兵頭先生に会ってきた!
人生一期一会だよ
ブルーリボンをブラウン管の外で初めて見た。
私は171cmだが、見上げる程にとても背の高い紳士だった。
いつも兵頭コラムを読んでいる武道通信発行人杉山氏も初めて間近で見る事ができた。選挙は御苦労様でした。
並木書房社長閣下からは、今度また先生の本を出版する旨教えてもらった。
こんな嬉しい事はない。
「兵頭さんが無事でいるか心配だから」───先生と連絡をとって『函館日記』をUP
したら?と───シャレなのかもしれないが───いわれたが、嬉しいが───まぁ、私がやってみたいと言った所で実現できるわけもないんだが───そういうちゃんとしたものはやはり『武道通信』さん辺りがやるのがベストだ。私も函館日記を是非読みたい。武道通信さんお願いします。
何でも、函館の図書館は検索システムに組込まれて無いらしく、
かなりのレア本もあるという事。だったら日記には公的な意義もあるじゃないか。
食事は一口一口噛んで含める度にとても美味だと実感できたが、殆ど食べた記憶がない。
何時の間にか私も場に慣れて来たし、楽しい時間はあっというまに過ぎ去った。
皆楽しそうに歓談して、私もそれを聞いたり、話す事もできた。
来て本当に良かった。
チケット代は一万円という安いものだが、開祖が殆ど支払ってくださった。
更に「『管理人』君は二次会は来てよね〜」とも言ってくださった。
最後の記念撮影のフラッシュが次々と瞬く中───私は楽しみで仕方なかった。
藍色の空の下を吹きぬける風は寒気を帯びていたけれど、厳しさなど全く感じなかった。昨日まではあれほど嫌いだった東京の風だ。だがそんなの、気分次第だと
ようやくわかった。
二次会会場は決まっておらず、私も意見を求められたが、まさかこのメンバーで白木屋に行くわけにもいかないじゃないか。
そも、こちらに来たばかりでローソンと松屋くらいしか行った事の無かった私に
的確な意見など出せる筈もない。
一時浜松町をフラついる途中、有名なTV占い師小林氏が登場したが、多忙らしくすぐに帰ってしまった。
TVで1度見た事あったと思うんだが、全然違う。異常に若い。スチュワーデスのヨメとうまくいっているのだろう。肌の艶も良い。
正直、氏は40くらいの筈なんだが、20歳前後に見えた。
開祖にその旨伝えると「だから化物なんだよ」と返答された。
人数こそ半数に減じてしまったが、二次会は私好みの猥雑な雰囲気の居酒屋で行われた。
痛快な事に、注文してもそれが通じない。全く違うものが出てくる。
店員は明かに東南アジア系の人間だ。ビザはあるのか?
先生に『こないに良い友人が沢山いるのに北海道に行ってしまって、寂しくないんですか?』と聞いたら「全然。人生一期一会だよ」と明快な回答も頂いた。
まさしく其の通りじゃないか。サラエボに引っ越すわけじゃないのだ。
東京から飛行機で2時間くらいだろうし、帝都には折々いらっしゃる事だってあるだろう。
二次会での会話も結構濃いものだったと思う。日本の防衛庁『スパイ』の話はわくわくした。
『スパイ』は、それに成る前に先ず自衛隊を辞めるか、何の関係もない無難な部署に入りなおす───ただ精神分裂症などに陥ってしまう事が多々あるという話だ。
其れゆえにか、『元スパイ』のインタビューをする事はかなり困難であるという。
ただし結構有能(?)で、多分、昨今話題の北朝鮮問題など、日本は一応は全ての情報を持っているだろうという事。
でなけりゃあんなに強気に出られる筈がないじゃないか。
2002/11/28
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