[418] もとい修正 投稿者: 投稿日:2002/12/20(Fri) 12:26

世の中の平板化が進んだのは、価値基準が示されなかった以前に、
「重いものと軽いものをいっしょに扱う」方が良いという思想が、まことしやかに普及したせいですね。元祖は、中川八洋氏に従えば、やはりJ.J.ルソーでしょう。


[417] ありがとうございます 投稿者:フォーマイル 投稿日:2002/12/20(Fri) 11:07

管理人様

また返事が遅れて恐縮です。
このような参考になるところを教えていただき、ありがとうございました。
以前googleで検索しても、ここはヒットしませんでしたねえ。
私も、盲信の弊は避けたいと思うので、兵頭先生への批判や反論もきちっと読んでみたいと思うのですが、ネット上でも印刷媒体でもあまりお目にかかったことがありません。
「日本海軍の爆弾」での米海軍機の翼内タンクの記述や、司馬遼太郎先生の「三式戦車の装甲をやすりがけしたら云々」に関して、あちこちの掲示板で激しくつっこまれているのは知っているのですが、兵頭先生に対するまとまった論評というのは、あまり無いような気がします。
まあ、総合雑誌とか読まない私ですから、ただ知らないだけかと思います。そして、そんな批判を差し引いても、兵頭先生は、やはり無視できないと思います。
長々とすいません。では失礼します。


[416] 兵頭語録 投稿者: 投稿日:2002/12/20(Fri) 11:05

「「平等」とは、重いものと軽いものをいっしょに扱うことではない。重いものを重く、軽いものを軽く扱うことができて、はじめて「法の下の平等」は達成される。」『武侠都市宣言!』p84

黛:結局、世の中がこんなに平板化が進行してしまったのは、まず価値基準が示されず、また仮にあってもその価値判断をする気概を持たなかったからなのではないかと思います。僕はこれをコンプロマイザー化現象とでも呼びたいですね。


[415] やっと終わった 投稿者: 投稿日:2002/12/20(Fri) 10:34

>管理人殿

兵頭先生から葉書頂戴しました。四谷ラウンド社の本の販売は、現状困難なようですので別の方法を考えます。大変お世話になりました。ところで、「平板化への道」は、常に開かれています。これに陥らないためには、やはりルールを設けたほうが良いと思いますよ。汚れた板は皆が避けるようになると思いますので。


[414] (無題) 投稿者:りお 投稿日:2002/12/20(Fri) 09:44

黛様

 本当に困った人ねえ。いきなり論語をペタッと貼り付けるそのセンスを批判されたのにね。あまりわかってないようね。視野が狭いのはあなた。
 小さんの話と自分の飼っている犬の話が同じだと思っている時点で、黛さんは終わっていますよ。
 適菜さんは、きちんと談志の話で返してくれたし、それが本当の知性だと思いますけどね。論語をぺたって貼り付けてもねえ。
 ビックリマンシールじゃないんだから。ついにこの板にも中国人がきたかと思ってビックリしちゃいましたよ。
 黛さんは、管理人さんの文章読んで少し勉強したほうがよさそうね。管理人さんの文章は知性にあふれているよ。自分を冷静に見ている。

 例えば、私が適菜さんにレスかえすんだったら、
 小さんが司馬遼太郎だったら、談志は兵頭二十八。それなら米朝は誰だろう?谷沢永一?でも司馬さんと谷沢さんは仲がいいしなあ。そうなると談志の弟分の円蔵はだれだろうと。

そういう発想はあなたにはできないのでしょうね。だれだれを知ってるとか、誰と誰の思想が同じとか言っててもしょうがありませんよ。孔子がどうこうじゃなくて、あなたがどうなのって問題でしょ。
でも、あなたの理解力では、私の言ってることはわからないでしょうね。釈迦に説法じゃなくて馬鹿に説法になっちゃうね。
 ということで黛さんのお相手はこれでオシマイ。

 こんないじわるな私の相手をしてくれた黛さんにも拍手を。


[413] 物事判断(しない)こと。 投稿者: 投稿日:2002/12/20(Fri) 00:16

訂正です。


[412] 最後です。 投稿者: 投稿日:2002/12/20(Fri) 00:14

>りお 殿
『史記』陳渉世家 「燕雀安知鴻鵠志哉」

兵頭先生も漢文勉強せいと言っています。狭い視野で物事判断こと。もうあなたの相手は、これで終わり。


[411] 五月蠅りお殿にささげましょう 投稿者: 投稿日:2002/12/19(Thu) 23:09

思而不学則殆
無友不如己者
過則勿憚改


[410] 田中宇さんとアカシックレコード 投稿者: 投稿日:2002/12/19(Thu) 22:58

> 適菜 殿

藤井厳喜氏については、何かの機会に評論を読みましたが、風体がかなりすごいなという印象で、相当できる人なのでしょうが、ちょっとそのあと読んではいませんでした。そうでしたか、彼と中森氏とは関連があったんですね。僕は、藤井氏がリンクを貼っている田中宇さんとアカシックレコードの佐々木敏さんについては、時々読んでいました。田中さんの『タリバン』と『米中論』は面白かったです。有益な情報、ありがとうございました。


[409] (無題) 投稿者:適菜 投稿日:2002/12/19(Thu) 18:08

>管理人様
こちらこそよろしくおねがいします。
WEB「武道通信」見てくれてありがとうございます。
そういえば昔「マスカット通信」というエロ本がありましたよね。
そんなことを言ったら怒られますね。
失礼しました。


[408] (無題) 投稿者:管理人 投稿日:2002/12/19(Thu) 16:59

九十 様>

>ここの御仕事リストがなければ絶対見つけれなかった
記事なので管理人さんに感謝です。

私もこのサイトやってなければ絶対知る事ができなかったデータなので、
そう言われると本当に嬉しいです。
私は色々な方が教えてくれるそういうデータを入手したり、「兵頭ニ十八・本・コラム・それに関連する物事」について色々な方が思ったり考えたりしてる事を読みたい為に、このサイトを作ったように思います。(自分じゃ大した事考えられないので(笑)^^;)
御仕事リストを見てくれる人がいるのはとても嬉しいです。私と同じものを求めてる人がいたんだ、と思って。私の書いたモノを読まれるのは、とても恥ずかしく、居た堪れない気持ちになるんですが(苦笑)
昨日神田古書街に辿りついて「第二次大戦のイギリス・アメリカ軍戦車」が
買えました。篠村書店という古本屋さんには「帝国陸軍の戦闘用車両」が二つありました。驚いて…「ああ、私は福岡の片田舎の視点で『あれも売ってない。これも手に入らない』と言っていたのかもしれないな…」と思いました。首都圏在住の九十様のような方から見れば、きっと苦笑モノだったのかもしれないな、と少し思いました^^;

>いろいろ不便もあるけど国会図書館てのはすばらしい
ところです。各都道府県に一つ位はあるべき施設です。

この前行った時には、太鼓を叩いてる共産党の人々がいました。
やっぱり、東京のデモは、違うなぁ、とぼんやり見てました。
あの「区」は、歩きタバコをすると罰金を取られるらしいですね、恐ろしい「区」です(笑)

色々と、そそっかしくわけのわからないヤツが管理人やってますが、今後とも御見捨てなく、どうかまた来てください。よろしくお願いします。

通りすがり 様>
>兵頭サンの新刊は、東京では今日、もう出てました。

川崎駅前紀ノ国屋書店にはもう出てるでしょうか…これから見に
行ってみます^^早く読みたいです。

適菜 様>

御久しぶりです。先日は、本当にありがとうございました。

>「函館はいまのところサイコーです」とのことでした。

良かったです、本当に。
でも、フロッピーを郵送するには遠いので、兵頭先生は遂に、いんたーねっとに加入されたそうですね。凄いなぁ、と、まぁ、何が凄いのかよくわかりませんが、思いました。

>また、近いうちにお酒でものみに行きましょう。

私は、本当に何も考えずに喋ったり書いたりする人間なので、
後で考えて、何と失礼な事、わけのわからない事を喋ってしまったんだろう…ともう会わせる顔もない気持ちだったりしましたが、どうか機会があれば、よろしくお願い致します。本当にありがとうございます。
ネットに加入した、というのを先生に教えてもらった際、
「私は先生の本は『UFOはいないよ』という本や思うのです。それは最高に知的で面白いと思ってますけど、でも、結局売れてる本は『UFOは居る。俺は乗った』なんやと思うです。だから、1度だけ、先生がもう己を捨てて『UFOはおる。俺も乗ってきた。』という本を書いたら、もう前代未聞な程物凄く売れる気がして、沢山売れる事はとても良い事やと思うんです」と、もう思いつきで喋るなよ何も反省してないだろおまえ的なわけのわからない事を言ったら「次作の参考にさせていただきます(笑)でも………読者は100人でいいんだよ」とたしなめられました。
適菜 様が、武道通信の今度のWEB対談で書かれていた
”「その議論に加わるための新しい資料を持っていないからだ」”という部分、「読者は100人でいい」という前述の事と併せて、ああやっぱりそういう人なんだなぁ、かっこええなぁ…と思いました。
著述家とか、新聞・ニュースも別に嘘ついて全然問題ないと私は思ってるのですが(簡単に騙されて、其の後怒り出す人が問題なだけで)マガジン・ウォーに在った「ダッチワイフ改造暦10年」。普通なら「面白いシャレだ」で済ませますが、あの天才ならそういう突拍子も無い事も、あり得るんじゃないか…と聞いてみたかったのですが、もし予想以上の答えが返ってきたら、もう嬉しくてファンではなくスーパービリーバーになってしまう気がして、聞けませんでした…。

色々と御迷惑をかけたり、不快な思いをさせてしまうヤツなんですが、どうか御見捨てなく、今後ともよろしくお願いします。

長々と失礼しました。

失礼します。


[407] (無題) 投稿者:りお 投稿日:2002/12/19(Thu) 10:56

孫子

師曰、二十八+二十八=五十六

黛さんへんなカキコは止めましょうね。
まだ懲りてないのかなあ。ぷんぷん


[406] 学則不固 投稿者: 投稿日:2002/12/19(Thu) 09:48

  論語

子曰、君子不重則不威、学則不固、主忠信、無友不如己者、過則勿憚改    学而第一 八 

子曰、学而不思則罔、思而不学則殆
為政第二  一五


[405] (無題) 投稿者:>@通りすがり 投稿日:2002/12/18(Wed) 21:37

>管理人様
お久しぶりデス。
兵頭サンの新刊は、東京では今日、もう出てました。今回のもQ&
A形式のでしたが、兵頭サンの口調(?)は「ですます」調になってました。それに、一人称も「僕」になってます。内容は、いつもの通り、読みどころ満載です。
では、また。


[404] (無題) 投稿者:九十 投稿日:2002/12/18(Wed) 18:42

こんばんは。

今日は国会図書館で「自由」の記事を拾ってきました。
兵頭氏の学生時代の投稿が載ってるのですが、今のと
主張も文体も変わってないのが驚きです。20代前半で
ほとんど完成された人なんでしょうね。

ここの御仕事リストがなければ絶対見つけれなかった
記事なので管理人さんに感謝です。

みなさんも言われてるようにコピーは面倒で時間かかり
ますね。あと街宣がうるさくてすげえムカつきました。
それと、「発言者」とかコピーしてる人を見かけたんで
もしやと覗いてみるとその人兵頭記事を集めてました。
声かける度胸も無く立ち去りましたが、ひょっとして
ここの住人のどなたかでしょーかね。

いろいろ不便もあるけど国会図書館てのはすばらしい
ところです。各都道府県に一つ位はあるべき施設です。


[403] (無題) 投稿者:適菜 投稿日:2002/12/18(Wed) 14:24

>管理人様
ごぶさたしてます。この間はお会いできてうれしかったです。
また、近いうちにお酒でものみに行きましょう。
兵頭師からファックスがきました。
「函館はいまのところサイコーです」とのことでした。

>黛様
そういえば昨年、藤井厳喜さんの忘年会の席で、ガブリエル中森さんから、フィリピンの合同訓練に誘われました。でも21万円は少し高くて貧乏な私は行けませんでした。参加されるようでしたら、ぜひレポートをお願いします。

>りお様
貴重な情報ありがとうございます。談志も小さんの弟子じゃなかったら、落語の世界で生きて行けなかったと言ってますね。他の師匠は厳しいから。それでも談志は落語協会を飛び出しましたけどね。
 それがなかったら、談志が小さんを襲名する可能性もあったわけで、そう考えると感慨深いですね。


[402] (無題) 投稿者:管理人 投稿日:2002/12/18(Wed) 10:32

こんにちは。徹夜仕事はしんどいです。皆様も師走で御忙しいんでしょうね…、でも、明々後日くらいには兵頭本新刊が書店に並ぶ、良い師走です(笑)

枯山 様>
>自分のはやとちりで誤情報を書込んでしまい申訳ありませんでした。

とんでもないです!勿論、正確な情報を頂けたみやさと様には本当に感謝しております、ですが、だからといって謝られるようなものではないです。何時も本当に感謝しております。

別に、データじゃなくても、思った事を色々ココには書き込んでいただけると嬉しいです。…ええ、アクセス数伸び悩みの管理人(笑)なもので、アクセス数頂けるだけでも感謝です^^;


とある所から、「ヤーボー丼と日本の防衛力再考、古本屋で幾らなんですか?」と尋ねられまして…前者は大体見当もつくんですが(ネットオークションで2010円でしたが、まぁ古書店なら定価〜定価の500円引きくらいでしょうか…)、後者に至っては現物を図書館以外で1度も見た事ないのですが、何方か御存知の方いらっしゃいましたら、教えて下さい^^;よろしくお願いします。

失礼します。


[401] (無題) 投稿者:りお 投稿日:2002/12/18(Wed) 09:35

黛様

お返事ありがとう。あまり反論になってませんが。
でも、もうやめましょうね。あまり実のある議論じゃないし。
ほかの方にも迷惑だしね。
黛さんも、そんなにおかしなこと書いているわけじゃないしね。方向性としては。ただ、少し軽率なところがある人だなと感じたので、一言いっただけ。傷つけてしまったなら、ごめんなさい。
講演会はがんばってくださいね。


[400] 先に進もう 投稿者: 投稿日:2002/12/18(Wed) 01:50

兵頭先生を現実的に理解したいならば、ガブリエル中森氏に学ぶことだ。とりあえず、西村氏との関連を中心に、実際の訓練ツアー、中森氏の基本的な考え方などを紹介します。長くなってすみません。管理人殿。

引用開始 すべて、http://www.zephyr.dti.ne.jp/~gabriel/
より

2002年:「闘う民主主義の会」(代表、中森ガブリエル芳明、自治省登録、全国政治団体)はフィリピンのスービック基地、米海兵隊将校宿舎と射撃場を借上げ、3泊4日の日程で制式軍用銃、M-16の安全取扱法と射撃四姿勢、コルト45軍用自動拳銃の安全取扱法と射撃術の短期集中講座を行っています。消費するライフル、ピストル弾は初級1日100発、中級120発消費が規定です。陸上自衛隊ライフル中隊1年分の弾薬消費量(100発)と比較してください。集中度が判ります。 1期生総代、西村真悟衆議院議員他15名は事故も無く、全員が合格証明書を授与され昨年8月6日無事帰国しました。今年夏に1期卒業生で中等コースへ進級される方、及び2期生(初等科)の出発は8月第1週の金曜日8月2日出発、8月5日(月)に帰国を予定してます。便名はフィリピン航空431便午前9時30分出発。帰国は432便、成田着は19時55分。 料金は先回と同じ21万円、航空代金、ホテル〔1人部屋〕、全行程食事付き、弾薬200発〔中等科240発〕、マン・ツー・マンのインストラクター代、4日間バス借上代、終了証書を含む。
2002年:そこで盟友、西村真吾議員が明日23日、衆議院法務委員会で質問戦を展開します。

2002年:日本は今全ての分野で、情報‐決断‐責任の連鎖が稼動しない。稼動しない原因は引き金を引く行為を忌避するからだ。刀狩以来400年間ですっかり忘れた。日本人共通の宿病、銃器忌避症は速やかに治さねばならない。日本回天は民間人の武装権再獲得の運動から始まると思われるが、皆様どう思われるか? 理屈でなく正しく学科・実技をパスし、正規に初級終了証書をゲットすれば、人生観もかわるだろう。

2002年:西村議員は一般にタカ派と誤解されている。しかし北朝鮮不審船事件では予想に反し て国会で最も自制ある発言に終始した。それに反し日頃軍事訓練など受けたことのな い政治家ほど非常時に舞いあがって超タカ派になった。
一日百発の自制訓練をこなす 西村議員はいわゆる「タカ派」になどなりようがない。彼は「主権在民の憲法下、武 装権は在民する」と堅く信じているだけだ。
写真は米海兵隊教官から射撃四姿勢での ブレス・コントロールとトリガー・コントロールの特訓を受ける1期生総代の西村真悟衆議院議員。

1999年:彼(西村氏)は核戦争から市民を守る対核シェルター建設の必要性について力説したのだった。彼は一般国民の心理はそれとして, 
政府としては「対核対策」の等閑視は許されないと述べたのだ。

1999年:西村強姦発言を非難する女性達は世界の戦争の現実を知らない。簡単に同調したオトコも煽ったマスコミもかなり短絡的だったと思う。

1999年:中森 最近、教育の問題、愛国心の問題、国防の問題に関して本当にまじめで立派な方たちの意見がよく新聞や雑誌に掲載されていますね。戦後の日本では民主主義教育を履き違えて権利ばかりを主張して義務を果たさない。みなさんがそうした意見に賛成するわけです。ところが、一番大事な権利を日本の社会は一回も要求したことがない。最も大事な権利である武装権を要求したことが一度もない社会です。だから本当の義務も発生しないと私は考えます。
−−日本の場合は「戦う市民の社会」になっていない。つまり権利は主張するが、権利の制約とか、義務を忘れていると。


[399] やはり 投稿者: 投稿日:2002/12/18(Wed) 00:59

>りお殿

>小さんは人間国宝になりましたけど、米朝が文化勲章をもらったときに、円蔵に「文化勲章ってそんなに簡単に取れるんですか」って聞いたそうです。あの穏健な小さんがねえ。恐ろしいですね、芸の世界は。 こんなんでいい?ダメ?

暇なんだろうな、絡む人って。やはり絡むのお好きなようですね。僕も「僕の飼っているペットのことを紹介しよう」とすれば、延々新しい情報を書くことになるのでしょうが、まともな人間なら当然書かないでしょうね。

>この弁解はちょっと苦しいかな。でもこのように書くしかありませんよね。「誰があなたに」というご質問は、「彼を『右翼オタ』と思われた方がいましたら」の一文で判断しました。

僕の自分の立場は、[386]に書いてあります。ただ、同じように西村氏を「右翼オタ」と類推判断されたりするのは、彼のことを紹介した者として申し訳ありませんので、きちんと書かせていただきました。何せ、それでなくても西村氏を「右翼オタ」扱いする人は、社民党をはじめとしておりますので。

あなたは、自意識過剰ではありませんか?他人に絡むことでしか自分を表現できない人間など、僕は五月蠅いだけで、人間としては関心ありませんので。他のもっと君と近い仲間同士で絡み合っててよ。きっといるから。





[398] 黛さんへ反論しまーす 投稿者:りお 投稿日:2002/12/18(Wed) 00:33

黛様

 お返事いただいてありがとうございます。本当にうれしいです。やっぱりきちんと反論するって大切なことですよね。
 たとえ反論になっていなかったとしても、それはそれで立派なことだと私は思います。
 ということで、私も反論してもいいかな。ダメって言われてもしますけど。管理人さんごめんね。

1について。「僕は自分のことではなく、西村氏に対してそう思われた人がいたらということで書いたのですよ。あくまで。誰があなたに自分のことを説明するために書いたと書かれていますか?」

 この弁解はちょっと苦しいかな。でもこのように書くしかありませんよね。「誰があなたに」というご質問は、「彼を『右翼オタ』と思われた方がいましたら」の一文で判断しました。だって、私がそのすぐ4つ前に「右翼オタ」を私が黛さんに向かって書いているのですから。また、黛さんの同じ文章中に「単純に『右翼オタ』と言う前に」とでてきます。誰が「右翼オタ」っていったのですか?普通に読めば、私じゃないの?
 「もし西村眞悟氏関連のカキコを読まれて」と、黛さん書いてるじゃん。
 もし、私に言ったのではなくて、「あくまでそういう人がいたとして」書かれたとしたならば、反対に黛さん、アブナイ人になってしまいますよ。
 まあ、いいけどね。皆さんはどう思われますか?

2について。「何がどう失礼なのかな? ガブリエル氏はちゃんと西村氏との関係について書いているでしょ?彼らは共通の認識に立った友人同士ですよ」

 黛さんのそういう大雑把なところを批判しただけです。政治家も評論家も言葉に命をかけているわけです。
「彼がガブリエル中森氏と同じ思想を持っている」とか「この点、兵頭先生の理論に最も現実的に近い人間だと言うことをご理解下さい」とか、その他もろもろの黛さんの発言は、あくまで黛さんの頭の中の現象であって、それは彼らにとっては失礼にあたるのではないでしょうか。
「ガブリエル氏が書いている」とか、「彼らは友人同士」だとか言われてもねえ。それ反論ですか?まあ、素人の黛さんをそこまで責める私の方が悪いのかなあ。

3について。「あなたの「右翼オタ」とは何なのか説明してください」

 ハイっ!何ら新しい情報もアイディアもない人です。
 兵頭二十八先生はその対極にいる人です。

4.「私が「自ら武装して」の一文を「右翼オタ」といったことになるでしょうか。あなたに書いたと誰が書きましたか?」

 これはもういいですよね。とばしてもいい? 

5.「あなたの書き込み、何ら新しい情報もアイディアもありませんので。絡むのが趣味の方らしいですが、どうぞその暇があったら新しい情報の一つでも書き込んでくださいよ。
ちなみに、絡む女はきらいなので、ちょうどいいけど」

 これはどこにも出ていない極秘情報ですよ。
このファンサイトの皆さんのために公表します。
小さんは人間国宝になりましたけど、米朝が文化勲章をもらったときに、円蔵に「文化勲章ってそんなに簡単に取れるんですか」って聞いたそうです。あの穏健な小さんがねえ。恐ろしいですね、芸の世界は。
 こんなんでいい?ダメ?

 


[397] 謝罪 投稿者:枯山 投稿日:2002/12/18(Wed) 00:27

 こんばんは。
 みやさと殿>稲田氏が斉藤氏とは別人との事、自分の誤りを指摘していただき誠に有難うございます。今後も自分に誤りがありましたら遠慮なく指摘をしてくださいませ。

 管理人殿>自分のはやとちりで誤情報を書込んでしまい申訳ありませんでした。『戦車マガジン』は慎重に読んでから情報を書込むように致します。
 失礼致します。


[396] (無題) 投稿者:管理人 投稿日:2002/12/17(Tue) 23:45

こんばんは。
宮西 様>
>兵頭氏の安保やめちまえ論や日本も核武装したらいい論には個人的に同意できませんが、
>氏の具体的に考える態度には非常に好感が持てます。

意見に完全同意かどうかはともかく(私は完全同意ですが)、兵頭先生の、一から考えるスタイルは本当に凄いと思います。

みやさと 様>
>稲田氏は火砲に非常に深い造詣のある、熱心な『戦車マガジン』の読者だった方です。

おお…そうなんですか。あちがとうございます。私は今だ神保町に辿りつけない身なので、戦マは1冊しか見た事がないので今はあまりわからないのですが、今知らない色んなデータが集まって、本当に嬉しいです。ありがとうございます。
此れからも、よろしくお願いします。

失礼します。


[395] とりあえず 投稿者: 投稿日:2002/12/17(Tue) 22:57

>りお殿

>私のカキコ読んでいただければ、「右翼オタ」が西村さんじゃなくて、黛さんのことを指していることはすぐにわかると思うのですが。

僕は自分のことではなく、西村氏に対してそう思われた人がいたらということで書いたのですよ。あくまで。誰があなたに自分のことを説明するために書いたと書かれていますか?

>「彼がガブリエル〜」って?私は西村氏とも中森氏とも面識はありますけど、彼らにも失礼です。

何がどう失礼なのかな? ガブリエル氏はちゃんと西村氏との関係について書いているでしょ?彼らは共通の認識に立った友人同士ですよ。

>「右翼オタ」に疑問を呈しただけで

あなたの「右翼オタ」とは何なのか説明してください。

>私が「自ら武装して」の一文を「右翼オタ」といったことになるでしょうか。

あなたに書いたと誰が書きましたか?


>自分の頭で物事を考えるトレーニングをしましょうねって、ちょっと言葉がきつかったかなあ。18歳の女(もうすぐ19)にこんなこといわれたくないよね。ゴメンゴメン。


こういうのは中傷というのでしょうね。自分の頭で考えたらというのは、そっくりあなたにお返しします。あなたの書き込み、何ら新しい情報もアイディアもありませんので。絡むのが趣味の方らしいですが、どうぞその暇があったら新しい情報の一つでも書き込んでくださいよ。
ちなみに、絡む女はきらいなので、ちょうどいいけど。


[394] 恥ずかしい〜。 投稿者:管理人 投稿日:2002/12/17(Tue) 22:33

螺鈿 様>
ご指摘ありがとうございます。「ハングル訳」でした^^;
恥ずかしい〜。ありがとうございました。

失礼します。


[393] 兵頭氏に好感が持てる理由 投稿者:宮西 投稿日:2002/12/17(Tue) 20:06

 兵頭氏の安保やめちまえ論や日本も核武装したらいい論には個人的に同意できませんが、氏の具体的に考える態度には
非常に好感が持てます。
 日本国民の生命と財産を守るにはどうするのか?
 日本を愛しているからこそ出てくる兵頭氏の様々の考えに、兵頭氏には日本愛(原監督のジャイアンツ愛みたいだな、、)があるんだな、だから読んでいて意見が違っても嫌にならないんだなと感じております。

 寒い日々が続いております。皆様、風には十分に注意して
ご自愛ください。
 


[392] どうでもいいことですが・・・・・・ 投稿者:螺鈿 投稿日:2002/12/17(Tue) 19:39

>>管理人様
 この世に「ハングル語」なる代物は存在しないと仄聞いたしておりますが・・・・・・。日本語を「漢字かな混じり語」だの「カナ語」なる使用文字で言うわけありませんでしょ。


[391] 別人ですよ。 投稿者:みやさと 投稿日:2002/12/17(Tue) 18:07

>文体が兵頭氏を思わせる稲田美秋名義の「TARGET:TANK!」連載第一回目です。

稲田氏と齋藤氏は別人です。
稲田氏は火砲に非常に深い造詣のある、熱心な『戦車マガジン』の読者だった方です。


[390] 仲良く、ですよ…。 投稿者:管理人 投稿日:2002/12/17(Tue) 13:06

こんにちは。

枯山 様>

返事が遅れて申し訳ありません。
PHPの新刊ですよね「『戦争と経済』のカラクリがわかる本」という、
タイトルだそうです。12/18取次搬入と、PHPへの質問メールの回答に書いてました。良い御正月を迎えられます(笑)

「兵頭氏の名がこれで世に広く知れ渡る」>
私も同じ事思ったんですが、「正論」NHK批評コーナーで司馬批判部分が引用された直後に絶版断裁の憂き目に至ったのだそうです。でも、何故その時期か、何故かは誰も知らないミステリー…なんだそうです^^;

本日神保町にてかなりの収穫がありましたので書込みをします。>

いつも、ありがとうございます。本当に助かります。
先日国会図書館の帰り(あの図書館は、本の貸し出し(というか「取り出し」)申し込みが一六時・コピー委託当日引渡し受けつけも一六時に終わってしまって、(後日引渡しは一六時半)実質的にそれくらいまでしか居られません。そうだ、枯山様も御勧めの、帰りに神田古書街のあの店に行ってみようと、神田駅で降りたんですが、露天商(?)のおばさんに「ここに古書街なんて、無い」といわれて、すごすご帰宅しました^^;福岡とは日没が1時間違うので、暗くなってまして、古本屋なんてすぐ閉まるので、開いてない気がして…畜生です。神保町駅、なんですね^^;
国会図書館は確かに、大きくて良い所というのはわかるんですが、かなり問題有りのシステムだと思います。コピーは、委託だけに一枚10円とかじゃないですし。何より時間がかかります。貸し出しも「○誌;五冊/×誌:五冊」はOKですが「○:1冊/×1冊/△:1冊」はダメですし…。行くなら朝からです。

フォーマイル 様>
 しかし、この書はまさに「生涯の一冊」でした。>
↓を読んだら、更に理解が深まるかもしれません。既に御存知かもしれませんが。私も天国太平様、という書き込みして下さった方に教えてもらったんですが、もう、濃い、です。
http://www.venus.dti.ne.jp/~jam/diary/diary0010.html
私はこういう批判を読んでも、「好きな1冊」です。日本の海軍兵備再考は。

りお様>
お久しぶりです。またご来訪頂き、ありがとうございます。

更新も早くて、さすがという感じです。>

私の書くのは、恥をさらしているようなものなんですが^^;でも、ありがとうございます。嬉しいです。
…しかし、りお様にせよ黛様にせよ、「有名人」の方と、面識があるんですねぇ…意外と、誰にでもあるのでしょうか。私、1ヶ月前まで、誰一人として「有名人」に会った事無かったんですが(笑)
どうか御見捨てなく、また来てくだされば嬉しいです。

螺鈿 様>

(考えすぎかも 爆)>

お久しぶりです。また来ていただき嬉しいです。
う〜ん…私も数百枚の写真を見て、一応色々考えたんですが、螺鈿様と同じく「…考えすぎだな」という感じのする写真もあります(笑)
ただ、honda n360の写真なんか見て、AT車で4ドアなら、日本の道は確かにこれで十分なんだよなぁ…なんて思ったりしてます。
風景写真など、一体何処なのか、本当にわからないので、もし御分かりでしたら、教えていただけると有りがたいです^^;正直、一体何処の写真なのか、全然わかりません^^;
どうか御見捨てなく、よろしくお願いします。

黛 様>
日本核武装を「実現できるかもしれない」政治家が、日本にいたんですね…。いや、知識が足りませんでした。ありがとうございます。
講演会の成功を、御祈りしています。


失礼します。


[389] 黛さんへ 投稿者:りお 投稿日:2002/12/17(Tue) 10:07

黛様

うーん。困りましたねえ。
「わたしに読解能力がないのかな」と謙遜して書きましたけど、やっぱり読解能力がないのは黛様の方だったみたいですね。
 細かく反論しても仕方がないみたいなので、要点だけ書きます。

1.「彼を『右翼オタ』と思われた方がいましたら、それは西村氏をよく理解していないためだと思います」

私のカキコ読んでいただければ、「右翼オタ」が西村さんじゃなくて、黛さんのことを指していることはすぐにわかると思うのですが。しかも私は一言も西村さんの名前をだしていません。きっとその前に黛さんは西村さん関係のカキコをしていたので、おそらく勘違いしたのでしょう(普通するかなあ?)。そういう短絡さに「?」と私はいっただけです。

2.「まず、西村氏は核武装に一番近い男です」「この点、兵頭先生の理論に最も現実的に近い人間だと言うことをご理解下さい」「彼がガブリエル中森氏と同じ思想を持っている」

そう言われましてもねえ。私が「意味がわからない」と書いたのは、黛さんのこういうところです。「核武装に一番近い男」って?「彼がガブリエル〜」って?私は西村氏とも中森氏とも面識はありますけど、彼らにも失礼です。黛さんは一応、このサイトで身分をあかしているわけだし、もう少し注意してカキコしないと、恥をかきますよ。余計なお世話かなあ。

3.「いると思っていたのなら、本当に質の低い右翼しか知らないか、よっぽど無知かのどちらかです」

黛さんの文章はほとんど被害妄想ですね。私は「右翼オタ」に疑問を呈しただけで、「右翼」にケチつけたわけじゃあ、ありませんよお。困ったなあ。

4.「つまり、お上に任せるのではなく、自らが武装して自分と大切な者たちをまもる、この考え方のどこが『右翼オタ』なのでしょうか」

どう読めば、私が「自ら武装して」の一文を「右翼オタ」といったことになるのでしょうか。きっと黛さんは自分の中のあったかい世界に閉じこもってしまっているのでしょうね。わけのわからない引用がおおすぎるし。
自分の頭で物事を考えるトレーニングをしましょうねって、ちょっと言葉がきつかったかなあ。18歳の女(もうすぐ19)にこんなこといわれたくないよね。ゴメンゴメン。




[388] だからこそ 投稿者: 投稿日:2002/12/17(Tue) 00:20

視野の狭い見解を持つ前に、もっと広く深く学ぶ姿勢を持つことが大切なのだと思いますね。僕は、少なくともそう心がけたいと思います。

以上、回数を重ねた書き込みにて、失礼いたしました。


[387] 西村氏と兵頭先生は近い 投稿者: 投稿日:2002/12/17(Tue) 00:15

ところで、ごく少数かとは思いますが、もし西村眞悟氏関連のカキコを読まれて、「筋違い」と思われた方がいましたら、それはかなり狭い理解だと思います。また、彼を「右翼オタ」と思われた方がいましたら、それは西村氏をよく理解していないためだと思いますので、ちょっと書き込ませていただきます。

まず、西村氏は核武装に一番近い男です。彼くらい軍事について広く勉強している政治家はいないし、またそれを実現にもっていくだけの気骨がある人間もいません。広く地政学的視点に立って、また日本国家を真に理解する立場に立って、彼は行動していく知識と意志を持ち合わせている人間です。ただの知識だけの人間では、核武装など到底無理ですから。この点、兵頭先生の理論に最も現実的に近い人間だと言うことをご理解下さい。

さらに、西村氏は兵頭先生と同じく、武侠市民的なものを重視する立場にあり、それは彼がガブリエル中森氏と同じ思想を持っている点で確認できます。http://www.zephyr.dti.ne.jp/~gabriel/
ガブリエル中森氏は、すでに現実的には不毛な憲法第9条論議などとっくの昔に突破して、武装市民を育成すべく、実際に武器を扱う訓練ツアーまで実施されている方です。そして、「刀狩り」以降の軍事はお上任せという日本人の意識を変える努力を現実にされている方です。つまり、お上に任せるのではなく、自らが武装して自分と大切な者たちをまもる、この考え方のどこが「右翼オタ」なのでしょうか。お上(天皇)に依存せず、自らの力で武装を成し遂げようという考え方のどこが右翼なのか。実際、この中森氏と西村氏は非常に近い関係にあります。

だいたい、坂井三郎氏もいうように、いかに外戦を戦うかを考える戦後の右陣営は、「天皇万歳」といって死んでいくことで終わるような単純な輩はいませんよ。いると思っていたのなら、本当に質の低い右翼しか知らないか、よっぽど無知かのどちらかです。

一方で靖国神社の問題を兵頭先生が重視されるように、右翼と呼ばれようが呼ばれまいが大事にすべきものが見える人は、戦前から大事にしてきたものを大事にするのです。「正翼」の人はみなそうなのですよ。単純に「右翼オタ」と言う前に、もっと深く広く理解をしていこうという姿勢が必要なのではありませんか。誰もが全てを知っているわけではありません。だからこそ、


[386] 失礼 投稿者: 投稿日:2002/12/16(Mon) 22:52

兵頭先生のファンサイトは、兵頭先生のことだけに集中しなくてはならないサイト、というほど狭いわけではないだろうというのが、僕の理解です。兵頭先生は、孤高かもしれないが、孤立して存在しているわけではない。自衛隊、政府、そして日本・米国・中国、色々な分野に関わって生きているし、そういう内容を論じている。
そして、そのような色々な視点から論じることができる人間しか、最終的には兵頭先生とは会話にならない、実際にお会いしてそう思いましたよ。直接兵頭先生に関わらなくても、関連していれば、それを含む広い視点から論じるくらいの幅の広さは、当然持つべきでしょう。僕はこのサイトは、そうあってほしいですね。


[385] 兵頭先生は 投稿者: 投稿日:2002/12/16(Mon) 22:44



[384] お久しぶりです 投稿者:螺鈿 投稿日:2002/12/16(Mon) 22:44

 フォトリスト拝見しました。先生の著作で拝見したようなもも多く、そういえばあの本のあの写真に似てるよなとにやつきながら拝見しました。
 しかしながら、これはいったい何の写真なのか、同意とを持って撮影したのか、含意の多い先生の著作になれたせいか意図を推察しようと努力しています(考えすぎかも 爆)


[383] 定期便其の拾 投稿者:枯山 投稿日:2002/12/16(Mon) 20:36

 こんばんは。
 管理人殿>本日神保町にてかなりの収穫がありましたので書込みをします。
 『発言者』平成十五年一月号「スケープゴート注意報」  『戦車マガジン』平成三年五月号で名義無の「地上戦のいろは」と文体が兵頭氏を思わせる稲田美秋名義の「TARGET:TANK!」連載第一回目です。
 八月号はH・SAITO「この目で見た90式戦車と89式FV」斉藤浩「国産兵器開発拾遺[2]」
 十月号H・SAITO「ポスト湾岸型戦車を考える」無記名だが恐らく兵頭氏の「ホークの一族」斉藤浩「国産兵器開発拾遺[4]」とこのようになっています。
 本日は『帝国陸海軍の戦闘用車両』『陸上自衛隊車両装備史:1950−1991』『戦記が語る日本陸軍』を入手した上に、PHPから出る兵頭氏の新作の題名も『「戦争と経済」のカラクリがわかる・・・』という後半部分が印刷が途切れて不鮮明ですが今月下旬か来月初頭には店頭に並べられてると思うと幸運な一日だと実感しました。
 長文失礼致します。


[382] (無題) 投稿者:フォーマイル 投稿日:2002/12/16(Mon) 19:54

管理人様
早速のお返事、ありがとうございます。
私の方が遅れて申し訳ありません。

>戦マ時代から接しているんですか。ならばかなり黒帯ですね(笑)

とんでもありません。私など白帯どころか、未だに門前の小僧がいい所です。
戦車マガジン、そして「帝国陸海軍の戦闘用車両」からの伏線があったとはいえ、私の「二十八との遭遇」とも言うべき体験は、「海軍兵備再考」からです。それとて、兵頭先生の名前ではなく、共著者の宗像和弘先生につられて買ったような気がします。(ここら辺は今となっては曖昧です)
しかし、この書はまさに「生涯の一冊」でした。蒙をひらかれるとはこのことかと実感させられました。
単なるミーハーの域を出ない私ですが、お邪魔でなければ
またうかがいたいと思います。
まとまりのない文章ですみません。それでは失礼します。


[381] (無題) 投稿者:りお 投稿日:2002/12/16(Mon) 10:41

こんにちは。
おひさしぶりです。

管理人様

アヤネさんの問答とても面白いです。管理人さんの兵頭さんへの愛情が感じられますね。更新も早くて、さすがという感じです。

黛様
黛さんの文章、いつもながらよく意味がわかりません。わたしに読解能力がないのかな。
「村上殿の当サイトへの評価、これがまさしく正当で公正な評価と言えると思います」なんて黛さん、なんか偉そうですけど。
このサイトの趣旨をわかっていないのって、黛さんかもしれませんよ。管理人さんには、右翼オタにならない、新しい視点があるもんね。
あっ、私の方が偉そうですか?それは失礼いたしました。

枯山様
PHPの新刊はでるようですよ。タイトルはまだわかりませんけど。今月か来月か、そのくらいみたいです。並木の本も楽しみですね。


[380] 御久しぶりです 投稿者:枯山 投稿日:2002/12/15(Sun) 23:38

 こんばんは。
 管理人殿>自分の入門指南書に対する感想の返事が遅れてしまい申訳なく思っています。
 『日本有事』ですか、自分の書いた条件にも合致しており良い指摘と思いました。この本は兵頭氏がPHP研究所という中堅以上の版元から出された本として「兵頭氏の名がこれで世に広く知れ渡る」と当時の自分は思ったものでした。まさかそれが絶版とは嗚呼無情としか言いようがありません。
 話は変わりますが国会図書館に行かれたのですね、自分は一度も行った事がないのですが、コピー業務が職員委託とは使いずらそうな仕組で相変わらず我国が公共施設の活用を考えていない事を痛感いたしました。
 ところで十二月下旬に兵頭氏の新刊が並木書房とPHPから出るという話は本当なのでしょうか。並木書房は確認できたのですが、PHPは未確認ですので可能ならば教えていただきたいと思います。
 失礼致します。


[379] 今度は白河 投稿者: 投稿日:2002/12/15(Sun) 22:57

先日、福島県白河近くで、核武装論者の西村眞悟氏の「眞悟の会」会長、林慎平氏(広大な養魚場兼日本庭園を持つ社長さん)宅の講演会に参加してきました。講師は小山和伸先生(経済学)、「経済敗戦」論(石原慎太郎知事の日本は米国の「金融奴隷」論の理論的根拠を解明)の吉川元忠先生と同じ神奈川大学の教授です。
一言で大変有意義で面白い講演会でした。小山先生の新著『救国の戦略』(展転社)はお勧めです。@円建てでなぜ米国に貸さないのかA金利をなぜいつも米国より下に抑え続けるのかBいままで買いためた米国国債をなぜ日本救出のために売らないのか等々、なるほど経済活動も政治活動も所詮は人間の精神活動の所産に他ならず、両者を切り離したりしてとらえても本質は捉えられないものなのだということが、よくわかりました。
将来、西村氏が石原氏と結んで新党を結成し、総理大臣になって兵頭先生いうところの気骨ある核武装論者のいる経済産業省と手を結べば、いよいよ可能かも知れません。その時は、兵頭先生を軍学者として核武装計画主任にしてもらうのが一番ですね。田舎の一講演会ではありますが、東京での動きなどを聴くと、何か夢の持てる熱さを感じました。


[378] はじめまして。 投稿者:管理人 投稿日:2002/12/14(Sat) 23:40

フォーマイル様>

>兵頭二十八先生の論述には、今は無き戦車マガジンの時代より接しておりますが、齋藤浩氏=兵頭先生と気づいたのは、ここ二、三年のことです。

戦マ時代から接しているんですか。ならばかなり黒帯ですね(笑)
私は、御恥ずかしながら、結構最近ファンになりました。
兵頭本も、ラスト1冊(日本の防衛力再考)が中々入手できず、四苦八苦しています。
まぁ、私も、兵頭論説に、何ら論評を加える事ができないのでは人後に落ちないので(笑)、良ければまた来て頂けると嬉しいです。

失礼します。


[377] はじめまして 投稿者:フォーマイル 投稿日:2002/12/14(Sat) 17:49

みなさま、はじめまして。
仮に、フォーマイルと名乗らせていただきます。

兵頭二十八先生の論述には、今は無き戦車マガジンの時代より接しておりますが、齋藤浩氏=兵頭先生と気づいたのは、ここ二、三年のことです。
当時から、戦後の石油政策に関する論文など、某パ○ツァー誌とはひと味違った記事が楽しみでした。
兵頭氏について話せる知り合いのない私にとって、このようなサイトに出会えて、あたかも百万の味方を得た思いです(言い過ぎですが)
私自身は何の知識も教養もなく、兵頭先生の論説に、批判的にしろ肯定的にしろ、何ら論評を加えることなど出来ませんが、今もっとも熱い軍学者兵頭二十八に注目する一人として、門弟帖の末席に加えていただければ幸いです。
長文駄文失礼しました。それでは、この辺で失礼します。


[376] ひょーどー漫談は面白い。 投稿者:管理人 投稿日:2002/12/12(Thu) 22:20

国会図書館に行ってきました。
時間の余裕がないのと、国会図書館のシステムに不慣れな事で
目的の6分の1くらいしか見れませんでしたし、ヘアヌードばかりの
マガジン・ウォーをコピーしてもらう為(御存知かもしれませんが、あの図書館はコピーを職員に委託するのです)しおりを挟んで提出すると、
「コイツはこんな雑誌のコピーを取るのか」という視線が痛かったんですが(笑)
まぁ、でも面白いです、ひょーどー漫談も「ニ十八からの手紙」も。
NHKがアメリカに対して持つ対抗不能性は面白く…そのネットワークを生かして「BAKUCHIネット(仮称)」かぁ…何と言う愉快な、と楽しめました。やってもどうしよもないタバコ税と酒税上げる事よりそっちの兵頭提案を実行して欲しいものです。
まだ読んでない方、必見ですぞ!

谷口公一 様>
>軍学考に関連?する情報。
面白い話、ありがとうございます。
私は軍学考を読んだ折、アルゼンチンの大統領が無名戦士の墓を
見舞ったのは、なんか親日的な人だからだろう…程度にしか思ってませんでした^^;何にでも理由があるんですね。
ありがとうございました。

失礼します。


[375] 軍学考に関連?する情報。 投稿者:谷口公一 投稿日:2002/12/11(Wed) 01:58

軍学考 p340から引用 記録がなかったら歴史はあるか?

多くの来日元首のなかで、アルゼンチン大統領だけが、日本の無名戦士の墓を参拝した・・・・・・。

これらの国々が示してくれた無代の恩義は、日本国の「長期負債」であると考える常識心が必要である。上記の国々
(イタリア・トルコ・アフガニスタン・アルゼンチン)が困ったときに、もし日本の外交がその敵側の陣営に与するような選択をするようであったら、そのような日本国は亡びてしまった方が良い。 

なぜ、アルゼンチンだけが参拝したのか?かは、よく分かりませんが、この事におそらく関連すると思われる文章を引用します。

゛米・ソが操る゛現代戦争悪の黙示録 倉前盛通・山本徳三廣済堂 第6章 現代戦争と日本人 p190-192から引用

関係のないはずの戦争に日本と日本人は深くかかわっている!?
戦後四0年間、戦争を体験していないわれわれ日本人にとって、いま世界の各地で起こっている戦争は、果たして関係のないものなのか----答えは「ノー」である。略
八二年のフォークランド戦争には、アルゼンチンの日系人が゛愛国基金゛を集め、何人かの若者は戦場で英軍と闘った。日本人の顔をもつ愛国者たちは「ビバ・アルヘンチーナ(アルゼンチン万歳!)と叫びながら祖国アルゼンチンのために命を張ったのである。彼らの意識には゛二つの祖国゛はなかった。祖国はアルゼンチンだけである。略

▼フォークランドで闘った日系人
フォークランド戦争は、アルゼンチンに住む約三万6000人の日系人の゛愛国心゛を大いに刺激した。ここでいう゛愛国心゛とはけっして日本に対するものではない。まさしくアルゼンチン人としての愛国心であったといえる。八二年五月一日、約3000人の日系人がアルゼンチンへの゛忠誠゛を証明するため「ビバ・アルヘンチーナ(アルゼンチン万歳!)」と叫びながら、ブエノスアイレスの目抜き通りをデモ行進した。沿道の市民からは盛んに喚声が上がった。
当時、現地を訪れた山本徳三は、日本人会(会長・宇野文平)を訪ねた。同会では、゛マルビナス(フォークランドのアルゼンチン側名称)対策本部゛を設置し、出征した日系人の情報収集を行なっていたからである。同対策本部が確認した゛出征日系人゛の数は五人。内訳は、戦闘機パイロット(空軍少佐)
、軍医(空軍中尉)、戦車隊員(兵卒)、空軍兵士(階級不明)、
陸軍通信兵である。陸軍通信兵の名前は松本俊二(当時20歳)
アルゼンチン名をファン・アルベルト・マツモトという。 
ブエノスアイレス大学政経学部に学ぶ二世である。
引用終了
 





 


[374] ゴムの話は驚いた…。 投稿者:管理人 投稿日:2002/12/10(Tue) 01:44

村上 様>

はじめまして。…いえ、始めましてではないのでしょうか。
私が「ヤーボー丼」を買った人間です^^;
その節は御世話になりました。
来ていただきありがとうございます。
そして、兵頭二十八文献目録の事、本当に、教えて頂きありがとうございます。
早速、パクらせて頂きます(笑)
小室直樹氏に関しては、確か岡田斗司夫氏との対談で「日本は亡びますな」と発言した時は、
非常に「いきなりなんて事言うんだ」と思いました(笑)今まであまり縁が無かったのですが、氏の、とてつもなくクールに俯瞰して世を見てる部分は、かなり好きです。今度読んでみようと思います。
良かったらまた来てください。

楠正成 様>
>また、何か見つけたらお知らせしますね。
本当にありがとうございました。でも、先ずは御自分のコンプリートを
優先させて下さい。私が今更言えた事でもないんですが(笑)
私は、兵頭本コンプリートに関しては、皆様をライバルと思ってますよ、勝手に(笑)
何処かのオークションで相対する日が来たとしても、ええ、遠慮はしません(笑)本当にありがとうございました。

天国太平様>
>とても半端なデータですが、なくさないうちにご提供いたします。
何かのお役に立てば幸いです。

御久しぶりです。また来ていただき、本当にありがたいです。
データ、ありがとうございます。一体どうやってそういうデータを
探してくるのか、よかったら教えて下さい^^;
ゴムの指摘は、なるほどと頷きました。例によって、そこまで
ちゃんと文献に当たらねばならないようなデータは、私にはやはり
うーんと唸ってしまうだけなんですが、しかしより深くパールハーバーの真実を読めるようになりました。ありがとうございます。


宮西 様>
はじめまして。当サイトに来ていただきありがとうございます。
>ところで今回のイージス艦派遣は兵頭軍学的にはどう評価される物なのでしょう?
皆様が答えられてるのに私も同意…なのですが、実際のところ、
派遣しなかったら本当にアメリカから嫌われてしまうのか、縁が切れて
しまうのか…と、其処が私は結構考えてしまいますねぇ・・・。
もし派遣しなくても大して今と違いが無いなら、派遣しない方が良いんじゃないか、とか、私は適当に思ってます^^;日本は別に、今の所アラブからダメージ受けてないですし…。どうなんでしょうね^^;
ただ、武道通信19巻に、「日本のイラク情報は全てアメリカ経由だ。是は恐ろしい事だ」なんて事書いてあったんですが、ニュースに流れるのは「イラクが査察団に嫌がらせしたりしている」なんですね。実際には、逆なんじゃないか、とは思います。後半全然関係ないんですが。申し訳ありません。ココは管理人が一番薄いんですよ(笑)
ともあれ、今沖縄のバーには米軍人の姿があまり無いらしく…って事はやっぱヤツらは戦る気なんでしょうね。

また来てくだされば嬉しいです。

失礼します。


[373] 解釈と事実は別 投稿者: 投稿日:2002/12/09(Mon) 11:46

>天国太平 殿

詳しい資料紹介大変ありがとうございました。中村先生批判は従前に「戦史研究所」のものは見ておりました。確かに細かい点で事実の誤認はあるとは思いました。
ただし、このサイトのものは、事実以上に解釈の面で問題があるように思いましたね。作者の言っている意図を無理に拡大し、その拡大した姿を持って行き過ぎと言っている面が見られます。数字の利用も必ずしも精確とは言えず、現時点では戦史研究所管理者殿の言うことが本当に正しい指摘なのか、判断保留にしております。
いずれにせよ、地道な研究の積み重ねが無いと、どのようなことも判断は難しいということは確かだと思います。どなたかが申していらっしゃったように、僕も精進あるのみですね。ただ、貴殿の書き込みは、いつも見ていて楽しく有益です。一サイト参加者として、お気楽ものも含めてどんどん書き込んでいただくことをご期待申し上げます。


[372] 人造ゴムの話 投稿者:天国太平 投稿日:2002/12/08(Sun) 19:55

(引用開始)

人造ゴム
2001.07.30 

 久しぶりに、休みを取り本屋さんなどに行って見ると、「パールハーバーの真実」兵頭 二十八著があり、一応ファンなので早速買い求めました。チラッと眺めただけなのですが、ちょっと勘違いなっさっていらっしゃると思われる部分がありましたので、田舎の一趣味人として書いてみたいと思います。

 上記の文中に次ぎのような記述がありました。
 人造ゴムを開発できなかった日本軍用機の「アキレスの踵」 戦時中の日本で、ガソリンやオイルで溶けてしまうことのない人造ゴムの技術を確立できなかった理由は、自動車市場が小さすぎたことと、当時のゴム産業は無技術の零細資本でも簡単に参入できて、「安かろう悪かろう」競争を対米開戦前夜まで続けていたためであった(森本藤吉郎『合成ゴム』昭14刊、高橋九郎『ゴム工業』昭18刊、ほか)

 今、手元に「日本ゴム工業史 第二巻」日本ゴム工業会 昭和44年11月発行があります。そのP175に「合成ゴムの開発と生産活動」という記述があります。これを読めば戦前、戦中の合成ゴムの動きがだいたいわかります。しかし、これだけでは全体像は見えてはきません。いままで少しづつ取り上げた各種の有機化学工業会社史や石炭生産に関する社史、文献などを総覧しない限り人造ゴムについて語るのはいかがなものかとおもいます。ましてや人造ゴムについて断定するなどチョットいきすぎなのではないでしょうか。

 自動車(ゴムタイヤ)と人造ゴムについて関連を言われるならば、当時の日本での自動車用ゴムタイヤの生産状況、技術レベルを調べるべきで、人造ゴムとはほとんど何の関係もないことが分かるはずです。
 また、戦前、戦中のゴム工業とはゴム加工業をいうのであって、人造ゴムの製造、加工は有機合成化学、石炭工業化学に属するものであり、実際の所、当時、ゴム工業とは言えないと思います。何よりも人造ゴムの開発、製造にあたったメーカーが三井、三菱、住友、日本窒素などの大手総合化学工業会社でしかなかった事実が如実にそれを物語っています。

座敷牢 過去のテキスト2
http://www.warbirds.nu/prince/pr0002.html
(引用修了)

なお座敷牢 の
http://www.warbirds.nu/prince/
「過去のテキスト1」
http://www.warbirds.nu/prince/pr0001.html
には、本板の皆様なら既にご存じでありましょう
かのBUN氏が当然ながら、ご登場なされております。
おそらくはネット軍事業界では相当な強者の如き印象をうけます。

そして、此処がBUN氏のサイトです。
真実一路
http://www.warbirds.nu/truth/

ネット上での評価は次の如くです。
ワーバード過去ログ
http://www.warbirds.nu/ansq/9/I2000309.html

真実日記
http://www.warbirds.nu/truth/cgi-bin/di.cgi
を読む限り、決して悪意に満ちあふれた方ではないようですが、
なぜ含みのある言葉遣いになるのか、
わたくしには分かりません。


なお人造ゴム史については、迂闊なことはさし控えたいのですが、
壊れ懸かっている資料総記の
西田博太郎編『大日本之化學工業』化學工藝社編纂部T13.6.10 608+696+347P A5H 50E
http://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=BN04830457
あたりによると浩瀚でどこを引用したらよいものか苦しみますものの、

「(ヌ)護謨工業
……本邦のゴム工業は欧乱の影響を受けて頗る盛況の域に達し、
既往は輸入國の位置に在たものが一転して輸出國に顚倒するに到つたのである。
然し唯だ自動車のタイヤに用ゐるカンパスだけは未だ日本製の綿布では駄目である」246P。

同書によれば大正13年にはカンパスは作れなかったそうです。
人造ゴムそのものの記述はあまり引用に値するようなものではありませんでした。



御管理人様
おひさしぶりでございます。
東京の夜風にもこなれて参りましたでしょうか。
御管理いつもご苦労さまです。大変さには頭がさがります。
とても半端なデータですが、なくさないうちにご提供いたします。
何かのお役に立てば幸いです。
これからも貴サイトのよりよきご発展をお祈り申し上げます。

村上様
こちらこそ小室先生の文献目録から学ばせて頂いております。
わたくしも先生方の文献目録を造りたいと想いはせながらも
大きな挫折を味わったことがございました。
故に目録ある労多きサイトには多才な皆さまの
目に見えない結実を感じざるを得ません。
これからも学ばせて頂きたく存じます。

黛様
お書込をいつも楽しく拝見しております。
これからもよき情報を御教示頂きたく想います。
講演会のご成功をお祈り申し上げます。

また既にご承知のことと想いますが、
Re[342]として、わたくしも中村粲氏の作品は拝読しておりますが、
幾つかの史実に関しては必ずしもご考察が行き届いている訳ではないようです。

中村燦「大東亜戦争への道」の間違い
http://www.nc4.gr.jp/cgi-bin/boad.exe?file=./Demo&path=/board/&startHtml=./BoadNaiyou.nj.html&mode=sel&targetid=7485
戦史研究所 大東亜戦争への道 中村粲 1 2
http://homepage1.nifty.com/SENSHI/book/2daitouasen-1.htm
http://homepage1.nifty.com/SENSHI/book/3daitouasen-2.htm

ただしこれに関する反論も研究者間のあいだでは
あるらしいとも聞いたことがございます。


[371] 小室直樹氏 投稿者:楠正成 投稿日:2002/12/08(Sun) 18:19

小室氏の著作は自分もいくつか読ませていただいておりますが、氏の記述のわかりやすさと論述の確かさに惹かれております。
…履歴書の尊敬する人物にも小室直樹氏って書いたなぁ、そう
いえば(笑)

管理人様>注文なさいましたか。とりあえず、お役に立てたようで何よりです。また、何か見つけたらお知らせしますね。
自分より、やはり管理人様が所持しているほうがよりよい結果を生むでしょうから。

宮西様>はじめまして。
自分も宮西様の言うとおり、アメリカと仲良くすべきだと思います。
今のところ日本はアメリカと手を切って自立する力は無いし、恐らくこの状況はあと何百年経とうと変わらないものと認識します。海洋国家で、且つ有用な資源を有さぬ日本にとって、最強の軍事同盟者であり、また世界に多大な影響を及ぼしうるアメリカと手を切ることは、死活問題以外の何物でもないと愚考します。今や食糧の自給もままならず、自国の安全保障の根幹の一つである「防衛力」も、アメリカ頼りの日本。常に依存していかねば生きていけぬ以上は、アメリカとの同盟は堅持しなければならぬものであると思います。
イージス艦の派遣も避けられぬことでしょう。


[370] すみません 投稿者: 投稿日:2002/12/08(Sun) 11:40

国歌を色々危機比べると → 正)国歌を色々聴き比べると


[369] これが正当な評価ですね 投稿者: 投稿日:2002/12/08(Sun) 11:33

村上殿の当サイトへの評価、これがまさしく正当で公正な評価と言えると思います。誰もが思っても突破できなかった壁を超え、さらに進化しつつあるこのサイト管理人殿は、やはりすごいですよ。たゆまず頑張って下さいと、感謝と共に申し上げたい。

なお、「君が代」の正式唱法は2度繰り返すのはなぜかを調べていたら、次の面白いサイトを見つけました。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tpnoma/
日本国家の独自性は、世界に冠たるものがあります。国歌を色々危機比べると、日本のものは何て独特なんだ!と感嘆させられます。
それ以外では、イスラエルもちょっと不思議ですけど。あそこも独特な民族ですからね。
国旗においても、☆と十字架と直線色分けや鷲獅子等のデザインで占められていた西洋及びその植民地に比べ、太陽をまっすぐ全面に持ってきた日本のデザインは、やはり隔絶した感じがあると思います。様々なこういう文化を理解して、自分たちの独自性を深く認識することが、日本人として大事だと思います。


[368] はじめまして 投稿者:村上 投稿日:2002/12/08(Sun) 10:56

管理人さま

どうもはじめまして。
「小室直樹文献目録」というサイトを運営しております、
(もっとも最近は多忙のため改訂していませんが。)
村上と申します。

本日久しぶりにヤフーにて「兵頭二十八」で検索したところ、
このような素晴らしいサイトの存在を知りました。

いやぁー、素晴らしい。
それに、嬉しいです。
読んだり写真を見たりしながら、ドキドキしました。


HPをつらつら読ませていただきますに、
管理人さまは、10月に「ヤーボー丼」を落札してくださった方だとお見受けいたしました。
私、おそらくあの時の出品者です(笑)。
東京に出てこられたようですね。


また、掲示板の過去ログを見させていただきますと、
あの有名な天国太平氏も書き込みしておられるようですね。
天国太平さま、いつぞやは文献情報などにつきお世話になりました。


さて、掲示板でどなたかが書かれておられましたが、
私もかつて「兵頭二十八文献目録」というのを作成しようとして・・・
恥ずかしながら頓挫した記憶があります。

今でも↓のような名残がネット上に残っております。
http://www.interq.or.jp/sun/atsun/hyoudou/-2000.html
http://www.interq.or.jp/sun/atsun/hyoudou/2001-.html

先ほど「兵頭二十八先生の御仕事」と掲示板の過去ログを拝見させていただいたところ、↑の表のデータはすべて掲載されているようです。

ただ、その後、当時わたしが作っていた掲示板に掲載した情報については一部、当HP内には載っていないようですので、転載します。
見落としでしたら、申し訳ありません。
必要でしたら、ご利用ください。


(以下、転載)

☆入手にともなう詳細データ

@1989001 文明と地理的幸運
 「民族的理性」研究のためのノート(T)
 齋藤浩
 政治経済史学
 1989年2月号、通巻274号
 日本政治経済史学研究所
 22-28頁

A1989002 『五輪書』にあらわれた日本語的軍事理性を見直す
 「民族的理性」研究のためのノート(U)
 齋藤浩
 政治経済史学
 1989年5月号、通巻277号
 日本政治経済史学研究所
 76-89頁

@1989003 東西二大軍事古典の旧解釈と新解釈
 齋藤浩
 政治経済史学
 1989年9月号、通巻281号
 日本政治経済史学研究所
 41-57頁

☆まったくの新規データ(目録に載っていない)

@2000030 親を語る フリーライター兵頭二十八さん
 新聞記事
 父の背を見て「変人でもいい」と…
 産経新聞
 2000年10月23日朝刊
 産経新聞社
 第14面
 ※三谷さんからの情報。
 ※1997003『並べてみりゃ分る第二次大戦の空軍戦略」の模型作者が、
  兵頭二十八の父だとわかった。

A1996008 二十八からの手紙〈第1信〉最後の100兆円税収源
 雑誌記事
 THEインターネット博奕
 Wooooo!(マガジン・ウォー)
 1996年12月号、5(12)、通巻55号
 マガジン・マガジン社
 98頁
 ※2000002 『武侠都市宣言!』の巻末クロニクルの年次の記述は間違い。
  いやぁ、この連載記事、国会図書館でさがしました。
  下着やらアンダーヘアーやらがいっぱいのこのエロ雑誌を借り出して…。

B1997010 二十八からの手紙〈第2信〉『助っ人弁護人』の新設で人権を守れ!
 雑誌記事
 オウムの裁判、1999年7月までに終わりますかねえ…
 Wooooo!(マガジン・ウォー)
 1997年1月号、6(1)、通巻56号
 マガジン・マガジン社
 98頁

C1997011 二十八からの手紙〈第3信〉なぜ死球に本塁を与えないのか
 雑誌記事
 危険行為は禁止だと!?お前ら、野球なんかやめちまえ!?
 Wooooo!(マガジン・ウォー)
 1997年2月号、6(2)、通巻57号
 マガジン・マガジン社
 98頁

D1997012 二十八からの手紙〈第4信〉「黄門の辻斬り」を止めろ
 雑誌記事
 報道における“力のバランス”とは何か
 Wooooo!(マガジン・ウォー)
 1997年3月号、6(3)、通巻58号
 マガジン・マガジン社
 98頁

E1997013 二十八からの手紙〈第5信〉男は十ぺん路頭に迷え
 雑誌記事
 貧乏で良いことは何もねえ。だが…!
 Wooooo!(マガジン・ウォー)
 1997年4月号、6(4)、通巻59号
 マガジン・マガジン社
 98頁

F1997014 二十八からの手紙〈第6信〉日本に高校はいらない!
 雑誌記事
 ついでに文部省もいらない
 Wooooo!(マガジン・ウォー)
 1997年5月号、6(5)、通巻60号
 マガジン・マガジン社
 98頁

G1997015 パソコン戦争に勝つ方法
 雑誌記事
 OAが分らんとお嘆きのアナタへ
 Wooooo!(マガジン・ウォー)
 1997年6月号、6(6)、通巻61号
 マガジン・マガジン社
 98頁

H1997016 二十八からの手紙〈第8信〉人形の愛に突っ走れ!
 雑誌記事
 話の合う女がいないとお悩みの貴男へ
 Wooooo!(マガジン・ウォー)
 1997年7月号、6(7)、通巻62号
 マガジン・マガジン社
 98頁

I1997017 二十八からの手紙〈第9信〉司馬遼太郎の自虐史観
 雑誌記事
 「この人、タダのメカ音痴やねん」
 Wooooo!(マガジン・ウォー)
 1997年8月号、6(8)、通巻63号
 マガジン・マガジン社
 98頁

J1997018 二十八からの手紙〈第10信〉日米「若がえり」競争の行方
 雑誌記事
 健康が“義務”になる―恐怖の未来社会
 Wooooo!(マガジン・ウォー)
 1997年9月号、6(9)、通巻64号
 マガジン・マガジン社
 98頁

K1997019 二十八からの手紙〈第11信〉土方と沖仲仕について
 雑誌記事
 日本経済の核心をついた"敵"はさすが
 Wooooo!(マガジン・ウォー)
 1997年10月号、6(10)、通巻65号
 マガジン・マガジン社
 98頁

L1997020 二十八からの手紙〈第12信〉地蔵のひろば
 雑誌記事
 みんな、これを読むとジゾーになっちまうぞ!
 Wooooo!(マガジン・ウォー)
 1997年11月号、6(11)、通巻66号
 マガジン・マガジン社
 98頁

 ※以上を挿入したために、旧1997010の新聞記事は1997021と、
  整理番号を変えます。

(以上、転載)


以上、です。
番号は私が整理のため適当につけたものです。


管理人さま。
兵頭二十八先生のように現在進行形で精力的に活躍される方の文献情報の収集は、
まことに大変だと思いますが、どうか頑張ってください。

今後の貴HPのさらなるご発展と、兵頭二十八先生のさらなるご活躍を願っております。

長々と失礼しました。

http://www.interq.or.jp/sun/atsun/komuro/


[367] ちなみに・・・・ 投稿者: 投稿日:2002/12/07(Sat) 21:58

ちなみに、世界的には今テロをどうするかということが話題の中心かもしれませんが(今後の戦闘の中身仕組みをテロ向けに変えていくということは確かに有効かもしれませんが)、僕はやはり日本・アジアの脅威は中共だと思います。10数億人の人間が、今戦略的に世界中に輸出されて、シナ人ネットワークがどんどん世界中に張り巡らされている。蛇頭も含め、まず人間の輸出によって拠点を築いて覇権を広める戦術なんて、多分無計画にでも大規模に白人が侵略地域に人を進出させた大航海時代以来なのではないでしょうか。
 戦略も戦術も、あそこは人海戦術が安全・安価・有利な国なのだと思います。日本も飲み込まれないように気をつけるべき、第一の仮想敵国だと思いますね。


[366] 気になる言葉 投稿者: 投稿日:2002/12/07(Sat) 21:47

>谷口殿

>スウェーデンを高く評価しているように、スイス・スウェーデン型の武装中立国が兵頭氏の理想と思われます。

僕も同感です。日本は孤立した文明国であり、基本は鎖国できる的に国家環境を保ち得ることが皆が一番心やすくいられる国なのだと思いますので。ただ、日英同盟のような対等同盟なら良いと思いますが。特に米国とは。

まったく別の話になりますが、故坂井三郎氏の「内戦思想」「外戦思想」という言葉は、前々から気になっています。日本は外国と戦うのに、相変わらず国内向けの内戦思想で戦ったからひどい負け方をしたのだと。これは、兵頭先生に聞いてみたいな。

>宮西殿

今度の講演会の場で、イージス艦の件は聞いてみたいと思いますね。懇親会で。

坂井三郎


[365] 岡田斗司夫氏曰く「安保やめちまえ論者」だから・・ 投稿者:谷口公一 投稿日:2002/12/07(Sat) 03:37

兵頭氏の本を読むと、学校で教えない現代戦争学p153に
日本はアメリカと絶交することは避けるのが、安全・安価・有利に国権を増す政治となる。と

しかし、ヤーボー丼p64で言うように、岡崎久彦氏に代表される親米保守派とは意見が相容れないらしい。
かと言って、副島隆彦氏の言う反米愛国で中国と手を組むのにも反対らしい。
軍学考p319-324を見ると、スウェーデンを高く評価しているように、スイス・スウェーデン型の武装中立国が兵頭氏の理想と思われます。


[364] イージス艦派遣と兵頭軍学 投稿者:宮西 投稿日:2002/12/06(Fri) 21:18

 はじめまして。こういうサイトがあったんですね。
ところで今回のイージス艦派遣は兵頭軍学的にはどう評価される物なのでしょう?
 私個人の意見としては良いと思っています。
愛国者とは国益を追求する者である。国益とは国民の生命と財産を守り、国民福祉の増進を図ることです。
 現在の日本は国益増進の手段として貿易と投資、産業振興
を図っています。
 戦前の日本はある意味、軍事力による植民地や領土の増加による国力増進で国益の増加を図っていました。
 (私自身は国民福祉の増進が軍事力によって可能でありそれが安価安全有利なら否定はしません。)
 これからも日本が貿易や投資や産業振興で国益の増進を図るなら世界最大の海洋国家で巨大市場を持つ米国との友好が欠かせません。イージス艦の派遣はだから良いと思います
 兵頭流に言えば安価安全有利だから米国と仲良くすべきと思います。
 皆様はどう思われるでしょうか?
 


[363] 『軍学考』で蒙を開かれた者  様 投稿者:管理人 投稿日:2002/12/06(Fri) 14:50

『軍学考』で蒙を開かれた者  様>
はじめまして。ご来訪頂き有難うございます。
貴重な情報…朗報とは真逆のものですが、ありがとうございます^^;「最後のフツーの単行本」軍学考、あの、絶対に一般受けしない名著を刊行できた編集者氏が御亡くなりになったのですか…初めて知りました。「最後のフツーの単行本」宣言を撤回させられる稀有な人物だったかもしれないのに・・・残念です。
私も、ご冥福を御祈りします。

また来てくだされば嬉しいです。

ps:yahoo!オークション
http://search.auctions.yahoo.co.jp/search/auc?p=%CA%BC%C6%AC&alocale=0jp&acc=jp
にヤーボー丼が出ていますね…。持ってない方はgetです!
私もココで、2010円(だったと思う)でgetしましたが、
さて、今回はどれくらいの値になるでしょうか…。


失礼します。


[362] 感謝感謝です 投稿者: 投稿日:2002/12/05(Thu) 19:27

>管理人殿

きれいな画像の写真、本当にありがとうございました。やっと何とかなりそうです。しかし、兵頭先生は写真によって千差万別ですね(^^;)/ やはり師匠はただものではない。百面相を地でいっている。


[361] (無題) 投稿者:『軍学考』で蒙を開かれた者 投稿日:2002/12/05(Thu) 15:25

 下記のコメントのなかで「食道癌」をミスタイプしてしまいました。申し訳ございません。


[360] 『軍学考』の編集者 投稿者:『軍学考』で蒙を開かれた者 投稿日:2002/12/05(Thu) 15:23

 はじめまして。『軍学考』で蒙を開かれた者です。
 『軍学考』の編集者である平林孝さんが、先月初旬、食堂癌で亡くなったと、最近、風の便りで知りました。非常に残念に思います。
 こちらの掲示板をご覧の皆様はすでにご存じとも思いましたが、念のため、お知らせします。
 謹んでご冥福をお祈り致します。


[359] 御役立て下されば何よりです。 投稿者:管理人 投稿日:2002/12/05(Thu) 01:13

黛 様>
一応、其の写真と他にも数枚、まぁ、upしているのよりはキレイな画質のものをメールで御送り致しました。
講演会の御成功を御祈りしています…私も行きたい、行ければなぁ!行けるといいなぁ^^;

楠正成 様>
帝国陸海軍の戦闘用車両 をようやく、ようやく注文できました。
今まで残ってたのが、奇跡のように感じて、嬉しく思っております。
本当にありがとうございました。
ついに戦マ四部作(と私が勝手に呼んでいるだけですが)の1つを入手(まだですが)できました。ありがとうございます。ネットって、素晴らしい!(笑)

失礼します。


[358] ありがとうございました 投稿者: 投稿日:2002/12/04(Wed) 23:02

>管理人殿

UP頂いている写真のうち、火縄銃の2枚目の写真を講演会のパンフに使わせて頂きます。小生はスキャナ持っていないから、直接画像からとらせて頂くのが一番でした。ちなみに、自分たちは資金がないので、チラシ等も業者委託ではなく、自分たちでデザイン等して印刷するんです。なるべくそうやって経費を浮かして、講師御礼に回せればと思っています。大変ありがとうございました。
m(_ _)m


[357] 雨の川崎市から。 投稿者:管理人 投稿日:2002/12/04(Wed) 15:01

こんにちは。武通の兵頭先生×嘉村氏対談読んで…嘉村氏が「東条内閣は普通の選挙で選ばれたんじゃない。当時は選挙権は男しかなかった」みたいな事言う下り…、だったら50年後に12歳から選挙権が与えられたら「小泉内閣は選挙で選ばれたんじゃない。当時は12歳に選挙権がなかった」というのか…?と、まだしっかり読んでないんですが、そんな事思いました。
ま、上記は、管理人だから書ける、適当な書き込みなんですが(笑)いや、まぁ、どんな書き込みも大歓迎なんですがね。

谷口 公一様>
いつも、クールな書き込み、ありがとうございます。
軍学考などの訂正は、再読の際に役立たせて頂きました。

>兵頭氏の悲劇は何かと言ったら、私は、外国人なら分かる感覚が、日本人にはその感覚は通じない事なのかも・・と思います。
「軍学考」の書評に「軍学者と名乗らなければいけなかったのは、作者の日本に対する諦観だ〜」みたいな事が書いてあったのですが、私も結構、そうなんじゃないかと思ってます。何でわざわざ「軍学者」と名乗らなければならなかったのか、が悲劇でもあるんじゃないかな、と。
まぁ、武通の「なぜ軍学者と名乗るのか」を読んでも、ちょっとそう思いました。

枯山 様>
>もしも最初に手に取る兵頭本が『軍学考』ならば一読せずに諦めてしまう読者を出してしまい折角の貴重な門弟候補をみすみす逃してしまう虞が大となる。

ヤーボー丼は良いと思うのですが、本当に手に入りにくいですからね。私がそれは身をもって経験しました(笑)
私は「日本有事って何だ」が入門書として最適かな、と思います。何せ、テンポも良いし、読んでて楽しいですから。色々、何かもう「日本有事」とはあんまり関係なさそうな所までカバーしてますし(笑)図書館にも置いてますし。
「武侠都市宣言」は名著ですね、私もヤーボー丼の次に好きです。
時々「米軍は出ていけ、という主張はわかるけど、でもホントに出ていったら大変な事になるだろう。現実的じゃない」という感想(?)を以前見かけていたのですが、実際ホントに、どうなるんかいな、と、それ、聞いておけば良かったなぁ、と思う此の頃です。
まぁ、ヤンキーはゴーホームには、私は激しく同意なんですが(笑)

失礼します。


[356] 刺激が無かったら反射も無い・・ 投稿者:谷口公一 投稿日:2002/12/04(Wed) 14:20

NHK教育の高校講座「生物」発生のしくみの講義を聞いてると
神経は、表皮が神経に成って下さい、神経になる様に変化して下さい・・という願い(DNA情報?)を表皮の細胞が受信して徐々に神経に成って行くと。
日本の平和主義は平安朝に始まる 
桓武天皇は平安京に都を定めるや、たちまち延暦3年少しの例外を除いて常備軍を全廃してしまう。略 それから500年こと日本に関する限り国際紛争解決の手段として戦力が用いられた事は一度も無かった。1274年モンゴルが侵略するまで自衛戦争すら全く行っていないのである。その上、略 外交まで放棄してしまった。略「源氏物語」 この小説が反映している日本社会が世界史の常識から見て想像を絶する異様な社会なのである。法も次第に崩れ、全国の治安は乱れに乱れた。
それでも平安貴族はいっこうに平気である。少しも驚かない。・・中国ならばとっくに革命である。
アメリカの逆襲 宿命の対決に日本は勝てるか 小室直樹 光文社1980 P126-129から引用

日本史で武士が勃興したのは、9-10世紀律令制度の崩壊が進む中、地方では治安が乱れ、荘官らを中心に有力農民の田堵が自衛の為に武装する様になった。と まんが要点日本史 北村幹雄 早稲田大学漫画研究会 学研 1982 P28から引用

正論1997年7月号 社会の意味論へ 栗本愼一郎
必要な情報は全部あるが、だからこそ、それだけではなんでもないところから、生命も系統も発展・進化する。あるいは組織化する。ある細胞が情報を作り出すと、「周辺の細胞がそれをキャッチし、それを何ものかに変える」。さらにそれは(それらは?)「他の細胞と情報を交換しながら、次々に必要な遺伝子を発現させ、組織化していく」のだ。そこには、「遺伝的な決定のほかに、重力とか温度とか、外界の化学物質の濃度、細胞に密着度などの偶然の要素が入り込む」(多田富雄「生命の意味論」)。略 人間の脳などは、魚類、爬虫類の脳をそれぞれ生かした上で、進化した人間の脳を被せた形になっている。もしも以前の種のありかたがどうしようもなく欠陥があるから次の種に進化したというなら、魚類や鳥類の脳は人間の脳にとっては不要である。すっきりと表面から芯の奥まで人間の脳にだけ進化すべきだ。ところがそうなっていないため、われわれ人間の脳はより原始的な感覚の反応を持つ。それはまことに不都合であり、複雑化した現代社会との関わりにおいて脳の異常を多く生む原因になってきている。 P104-P110から引用

正論1997年7月号 自衛権と日米安保の現実 憲法前文の正しい読み方 望月和彦 P300から引用
日本には自衛隊はあっても自衛力はない、すなわち自衛権はないのである。 日本という国には、憲法上、また実体上においても、自衛権は存在しない。これまで、多くの日本人は、この現実を見ようともしなかったし、また認めようともしなかった。この現実を五十年間にわたってごまかせてきたのは、安保条約がこの現実を覆い隠してくれたからである。

西洋の歴史を偏見無く見れば戦闘に次ぐ戦闘、戦争に次ぐ戦争の歴史です。その経過の中で市民が生まれ、その果てとして、兵営国家=近代国家に成ったと。
日本はまったく、その逆で戦争もろくに無い、極端に少なすぎた歴史です。過去に何千年も何万年も?戦い続けた人間は、遺伝子にも当然、影響があると考えます。山鹿素行の悩みは1人では重すぎたと同情できます。兵頭氏の悲劇は何かと言ったら、私は、外国人なら分かる感覚が、日本人にはその感覚は通じない事なのかも・・と思います。



[355] 兵頭流軍学入門指南書 投稿者:枯山 投稿日:2002/12/03(Tue) 20:40

 こんばんは。
 兵頭氏の著作はどれも一読すれば興味深い事がたちどころにわかるのだが、如何に兵頭氏が講談の表現方法を文体に採り入れて読み易いようにしてあるとはいえ、人の理解力の差は千差万別、もしも最初に手に取る兵頭本が『軍学考』ならば一読せずに諦めてしまう読者を出してしまい折角の貴重な門弟候補をみすみす逃してしまう虞が大となる。
 このような悲劇を回避する為、自分はいままで通読した兵頭本からどれが初心者に一読して貰えるか検討した結果『武侠都市宣言』と『ヤーボー丼』が最適と判断しました。
 この二冊を取り上げた理由の第一点として入手難易度の低さが挙げられます。地方の主要図書館には蔵書にされている可能性が大きいので借りられると思うからです。
 第二点は分量です。二冊とも二百頁程なので図書館の貸出期間内に通読することが充分可能です。
 そして第三点は内容です。『ヤーボー丼』は「こうしたら良い」という兵頭流方法論の要約として『武侠都市宣言』は「日本人のキャラクター」に対する兵頭流解釈論の要約なので、この二冊を通読すれば兵頭氏の著作に対するレセプター(自分流に言うと聞く耳)が備わるからです。
 他の門弟の皆様、自分のこの考えに対して「なっとらん」「こうしたほうが良い」等の感想がございましたら是非掲示板に書込んでくださいませ。
 長文失礼致します。


[354] 軍学考の訂正箇所・指摘 投稿者:谷口公一 投稿日:2002/12/03(Tue) 02:55

軍学考 第六章核戦略 「戦場秩序化/非秩序化兵器」の区別が分かってきた P211引用開始
手元に原本もメモも見つからないので以下は記憶によって語るが、金子常規氏の著書(たぶん「兵器と戦術の世界史」の中に、朝鮮戦争で中共軍が採用した人海戦術がなぜ効果的だったのかという考察から、太平洋で米軍と対した日本軍の戦法に類推を及ぼして、日本軍の「バンザイ突撃」も、戦車や火砲ではなく、米兵そのものを目標とすれば、もっと成功しただろうとの示唆がなされていた。 引用終了

兵頭氏が影響を受けた文章は、兵器と戦術の世界史 金子常規 原書房1979年  P192の文章だと思われます。引用開始
(ただし、本項は米軍では余り高く評価していない。切り込みの目標を、戦車とか大砲とかいう、日本軍にとっては重要兵器でも、米軍にとっては消耗兵器においたからとも考えられる。もし目標を兵員それ自体にとったら、切込みの評価も大きく異なったと思われる)。引用終了


[353] (無題) 投稿者:管理人 投稿日:2002/12/02(Mon) 00:39

こんばんは。

九州の一読者様> 
>遅れ馳せながら、武道通信19巻を読みました。
私は武道通信19巻をようやっと、注文しました^^;
紀伊国屋すら扱ってないのがツラいです。
「WEBで読む武道通信」で買えばすぐ読めるんでしょうが、
1冊購入方式になってしまったので、だったら寝転んで読める本が欲しいので…武道通信に注文しました。届くのが楽しみです。

黛 様>
拙文読んでいただきありがとうございます^^;恥さらしているようなもんですが(笑)
>問題は、そのエリート達をして、上手に日本国家を運転できなかったことにあると思います。
先日先生にお会いした際、話題に登ったんですが、
防衛庁のスパイは結構有能で、北朝鮮問題なんかに関して必要な情報は全て知っている…らしいのですが、結局、それを使う政治屋さん方───「頭」が無いんだそうです。(「だそうです」くらいしか言えない記憶力が辛い)
ともかく、結局、そこに行きつくんですよね。問題は。
私が以前していた職業風に言うならば、情報を読み取るセンサーはマトモでも、検知したデータを演算して的確な対応をする為のこんぴゅうたチップがイカれてるから、結果的には結局ダメ、とでもいうのでしょうか。
チップが壊れてるなら交換すれば良いんですが、問題は、交換するにもマトモなモノがない事ですね。マトモなチップを作る為の「教育」から考えていかねばならぬのですから、道は遠いですね…。

枯山 様>
おお…いつもいつも本当にありがとうございます。
ネットの恩恵を感じます。インターネットが此の世になければ、
絶対に知る事ができなかった情報です。ありがとうございます。


失礼します。


[352] 大事な補足 投稿者: 投稿日:2002/12/01(Sun) 09:35

すみません、ついでに書かせてください。産経新聞で和田秀樹さんが「日本は教育システムは本当に優れていた。問題なのは、実は卒業してからの人事システムの方だった」と論じられたことがあります。僕は、これは当たっていると思います。読み書きそろばん、本当に人間の脳を活性化させる習い事を中心に、徳性を大事にする教育がなされ、そして人間的には立派な人間が育った。 だけど、実践的なことが要求される社会に於いて、さらなるシャッフルが行われずに、一定の学力に基づいて全てが片づけられ、適材適所の柔軟性を重視する人材登用が行われなかった、そんなことにも問題があったのだろうと思います。特に組織の中では。


[351] 問題解決能力 投稿者: 投稿日:2002/11/30(Sat) 23:41

>枯山 殿

>当時政界のみならず財界言論界で日本全体を考えて行動に移せる人材がいたのでしょうか、

兵頭先生がよく書かれていますが、当時の軍部は日本最高の頭脳をとにかくかき集めていた組織であることは確かだったと思います。全国隅々から、金のある無い関係なく最優秀な人間が集められていた。彼らは人間的に問題があったりしたとしても、エリートとして立つ気概は、現在の人間では考えられないくらい持っていた人たちもいたのではないかと思います。ただの似非エリート意識の者もいたでしょうが。

問題は、そのエリート達をして、上手に日本国家を運転できなかったことにあると思います。この点は、日本の歴史的体験不足ということに尽きる気もしますが、その最も大きな要素は、エリートとしてイメージしていたのが、結局は優秀な官僚までだったことにあるのではないかと思っています。日本人は、世界相手に勝てる真のエリートとはどういう人間たちかをイメージできていなかった、そんな感じがするのです。ある意味、それが見えない軍服を常に着ているともいえる政治家、にあるのですが。

映画「メン・イン・ブラック」で、主人公がテストを受ける場面があります。陸軍士官学校を主席で卒業したとかいった、最優秀な人間達が集められてのテストでしたが、テストの真の内容は、不都合な状況が生まれたときにどのようにそれをうまく処理するかとかいったことであって、正解を解答用紙に書き込むことではなかったというのが、映画の内容でした。ちょうど、あれで正しい答えを沢山書いた人間を指導者に選んできたのが、日本だったのだと思います。そして、あの状況に合わせてどのような対処の仕方をするか自体をテストすることなどは、実は戦争等の体験を沢山していないと浮かばない発想なのだと言うことも含めて。日本は、一歩手前で真に育てるべき何かを育てずに来た、気づかずに来た、そういう状況だったのではないでしょうか。

長くなりますが、悪いことでも発覚しないよう要領よくやればよい、という意見があります。あなたはどう思いますか、という質問への回答に、全くそう思うと答えた高校生の割合は、
日本7.6% 米国 28.1%  中国 1.7% でした。中国もっと高いと思いますが、米国の数字は、あの国の性質をよく表しているし、そういう狡猾さが国家運営にも必要なのでしょうね。あくまで、国益を守るためにだけ許されることですが。
以上、長々と失礼しました。



[350] 面白かったですよ! 投稿者: 投稿日:2002/11/30(Sat) 23:20

>管理人殿

>2002/11/29:レビュー(コラム編・番外編)兵頭先生に会ってきた!

読ませて頂きました。とても面白かったです。生き生きしたレポートでしたよ。兵頭先生も、よきサイト管理者を得て、喜んでいらっしゃることでしょう。皆が自分のできることを精一杯やっていけば、世の中面白くなるのだなと感じた次第です。


[349] 定期便其の九 投稿者:枯山 投稿日:2002/11/30(Sat) 01:04

 こんばんは。
 管理人殿>『戦車マガジン』書込みの続きをします。
 平成四年七月号斉藤浩名義で「クビンカ:新たなる聖地への旅」とH・SAITO「公開展示された陸自の新型個人装具」
 八月号には斉藤浩「小型AFVの今日的意義」確実とは言い難いのですがJimmy名義の『ゲームリポート「番外編」』は最近の「地獄のX島」の書出し部分と同じ様な文体なので可能性は高いと思います。
 九月号は落語を思わせる熊&八の「ビック対談・自衛隊リクルートはこうすれば改善される・・・カモシレナイ」更に特攻カメラマンS名義「TM流スマート写真塾」そして「故・小林善氏を悼む」という追悼文を書いています。
 十一月号には斉藤浩「日米戦の化石を見た」とTM流写真塾も連載されています。以上で今回の定期情報は終わりですが、管理人殿はファンサイトを作ったという一点において既に大功を挙げているのですから自分の些細な情報で焦る事など皆無であると思います。

 黛殿>「昭和の軍部だけを悪者にしないで考えたいなと思うのです」との弁、自分も同感です。当時政界のみならず財界言論界で日本全体を考えて行動に移せる人材がいたのでしょうか、自分には疑問をもたざるをえないのです。子供の頃NHKで大東亜戦争の特集で軍部への批判に「子供でも分かります」としたり顔とともに吐く台詞がやたら耳に残ったが、歳月が経つにしたがって自分はこの台詞は物事を子供程度の浅い思考しか出来ない人間特有の話し方だと解釈しています。こうした似非合理主義者は今日日本の主流なのですから、昭和の軍部を嘲笑っている資格など無いと思います。
 とりとめのない話で申訳ありません。失礼致します。


[348] たびたび乱文ですみません 投稿者: 投稿日:2002/11/30(Sat) 00:47

茂野しか生まれない→ものしか生まれない、 でした。


[347] エリート育成のシステム 投稿者: 投稿日:2002/11/30(Sat) 00:44

>一から、日本人にレセプターを生じさせするには道は遠くても地道に軍事や歴史を研究し細々とでも勉強し続けるしかないと考えます。

民主主義社会の政治家とメディアは、その国の民度に応じた茂野しか生まれない。そうですね、まず我々自身が軍事と歴史に詳しくなる道を歩み続けることが大切だと思います。この板がそうした志を持つ人々の、一つの寄り合い所であり続けてもらいたいと思います。
ただ一方で、税制がその国の形を造っていってしまうように、一国の有為な人材生産システムも、制度として良き設計とすることで、かなり能率的に将来を担える人間達を育成することができるのではないかと思います。(個個人の努力はもちろん大切ですが)。僕が兵頭先生に今回の講演会でお聞きしてみたいポイントはそこにあります。
そして、今はまず大衆全体よりも、エリート教育の設計が何よりも切実に求められているのだと僕は思います。日本にも必ず一定層のすばらしき人材はいます。彼らを真の愛国思想を持った、外国と闘える力を身につけた人間に育てることを第一とした教育システム、ぜひそういうのを日本に造ってみたいですね。ボーディングスクールはいわば日本の旧制高校みたいなもの。同年齢に近い者たちの日常からの切磋琢磨と、学校での心身と頭脳の鍛錬システムの再構築が、何よりも求められているのではないかと思っています。いずれにせよ、まず隗よりはじめよですね。僕も書籍は小遣い範囲ですが、惜しまず揃えていきたいと思います。


[346] tokumei 様 投稿者:管理人 投稿日:2002/11/30(Sat) 00:20

おろかな管理人です。
tokumei様>
まったく其の通りです。本当に申し訳ありません、
完全に「言い過ぎ」でした。
以後気をつけたいと思います。というか、潰れてもらったら、
本当に私は、困るので(私も四谷とは何の関係もないですが)


…かようなわけで、最近この掲示板でも話題だった、「これは削除だ。削除しなくていいじゃないか」ですが、削除修正第1号は管理人自身の書きこみ、という最もダメな事になりました。^^;この板は自由な発言をしていただきたいものですが、私のような不義理はダメです。

失礼します。


[345] 管理人様 投稿者:tokumei 投稿日:2002/11/29(Fri) 21:56

いつも楽しく拝見させていただいております。
「潰れちまっただよ〜^^;(まだ潰れてないのか?)」は少し勇み足ではないでしょうか。
私は四谷ラウンドとは関係はないのですが、経営不振で微妙な時期でもありますので、もう少しご配慮していただけたらと思っております。


[344] そう言えば山鹿素行は疑う事は重要だと言っていた・・ 投稿者:谷口 投稿日:2002/11/29(Fri) 19:28

理想を言えば、軍事も深く理解している政治指導者が国の舵取りをして欲しい。 私も軍事重視型の人間ですから。そう願います。

日本人も外国人と同じくらい軍事を理解しようと勉強すれば当然、日本を取り巻く現実を深く疑い始めると考えますが
勉強する人はやはり少数か。 
マルクス主義軍事論 鹿砦社 P481-482から引用
中村丈夫氏が言うにはなぜ左翼は軍事知識が低いのか?と自問自答しているのを書いているのを見ると
1  武装反乱の国民的経験の欠如 2 彼我の武器の懸絶
3 そしてなによりも一世代の非軍事化
 軍事的経験・発想・感覚の剥奪
という世界史上稀有の特殊事態などの条件である。と
そうであるとすれば、その日本的条件の主体的克服の努力が急がれなくてはならない。すなわち、
1 マルクス主義文献を通じての世界史的範例の思想的追体験
2  暴力装置を構成する下部大衆の政治的獲得
3  大衆的政治闘争の中での軍事的側面の総括と戦闘組織の訓練の系統化が目指されなくてはならない。と 引用終了

これは、兵頭氏の武侠都市宣言!の内容に近い提言だなと思います。
一から、日本人にレセプターを生じさせするには道は遠くても地道に軍事や歴史を研究し細々とでも勉強し続けるしかないと考えます。


[343] (無題) 投稿者:管理人 投稿日:2002/11/29(Fri) 03:58

(削除修正箇所)

ようやっと、常時接続にできて、とはいえ福岡にいた頃より低速化しましたが、まぁ、ともあれゴキゲンです。ぼちぼち、写真のUPもしていけると思います。ホント、私では全く意味の撮れない写真なんかは、誰かが解答を与えてくれるのが楽しみです。

九州の一読者 様>
私ですか…^^;グレーのシャツに白いTシャツ、黒い帽子の、
腕を組んだ何だかエラそうなヤツです(笑)


黛様>
>しかし、管理人殿には「ヒカルの碁」でトウヤが父親によって:ほめられる場面で言われることと、同じ才能を有している方ですよ。

はは^^;お褒め頂き光栄です。う〜ん、トーヤくらい天才少年なら良かったんですが(笑)
ホント、やっぱ世には「こんな濃い人がいるのか」という方いますね。
あと、先生のファンはネットにはあんまり接続してない、というのが、先日の宴などで先生のファン層や、つたないながらもこのサイトやってて知る事ができた事実でもありますね〜…。
とてつもなく「兵頭マニア」な方がいるらしいんですが、其の人もネットには接続してないそうですから…。やっぱ先生がネットに繋いでないからでしょうかね。

枯山様>
いつも、本当にありがとうございます。早速UPさせて頂きました。
 いつもいつも情報を頂いてばかりなので、ちょっと私も管理人失格だと焦っておりまして(笑)私もちょっと、まだちゃんとUPのカタチじゃないんですが、兵頭関係なデータをば…
(とはいえこれも教えていただいたものなんですが)
1997年 4月4日産経朝刊「ヤーボー丼」 書評
1999年二月一日発行 新潮 「たんたんたたた」書評
2000年3月2日 朝雲(新聞)「『日本有事』って何だ」書評
1998年5/26特大号 エコノミスト「有坂銃」書評
2000/11/7 週間ポスト 「軍学考」書評
1999/12/19 東京新聞 「日本の高塔」の紹介
1997/7 GUN 「日本の陸軍歩兵兵器」の紹介
1996/10/21(8面) 世界日報 兵頭先生の紹介
2000/12 VOICE 「軍学考」書評
平成8年8月 正論 福田和也氏の兵頭先生についてのコラム
1999/6/13 産経新聞 日本海軍の爆弾 書評
1996/10/27 産経新聞 遮断機「SLBMの6発」
1997/8 宝石 「ヤーボー丼」書評
1997/7 正論 367P 日本海軍の爆弾 書評


[342] 文民も甘過ぎ 投稿者: 投稿日:2002/11/28(Thu) 23:18

そう、甘い面沢山ありました。国民党の戦闘レベルを見て、自分たちは十分強いと思ってしまってた感じもあります。慢心ですね。結局そこからは、本当に強き戦闘機も作れなかった。確かに、内向きの意識で、人事も動かしていたし、技術開発も行っていたし、総動員態勢も不十分なのに十分やっていたかのような錯覚に陥っていたというのが、当時の軍部・官僚たちでしょう。

ただ、僕は今の政治家たちの国会問答を聞いていて、ほとんど何でこんな議論のために、膨大な国政予算や時間を費やしてしまうのだろうと、本当に腹立たしく思うことがあるのですよ。当時も多分全く同じだったと思います。(日本の政治家のレベルは何一つ向上している感じがないし、実は劣化しているのが本当のところかもしれまえん。)これを見て、少しでも合理的に国を動かそうとした人々の代表として、軍部があったことは確かだったのではないかと思います。ただ、その軍部でさえたいしたことができなかったというのが、日本の深刻な事情なのだと思いますが。
大体、西洋の政治家というのは、実は背広の下にいつも軍服着ているような人間達なのですよね。基本的に武人であるのだと思います。現在の中国共産党の人間も、実は下に軍服を着ているたぐいの人間達です。「戦闘」と常に自分の人生の機軸においているのですよね、彼らは。
そういう感じが、日本の政治家にはない。本当にない。戦前がおかしくなったのも、元はといえば幣原外交が原因だったと僕は見ています。つまり外務省という文民達がおかしかったのだと、当時からずっと外務省はずれっぱなしなのだと思います。幣原外交がいかに勝手な思いこみで(さらに松岡外交も勝手な思いこみの塊でしたが)、軍部の要請にも関わらず、やるべき小競り合いを避けて大きな紛争に発展させてしまったか、現在の外務省がとっている北朝鮮や中共への態度はそれを彷彿させます。幣原外交の問題点は、会津兵頭先生も指摘していましたし、名著「大東亜戦争への道」を著した中村先生も書かれています。僕はつまり、昭和の軍部だけを悪者にしないで考えたいなと思うのです。
本来、武士とは軍人であると同時に政治家でもありました。今の西洋の指導者達と多分ちょうど同じなのです。馬鹿げたことは確かに多くありましたが、西洋の指導者に近似できる可能性があったのは、多分昭和の軍人達だったのではないかと思うのですよ。これからの日本の指導者像を考えるに当たっては、やはり武人(または武道的精神を持つ)人間であることが大事な感じがするのですが、いかがでしょうか。


[341] 昭和の軍部すら甘すぎたと考えます 投稿者:谷口 投稿日:2002/11/28(Thu) 20:57

武士道という言葉はやたら叫ばれても精神はとっくに明治初期に消えていたと。 昭和の軍部が、かつての武士の様に100%緊張感に溢れた戦闘精神の組織なら、モンゴル軍を迎え撃って勝った様に、この前の戦争でもかなり抵抗できたと思います。考えると
ずーっと勝つ事をひたすら考えるなら、当然剥き出しの合理の塊に人も組織も成るはずです。昭和の軍国主義すら武士の戦闘精神と比べると甘すぎたのでは?と考えます。


[340] かくれニソハチスト 様 投稿者:熱烈読者 投稿日:2002/11/28(Thu) 19:01

>黛様

ご返事ありがとうございます。来年の仙台の後援会、楽しみにしておりますのでよろしくお願い致します。

>かくれニソハチスト様

はじめまして。別にからむつもりはないのですが、以下のお言葉がちょっとひっかかります。

>ゆえあって、隠れ切支丹ならぬ「かくれニソハチスト」になっております。

P社やC社から本を出されているとすれば、ひょっとしたら我々もお名前を存じている方かもしれません。そのように社会的影響力がある方が「かくれ〜」にならなければならない理由とは何なのでしょうか?核武装論者を公然と支持してはお仕事に差し支えがあったりするのでしょうか??

知識人と呼ばれる方々には核武装→危険人物→近寄らないという立場を取ることなく、ぜひ公の場で理詰めにて兵頭師の論拠を検証していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか?勝手ながらちょっとひっかかりましたので問題提起させていただきました。


[339] 浅いのはここにいる皆です 投稿者: 投稿日:2002/11/27(Wed) 22:59

>管理人殿

>酒の席での兵頭先生や同席者の方々は、すっごい深い話を

僕も会津の飲み会の時そうでしたよ。いやはや話に着いていけない(特に経済面!)という体験をして、深い人たちは地方にもいるなと安心していたところです。
だいたい、本当に濃い深いことを知っているならば、この板にくることなく、各自でHPをひらいてしまっているのではないかと思います。五十歩百歩ですよ、みんな兵頭先生に比べれば。自信をもってぜひ取り込み下さい。

しかし、管理人殿には「ヒカルの碁」でトウヤが父親によって:ほめられる場面で言われることと、同じ才能を有している方ですよ。第一に真剣に熱中できる力があることがまず才覚である、そして努力を惜しまず進む姿勢、これも」貴殿は有しています。何よりも物事を成し遂げるには必要な要因です。自信を持って頑張ってください。


[338] 質問 投稿者: 投稿日:2002/11/27(Wed) 22:50

>谷口 殿

>[299]荻生徂徠が異国の軍法・歴史によく通じなければ駄目だ、独善は視野を狭めると言ったのは卓見だったと思います。

昭和の日本の軍部は、文民たる政治家達のふるまいを見て、彼らに将来を任せる気になれない状況にあったと思います。そして、軍人自身が自ら立ち上がった、そういう中での軍人による国政介入だったのだと思っています。
これは思うに、平安時代の貴族らの振る舞いに対して、武士頭領の源頼朝がとった行動と実はかなり同じものだったのではないかと思うのですがいかが思われますか?ただ違っていたのは、頼朝は日本的な戦いの共通性を有する国内戦を戦えば良かったのに対し、昭和の日本軍部は全然気持ちの通わぬ外国勢力を相手にせざるを得なかったことにあるのではないか。つまり、日本軍部は散々たたかれていますが、実はサムライが国政を動かした幕府時代と、同等の行為をなそうとしていたのかなと、僕は思います。日本がまっとうに生きていくのに武士道が必要なら、当時はその復活のチャンスだったのではなかと。僕たちは昭和の軍部を再評価して良いのではないかと思います。


[337] 宴、楽しかったみたいですね。 投稿者:九州の一読者 投稿日:2002/11/27(Wed) 10:32

>同席されていた並木書房社長閣下が「いまどきいない
>タイプの天才だよね・・・」と言ったのは印象的でした。

私も『軍学考』を読んで感激し、中央公論新社に電話したら、編集部の方が同じく「天才的」と評していました。

遅れ馳せながら、武道通信19巻を読みました。その中の兵頭評は興味深いものでした。
ですが、べた誉めでなく、業界での兵頭氏批判なども知りたい気がします。

武道通信の掲示板に宴の写真が載っけてありますが、管理人様はどなたでしょうか(笑)?


[336] 定期便其の八 投稿者:枯山 投稿日:2002/11/27(Wed) 10:21

 御久しぶりです。
 管理人殿>早速発言者の定期情報を書き込みます。
平成十一年十二月号『途中で戦いを止める「戦数」』
翌平成十二年一月号「世界とは情報であり、情報とは世界である」
二月号「げん担ぎ、あらたまのドサ日記」
 この様になっています。少々戦車マガジンも購入したので確実に兵頭氏の文と分かる物だけ書込みます。
 平成二年五月号兵頭二十八名義で「今日のオーストラリア国防軍」更に御存知云竹斎名義の「強いものには理由あり」不確実なのですが相賀孫一「日本の対戦車兵器(6)」も文体が兵頭氏のものだと思われます。
 平成四年五月号はH・SAITO「口径13mm級歩兵銃の再登場」アル・シン「騎兵戦闘車はどんな教訓を得たか」とこの様になっています。これからも不定期ではありますが書込んでいきたいと思います。

 谷口殿>『江戸の兵学思想』ようやく購入して現在読み始めたところです。林羅山までですが読んでみて価値ある一冊と思いました。本の情報有難うございます。さて御存知かもしれませんが鈴木眞哉『鉄砲と日本人』も価値有る書物だと思います。
 失礼致します。 


[335] 怠慢な管理人ですが・・・。 投稿者:管理人 投稿日:2002/11/26(Tue) 18:07

こんばんは。
かくれニソハチスト 様>
ご来訪ありがとうございます。お褒めいただきありがとうございます^^本を出された事のある方なんですが・・・すごいです。私が田舎者という事もあるんでしょうが、本当にそう思います。
明日か明後日か・・・にはいろいろUPできると思いますし、今月初めから色々あったんですが、まぁ怠惰な管理人が運営してるのですが、掲示板は皆様のおかげでちゃんとしっかり稼動してますし、今後はちゃんと運営もできそうなの、よろしければまたきて下さい。

村松様>
はじめまして。
>私が兵頭氏の著書にふれるようになったのは、つい最近のことですが、単刀直入に核兵器の必要性を合理的に説いているのに驚かされました。

私も最初読んだ時、本当に感動しました。
先日兵頭先生にお会いしたのですが、同席されていた並木書房社長閣下が「いまどきいないタイプの天才だよね・・・」と言ったのは印象的でした。
私も話してみて「ああ、やっぱりこんな面白い人、そうそうポンポン生まれるわけないなぁ」と感動しました。

黛様>
>特に管理人殿が現在の状況を理解し、どのような板にしていこうとするか、その姿勢が大きな鍵を持つともいえるでしょう。
酒の席での兵頭先生や同席者の方々は、すっごい深い話を時には軽妙洒脱にシャレを効かせて話してました。私はともかく、ここにおられる皆様方はそれができるレベルの人だろうし・・・と思ってます私は。時には深く、時には軽い話もできる掲示板になればいいなぁ・・・くらいにしか思ってないのです、私は。う〜ん・・・ちょっと考えてみます。

漫画喫茶様>
その気持ち、痛いほど分かる!!>
いえ、まぁ、私はマンガやゲームの知識も薄っぺらなんですけどね(笑)

失礼します。


[334] はじめまして 投稿者:かくれニソハチスト 投稿日:2002/11/25(Mon) 22:23

 はじめまして。私は『戦車マガジン』に無署名で兵頭先生が書いた記事を読んで感銘を受けて以来、ずっと兵頭先生の著作に関心をもっておるものです。現在、某大学に奉職しております。恥ずかしながら、兵頭先生の御著作を刊行したある出版社(P社とC社)から、私も拙著を出版したことがあります(内容は軍事関係ではありません)。ゆえあって、隠れ切支丹ならぬ「かくれニソハチスト」になっております。
 長いあいだ、私は兵頭先生関係のサイトを探しておりました。こちらのホームページはすばらいです。コンテンツを拝読し、積年の疑問がいくつか氷解いたしました。ありがとうございます!
 一言御礼を申し述べたくて、とりとめもない書き込みになってしまいました。すみません。それでは失礼いたします。

 


[333] 精進しましょう 投稿者:漫画喫茶 投稿日:2002/11/25(Mon) 19:03

こういう場所では膨大な軍事知識を怒涛のごとくひけらかすオタク的人物が一番かっこいいし尊敬もされるわけで、私が323に書いたような知識の乏しさを屁理屈で補おうと頑張ってるのが見え見えな投稿ははっきりいってダサい、と後から考えて思いました。(あの程度でも私にとっては全力な訳ですが)管理人さんがやたらとアニメやゲームからネタを引っ張ってくるのも軍事に関しては詳しくないけど、こっち方面なら俺だって・・・というささやかな抵抗の意思の現れだと思います。その気持ち、痛いほど分かる!!


[332] TMDについて 投稿者: 投稿日:2002/11/25(Mon) 11:46

会津講演会の質問では、TMDについての質問がありました。その有効性と経済的負担等についてです。

兵頭先生は、これに対して最も核兵器対策において効果のあるのは、都市のシェルター建設であると回答されました。地下の大規模駐車場とでも称しておけばいいということで、建設の段取りまで解説されました。何かと、無駄遣い視されるゼネコン経由の公共投資ですが、これなら最も投資し甲斐のある公共投資となることは必至であろうと思います。今日、まず都市防衛や都市の再開発にこそ、公共投資は行われるべきと思います。


[331] 戦後の禁忌を検証し破る 投稿者: 投稿日:2002/11/25(Mon) 11:35


>村松 殿
>タブーを公表する度量のある人

はじめまして。黛と申します。本来(戦中)、日本は原爆を開発していた国でしたし、「安全・安価・有利」な国防をきちんと考えれば、核武装は当然の帰結と思います(仮に、「バリアー」などというSF世界の防御技術が、十分に日本人の手で配置でもできれば別かもしれませんが)。戦後のタブーは、日本人の手で最初作られたものではなく、植え付けられたものでした。だがしかし、以後はこれを受け継ぐ勢力によって再生産されてきています。いわゆる「朝日新聞」派の勢力によって。日本を弱体化しておいた方が都合がよいので、蔭に陽にこれと同調してきたこ外部勢力もありますが。特に中国・朝鮮はそうだと云えると思います。
しかし、現在はヤルタ・ポツダム体制とも云える枠がはずれ、どんどん状況が流動化してきています。日本も自分で自尊独立できる枠はどのような形なのかを真剣に考え実行に移さねば、非常に危ない事態に陥る状況と言って良いでしょう。つまりそれをなすことが「できれば」ということでなく、「まさしく必要」な時代だと思います。現在こそ禁忌を破る意志が強く求められ、また破るチャンス到来の秋だと僕は見ています。兵頭先生のお考えは、まさしく「時代」が求めている内容なのですよ、きっと。


[330] 初めまして 投稿者:村松 投稿日:2002/11/24(Sun) 14:31

初めて書き込みます。私が兵頭氏の著書にふれるようになったのは、つい最近のことですが、単刀直入に核兵器の必要性を合理的に説いているのに驚かされました。じっさい、核兵器を装備するのは経済的にも効率が高いのですね。また、日本国憲法が人間性善説であるということも衝撃的なコメントでした。ちょっと考えてみると、昔の商家の家訓に、奉公人は泥棒と思えというのがありました。いまよりも、ずっと現実を見る目があったのだと思います。現代日本は、砂糖漬けのヒューマニズム一本槍という感じですね。
このようなタブーを公表する度量のある人がいるということが驚きです。論壇を形骸化させないにも、また日本人が柔軟に対応できる力を養ううえでも重要な人だと思います。


[329] 日本国民が明らかに二極分化している 投稿者:谷口 投稿日:2002/11/24(Sun) 04:06

小室直樹先生の言うように社会主義の良い所は平等を実現した事だと、しかし逆に社会主義の悪い面は競争ができない、競争しようと思っても出来ない。対応できない。
自律的に思考し行動できない人間を大量に生み出した。だから時間が経過するにつれ自滅したと。 

戦後の日本は典型的な社会主義政策を採り成功しましたが
50年経って悪い面がソ連に出て滅ぼしたように、
日本にも噴出した感があります。
冒険敢為の精神も薄れ、「資本主義」に必要な「新結合の遂行」をやろうとする人間(企業家・研究者・作家などなど)を銀行が応援を渋るなど、典型的な社会主義病に罹っています。
日本国民もそう遠くない将来、間違いなく2つに分離すると思います。

心ある人が、生き残ろうと決意を固めるなら、答は一つしかない。生活が苦しかろうが、何だろうが、何が何でも全てのエネルギーを学問に注ぎ込み日々精進研鑽するしか生き残る方法は無いと思います。 黛氏や心ある各位、どうか本を買い続け、読み続けて各自、知的武装して欲しいと切に願います。


[328] 意在処、道有。 投稿者: 投稿日:2002/11/23(Sat) 23:25

Where there's a will, there's a way.

「兵頭語録」
「ここで私の言う「良心」とは、人間性善説につながる、無分別的で想像的な理念・信仰のことである。また「良識」とは、人間性悪説であるところの経験知である。人間は性悪なるがゆえに法で縛らうべしとする点において、中国の兵家や法家思想にも通じる。そしてその人間性悪説はどこから来るかと言えば、ひどいめに遭ってかろうじて生き延びたとか、人間性善説を疑わずにはいられないような共通の体験がもたらすところであろう。したがって私の唱える「良識」は、各国民の「歴史認識」と不可分だ。」
『武侠都市宣言!』p94〜95

黛) この部分が載る5章では、「良識」と「良心」は二段構えに持つことが人間の基本であるのに、日本人がいかに現憲法によって「良識」ではなく「良心」に金縛りにあっているかが分析されている。現憲法無効論は、南出喜久治先生の『日本国家構造論』(政界出版社)が真打ちだと思うが、最近出た小山常実先生の『「日本国憲法」無効論』(草思社 2002.11.15刊)は読みやすく、なぜ現憲法の無効宣言自体が重要なのかがよく分かる。別著『歴史教科書の歴史』(草思社 2001)と併せてお勧め。


>平等社会への警句
Bad money drives out good. (悪貨は良貨を駆逐する)(Gresham’s Law グレシャムの法則)
訂正) 讒言者とは「そしる」者、価値生産的な「批判」者とは異   質である。


[327] 「平板化」への道 投稿者: 投稿日:2002/11/23(Sat) 21:50

>谷口殿・心ある各位

平等社会が生産性を失い、「ただの凡俗な場所」に陥っていく典型的なパターンは、讒言者(ざんげんしゃ)の跳梁跋扈、つまり何かを生産しようとする場の「価値創造エネルギー」の浪費消耗にあるというのが、「無形化〜」下の著者・長沼伸一郎氏の指摘であります。コラプサーとは「ブラックホール」の旧名称だったのですね。
ネットに生じたこの板も、一つの「世界」であり、この「世界」が「一定の秩序と静寂をもって、建設的な価値を追求しようとする場」となるか、「騒々しいほど賑やかだが、平板化したおしゃべりに飲み込まれた場」となるか、現在その分岐点にあるようですね。
いずれの板となるか、ここの参加者各位が無関心でいるか、どうかということでしょう。特に管理人殿が現在の状況を理解し、どのような板にしていこうとするか、その姿勢が大きな鍵を持つともいえるでしょう。僕は、讒言者(他を批判することで何かをしているつもりになっている者、つまりパラサイトの一種)に巣くわれた場合のこの板の将来を、案じざるを得ません。自分が言った「つけられた汚れは拭く」とは、こういうことなのだと気づかされました。

>谷口 殿

「無形化世界の力学と戦略」下 第5章(p239〜262)読んでみました。僕が無意識に何に警報を鳴らしていたのか、谷口殿のおかげで良く整理がついた感じがします。大変慧眼に富んだご指摘をありがとうございました。上記は、僕が読みとってまとめたものですが、谷口殿のご意見をお聞きできればと思います。ちなみに、「無形化〜」は上巻を読んで長沼氏のすごさに感嘆したまま、下巻はちょっとした読んでいませんでした。後半の方に、こんなに独創的な分析が入っていたとは!トックヴィルがすごいというのは知っていましたが、改めてこれらの本をしっかりと読んでみたいと思います。ひさしぶりに、やっとこの場にふさわしいカキコになれた気がします。(^^)/


[326] やはり平等と言う概念は駄目なのではないのか? 投稿者:谷口 投稿日:2002/11/23(Sat) 03:33

黛氏が、反論しているのを見て思うことは、
社会がコラプサー化しつつある。心ある者は長期的願望を死守しないと駄目だと感じる。


[325] やはり平等 投稿者:谷口 投稿日:2002/11/23(Sat) 03:24

黛氏、心ある各位。
是非とも無形化世界の力学と戦略 下巻 P251を参照して欲しい。


[324] けなすだけ・・・・・ 投稿者: 投稿日:2002/11/22(Fri) 22:23

・兵頭先生を人格者とは思わない
・つくる会はあさましい心性
・引用ばかり並べて何か表現した気になってる
・・・・・・誰ですか?こういう周囲をけなすことだけの人間を持ち上げているのは?何か生産的、回りに有益な発言をしているのですか、この内容で。道化とは、本来もっと本質を見抜いた上で警句としての発言をする、実は高等なものなのです。こういう発言と一緒にしないでもらいたい。


[323] いつか書いたことの続き 投稿者:漫画喫茶 投稿日:2002/11/22(Fri) 14:01

私は兵頭氏の一連の著作に見られるニヒリスティックな世界観から多くの影響を受けたのですが、特に強者は常に正しいという観念を確固とした理論によって自分の中に植え付けられました。日本が欧米列強から開国を迫られた際も彼我の国力の差から数々の不平等な条約を飲まされ、それを解消するためその後富国強兵路線に突き進んだわけですが、このことから私が言いたいのは社会のあらゆる法律、制度、暗黙のルールといったものは、社会の成員のパワーバランスにの上に決定される。であれば力関係が不均等であれば一方にとっては理不尽で迷惑極まりない合意が成立してしまう可能性が常にある。だから私はリベラル派の論者が唱える共生だとか公正な社会の実現だのといったもっともらしい建前で自分の権利が保障されるとは信じなかったし、自分に実害があろうが無かろうが気に入らない奴や敵に回りそうな奴がいれば、彼を不利な状況に導き自己の優位を確立すべく、必要とあらば積極的に攻撃することも辞さない構えでいたのですが、私にそのような人生観を植え付けた兵頭氏が、なぜ今更啓蒙的自由などという使い古された概念を持ち出すのか理解できないのです。

楠正成さん>読んでの通り私は人格が歪んでいますし、大した知識も持ち合わせていないのですが、最低限稚拙なりとも自分の言葉で意見すべく努力しようとは思ってます。引用ばかり並べて何かを表現した気になれる人の気が知れません。


[322] 不眠、渋谷から。 投稿者:管理人 投稿日:2002/11/21(Thu) 10:28

ちょっと紆余曲折の果てふらふら首都圏をフラついているのですが・・・皆様おはようございます。

熱烈読者 様>
ご来訪ありがとうございます。
よかったらまたきてください。私も次回講演会には行きたいです。

九州の一読者様>
>管理人様は、それだけの応援活動をされている訳ですし。
いえ、別に何もしてないんですが^^;皆さんのおかげで何とかやれております。感謝です♪

谷口公一様>
「訂正箇所」ありがとうございます。
「軍学考」は第二版が出てるハズなんですが、私はまだ未見なのです。感謝です。

枯山 様
>資料庫早速拝見しました。「東京の歩き方」で最適探索交通手段がバスとは全く気が付きませんでした。

いつもながら情報ありがとうございます。大変助かっております。未だに国会図書館にいけてないひょうろくだまでして^^;
バスにもまだぜんぜん乗れておりません。福岡では私はほとんど公共交通機関を利用してなかったせいか、乗り方もあまりわかりません(苦笑)一度だけ先日バスに乗って座席に座ると、血相変えた運転手氏から「料金を払って下さい!」と言われたりしました。帝都は先払いなんですね^^;
まぁ、一番迷いにくい電車で移動したりしてますが、それでも、待ち合わせに「○○駅新南口」とか言われると、もうさっぱりわかりません。いくつも出口がある駅なんて、ついぞ見てないので^^;これからもよろしくお願いします。

楠正成 様>
>戦車マガジン別冊「帝国陸海軍の戦闘用車両」が古本検索エンジン「スーパー源氏」にてありました。
・・・自分は今、資金がないので手が出せないのですが(笑)

おお!ありがとうございます!すごい。ついにあの本がgetできるかもしれないわけですね、私は(笑)まぁ、いずれご報告できるかもしれませんが(超私事なので、報告してどうする、というものなんですが(笑))私も御金があまりなく、ちょっと今、ハタから見たらシャレになってない状況なんですが、数日後には落ち着くと思いますので、それからgetに動いてみようと思ってます。本当にありがとうございます。

りお 様>
申し訳ありません、まだ2chを見ておりませんでした。
今チラっと見ましたが・・・


http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/sisou/1034658960/l50
《26 :右や左の名無し様 :02/11/06 04:45 ID:7qDFZBpy
>24
軍事板の初心者スレにでもここのスレッドリンクしたら教えてくれるかも
「新しい戦争をどう生き抜くか」のなかで韓国がアメリカから潜水艦もらって
まだ韓国にたどり着いてないは嘘らしい そもそも韓国に潜水艦あげてないらしい
ハン板のKDXスレ、軍事板の初心者スレ、の過去ログを全部読んでみるといいよ》
・・・おお、そうだったのか・・・!?という感じです。

武道通信 様>
告知ありがとうございます。
ようやっと、私も「兵頭二十八特集」が読めそうです。
でも、コラムのバラ売り、やめてしまったのですね・・・それはちょっち残念です^^;あの方式、貧乏人としては大助かりだったので^^;

涅槃 様>
>歯を食いしばるところと肩の力を抜くところ
物事にはいろんな対処の仕方がありますよ

歯を食いしばって・・・まぁ、ちょっといろいろありまして、今もがんばっている所です。
社会人は大変ですね^^;ありがとうございます。

ps:地獄のx島が「投票」で上位なんですね。意外・・・なわけではないんですが、「・・・おお・・・そうなのか」という感じです。ありがたい事に先生からまた、数百枚写真を頂きまして、ほとんどは、私の知識では意味の取れない風変わり(?)な兵器写真や「日系二世部隊」などの写真、そしてあまり旅行をした事のない私にはわからない風景写真だったのですが、中には地獄のX島のカバー写真撮影時に撮られたモノや「火縄銃を打つ先生」などもありました。近々UPしたいと思います。
明日、兵頭先生の「首都圏さよならの宴」(多分)が開催されるそうで、誘って頂きました。多分、生まれて初めて「有名人」に会えるのだと思います。一度電話を頂いて、夜中に気づいて、返事もできず、生まれて初めての異常な多忙で電話かけなおすチャンスもなく、お手紙で参加の返事をしたのですが、「オフ会にしていただけませんか!」と書きかけました。大体、二人で呑むわけでもないのだから(そもそも何話していいのかわからん)それは無礼だろうな・・・と色々考えました。
多分、参加させて頂けるでしょうから・・・あまりお話はできずとも写真くらいは撮ってくるつもりです!

失礼します。