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      <title>兵頭二十八の放送形式</title>
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      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2010</copyright>
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         <title>『「グリーン・ミリテク」が日本を生返らせる！』全国書店で発売中。</title>
         <description>　サンデータイムズに Tom Coghlan 記者が2010-3-18に載っけている「Tehran accused of arming Taleban with weapons and explosives」という記事。
　イラン政府がタリバンにプラスチック爆弾、手榴弾、技術文書を援助している。
　過去１年間で10トン以上のそうした広義の兵器類がイラン＝アフガン国境で押収された。うち1.5トンは過去１週間の話だ。
　アフガン政府の分析によれば、それら禁制品の６割は、イランの闇市場で入手されたのではない。まさにイラン政府から供給されている。
　米中央軍のPetraeus将軍も、米連邦上院外交委員会に対し、イランがアルカイダのため作戦基地も提供していると警告。
　２００７にアフガン派遣ＮＡＴＯ軍 Dan McNeill 司令官は、イラン領内からアフガンの Farah province へ持ち込まれた路肩爆弾を英特殊部隊が押収したと公表。これはトラックのコンヴォイで搬出されているので、イラン軍やQuds（イラン親衛隊）が承知していないわけがないのだよ、と。

　次。
　こんどはアワビが人々の生活を救うらしいぞ（笑）！
　深海で３年育った頑丈な巻貝の構造を防弾ヘルメットや極地のパイプラインに適用できるんじゃないかという話がちょっと前に紹介されていたが、こんどは鮑貝。
　ポピュラーサイエンスに Jeremy Hsu 記者が2010-3-18に載っけている「Lightweight Ceramic Coatings Based on Abalone Shells Could Form Tough Armor for Airplanes」という記事。

　ヘルシンキ大学が、アワビの真珠層（nacre）を人造することに遂に成功した。このコーティングは、物体表面を粉砕させぬ力が強く、しかも耐熱である。
　ヘルシンキ大学は、この人造物質を、ペンキのようにして、ただ物に塗れば可いというだけにしてくれやがったのだ。
　するとたちどころに、ナノサイズの「皿」が積層している構造が、物体表面を覆う。

　ただしこの素材は応力構造材とはならない。つまりモノコックボディや桁を代置できるものではない。

　以下、兵頭余談。防水でしかも耐火力のある耐粉砕・耐剥離被覆なら、屋根瓦やブロック塀の表面に塗ると好さそうだ。
　それは何を意味するか？　原野に土地を買って、誰でも、レゴブロックのように、じぶんの家を、ぜんぶで５０万円もせずに建てることができるようになるに違いない。
　いまでもクソ田舎に行けば、塀用のコンクリートブロックで以って、車庫とか、稀には平屋住宅を１軒造ってしまっているケースにお目にかかる。（じつは長野の死んだ親父もその手で車庫兼倉庫をまるまる１棟、手作りしてました。）

　塀用ブロックなどは耐候性にはかなり疑問があったものだが、こんなすごい被覆材をスプレーできるようになれば、石が玉に変ずる。建材革命に違いない。
　ホームセンターで軽トラを借り、ブロックを一山買って来て、現地に運び、そこでじぶん一人でミニ山小屋、もしくは一人用カプセルホテル、または大型の犬小屋のようなものを組み上げれば可くなる。
　２階建てはさすがに難しかろうが（土管を巧みに組み合せれば集合カプセルホテルなら可能か）、一戸建て住宅なら楽勝だ。
　屋根をトタン葺きにすれば地震で圧死する虞れも無い。真珠コーティングで熱反射率が高まるから九州の夏でもそんなに暑くあるまい。もはやコジキ生活も怖くないってことだ。全日本人への朗報だ。

　さらに考えてみた。このスーパー耐久塗料は、内装（内壁）にも使えるはずである。とすると、その全面を「液晶」化もできるはずである。そうなったらどうなるか？
　部屋の壁と天井が、すべて「モニター画面」になるのだ。究極のバーチャル環境だ。
　たとえば片方の壁には図書館の「開架」が映し出されている。そこから書籍の背表紙をバーチャルに引っ張りだすと、キンドルが展開。

　この環境下でフライトゲームをすれば、おそろしいことになろう。

　次。
　Chris Dade 記者の「March of SS veterans face protest in Latvia」という記事。2010-3-16にリガ市で、ラトヴィアの元ヴァッフェンＳＳ部隊×２に所属していた老人たちと、そのサポーターたちが誇らしげに行進した。
　1994から「ラトビアの日」が祝われている。それは1944にソ連軍の同国侵攻を防いだ日なのだという。
　もちろんモスクワは大不快。
　２２００万のラトビア人口の３割がロシア系である。

　次。
　ＡＦＰの SHAUN TANDON 記者が2010-3-17に星条旗新聞に載せている「U.S. Says Okinawa Base Needed To Defend Japan」という記事。
　シーファーが米議会に対し、〈在沖の海兵隊は、ハイチとインドの間で、米軍がすばやく展開できる地上兵力なのである〉と訴えたと。

　兵頭いわく。沖縄基地問題の本質がいちばんよくわかっているのは、防衛施設庁でも外務省でもなく、大蔵省だろう。というのは、かれらは「基地地主」たちが毎年いかほど日本政府から受領し、それを元手にどんな商売をしているかも、税務署を通じて把握しているからだ。

　本州の米軍基地と違って、沖縄の米軍基地は、地主の合意なしに米軍によって強制占拠された。それが沖縄返還後も基地として供用されることになったので、日本政府としては、本州の米軍基地ではありえない破格の「地代」を、地主に対して毎年支払い続ける責任を負っているのである。

　だいたいどのくらいの額かというと、地主１人につき、１年に３００万とか５００万。１つの在沖米軍基地ごとに、多数存在するこの地主たちは、まったく何の労働もせずに、米軍関連施設（それは滑走路や兵舎とは限らない）がそこにあり続ける限り、毎年毎年、未来永劫、子々孫々、数百万円という額を、キチンと政府から振り込んでもらえるのだ。
　まあ、沖縄県の所得水準と物価水準を、かんがえてみてくださいよ。

　その金を産む土地をある日、そっくり米軍が返してくれたとして、そこにサトウキビなんかを植えつけてみたところで、次の年、３００万円の純益が保証されぬことは間違いない。台風銀座での農業には、それなりの苦労がつきものだ。
　よほど良好な特別な立地で、宅地やホテル用地として転売できるほどならば、それによって、億単位の一時金が得られるかもしれない。が、さっそく所得税対策に頭が痛くなるだろう。それを元手に新事業？　失敗したらどうする？　何が哀しくて、そんな不安定生活や心労生活に、いまさら突入する必要があろうか。

　この沖縄の「基地地主」たちこそ、21世紀の「両班」階級なのである。平安時代の任地に下向しない門閥貴族の○○守たちである。あまりにもうしろめたいので、口では彼らは「米兵の犯罪がこわい。騒音が困る。〔よって米軍基地には反対かも…〕」と匂わすかもしれない。しかしそれが本心と独立であることを、大蔵省は承知しているのだ。それどころか、米軍基地を永久に現状のように存続させてくれそうな政治家たちを、彼らが心底応援していることだって、大蔵省は知っているだろう。沖縄県内で移転のために新たに手当てされる米軍用地は、敵軍による強制占領ではないので、新たな「基地地主」は生まず、旧基地の返還にともなう古い「基地地主」の「株」を抹消することになる。</description>
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         <pubDate>Fri, 19 Mar 2010 08:24:27 +0900</pubDate>
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         <title>日浦さま</title>
         <description>　版元から直送してもらった『「グリーン・ミリテク」が日本を生き返らせる！』が、「部屋番号不明」とかで、もどって来ちゃったそうであります。
　部屋番号と、できればお電話番号も、小生までお知らせください。
　よろしくどうぞ。

　他にも「引越し先不明」で新刊の献本がもどってきちゃった方が複数おられます。が、このケースにつきましては詮索をしないことにいたします。この場を借りてこのごろのご無沙汰をお詫び申し上げるのみです。どうぞお元気で！</description>
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         <pubDate>Wed, 17 Mar 2010 17:56:36 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>薩摩硫黄島の意味。</title>
         <description>　『大日本国防史』の地の文の執筆が、ようやく「鹿ヶ谷」まで来ただよ。小松さん、元寇のマンガ部分は終わりましたか？　今回は締め切り猶予はありませんよ！

　それで「きかいがしま」を調べていたら、またしても今までの史家の盲点を発見しただよ。
　この火口から船着場までは、数kmしかないだよ。ということは、九州にやってくる宋の商船にとって、「鬼界ヶ島」の硫黄こそが、最も低コストで輸入のできる硫黄鉱石だったわけでござんすよ。

　だから貿易と海防の両面戦略で厳島や兵庫港も整備し、福原に遷都まで考えていたほどの清盛としたら、この「きかいがしま」を、忘れられた過疎島として放置していたはずなんか絶対にないんですよ。

　かならずや、交易船とシナ海軍の監視のための信用できる「手下」を常駐させていたはずなんすよ。標高７００ｍから大隅海峡を監視できる絶好の望楼ですよ。鉱山業者ももちろん働いていたはず。
　だから、安心のできる流刑地ともできたんですよ。

　……ここから先は、『大日本国防史』ができたときのお楽しみに。

　ちなみに俊寛が１年で釈放されなかったのもとうぜんの話で、彼は法勝寺の数百人のゴロツキの頂点に君臨する暴力団組長みたいなもんだったのですぜ。経済ヤクザのドン。しかも36歳だ。他の２人は、戻ってきても動かせる「組織」の無い小者級だったから赦免したまでです。（小生は吉川英治の『新平家物語』をあざやかに記憶していますが、あれほどありえない俊寛像はない。平曲の「足摺の事」を書いたのは、彼の永久追放を快しとする、敵対寺院の坊さんでしょう。）

　さて、ミリタリーテクノロジーの「Bigger, Badder IEDs in Afghanistan」という記事。記者の署名がみあたらん。
　イラクでは、ＩＥＤは個人行動として仕掛けられているという。家のドアから、ふっと出てきて、道路脇にリモコン爆弾を置いて行く。
　イラクでは、the explosively formed penetrator (EFP) shaped charge device が多用されているという。※本当ですかね。

　かたやアフガンでは、すべてが組織的行動。軍隊式の命令に従ってＩＥＤが埋められているのだ。埋める者もプロのゲリラ。だが無線は使わないで踏み板で起爆する。
　 しかもこのごろはアフガン独特のＩＥＤとして塩素酸カリ製が登場。
　アフガンのＩＥＤは金属ケースを用いないので探知が至難。とうとう米軍は、対地雷ローラーを使うようになった。

　次。
　チャイナディフェンスブログに2010-3-15に転載された、Kang Juan記者の「China gains Sea of Japan trade access」という記事。初出は 『globaltimes』で3-10らしい。

　北鮮は、日本海側の羅津港の「第一埠頭」を、シナに10年間リースすることにした。
　この港は豆満江の河口からは15km離れている。※手持ちの地図ではとてもそのようには見えないんだが……。
　シナ船は豆満江を通って日本海に抜けられるのだが、これまでは北鮮政府が阻止してきた。
　羅津は、冬も氷らない。４万トンの貨物船まで進入できる。

　琿春市（満州の朝鮮人自治区）から物産を大連経由で対日輸出するのには３～４日もかかってしまう。しかし豆満江～羅津（そこは琿春から48kmであるという）を使えば、新潟港まで10時間しかかからないのだ。

　シナ国境から羅津までの道路は延長50kmで、状態は悪い。このため羅津の能力がフルに活用されてこなかった。
　ちなみにロシアは過去50年間、羅津を原油輸出港として利用してきた。

　これとは別に、鴨緑江をまたいでシナの丹東と新義州を結ぶあたらしい鉄橋の建設も10月から始まる。
　いま架かっている鉄橋は1937完成で、あれはてている。

　※新潟市がブームタウンになる日も近い？

　次。
　記者不明の「Murphy&apos;s Law なんたら」という2010-3-16の記事。
　軍拡説得の最良の武器は FUD (Fear, Uncertainty and Doubt)だ（笑）。

　シナの軍艦があまり外洋に出てこないのは故障が多すぎるからだ。
　潜航中にディーゼルエンジンを回し続けて乗員が窒息したこともあった。
　金持ちのシナ人は２割。すなわち３億人。のこりは皆、不満を持っている。
　１９４１の日本と今のシナが違うことは、核兵器をもっていることだ。

　末筆ながら　都築有さま。ブログで拙著をご紹介くださり、どうも有り難うございます。</description>
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         <pubDate>Wed, 17 Mar 2010 15:56:34 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>クケケケケケケ……。ワンカップ＆ワンパック・フリッパー。</title>
         <description>　英文ウィキを見たらあのフリッパーの声は鳥の声を加工したものだったらしい。牡イルカは喧嘩で体表が傷だらけなので、ＴＶでは牝イルカ複数頭を使った。ただしテイルウォークは牡イルカしかできなかったという。余談です。まるっきり。

　デンジャールームにNathan Hodge記者が2010-3-12に載せている記事「Stopping Afghanistan’s Fertilizer Bomb Factories」。
　マクリスタルがカルザイに対して硝酸アンモニウム農薬を禁止するよう働きかけている、だと。ソースは Lt. Gen. Michael Oates, Director of the Joint IED Defeat Organization だそうだ。
　しかし、隠匿硝安の摘発を続ければ、敵はＩＥＤの材料を塩素酸カリウム（マッチの材料でもある）の肥料に切り替えるだろうともいう。
　こうした物質は金属を含有していないので簡便な探知機ではとらえられぬ。それらの成分探知を容易化することがＩＥＤ予防の肝になるだろう、と。

　ちなみに……
　ハートロッカーとかいう映画に関係して2010-3-8にはNathan Hodge記者が「The Real-Life Baghdad Bomb Squad, Revisited」という記事を載せていた。それによると、イラクでは ６発の１５５ミリ砲弾、１発の５００ポンド航空爆弾、爆薬を詰めた古タイヤ、それからプロパンガスのボンベ×２　を、まとめて埋設してあったＩＥＤもあったんだと。
　旧イラク軍はソ連系の１５２ミリじゃなかったかなあ……。

　次。
　ハイチで米兵のマラリア感染が止まらない。星条旗新聞にSeth Robson記者が3-14に載せている「Troops with malaria could face punishment for disobeying orders」という記事。
　ドキシサイクリンという抗生物質を毎日飲まねばならず、しかも、上半分が防蚊網になっている棺桶状の蚊帳寝袋で寝なければならない。
　このきまりを守れないので２人の海兵隊員と10人の陸軍兵士がマラリアになっちまった。

　イラクやアフガンはマラリアの巣窟でなくてよかったですなぁ。

　次。
　ＮＹＴのネットだけオピニオン欄、DAVID BROOKS ＆ DICK CAVETT記者の2010-3-12「Is the U.S. Following in Rome’s Footsteps?」という記事の中で、２３歳の青年がＦ-22の整備の仕事にありついて、その時給は２５ドルらしい、と書いてある。
　どうも整備を外注しているらしい。

　次。
　ロイターの3-12記事。「US natural gas rig count up for 11th straight week」。
　米国の天然ガスの採掘リグが増え、ガスの値段が底に達している。
　天然ガスの値段のピークだった２００８-７とくらべると、今は６分の１以下。

　……そしてこの先どうなっていくのかに興味のある方は、大きな書店で『「グリーン・ミリテク」が日本を生き返らせる！』をご購読ください。お金のない人は最寄の図書館の「図書リクエスト・カード」に記入しよう！</description>
         <link>http://sorceress.raindrop.jp/blog/2010/03/#001151</link>
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         <pubDate>Sun, 14 Mar 2010 17:03:48 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>装甲８×８の新「ＮＢＣ偵察車」がカッコよすぎる件について</title>
         <description>　今日配達された『朝雲』新聞＃2904 の１面写真には唸らされた。
　このスタイルをもとに、逆に、Ｊ-ＭＲＡＰ／耐地雷・耐伏撃パトロール車を、こしらえられるではないかと思った。

　ちなみにこれって浮航性ですか？

　同紙の別の記事によると新明和工業は「ＵＳ-２」を政府の了解の下に海外で売り込み活動している最中らしいのだが、この「ＮＢＣ偵察車」も「特殊救急車」とか命名して、輸出をしたらどうでしょう。

　次。
　ボーイングの「ファントム・アイ」とやらについて、おなじみの Amy Butler 記者などが一斉に記事に書いている。
　高度２万ｍ以上を、連続無着陸で４日間飛ぶ、すごい偵察機をかんがえている。
　液体水素燃料を、フォードのピックアップトラック用エンジン×２に送り込む。ノッキングやバックファイア問題も解決した。※これは「燃料電池」ではないので、要注意。
　先行する無人機、グロホやプレデターとは市場競合しない。
　スピードはその両者の中間。
　重量軽減のため離陸は台車による。着陸は首車輪およびソリによる。まだ実験機なので、サイズは小さめ。
　機体は複合素材。極低温燃料槽だけアルミ合金。
　２０１１-１に初飛行予定だとか。

　次。
　Nathan Hodge記者の2010-3-11記事「Let Troops Get Their Drink On, Senator Says」。
　米兵は、イラクとアフガンでは、酒、賭け、ポルノ所持の３つが禁止だ。
　西欧同盟軍はビールとワインが許されているのだが。
　Petraeus将軍は ストレス発散手段として ランニングを選好するような人物だ。アルコール解禁はありえない。
　だがそんな米軍も例外的にビールが許可されている特別日があった。それが、スーパーボウルの日。※この日の前後はテロ警戒がたいへんだったでしょうな。

　で、酒絡みのちょっと古い記事。John M. Glionna記者による2010-1-26ＬＡタイムズ「Trying to tame Tokyo&apos;s adult playground」。
　六本木はいまや米国人にとっては危なすぎるぞ、という、滞日米国人に対する警告。ナイジェリア出身者の「bar touts【しつこい客引き】」には、ついて行くな。
　酒に眠り薬が入っていて、翌朝、カードの残金がない状態で放置される。
　すでに米大使館は、４万人いる在日米国市民に対して警告済み。
　2004には、ヘロイン入りのコカイン吸引で、外国人ビジネスマン×４人死亡。ヤクは六本木で売られたものだった。


　なお、本州の地方中核都市の大書店では、今夕あたりに、『「グリーン・ミリテク」が日本を生き返らせる！』が並んでいるだろうと思われます。どうぞご覧ください。</description>
         <link>http://sorceress.raindrop.jp/blog/2010/03/#001150</link>
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         <pubDate>Fri, 12 Mar 2010 11:43:53 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>都内の人は　本日　夕方に　書店を覘こう！　新刊の　発売日ですから。</title>
         <description>　また感想を聞かせてくれぃ。

　次。
　地味なニュースです。
　Low Ee Mien 氏が2010-3-9にアップしている記事「China crude oil imports exceed 50% of total consumption, hits energy security alert level」。

　２００９のシナの石油消費に占める海外依存率は52％だった。ふつうこの数値が50％を超えればそれは一国のエネルギー安保上の危機だと認定される。

　シナは２００９に 「204 million tons」＝「1495 million barrels」を輸入した。　国内での石油生産は、「190 million tons」＝「1393 million barrels」であった。

　予測では、２０１０には輸入依存率が54％になるだろう。
　２０２０にはそれが64.5％になるだろう。

　……というのですが、2020にはシナの国内油田は枯渇して全滅でしょうね。つまり依存率90％になりかねない。大慶などは「水攻法」でまだ掘り出し続けているみたいですが、回収されるのはほとんどが水で、そこに油がちょこっと混ざっている、という状況のようです。大陸棚をやたらに掘ってみたくなるはずだ。イランからパイプラインを引きたくなるはずだ。

　もうシナが他の先進国と直接の戦争ができなくなったのは明らかです。日本のネット右翼論壇は、トラック２周分は遅れているでしょう。

　悩める北京政府高官におススメしたい。本日発売の『「グリーン・ミリテク」が日本を生き返らせる！』を一読しなさい。正しい方向がハッキリするでしょう。</description>
         <link>http://sorceress.raindrop.jp/blog/2010/03/#001149</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Thu, 11 Mar 2010 08:31:25 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>正誤表</title>
         <description>　版元のメトロポリタン・プレスさんから直接郵送をお願いしてある先には今日・明日に『「グリーン・ミリテク」が日本を生き返らせる！』が届けられるかと思います。

　ミスプリや誤記が現在６箇所みつかっております。（毎度恐縮です。）

○48ページ　８～９行目
航行のためにはＪＰ-５を必要としませんが、空母搭載機がＦ-76を
　　↓
航行のためにはＦ-76を必要としませんが、空母搭載機がＪＰ-５を


○56ページ　キャプション
選んだ写真とわたしが考えたキャプションの内容が一致していませんでした。申し訳ありません。このキャプションを全部、以下の文で差し替えます。
「自動車メーカー各社は、あらゆる代替エネルギー利用の可能性を模索している。写真の試作モデルは1999年に燃料電池ユニットを搭載していた。」


○66ページ　キャプション
バイオ・エタノールの原料としてを収穫できそうな養殖海藻として
　　↓
バイオ・エタノールの原料として収穫ができそうな養殖海藻として


○84ページ　10行目
内陸奥地に分散された「人民公社」で長期抗戦すれば
　　↓
内陸奥地に分散された『人民公社』で長期抗戦すれば


○152ページ　下の写真のキャプション
選んだ写真とわたしが考えたキャプションが一致していませんでした。申し訳ありません。キャプションの最初の一文以外は抹消します。すなわち、二番目の「米国軍需企業は～」以降、「～尽くされている。」までを、トル。


○180ページ　４行目
高高度長距離偵察用に特性エンジン
　　↓
高高度長距離偵察用に特製エンジン


　以上です。お詫びして訂正いたします。

　これ以外にもお気づきの点がございましたら、随時、お知らせください。
　小生のこのブログおよびメトロポリタンプレス社のＨＰ上で逐次にご報告申し上げます。
　重版時にはすべての誤記を修正できますことを期し度き所存であります。


　ところでRichard Whittle記者が2010-3-5付で載せている「Spec Ops Needs Faster Helos」という記事によれば、MH-6、 MH-60 Black Hawk 、 MH-47 CはNight Stalkersという夜間ミッションをこなしているところだが、V-22 オスプレイはこれには使えぬという。理由は、オスプレイには、従来型のヘリのようなホバリングがうまくできないという欠点があるため、アフガンの前線基地に帰ってくる最後の着陸の段階で、マズいことになるのだという。標高１２００ｍ（4000フィート）以上ではもう苦しいのだそうだ。

　――てことは山岳救助用にはＶ-22はほとんど使えないのか……？</description>
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         <pubDate>Mon, 08 Mar 2010 08:33:06 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>前田日明氏のこと</title>
         <description>　自民党の憲法改正推進本部が、改正草案の「国民の義務」の項目に関して「民主主義国家における兵役義務の意味や軍隊と国民との関係について、さらに詰めた検討を行う必要がある」と公表した――と共同が昨日報じていますが、そのような舌足らずな公表を自民党が本当にしたのならば、相変わらずアタマの悪い組織だと評するしかありません。

　民主主義国家の国民には「国防の義務」がある――とまずメタレベルでの定義の確認から作業を始めないから、共同ごときに足をすくわれるのです。
　なにゆえかその大上段の確認・定義をしないで、すぐに兵役はどうするなどという枝葉末節に言及して行く。それでは「１９４６マック偽ＫＥＭＰＯＨ」の最大の問題点を自民党幹部は把握していないと白状しているに等しい。民主主義がそもそも分かっていないと疑うことが可です。「自由も民主主義も分かっていない党」と改名なさるのがふさわしいだろう。

　この報道に続いて、前田日明氏が民主党の夏の参院選の１次候補リストに入らなかった、という2010-3-4付の別な報道を聞知しました。わたしは、あの前田さんは、自民党や民主党よりも民主主義が分かっているのだなと直感をしました。

　前田さんは在日だったんですが、日本国籍を取得しています。
　その上で零戦のファンだっていうんですから、わたしは好感しているのです。
　韓国人が日本国籍を取得するということは、日本国家のための国防の義務を負いますということなのです。国防の義務を果たしましょうという成人であって、はじめて参政権は行使できる。あたりまえの話じゃないですか。これは古代アテネいらいの民主主義の基本原則なのです。

　サラミス海戦以前、民主制アテネで参政権を行使できたのは、装備を自弁し戦場で敵と闘う義務を負っていた有産階級の成人男子だけでした。外国人や、重装歩兵につきしたがう奴隷たちには、参政権は与えられなかったかわりに、戦闘の義務もなかったのです。（ちょうど江戸時代の日本の町民に従軍義務がなく、したがって武士たる藩士が戦争しているのを弁当をパクつきながら遠くから見物していればよかったのと類似です。）

　ところがサラミス海戦でペルシャ海軍を撃攘するのに、無産階級市民の水兵たちが決定的な貢献を果たしてくれました。それで、以後はアテネでは、貧乏な男子にも参政権が与えられたのです。もちろん、外国人居留者にはアテネを防衛するために死ぬ義務などはなく、よって、志願兵としてアテネ軍に加わって大活躍するなどせぬかぎりは、ひきつづき参政権も与えられませんでした。

　日本で男子普選が実施されたのは日露戦争の後です。それ以前は、一定以上の納税をしないと、選挙権はありませんでした。しかし日露戦争では、わずかな税金しか払っていない男子も、国防に決定的に貢献してくれた。それが内外に劇的に証明されましたので、いまや無産階級男子にも参政権が与えらるのは当然だと、山縣有朋すら説得されてしまったのです。

　余談ながらスイスではなんと1960年代まで、女子に参政権があるとは憲法にひとことも明示されていませんでした。同じ「国民皆兵」を謳ってもスイス国民はスウェーデン国民と違って、女には国防の義務は課さないのだという男子の気概があったこととそれは表裏をなしていました。（さらに余談ですがアルプス地方からの移民であるシュワルツェネガー加州知事は、このスイス人式の発想を鞏固に保持しています。パブリックにはオープンにしないだけです。）

　民主主義国家ならば国民には国防の義務がある。それは国防の義務を負わない外国籍住民には参政権は与えてはならないという原則と一体です。
　民主主義国家ならば国民には国防の義務がある。それは有事の国家総動員規定や徴発規定以前に、平時に自国を敵国に売ったら罰するという「国家叛逆罪」の法律表現を導き出さねばなりません。

　１９４６マック偽ＫＥＭＰＯＨは、この国民の国防の義務を明確に否定し、したがって代議士を含む公務員にあっけらかんと「国家叛逆」を許してしまうという点で、到底、民主主義国家の憲法の体裁を、成していないのです。
　こんな偽憲法を奉戴している限り、日本はいつまでも、他国から、民主主義国なのだとは、みなしてもらえないでしょう。

　しかし自民党も民主党も、この常識を常識とはしていない構成員が過半であるようにお見受けいたしますから、党名から「民主」という文字は除くべきであります。

　在日韓国人１世の多くはＷＷII直後に大韓民国の兵役を逃れるために日本に密入国してきた「非国民」です。終戦後しばらく、日本の海保（の前身組織）が、ＧＨＱから火器武装を禁止されていたために、半島からの漁船等による大量の密入国者を、水際で阻止しようがありませんでした。大韓民国が民主主義国家であるならば、彼らには大韓民国のための「国防の義務」が当然にあります。それを彼らは果たさずに、「外国人徴兵」のありえない唯一の外国であった日本国内に潜伏したのです。そして、日本国籍を取ればやがて日本政府から徴兵されるおそれもあろうと考えて、ずっと韓国籍のままで過ごしてきたのです。ダブルの非国民なのだと呼んでも彼らは反論できますまい。

　しかも大韓民国は竹島を占領する不法行為を堂々と日本国に対して続けています。その大韓民国に対して原則として国防の義務を負う筈の在日韓国人は、日本政府からは、好ましからざる外国人と定義されねばなりません。好ましからざる外国人に参政権などを付与することは、〔普通の国ならば〕国家叛逆を構成します。

　他方、在日朝鮮人は、平壌政府からの指令により、日本国籍を取得しようとしませんし、日本人と同じ参政権をよこせという要求もしていません。これは、北朝鮮に対する国防の義務を、日本に居ても負い続けていることを、彼らが自覚しているからです。それを「立派な態度」と褒める日本人もいますが、とんでもないことです。彼らは有事のさいには北朝鮮のために日本国内で破壊工作活動に挺進しますと誓っていると疑えるのです。すなわち在日韓国人以上に、在日朝鮮人は、日本国政府にとって好ましからざる外国人でしょう。すぐに国外に退去するよう促すのが民主主義国家として当然の措置であり、それを怠る公務員は、〔普通の国ならば〕国家叛逆罪を構成します。

　いずれも好ましからざる外国人である在日韓国人や在日朝鮮人に対する過剰な優待政策を日本の公務員（内閣閣僚も含む）が続けられるのは、１９４６マック偽ＫＥＭＰＯＨのおかげに他なりません。
　この偽憲法の無効宣言を衆参両院の出席過半数で決議すれば、日本には憲法典として「五箇条の御誓文」だけが残ることになります。（なぜなら1946-1-1に昭和天皇が五箇条の御誓文の全文をご確認あそばされ、御誓文以後に導入された明治憲法および教育勅語がすでに無効であること、さらに近未来に押し付けられること必至であったマック偽ＫＥＭＰＯＨも国際法違反につき無効であることを、秘めたる宣旨として遺言されているからです。）

　そのとき初めて日本は名実ともに民主主義国家となり、国家叛逆罪が明文で規定され、日本国に対して国防の義務を誓わない在日半島人はすべて好ましからざる外国人として国外へ追放されるでしょう。</description>
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         <pubDate>Fri, 05 Mar 2010 08:31:48 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>廣宮さま、新刊頂戴しました。有り難う存じます。</title>
         <description>　『さらば、デフレ不況』という新著（三橋氏とのご共著らしい）を本日拝領いたしました。御礼申し上げます。

　まだ目次だけのナナメ読みですが、廣宮さんの前著『国債を刷れ！』を既読の人には、目新しい衝撃的な内容ではなさようですね。

　この時期にせっかくこの主張をあらためて反復されるというのであれば、おふたかたには是非、池田信夫氏の主張が間違っているという反駁を当方のようなトーシローの前に明示してみせて欲しかったと思うのですけども、それがどこかにあるのかないのか即座にわかりませんのが、いささか遺憾であります。大衆は水掛け論合戦にどこまでも付き合う集中力をもっていないと思います。

　もうひとつ目に付いてしまった大不満。これは是非、一言せねばならない。「太陽光発電、風力発電、地熱発電等の普及促進」(p.179)などをやれば、それが将来の生産性や供給能力を高める投資になる――といった、なんとも中小企業的なスケールの小さい〈成長戦略〉を語るのは、もうナシにして欲しいと思いますねえ。オバマ大統領は、そんな中途半端な話をしてるんじゃありませんよ。

　では何が大国日本の根っからの成長戦略になるのか……という話は、不肖この兵頭が『「自衛隊」無人化計画』や『もはやＳＦではない無人機とロボット兵器』で既に述べています。また、代替エネルギーの何に目があって何に目がないかについても３月11日発売の拙著『「グリーン・ミリテク」が日本を生き返らせる！』でしつこく解説しますのでそれをご参照ください。いや、ご両所はご多忙なのでとてもそんなもの読んでられないというのは分かります。それこそまさに、現役の政治家が自著を読むだろうといかなる著者も期待してはならない理由なのですよ。

　これはもちろん自戒ですが、いそがしい現代人はとても万能人たり得ないので、おのれの無知な分野についてよくよく敏感でなければなりますまい。あの池田信夫氏だってときおりブログのなかで、ミリタリー研究家にはガックリくるような浅薄な戦史研究の本なんかを引いて得々としていらっしゃいますよね。それでは逆に権威が下がっちまうと指摘する経済学ファンが、まわりにはいないということでしょう。結句、じぶんで気付くしかないのです。著作はどんな人が読むかわかりません。どんなしょうもない読者も一分野に関しては著者以上の専門家のはずなのです。となると、類似のマネをじぶんで他の分野に関してやらかしていないかどうか、でき得るかぎり気を配るしかない。それがきっと、広い世間への文章の訴求力を増やすことにつながるのでしょう。そしてひとたび、著作で世論に影響を与えられるぐらいに「出世」を遂げれば、それすなわち「政治的資本」となって、一著述家の身分で政党や国会を動かしてやれるのかもしれない。精進するのみです。</description>
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         <pubDate>Wed, 03 Mar 2010 11:37:07 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>◎読書余論　2010-3-25配信分の内容予告</title>
         <description>▼原口氏雄『星と兵隊』Ｓ18-9
　太陽は今後、小さくなり、かつ、温度は低くなる一方である。

▼太平洋協会ed.『太平洋の海洋と陸水』Ｓ18-12
　なぜ江戸時代、漂流が多かったかを説明。

▼Ｒ・Ｐ・ファインマン『ご冗談でしょう、ファインマンさん』岩波現代文庫、上・下、2000、原1985
　ファインマンはマンハッタン計画の末席に連なっていた。この天才にして、末席だったのだ。日本が米国に負けたのは要するに日本全体の動員頭脳が平均して米国側よりも悪すぎたからであるとシンプルに呑みこめる本。

▼小山内宏『ここまできた日本の核武装』1975
　これが、東大の固体ロケットのミュー・シリーズがＩＣＢＭになる、と最初に指摘した文献か。

▼『国産ロケットＨ-II　宇宙への挑戦』

▼ＳＩＰＲＩ編『French Nuclear Tests in the Atomosphere』1974
　これは国会図書館の蔵書であったか？　未読の人は、今でも読む価値大。

▼R.S.Norris他著『Nuclear Weapons Databook vol.V British, French, and Chinese Nuclear Weapons』ウェブスタープレス1994

▼Ｊ・Ａ・フィリップス・他著『ホームメイド原爆――原爆を設計した学生の手記』1980

▼ジョン・マックフィー『原爆は誰でも作れる』Ｓ50

▼ベルトラン・ゴールドシュミット『核開発をめぐる国際競争』毎日新聞社1970

▼吉羽和夫『原子力問題の歴史』

▼核戦争防止国際医師会議『プルトニウム』1993

▼Ｗ・オーバーホルトed.『アジアの核武装』サイマル出版会1983

▼青木日出雄『よくわかる核兵器の本』Ｓ59

▼『プルトニウム燃料産業』

▼田畑正美『非の論理――核の選択と未来戦略』日本工業新聞社Ｓ53

▼猿渡良一『改訂　パイプラインハンドブック』Ｓ53

▼三好徹『史伝　伊藤博文　下』1995
　伊藤を斃したのはカービン銃であり、安のピストルではない。

▼深作安文『倫理と国民道徳』大５

▼野口昂［たかし］『爆撃』Ｓ16-12
　Ｂ-24なら、グァムから東京まで往復できる、と開戦前から知られていた。※だったら開戦前からマリアナを要塞化しとけよ、という話。

▼仲摩照久『万有科学大系　続篇第十三巻』初大14、Ｓ６repr.
　当時各国最新の珍種軍用機の紹介が面白し。

▼佐原六郎『世界の古塔』Ｓ47

▼渡辺義雄『日本の塔――信仰とその象徴』毎日新聞社Ｓ57

▼川添登『日本の塔』Ｓ39

▼村田治郎『支那の佛塔』冨山房Ｓ15

▼川上哲治『常勝の発想――宮本武蔵「五輪書」を読む』Ｓ59
　※約束だな、星。二軍へ行け。

▼大松博文『なせば成る！』Ｓ39-12
　※いまやなさんとしても成し得ないのが高身長系競技の日の丸勝利だろう。

▼オ・ア・チェルニコワ著、樹下節tr.『スポーツマンの心理学』Ｓ35

▼中谷重治『体育運動の起源と発達』Ｓ4-12

▼高見沢忠雄『オリンピツク競技の組織的研究（トラツク篇）』大13-10

▼荒木直範『体育ダンスと社交ダンス』大12

▼エム・イリイン著、矢島順吉tr.『山と人間』Ｓ18-4

▼堀川豊水『雪と文化』Ｓ17-2

▼利倉幸一＆坂東蓑助『舞踏芸話』Ｓ12-2
　長唄の囃子でも、「トツタン」の間という。もちろんオリジナルは能楽。この用語について調べないと『五輪書』が理解できない。

▼カール・ディーム編『オリンピックの回顧』1976、初訳1962、原1936
　クーベルタンの略伝。勝ち負けはどうでもよく、競技することがだいじだというのが彼の信念。

▼古廣紀代子『わたし流、プレッシャー物語』1988
　高３後半から実業団までがつながっていないと、女子選手に脂肪がついてしまって、世界の第一線から脱落する。※実業団が運営する「スポーツ高校」を創ればいいジャマイカ。卒業と同時に入団、あるいは半永久留年。

▼斉藤正躬『オリンピック』1964

▼ダフ・ハート・デイヴィス著、岸本完司tr.『ヒトラーへの聖火』1988、原1986

▼Ｖ・シムソン＆Ａ・ジェニングス著、広瀬隆tr.『黒い輪』1992

▼鈴木良徳『続・オリンピック外史』1982
　※オリンピック関係の本を網羅的に読めば、この世界の秘密らしいことはドーピングも含めてぜんぶ既知にすぎなかったことを痛感するだろう。知らぬのは、４年に１回熱狂して、あとは忘れてしまう庶民だけなのだ。あらゆる醜聞は報道側にとってはとっくに織り込み済みである。たとえば国際フィギュアスケート業界の課題は、いかにして世界の消費市場を拡大するか、に尽きる。そのためには、日本人の次に韓国人に金メダルをとらせるのは予定されている。とうぶんアジア人へのメダル・サービスが続くはずで、次はおそらくシナ人だろう。

▼ヤルウリス＆シミチェク著『古代オリンピック』1977

▼出口林次郎『世界体育史』Ｓ2-6

▼名倉弓雄『江戸の骨つぎ』Ｓ49
　撃剣興行について。

▼石原忍『日本人の眼』Ｓ17-5

▼桑木彧雄［いくお］『アインスタイン相対性原理講話』大10-7

▼堀江利和ed.『徴発必携』Ｍ16-7-20版
　徴発令の参考書。

▼服部保善『徴発事務通覧』Ｍ17-3

▼高平鳴海監修『世界格闘技　関節技事典』1998

▼夏目漱石『三四郎』春陽堂文庫Ｓ25、原Ｍ41-9-1～12-29朝日新聞
　当時の大学での陸上競技が描写されているので貴重なのだ。

▼太田黒敏男『銀行金融の知識』Ｓ13-2

▼ピエル・ブートゥルー著、河野伊三郎tr.『数学思想史』Ｓ18-2、原1920

▼小野満智子『新美人法』Ｍ41-2

▼松川弘太郎『関東兵衛　第一～第四』Ｓ９
　方言の話。

▼佐藤堅司『孫子の体系的研究』Ｓ38

▼東方文化学院京都研究所『東方学報』第四冊、Ｓ９
　「李【小里】法経」について。

▼プラトン『国家』藤沢令夫tr.（岩波プラトン全集11）　1976

▼紀田順一郎『「大漢和辞典」を読む』1986

▼佐々木克『戊辰戦争』中公新書1977

▼『日本の名著　西周　加藤弘之』1972
　琉球式の外交主義では人民は守れぬと西が説いている。

▼鹿野政直ed.『日本の名著37　陸 羯南　三宅雪嶺』Ｓ46
　軍艦の砲弾の単価と砲身命数についての証言あり。

▼『芳賀矢一選集　第六巻　国民性・国民文化編』国学院大学Ｈ１
　日ユ同祖論は誰が初出なのか。
　◆　　◆　　◆
　「読書余論」は、主に軍事系の古本を、兵頭が注目した一斑の摘記や読書メモによって紹介し、他では読めないコメントも附しているものです。（配信されるファイルはＰＤＦスタイルです。）

　あまりに多すぎる過去の情報量の中から「兵頭はここは珍しいと思いました」というポイントだけ要約しました。

　大きな図書館に毎日通えない人も、最低費用で、過去の軍事知識のマニアックな勘所に触れることが可能です。
　また、ミリタリーしか読んで来なかった人には、他分野の情報が、何ほどか有益かもしれません。

　「読書余論」は、毎月25日に「武道通信」から最新号が配信されます。１号分の購読料は２００円です。
　バックナンバーも１号分が２００円で、１号分のみでも講読ができます。
　２００８年６月25日号以前のバックナンバーのコンテンツは、配信元の「武道通信」のウェブサイト
http://www.budotusin.net
　の「告知板」をスクロールすれば、確認ができます。

　ウェブサイトでわからない詳細なお問い合わせは、（有）杉山穎男事務所
sugiyama@budotusin.net
　へどうぞ。</description>
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         <category></category>
         <pubDate>Mon, 01 Mar 2010 03:44:10 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>盛岡市内を観光案内してくださる奇特な方を公募。時期は3～5月中で。</title>
         <description>　ウェブ版『ＮＹＴ』のOp-Ed に、2010-2-26に、レーガン政権で国防長官の補佐官をしていたLawrence J. Korb氏がSEAN E. DUGGAN氏と連名で「Putting the Coast Guard Out to Sea」という記事を寄せている。

　米沿岸警備隊は４万１０００人いて、今もハイチ救援などに大活躍。

　しかし、やはり警備艇（米語ではコーストガードの保有船はどれほど大型であっても「カッター」と云い、海軍のヴェッセルと意識的に区別を立てる。ちょうど、海兵隊員がソルジャー＝陸軍歩兵ではなくあくまで「トゥループ」を名乗るのと同じノリ。ちなみに日本の海保も「船艇」と自称し、海自式に「艦船／艦艇」とは呼ばない）は、艦齢が軍艦よりも酷いことに……。
　米軍艦が平均14年だというのに、コーストガードの警備艇には 41年なんてすごいものもある。このような予算配分は不合理である。

　軍と沿岸警備隊の予算を別々に考えるのはもうやめよう。Ｆ-35関係の予算だけでコーストガード全体の2011予算より多く使うなんておかしくないか。

　いったい冷戦後の今、ヴァージニア級の新型原潜×１隻に $2.7 billion も支出するなんていかがなものか。（米海軍のＦＹ2011建艦費全体は、 $16.1 billion である）。

　――というのだが、日本でも海保全体の予算がイージス艦×１隻より少ないんだから困ったもんだ。

　ところで、新設ＨＰである　Podcast28　を皆様はもう試聴してくださいましたでしょうか？
　パイロット版をお聴きになった方は、ご意見をお寄せ下さい。
　（ちなみに加藤氏との対談は南長崎の「ココス」で録音しました。小生もケーキをパクつきワインをすすりつつ対談したのは前例がない。）
　みなさまのご意見にもとづいて「本放送」の番組スタイルを工夫してみたいと思います。

　それから、このインターネット・ラジオ局で「ゲスト単独講演」「対談」「座談」をやってもいいという「自称軍事マニア」の方もご連絡ください。（ノンプロの方には出演料は出ませんので、あくまでシャレの気持ちにてご応募くださいませ。）

　あと、「軍事ラジオ・ドラマ」も公募するぜ。ＭＰ３で作ってくれ。思い切りバカバカしいモノをな！　「シーシェ○ード対プレ○ター」とかの阿呆ネタを聞かせてくれる勇者は居ないか？

　げんざい小生は『大日本国防史』の執筆に時間のほとんどを吸引されているため、放送講演用の原稿を書いているヒマがないのです。それで、しばらくゲストの演説等で試験放送コンテンツを充実させておこうという魂胆であります。</description>
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         <category></category>
         <pubDate>Sun, 28 Feb 2010 09:18:29 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>南米沖で「対潜水艦作戦」が17年も進行中。既に50隻以上も沈没か？</title>
         <description>　2010-2-24付けでアップされている「The Battle For the East Pacific」という記事。
　エクアドル国境に近い海域で、コロンビアの海軍が、麻薬密輸団の「半潜没式輸送艇」を撃沈した。
　フネは長さ17ｍ、コカイン８トンを積める。
　30人が働く秘密の造船所も発見された。
　２００９にはこの種の半没艇を20隻、海と陸で検挙した。
　この種の半潜航艇は17年前に初登場し、いらいコロンビア政府は合計54隻を拿捕してきた。
　ほとんどの場合、ヒュミントにもとづいて網を張って捕える。空からの捜索ではめったに発見はできないのだ。
　コロンビア北岸で、毎年75隻、こいつは建造されているとみられる。
　平均スペックは、乗員４名、積荷７トン（コカイン末端価格で２億ドル）。　１回北米に達したら、そこで捨てる。ワンウェイトリップである。
　麻薬密輸出団は、「１隻＋積荷」につき、原価１０００万ドルをかけている。
　乗員はコロンビア漁師が多い。その家族は犯罪組織の人質である。
　途中で沈没する危険率は１割。フネは「棺桶」と仇名されている。
　乗員は、もし沿岸警備隊などにつかまったら、自沈弁を抜くように言い含められている。
　そこで取締りのため法律が改められ、沈んだ船から逃げ出してつかまった男も麻薬密輸の現行犯で有罪にできるようになった。
　ボートの運航はほとんど自動化されている。
　密輸の航路は太平洋側である。
　コロンビアからは毎年８００トンのコカインが北米に密輸される。その三分の一はこの半没艇が運び込む。いちどに最も多量に運ぶ手段なのだ。
　だが、これまでに半没艇全数の１割弱しか捕えられてはいない。
　典型的なコロンビア麻薬団の半没艇は、幅４ｍ。船体はファイバーグラス製。主機はディーゼル・エンジン。
　上甲板とちっちゃな「覘き窓付き塔」だけが波の上に出る。この塔からエンジンと乗員に対して新鮮な空気が供給される。
　商用潜水艦が１０００万ドルで市販されているが、その建造と販売は法律で規制されており、ギャング団はそんなお役所相手のペーパーワークに興味などない。
　ギャング団の半没艇は、建造原価はだいたい１隻につき70万ドル以上だ。最大でコカイン10トンを運ぶサイズ。造船所は、太平洋に注ぐ川の上流に秘匿されている。
　１航海はだいたい１０００kmの旅になる。速度は15～25km／時である。
　しかもひるまは極度に減速するので、平均して到着までに２週間かかる。減速しないと、ウェイクが生ずるので、それが米国沿岸警備隊の航空機のセンサーに探知されてしまうのだ。※このセンサーとはレーダーではないようだ。なぜならレーダーならば昼も夜も関係はあるまい。

　初期には、この半没艇を、大型汽船が曳航して長距離を運んだ。そしてカリフォルニア沖で曳索を外した。この方式は、コロンビア＝北米航路では廃れているものの、スペイン沖やスリランカ沖では現存。
　最近は排気ガスを冷却する装置がついているので赤外線でも発見しにくいといわれる。

　次。
　「North Korea Foiled Again　　Democratic Republic of the Congo (formerly Zaire)」という2010-2-24のニュース。
　北鮮→シナ→マレーシア→コンゴのルートでＴ-55のパーツを密輸出しようとした船が３ヶ月前に南アにとっつかまっていた。
　コンゴへの武器輸出は国連が禁じている。マレーシアは今やこの種の密輸の基地と化している。

　次。
　『ポピュラー・サイエンス』のウェブ版2010-2-23に Eric Hagerman 記者が寄稿している「The Present and Future of Unmanned Drone Aircraft: An Illustrated Field Guide」は面白い。
　ＵＡＶにこれまで関心がなく、しかし、急にてっとり早くその全体イメージを把握したいんだという人には、とても親切なビジュアル事典となっている。
　現役および開発中の代表的ＵＡＶ×30機種が写真付きでズラリと解説されている。
　ひとむかし前までなら、このくらい要領よくまとめてあってしかも面白い英文記事は、ほぼそっくり無断で翻訳をされて、趣味系の雑誌に日本文の記事として載ったかもしれない。しかしいまは欧文ソースに目を光らせている人も増えたので、そんな海賊原稿は商業雑誌には掲載できないだろう。

　防衛省およびメーカーの人で、これからＵＡＶ予算をとるためにプレゼンをしなければならない人は、この記事を保存しておくとよいでしょう。いかに日本が遅れてしまっているか、よく伝わってきます。

　おまけ。
　サーブ社のＣＥＯに対するインタビュー記事。2010-2-21付『ディフェンス・ニューズ』。
　ブラジルとインドがグリペンを買ってくれなくとも、政府はこんご30年、グリペンを使うことにしているから大丈夫。
　グリペンと同サイズのＵＡＶも開発中。そのデモ機は３年以内に飛ばすであろう。
　無人ヘリの「スケルダー」は、操縦はＰＣでＯＫ。
　欧州合同で無人潜航艇もつくる。海底油田開発にだって無人潜航艇は必要になるのだ。
　ＵＡＶが大成するかどうかは、sense-and-avoid technology 次第。さもなければ有人機と空域を分けるしかないのだから。</description>
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         <pubDate>Sat, 27 Feb 2010 03:45:33 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>「カラテＲｏｂｏ」ができるんじゃないかという話</title>
         <description>　先回紹介した、アフガンの家屋内捜索をする米兵には、今後は「立ち技系」の徒手格闘スキルや、持兇器格闘の心得が必須となる――という報道を読んで、誰もが感ずるであろう素朴な疑問は、「だったら、最初から〈テーザー警棒〉でも用意してけば？」――だろう。

　ところが、これは空想されるほどに簡単な解決法とはならない。

　住民懐柔策として、シチュエーションは、さいしょはあくまで友好的なムードから始めねばならないのだ。いきなりテーザーをバチバチ鳴らしてドアを蹴破って民家に押し入るような真似は、マクリスタルの方針がゆるしてくれない。

　武術の道場で遊んだことのある者ならわかるだろうが、狭いスペースで相手と近接して立っていた場合、どんな良さそうな武器も、不意をつかれて簡単に相手に奪われてしまう可能性があるのだ。まして相手は複数人だ。

　最初から敵対的な家宅捜索をしたいのなら、むしろ着剣小銃を擬して進入する方がマシだろう。米兵が得意とする床尾板打撃を多用するためには、Ｍ-４のバットストックはもっと頑丈なデザインに変える必要もあるだろう。
　また、腰の拳銃には、ハサミやナイフでは切断できないワイヤー入りの紐を結んでおく必要も生ずるかもしれない。

　米兵が格闘に備えて簡単に追加できる装備は、あまり多くない。簡単には奪われ難くしかも相手からはそれと視認がし難い「防刃グローブ仕込みメリケンサック」だとか「肘撃ちに使える外板の固いアーム・プロテクター」……ぐらいではないか。

　将来は必ずこの分野にもロボットが投入されるであろう。音響、光学、電気、化学ガス等々、非殺傷系のあらゆる装備を幾重にも纏った、護衛＆格闘制圧専用のロボットだ。もちろんキネティックな制圧力も有する。十手や刺股や梯子やトンファーを手にしているかもしれない。あるいは、パンチがバネでボヨヨン……と飛んでくる、そんな過去のマンガが現実になるかもしれない。もちろんその前に、「網」でも発射するのが合理的だろうが……。

　わたしの無人兵器系の講演でよくぶつけられた質問が「その無人兵器を敵が奪ったらどうするんですか？」というご心配だった。みんな、古い『鉄人28号』の心象が強すぎるようだ。
　今日では、高度な無人兵器のシステム立ち上げには各機に固有の暗号が必要なので、操縦インフラ一式を奪わない限り、戦場で鹵獲した無人兵器を即時に自由勝手に逆用することなどできない。報告されている鹵獲ロボットの逆用例は、単純な「爆発物運搬」だけで、それは農業用トラクターをガレージで改造したってさせられるようなミッションにすぎないのだ。

　むしろ、携帯電話や、ＩＥＤジャマーの無線電波が、味方のＵＡＶの操縦信号を妨害してとつぜん墜落させてしまうというケースの方が、深刻なようである。</description>
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         <pubDate>Fri, 26 Feb 2010 08:23:38 +0900</pubDate>
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         <title>アフガンに行くなら立ち技の徒手格闘も必修だと米陸軍</title>
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　2010-2-16の浜松基地リポートがアップロードされたようです。本サイト内の「資料庫」のいちばん下をクリックしてください。

　書き忘れましたが、浜松基地内の「資料館」には、ＷＷII中に帝国海軍が製造させた、陶磁器製のロケット燃料貯蔵容器の実物が保存展示されています。秋水などの酸化剤をいれておいた容器ではないかと思います。

　それと、ＡＷＡＣＳの尾翼は民間機型よりもやや大きいです。これはレドームがのっかっている関係です。全日空に訓練を委託していますのは、Ｂ-７６７のシミュレーターが自衛隊にはないからです。

　次。
　『スターズ・アンド・ストライプス』に2010-2-23にSeth Robson記者が書いている記事「Army revising Combatives handbook to focus more on striking, grappling」。

　格闘技教範が改訂される。イラクとアフガンに派遣される兵隊にはこのレベル１が必修となる。
　イラクとアフガンで住民相手にじっさいに素手ゴロを体験させられた数百名の兵隊を調査した結果、米陸軍の初級格闘教範には打撃技も組み技も必要であると再認識。
　格闘のうち３割は、しまいには銃の発砲でケリがついた。武器を支配した側が、このような格闘では勝者になるのだ。

　米陸軍の格闘技学校はジョージア州のフォート・ベニングにある。
　米軍規定の格闘技能力レベルは４段階。
　従来のレベル１と２は、寝技が中心だった。
　しかし新改訂教範のレベル１と２では、パンチ、キックと組み技が、綜合されている。
　立ち技で、しかも full-gear 状態での徒手格闘と用武器格闘とを学ばねばならぬ。
　家宅捜査では、狭い屋内で、非殺傷的な強制力を、抵抗する家人たちに対して発揮しなければならぬ場合がしばしばあるからだ。

　そうさ。モスールでは、男をタックルして数種類のチョークで制圧し、そいつの手足を zip ties で縛り上げる必要があったよ、と一兵士。〔入隊前の地方の〕学校でボクシングとキックボクシングを習っていたのが役に立ったね、と語る。

　レベル１の最終日の受講内容は clinch drill である。
　レベル２では、４人のガサ入れ隊に対して二十数人の現地の男が clinch holds せんとするのを、いかにしてさばくか。

　なお、ちかぢかドイツのバムベルグ基地で、米軍内の格闘技トーナメントが開催される運びという。

　次。
　ＡＢＣニュースの特種。DAVID KERLEY と LUIS MARTINEZ記者による2010-2-23の「Navy to Lift Ban on Women Serving Aboard Submarines　　Women Will Be Assigned to Subs if Congress Does Not Object」というリポート。
　米海軍はいよいよ女子の潜水艦乗組みを認める。

　まずは将校からはじめるだろう。人数は 12 ～ 18人で、海軍兵学校卒だけでなく、ＲＯＴＣ組も含める意向。
　ただし米海軍の潜水艦将校になる者はぜんいん１年以上、「原子力学校」でまず予習せねばならぬから、じっさいの乗艦は先の話だ。

　既製の潜水艦に、女子の下士官・兵用の居室・風呂・トイレを新たに区分することは、予算的に不可能。
　女子１名での乗組みも認めない。必ず１艦に２名以上を配属する。

　ちなみに水上艦では１９９３から女子の乗組みはある。
　妊娠中の女子は水上艦であれ潜水艦であれ乗組みを認めない。

　早ければ17年後の米海軍に、女の原潜艦長が登場する可能性がある。ただし、それには連邦議会の承認が必要である。</description>
         <link>http://sorceress.raindrop.jp/blog/2010/02/#001141</link>
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         <pubDate>Wed, 24 Feb 2010 15:55:55 +0900</pubDate>
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         <title>空自の現役操縦者たちにも日航の破綻はショックだったそうだ。</title>
         <description>　『ナショナル・ディフェンス』の2010-３月号に、Austin Wright 氏が「If You Can’t Afford a UAV, Rent One 」という記事を寄せている。
　米軍以外の連邦の機関が、ＵＡＶを民間会社から臨時＆随時にレンタルする。しかも操作は会社員に委託すればいい――という、新ビジネス・モデルの紹介だ。
　RQ-7C「シャドウ」のメーカーである米国ＡＡＩ社が提案している。
　現在イラクとアフガンではＡＡＩ社員約60名が米陸軍に雇われてシャドウを操縦＆操作している。もちろん、シャドウは非武装であるから、発砲命令のループにいかにして正規軍将校を常時介在させるかという厄介な顧慮も不要だろう。

　政府が機体を保有し、メーカーが操縦運用を担当するという GOCO (government-owned, contractor operated) モデルの他に、政府は機体を保有せず、メーカーがオペレーターごとレンタルするという契約の fee-for-service モデルが考えられている。

　たとえばコロラド大学はすでにＡＡＩ社に大気サンプル集めの仕事を発注している。機体は「Aerosonde Mark 4」という無人機。
　これが４機、すでに南極上空を１３０時間も飛行しているという。

　そこで兵頭の意見。日本の民間会社もこれを見習ったらどうだい。ヤマハ発動機などは死ぬ気でこれに挑んでみたらどうなんだ。
　これからの地方空港は、鉄道駅が構内にあって即時に鉄道＝飛行機の乗り継ぎができぬような不便なところは、みな淘汰されてしまうだろう。
　その淘汰確実などうしようもない地方空港をショバとして安く借り、無人機貸し出し事業を展開したら良いじゃないか。
　（機体そのものをＡＡＩ社から買ったっていい。どうせ日本のＵＡＶメーカーはＡＡＩ社と比べても月とスッポンのノウハウしか持ってないんだから。）

　レンタルならば、たとえばそれを使おうというお役所に、恒常的な装備費・ランニングコストを発生させないから、たとえば海上保安庁や水産庁が臨時需要を満たすことだってできる。財務省もそれならばシブい顔をしないはずだ。いつでも切れるのだから。
　防衛省も、大綱の別表（装備表）に無い装備を臨機に民間からレンタルすればいいじゃないか。（サマーワの警戒用無人ヘリは「ヤマ発」製であったと聞いている。）

　こういう方向をとっとと経営者が打ち出さないと、「日本人がシナ軍の毒ガス撒布作戦に参加か――◇◇戦線に約◇◇人の元◇◇◇社員　無人ヘリ操縦など担当」な～んていうニュースの見出しを、数年後にわれわれが見るようになるかもしれないでしょ。</description>
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         <pubDate>Sat, 20 Feb 2010 04:53:38 +0900</pubDate>
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