シリーズ『決心変更セズ』
没シナリオ大全集 part 6.4
第6話「マックとまっく」
ニューギニアで敵の司令部に斬り込んだ辺利小隊。ニセ梱包爆薬を抱えて経理が英語で「これはバクダンだ」と叫びつつ天幕内に飛び込み、見事マッカーサーを生け捕る。例によって尋問もせずに斬首してしまう辺利だったが、なんとそいつは精巧なロボットだった!おそるべきアメリカの戦略が明らかになる。
第7話「脱出深度400!」
小隊の乗っていた大発が米艦載機に攻撃され、アメリカの潜水艦に日系兵を装って救出された経理。その潜水艦は最初の原爆をサイパンに運ぶ途中だった。経理はその輸送を阻止せんとする。経理の回想付き。
第8話「ワニワニパニック」
小隊が後退途中で渡河しようとした川はワニの巣窟。前方からは全員クロコダイルダンディのようなオーストラリア軍の追っ手が迫ってくる。浄音はマタギの知恵を思いだし、もしワニに食いつかれたら、その回転運動にあわせてみずからも体を回転させれば喰い殺されずにすむ、と教え、小隊を危機から救う。浄音の回想付き。
第9話「誰を信じたら?」
華眉の過去の物語。台湾奥地の蛮族・高砂族の華眉は、日本の尋常小学校の教育を受けて、東京・山手の「…デアリマス」という日本語を話すようになった。しかしその日本人教諭は予備役将校のため、再召集されて北支に向かう。その赴任先が三田の部隊で、彼が大隊長であった。彼はそこで重傷を負って除隊、台湾に戻ってこんどは現地人の徴集を担当するようになった。そのころ華眉は、自分の部落に入り込んだ日本人の仏教布教僧と、中国人のプロテスタント宣教師を、いずれも教義問答の末に殺害してしまった。三田が不名誉小隊に送られたことを知った元教諭は、官憲に追われる華眉を徴集し、三田のガーディアンエンジェルとして南方に送り出した。
第10話「軍用犬タロを救え」
孤島からの転進に際し、捨て身の活躍をしてきた軍用犬タロ号を置き去りにしようとした駆逐艦長に、辺利の怒りの鉄拳が炸裂する。