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情報求む!

 長野市の長野駅の近くで、五人くらいの小宴会ができるスペース。
 時期は、三月中旬の週末。夕方。
 これについてどなたか詳しい方はいらっしゃいませんか?

『AI戦争論』はいつ出るのか、本人も分かりません。まだゲラも出てきてません。

 Ajit Maan 記者による2018-2-27記事「Narrative Warfare」。

    ナラティヴの攻撃は、弾薬では防げない。
  ※ナラティヴとは、集団精神動員のための創作話のこと。
  ※語源はラテン語で、「覚えること」「認知すること」。そこから転じて「物語」。

 SNS上のナラティヴが、テログループのリクルートを援けている。

 ナラティヴは事実は語らない。ナラティヴは、事実の先の意味付けを語る。
 これが「ナラティヴ戦」である。

 「事実 vs.嘘」の闘いではない。
 敵は、「意義」および「アイデンティティ」〔目的の明確化、おまえは何をしなければならないか〕を創り出す工作によって、政治戦争を前進させる気なのである。

 嘘のストーリーでも、敵愾心を喚起し、動員力を発揮し、犠牲を美化する。

 敵陣営による嘘宣伝に対して「それは嘘だ」と否定し続けているだけでは、逆効果となってしまう。
 それでは却って聴衆の頭の中において、敵の宣伝内容が強く印象付けられるのだ。

 我々は我々のストーリーを効果的に語らなければならない。それが唯一の対抗策である。

 ナラティヴは、メタレベルでも、戦略レベルでも、戦術レベルでも、それぞれに用意されねばならぬ。すべて揃わねば、大威力を生み出さない。

 ロシアからの嘘宣伝攻勢に対抗するために、すでに欧州の23ヵ国がPESCOという恒久共同機構を立ち上げている〔英国、ノルウェー、デンマーク、スイスは未加入〕。

CGフェイクニュース時代はロシアではとっくに現実

 成長いちじるしい小学生に公立学校が上下制服をおしきせんとするのが非合理的なのはわかりきった話。
 ではどうすればいいのか?

 「制帽」「腕章」「ランドセルカバー」「首からさげるIDプレート(ただし校門外では裏返し)」「ソックス」。
 この五点だけ「制式制定」することだよ。

 かりにもし小六で身長が170センチに達してしまおうとも、この五点を揃えておくのに家計に異常な負担が求められることはあるまい。

 着脱容易な「校章バッヂ」もアリかもしれないが、後方から確認できないのが難点だ。
 腕章の裏側にIDをとりつけておくようにすれば、別にIDを首から提げたり胸ポケットに貼る必要もないかもしれない。

 戦時国際法では「腕章」が軍服の代用として認められている。「腕章」の有用性を再評価すべし。

 次。
 ALEX HORTON 記者による2018-2-26記事「Russian state media just mixed up Syrian war footage with a video game clip」。
  ロシア国営第一チャンネルでプーチンが、シリアでゲリラに包囲されたため「オイごと吹き飛ばせ」とスホイ25を誘導して敵を道連れに爆死したロシア兵を英雄として称讃。
 ところがそのビデオ映像は、プラハ市の「ボヘミア・インタラクティヴ」社がロシアでも販売している戦争ゲームの「アルマ」の一場面を意図的に使っていた。

 じつはこれ、ロシアのテレビマスコミが以前からおおっぴらにやっていること。戦争報道に、平然とゲーム画面を使うのだ。
 ※日本のまとめサイトでも、CGとリアルフッテージ映像の区別がつかんやつを時折みかけるがな……。

 「アルマ」シリーズは過去三作リリースされており、2006年いらい1200万個も売れている。画面をパクれば、すぐにバレる。それゆえ、意図が謎。

アジアフライ

 ADAM TAYLOR 記者による2018-2-24記事「What we know about shadowy Russian mercenary firm behind attack on US troops in Syria」。
   ワグナー社の傭兵たちの戦場デビューは2014のウクライナ領土切り取り作戦。

 この会社の総指揮官は、2013までGRU(露軍情報部)の一員であったドゥミトリー・ウトゥキンであると信じられていた。

 軍を退役したあとウトキンは、「モラン警備保障グループ」や「スラヴォニック社」に就職した。後者は2013にシリアに傭兵を派遣し、悪名を轟かせている。

 ウトキンは米国財務省から個人としての制裁対象者に指名されている。ウクライナの侵略に加担しているので。

 ワグナー社は2015-9からシリアに傭兵を送り込んでいる。その1ヵ月前から露軍機がシリアで反アサドゲリラを空爆開始していた。

 他にワグナー社は、スーダンや中央アフリカ共和国にも、傭兵を派遣している。

 さてプリゴジンの方だが、こやつは「プーチンのシェフ」と陰口されたレストランオーナーだった。

 こやつは9年間刑務所で暮らした過去を持つ。強盗と組織売春の罪で。だが今はロシア屈指の富豪になった。

 プーチンのために、汚い仕事を請け負う、鉄砲玉の親分である。
 サンクトペテルブルクにある「インターネット・リサーチ・エージェンシー」という会社を通じて2016年の米大統領選挙の結果を左右させようとフェイク工作もした。

 プリゴジンはケータリングサービス会社「コンコード」も所有し、その会社は巨額の「投資」もする。
 昨年の報道では、ウトゥキンは「コンコード」の総支配人のリストに入っている。

 ワグナー社はさいしょはシリアの露軍基地の警備だけをしていたが、2016~17のパルミラ奪回戦では最前線にも動員されている。

 APの昨年の報道によれば、シリア国営石油会社は、ISから精油所を奪還してくれれば、そのアガリの一部をワグナー社に与えよう、ともちかけた。

 表向きは傭兵会社はロシアでは違法。だから「スラヴォニック社」が2013にシリアから戻ったとき、メンバー数人が逮捕された。
 プーチンは、傭兵会社のアイディアは良い、と支持を公言している。

 ワグナーの傭兵部隊が米軍から袋叩きにされているときに、ロシア正規軍はいっさい、援けなかった。

 プーチン側近の座を、ショイグとプリゴジンが競っているのだという解説もある。

 昨年ISは、露兵捕虜のビデオを公表した。これはワグナー傭兵だった。
 シリア介入はロシア本国では不人気なので、プーチンはできるだけ現地での犠牲は知られたくない。それで傭兵を使っているのだが……。

 ロシア人の32%は、シリアがロシアにとっての「ニュー・アフガニスタン」になってしまうのではないかと恐れている。

 次。
 DAN LAMOTHE 記者による2018-2-24記事「New court ruling jeopardizes military's ability to pursue old rape cases」。
   出訴期限法によれば強姦の起訴は事件から5年以内にしなければならないというので1997に空軍将校が起こした事件についての2015年の訴えが2018-2に却下されたが、米軍はこの時効をなくする方向で動いている。
 2006年以前の事件を今訴えても受理するように。

 軍法会議では強姦犯に死刑が言い渡されることもあり得る。1986秋から2006秋までに犯された事件については。

 2006に統一米軍法規の出訴制限が、強姦罪については撤廃されている(議会で可決された)。

 1986以前の事件については、出訴まで5年という訴訟制限が生きている。
 1986から2006までは、米軍は「死刑が適用され得る全犯罪について時効をなくする」ことになっている。そして軍法では強姦犯人が死刑にされることもある。

 今では、退役将校が、除隊後何年もしてから強姦容疑で軍法会議にかけられることもあり、となったのだ。

 軍法会議にも控訴審がある。その上は、連邦最高裁判所である。

 次。
 Matt Spetalnick, Phil Stewart, David Brunnstrom記者による2018-2-24記事「U.S. prepares high-seas crackdown on North Korea sanctions evaders - sources」。
   日本の防衛省の役人いわく。現行の対北鮮国連制裁の枠組みでは、国旗国の政府および船長の同意なくして、公海上での商船臨検などできぬ。

常時公然と銃器を携帯できる教師が校内でのマスマーダーを計画したら、誰がそれを阻止できるんだ?

 ELLEN NAKASHIMA, KAREN DEYOUNG AND LIZ SLY 記者による2018-2-23記事「Putin ally said to be in touch with Kremlin, Assad before his mercenaries attacked US troops
   プーチンもアサドも、ロシア傭兵部隊がユーフラテス東岸の米軍を攻撃する計画であることについては、事前に承知をしていた。

 攻撃は2/7だったが、それに先立つ1月下旬、ロシアの大物イェフゲニー・プリゴジンが、シリア高官に対して、2月前半に実行されるはずの「迅速・強力」な前進計画についての某ロシア政府大臣からの確かな許可を得ている、と語っている通信が、米国によって傍受されているのだ。

 プリゴズィンは、米国の2016大統領選に情報干渉した中心人物としてロバート・ミュラーから名を挙げられている怪人物である。
 もともとサンクトペテルスブルクのレストラン経営者だったが、そこでプーチンと密接な関係を築き、今ではロシア国防省相手のビジネスまでも手がける一財閥の巨頭に成り上がっている。

 米情報機関が睨んでいるところでは、プリゴジンは傭兵会社も支配していて、アサドに貸し出しているロシア兵を統制している。

 個々の傭兵はワグナー社が雇い上げている。兵隊は主に、極右のロシア人や、元軍人たちで、ウクライナで実戦してきたばかりの者もいる。

 事件は、2月7日の夜に起き、8日の未明まで続いた。

 敵の人数は300人から500人であった。
 米軍のカウントでは戦闘3時間で100人前後を戦死させた。
  ※通常、戦死1人に対して戦傷者は5人を数える。この露軍は殆ど「全滅」したと見ていいだろう。

 傍受によるとプリゴジンはシリアの大統領問題担当大臣ファドゥララ・アザムと連絡していた。
 1月24日の通信では、プリゴジンは23日にロシアの某大臣から、「迅速・強力」な攻撃計画についての確かな許可を得ていることをアザムに請合った。そして、あとは、シリア政府の決心次第だと言った。

 1-30にプリゴジンはアザムに対し、2月の6日から9日の間に、アサド大統領にとっての嬉しいサプライズニュースがあるだろう、と大言壮語。それに対してアザムは、謝礼金ははずむよ、と約束。

 この間、プリゴジンは、プーチンの側近であるアントン・ウァイノおよびウラジミール・オストロヴェンコと頻繁に連絡を取り続けている。それは2-5まで続き、2-8からまた再開されている。

 現地米軍は、ISRによって、対岸の露軍が2-7の攻撃開始よりもすくなくも1週間前から戦闘準備に入っていることを偵知していた。

 米財務省によると、プリゴジンの所有する「エヴロ・ポリス」社は、2016にアサドと契約を結び、IS支配区を奪還したならその土地に眠る石油と天然ガスの25%を貰えることになっていた。

 その土地のほとんどはユーフラテスの東岸にあり。

 次。
 ストラテジーペイジの2018-2-23記事。
    2017-12時点でワグナーグループは1200人の露兵(傭兵)をシリアに展開させていた。
 その半数は直接戦闘要員である。

 ロシア語のSNSをモニターしていれば、非常に多数の元軍人が傭兵会社に登録していることは簡単に判る。

 こやつらが勝手にシリアやウクライナから写真をネットにアップロードしてくれているのだ。

 シリアでは傭兵は、ロシア正規軍部隊の基地を守衛している。アサド軍をロシア砲兵が支援するときには、その正規軍砲兵をロシア人傭兵が護衛する。

 ごく稀に、シリア政府軍の直衛としてロシア人傭兵隊が前線に出ることもある。

 ウクライナでは、傭兵部隊は、「親ロシア」なのだが統率に従わないウクライナ人武装叛乱団の不羈を罰するために出動することがある。

 出動して何をするのかというと、こっそりと、そのリーダーを始末してしまうのである。
 ウクライナ人はロシア傭兵チームを「掃除屋」と呼んでいる。

 シリアにはエリートのキューバ兵もやってきている。彼らはアサド軍に稽古をつけてやっている。

 2017末までにシリアではロシア将兵は公式には45人だけ死んだことになっているが、実数は3割増し~8割増しだ。

 ワグナー社の賃金体系。戦死手当ては、階級が高ければ、最高で8万8000ドルだという。遺骸はひっそりと、ロシアの家族のもとに還される。

 傭兵は、守秘義務契約を結んでいる。しかし傭兵の家族にはそれは適用されない。だから遺家族がSNSに勝手に投稿するので、外部世界は、ロシア語SNSをモニターしていれば、シリアで何が起きているのかを推知できる。

 インターネット情報を総合すると、2/7には50人死んだのは確実で、別に70人が負傷した。

 東部ウクライナには、ワグナー社とは別な複数の傭兵会社も、傭兵を送り込んでいる。

 シリア内の露軍陣地の周りには恒常的なジャミングがかけられていて、基地内からGPS付きスマホによる送信(SNS投稿)ができない他、クォッドコプターの操縦も不可能になっている。これはスウォーム襲撃と、情報漏洩をふたつながらに予防する。

 ロシアは中共の次にはインドネシアにスホイ35を売りたくて必死。

 ゴラン高原でイスラエルのF-16(複座)を撃墜したのはS-200=SA-5であった。
 SA-5などがなぜそこに残されていたのかというと、ロシアとイスラエル政府の間の協定で、破壊しないことになっていたのだ。

使い捨てマスクの「おもしろ化」の工夫が必要だ。

 インフルエンザが流行っているというので子供が使い捨てマスクを大量に買ってきたが、なんとつまらんデザインなのだろう。無味乾燥にも程がある。
 せっかくの消耗品マスクなのだから、目までも覆うようにして、ベネチアンマスクもどきに意匠を凝らせばいいではないか。
 今のままでは、誰も彼も個性が無くなりすぎて、そんなモブが大量に街を歩いていたら、気味悪いだけだぜ。東京五輪前に改善すべし。
 全国の通勤者諸君。目まで覆う変装マスクを着用して毎日電車に乗り、官公署通りを闊歩したくないか?
 風邪マスクをボックスで1ダース買うと、12種類の仮面変装ができる。そういうのを誰も考えないというのが情けないと思わんか。

 次。
 Ankit Panda 記者による2018-2-20記事「A Nuclear Angle to the 2014 PNS Zulfiquar Attack?」。
    2014年9月にアルカイダ系ゲリラがパキスタン海軍のフリゲート『ズルフィカー』を襲撃した事件。インドの情報部によれば、この艦には核兵器が搭載されていて、アルカイダはその奪取を狙ったのだという。スティーヴ・コールがこのネタを1冊の本に書いている。

 核弾頭は1発だけ艦内に存在した。それが巡航ミサイルか弾道ミサイルかは不明。

 「ハルバ」という艦対艦/艦隊地の巡航ミサイルだったかもしれない。
 この巡航ミサイルは、地対地/潜水艦対地の巡航ミサイルである「バブール」の派生型である。

 パキスタンは中共製のC-802を地上発射型の「ザーブ」というミサイルに改造している。こちらだった可能性も排除はできない。

 ※パキスタンがイスラムテログループに核爆弾を横流しし、表向きは「奪われた」と称しておいて、NYCで核爆発を起こさせたとする。この場合米国はテログループに反撃するだけではなく、パキスタン軍やISIにも核報復する必要があるだろう。地表爆発には、地表爆発で酬いなければならない。そのためにはフォールアウトを最小にできる核爆弾が必要だ。米政府は、そのための威力調節容易な新弾頭を整備することに決めた。この予算がパキスタンやイランに対する警告メッセージとなり、「代理核テロ戦争」を抑止してくれる効果を米国は期待しているのだ。もうひとつの公言され得ない事情。ロシアはバルト海で、小型核爆弾をいきなり使ったミニ侵略戦争を計画中である。もちろん同時に対米・対欧の大規模なサイバーテロも繰り出すだろう。これをやられた場合、米政府はどう反撃すべきかをめぐって指導部が麻痺してしまうおそれがある。しかし超小威力核兵器が充実していれば、話は別だ。小型核爆弾には、小型核爆弾で躊躇なく反撃するぞというメッセージが、今、モスクワに対してこそ必要なのだ。このたびリトアニア、ラトビアに続き、スウェーデン政府も、じつに1961年いらいひさびさに、全世帯470万戸に、有事ガイダンスのパンフレットを配った。日本の〈国際政治専門家〉さんが知らないところで、核戦争は切迫しているのだ。米政府の方針はもちろん日本にとって朗報である。なぜなら北鮮や北京で地表爆発したフォールアウトが日本まで漂ってくるリスクもついでに軽減されるからだ。外務省が歓迎声明を出したのは、米国の対露強硬姿勢を日本は支持しますという「打ち合わせ【口卒】啄[そったく]」だろう。だからロシアは長距離爆撃機を飛ばして日本を脅した。

 次。
 MARTIN EGNASH 記者による2018-2-22記事「‘PowerPoint karaoke' to celebrate the best and worst of a modern military requirement」。
   英語で、ボスに言われて厭々ながらやる仕事を“voluntold”という。
 米海兵隊の中少尉にとって、パワポを使ったプレゼンはこれに当たる。

 海兵隊のプレゼンテーションの会場がどこかを捜す必要はない。屠所へ曳かれる牝牛のごとく元気のない中少尉の海兵隊員の一団を追って行けばいい。とにかくパワポプレゼンは他人のカラオケを1時間以上聞かされると同じくらいに退屈なのだ。セクハラ防止訓示等、毎回同じような内容のこともあるし。

 眠気をふりはらうために後方席の隊員がときおり部屋の壁際の立ち見席へ移るのはよくある会場光景である。

 ※スノーダンプというと当地の住民はアルミハンドル+FRP本体の軽い小型の物を最寄のホームセンターから買って使っていることが多いが、これって氷塊をドスンと落としたり、金属スコップの刃をうっかり当てたりすると、割れちゃうんだよね。そこでわたしは今回、浅香工業(株)製の「金象 アルミスノーカート 大」を通販で調達した。本体がアルミで、ハンドルはスチールである。組み立て方の図面案内のようなものがまるでみあたらず、4本のボルトの向きとか、横捧(足で押し込むところ)のとりつけ方で悩んでしまったが、PCモニターで広告写真を拡大して、なんとか承知できた。組み立てには、太いプラスドライバー(ロッドは短くてよい)と、小型のモンキーレンチが必須だと思った。ナットがシングルなので、これが緩んでこないか心配だったが、ワッシャーも介在しており、いまのところ不都合はない。なおわたしの経験から言わせてもらうと、エッジで雪山に刺してこじるという使い方は、どんな素材だろうと、すべきではない。すなおに割れてくれない雪塊は、最初から、別のアルミスコップで切って盛り入れてやるという技法にするべきなのだ。手袋は軍手ではアカン。指先凍傷になりかかる。

あっちの方でもどんどんどん……。

  JESSE JOHNSON 記者による2018-2-19記事「Report claims Kelly, Secret Service agent scuffled with Chinese security officials over nuclear 'football'」。

 人民大会堂に2017-11-9にトランプが入場するとき、核攻撃命令鞄を持った武官が付き従おうとしたのを中共警察が阻止しようとして騒ぎに。

 大統領にはどんなときでも最低2名が随伴する。1人はこの鞄を持った軍人。もうひとりは侍医。

 首席補佐官ケリーはこの騒ぎを聞くや、そのまま進めと命令。
 すると中共警備員がケリーを掴んだ。ケリーがそれをふりほどくや、ケリーの護衛が中共警備員にタックルして床に捻じ伏せた。

 米国から高官が訪支するとき、これに似た嫌がらせは必ず発生するという。オバマ政権時代に2人の国防長官の下でアジア担当補佐官だったマグサメンいわく。

 2007から13まで駐北京メキシコ大使であったグァヤルド氏はツイッターでこの話には信憑性があると請合う。
 外国の外務大臣が訪支するときだって、常に厭がらせを受けるんですからな。
 メキシコ大統領が訪支したときには、メキシコ人カメラマンが中共警察に叩きのめされ病院送りにされたという。

 オバマが2016-9に最後の公式訪支をしたときには、杭州空港にエアフォースワン用のタラップがわざと用意されていなかったので、空港の「裏口」に回るしかなかった。
 ※こういう場合に備えて要人輸送専用機内には簡易タラップが用意されている。不当な異常事態を強調するためにそれを使うという決断ができなかったところが、オバマとそのスタッフの限界。

 またこの空港ではオバマの安全保障補佐官のスーザン・ライスとホワイトハウススタッフのベン・ローズが青色のロープを持ち上げてオバマに近づこうとしたところ警察がやかましく叫んで阻止しようとした。ライスの護衛が身を挺して進行させている。

テクノ黙示録

 ストラテジーペイジの2018-2-18記事。
   J-20を実戦配備しているとか吹かしている中共だが、2017年なかば以降、殲-20の生産機数はゼロである。発表された計画値では、毎月3機が量産されねばならないのに。

 ステルス性能にも、エンジン性能にも、問題がある模様だ。
 やっぱり致命的なのはエンジン。

 2017前半に「殲20」は最低12機が支那空軍に引き渡されていると公表された。これはパキスタンにJ20を売るための嘘情報だった可能性がある。中共メディアは、パキスタンがJ-20の輸入で合意したと報じていた。

 中共は2016までは、J-31は輸出させるがJ-20は輸出させないつもりであるようにみえた。しかし2017から方針転換した。

 J-20のメーカーであるCACは、過去にパキスタンと共同でJF-17を開発してパキスタンに買わせているという実績がある。

 次。
 Atlantic Council fellow の Matthew Krull 海軍中佐による2018-2-16記事「Foreign Disinformation is a Threat to Military Readiness, Too」。
  〈ロシア軍は米艦艇を無力化できる〉といったガセを流すことによってロシアはいったいどんな得をするのだろうか?

 こうした偽情報が一部の水兵や水兵の家族によって信じられれば、それだけで、米海軍の中に、国家の命令や、上官の命令について疑いを持つ者が現れる。
 自軍や味方に対する不信が醸成されることにより、有事の際に堅確・機敏・闊達な軍隊の諸活動が妨げられるようになるのだ。

 げんざい、シンクタンクのアトランティックカウンシルや、ブルッキングズ研究所で、ディスインフォメーションに対抗する研究「ニュージアム」をやっているところである。ドイツにも参加機関がある。

 ※先日の学校乱射事件直後に、ロシアの対米世論工作の方法についてUPIが解説していたところによれば、彼らはある特定の主張に米国世論を誘導しようとは考えない。この事件のケースでは、「もうこんな国はダメだ」という銃規制賛成の論陣と、「銃器武装は絶対に必要なんだ」という正反対の論陣の双方に同時に幾万もの、工作員認定をされ難い文章の投稿を流し込む。それによって米国社会を分断し、あるいは、すでに米国社会は分裂しまくっているという印象を作為できたならば、作戦は成功なのだ。

ナノなのだ。

 ROBERT BURNS AND VLADIMIR ISACHENKOV 記者による2018-2-14記事「US, Russian officials dispute reports of Russian casualties in Syria」。
   シリアのノモンハン事件(2018-2-7)は、とんでもない規模の一方的な袋叩きだったようだ。

  現地米軍によると、敵(ロシア軍)がまず、ユーフラテス東岸の「Deir el-Zour」省において、大砲と戦車砲によって攻撃してきた。それに対する反撃だったと。

 中東の米空軍司令官(カタールに所在)のジェフリー・ハリジアン中将によれば、たしかに大空襲で応じたと。

 3時間以上にわたり、F-15E、B-52、AC-130、アパッチ、リーパーが地上を攻撃し、ついで地上からも榴弾砲、迫撃砲、ロケット砲、戦車砲で反撃した。

 この空爆だけで、侵攻軍の戦車と野砲は多数、破壊されたという。

 ※アサド=モスクワは、シリアのユーフラテス東岸地帯が、イラクに合併されるか、クルドの国家になってしまうことを恐れているようだ。

 不確実情報としてロシア国内では、200人の露兵が死傷したという話が飛び交っている。
 すくなくも4人死んだことについては現時点で確認されている。

 ※米国務省とCIAが「露兵だとは確認できていない」「違う国籍の傭兵じゃないか」などと火消しに必死なのは、現地の軍隊の間では相互の憎悪が前々から昂進しているので、この「事件」がすぐに「事変」規模へ発展しかねないからだろう。

米露戦争が先週から始まっていた……。シリアのノモンハン事件。

    STEPAN KRAVCHENKO, HENRY MEYER AND MARGARET TALEV 記者による2018-2-13記事「US strikes said to kill scores of Russian fighters in Syria」。
  米軍がシリアでいちどに100人以上のロシア兵を戦死せしめた模様。

 2月7日、ユーフラテス川の東8kmで、諸兵種連合の1個大隊規模のアサド=ロシア軍が、米軍とクルドの同盟軍に向かって発砲しながら前進開始。
 敵は戦車、多連装ロケット砲兵も伴っていたが撃退された。

 この場所は Deir Ezzor 地区といい、石油とガスが埋蔵されている。敵はそこにこだわっている。

 ロシア兵は名目上はアサドが雇った傭兵という。200人以上いた。
 米軍発表によると露兵を100名は斃した。そしてその二、三倍は負傷させた。

 この攻撃は、現地ロシア軍の指揮系統からの命令によるものではなかったことが、事件後に確認されたという。つまり傭兵の暴走?

 米民間軍事会社「ブラックウォーター」のロシア版があるのだ。「アカデミ」という傭兵供給会社だ(以前は「ワグナー」と称していた)。アサドはそこから露兵をレンタルして、石油・ガス施設を守備させている。見返りとして、石油採掘権を譲与しているという。
 しかし2-7事件の傭兵の実態は解明されていない。イランが動かしているという説もあるが、とにかくロシア人/ウクライナ人であることは確か。

 米軍は、反撃の際、航空機と砲兵も投入した。
 そして米軍とクルド軍には一人の負傷者もなかったという。
 露軍の車両と歩兵がUターンして西に逃げ出したので、追い撃ちはしなかったと。

 ユーフラテス川が米露両軍の暫定境界線となっている。しかるにアサドとしては Deir Ezzor 東部の埋蔵資源を担保にして国家の財政を立て直したい。だから越境して攻め込んだのだろうが、もののみごとに失敗した。

 ロシア国防省の公式発表。シリア人戦士25人が負傷したと。

 ロシアの傭兵隊長に電話で取材したところによれば、彼の部下が数十人、セントペテルスブルクとモスクワの病院に入院している。

 傭兵のほとんどはロシア人と親露系ウクライナ人で、いずれも元軍人。ウクライナ戦線で実戦経験があるともいう。※つまりクリミア切り取りで暗躍したスペツナズ工作部隊じゃないか。

 反プーチンの政治家、グリゴリー・ヤヴリンスキーのツイッター書き込み。ロシア人が死傷しているというのに、参謀総長や軍の司令官はなぜ国民に対して説明もしないのか。

 ※鎧袖一触の赤恥。プーチンは五輪どころじゃないのだろう。

全長だけ大きい『いずも』の重さが『ワスプ』の半分なのは何を意味するか考えれば、F-35Bを艦尾に1機でMaxだと悟れる筈。

 ADAM MAJENDIE, KRYSTAL CHIA 記者による2018-2-11記事「In the global game of hide and seek, the drones are winning」。
  シンガポールのエアショーはドローンだらけだった。
 いまレースが進行中なのは自動操縦革命。

 昨年、タレス社が買収した英国の「アヴェイラント」社。同社はゲームキーパーというホログラフィック・レーダーを開発した。角砂糖サイズの物体を5km先から探知できると主張している。スキャンド・アレイ・レーダーの一種。
 ベンチャーの「スペクトロニク」社の宣伝。同社の燃料電池を使えば、無人機はリチウム電池の10倍のパワーを利用でき、しかも、燃料補充は数分で済む、と。

 次。
 このごろ座った姿勢で老眼鏡をかけて読書していると、どうも眼が疲れてきて集中が続きません。
 ひきこもり生活者の不健康をいささかでも改善し、なおかつ資料読みの生産性を、若年時並に高めるにはどうしたらよいだろうかと悩んでおりました。

 そこでこのたび、室内で立ったままで書見ができるように、キクタニ製の譜面台 オーケストラ用 OMS-01 ブラック というのを通販で取り寄せてみました。これが久々の大当たり。

 書籍見開きページ中央表面までの床からの高さを最大120cmにできます(実測)。
 安定性も十分。
 つまみやノブによるネジ締めもしっかりできています。
 バネの力が絶妙のフレキシブルなページ押さえには賛辞を献呈したい。

 驚いた発見。
 これに比較的に小さい活字がびっしり組まれた四六版ハードカバーを載せて読んでみますと、なぜか老眼鏡が要らないのだ。
 座位では、頭と書籍との距離や角度をフリー調節できない。だから疲労していたのだと悟りました。立姿なら、人間のほうで、自在に加減や変更ができるわけです。

 照明は、シーリングライトをLEDの明るいものにしておけば、他に何も要りません。スタンド灯が要らない。(まあ床から120cm以上ですから……。)

 ところで、さらにこれでもあきたらず、立姿で、しかもじゃっかん上目遣いで読書がしたくなったなら、それは器具を自作するしかありません。
 ぶら下がり健康器の垂直支柱の背面に、ホームセンターで入手できる金属製と塩ビ製のパイプ押さえクランプを2個、ナットとボルトで組み合わせて固定すればいいのです。高さ150センチオーバーの、簡易ながらもガッチリしたブックスタンドができます。
 ただしページ抑えは無いので、それは文房具の大型クリップ(ピンチ)を噛ませなければなりません。

 ちなみにわたしはベンチ付きのぶら下がり健康器のそのベンチ部分に、別な安物健康器具である「ワンダーコアもどき」(不用品)を据え、それを快適な背当てとして、PC作業をしています。ぶら下がりバーの高さは、座った状態から手をおもいきり真上へ伸ばせば、指先が触れるぐらいにしてあります。この高さですと、垂直支柱が25度でオーバーハングしている最上部の曲がり角が、ちょうど書籍の背に当たってくれるようになります。

 さらにPC用の机の下には、簡易型のペダル漕ぎ運動器。これだけはまだまだ改善の余地があると感じています。その話はまたいずれしましょう。

 次。
 ストラテジーペイジの2018-2-10記事。
   米海兵隊が「外人部隊」の編成に乗り出す。
 といっても海外で募集するわけじゃない。米国内には、米国籍をもっていない若者が仰山居る。その人的資源を狙うのだ。

 2001から2010年までを均した統計で、米国には2.2%の非米人が住んでいるのだが、米軍内では、その比率は4%である。

 しかし海兵隊構想は、非米人を主力にする特別部隊を創設しようという点がこれまでと異なる。
 部隊は、非正規戦連隊IWRと称し、4200人のうち3000人は特定海外戦域の言語を理解する非米人兵士とす。ただし軍曹(E-5)以上は米国籍の海兵隊員で固められる。

 応募してくれた兵隊は、まず英語訓練学校に送り込み、その後、新兵教育キャンプへ。ここまで2年。
 さらにIWRで3年。
 その時点で市民権獲得の資格も生じている。

 ところでこういう試みをすると敵国は、その制度を利用してスパイをもぐりこませようとする。そのスクリーニングが難しい。

 2001~2010に米軍は7万人の新兵を受け入れた。その5%が、米国市民権を持たない外国籍人であった。

 これらの新兵のモチベーションは非常に高い。新兵訓練課程で脱落する者も少ない。入隊3年後で比較すると、米国籍兵は72%しか残留していないが、非米国籍兵は84%が軍隊にとどまっている。

 ここに海兵隊のリクルーターは目をつけた。
 南北戦争中だって、北軍兵士の2割は、米国籍を持っていなかった。それでいいのだ。
 ちなみにバチカンのスイス傭兵は、全員がカトリック教徒である。

 ※地本が知っておかなくてはならないこと。高校には進路指導セクションがある。その中は、「進学」と「就職」に分かれる。防大進学を勧めたいのならば「進学」の先生に頼まねばならぬ。二士を採りたいのなら「就職」の人に頼まねばならぬ。ただし、キーパーソンは必ず教頭先生である。校長ではない。ここを絶対に勘違いしてはいけない。教頭は必ず職員室に居る。まずその人に資料を渡して話を通ずること。そうしないかぎり、資料は捨てられておしまいなのである。

 ※昔と違って今日の自衛隊で取れる大型免許は「自衛隊限定」。退職後に大型車に乗りたければ、あらためて私費で教習所の試験にパスする必要がある。こうなってしまったのも、退職自衛官の交通事故が多かったからだと。

 ※海保の人は退職したらすぐに水先案内人になれる。その資格を与える機関なのだから話も早いわけだ。しかし海自の人は、何十年勤続していても、シャバの船舶関係の免許は特についてはこないから、そこのところはよく考えねばならない。

新刊ご紹介

 並木書房さんから、ゴードン・ロットマン氏著、床井雅美氏監訳、加藤喬氏tr.の新刊『AK-47ライフル』を頂戴しましたので早速拝読。

 原著者はM-16系と比較してAK-47系列を高く評価しています。

 各種の実包の細かい違いとスペックが網羅されているところ、資料価値が高い。
 東欧で戦後も鉄薬莢を広範に使っていたのだとは知りませんでした。

 床井さんが原著に書いてない情報を補足しているところは例によって貴重です。

 米軍の兵隊用のM-14はフルオートができない仕様になっていたとは知りませんでした。

 カラシニコフ氏の前半生についての大きな謎、「捕虜のドイツ人技師からどのくらい助けてもらったのよ?」には、今の段階でも最終回答が出ちゃいないようだな、と感じました。
 シュツルムゲヴェールと内部システムが違っていることは、ドイツ人の設計関与がなかったことを保証しませんからね。

 設計した本人、開発の陣頭指揮を執った本人しか語り得ないエピソードがあるはずです。別に寸法や素材や加工の秘密なんかをバラす必要はない。国家にとって無難な、しかし外人には興味深い体験談を、昔話として、いくらでもできるはず。本人は西側のインタビュアーに対してそれらを語る機会がいくらでもあったことが本書からもわかる。ところが、そうしたエピソードが本人の口から自然にアドリブで飛び出すことはなかったようです。本人はそれを強く自戒していたんだと疑える。

 削り出しの自動火器にしか過去に関与してこなかった叩き上げの工員が、いきなりプレス加工指向の簡易量産の、公差最大の自動小銃をデザインできるとは不思議千万。

 設計も開発も、StGの経験をたっぷり有するドイツ人チームがやったんでしょう。

 カラシニコフ氏は、戦後ソビエト=ロシアの国家威信発揚の宣伝塔キャラにまつりあげられたのだろうとわたしは疑います。農民/労働階級出身の一介の工員が国家英雄級の偉業をなしとげたことに、マルクス主義国家は、しておきたかった。グラスノスチ後のロシア軍も、その神話遺産は維持したかった。だとしたら本人も死ぬまでそのキャラを演じ、神話を守り続けるほかになかったのだろうなと拝察しました。

 カラー写真満載で¥1800円+税。

マカオのオカマ

  Michael J. Hennelly 記者による2018-2-8記事「Fire One, Fire Ten: Implications of the Torpedo Scandal of World War II」。
         1943-7-23に独航していたタンカー『図南丸』を狙った米潜『ティノサ』(SS-283)。
 魚雷15本を発射。12本が命中。ただし爆発したのは1本のみ。

 タンカーは沈まずに逃げ、若いティノサ艦長はパールに戻って潜水隊司令部に怒鳴り込んだ。

 「マーク14」魚雷には3つの欠陥があったのだ。
 しかし本国の兵器本部は、問題は欠陥魚雷にはなく、艦長や水兵の無能にあるのだと主張。

 米海軍艦艇のうちたった2%だけが潜水艦だった。しかし太平洋戦域では日本の艦船の半分以上をその2%の潜水艦が沈めたのだ。

 「マーク14」には、深度調定器、磁気爆発尖、触接爆発尖が備わっていた。そのすべてが欠陥品だった。
 対日開戦するまで誰もその欠陥たる事実を認識していなかった。

 WWII前の世界は大恐慌時代である。そんな超デフレ時代に、「マーク14」は1本1万ドル以上もした。当時、新車の値段が700ドルである。
 必然的に兵器局は、魚雷の試験を非消耗的な流儀とさせた。同じ練習魚雷を何回も利用するのだ。
 潜水艦長は実用魚雷による発射訓練は一度もさせてもらえなかった。

 真珠湾攻撃から5時間以内に、米海軍作戦部長は「無制限潜水艦戦」を発令した。日本の商船も容赦なく沈めろというもの。

 じつは米海軍は戦間期、潜水艦隊によって日本列島をブロケイドするという想定は研究したことがなかった。
 水上艦隊の前衛哨戒をさせることばかりを考えていた。

 開戦してみてわかったこと。平時に勤務評定の高評価な艦長が戦時に有能とは限っていないこと。そこで最初の1年のうちに3割の潜水艦長たちが無能の故をもって交替させられた。

 1942の1年間で米潜は100隻以上の日本商船を沈めたが、魚雷の欠陥もあきらかになった。

 1942の夏に太平洋艦隊では、本国の兵器本部の異議を無視して独自に魚雷の徹底試験を開始。1943には、件の三箇所が欠陥なのであることをつきとめ、独自にそこに修正を施した。

 1943-9-30に出撃した米潜『バーブ』は、改善された触接爆発尖をマーク14に取り付けていた。これ以降、米潜の撃沈成績はうなぎのぼり。

 教訓。潜水艦用の魚雷の欠陥修正については、米海軍の中央集権機構は役に立たなかった。

 WWIIでは、米国には三艦隊があった。大西洋艦隊、太平洋艦隊、南西大西洋艦隊である。それぞれが司令部を有す。
 潜水隊司令部はその三艦隊司令部に分属し、最高位の潜水艦指揮官はワシントンには所在しなかった。これが潜水艦に関する諸改革を遅らせた。三つの潜水艦隊相互の情報共有もできなかった。

 次。
  Hans Ruhle 記者による2018-2-8記事「The New U.S. Nuclear Posture Review: Return to Realism」。
      もし米本土の原発にサイバーテロをやられたら、その報復として核攻撃することもあり得る。これがこんどのNPR。

 フランス政府もすでに、国家が後援するテロ攻撃を受けたときには核で反撃することもあると宣言をしている。

 なぜB-61を近代化(ダイヤルで低威力化したり地中貫徹もできるようにしたり)すると核戦争が起き易くなるという者がいるのか。航空機から投下する爆弾であるB-61は開戦奇襲に使えるようなシロモノではない。

 大規模なテロ攻撃等に対して、巨大水爆ミサイルと通常兵器の間にもうひとつかふたつの反撃や懲罰のオプションがありますよと平時から強調しておくことにより、敵は大規模なテロ攻撃や、周到に準備した通常兵力侵略戦争をしかけようとは思わなくなるのだ。

よゆうチューブ

  Levi Maxey 記者による2018-2-7記事「China’s Fourth Industrial Revolution: Artificial Intelligence」。
   2014年いらい、中共で発表されたディープラーニング関係の学術論文数は、米国内のそれを上回っている。絶対量はどんどん増えている。
 内容の質は保証しないが、意欲だけはこの通りだ。

 ※一般家庭のPCから海外の科学雑誌データベースにアクセスしようとしても、国家によって通信を遮断されてしまう。そんな中共の情報インフラ下で、数だけ量産される「学術論文」とは何なんだ?

 2017-3に百度が中心になってディープラーニング国家技術研究所を設立した。
 関心分野は、顔イメージや人間の音声の識別、バイオメトリックIDなど。
  ※中共はAIを10億の国民の監視に使いたいのだろう。『パーソン・オブ・インタレスト』の視過ぎとしか思えんところがあるからな。

 オバマが2016にAI革命を後押しする政策を打ち出したのに刺激されて中共は2017-7に、「2030年までに中共がAIで世界を牛耳る」との構想を打ち出した。

 2017前半に習近平は、「軍民融合開発委員会」を立ち上げさせた。

 2017-12の広州市エアショーで1000機以上のマルチコプターがスウォーム展示された。今日まで、数では世界最大。
 その前の6月には119機の固定翼ドローンを一斉飛行させている。

 中共サイバー機関は2015-6に米公務員200万人分のプロファイルを抜いている。
 AIで分析すれば、この個人情報のビッグデータから、北京の手先として転んでくれそうな属性がピックアップできるはずである。
 ※借金歴、渡航歴、性癖、趣味、離婚歴、本人犯罪歴、身内の起こした事件歴……。

 次。
 Kendall Hoyt 記者による2018-2-6記事「How World War II Spurred Vaccine Innovation?」。
  南北戦争中、戦死者の2倍の病死兵があった。
 米西戦争では、戦死1人に対して病死兵数は5人にのぼった。
 WWI 最終年、1918の致死的インフルエンザ流行でも、在欧米兵の半数が罹病して大損害。

 WWII中に米国は10種類のワクチンを用意した。D-dayに大至急で間に合わせたのがボツリヌス・ワクチン。ドイツがV-1号にボツリヌス菌を充填しているという誤った情報に基づいた対策だった。

 日本本土上陸作戦の準備として、日本脳炎ワクチンも量産した。

 じつは製薬会社に言わせると、ワクチン製造というのは全く儲からない。これは社会奉仕だと彼らは割り切らねばならないレベル。

 しかしWWIIでは民間の製薬会社が政府に奉仕的に協力してくれたので乗り切れた。それがなかったら、たとえば梅毒などが全米に大蔓延していた。
 この関係は現在でも非常時に必要とされるはずである。

 近年のパンデミック。
 SARSが2003、鳥インフルが2005、豚インフルエンザが2009、エボラが2014。……次も必ずあるはずだから。

 次。
 ストラテジーペイジの2018-2-7記事。
  2018-1にドイツ政府から発表。リビアに最後まで残っていた神経ガス(サリン)用の原料500トンがついに破壊されたと。
 じつはそれ専用の特別プラントがドイツ国内に建てられていて、そこで2017-11に作業完了したのだ。

 サリンとマスタードガスの毒ガス工事の場所はトリポリ港から770kmも内陸であった。
 ストックされていた原料の化学物質は、そこからひそかにリビアの港まで輸送され、さらにこれまたひそかにオランダの特設タンカーによって2016-8に欧州に向けて搬出された。

 化学物質の総量は850トン。

 これらの処理作業には5年かかった。とにかく秘密を保持しないとテロリストに目をつけられるのでたいへんだった。
 2014年前半には、米国から可搬式焼却炉をたずさえた秘密チームがリビアに派遣され、化学爆弾をひそかに処理している。

陸自アパッチに暗視装置やレーザー等を後付けするという話が昨年5月。フォートアーウンで未明に正副2人死ぬ事故が今年1月。

 ウロ覚えで申し訳ないのだが、複座のヘリコプターが「空中でエンジン停止した」場合を仮想した訓練をやるときに、事前に正副2人の間でよく打ち合わせができていないと、パワートレインのリレー復旧時にメインローターに伝えられるトルクが異常に強くなりすぎて事故になると、どこかで読んだ気がした。いまじぶんのPCを検索してもそのテキストが出てこなくて、もどかしい。

 次。
 提案。
 高速の緊急路肩停車時に手前に置く三角表示板は、どうせ重いのだからウエイト部分を電池にして、スイッチひとつで白色の作業灯火にも切り換えられるようにすれば、買い手の「お得」感がUPするにちがいない。
 表側が赤の点滅警告LED、裏側が白色照明用LED、とするのでもよかろう。

 電源は、容量の過半はシガレットライターから充電ができる充電池として可いが、それが知らぬ間に完全放電してしまっていた場合でも機能するように、単1電池×1本とか単2電池×1本とか単3電池×1本でもじゃっかんは点灯するようにバックアップの電池ボックスと給電切換回路もしつらえておくと尚善いだろう。

 次。
 Kyle Rempfer 記者による最近記事「Not just for Hollywood anymore: SOCOM seeks long-range facial recognition, other next-gen tech」。
       SOCOMは、あらかじめ「お尋ね者」(ゲリラの幹部)の顔データを入力しておくと、数百m離れたところからでも、群集の中のその本人を見つけ出してくれるAI双眼鏡を、メーカーに開発させようとしている。

 有効距離は理想的には1kmだが、最低でも350mの距離から顔を見分けて欲しい。

 顔データは、双眼鏡をオンラインにすればすぐアップデートできるようにもしなければならない。

 またSOCOMは、地下空間や水中など、GPS電波を期待できない場所でも自己位置や精確な時刻を知るために、量子通信を利用する技術も模索している。

 次。
 ストラテジーペイジの2018-2-5記事。
   韓国の漢南〔?〕造船所は、インド海軍が欲する24隻の掃海艇を受注しようと14年間努力してきたが、とうとう諦めた。交渉開始が04年である。

 2014年時点で、ゴアの造船所にライセンスを売るという話になりかけたのだが。

 韓国人が受け入れ難かったのは、何か不具合が生じたならぜんぶ韓国の費用ですぐに直しますよという一札を契約文面に明記してくれというインド側からのあつかましい要求。それでは周知のインド側の腐敗や無能による故障や自損もぜんぶ無代修理責任を押し付けられてしまう。

 つまり14年間、高い授業料を払い、韓国人も、インドに武器を売って儲けようなどとは思うなという正しい教訓を得たわけだ。

 商談の対象だったのは、885トンの非金属船体の掃海艇。
 72人乗り。30ミリ自動砲×2門。

 インド海軍は、東海岸に8隻、西海岸に16隻の掃海艇が必要であると計算している。すべて港湾の前面の掃海のため。

 この市場をめぐっては、イタリアのインターマリン社、スペインのナバンティア社、米国のロックマート、ドイツのティッセンクルップ社も、掃海艇をインドに売り込んでいた。現有の掃海艇はすべてロシア製である。

ぶらとん

 COREY DICKSTEIN 記者による2018-1-31記事「Personal phones could be banned at Pentagon as result of Mattis-ordered review」。

 まだ公式発表されていないマティスの決定。「フィットネス・トラッカー」、政府指定の機種ではないスマホ、タブレット類を、ペンタゴン内の機微エリア内に持ち込むことを禁ずる。

 ペンタゴンビルには30万人もの人間が出入りする。建築工事の作業員も含めて。

 ホワイトハウスでも、1月から、職員が携帯電話を持って西ウイングに立ち入ることを禁じた。
 これを主導したのはジョン・ケリー首席補佐官である。ケリーは元、海兵隊の四つ星大将で、マティスの同僚として長かった。

 先週の衝撃。「フィットビッツ」のようなウエアラブルなトラッカーのおかげで海外基地周辺での米兵の動線がバレバレであると。マティスはその報道の前からGPSトラッカー類の所持禁止を考えていた。

 次。
 TIM JOHNSON 記者による2018-1-31記事「North Korea is barely wired, so how did it become a global hacking power?」。
  後進国たる北鮮がなぜサイバー戦のイニシアチブをとっているのか?

 プリシラ・モリウチによると、北鮮のサイバー要員は、小学生時代から選抜される。数学の才能のある児童は特別な中学に集められる。教育を通じてさらに絞り込まれつつ、やがて2つしかない大学(金日成大学と、キムチェク技術大学)に送り込まれる。そうやってパイプライン状に工作員を製造しているのだ。

 卒業すると「総偵察部」の「121局」に身分が移る。
 有望な新人ならばさらに海外で研修させられる。まずは満州の瀋陽市。特急で1時間しかかからない。
 そこに北鮮資本で建設したチルボサンホテルがある。研修生はそこに逗留。同ホテルは北鮮産偽グッズの取引拠点にもなっている。

 特別に優秀なハッカーは中共以外で海外研修させられる。インド、インドネシア、ケニア、マレーシア、モザンビーク、ネパール、ニュージーランドに拠点がある。合法的なレストラン事業などが隠れ蓑として用意されている。

 北鮮ハッカーは総勢で3000人以上、6000人以下だろう。

 SWIFTとよばれる国際金融オンライン決済の使い方に習熟しないと、たとえばバングラデシュの銀行から大金を盗み出すといった作戦はできない。

 北鮮ハッカーは、バングラ中央銀行になりすまし、バングラからNYCにあるFRBに対する送金リクエストメールを偽装し、10億ドル以上の資金をフィリピン内の口座へ移させようとした。FRBはいくつかの偽メールは拒止したものの、まんまとチェックをすりぬけたオーダーもあり、バングラ政府は8100万ドルを失った。2015から2016にかけて。

 同様に、ポーランド、ベトナム、メキシコの銀行も、SWIFTを利用したなりすましオーダーによって、北鮮ハッカーに大金を盗まれた。

 北鮮ハッカーは、韓国内のATMをハックすることで、現金を引き出している。
 また、ロンドンとソウルでは、暗号通貨の詐取もしていることが分かっている。※コインチェックの換金も五輪開催中の韓国内でなされるのではないか。外国人出入りが激増し、あらゆる監視が行き届かなくなり、外交行李で堂々と札束現送もできるのだから。

 北鮮ハッカーは2017-2には、ソウル市にある「Bithumb」から700万ドルを詐取した。
 ソウル市内の「Youbit」はそれに続いて合計7000ビットコインを北鮮によって盗まれ、しかも2017-12に再びやられた。

 2017-9には、「Coinis」がビットコインを盗難された。その金額は公表されていない。10月には、他の10箇所の仮想通貨交換所に対してハッカーが侵入を試みている。

 過去に一度、モリウチは、北鮮のハッカーが盗んだビットコインで商品またはサービスを購入した痕跡を探知した。残念ながらその商品が何なのかまでは分からないのだが。

 北鮮サイバー部隊が初めてその能力を示したのは2013のことだった。韓国のテレビ局がやられた。
 ソニーピクチャーズがやられたのが2014年だった。

 ワナクライばらまき騒ぎは2017-5-12のこと。
 2017-9には北米の電力網の弱点を、北鮮ハッカーが探り当てようとした。

 2018-1にオンタリオ州が、北鮮ハッカーがトロント市の「メトロリンクス」のシステムをハッキングしようとしたと非難した。

「読書余論」 2018年2月25日配信号 の 内容予告

▼ヒューバート・L・ドレイファス著、黒崎・村若tr.『コンピュータには何ができないか――哲学的人工知能批判――』原1972、改訂版1979、邦訳1992

 人間が環境を持続的に、しかし分析なしに支配できるのは、身体のおかげなのである。

 成人が常識を持っているのは、彼が身体をもち、技能を通じて物質世界と相互作用し、ある文化へと教育されるからだ。

 もしわれわれの膝がフラミンゴのように逆向きに曲がるものだとすれば、椅子は座るための道具ではなくなるだろう。

 著者は、反形式主義者であり、反機械論的な確信を有する。テーゼの多くは、ウィトゲンシュタインに負う。彼は言った。人間のふるまいを規則によって分析するのは無理だ。なぜなら、その規則には事情斉一条件が必ず含まれる。他の事情が等しいならば、というやつが。ところが、他の事情が等しいとはどういうことなのか、決して誰も定義することなどできぬ。その定義はきっと無限退行に陥る。

 われわれ人間は、われわれとは何であるのかについての感覚をもっている。その感覚をわれわれは、決して明示的に記述することはできない。しようとすれば無限退行にはまるだけ。

 ホッブズは、思考の統語論的概念(形式的概念)が計算であると明言した最初の人物。

 一般問題解決システム、略してGPS。これは1957にまずニューウェルとサイモンによって試みられた。

 ニューロンが、オン/オフ・スイッチとして働くという前提が、おかしい。おそらくそれは妥当しない。

 ヴィトゲンシュタインの弁証法的な批判。
 有意的な振る舞いはすべて規則的であるはずだという前提を仮に立ててみる。
 その規則を適用する際に使用する規則は何か。
 さらにその規則を適用する際に使用する規則は何か。
 ……こう考えれば、誰でも「規則の退行」の無限性に気がつくだろう。

 知能が解釈すべき事実をもつためには、その知能はすでに状況に中になければならない。

 プラトンは規則的基準を捜した。身体は、知性や理性の妨げだと見た。この考え方の延長線上にデカルトも位置する。


 なぜ人間の生活形式がプログラムできないか。
 われわれは身体をもっているおかげで、特定範囲のチェックをバイパスできる。

 コンピュータ中心主義的なパラダイムがわれわれの社会にもし定着すれば、人々は、自分たちもAIの一種だと考え始め、人々は、機械に似てくるだろう(p.479)。

 人間が事実の源。
 人間が、事実かどうかわからない世界の中で生きていく過程でみずからを想像し、事実からなる世界を創造する。
 そしてその人間は、身体的欲求の満足のために、身体的能力を用いている。そのような存在が組織しているのが人間の世界。
 この世界は、人間以外の他の手段によっては、獲得できない。

▼レイ・カーツワイル著、井上健監訳『ポスト・ヒューマン誕生――コンピュータが人類の知性を超えるとき』原2005、訳刊2007-1

 ファインマンは、原子単位でカスタムできる合成物を予言した。化学者が指示するとおりに物理学者が原子を配置すればいい。それによって化学と生物学の諸問題は解決に向かう。

 ファインマンよりはやく、フォン・ノイマンは1950年代に、万能コンストラクター装置をベースとする自己複製システムのモデルを提示した。コンピュータがコンストラクタに指示を送り、コンストラクタはコンピュータと自分の複製を作り出す。

 人血中のブドウ糖と酸素の反応から理論上は100ワットの電力が生産できる。シドニーの新聞は、これが映画『マトリックス』のヒントだと書いた(pp.311-12)。

 2010年代には、インターネットで受信した画像がヒトの網膜に直接投影されるようになるだろう。
 陸軍は、頭蓋骨を震動させて音を伝えるヘルメットをすでに実験している(p.403)。

 合衆国陸軍はすでにあらゆる非肉体的な訓練をウェブ・ベースの教育を利用して行なっている(p.438)。

 カーツワイルは、この宇宙では高等知性は地球にしかいないと信じる立場。
 計算とは存在そのものなのだ、と言った者あり(p.447)。

 著者いわく、「知能は宇宙よりも強力だ」(p.481)。
 知能は、重力も、他の宇宙の力も克服し、宇宙を思うとおりに作りかえる。「これが特異点の到達点である」(p.481)。

 フォン・ノイマンは、空軍戦略ミサイル評価委員会の委員長であり、また、核戦略に関する政府アドバイザーでもあった。キューバ危機以前、彼は、核戦争のアルマゲドンの発生確率は100%近いと見積もっていたという(p.541)。註によれば、それは1979年の本の中で紹介されている。『The Nature of the Physical Universe』所収の「The Place of Facts in a World of Values」。寄稿者はH.Putnam。

 数学では、シンギュラリティはどんな限界をも超えた値である。要するに、無限ということだ(p.590)。
 物理学はこの言葉を数学から借用した。特異点とは、「理論的に大きさがゼロで無限の質量密度があり、したがって無限の重力がある点を指す」(p.592)。

 チンパンジーの親指は弱い。捧を振り回すことはできるが、取り落とすことが多い。人間だけが、四指のすべてを親指の先にあわせることができる。完全拇指対向性という。300万年前のアウストラロピテクスにはこれがあった。だから遠くに速く石を投げられた。

▼カーツワイル著、NHK出版ed.『シンギュラリティは近い[エッセンス版]』2016-4
 ※上掲の2005初版を2007-1に全訳した版を短縮したもの。

▼スティーヴン・ベイカー著、土屋政雄tr.『IBM奇跡の“ワトソン”プロジェクト――人工知能はクイズ王の夢をみる』2011-8
 ※原題「Final Jeopardy ――Man vs. Machine and the Quest to Know Everything」 2011年。

 デミス・ハサビスいわく。2008年だけでも、脳や神経科学分野の研究論文は5万本も発表されている。2005年より以前の神経科学などは時代遅れ(p.216)。※これはつまりカーツワイルの2005年本に対するあてつけか。

 診断エンジンの長所は、理解の深さではなく、視野の広さにある。そして、視野の狭さこそ人間の弱点にほかならない(p.251)。

 シカゴには大小二つの空港があり、大きい方は戦闘機パイロットのブッチ・オヘアの名がついている。小さい方はミッドウェー海戦から名がとられている。
             ◆  ◆  ◆
 「読書余論」は、主に軍事系の古本を、兵頭が注目した一斑の摘記や読書メモによって紹介し、他では読めないコメントも附しているものです。

 あまりに多すぎる過去の情報量の中から「兵頭はここは珍しいと思いました」というポイントだけ要約しました。

 大きな図書館に毎日通えない人も、最低費用で、過去の軍事知識のマニアックな勘所に触れることが可能です。
 また、ミリタリーしか読んで来なかった人には、他分野の情報が、何ほどか有益かもしれません。

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