update:2008/12/26
蟹工船のペーパークラフトが出来たよ

蟹工船Pクラフト 組立て図 博光丸せつめい
(兵頭 二十八 先生 より)

 小樽に住んでいて、北大の講師などもなさっているわたしの友人の片桐保昭氏(ご専門はランドスケープデザインだがPCを使った製図なら何でもやってしまう)が、このたび「市立小樽文学館」の企画として、「小林多喜二の蟹工船 博光丸」を考証し、そのペーパークラフトを設計した。

 この面白模型がもうじき発売になるらしい。
 兵頭はその試製品を頂戴したから、そっくりそのままデジカメで撮影してご紹介する。


 どこにも縮尺が書いてないので困った。リアルの「博光丸」は全長95mであったという。このペーパークラフトの「甲板」を実測したところ、長さは18cmちょうどである。

 写真は、最終検討品らしく、赤ペン修正が一部入っており、実際に販売される商品とは微細なところで異同があろう。
 定価も不明なのだが、ご興味のある方は「市立小樽文学館」(これまた連絡先がどこにも書いてない)まで、問い合わせてみてください。


 ところで有能なる失業者諸君! 海上自衛隊の艦隊勤務ならば、まだまだ募集があるらしいぞ。きょうびは誰もフネになんか乗りたがらないらしいのでな。(潜水艦だとインターネットもできんだろうけど、情報弱者のキミには天国だ。)このさい、四の五の言わず、男らしくチャレンジしてみることを勧める。文字通り、大船に乗った気持ちになれるかも……ネ! 来たれ、イン・ザ・ネイヴィ!!

(管理人 より)
蟹工船。今年(去年?)、えらく話題にのぼった作品でもある。後藤芳徳さんのblogに[蟹工船くらい働けば、人生開ける]と書いてあって、読んだ事もないのに、どんな話かわかった気がしたものだ。
皆さんは蟹工船読んだ事、ありますか?
けれども、読もうと今思ったアナタ。読まねばならぬのは、来春発売予定の兵頭本[予言 日支宗教戦争]ですよ。

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