蟹工船のペーパークラフトが出来たよ
(兵頭 二十八 先生 より)
小樽に住んでいて、北大の講師などもなさっているわたしの友人の片桐保昭氏(ご専門はランドスケープデザインだがPCを使った製図なら何でもやってしまう)が、このたび「市立小樽文学館」の企画として、「小林多喜二の蟹工船 博光丸」を考証し、そのペーパークラフトを設計した。
この面白模型がもうじき発売になるらしい。
兵頭はその試製品を頂戴したから、そっくりそのままデジカメで撮影してご紹介する。
どこにも縮尺が書いてないので困った。リアルの「博光丸」は全長95mであったという。このペーパークラフトの「甲板」を実測したところ、長さは18cmちょうどである。
写真は、最終検討品らしく、赤ペン修正が一部入っており、実際に販売される商品とは微細なところで異同があろう。
定価も不明なのだが、ご興味のある方は「市立小樽文学館」(これまた連絡先がどこにも書いてない)まで、問い合わせてみてください。
ところで有能なる失業者諸君! 海上自衛隊の艦隊勤務ならば、まだまだ募集があるらしいぞ。きょうびは誰もフネになんか乗りたがらないらしいのでな。(潜水艦だとインターネットもできんだろうけど、情報弱者のキミには天国だ。)このさい、四の五の言わず、男らしくチャレンジしてみることを勧める。文字通り、大船に乗った気持ちになれるかも……ネ! 来たれ、イン・ザ・ネイヴィ!!
(管理人 より)
蟹工船。今年(去年?)、えらく話題にのぼった作品でもある。後藤芳徳さんのblogに[蟹工船くらい働けば、人生開ける]と書いてあって、読んだ事もないのに、どんな話かわかった気がしたものだ。
皆さんは蟹工船読んだ事、ありますか?
けれども、読もうと今思ったアナタ。読まねばならぬのは、来春発売予定の兵頭本[予言 日支宗教戦争]ですよ。