第十三回
 こんにちは♪兵頭ファンからの「知ってどうする?」という質問に嘘かホントか確認のしようもない解を与える唯1つの情報空間。アヤネおねえさんのインチキQ&A。
 このコーナーはワタクシ、好きな言葉は「自作自演」。司会の砂原 アヤネと、昨日初めて国会図書館に行く事が出来た管理人さんでお送りします。

 やたらに警察官が多くてビックリした。しかし、国会議員を政治目的か何かの硬派な理由で殺そうとするヤツなんて、ホントに今時いるのか?守る場所を間違ってる気がするよ。
 国会議員なんて全員抹殺したって、次の選挙にはどうせハンで押したように似た連中が出てくるだろうに…。

 私に言われても知りませんよ。で、どうでした?国会図書館は。

 コピーを職員に委託するシステムは、高くつくのと時間がかかるのとで、私には不向きだ。
 結局1時間くらいしか居られなかったのと、貸し出し&コピー委託に時間が掛かり過ぎたので、目的の6分の1以下しか果せなかった。

 最初っからコピーせずに雑誌買えって感じですね。

 全くだ。このサイトが凄いとしたら、コラムを買わずにコピー取ってるヤツが管理人やってるという部分かもしれん。ファンサイトとしては前代未聞だと思うよ。まぁ、買うモノは買ってるんだがね。

 さぁ、本日は御質問は二つ紹介します。ロンドン在住の東省吾郎さん(68/無職)さんからの御質問です。

《『「日本有事」って何だ』表紙の絵ですが、何処かで見た覚えがあります。しかし思い出せません。冥土の土産に教えて下さい。》

 土産になるんですかね。


 カステラでも持ってった方が良かろうに。ともあれ、作者名は私にはわからないんだが、貸本時代のドイツ軍戦車部隊が登場する劇画だそうな。マンガの一コマを是非表紙に使いたいという版元からの要請によって、先生御自ら神保町で買ってこられた。しかし幾らなんでも古過ぎて、版元は作者との連絡を取れなかったんだと。
 でも、勝手に使ったから…という是が問題化する事は無いよね。私は著作権法とか全然知らないが、多分、灰色ゾーンが凄く大きい法律なんだと思う。
 因みに同著には大抵の出版社が敬遠する、司馬遼太郎批判がある。同著のその部分にクレームがついたかどうかは知らないが、こういうの、司馬遼太郎財団が五月蝿いそうな。
 五月蝿いのでは岡本太郎財団が有名だが、とにかく「財団」というのはそういう体質みたいだね。しかも司馬氏は、好き嫌いはともかく誰もが認める大作家で、しかも大手ほど司馬作品の恩恵を受けてるから、クレームがくると、中々逆らえない。
 以前アー○ーモデリング誌は日本軍戦車の特集で「戦車兵・司馬」と書いていいかと財団にわざわざ尋ねて、しかもそれが裏目に出て御丁寧に拒否されたらしい。ともかく、そんな事も拒否するくらいに財団は「イメージ」を大切にするんだと。まぁ、遺産を管理して食っていくしかないんだから、五月蝿くするのもわかるけどねぇ…。
 追記するなら『「日本有事」って何だ』は、雑誌「正論」のNHK批評コーナーで司馬批判の部分が紹介された直後に絶版断裁が決定した。
 舞台裏で何があったのか、或いは何も無かったのか、それは誰も知らない。う〜ん…ミステリーだねぇ。
 
 …。第二の質問です。
《『日本のロープウェイと湖沼遊覧船』で群馬県のスタッフクレジットに名前が載っている長浜康隆さんとは、どういう人物ですか?》

 詳しい事は知らんが、第二次大戦の日本航空隊のマニアで、物凄く粘り強く調査研究されてる方だそうだ。まだ御若い方らしい。本とか出しているのかどうかは私は知らない。
 まぁ、詳しい人はネットにいるが、もう人生捨てたくらいに詳しい人は、案外情報を外に出さないものだから、意外と本は出してないかもね。
 因みに諏訪湖のクレジットにある櫻井敦文氏は、旧ソ連軍戦車のスーパーマニアだそうだ。しかし、何より私が気になるのは「斉藤 隆」氏だよ。これは、開祖の親戚縁者なのか?
まさか「さいとう・たかを」が先生の叔父というのは無いだろうが、長野県の写真を撮った斉藤隆氏は、もしかしたら…という事があるやもしれぬ。

 ではまた、しーゆーねくすとたーいむ!ばいばい。

 


2002/12/13


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