、人のためにならないやつだ。

 AIIBを考えたのは誰か? それは習近平じゃないよね?
 数十年前から(つまり習近平や胡錦涛などよりもずっと前から)、ああいうのを考え続けているのが、中共の真の「参謀本部」なのである。
 そやつらが中共の政策メーカーなのである。
 それは「個人」ではありえないので、わたしは便宜的に「中共のスペツナズ」と仮称している。
 おそらくその誰も、表面には出ていない。アンダーグウランドに徹している。
 これがソ連ゆずりの「スペツナズ」の特徴である。スペツナズは本籍は「軍」であり、党ではない。しかし肉体で勝負しない。頭脳と宣伝工作で勝負する。
 対米国議会工作に長年専従している人脈を丹念に追いかければ、その片鱗はとらえられるかもしれない。
 いまのところは、想像するしかないので、そんな想像を詳しく知りたい人は、講談社プラスアルファ新書の『こんなに弱い中国人民解放軍』を読みましょう。増刷のおかげで、地方の書店にも並ぶようになっています。

 中共軍はフィジカルには弱い。兵站基盤も脆い。しかし中共は世界を相手に勝負をし続けている。とりあえず、負けていない。理由は、とびきり頭のいいやつらが、表から見えないどこかに揃っていて、それが核心政策を組み立てているからである。そこは戦闘機とも軍艦ともぜんぜん関係のない世界。経済による国際権力闘争を考えられる連中である。戦前の石原莞爾の「参本・戦争指導課」が、シナには実現したのであろう。

 いま、「AIIB ヨイショ」を公言している日本人は、すでに中共版スペツナズの奴隷に志願しているのである。ISに飛び込もうとする若者と、あんまり違いはないわな。

 次。
 Tony Raap 記者による 2015-4-23 記事「Appetite for fish proved fatal for Saddam Hussein, Iraq veteran says」。

 エリック・マドックスは、米陸軍の訊問専門屋で(今は除隊)、サダム・フセインの隠れ家を探し当てた男である。
 このたび『Mission: Black List #1: The Inside Story of the Search for Saddam Hussein ―― As Told by the Soldier Who Masterminded His Capture』という回顧録を上梓。これに基づいての映画化も決まっているそうだ。

 サダムが隠れていた地下室は、蜘蛛の穴、と呼ばれていた。※預言者ムハマドがかつて洞窟の入口に蜘蛛が巣を張ったおかげで命拾いした、という故事にちなんでいると想像される。

 マドックスはサダム発見の4ヶ月前に、サダムの専属コックを訊問した。そこから、サダムのお好みが、塩コショウで味付けした「マスゴーフ」という焼き魚料理であることが判った。

 そこで考えた。サダムはどうやってその魚を得ようとするだろうか。市場へはアクセスできないとすれば。
 隠れ家近くに、その専用の池があるはずだ。実際、フセインはその魚料理のために池をつくらせ、鯉を養殖させていたのである。

 次にサダムのボディガードが捕えられた。こやつにサダムの居所を白状させた方法は、拷問ではない。まずボディガードの親類40人をひっとらえて並べ、「おまえがサダムを売れば、彼らを今すぐ全員釈放しよう」と言ったのである。ボディガードは、すぐに転んだ。

なぜTVのドローン事件解説に「軍用機評論家」が出演しないのかをご説明しよう

 たとえば著名航空機専門誌出版社から毎年出ている、定評のある『世○航○機○鑑』みたいな、世界中の各種飛行機を載せた年鑑の最新号を見るとよい。UAVについてはホントに「厭々乍ら」の小スペースしか割いていない。
 こんにち世界で最も多数のゲリラ幹部を爆殺している軍用UAVは「リーパー」だが、その「リーパー」が載ってなかったりするのだ。
 海兵隊がアフガン最前線で無人物資輸送に使った「カマンK-Max」のロボット機バージョンについても、一言も言及がなかったりする。最新の偵察用無人機の試作機も紹介してくれない。
 要するに趣味で軍用機をおいかけている執筆者たちは、おしなべてドローンが大嫌いのようである。普段から関心を有さず、ロクにフォローもしていないので、こういうときにも何も発言することもないのであろう。

 50歳代の人は、昔『スウィングジャーナル』というジャズ専門の月刊誌があったのを覚えておられるだろう。あの衰亡の跡を辿れば、きっとよい教訓があろう。
 『スイングジャーナル』の執筆者たちは、電子楽器もフュージョンも大嫌いだった。
 マイルス・デイヴィスが電子楽器を使ったアルバムを出したら、その評価の低いこと……。もう、不本意ながら厭々紹介しますという文章だった。
 ましてや、ロッカーのジェフ・ベックが、イレクトリックギターでフュージョンジャズをクリエイトしてみせても、最小面積の枠で事実を淡々と紹介するのみ。音楽革新の可能性は、彼らにはどうでもよい話だったのだ。
 どうもあのライターたち、「ジャーナリズム」ではなくて、「クラシカル音楽志向保守運動」のオピニオン雑誌を作っていたのだと今にして思える。
 げんざいの日本の軍用航空機雑誌も、似たところはないですかい?

 ドローンはテレビの取材も合理化する。遠隔地にテレビ・クルーを派遣しなくても、支局からドローンを飛ばして「絵・音」を採れる。インタビューも空中からできてしまう。「時事解説」だって、評論家の自宅の庭でやれるだろう。わざわざ大都市のスタジオに何時間も拘束しなくていいわけだ。

 米国には、「オレの自宅の上をもしカメラ付きドローンが飛んでいたら、ショットガンで撃ち落とす」と息巻いている田舎住まいの人たちがたくさんいる。
 これは、これからの「対ドローン警備」の、ひとつのヒントである。昔の帆船時代の艦砲用の専用弾に「チェーン・ショット」というのがあった。二つの砲丸を鎖でつないだものを、ひとつの砲身からいちどに発射する。その鎖が敵艦の帆桁や索具をズタボロにしてくれるわけだ。
 10番ゲージの散弾銃から、ふたつのゴム球を非導電性のチェーンで結んだ「対ドローン用チェーン・ショット」を発射すれば、重要施設の屋上への接近の阻止はできるだろう。最近は小火器用の電子照準器がものすごく進化しているので、初弾で捕捉できるだろう。

遅かったな、ドローン……

 ちょっと古いのだが、APの Alicia A. Caldwell and Josh Lederman 記者による 2015-3-10記事「Secret Service testing drones, how to disrupt their flying」の要点を摘録しておこう。

 ……あ、その前に、草思社の長編大河シリーズ『アメリカ大統領戦記』第一巻の発売は諸般の事情により、5月末にズレましたので告知しておきます。良い本を書き上げると一日でも早くリリースしたくなるのが作家心理だと思いますけど、これに関してはわたしはぜ~んぜん焦りを覚えない。というのも、このテーマで他の日本人作家が同じようなものを書くことはまったくありえないんだという確信を、ますます執筆中にも校正中にも地図製作中にも抱くばかりだからです。もうひとつ、ありがたいことに講談社の『こんなに弱い中国人民解放軍』も増刷がかかりましたので……。

 以下、記事摘録。
 米国の大統領シークレットサービスは、ホワイトハウス上空でいかにして侵入ドローンを墜落させてやるか、実験催行中。深夜の1時~4時を使って。

 シークレットサービスが、法的にノーフライゾーンであるホワイトハウス上空で、警備・防禦用のドローンを独自に運用することができるかどうか。もうひとつ、侵入してきた何者かの操縦するドローンをいかに阻止できるのか。それを調べる。

 当然ながら、ECMデバイスがテストされた。操縦を不能にする。
 ※補足しよう。ドローンはGPSが頼りなので、そのGPS信号を局地的に攪乱させてしまう妨害電波を発射することが考えられる。もうひとつは、操縦用電波に対する妨害であるが、高級ドローンには〈通信リンクが切れたなら、自律的にある場所に戻る〉といったプログラムが入っているし、プリプログラムだけで飛んでいる自爆機だとやはりリモコン妨害は無意味なので、GPS妨害が主になるであろう。

 テストで知りたかったのは、そのECM電波が、建物や樹木でどう阻害されてしまうか。
 また、誘導電波のハッキングも試みる。

 オモチャじみた撮影ドローンでも、小型爆薬は携行できる。

 米国では、政府機関以外の私人が、信号ジャマー無線機を市販したり使用することは「連邦通信法」違反である。

 ドローンのリモコン信号やビデオ送信信号に対するジャミングを実施すれば、おそらく、近くでワイファイやブルートゥースによる無線インターネットをしているユーザーは同時に妨害されてしまうだろう。

 FAAは、普通は禁止されている首都の上空でのドローン飛行を、シークレットサービスに対してはすでに許認している。

 大統領護衛隊は、車列の前を走る車両に、無線リモコン起爆式のIED(路肩地雷)を自爆させてしまう強力な電磁波発生装置をすでに搭載している。
 ※ここでどうしても一言しておきたいのは、ペリリュー島まで往復した陛下の御座機がどうして「双発」なんだってこと。米大統領は本土内州間移動でも「四発」が大原則だぜ? 日本の警備担当者は危機意識が低すぎるんじゃねえの?

 いくつかのドローン玩具メーカーは「ジオ・フェンス」をプログラムに組み込んで、特定のGPS座標で囲われた地区上空には機体が自動的に入れなくなるようにしている。
 ※日本の航空法では、原発上空を民航機が飛んではいけない。国交省がそうした飛行禁止区域座標をすべてネットに公開して、玩具メーカーがそれを「ジオフェンス」プログラムに採り入れぬうちは国内での販売を禁止すべきでしょう。

 米国の警察組織は、物理的に「投網」を発射してドローンを撃墜する方法をいろいろ研究している。
 ※古代の「いぐるみ」が復活すると思う。弓で発射する弾子に糸がついているもので、その糸が鳥に絡みつく。

 以下、私言。反日極左が原発を止めようとおもったら、無炸填の迫撃弾に導電性ファイバーを長くむすびつけたものを、無人発射装置を使って山の中から発射し、高圧送電線を短絡させるだけでいい。「フランクリンの凧」を使っても同じ結果になる。テロ攻撃には、無人機などむしろ迂遠なのである。だが警備側には、ドローンは重宝だろう。将来、日本の山の中の送電線の監視には、UAVが使われるだろう。「パワーレンジャー」だね。

「読書余論」 2015年4月25日配信号 の 内容予告

▼日本工学会ed.『明治工業史 7 火兵編 鉄鋼編』S4
 原書房が1995年にオフセット復刻している。その火兵編から摘録する。
 原著者は、吉田太郎、有坂【金召】蔵、大河内正敏、豊田栄司、南部麒次郎、小原重次、高松数馬、西松唯一、山県保二郎。

 大きな収穫。海軍が昭和に入ってもなお「下瀬火薬」をとことん秘密にしようとしていたと推定できてしまう。陸軍側では黄色薬の正体をとっくに公開しているのに……。

▼前田久吉[ひさきち]『東京タワー物語』S34-4
 ベルタワーは中世イタリアで発達。ピサも1174着工して、それが傾いて現存。カンパニーレとも呼ばれる。

 独立都市のシンボルタワーとしては、ロンドンのウェストミンスター、パリのサクレクール。
 イスラムの塔はミナレット。カイロのものは石。ペルシャのものは煉瓦。
 ビルマのストゥーパは、レンガを漆喰で塗り固める。

▼清水 伸『前久[まえきゅう]外伝・新聞配達から東京タワーへ』S57-5

▼日本放送協会ed.『放送アンテナと電波伝播』S58

▼司法省調査課ed.『アメリカ合衆国に於ける少年裁判所』S4-12
 司法資料第147号。1927の H.H.Lou著“Juvenile Courts In The United States”を、尾後貫荘太郎判事が和訳したもの。

 ネグレクトされた幼少者の最高の後見人は国王であるべしというのが英国流の社会福祉観。
 それが米国では「国家」に代わった。
 社会は後見権を親に委託している。少年が重大犯罪をしでかしたとき、親は社会の代理として子を後見する義務を怠ったとみなされる。

 1833に、2ペンスの絵具をガラスを破って盗んだ9歳の子供にいったん死刑が言い渡されたことあり。執行されず。
 米国では1890年代に、少年問題を何とかしようという熱心な社会運動が起こった。

▼『海軍 第14巻 海軍軍制 教育 技術 会計経理 人事』S56 続き
 M31に制定された「元帥」は階級ではないので、「元帥海軍大将何某」のように言う。ただしM5の西郷隆盛の「陸軍元帥」は別格。

 機雷用「八八式火薬」はカーリットのことである。海軍御用工場として保土ヶ谷に「日本カーリット」があった。
 海軍が重油を輸入しなければならなくなったのは、大正5年末。翌年、まず英国商社からボルネオ油6万トンを買った。大10にはボルネオ油だけでは足らなくなり、米国、メキシコ、ペルシャ、樺太からも輸入開始。
 ※今回も最後まで行けませんでした。おしまいの三分の一は来月号で。

▼八木下 弘『巨樹』S61
▼『架空送電規定』S44-11
 高圧線鉄塔の一番高いところをつないでいる細い一本のワイヤーは、「架空地線」といい、カミナリよけである。

▼『改訂 送電工学 現場の手引(1)』コロナ社、S51
 気温が上がると弛度も大。そこで、45℃で計算している。
 氷雪が脱落したときの「スリートジャンプ」も考慮する。

 ヘリコプターを使って渡すのは、メッセンジャ・ワイヤ(ナイロン製のロープ)である。電線ではない。

▼経済雑誌社pub.『国史大系第十六巻 今昔物語』M34-10
 ※大正期の幾人かの小説家がアイディアに窮するや頼ったネタ帖がこれであった。テキスト量は厖大なので、まず巻1から巻10の途中まで摘録する。全体は巻31まである。「日本昔話」だと思われているストーリーの多くがこうした説話集に原型の痕跡を探せるようだ。

 巻5の亀の恩返しの話は途中から「創世記」のノアの箱舟になる。オチは、亀は恩を知っていて財宝の隠し場所を教えるけれども、人はずうずうしい恩知らずであなたの儲けた物を横取りしようと企み、拒まれると恨んで誣告するから、助けてはいけない、という。

 稀に、「支那國」という表記が出るエピソードもあれば、「中國」と書いているエピソードもある。通常は「震旦」で地理的限定をしておき、それに王朝名を重ねて時代を限定する。天竺の場合は王国名を出す。

 四天王の始まりは、一天王だったという話。
 鍋の熱湯の中で人の頭×3個が延々と咬み争っているという気味の悪い話。

 あるとき始皇帝が、高大魚を射殺した者にはなんでも褒美を取らす、というので、欲にかられた人々は一斉に沖に漕ぎ出したものの、目前に高大魚を見ても、誰もそれを射ることができない。龍王が守っているからである。そこで始皇帝はこんどは方士に命じて、蓬莱山から不死薬を取って来い、と。だが方士も高大魚に邪魔されて、数ヶ月をかけたが、蓬莱までは行けなかった。※たぶんこれも「竹取物語」の素材源のひとつなのだろう。
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 「読書余論」は、主に軍事系の古本を、兵頭が注目した一斑の摘記や読書メモによって紹介し、他では読めないコメントも附しているものです。(配信されるファイルはPDFスタイルです。)

 あまりに多すぎる過去の情報量の中から「兵頭はここは珍しいと思いました」というポイントだけ要約しました。

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 また、ミリタリーしか読んで来なかった人には、他分野の情報が、何ほどか有益かもしれません。

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