[4004] Re:[4003] [3999] [3998] [3993] [3990] 憲法新無効論と旧無効論 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/05/14(Mon) 21:26  

枯山様

憲法とは仰られるように、コモンローなのですが、より正確に言うならコモンローを明文化したものです。つまり、憲法を改正するということは、コモンローそのものの変更があったか、成文が未来に亘ってコモンローを担保できなくなったというのが要因と思います。

つ らつらと60年間の間、憲法を改正するタイミングがあったかといえば、確かにありました。特に1953年の講和条約発効後5年間は最大のポイントだったと 思います。もしあの時、自衛権、交戦権についてはっきり明文化した憲法条文に改正していれば、現在我々を悩ます様様な事態の半分以上は解消されたと思いま す。

しかし、現実としては、憲法改正は行えませんでした。それはなぜか、を今考えてみるのは価値あることと思います。

ひとつには、護憲という世論が固まった時期でもあったからです。つまり、憲法の中でも第9条2項を不磨の大典化した理論武装はなにかということになります。
戦前戦中、そして戦後、左翼思想というのは、日共に入党するしないに関わらず、また投票するしないに関わらず実は多くの支持を得ていました。事実上学卒以上はアカばかりというのが近々20年前までの状況でした。

講 和までの実態上の政治闘争で左翼は事実上敗北していたのですが、日本における政治的メルクマールとしての第9条を祀ることによって、まだまだ思想、言論で は主流たりえたといえます。つまり、将を射るではないですが、9条を変えることが出来れば日本の左翼は今度こそ命脈を絶たれるとも私などは考えています。

ところで、話をもどしますならば、終戦時の帝国議会とは、大日本政治会(大政翼賛会)ばかりなのですが、その中で、久原、中島は政友会の最大派閥で、革新グループと言われ、近衛の翼賛運動にもっとも与しました。

斉 藤隆夫が昭和15年に支那事変演説(226直後の「粛軍演説」とは別なので注意が必要)を行ったとき、軍務局長の武藤章がこれを利用して民政党主流派潰し を図りますが、このとき組んで斉藤除名、議事録削除を迫ったのがこのグループです。元々久原は大アジア主義者で西原借款の熱心な推進者、皇道派のパトロン ですし、中島は海軍御用商人の臭みが抜けませんでした。(そのおかげで孫が首をつりましたが)
まず、この二人と鳩山は戦犯指定だって可能盛大(久原は服役した)だったわけで、追放指名は致し方ない面もありました。

ただ、追放者指名にあたって目安とされたのがどうも多数のチクリ(特に共産主義者による)だったと疑われており、日本人自らが自分達の自立独歩に足かせをはめるようなことをした恥ずべきことがあったというのも忘れるべきではないでしょう。

た だ、留意すべきは汚辱にまみれているにしても、ドイツの全権委任法、ソ連のスターリン憲法のようなものが日本には出現しませんでした。つまりその時々の偏 狭なイデオロギーを体現するような憲法にはならなかった言う点は確かに面白いというか、むしろ積極的長所と見ていいのではないでしょうか。

コモンローを実現するのも確かに政治なのです。そして、現実政治の過程でそれが実現できずに終わった多くの国々のことを考えたいと思います。

本日、国民投票法案が衆院を通過しましたが、憲法そのものをアンタッチャブルとする悪宣伝の呪縛が解けた瞬間とも理解できます。

多少取り留めなくて申し訳ありませんが、お返事なっていれば幸いです。


[4003] Re:[3999] [3998] [3993] [3990] 憲法新無効論と旧無効論 投稿者:枯山 投稿日:2007/05/13(Sun) 10:40  

困ぺい糖様 inosisi80様

ご 紹介されたサイトと、困ぺい糖の論考を拝読しました。困ぺい糖様がおっしゃいます、帝国憲法改正という手続きを経た現行の日本国憲法を、60年という歳月 を運用した実績を重んじられるのは理解できますが、私は「神も悪魔も細部に宿る」という小言幸ヱ衛体質を持ちますので、少々異論があります。

そ もそも共産党以外の政党が憲法制定時において9条に反対しなかった(出来なかった)のは、共産党以外は総て昭和21年の総選挙以前に有力議員(久原房之助 等)が公職追放されているという端的な事実と、憲法制定作業中にも議員の公職追放に代表されるような戦犯追及の嵐の只中で、GHQの威光に逆らえなかった のが事実ではないかと思います。そして共産党だけ元気なのはマッカーサーに「クズの集まり」と呼ばれたGSの庇護をあてにした強気でしかないでしょう。

ま た、当時は既にGHQによってプレスコードがしかれており文字通り「新憲法」についての論及自体が公には報道されない上に、平成7年に公開された憲法改正 小委員会の議事録にもGHQの指令を逐条確認している有様から判定してまともに、日本国側に自由意志があったとはとても呼べないのも状況であり、これが帝 国憲法75条の類推解釈からみて改正手続きに重大な瑕疵があったと考えざるをおえないのです。

また、占領解除後にそもそもこの憲法制定経緯を公開してまともに日本国憲法について論議をしたうえで、有効確認決議を行うという基本確認をせずに、有耶無耶に時間経過したから有効であると言われても認められるものではないと思います。

恐 らく困ぺい糖様が危惧されているのは、現行憲法が前文と9条2項以外は除外すれば内容に問題がなく(私は「立憲主義」が主権条項を書くのは誤りと思います が)、帝国憲法と同じ自由権と法の下の平等といった近代国家に必須の条項が過不足なく記したものであるとお考えで、昨今世をにぎわす改憲案のようなどう見 ても、日本国憲法よりも劣る内容の憲法に取って代わるよりは、現状の日本国憲法の前文と9条2項改正という道こそが、最も無理の無い改善策ではないかとい うのであれば、その御意見には素直に肯けます。

枯山



[4002] Re:[4000] ただ働き刑 投稿者:(^O^)風顛老人爺 投稿日:2007/05/12(Sat) 11:17  

> 拝啓、千葉の一門弟様 シナ人は根本的に自己の金銭的利益に固執するので兵頭二十八先生が以前言われた高い給金は払うが目の前を素通りして食費・生活費に充ててそれでも足りない 分はシナ北京政府に請求すべきと考えております。 シナが払わずとも日本がきちんと請求するという姿勢・意思表示が肝要だと感じております。            北京偽ディズニーランドは北京五輪迄我がシナの完全なるオリジナルであると大々的に宣伝営業し世界中に恥を曝し自滅して無い信用をより無くして 欲しかったのですが とても残念です。   しかし、その内に類似の行為をおそらくやるので 日本のマスコミで大々的に報道されるのを心待ちにしておりま す、シナべったりのNHKは報道しないでしょうが。      NHKといえば今回のテレビ所持即ちNHK契約と見なし 契約せねば訴訟というのはシナ北 京政府のやり口と瓜二つ、流石は仲良しの両者。          自己中心の行動がまるで双子の様です。      乱文にて  草々


[4001] HNが途切れました・・ 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/05/12(Sat) 04:24  

下の投稿は自分です・・・


[4000] ただ働き刑 投稿者:千葉の 投稿日:2007/05/12(Sat) 04:22  

風顛老人爺さま

> 知人の実体験者から側聞するに栃木県の確か宇都宮刑務所は福健からのシナ人受刑者が多数居ます。 なぜか日本人受刑者と違い日々楽しそうた、と。日本の税金でシナ人犯罪者を養成増やして居るのと同じた、と。

刑務所を実体験した知人がいらっしゃるのですか!?それはすごいですね。
日本の刑務所を苦痛に感じないシナ人に対しては、兵頭軍師は「ただ働き刑を課して時間を奪え」と仰ってましたね。自分もそれが妥当だろうと考えます。

偽ディズニーランドが北京五輪前に手仕舞になるというのはちょっとソースが確認できないのですが、パクリの規模に度肝を抜かれたか、さすがのディズニーも告発の動きが鈍かったですね。

熱烈読者さま

>バスは降りるに降りられない乗客たちの「降ろせー」の悲しい声を残したまま発車するのです。

コントとして見れば面白いんですけど、そこでずっと暮らすのはイヤですよね。
シナ産の薬や食品もあまりにも危険過ぎますが、週間金曜日はシナ製品を「買ってはいけない」などとは決して言わないのが相変わらずふざけてます。

南出喜久治氏のサイトデザインはたしかになかなか強烈ですね。
宣伝とは一般大衆に向けて行うものであることから、本来ならまさに人気漫画キャラとかを使うべきかと・・・





[3999] Re:[3998] [3993] [3990] 憲法新無効論と旧無効論 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/05/11(Fri) 22:44  

今回初めて読ませていただきました。

この無効有効論争は新旧、というよりも、八月革命論争の延長と言う風に小生は捉えています。

昭和20年8月15日を敗戦としてでなく、1919年11月におけるドイツ、1917年10月におけるロシアの如く、旧帝政の崩壊によって革命的状況が現出したものだから、旧憲法のこの日をもって無効となった、というのが八月革命論者のもっとも原初的な主張でした。

こ の説は終戦後から1949年の総選挙で一時伸張した日共が最終的に惨敗するまで党の公式見解でした。それまでは、アメリカ占領軍とは解放軍であり、戦犯裁 判で自党を敵視した旧支配層を断罪してくれる時の氏神だというのが徳田球一などの見解でした。これがコミンフォルムの50年綱領で徹底的に批判され、方向 転換して金日成の南侵の陽動としての武闘に転換、そして挫折、という道を歩みました。

実は元来共産党は憲法第9条の2項について反対で、自衛権の存在は人民の主体的意思によって編成された部隊によって担保さるべき、として新憲法草案に青票を投じました。つまりこの頃の代々木は非武装、交戦権放棄どころか、バリバリの再武装主張でした。

それが転換したのが、1952年の6全協における宮本派のクーデタで、以後、プロ独→プロ執権と呼び変えたように議会内での合法的政権奪取のため、現行憲法を全面支持と言う形に変化、今やさも昔からの護憲政党のごとき顔をしているわけです。

いささか飛躍しすぎるとお叱りを覚悟で申しますと、旧憲法→占領下憲法→現行憲法という論立てが上記の段階論とパラレルになっているようにも感じます。

実 態としての戦後憲法は帝国憲法改正のプロセスを踏んで成立しており、しかも戦後の日本政府の諸政策はすべてこの憲法に沿ってなされました。たしかに9条問 題、軍事諸施策に対する無定見さの横溢など糾されるべき点は多く、特に極東情勢緊迫のこの秋に、日本が国民国益保全の有効な手を打てなくなるという懸念も 存在します。しかし一方で極東において日本が存在感持ってあり続け、隣国から目障りだとすら思われるまでに復興したこの60年間はやはり重いものがありま す。

明治憲法下において、兵馬の大権は天皇にありました。つまり交戦権というものがあるなら、それは陛下の陸海軍統帥の中にあり、昭和天皇はパリ不戦条約批准を宣せられた方です。
海 軍軍人などが戦後高度国防国家体制が完成できなかったから負けたのだというとき、その批判の先鋒は天皇と憲法でした。つまり彼らにとっては憲法に則った国 事行為としての戦争はオレ戦争じゃないと批判したわけです。そしてこれはあきらかに先制奇襲攻撃のできる国、を念頭においており、具体的にはドイツとソ連 が理想でした。

私は前にも申しましたが、現行憲法において自衛権とその手段、その法的コントロールが明晰に規定されることが最大の改正努 力だと考えております。そしてその手段としての改正手続きは民意の変化によって可能になりつつあると信じます。NHKや朝日がどう糊塗してもこれは動かし 様がないのではないでしょうか。

憲法がコモンローだという枯山さんのご意見にはそういう意味で賛成なのです。


[3998] Re:[3993] [3990] 憲法新無効論と旧無効論 投稿者:inosisi80 投稿日:2007/05/11(Fri) 01:19   <URL>

熱烈読者様
>このサイトは見た目で、ちょっと引いてしまうのですが..<
じっくり読むまでは私もそうでした。

>inosisi80さんに紹介していただいたサイトは、非常にわかりやすくまとめられていますね。<
ありがとうございます。


[3997] Re:[3992] [3990] 憲法新無効論と旧無効論 投稿者:inosisi80 投稿日:2007/05/11(Fri) 01:06   <URL>

枯山様
はじめまして。
>一番上位の憲法の根本規範が「コモンロー」に該当するもので、そこから下位概念たる「制定法」に優越するという図に読めますがそうした考えかたでよろしいでしょうか。<
憲法の効力論争はある程度できるのですが憲法学の基礎的な素養はありません(笑)すみません。たぶんそうだと思います。関連しそうなのを張ります。
http://www.meix-net.or.jp/~minsen/kako/bunko/kokutai/kokutai2.htm
http://www.tetsusenkai.net/column/index.cgi?act=artsel&tree=41&art=1118223245
http://inosisi80.iza.ne.jp/blog/entry/146900/
http://hisazin-up.dyndns.org/up/src/32693.wav


[3996] 無題 投稿者:(^O^)風顛老人爺 投稿日:2007/05/10(Thu) 19:19  

> 拝啓、千葉の一門弟様 シナの自爆に繋がる偽ディズニーランドは残念ながら北京五輪前に手仕舞にするみたいです。   残念ながら、日本に対するみたいに 高圧的に これはディズニーランドの真似ではない 世界に冠たる 大国シナの完全なるオリジナルだ と大いに公言・主張し知的財産権を思いっきり侵害し自 滅するのを期待していたのですが。      未確認ですが。        乱文にて  草々


[3995] 無題 投稿者: 投稿日:2007/05/10(Thu) 18:52  

突然の書き込み失礼します。
買い物カゴや決済方法などが充実した業者を利用することにより、インターネットでの購読者数や販売量が大きく伸びることがあります。
兵頭師の絶版本や有料メルマガもそのような購入しやすさが必要と感じました。おすすめサイトをここに貼り付けておきます。
http://premium.mag2.com/
http://www.papy.co.jp/
検索すればすぐにわかるものではありますが、ご覧頂ければ幸いです。


[3994] Re:[3989] 無題 投稿者:管理人 投稿日:2007/05/10(Thu) 18:51  

どうも、こんにちは。
大阪は今日は雨、時々曇りです。

かさ 様>
はじめまして。
サイトご覧頂き有難うございます。
楽しんで頂けるのなら、それは私にとって、とても嬉しい事です。

それでは失礼します。


[3993] Re:[3990] 憲法新無効論と旧無効論 投稿者:熱烈読者 投稿日:2007/05/10(Thu) 07:22  

inosisi80様 枯山様

南出喜久治氏の現行憲法無効論は非常に興味深いですね。ただ、このサイトは見た目で、ちょっと引いてしまうのですが...。万人に受け入れられにくいデザインだと思うのは私だけでしょうか?

http://www.meix-net.or.jp/~minsen/

やはり開祖のおっしゃる通り、一般人を招き入れる「玄関&応接間」と本当の姿?である「奥の院」は姿形をはっきり分けるべきだと思います。

inosisi80さんに紹介していただいたサイトは、非常にわかりやすくまとめられていますね。


[3992] Re:[3990] 憲法新無効論と旧無効論 投稿者:枯山 投稿日:2007/05/10(Thu) 06:39  

inosisi80様

はじめまして枯山と申します。
まだ総てを見てはいないのですが、相当無効論について整理されているコンテンツにおどろかされました。この内容にまとめる力量に敬服いたします。

ところで憲法体系の図ですが、これは英米法の「法の支配」の概念から抜き出したものと理解しております。一番上位の憲法の根本規範が「コモンロー」に該当するもので、そこから下位概念たる「制定法」に優越するという図に読めますがそうした考えかたでよろしいでしょうか。

枯山


[3991] またサラっとスゴイ予想をしてくれますね。 投稿者:一読者 投稿日:2007/05/10(Thu) 00:59  

2007年05月08日の放送形式である。

 私は農耕機の話に興味はないので今回は話は退屈なだけか思ったが、一応精読してみるとやっぱり氏は私を驚かせてくれるスゴイ予想を文中にさり気無く埋め込んでくれていた。
 次に引用する文である。

>イラン周辺で戦争が始まれば、日本には「失業とエネルギー不足」というダブル危難が到来するだろう。
>燃料資源大国のロシアにはそれを止める理由はない。アメリカにもイスラエルを止める理由はない。

 この文は次のように読める。

>イスラエルがイラン(周辺)で戦争を始める可能性がある。
>戦争が始まればその影響は日本をエネルギー危機に陥らせるほどの規模になる。(今度は短期戦・局地戦ではない済まないということだろう)
>ロシアにとってエネルギー価格高騰は望ましく、よって戦争を望む。
>また、アメリカも戦争を容認する。

 イラン周辺に新たな戦争の火種があることは確かだろう。その鍵をイスラエルが握っているとするのも分かる。ロシアのことは正直よく分からないが、理屈は通っている。
 問題はアメリカの態度である。
 イスラエルを止める理由はない、などとサラリと書かれても困る。そこが一番重要なことである。
 イスラエルがイラン(周辺)相手に本格的な戦争を始めるということは、当然アメリカの参戦が前提にある。
 つまりアメリカがイスラエルの開戦を止めないということは、現在のイラク戦争をさらにイラン(周辺)まで広げるということである。
 ただでさえイラク撤退の世論が高まってる状態でなぜアメリカが新しい戦争を始めるなんてことを予想できるのだろうか?参戦の「大義」は?
 サラリと言われても困る。根拠をお聞かせ願いたいものである。


[3990] 憲法新無効論と旧無効論 投稿者:inosisi80 投稿日:2007/05/09(Wed) 13:42   <URL>

http://inosisi80.iza.ne.jp/blog/entry/125641/
はじめまして。
憲法無効論についてですが
小山氏の旧無効論、
南出氏の新無効論まとめいます。
参考にしてください。
http://blogs.yahoo.co.jp/inosisi650
(参考)渡部昇一vs南出喜久治 憲法無効論対談
http://hisazin-up.dyndns.org/up/src/32624.wmv


[3989] 無題 投稿者:かさ 投稿日:2007/05/09(Wed) 09:07  

管 理人様!このような素晴らしいサイトを最近知りました。ケータイの操作すら怪しい30歳男です。10年程前に兵頭先生を知った頃は、雑誌掲載の評論を遡っ て必死に図書館でコピーを繰り返したものであります。が!今やギターウルフを聴きながら缶ビールを一気飲みしてケータイでこちらのサイトを見るのが至福の 時間。ろくでもない奴です…。
先生は結婚されてたんですね。知らなかった…。これからも活用させてもらいます。管理人様、お体に気をつけて。暑い大阪…


[3988] 詭弁 投稿者:防衛兵 投稿日:2007/05/09(Wed) 00:07  

2ちゃんのコピペで恐縮ですが、最近このサイトが詭弁を弄す賊にあまりにも荒らされているので、魔除けとして貼っておきます。

以降こういった賊が現れたら徹底スルーで行きましょう。

【詭弁の見抜き方】
  1.事実に対して仮定を持ち出す
  2.ごくまれな反例をとりあげる
  3.自分に有利な将来像を予想する
  4.主観で決め付ける
  5.資料を示さず自論が支持されていると思わせる
  6.一見関係ありそうで関係ない話を始める
  7.陰謀であると力説する
  8.知能障害を起こす
  9.自分の見解を述べずに人格批判をする
  10.ありえない解決策を図る
  11.レッテル貼りをする
  12.決着した話を経緯を無視して蒸し返す
  13.勝利宣言をする
  14.細かい部分のミスを指摘し相手を無知と認識させる
  15.新しい概念が全て正しいのだとミスリードする


[3987] Re:[3986] [3984] 将に弱肉強食 投稿者:(^O^)風顛老人爺 投稿日:2007/05/07(Mon) 09:49  

> 拝啓 熱烈読者様 まさに弱肉強食の世界以外の何物でもございません。公共心とか思いやりとかいった生ちっろい言葉はどこにも存在しないのです。日本人は元気があるうちに、 ぜひあれを体験してもらいたいですね。私はもう、今となってはお金もらってもイヤですけどね...。

>うーむ、秩序・順番という習慣・概念そのものが存在しないのですね。 後輩に向こうで育った者がおりました、日本語は出来たのですがバス、電車の乗り降り 行列を作るのを訝しげに不思議そうに見ていたのを思いおこします。     草々



[3986] Re:[3984] 将に弱肉強食 投稿者:熱烈読者 投稿日:2007/05/07(Mon) 09:32  

風顛老人爺さま

私も大学時代に中国へ行って、その様子を体験しました。本当にバスから乗客が降りるのを待っていないんですよ。そんなのお構いなして、力ずくで押し込んじゃうんです。

で、バスは降りるに降りられない乗客たちの「降ろせー」の悲しい声を残したまま発車するのです。

まさに弱肉強食の世界以外の何物でもございません。公共心とか思いやりとかいった生ちっろい言葉はどこにも存在しないのです。日本人は元気があるうちに、ぜひあれを体験してもらいたいですね。私はもう、今となってはお金もらってもイヤですけどね...。


[3985] 正気に返られた・・・? 投稿者:一読者 投稿日:2007/05/06(Sun) 20:35  

2007年05月06日 放送形式である。「オイ、他人のこと言えんのかよ!」とはアメリカ人に向けた言ととれるが、氏がアメリカに対してそう言う感性を未だ残していることに一抹の安堵を覚えた。
 <程度の低い>日本の漫画&アニメが宣伝上大きな武器足り得ることは氏の指摘を待つまでもないが、松田氏の打った宣伝戦術をヒトラーを引き合いにしてコキ下ろす前にご自分の提唱する"戦術"について、同じ観点から検証してみられるのがよろしかろう。
 なお、F22装備の必要性について「韓国に対抗するため」とする視点は目新しく、参考になった。


[3984] 将に弱肉強食 投稿者:(^O^)風顛老人爺 投稿日:2007/05/06(Sun) 12:47  

拝啓、千葉の一門弟様 お名前を間違えました、申し訳ありません。         連レスとなります、シナは電車に乗る時には 列を作らず押し合いへし合い乗り込む、と。 年寄りにも譲りませんが、年寄りも負けじと杖を振るい乗り込む、と。           草々




[3983] Re:[3981] [3974] [3973] 儒教国と人身売買 投稿者:(^O^)風顛老人爺 投稿日:2007/05/06(Sun) 11:55  

> 拝啓、千葉の門弟様 シナには是非とも偽ディズニーランドを 我がシナのオリジナルである絶対に と北京五輪・上海万博前に大いに宣伝し自爆して貰いたい です。   シナの治安に関しては年間に10万人銃殺と公式発表されていますが実際にはその10倍は銃殺しているらしいです、これでは日本の刑務所はホテ ルか療養に来たように感じてしまいます、働けば少額なりとも報酬も出ますから。 知人の実体験者から側聞するに栃木県の確か宇都宮刑務所は福健からのシナ人受刑者が多数居ます。 なぜか日本人受刑者と違い日々楽しそうた、と。 普段の生活水準がまるっきり違うみたいです、刑務所の中とはいえ屋根があり三食食べれて 病院にも無料で 行ける、制限があれどもテレビも見れば風呂もある同郷の仲間も沢山居る、と。 日本の税金でシナ人犯罪者を養成増やして居るのと同じた、と。 実際に刑務 所内で新たに悪党仲間を見つけ立派な悪人となり累犯を重ねて行く者が大部分殆んどだ、そうです。       話題変わって、つんく氏はアイドルを嫁さん にした小室・秋元両氏と違い真面目な方らしいです、但しあの業界においてはアイドルに限らず女性芸能人に手を付けるのは当たり前であり 結婚した両氏は真 面目で良心的な部類らしいです。     私に前記のエピソードを話してくれた人は芸能界のその類いの馬鹿馬鹿しいところが嫌になり止めました。 モーニ ング娘を搾取・ピンはねして上手くコントロールするにはメンバーの誰かを嫁さんにするのは有効な方法だ、とも。

芸能界の常 識は世間の非常識であり つんく氏が有名になり売れっ子になってもスポンサーや仕事仲間、とくに女性からの評判が良いのはその真面目な人柄とアイドルに手 を付けない点が何より好感を持たれている、と。      伝聞で実際の見聞ではありませんが。       前の伝で行きますと、シナの常識 世界の非 常識であり 前記のシナ通の友人は育ちがいいので シナの生命力が溢れている有様を好きになりシナ贔屓になりつつありますが 私はシナは火星か木星みたい な完全な異世界であり家来の朝鮮半島共々日本に迷惑を掛けずに自滅して貰いたいです。 民主化すればと夢想する方も居ますがあの領土では推定16億を越え る人間を養えないので扇動政治家・まさしくヒットラーの尻尾が出現すると確信しております。  長文乱文にて  草々


[3982] 了解いたしました。 投稿者:ヒロ 投稿日:2007/05/06(Sun) 08:40  

管理人さま>

確かにそうですね。
すみません。助言ありがとうございます。
もしかしたら、GW中というのが原因かもしれないですが。。。。

確認してみます。ありがとうございました。


[3981] Re:[3974] [3973] 儒教国と人身売買 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/05/06(Sun) 03:00  

風顛老人爺さま

> シナ通の友人に言わせると 「弱い人は生きていけない、殺されてしまう。」とそれが当たり前である、と。

それは凄まじいですね。韓国がおかしくなってるのも、シナへの恐怖感が大きそうですね。
投げやりな偽ディズニーキャラは、笑える所もありますが。連中が暴走して偽ディズニーキャラを「クレヨンしんちゃん」みたいに勝手に商標登録してくれたら、アメリカがまた怒ってホワプロがやりやすくなりますね。    


[3980] Re:[3979] 読書余論について 投稿者:管理人 投稿日:2007/05/05(Sat) 21:11  

こんばんは。

ヒロ 様>

こんばんは。
ココは本当に有難い事に、コンテンツ[〜放送形式]や[資料庫]などあって[半公式サイト]なんですが、
出来た最初から今も、基本的には兵頭ファンの私個人が勝手にやってるサイトなのです。


ですから、そういう御質問は、武道通信様の掲示板やメールでされた方が、より良い回答が得られると思います。
(もう既にされてましたら、失礼ですが)
でも、e-mailは合ってらっしゃるようですのに、なぜでしょうね。

武道通信
http://www.budotusin.com

それでは、失礼します。


[3979] 読書余論について 投稿者:ヒロ 投稿日:2007/05/05(Sat) 19:32  

兵頭二十八私塾、読書余論を是非購読したいと考えているのですがいくつか質問させて頂きたいです。武道通信のHP上にあるメールに購読希望を申し込んだのですが全く返事がありません。かれこれ八日前ほどに送信したのですが、返信がない状況です。

sugiyama@budotusin.com

このアドレスに送りました。

何か問題があるのでしょうか。

購読希望の旨と氏名、メールアドレスを記載したのですが・・・・・


[3978] Re:[3977] [3976] 推定有効 投稿者: 投稿日:2007/05/05(Sat) 19:15  

>
枯山様

御解答感謝いたします。
「有効の推定を受ける」について具体例を挙げていただいたため理解することが出来ました。

問題となる事項に適用すべき条文が見当たらない時、その問題に適用すべきほう規範を既存の法規から借用する、と言う意味での「類推適用」とは同定できないようですね。

善意と言うのは法律用語で、仮想例で言うところのギャングの脅迫によって売却されたことを知らなかった、という意味でしょうから、日本国民はマック法時代のおいしいところを頂きつつ明治憲法を復活させれる訳ですか。






[3977] Re:[3976] 推定有効 投稿者:枯山 投稿日:2007/05/05(Sat) 08:39  

棗様

推定有効ですが、私が端折ってしまったためで正確に言えば「有効の推定を受ける」となります。

こ の考え方は民法における「契約」の概念でよく出てくる、強迫や詐欺による無効な契約が、何らかの理由で長期間に亘ってしまい、法律上の「善意の第三者」が その契約に関わってしまった場合を指します。これは「善意の第三者」を保護するために契約が無効と確認されるまでの期間に発生した利益については、その契 約を「有効の推定を受け」て保護を受けるという考え方から来ています。

仮想例を挙げるとこうなります。
美術館Aが絵画Bを所持し ていたが、ギャングCが美術館Aを強迫して絵画Bを「善意の第三者」たる美術館Dに売却させました。ギャングCは美術館Aに対して長期に亘って影響力を保 持していた為に、本来は無効な契約が続いてしまったという状況です。そのため美術館Dはこの絵画Bを使用して展覧会を開催したり、その他の美術館に貸出し て利益を受けることもありました。ところがある日にギャングCが壊滅し、美術館Aは自由意志を取戻して絵画Bの売買契約の無効確認を行い、原状回復措置と して美術館Dに対して美術品Bの返還を請求は勿論当然の権利ですが、その間に美術品Bから発生した利益については美術館Dのものとして有効となるという理 由です。

枯山


[3976] 推定有効 投稿者: 投稿日:2007/05/04(Fri) 17:22  

枯山様

すごい興味を惹かれる言葉ですけど、類推適用、類推解釈と同じ概念でしょうか。


[3975] 四千年の謀略伝統の片鱗 投稿者:MUTI 投稿日:2007/05/04(Fri) 14:09  

以下のニュース、
http://news.www.infoseek.co.jp/search/story/20070501afpAFP012207/%25A5%25AB%25A5%25CA%25A5%25C0%2B%25C3%25E6%25B9%25F1/

例によって日本ではほとんど報道されないわけです。

最新の「諸君」
http://www.bunshun.co.jp/mag/shokun/index.htm
の記事、
「国家情報論 21世紀日本生存の条件(20)
日本の最高機密を狙う「軍事大国・中国」の黒い影 中西輝政」
は、今月も大変興味深い内容でしたが、これを踏まえると
意義深さが増す様に思われます。

(某所で、赤坂界隈に北鮮系の風俗嬢が経済制裁発動後ふえている、という話を聞いたのですが、本当でしょうか?)


[3974] Re:[3973] 儒教国と人身売買 投稿者:(^O^)風顛老人爺 投稿日:2007/05/04(Fri) 11:52  

>> 拝啓、千葉の一門弟様。 シナこと中国の知的財産権侵害は想像を絶するものと側聞します。      シナ通の友人に言わせると 「弱い人は生きていけな い、殺されてしまう。」とそれが当たり前である、と。         北京の偽ディズニーランドの厚顔無恥、更には海賊版偽物の著しい横行がそれを証明 していると考えております。
外国人というより火星人と考えた方がよいと痛感しています。        乱文にて  草々


[3973] 儒教国と人身売買 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/05/04(Fri) 05:22  

聞 いた話なんですが、「モーニング娘」などをプロデュースしているつんく氏が、同じ音楽プロデューサーの小室哲也、秋元康両氏と対談した際に、二人から 「モーニング娘の誰かを嫁にしろ」と強く勧められ、つんく氏は「そういうことは恥ずかしい事と考えている」と答えたそうです。

ちなみに小室哲也と秋元康は、どちらも自分がプロデュースしたアイドルと結婚しています。

また、あるお笑い芸人がつんく氏に「あんなにかわいい女の子達に囲まれていて、おかしな気分にならないか」と聞いた時は、つんく氏が「親御さんから大切なお子さんを預かってるのに、とてもそんな気にはなれない」と答え、お笑い芸人は心底意外そうにしていたそうです。

このつんく氏の良識ある態度が、かえって一部業界のモラルの低さを表していると思います。

ジャニーズなど昔から性的虐待疑惑が言われていて、ニューズウィークに突付かれた事もあるのに、警察の手入れが入らないのは不思議です。

どうも、「見返りに莫大な金が稼げる」「直接的な暴力はない」といった事が、人身売買的行為の免罪符になっているようです。

他の先進国の売春が、本当に建前は自由交渉主義ならば、この日本人は疑問に感じない現在の風俗が、シナの宣伝の道具になるかもしれません。
日本の男は女性と「交渉」する文化がないのに、女性だけ解放されたから二次ヲタとかが多いのかなあとも思えます。

これまでの儒教国的な(?)人間を商品扱いするような人身売買行為は、もう通じなくなる可能性が高いですね。
ホワイトプロパガンダは各国の文化の違いにも配慮する必要があります。

シナは日本の比ではない人身売買大国とはいえ、一応共産国だけあって表向き売春は禁止されてますからねえ。

しかし、シナのデタラメなコピー商品の氾濫(NECと同じ名前の企業がある、北京には偽ディズニーランド)を見ると、あの国の無法さは底なしと感じるとともに、それをろくに批判しない日本の大手メディアは、つくづくもう終わってると思います。







[3972] Re:[3958] 表現者(続) 投稿者:管理人 投稿日:2007/05/03(Thu) 21:15  

こんばんは。
大阪は天気が良い日が多くて喜ばしいです。
休暇中の方は、どうか良い休暇をお過ごし下さいませ。

枯山様>

毎回、お礼の言葉しか返せず恐縮です。
ワークリストが大きくなると、私は嬉しいのです。
本当に有難うございます。

それでは、失礼します。


[3971] 「日本国憲法」無効論 投稿者:枯山 投稿日:2007/05/03(Thu) 18:44  

本日は「憲法記念日」だそうなので、この前読みました小山常美氏と南出喜久治氏の著作を読んだ雑感です。

この両者の論から旧「日本国憲法無効論」の弱点でもあった戦後からの行政・司法を含む法律行為をどう整合化させるかについて「推定有効」という概念を用いて、過去の法律行為の継続性を保障して、我国の法の支配の安定性を考慮されています。

ま た占領下の「憲法改正」は、帝国憲法75条からの類推から見て間違いなく憲法違反という指摘と、占領期のプレスコードにおける国内言論の自由意志の欠如並 びに、公職追放を背景とした憲法改正小委員会議事録から判明した、GHQの逐次「指令」による国会の自由意志の欠如を加味すれば「日本国憲法」が法として 無効であり。その「憲法」を改正するというのは我国の法の支配にとり自殺行為でしかないという論立てには首肯できるものがあります。

また南出氏の著作を読むと、こうした「日本国憲法成立」経緯を殆ど「右翼」が知らなで済まそうという態度を嘆いているのが深く印象に残りました。


[3970] まともに相手をする必要があるのか? 投稿者:一読者 投稿日:2007/05/03(Thu) 17:52  

 ガチンコ氏が去ってからどれくらい経ったか忘れたが、いよいよ私もバカらしくなってきた。
 例えば2007年05月01日の放送形式である。

>北京の反日宣伝総司令部が、とうとう気付いてしまった。わが国への間接侵略に対抗する防衛上の孤塁であった「日本警察」の弱点部を!


↑こういうのを読んで門弟さん方は真面目に焦ったり、危機感を覚えたりするのだろうか?

>日本の警察が米国政府からこれまで受けて来られた高い評価(それはなんと外務省よりも高かった)

↑これを読んで真面目に「へぇー、日本警察ってすごいんだー」と感心するのだろうか?

 ハタから見れば随分滑稽に映る。
 奇抜な新説を次々と断定調で述べる彼はどれほど偉くて賢い人なのだろうか?
 おかしいものをおかしいと指摘するだけで「おかしいのはお前のほうだ」と大真面目に返してくる「門弟」とは何なのだろうか?
 
 学べる部分も一部にはある。また、一種の娯楽として観察する分には悪くないと思う。奇抜な予測が当った暁には拍手も送ろうぞ。
 だが、彼の説を真に受けるのだけはやめるべきだ。細かいところではなく、大筋でおかしい。

> 中西輝政先生。情報、情報と強調なさっていますが、その前に、ヤクザのかけひきってやつを勉強した方がいいですよ。
>あなたが「北鮮も核武装している」と真顔でお書きになる度に、日本は米国のパワー・エリートから蔭で哂い者となるんですぜ。
>それが回りまわって、シナから日本が舐められる一因となるんです。




[3969] 軍師の言に乗っかって 投稿者:MUTI 投稿日:2007/05/02(Wed) 17:52  

以下によりますと、
http://my.shadow-city.jp/?eid=420307
>中国人もたまには良い事をする。で、話題になっているのが百度というサイトの日本語版なんだが、とりあえず検索サイトなんだけどね。ここが、エロ画像集めには最適だと評判なのだ。

軍師の言に乗っかってこの件を見ますと、
中共による情報資料収集のための手段である可能性があります。

たとえば、上記のページの管理人殿、
>プロは「asian girl」「asian porn」「asian babe」といった言葉で検索するものなんだよ、

と書いておられますが、
このページの掲載前の時間帯、日本国内から上記の言葉で検索した端末のIPなどはある程度絞れるのではないでしょうか?

中共は表の世界、裏の世界双方から、
広く浅く大量に情報資料を収集し、
その中から有意義なものに「あたり」を付ける能力が高いといいます。
(「人民の海」のうわさ話の中で情報活動をしていた歴史によるのでしょうか?)

これに加えて、
チャイナ国内ネット検閲で西側から導入した
検閲システムの方法をうまく使ってデータを絞り込み、
従来方法(人海戦術による潜入・盗聴・傍受等)と
組み合わせる、と言ったことを模索しているのかも知れません。


[3968] 結局 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/05/02(Wed) 04:41  

[3955]に荒らしの本音が言い表されてますね。

イラクのフセインはクウェートに侵攻し、湾岸戦争の敗戦を認めず、ブッシュ前大統領の暗殺を企み、北鮮すら弔意を示した同時テロの時に「アメリカが悪い」と言って、最後にやられてしまいました。
アメリカは「大量破壊兵器がなくてすまなかった」と謝罪するかわりに、フセインを吊るしました。
湾岸戦争前のイラクは小国というより軍事大国のイメージだったと思いますが。

これをもって、他の小国も全てイラクと同じ目にあわされる家畜である、という被害妄想に満ちた発想が、社会の大多数から支持されることはないでしょう。

世界の小国が、チベットやかつてのポーランドにならないようにするために、国際法や集団安全保障が存在します。

兵頭流軍学とは、軍事強国や利権マフィア集団から個人の「自由」や「権力(飢餓と不慮死からの遠さ)」を守るためのもので、基本的には政治的弱者の味方です。(甘え、タカリは許しませんが。)

だからこそ解同機関紙「あけぼの」からすら、軍師は執筆を依頼されるのですが、社会党系左翼や朝鮮人は全く理解できないんでしょうね。

これで荒らしへ反応するのは最後にします。兵頭師が仰る風俗問題に関しては、自分も思うところが少しだけあります。


[3967] 風俗文化@宣伝戦 投稿者:IMACOT 投稿日:2007/05/01(Tue) 23:11  

こう申しては何でありますが、
兵頭先生の予想が結果的にデムパであるのがよいのか、
それともそうでないのがよいのか、むずかしいところです。

暴力団とか(もちろん在日団体も)の資金源だろうし、そういう意味では壊滅してくれるのは悪い話じゃない。
ダンサーとかの名目で安易にビザ発給するのは止めるべきですが、その方面とズブズブだと難しかったわけで、その辺も解消できればです。


[3966] 話に割り込むようで申し訳ありませんが 投稿者:柿太郎 投稿日:2007/05/01(Tue) 03:06  

ところで、最近ヤフーで「核武装」と検索してみると、日本共産党発行の「赤旗」のweb記事がトップに来ていますね。以前はWikiの「核武装論」であったり、朱斑羽様主宰の「月刊核武装論」であったりしたものですが・・・

この現象は裏を返せば、左翼陣営が「核武装」の実現にリアリティを感じている間接的な証拠ですかね?

実 際、何ヶ月か前の「核武装」を議題とした「朝まで生テレビ」で最後に発表された視聴者アンケートでも、核保有を支持する人がそうでない人を上回っていまし たから。出演者一同は、その結果に大慌てで反論していましたがね(その慌てぶりがおかしかったです(^m^ )クスッ )


[3965] Re:[3962] おかげさまで、だいぶ元気になりました。 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/30(Mon) 19:50   <URL>

人のいったことを逆手に取ったつもりかな?おめでたいな。

「横田喜三郎なんてしいらない」って言ったのは君ですぞ。
ほんとに呆れて、忠告しに来た人も帰っちゃったよ。勝利宣言する?
でも以後はキミのカキコはみんなレスしないと思うよ。一人で生きていくんだな。

神も哀れむ低脳ぶりだぜ。



[3964] Re:[3963] 追伸 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/30(Mon) 19:47   <URL>

>「至急」で頼む。

またやってるなWW
自分で調べな、居直り野郎。


[3963] 追伸 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/30(Mon) 19:45  

>辻褄くん

 アメリカがイラク戦争について人道介入を主張したという根拠のほうだけでも見つからんかね。(ホーチミントレイルはもうどうでもいいや)
 それが本当ならば、いよいよアメリカという国もやばいかも知れん。これ重要なことだから「至急」で頼む。


[3962] おかげさまで、だいぶ元気になりました。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/30(Mon) 19:39  

>辻褄くん

 今、国際法に基づいて議論しているのだ。「侵略の定義」などもすべて国際法用語として使用しておる。違法・合法とはそういうことだ。
 今、問題になっているのはパリ不戦条約のことだが、それだけでは知識として不十分だ。少なくとも「ロカルノ条約議事録」や国際法学者横田喜三郎氏の学説、英米法に関する一般的な知識がなければ議論に参加する資格はないと知りたまえ。
 
 >茄子くん

 真珠湾は該当するが、イラク・ベトナムは外れるような「侵略の定義」を君自身が創造してみたまえ。難しいぞー?
 
 「侵略とは計画に基づいた先制攻撃である」なんてチャチなものは通用しないことを付け加えておく。

>日本の法学者でも横田喜三郎、すなわち戦前の自由主義的法学者は、侵略の定義について、計画にもとづいた先制攻撃だとして、戦争を仕掛けることが違法になったと書いています。(辻褄 2007/04/27(Fri) 09:56)




[3961] 無題 投稿者:茄子 投稿日:2007/04/30(Mon) 19:00  

無垢な小国・日本帝国が無道な大国・米国に騙され弄ばれて
戦争に引きずり込まれたのだ。
こう彼は言ってるのでしょうか?
無理じゃね?


[3960] 無題 投稿者:辻褄 投稿日:2007/04/30(Mon) 17:10  

ペルソナ・ングラータ様 棗様 困ぺい糖さま

私は、イマジナリーを働かせて、つまり普通の想像の一歩先を行くもの読んだりすることは好きなんですが、源氏物語をヤフーの検索にかけて、理解した気になる人物といつまでもつきあってもしょうがないですな。

バカな意見の持ち主は、いつまでもわからないからそうなってしまい、社会党員は2%まで支持率が落ちても、自分たちの意見を改めません。

ただ愚か者は、万人が「これはバカな意見の持ち主だ」と理解できることを云うものです。

@「問題はそのルールで過去および現在および将来のアメリカの戦争をうまく合法化できるか」
A「おそらく将来のアメリカの戦争をすべて合法化できるだろう」

「戦争の合法化」って何?バカだよ。

やめた。バカの質問に答えるの。




[3959] 少し元気になりました。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/30(Mon) 16:45  

>ペルソナくん

 「侵略行為」と「侵略戦争」の違い、「条約違反」と「違法」違いを私が理解していなかったから君と話が噛み合わなかったというのだね。そうかね。ふーん。

>日本は、アメリカが日本に対する権益と地域の安全に対していかに脅威だったか、を、まず証明するべき(ペルソナ)

 これを証明するのに禁油や援蒋が大いに重要だと私は考えるのだが。とにかく君が私とまったく別の考えを持っていることは分かった。
 それにしても君も軍事的挑発という言葉を使うんだねぇ。イラクやベトナムもアメリカに対して軍事的挑発をしたから先制されたのかね?

>辻褄くん

 簡単には見つかりそうにないかね?人道介入とトレイルの件。
 追伸:君は「戦略の定義」を後で修正したが、それが決定版なんだろうねぇ。これは国際法上の問題なんだよ。あまりコロコロと変えられては困る。


[3958] 表現者(続) 投稿者:枯山 投稿日:2007/04/30(Mon) 16:06  

管理人様

今回の表現者は特別寄稿もありますのでそちらも紹介いたします。「イスラエルの手詰まりと日本の道」(p.58〜61)です。

お読みになる際の御注意。
※・・・ 私注
○・・・ 引用
無印・・・ 私(枯山)の意訳

もしもシナ政府が1986年から核爆弾製造技術をイスラム教国のパキスタンへ渡して便宜を図る歴史暴挙がなければイラクの話など日本には実にどうでもよい話だったろう。

この核兵器が西側世界の大都市に自爆旅客機として秩序空間破壊をするおそれが一気に現実味を帯びた、また2001年9月のNYの事件から誰もこの事態を楽観することが出来なくなった。
※このNY事件を期にして我国の「宥和外交」を終わらせるきっかけ(親支・朝鮮の政治家のパージ開始)となった、小泉前総理は「危機に対する便乗」が出来る政治家であり、残念ながら安部総理にこれが欠けているのが、最大の弱点である。

アメリカは、イラクがイスラエルの空爆によりプルトニウム生産炉が粉砕したので安心してしまい、偵察衛星を過信したためにウラン爆縮式の地下工場の存在を見逃すという大失態を犯す。この反動からイラクが「地下施設」で原爆を拵えるという猜疑が過激に高められた。
※プルトニウム型原爆は材料生成上の過程でどうしても原子炉を一度稼動させる必要がある。これが開発の秘匿を難しくしているが、ウラン型原爆ならば原子炉を動かす必要がないためにプルトニウム型に比較して秘匿性が高いということである。

1991 年の湾岸戦争と2003年の米軍イラク作戦の間は「平時」と言えず「長期事変」状態であり、米軍軍用機はイラク上空をパトロールして、イラク軍機が勝手な 移動を図れば問答無用で撃墜し、イラク政府軍陣地がそうした米軍用機を地対空ミサイルで狙い撃つたびに「報復空爆」を実行していたのである。
※満州事変や支那事変という経験を持つ我国でもそうだが、時間の経過とともに当事国以外は案外こうした「緊張感がある休戦」が存在すること事態が理解されなくなってしまう事がある。

パ キスタンより確実に”リッチ”なイラクが、13年にも及ぶ「事変中」に原爆開発を行う可能性に対する危惧と、1993年の父親のブッシュ大統領暗殺未遂事 件という自国元首にたいするテロに対して断固落とし前をつけるという欲求に、大国の安全保障に対しての「位勝ち」を回復を計ろうという思惑から「9・ 11」から2003年の全イラク占領作戦が発動された。
※案の上余りに遅い報復を行ったために、イラク作戦は大非難を浴びることとなった、自国がテロルにかけられた場合において指導者が「即時報復」を行わないのは「百害あって一利なし」の好例。

ア メリカ人は次のことを悟りつつある。@空軍だけでユーラシア紛争管理は不可、A陸軍強化による紛争管理は理論上可能だが米国民のキャラクターからみて現実 味がない。そこでここから未来予測として@支那・中東に対する「封じ込め」戦略検討、A日本が西太平洋地区でイスラエルと同様の役割を果たすという構想、 Bアメリカが日本に改憲/廃憲を迫る、C@〜Bをシナ政府は対米宣伝機関を用いて2008年の大統領選挙に向けて反対すること


さて、別冊正論で、兵頭氏が廃憲を論じていますが、是非小山常美氏の憲法論の著作を1冊でよいので併読されるのと、余裕があれば中川八洋氏の『正統の憲法 バークの哲学』を読まれるとより兵頭氏の論が理解できると思われます。

枯山


[3957] あんまり深く入り込むと 投稿者: 投稿日:2007/04/30(Mon) 16:04  

日本が契丹に介入して、夷荻化したように逆感化されて秩序が崩壊しそう。

兵頭軍学流に対抗不能性評価しても、向こうの反論もどきのための制限時間が規定できない以上、永久に「詰む」ことが出来ないはず。

って言うか、訂正なんですけど集中の後、展開じゃなくて開進だった・・・。




[3956] 病んでますな。 投稿者:ペルソナ・ングラータ 投稿日:2007/04/30(Mon) 15:12  

結 局、外交用語やそのシステムを理解できない(歴史も理解できない)人(数人?)なのでしょう。私の話も勝手に曲解されているようですな。そもそも、「侵略 行為」と「侵略戦争」の差を、ここまで言われても理解できて無いでしょう。もちろん本もまったく読んでいないでしょう。

「違法」とか、「合法化」とかについてこだわること自体、私は歴史と外交を理解するために使う事にはあまりお薦めしません。外交関係の基礎は「承認」と「支持表明」です。先制攻撃は「違法」というより「条約違反」なのでしょう。非難される対象であることは確かですが。

「自 衛宣言」もまったく理解して無いようですが、「(軍事的)挑発」が無いんですから、「(自国に対する)侵略者が無い」のに先制攻撃を仕掛ける、って意味に なるでしょ。そりゃまさに侵略者ですがな。身の危険も感じず、勝手に第三者を殴るようなものです。(そして、実際に挑発があれば「宣言」も必要ない)

大 国や軍事強国が、自国の軍事力に頼って好き勝手に国境線を変えさせないためのシステムから始まったのが「侵略」とか「現状」云々の国際法の概念なんですけ ど、正反対に理解する人間がいるのが面白いですね。外交手段である経済制裁が開戦理由になる、というのも似たようなもんで、北朝鮮レベルの脳以外、不可能 ですな。

良い天気ですから、理解できない事なんかはほったらかして、イモでも掘りにいけばいいんじゃないですかね。

私は部外者ですから、ここで退場します。皆様、お疲れ様です。


[3955] 疲れてます。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/30(Mon) 09:30  

>>金平糖くん
 キミは頭を使わない男だねぇ。
 自衛宣言なしに日本が奇襲を仕掛けたのは歴史的事実。動きはせん。「自衛宣言なしの先制は違法」と決めれば真珠湾は違法と確定する。

 問題はそのルールで過去および現在および将来のアメリカの戦争をうまく合法化できるか、だ。
 ただの「先制は違法」じゃ相当つらいことはキミ達が身をもって知っていることだろう。

 「騒いだ後の先制ならOK」というルールを追加することによってベトナムもイラクも合法化できる。ベトナムでは「ドミノ理論」で騒いだし、イラクも「大量破壊兵器」を騒いだ。騒ぐ内容は問わないという点がミソだ。

 そしておそらく将来のアメリカの戦争をすべて合法化できるだろう。
 アメリカからワケの分からない難くせをつけられても、今回のイラクのように普通は何もできない。
 小国はただ「侵略者」のレッテルを貼られたあと、アメリカに屠殺されるのを待つだけの家畜だ。
 一方、弱者がアメリカに刃向かう場合かならず黙ってやる。理由はキミが言ったことだ。
 背景にどんな切実な事情があろうとも、それは侵略とみなされる。負けた後は当然、侵略者として処分されるのだ。

 兵頭氏が思いついた理想の「定義」だ。放送形式<繰り返し>を読んだあと、キミ達門弟もありがたく使わせてもらってはどうなのかね?

>>辻褄
 
 URLは無理かね?


[3954] 辻褄殿 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/30(Mon) 09:04   <URL>

莫迦が徒党は正しいかもしれません。
第一、一連の書き込みには当時の人間がどう考え、どう行動したか、という人間に対する眼差しがまったくない。中学生のオカルト研究会の駄弁りレベルです。
これは歴史や現代を語る上で致命的でしょう。

連休中ヒマだったら、こんなにいい天気なんだし、徳川埋蔵金でも探しに行けばいいんですよね。


[3953] 読んでない一読者? 投稿者:辻褄 投稿日:2007/04/30(Mon) 08:21  

みなさん

一読者というのは「読んでいない者」なのにもかかわらず、こう自称しているようだ。でも、同じ書き手かね?同じようなバカが何人もいる、は信じられなかったが、バカが集まってグループをつくる可能性は濃いよね。

ともあれ、軍師の本を読んでいないを認めながら、サイト上の隻言片句を取り上げ、「意味わからない(フリか本当にバカのせいか意味不明)」と書き込むというのはどこか異常だよね。


[3952] ちょっとおもふ 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/30(Mon) 07:24   <URL>

去年、小泉首相が靖国に参った丁度同じ日時に、靖国大鳥居の前でバスから降りようとして周りにカサでボコられて遁走したメット姿の左翼がいたよな。
彼らの「機関紙」(といえるかどうか)じゃ、果敢に突撃して大勝利したことになってるらすい。

あんたもそのクチか?脳内大勝利のスコアでもどこかに得々とカキコしてるのかなあ?坊や。


[3951] ひとのなまえくらいちゃんとかこうね 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/30(Mon) 06:50   <URL>

どこがアメリカ有利なんすかあ?せんせえ。

アメリカが日本に楽勝だとアメリカ政府や軍のどのお方がいつ言ったり思ったりしたんすかァ?

連合艦隊一ひねりだっつうことをアメリカが認識したのは戦間期以前のいつすかァ?

あと知恵(それも思いっきり質の悪い奴)ばかり鵜呑みにしてるからこういう面白電波を言うようになるんだよ。

「当時」人がどう思ったかが、実際はどうだったかが重要なんだろうが。キミの2007年4月末における見解で全ての議論が成り立つなんて、おまいさんはネ申かよ(wwww

言っておくが茶化しじゃないからな。
宿題また追加!!!


[3950] 疲れますね。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/29(Sun) 21:53  

簡潔に。
>>金平糖くん

 だからアメリカに有利なルールなんじゃないか。わけの分からん自衛宣言なんかされたって小国はどうしようもない。アメリカはその時点で相手を潰せる。
 考えたまえ。

>>辻褄くん

 悪いけど君の文は混乱していてワケが分からん。どこかまとまってるURLを示してくれ。以下の二点。

「ホーチミントレイル設定が北ベトナムによる対米先制攻撃となるとする根拠」

「米国がイラク戦争が人道介入だと主張したとする根拠」

 悪いがそんなもの寡聞にして聞かん。とても信じられないよ。検索しても「イラク戦争 大量破壊兵器」ならいくらでもhitするが、「イラク戦争 人道介入」では一つもまともにhitせん。とにかく、君と話しても埒があかんからまとまってるサイトを頼む。
 
 国際刑事裁判所については特に解読不能だ。
「国際刑事裁判所 侵略の罪 定義」で検索すれば未定義だと分かるからやってくれ。

>「自存自衛」だと宣言して、先制攻撃=戦争開始すれば、その戦争は当該国の侵略戦争でなくなるの?

 その通りだ。アメリカと君たちにとっては夢のような「侵略の定義」の誕生だよ。それを主張しているのは兵頭氏だから「繰り返し」を読んだ後、なお疑問があれば彼へ。

 侵略の定義について「例外」が4つあると言う話ははじめて聞いた。「国連決議」と「休戦協定違反」は説明しなくていい。最近、合法化されたという「人道介入」についてもいい。
 ただ一つ、「軍事挑発」の定義は?これも「ロカルノ条約議事録」にあるのか?

>ペルソナ君


>決して先制攻撃の全てが悪ではなく・・・
>日本は、アメリカが日本に対する権益と地域の安全に対していかに脅威だったか、を、まず証明するべき・・・

 証明すれば日本の先制攻撃も悪ではなくなると言うのだろう?とりあえずそれで合格だ。一等まともだよ。

>「現状維持」は「自存自衛」と同じ

 現状維持してたら衰弱死してしまう状況を考えてごらん。
「経済制裁は許されている」こんな理屈は国家の生存権の前では塵に斉しい。パリ不戦条約だの侵略の定義なんぞと同様な。
 君も日本人なら日本の生存権を考えるときあまりこれを軽視する態度は慎みたまえ。


[3949] Re:[3943] 軍師豹変す。置き去りの門弟哀れ。 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/29(Sun) 20:11   <URL>

読解力皆無な人には言われたかないな。
それにまた間違ってるし(ww

いいかね、「日本」がアメリカとの戦争を決意したんだぞ。
そしてそうしようと言う経緯は軍師の「東京裁判の謎を解く」にもあるように、先制奇襲をやれば勝てると思ったから始めたんだよ。つまり日本の開戦決意は先制奇襲とセットだ。

ところがキミはまず自衛宣言をしなさいというのかね?敵の寝込みを襲おうというときにわざわざ鉦太鼓付きで「自衛戦争しますよしますよ」と当時の日本政府が白昼叫ぶかよ。
そんなことやりゃ、南雲艦隊はダイヤモンドヘッドのはるか先で返り討ちになっちまうぞ。さあ、どうする?

空想と妄想(ああ、キミの場合同じか)ばかりで事実に則って順序だてて考えるということが出来ないからこういう馬脚を顕すことになる。辻褄さんが言ってたが、自衛戦争云々なんて東京裁判の弁護団すらドン引きするような奇説だったんだよ。

なぜかよおく考えてご覧。つまり東條がなんでアメリカを侵略者呼ばわり出来なかったをさ。話はまずそれからだ。


さてじゃんじゃん督促するが、ベトナム、イラクに対する説明はキミは揚げ足取り以外の説明がないよね。また侵略についても以下同文。

人道支援の治安出兵は人の命が先進国では高くなっている昨今、恥ずかしいどころかみんな胸張ってやれることだよ。


[3948] 参考までに・・・ 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/04/29(Sun) 19:49  

アメリカ議会決議の対シナの例(2000〜)です。

2000年、米上院でラサ蜂起を記念する決議案を可決。
2002年、米上院でトゥルク・テンジン・デレク及びチベット人政治囚の釈放を要求する決議を可決。
2004年、米下院で人権侵害についてシナを非難する決議案を可決。
2005年、米下院でシナ強制労働制度を譴責する決議案を可決。
2005年、米下院で反国家分裂法を非難し政府に適切な措置をとるよう求める決議を可決。
2006年、米下院で中共当局が宗教に対する迫害が日増しにエスカレートした事を非難する決議案が可決。
2006年、米下院で1989年天安門事件の犠牲者に対する敬意を払うことを求める決議案を可決。
2006年、中共政府は権限を与えられずにカトリック教の主教を勝手に任命した事を非難する決議案が可決。

http://www.tibethouse.jp/news_release/2004/041207_usa.html


[3947] Re:[3933] 罵詈雑言の類いが増えて来ました。 投稿者:辻褄 投稿日:2007/04/29(Sun) 19:39  

一読者殿

あ なた脳ミソ腐ってない?軍師はこれらのことを『東京裁判の謎を解く』と関連して書いているんだよね。著作のある人について、「隻言片句」じゃなくて、全部 読んでで論じなきゃ。真珠湾直前で、せめて「外交的演技」ぐらいはやるべきだった、と軍師は主張している。やらないより「タダ」だからやった方がいいで しょう?やらないというのは、まともな国の中ではやはり異常なんだよね。朝鮮戦争で金日成は羅津半島で暴動を起し、その救援だとか、俺たちは攻められたと か、つべこべいい、当時の日共は真顔で、北侵への対抗と主張したんだよ。どうして、アメリカ(傀儡)の侵略だと金日成は言い張ったのかね?考えたことあ る?

ベトナム戦争について、せっかく書いてやったのにその程度かね?兵站線をつくる=兵員を他国領内に浸透させる、だよ。AVGでアメリ カが日本国内に兵員を送り込んだのか?戦争というのは、殺し合いなんだよ。弾丸が行きかうの。局外中立国が武器・弾薬を輸出するのはケチな話。弾丸がいき かうのは重大な話。こういっても無理かね。

国際司法裁判所は、設立当初から、侵略の定義は、そもそも先制攻撃としていた。パリ不戦条約が ないころでも、侵略または挑発によらざる侵略というのは、はっきりしていた。日英同盟条約でも「朝鮮への侵略」=「西ローゼン協定違反」=「朝鮮への一方 的な派兵」だと日英は了解を交わしている。そして、日露戦争後、ハーグ第2回万国平和会議で本格的に始動したのが、国際司法裁判所だ。知ってた?近所の図 書館にいって、日本外交文書第35巻に書いてあるよ。「破綻」?、歴史的事実は破綻しないでしょう。

他国(他人)がやっている(やっていた)からといって、侵略は合理化されない、は低レベル?あんたの脳ミソはまだわかっていないんで、朝鮮レベルじゃないの?

国 際司法裁判所が管轄権といっても、両国の合意によるという制約のためで、「侵略の定義」とは何も関係がない。竹島問題は、韓国の昭和29年の武力行使が 「侵略」にあたるので、韓国は国際司法裁判所による調停を拒否してんだ。韓国の外交官は侵略がわかっていて、大統領に拒否をアドバイスしている。わかりや すい話でしょ。

イラク戦争について、ブッシュが小泉純一郎にいったことが、「アメリカ」もいわないか?何かいう前に調べろよ。

侵 略は先制攻撃だが、いくつか例外がある。@軍事的挑発A休戦協定違反B人道介入C安保理の議決だ。これをペルソナングラータさんがいってるの。軍事的挑発 にはテロ、港湾封鎖などがある。だからあんたが「安易」なの。侵略"Aggression"に関して先制攻撃だと確定しているから、米仏論争が起きたん だ。

そして聞くが、「自存自衛」だと宣言して、先制攻撃=戦争開始すれば、その戦争は当該国の侵略戦争でなくなるの?

なんかいって「旧説弁護」「目くらまし」「格好づけ」するんじゃなく、君の論がじっさいの歴史・事象にあてはめて妥当してないと駄目でしょう。

武器輸出・経済制裁はケチな話で、国軍がどこにも動いていないでしょう。国家間では、国軍が動いて軍事力行使でしょ。この違いくらいわかんなさいよ。日本が北朝鮮の経済制裁して自衛隊が北朝鮮人を殺傷、殺傷未遂しましたか?

それと、一度肯定しておいて、次には否定して、「考えを深めろ」「恥ずかしくないか」「説教するな」「お茶をにごすな」「ご都合主義だ」「あんたは破綻だ」「都合のいいことをいうな」とは、あんたは変わったキャラだね。

チ ベットについて、あんたは反中らしいが、残念なことに現状の国際法だとチベット人と中国国内居住者以外の国家による武力行使は、侵略にあたるだろうね。た だ、アメリカ人は「人道介入」であれば、戦争に入ることが可能かもしれないという見方をするかもしれんがね。フランス人は反対しそうで、オリンピック・ボ イコットだというかもしれない。これはケーススタディとしては面白い。


[3946] 皆様、ご苦労様です 投稿者:ペルソナ・ングラータ 投稿日:2007/04/29(Sun) 16:23  

結局、日本語の理解力に問題あり、なのでしょう。私は「先制攻撃=侵略を否定した」などというつもりはまったく無いんですが… 大体見ず知らずの人間に「評価」されても意味がないです。(それも間違えて)

先 制攻撃を行った者=侵略者(Aggressor)=戦争開始の責任者、というのはそんなに難しい構図ではないと思うのですが。先制攻撃者を断定する事が大 事だ、という理由も、自分で「自衛宣言」云々と言い出しているんですから、わかると思うんですけどね… 理解したくないんでしょうね。

そ れに、もし周りに日本に対する侵略を意図する国が無く(あるいはそれを抑えることができる軍事力を日本が持つ状態)、他方日本も同じように振舞うのであれ ば、「現状維持」は「自存自衛」と同じだと思うんですがね。大体、自存自衛を言う人間が「経済制裁はダメだ」は、なんか変でしょ?


[3945] 坊や、性格ねじまがってんな。 投稿者:札幌の一門弟 投稿日:2007/04/29(Sun) 15:08  

いろいろな人が懇切丁寧に説明してくれているのに、何という無礼な小僧でしょうか。もはや手の打ちようがありませんね。頭が悪いだけでなく、人間として腐っています。

皆さまにおかれましては、このような奴に無駄な時間を費やすことなく、放置されますことをお薦め申しあげます。


[3944] 笑止な。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/29(Sun) 14:42  

 「他国もやってれば正当化されるわけではない。」
 私に対する、このような低レベルなお説教のために多くの人が労力と紙幅を浪費したことは残念です。はっきり言って100%無駄でした。

 さて、「侵略の定義」は破綻しましたね。
 当然でしょう。国際刑事裁判所でもそれが定まらないために未だに侵略の罪に管轄権を行使できない状況なのですから。
 あなた方が主張する「計画に基づいた先制攻撃」を行った側を機械的に侵略者とする方式は、真珠湾奇襲=侵略と決め付つけ、反論を許さないためにこの上なく都合のよいものでした。
 そのご都合主義的な「定義」の正当性を補強するために 「ロカルノ議事録」に「英米法」、「横田喜三郎」まで持ち出したてくれましたが、徒労に終わったようです。
 いずれも米軍の空爆で始まったベトナムもイラクに「定義」をそのまま適用するとまずい事になりますからね。
 あなた方が答えを渋り、冒頭のような見当違いのお説教を始めたのはそれでお茶を濁すつもりだったのでしょうか?

 さて、ベトナム・イラクについては色んな説が出たものですね。

> ベトナム戦争はホーチミントレールの設定が仏越協定直後に開始されたとバンズオンという北べトナム軍参謀総長が書いているので、北ベトナムが侵略者です。(辻褄)

 AVGよりケチな話なのは確かです。

>イラク戦争は、コソボ紛争で人道介入が合法化された”後”起きました。これからすれば、クルド人やシーア派を大量虐殺したイラクに内政干渉をやることが即ち侵略を構成しないでしょう。要は人道介入、その後の治安維持活動です。(辻褄)

 当のアメリカも恥ずかしくて主張しないでしょう。

>ちなみに兵頭師は「フセインは核兵器開発の前科があるのでイラク戦争は広義の治安維持戦争と言える」とすでに何回も書いておられますが(防衛兵)

 意味不明です。

>決して先制攻撃の全てが悪ではなく、イラク戦争での開戦是非の論点はこの点だったのではないかと思えます。(ペルソナ・ングラータ)

 「先制攻撃=侵略」という安易な等式を否定した点は評価します。
 しかし、維持すべき「現状」とは?中共のチベット支配はもはや「現状」ですか?自国が属さない中東地域の「現状」について判断し、これを維持する権能をいつ誰が米英に与えましたか?
 もう少し考えを深めては如何でしょうか?
 
>日本は、アメリカが日本に対する権益と地域の安全に対していかに脅威だったか、を、まず証明するべきだと私は思います。そして経済制裁云々では理由にならないのは皆様ご周知の通りです。援蒋ルート云々も理由にならないでしょう。(ペルソナ・ングラータ)

 経済制裁や敵国支援はそもそも議論の対象にすらなり得ないと?そんなことを「周知」なのは「門弟」だけですよ。
 そもそも日本の開戦は「現状維持」なんかじゃなく「自存自衛」の視点から議論すべきものです。


[3943] 軍師豹変す。置き去りの門弟哀れ。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/29(Sun) 14:42  

 兵頭氏は自身の「侵略の定義」を既に変えていますよ。
 四月六日「放送形式」の<繰り返し>と題する文で明らかにしています。
 門弟ならちゃんと読んで師匠の意図を汲み取りましょう。
 侵略のPointは「動員先制」から「自衛宣言」にシフトしています。↓

  黙ってやる動員先制   →違法
「自衛宣言」のあとの動員先制→合法

> 事前にアメリカ政府を「侵略者」として東條首相が公然に批難し、いついつまでにかくかくの措置を米国政府がとらない場合は日本国は自衛するしかないと予告 してから軍事行動に移るのではなければ、宣戦布告を1時間前にしたところで、それは「スニーク・アタック」であり「パリ不戦条約違反」なのである。

 上の文章、読み取れましたか?事前に相手を侵略者と呼んで自衛宣言しておけば先制も許されるのです。
 問題は「自衛宣言」とは何を指すのかですが、これは実質を問いません。相手国に対するどんな言い掛かりでも、とにかく騒げばOKというものです。氏はそのことを示すわかり易い例を挙げてくれています。↓

>ソ連は、ドイツがたたきのめされるやすぐに、日本非難を開始していた。日本を侵略者と呼ばわり、その侵略者への反撃をすると、予告しているのである。つまり世界に対する自衛宣言である。

 この新しいルールでアメリカの戦争はすべて合法化できます。例えば、イラクの大量破壊兵器は結局出てきませんでしたが「自衛宣言」としては十分有効なわけです。
 嘘でも何でもとにかく相手を「侵略者」だと罵ってから始めれば合法になるのですから、このルールはアメリカにこの上なく有利です。平壌放送で日常的に日米を侵略者呼ばわりしている北鮮にもね。

 読解力の問題だと思うのですが、皆さんはどう読みましたか?
  


[3942] ロバート・B・テクスターのその後 投稿者:一井義教 投稿日:2007/04/29(Sun) 09:40  

兵頭二十八様:

『兵頭二十八の放送形式』の2006年4月9日(13:24)の「摘録とコメント。」で,ロバート・B・テクスター著、下島連 tr.『日本における失敗』原1951-6、訳刊S27年3月について,

 ※自分だけが正しくすべてを知っていると確信できるプロテスタント・ニューディーラーで民主主義宣教師。日本語を知らないベネディクトの足元に及ばないルナティックな高等痴人。この若者のその後はどうなったのだろうか?

とコメントされていますが,その後何か情報提供があったでしょうか.既にネット検索されて御存知かも知れませんが,国立情報学研究所のNACSIS Webcat (http://webcat.nii.ac.jp/) で和訳書名『日本における失敗』により検索すると,著者の英語表記はTexter, Robert B. となっていますが,原書名のFailure in Japanで検索し直すと,著者名はRobert B. Textorとなってます.よって,Texterでgoogleしても,綴りの間違いを指摘されない限り,当該原著者の情報を得ることは難しいと思いま す.正しい名前のTextorで検索すると,彼は,離日後,研究対象の中心を日本からタイに移し,現在スタンフォード大学の文化人類学の名誉教授とのこと (http://www.stanford.edu/~rbtextor/index.html),多分同大学で長らく教鞭をとっていたのでしょう.

先ずは情報提供まで.



[3941] 罵詈雑言ではなくて真実です。 投稿者:辻褄 投稿日:2007/04/29(Sun) 09:03  

一読者殿

あなたの主張には国際法・国内法の基礎が落ちています。そのうえ、他人のいうことを点から頭に入れず、自分のいいたいことだけをいう癖があります。こういった人が「まず基礎をきけ」「ルールを守れ」といわれるのは当然でしょう。

法律には重要な概念が前提になっています。それは"Tu Quo Que"(英日辞書みてください)。つまり「他人もやっている」と主張しても自分の罪・当該事案について免責されません。

あいつも強盗をやってるからオレもやった、というのは駄目でしょう。こんなことは当然のこととして、まともな国の外務省は理解していました。

ところがあなたのような人はじっさいに多いんです。例えば今日も全米韓国人協議会というのがNYタイムズに「拉致も慰安婦も同じだ」という宣伝を出したそうです。

もうわかると思いますが、拉致は拉致で扱わねばならず、慰安婦に強制連行や誘拐があったとすれば、そのように論証して主張せねばなりません。この二つを一緒にして論じることはペテンであって「朝鮮理屈」なんです。

そして、国際法は事案の方が重要ですから、以前に奇襲攻撃による開戦があれば、それは有効な議論です。ところが、真珠湾を論じるにあたって、ベトナム戦争やイラク戦争のような”後”の話を出しても無効です。また拉致・虐殺は国際法だけでなく国内法も関係します。

軍師のいいたいことは、当時の日本の外務省が国際法など無視して当然だといって憚らなかった軍人に、ことの重大性を説明しようとしなかったことです。結果として、奇襲によって開戦するという、マトモな国では前代未聞のことをやってしまったんです。

当時の外交官はほぼ全員社会主義者です。戦後、たくさんの外交官が議員になりましたが、大半が社会党からの立候補です。この人々がことの本質を隠蔽して反米を主張したのは理の当然です。

一 方、吉田茂はサンフランシスコ条約で「一方的に攻撃・開戦したにもかかわらず、かくの如く寛大な講和条約を」といって、この件については謝罪しています。 米軍捕虜が戦時中虐待されたとして日本政府を訴える訴訟を米国内で起しとき、米政府は「サンフランシスコ条約で解決済」として門前払いにしてます。つま り、この「真珠湾は非」は国家間では解決済です。

ただ軍師は「軍事学」の観点から日本の外務省が吉田の影に隠れて事態を今なお誤魔化そうとしていることを指摘しているのでしょう(これについては外務省資料館のHPをみれば一目瞭然です)。

ベトナム戦争はホーチミントレールの設定が仏越協定直後に開始されたとバンズオンという北べトナム軍参謀総長が書いているので、北ベトナムが侵略者です。

イ ラク戦争は、コソボ紛争で人道介入が合法化された”後”起きました。これからすれば、クルド人やシーア派を大量虐殺したイラクに内政干渉をやることが即ち 侵略を構成しないでしょう。要は人道介入、その後の治安維持活動です。ただ、それではヒトラーがスターリン治下の粛清にたいし、人道介入したとしてバルバ ロッサを発動させたと主張した場合どうでしょうか。"Question at issue"ですね。


[3940] 補遺 投稿者:陸奥国府官人 投稿日:2007/04/29(Sun) 08:36  

佐藤守氏の最終階級は、空将補ではなく空将でした。すいません。


[3939] 兵頭師を推奨する記事発見! 投稿者:陸奥国府官人 投稿日:2007/04/29(Sun) 07:46  

はじめまして、陸奥国府官人と申します。

たまたま軍事評論家佐藤守元空将補のブログ(http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/200703 )をまとめ読みしていたら、その中の「2007-03-04 月刊誌が面白い!その3」に兵頭師記事を推奨する内容がありましたので御紹介いたします。

以下、一部引用
−−−−−−−
軍 学者・兵頭二十八氏による、今時珍しい「平成軍学考―」という連載欄は、軍事学を平易に解説していて是非読んで欲しいものだが、今月の「新聞では分からな い中国衛星破壊実験、ホントの意味」も興味深い。私も副題の「うろたえるべからず!米中の狭間で日本は何を見極めるべきか」に同感である。
・・・
ホンダ3兄弟?に是非とも読んでもらいたい一文である。
−−−−−−−
引用終了

  言論の自由が保障された国においては、質のよい言論を発していれば、自衛隊の将官の目にもとまるという実例ですね。ということは、国の実権を握るキャリア 官僚の何割かの目にも必ずとまっていることでしょう。彼らが兵頭師のお考えを国策に活かしてくれればよいのですが...


[3938] STATU QUO 投稿者:ペルソナ・ングラータ 投稿日:2007/04/29(Sun) 01:29  

私は基本的には兵頭門下でございませんので、あまりコメントする立場にはございませんが、見るに見かねて、今回だけ、一言書き込ませていただきます。

先 制攻撃が非難の対象になるのは、これを許してしまえば、その地域の現状(Statu quo)を守っていくことが出来なくなるからでしょう。現状を守れない、ということは、その地域にある国々の安全も、財産も守れない、ということになり、 侵略国はそれゆえに「罪がある」とされるのです。

言い返せば、その地域の安全保障に対して多大な害を及ぼす危険がある国、あるいは地域の 現状を変えることを公に吹聴するような国に対する戦争はある程度許される、という結論にもつがります。(そうでなければ平和を保てず、犠牲者がでる事を避 けられなくなる) 決して先制攻撃の全てが悪ではなく、イラク戦争での開戦是非の論点はこの点だったのではないかと思えます。そしてこれからも、イランや スーダン、北朝鮮云々で色々な議論がなされるでしょう。

真珠湾は自国への攻撃ですから、正義以前の問題で、米国が怒るのは当然ですけど、 日本は、アメリカが日本に対する権益と地域の安全に対していかに脅威だったか、を、まず証明するべきだと私は思います。そして経済制裁云々では理由になら ないのは皆様ご周知の通りです。援蒋ルート云々も理由にならないでしょう。だいたい、侵略を公言するヒトラーと同盟を結んだ時点で、日米の不協和音は不可 避の運命だったと私は思いますね。

自国にかかわらないところでも、アメリカの義憤は満州事変、アビシニア戦争のイタリア等々、ちゃんと発揮されていますよ。知らない人は勉強してみてください。ただ、正義感が時折ゆらぐ事がありますけどね。「満州国の承認問題」とか、色々ありますから。


[3937] 税金の話に関連して 投稿者: 投稿日:2007/04/28(Sat) 23:51  

世界各国の消費税税率
http://www.777money.com/torivia/syouhizei_world.htm

自然法、自然権、人権と言う言葉の理解度の差でしょうか。


[3936] そうそう 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/28(Sat) 23:20   <URL>

宿題は忘れてないからね。

ちゃんと出しなさい。

前門の●後門の×って気分はどうかい?


[3935] こんなにやさしいのに 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/28(Sat) 23:16   <URL>

この程度のことで罵詈雑言とはひどいなあ。最近随分表現が丸くなりましたなあ、と言われちゃったくらいなんだが。

あんたが何を目指しているのかは、私はあんたじゃないから分からんが、よほどベトナムとイラクはアメの侵略だと言いたいんだろうなと想像するよ。

だったらはっきり証拠と論立てしてベトナム、イラクについてはっきり自分で主張すりゃいいじゃないか。真珠湾からはじまってまだるっこい筋立てて、結局君の見るところの「抵抗勢力」に邪魔されて。イタイよな。

あと結論まで何年かけるつもり?まあ、こっちが投げてあげたのをちゃんとお勉強しないと無間地獄確定だが。

それと後ろから督戦隊が見張ってて、おっかなくて巣に帰れないのかな?


[3934] 犯罪者の論理 投稿者:防衛兵 投稿日:2007/04/28(Sat) 22:53  

最近のやり取りを見ていると、中国朝鮮シンパと見られる人物の主張が、犯罪者の自己正当化の論理とそっくりなことに暗然とします。
バージニアの虐殺犯も「悪いのは他のやつらだ」とビデオで叫んでましたが。

自分の非を指摘されると「あいつはもっと悪いじゃないか!」と全然関係ない話を持ち出し他人のせいにして、まったく自分は反省しないのは、犯罪や迷惑行為を繰り返すタイプの特徴でしょう。

アメリカ人が日本のシナ事変やシベリア出兵を侵略と非難してきたら、「それではイラクやベトナムはどうなんだ」と言い返すのはわかります。

しかし、兵頭師が日本の加害や被害について、国際法を元に論じられているのに、唐突に「それではイラクやベトナムはどうなんだ」と言われても、「はあ?関係ないだろ」としか答えようがないです。
中国が「日帝は過去の侵略を反省しなさい」とまた言ってきても、国際法を元に適正に反撃するのみです。

ちなみに兵頭師は「フセインは核兵器開発の前科があるのでイラク戦争は広義の治安維持戦争と言える」とすでに何回も書いておられますが、噛み付く相手の文章もほとんど読まないのでは「反対意見の表明」ではなく単なる荒らしでしょう。




[3933] 罵詈雑言の類いが増えて来ました。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/28(Sat) 22:32  

 レスくれた人たちの中で唯一、理性的な話し合いをしていただけそうな辻褄さんに対して真剣に申し上げます。

 兵頭氏の主張
「真珠湾の非を認めないから外務省は反論を封じられている」
 これは私にとって突飛すぎて全く納得できないものでした。「前提から支離滅裂」と批判したのはそういうことです。なぜ、そう思うに至ったか、経緯を説明いたします。

 氏の主張中で突飛な印象を受ける部分は二つあります。

 まず、「真珠湾が日本の非である」と言い切っているところです。それについて、当初私の立場は
「非があると言えばある、無いと言えば無い」
というものでした。
 そもそも侵略の定義なんて決まってないという立場でしたから、これは当然の帰結とも言えます。
 ところが、ここで明白な「侵略の定義」なるものを教えていただき、一応それを受け入れたわけですから、当然意見も変わりました。
 現在では「真珠湾攻撃は日本の対米侵略行為であった」「真珠湾には非がある」と考えております。

 それなのに、なぜ私が黙らないのか?

 それは、もう一つの納得しがたいポイントこそが、私にとっては重要だからです。それは簡潔に言えば、次のようなことです。

 「なぜ真珠湾のことがそこまで重要なことなのか?70年近く経つ今に至るまで外務省を縛り続けるほどに。」

 重ねて書きますが、こっちの方が私にとっては余程引っ掛かるのです。
 その疑問に、兵頭氏は一応答えてくれています。以下、「放送形式」(■ 繰り返し 2007年04月06日 08:54)からの引用になります。

> ナチスやスターリンですら「自衛」を装うことを心がけ、大いに尊重する構えを見せているパリ不戦条約を、日本政府だけは、公然と、堂々と無視していた。
>これに、不戦条約の幹事国であった米国の国務省人脈が憤ったのはあたりまえである。

 これを読んだ直後、私は戦慄したのです。
 米国の怒りはかくも激しかったのか、と。しかも、その怒りは「JAPにこっぴどくやられたこと」ではなく、「公然たるパリ条約破りが行われたこと」に端を発すると言うのです。正に「義憤」と呼ぶにふさわしい正義の感情でしょう。
 米国中枢が当時の記憶をいまだ忘れておらず、私たち日本人を「あのパリ条約破りの」という目で見ていたことを初めて知らされ、いたたまれない気持ちになったことは言うまでもありません。
 「脛に傷持つ外務省」(兵頭氏)が必死に隠していた為、氏が気付くまで、ほとんどの日本人はその自覚すらありませんでした。バカ右翼に至っては「自衛だった」と言ってみたり、関係の乏しい「宣戦布告」にこだわってみたりと、まったくお話になりません。
 恐ろしいことに、支那だけはその「日本の弱点」に気付き、やりたい放題やっていたのだと言います。
 これは一刻も早く、公式に真珠湾の非を認め、「東京裁判であいまいにされた日本外務省の条約破りの責任」(兵頭氏)を白日の下にさらす必要があると確信しました。

 しかしその後、ふと気付いたのです。

「アメリカってそこまで正義の国か?」

 パリ条約の公然無視に怒ると言っても、イラクもパリ条約違反ではないのか?ベトナムだってそうなのではないか?

 そうなると前提から崩れちゃうわけです。もう、すべてが疑わしい。

 確かにアメリカ人は真珠湾のこと根に持っていますが、その認識って
「JAPが無防備なStatesにSneak Attackを仕掛けてきた」
という程度のものでは?
 外務省が反論できないのは旧連合国が力を揮っている今の国際社会で「衆寡敵せず」の処世術、ことなかれ主義のためでは?
 アメリカだって日本の大陸侵略を非難していた手前、その点では「支那側の国」だとも言えますからね。(ex.慰安婦騒動)

 以上、私が「真珠湾の非を認める意味ってあるの?」と疑問を持つに至った経緯について述べました。

 その疑問を解消するために
「イラクとベトナムはパリ条約違反ではないのか?」
 という問いに対する答えが必要なのです。
 是非ともご回答お願いします。
 衷心よりお願い申し上げます。


[3932] まず自分の襟を正しなさい 投稿者:辻褄 投稿日:2007/04/28(Sat) 19:44  

私が求めているのは、あなたが軍師の発言を否定に関することなんだよ。このサイトが軍師の発言に興味がある人が集まって、管理人さんの自発的な好意に甘えて、成り立っているんだ。

だ から、自分の発言に責任をもち、それの疑問を呈された以上、拡散することなく、まず答えを出す必要があるだろ。「ボクはどうでもいいんだよ、そんなこと」 という態度では人間としてどうなのか?あなたは社会的名声のある人の言辞を批判したんですよ。それの反批判を曖昧にすることじたい、卑劣なことでしょう。 なぜならば、あなたの批判の相手は逃げも隠れもしない人物で、あなたは匿名だ。

これをネット社会の特権だと思うのはいい。だが、まっこうからいわれた事をはぐらかし、自分の拡散した内容に広げるというは通用しない。

軍師の発言についてのあなたの批判が誤っていたと認めるのであれば、あなたの質問にはきちんと答えることを約束しましょう。ただ「人道介入」くらいの言葉はネットで検索して勉強しておいてね。




[3931] Re:[3929] だーれも答えない。 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/28(Sat) 19:35   <URL>

そりゃそうだ(wwww
世の中ギブアンドテイクなんだから。

それと文章読めないなら素直に言いなさい。
間違った侵略、正しい侵略、アメリカがどっちの候の。
誰の発言かね?
私は言ってないよ。
人の発言を捏造して非難すると、あのね、この国では名誉毀損といって立派な刑事罰の対象になるの。


[3930] 坊や、昼間から勉強かい? 投稿者:札幌の一門弟 投稿日:2007/04/28(Sat) 19:27  

一読者の坊や、GWの昼間っからお勉強とは感心だね。
でも、たまにはお外で遊ばないと駄目だよ。

キミぐらいのレベルの子が、こんなに凄い皆さんに相手にしてもらえるなんて、本当に光栄なことなんだよ。ちゃんとお礼を言いなさい。

まあ自分でも頭が悪いことを認めているし、ここで学んだ...なんて言葉も出てきたから、ちょっとは前進しているかな??と言うと、買いかぶり過ぎかな。

つまんないコメント書いてないで、まずは困ぺい糖先生の質問にちゃんとお答えしなさい。自分の質問はそれからでしょ。わかったかい?


[3929] だーれも答えない。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/28(Sat) 19:20  

 答えないのはイラクもベトナムも侵略戦争だからなんですか?

 「植民地うんぬん」は辻褄さんの「北拉致うんぬん」対してちょっと返した「嫌味」くらいのものなので、またそこに食いついてくるのやめてもらえます?
 私は最初からそんなくだらない例え話なんか取り合う気はありませんから。

 日本の侵略は「悪い侵略」で米国の侵略は「良い侵略」だと主張なさるのならそれもまた結構ですよ。でも、その前に「定義」に照らしてイラクとベトナムを侵略戦争である、と認めてもらわないと。なんではぐらかすのかなぁ。
 ひとっつも認めたくないわけですか?米国について否定的なこと。
 


[3928] その名はゼロ 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/28(Sat) 18:30   <URL>

数字の0は何かを足すか引かないとゼロのまんまだ。しかもどんな数字も0では割り返せないんだから、皆に自分の得たものを分かち合ったり、苦い思いをわかって共有してもらうことすらできない。

まったくの無知蒙昧、一歩も前へ進めず、なんら新しいことを摂取することすら拒否する一読者はゼロである。しかも、間違った方法によって得た結果は正しくなんかない。まして出発点そのものも間違ってるとなれば尚更だ。

この先進む道はまったく他人との了解、共有、共感もなくひたすら相手を言い負かすという不可能な虚無を青い鳥のように求める冥府魔道。無間地獄。

質問に質問を返すというような人にあらざる所業には、真っ当な答えなぞ期待するほうが間違いです。

だが、ここの掲示板で泣きじゃくられたり嘔吐されて卓を汚されるのも皆々様のご迷惑だろうから、ヒントだけやる。

1956年ジュネーブ協定、ホーチミントレイル、トンキン湾決議、北緯17度線、テト攻勢、1972年パリ協定

バース党運動、1991年8月、国連決議687、688、1441、UNSCOM、UNMOVIC、悪の枢軸

これは知らんじゃ済まされないベトナム、イラクに関する必須知識だ。これをもとに考えてみよ。



それと宿題の提出がまだだよ。


[3927] ハハハか。はぐらかしはやめろ 投稿者:辻褄 投稿日:2007/04/28(Sat) 17:49  

い い加減にしたらどうだ。まず、あんたが軍師の「真珠湾は非」について、「支離滅裂」だという中傷または反対意見をいったんだよ。それを二転三転せず、きち んと自らの誤りを認めよ。というのは、すでに先制攻撃=侵略を認めている。ということは軍師への反対意見が成立しなかったということだ。

それから植民地支配についていったことは何もない。それこそ、よーーく読め。それとも目が悪いのか?

それとあんたの疑問になんで答える必要があるの?頭の悪いやつだね。@真珠湾については日本が問われているの。アメリカは被害者。

A拉致問題については北朝鮮が問われているの。日本はたんなる被害者。辻元はAについて日本を問題にする。あんたは@についてアメリカを問題にする。だから、あんたは辻元=北朝鮮的だといっているんだよ。韓国の閣僚の「2百万人の横田めぐみ」がいたとかいうのも同じ。

これで4回目だぞ。同じことをいうのは。




[3926] なんのための議論なのか。 投稿者:MUTI 投稿日:2007/04/28(Sat) 16:31  

 まず、細かい点から失礼します。

> いえいえ、私が言ってるのは
> 「植民地支配なんか欧米もやってたじゃないか?なんで日本だけが謝らなきゃいけないんだ」

ということは、一読者さん、植民地支配=悪と認識されています?

この場の多くの人はそう考えていないと思います。
こう書くと、
なら、この場の多くの人は、植民地支配=善とかんがえているのか、
と思われますでしょうか。

それもちがうと思います。
この場の人の多くは、「みんながやっているかどうか」を
正当かどうかの根拠にせず、
以下のように考えているのではないかと私は妄想しております。

「善悪の基準は、植民地支配をしたかどうかとは別のところに存在している。

福祉を善悪の基準とすれば、植民地支配下の人々の生活の在り方が問題になる。
法を善悪の基準とすれば、行為・契約の合法性が問題となる。
経済を善悪の基準とすれば、赤字かどうかが問題となる。
感情を基準とすれば、植民地支配の経緯の描写方法が問題となる。
共産主義を基準とすれば、共産的かどうかが問題となる。(非共産的ならそれだけで悪。)

そして、国際間の問題については、まず国際法を善悪の基準とし、それによる視点を明確にしておくことが、
今後の日本にとって、長期的には有意義で実りある態度である。

よって、国際法の面から見れば、合法的な植民地支配もあり、非合法な植民地支配もある。

米欧がした特定の行為が合法の範囲かどうかは、
人により認識が違っている。
したがってこれは、議論の対象である。

日本が台湾・韓国を併合したことは合法である。
しかし、日米開戦における日本の行為は非合法である」


 さて、では、
米欧にも非合法の実績がある場合、
非合法行為をおこなったのは日本だけでないのに、なんで日本だけが謝らなきゃいけないんだ、
日本は非合法行為を行ったことを認める必要はない、
と考えるべきなのでしょうか?

この考え方は、
偏狭な自尊心に由来する、道徳の面で「志が低い」発想であり、
建設的な国際関係を構築して行かねばならない日本の実益の面でも、
難のある発想だと私は思うのですが。


[3925] Re:[3922] 「読書余論」 投稿者:枯山 投稿日:2007/04/28(Sat) 15:04  

黒田長政様

以前私もそういったことがございました。
どうもメールの不具合で送信中にどこかでデータが破損したのではないかとおもわれます。私はそのケースでは武道通信様宛に問い合わせのメールを送りまして、再度送付という形で対応していただいたことがあります。

枯山


[3924] AVG 投稿者:Kaz@NJ 投稿日:2007/04/28(Sat) 14:50  

困ぺい糖さん、

AVGに関する困ぺい糖さんの疑問で、どなたも答えてられないようですので、代わりにお答えします。
ただし、AVG関連だけね。他のものは泥沼にはまるから、拒否。(^^;

> 義勇軍(フライングタイガース)について、米軍の正式の計画とはいえないのではないですか。
少なくとも大統領の命令がない限り一兵も国軍兵士を他国に派遣できないことにあの国はなっています。
フライングタイガースを米国によるダマシ討ちだというならその命令なりのプルーフを示して論じる必要があります。

じつは、1941年、9月30日付けの、FDRから米海軍省長官に宛てた覚書が存在しています。
その中でFDRは、一月以降に、中国勤務の為のパイロット100名までと、それに見合った
地上勤務要員の、海軍からの退任を認めるよう提案(命令に近い)しています。
これは、第二次AVG要員確保の為に、FDR直々に海軍に便宜を図るよう要請したものです。
大統領の了解があったからこそ、AVGは他国へ派遣されたのですよ。
この文書の実物は、辻褄さんにでも、ネットで検索して探してもらってください。(^^)


> そして、援助ですが、その大多数が真珠湾後です。当時の援助の大半は独ソから来ています。
宋美齢はアメリカに実はカネの無心に来たと思われますが、「あの娼婦め」とくさされてます。

アメリカからの援助は、1938年12月15日の、輸出入銀行からの借り入れと言う形で始まり、
レンドリースが取って代わるまでには、$120ミリオンが中国に貸し付けられています。
この援助は少なくないと思いますよ。


このほかにも疑問があるようですが、それは次回と言う事で。



[3923] ハハ、ものは言いようですね。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/28(Sat) 10:02  

>辻褄さん

 いえいえ、私が言ってるのは
 「植民地支配なんか欧米もやってたじゃないか?なんで日本だけが謝らなきゃいけないんだ」
 貴方達が言うのは
 「みんなやってれば正当化されるのか?他国が謝らなくても日本だけ謝ればいい」

 さて、どちらが辻本でしょうか?

 まあ、たとえ話は置いておいて、とりあえず、下でお尋ねしたことに答えて下さいな。「定義」に照らして、イラクとベトナムは?


[3922] 「読書余論」 投稿者:黒田長政 投稿日:2007/04/28(Sat) 10:01  

毎月25日に配信される兵頭師の「読書余論」が、
いまだに配信されていません。

これは私だけの事態なのでしょうか?
皆様には25日に配信されているのでしょうか?


[3921] 独善と傲慢と虚栄と幼稚と。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/28(Sat) 09:43  

>札幌の一門弟さん

>>要するに、その基準に照らしてアメリカの戦争はどうなのかってことが重要なわけです。

>いろんな人が何回も形を変えて説明してくれているでしょ?理解できないの?

 理解できませんねぇ。イラクとベトナムはアメリカによる侵略戦争なんですか?それとも自衛戦争なんか?
 とりあえずこれは認めますよ↓
 
「侵略とは計画に基づいた先制攻撃のことであり、真珠湾奇襲は日本による明白な対米侵略行為であった」

 あの「ロカルノ」に加えて「横田」まで持ち出されてはおいそれと論駁できませんからねぇ。ここは認めるしかないでしょう。

 で、イラクとベトナムは?
 おっしゃるとおり、私頭悪いんではっきり答えていただけますか?

例えばこんな感じで

「トンキン湾事件は北ベトナムによる対米先制攻撃であり侵略行為だった。故にそれに端を発するベトナム戦争はアメリカにとって自衛戦争である」

 「定義」に照らして簡潔に、かつ結論をはっきりとお願いしますよ。

 ちなみに「人がやってるから自分もやっていいの?」みたいなお説教はもう結構ですよ。道徳の時間じゃないんだ。
 誰でもいいですよ。誤魔化さない、勇気ある「門弟」さんを求む。

 >困ぺい糖さん

 あなたもだよ。イラクとベトナムについて答えて下さいな。
 私の考える侵略の定義は「計画に基づいた先制攻撃」だ。ここに来て教わったことだ。「ロカルノ」に「横田」だよ?世界で通用する定義だよ。


[3920] 無知と辻元と 投稿者:辻褄 投稿日:2007/04/28(Sat) 09:05  

一読者殿

あなた、「この論理展開は氏のもう一つの主張「真珠湾の非を認めないから外務省は反論を封じられている」と重なる。
 そもそもの前提からして支離滅裂な「真珠湾」に比べて「ネット図書館」には一定の妥当性があると言えよう、と書き込んだでしょう。

「日本の真珠湾は非」という軍師の発言について、あなたは支離滅裂だといいました。つまり否定してるんですよ。

そして、日本が真珠湾を攻撃しました。問われているのは日本です。これについてアメリカがどうしたといっても駄目でしょう。あなたの体質は支那的、北朝鮮的だとは思い、イラク戦争の話をあなたとしようとは思いません。問題の所在はわかるでしょう。

社会党の辻元清美という赤軍派の情婦が「第二次大戦中の日本による朝鮮人拉致についての反省抜きで、拉致問題を論じるのはフェアじゃない」と暴言を吐きました。

ですが、拉致問題は北朝鮮が実行したのであって、北朝鮮が問われているのです。日本は被害者として以外関係がありません。

被害者の現在過去の行状または第3者の行状をいったところで、なんら反論にはなりません。これは現在日本の刑事裁判の考え方と同じですからわかるでしょう。

あなたが辻元と同じ程度のレベルだということは承知していますが・・・。


[3919] 無題 投稿者:(^O^)風顛老人爺 投稿日:2007/04/28(Sat) 08:09  

拝 啓、亀レスとなりますが選挙当日に知人が懇意の地方議員候補者と偶然会いました。  連日長時間の街頭演説・連呼により声は枯れ人相迄変わっておりまし た。  しかし、普段会う時と異なる勢い・漫画でいう闘気を感じました。       是が兵頭先生が鈴木宗男氏を評して云われた 「前に出る気迫」 な のかと痛感しました。
 余談ながらその候補者はトップ当選しました、 選挙は祭り まつりごと・政事であり戦争なのかと愚考致しました。
         私事長文乱文にて  草々


[3918] 社会主義の呪い 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/04/28(Sat) 04:03  

辻褄さま

詳細なご教示、ありがとうございます。
素朴な平和主義思想から左派政党を支持していた知人もいるのですが、さすがに従軍慰安婦裁判や北朝鮮のおかしさには気づいています。

冷戦時代に「ソ連に謝罪を込めた経済援助をせよ」と叫んだ西ドイツの政治家など聞いたことが無く、シナマンセーの日本の自称リベラルの異常さは際立っていますね。

薬害エイズや耐震偽装などの問題が起きて、統制派官僚の生き残りみたいな黒幕が出てくると、その人相の悪さと権力亡者ぶりに人々が唖然とするのも、もうお約束です。

東海大学は大学受験の時に、友人と下見に行ったことがあります。(遠すぎて受験は受けませんでした)
神奈川の果てのような場所にある巨大なキャンパスが印象的でした。反自由競争の社会主義者とか儒教の場合、どうも学校と宗教で大金を儲けるようですね。

さすがに最近では露骨な嘘は通じなくなって来ました。残留左翼や朝鮮人は一般人から支持を集める方法を、全く理解していないせいもありますが。

残りの大きな課題は、日本人に自由市民の気合が持てるかという昔からの課題と、統制派の自己正当化宣伝の影響を少なからず受け、外国人から支持されようがない従来の教育勅語保守派の説を繰り返す、ネットウヨですかね。

左翼は自分たちをネットで批判する者を全部「ネットウヨ」と呼びますが、無法者への怒りを書き込む「普通の人々」と、鬱憤晴らしのために韓国などを叩く「厨房」は、当然ながら明確に区別する必要があると思います。







[3917] 無知と虚勢と 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/27(Fri) 21:47  

一読者どの。

辻褄さんはちゃんと侵略の定義を明らかにしてますね。私から見て用語も表現も判りますよ。

Kazさんだって結論は私と異なるとはいえ、資料を捜そうとした点であんたより働き者だ。
両方しないでお茶を濁し、逃げ回ってるくせに吠えるだけなのはあなた。

横田喜三郎は知らない、ベトナムの侵略も根拠なしとかいう、他にも不勉強晒す。知っておくべき事を指摘されるとボクの判らん事言って苛めるな!って泣くのかね?
ここにいる人はホーチミンルートの意味することも、横田が旧軍人から疎まれた事もちゃんと知ってて参加してるんだよ。

さてそろそろ君の考える侵略の定義を聞きたいところだ。
引用やダラダラ文も今回だけ許してやる。

かけるかな〜。



[3916] 荒らしの坊や 投稿者:札幌の一門弟 投稿日:2007/04/27(Fri) 21:45  

せっかく辻褄さんとKaz@NJ さんの実のあるディスカッションが期待できるかと思ったのに、また来たのかい?あんたの出る幕じゃないよ。

>これも好きに決めてください

こんなこと書く人が議論なんかできるわけないでしょう。前提決めずに何の話するのよ?

>「ロカルノ」とか「横田」とかよく分からん話で

わからないのかい?開き直って済む話じゃないでしょう。恥ずかしいと思いなさいよ。

>要するに、その基準に照らしてアメリカの戦争はどうなのかってことが重要なわけです。

いろんな人が何回も形を変えて説明してくれているでしょ?理解できないの??はっきり言って、キミは平均的な日本人より頭悪いよ。

相手が泥棒やったら、自分もやっていいのかい?ベトナム戦争については、トンキン湾事件も知らないのかい?ここに来る前に最低Wikiぐらい(これで知ったかぶりされても困るが)見ときなさいよ。

こうやって、いちいちコピペでからまれるのイヤだろ?キミは同じことやって、皆の顰蹙買ってるんだぜ。


[3915] 独善と傲慢と 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/27(Fri) 21:02  

>Kaz@NJ さん

 「この文書に結構価値があると考えている人々もいる」なんて言い方は「門弟」さん方に通用しませんよ。「そいつらが馬鹿なだけ」で終わりですから。
 それに彼らはAVG自体を「ケチな話」と切り捨てているのですから、当時の米国政府中枢がそれに関わったていたとしても「ちょっとしたお戯れ」という具合に矮小化され、無視されてしまいますよ。
 そういうワケで、もうAVGの件は決着がついたかなって感じですね。

>辻褄 さん

 侵略の定義は「計画に基づいた先制攻撃」だと言うのですね?結構、それを前提に話しましょうよ。別に「ロカルノ」とか「横田」とかよく分からん話で補強してもらわなくてもいいですよ。
 次に先制攻撃とは何かってことが問題になるかも知れないけれど、これも好きに決めてください。

 要するに、その基準に照らしてアメリカの戦争はどうなのかってことが重要なわけです。言うまでもないけど基準を「フェアに」適用してですよ。

 単刀直入に言うと、結局アメリカもイラクで侵略戦争してるんでしょ?真珠湾での日本と同様に。
 ほかにベトナムだってありますよ?あれはアメリカの計画的な先制攻撃じゃなかったの?それとも北ベトナムから不意の奇襲攻撃でも食らって戦争が始まったと言うのですか?あるいは「資料」がないから真相不明ですか?

 それにしても、何で突然「支那を口撃しないような輩にイラク戦争を責める資格はない」なんて方向に飛ぶの?侵略は侵略であって誰が言っても同じでしょう。何のために「定義」の議論までしたの?
 あと、脈絡もなく支那のことを持ち出すのいい加減やめませんか? 


[3914] Re:[3910] [3909] AVG 投稿者:Kaz@NJ 投稿日:2007/04/27(Fri) 15:21  

辻褄さん、

> この手紙はなんの資料的価値もございません。レンド・リースというところをよく読んでください。

う〜ん、私があまりにも簡略化して、「英国向けの航空機を中国に割り当てる事に
承認を頂きたいと言っているのです。」と書いたのがいけなかったのでしょうかね。(^^;
このFDRの承認を得るための書簡は、レンドリースに関してではありませんよ。
レンドリースの下で、中国政府に対しての航空機供給の提言がJB355でなされている事を
前面に出し、JB355のFDRによる承認を得るものです。

また、「この手紙はなんの資料的価値もございません。」と辻褄さんは切り捨てられて
おられますが、この文書、結構価値があると考えている人々もいますよ。
秋の空さんが紹介された、大磯正美教授のコラム内に、米ABCテレビ番組のYouTubeリンクがあります。
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/5562/column/column088.html
この番組中で、7月23日のFDRの承認した文書として数回現れるのが、私が先に紹介したものです。


> 武器が戦争をやるのではなく、人間がやるのです。

全く、その通りです!だからこそ、米国上層部の人間がAVGに深く関わっていたと言う
事実だけは指摘しておきたいのです。


> また、FDRやトルーマン資料館の史料はネット検索でいくらでもひっかかります。

FDRやトルーマンのサイトからコピペ出来てたら、打ち間違いによるスペルのミスが
無かったし、楽で良かったんですが。(^^;
それに、私の書き込みに引用した文書は、私の検索の仕方が悪かったのか、これらのサイト、
及び、インターネットの中には見つからなかったですね。試しに、私の書き込みに引用した文書を、
ネットで検索して探してみてください。多分、無いでしょう。
辻褄さんが、資料的価値無しと決め付けられている文書は、私の手元のAVG関連の
本の中にあったのを思い出し、ひっぱっり出してきただけです。


> 史料アサリより、アメリカの歴史学者の本を読んだ方がよろしんじゃないでしょうか?

ご心配ありがとうございます。
上でも申し上げたとおり、この資料に関しては、ネットの資料アサリをしたわけではなく、
既読の本に掲載されていたものを引用しただけです。それを、あたかも、私がネット検索で、
FDRやトルーマンのサイトから持ってきたと、安易に決め付けられてもねえ。(苦笑)

見知らぬ人間に、ご自分の思い込みで断罪をするがのごとき文面。他の人の背景も、何も考えず、
アメリカの歴史学者の本を読めとは、貴方は何様?と問いたくなります。ひょっとしたら、私は
貴方よりも、アメリカ歴史学者の本は多く読んでいるかもしれない。あるいは、そうでなくとも、
貴方は、初めて出会った赤の他人に指図する権利はお持ちじゃ無いでしょう。

PS
個人的には、私は、歴史学者の本を読んで、歴史学者の史観を植えつけられるよりは、
当事者の残した回顧録や資料、手紙等を読むほうが好きです。
しかし、回顧録も本人に都合の良いように書かれてる事が多いので、他の資料と付き合わせないと
騙されますが。



[3913] Re:[3912] 本物の知識 投稿者:辻褄 投稿日:2007/04/27(Fri) 09:56  

千葉の一門弟さま

その通りです。日本の法学者でも横田喜三郎、すなわち戦前の自由主義的法学者は、侵略の定義について、計画にもとづいた先制攻撃だとして、戦争を仕掛けることが違法になったと書いています。

ただ当時、社会主義者の勢力は強いというか、その主義が常識のようになっており、東條ら軍人被告は横田を目の仇にしました。要は、陸軍統制派というのは社会主義者なんですね。そして、この社会主義者の系譜は旧社会党や木っ端役人・学者に継がれたんですね。

統 制派シンパの社会党代議士松前重義によって創業された東海大学は、未だにAVGなど、ケチな話に色をつけて、自分達の負け戦を合理化しようとしてるんで しょう。ただ社会主義法学は戦後になり国際法学会では主流になり、大学では国連憲章から戦争が禁止になったなどウソを教えているんですね。国連憲章をそに まま読めば、日独にたいする戦争は合法です。こういった国際連盟・連合規約というのはアドバイス機能(訓示的条項)だけで、二国間の強制力はありません。 小沢一郎の国連平和軍構想など愚の骨頂です。

この連中が日本を悪くしてるんですね。武器を使うのは人間であって、日本の為政者や国民が しっかりすれば、敵が核兵器をもつ限り、日本が核武装したところで、戦争の機会を減らすばかりです。軍師のこの重要な論点は逆説的で難しいので、「ボクは 無知」なんていうのが出てくるんでしょう。

そして中国が踏絵でしょう。自由のない中国にいって、日中友好をいいながら中国内の「自由」 「人権」を主張しない日本の政治家というのは「自由民主」「リベラル」を標榜するのであればマヤカシです。フランス社会党のフランソワは「中国の人権が改 善されなければオリンピックをフランスはボイコットする」といっています。こういった人間は、イラク戦争はアメリカの先制攻撃によって開始されたので「侵 略戦争」にあたるという資格が確かにあります。

軍師の最新の論、読んでみます。


[3912] 本物の知識 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/04/27(Fri) 00:20  

辻褄さま

何となくわかってきたのですが、つまりパリ条約では侵略についてあれこれ細かく定義しているわけではなく、ロカルノ条約の議事や英米法から「Aggression(先制攻撃による開戦)」が侵略となる、という理解でよろしいでしょうか。

日本の法学者はその事がわからず(英米法を知らないから?)長い間本題を外し続けている、ということでしょうか。

昭和日本が孤立するきっかけになったのは満州事変ですが、外務省が「辛亥革命政府は清の後継政府」と認めた事を(だから満州国建国がいいわけない)ろくに国内に告知しないのだからひどすぎますよね。
これでは戦争以前の問題です。これをほっといてAVGがどうの、などと言っても理解されるわけがありません。

兵頭軍師が別宮先生と出会って、恐らくもっとも意外に感じられた事は、戦前の米英の態度が予想以上に抑制的だったこと、ではないかと考えます。

だからこそかつての主張「広島のリベンジ」よりも、むしろ戦前から日本に一貫した悪意を向けている、というか深く関わった日本人を無法者にしてしまう、シナを最大脅威とするようになったのでしょうね。

ちなみに『月刊 ランティエ 水無月』には軍師の最新の核武装論がインタビュー形式でわかりやすく掲載されてます。
(こういうのをデータベース化したいですね・・・)

しかし自分のような単なる受け売りでは、左翼に足元を見られてどうも侮られてしまいますね。皮肉は言われ慣れてるみたいですし。

こういうときこそ、本物の知識との差が現れるんだなあと痛感しました。


[3911] オススメ 投稿者:レモン 投稿日:2007/04/26(Thu) 16:30  

田七人参が美容や健康に良いって言われて、飲んでるんだけど、同じ田七人参のがここのショップだと他より安く手に入るよ♪
安物じゃない、ちゃんとしたのみたいだしね、オススメ☆

http://kenkoninjin.shop-pro.jp/


[3910] Re:[3909] AVG 投稿者:辻褄 投稿日:2007/04/26(Thu) 09:27  

米国ニュージャージー州在住のKazさま

申し訳ありませんが。この手紙はなんの資料的価値もございません。レンド・リースというところをよく読んでください。すでにFDRはレンドリースを独ソ戦開始とともに対象を広げることを明確にしています。

武器が戦争をやるのではなく、人間がやるのです。ここが日本の平和主義者のもっともわかっていないところであって、軍師が熱心に指摘しているところではないでしょうか?

外 交でカードの掛け金をあげることは、普通のことです。今でも北朝鮮と米国の間で行なわれています。重大なのは自国の軍隊をして、他国の国境を越えさせた り、他国軍を計画をもって攻撃することです。また、FDRやトルーマン資料館の史料はネット検索でいくらでもひっかかります。史料アサリより、アメリカの 歴史学者の本を読んだ方がよろしんじゃないでしょうか?


[3909] AVG 投稿者:Kaz@NJ 投稿日:2007/04/26(Thu) 08:23  

はじめまして、米国ニュージャージー州在住のKazと申します。

過去数日の投稿を読ませて頂きましたが、AVGへの米国政府自体の
関与を軽く、又は否定されるむきがあるようなので、書きこまさせていただきます。

下の覚書は、1941年、7月に米戦争省と海軍省からFDR宛に出されたものです。
簡単に言うと、英国向けの航空機を中国に割り当てる事に承認を頂きたいと
言っているのです。当然、これはAVG向けの戦闘機であり、FDRも
海軍、陸軍のお偉方、つまり、米国がAVGの主導権を握って行っていたとの証拠であります。

**************************************

War and Navy Departments

July 18 1941

The President,
The White House.

Dear President:

At the request of Mr. Lauchlin Currie, Administrative
Assistant to the President, The Joint Board has made recommen-
dations for furnishing aircraft to the Chinese Government under
the Lend-Lease Act. These recommendations are contained in the
Joint Planning Committee report of July 9, 1941, J.B. No.355
(Serial 691), which The Joint Board approved, and which is
tranmitted herewith for your consideration.

In connection with this matter, may we point out that
the accomplishment of The Joint Board's proposals to furnish
aircraft equipment to China in accordance with Mr. Currie's
Short Term Requirements for China, requires the collaboration
of Great Britain in diversions of allocations already made to
them; however, it is our belief that the suggested diversions
present no insurmountable difficulty nor accasion any great
handicap.

We have approved this report and in forwarding it
to you, recommend your approval.

Robert P. Patterson(Signed)
Acting Secretary of War

Frank Knox(Signed)
Secreatary of the Navy

* 余白の部分に、7月23日付けで、FDRが“OK”と記しています。




[3908] Re:[3906] ABCテレビの特集から 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/26(Thu) 05:37   <URL>

結局TVですか。
このアデアー氏が言っていることを一次資料として他との照合検証をしたのかな?
そうでないと史料として全く無価値なんだが。

それに
まずナレーターの断定→インタビュアーの質問→アデアーさん
あんた、TBSやら関西TVのでっち上げ問題知らないの?初めに予め用意された答えがあってそれに沿って編集ってことがありありじゃないか。

やっぱりキミ、こういう研究無理だよ。
アメリカ政府が国費から彼らの給与を負担したという事実があるのかね。本じゃ大概飛虎隊の給与は蒋介石政府が支払ったと書いてあるし、麗々しくも個人と国府政府の雇用契約書なるものを晒しているサイトだってあるじゃないか。
これの説明は?

証拠がないって今度はキミが逃げるか?



[3907] Re:[3901] あからさまに間違っていないと返してもらえないけど 投稿者:辻褄 投稿日:2007/04/26(Thu) 00:30  

1読者殿

「この論理展開は氏のもう一つの主張「真珠湾の非を認めないから外務省は反論を封じられている」と重なる。
 そもそもの前提からして支離滅裂な「真珠湾」に比べて「ネット図書館」には一定の妥当性があると言えよう。真珠湾の非を認める意義は正直理解しがたいが、上質の日本語文献を英語で発信することの意義は誰もが認めるところである」〜これはあんたの文章。

下 手な文章はおいて、「真珠湾の非を認めない」=前提が支離滅裂といっているよね。あんたの軍師への批判はこれが出発点じゃないの?2枚舌もいい加減にしな くちゃ。よーーく読むと、<「真珠湾に非がある」に反対ではありません>になるの、一体?これだと「真珠湾には非がありません」または「判断できません」 でしょ。すなわち「真珠湾に非がある」が支離滅裂じゃなくなるんじゃないの?

一応、門弟帖なんだから主題は軍師の見解に「賛成」「反対」から議論をするのが筋道だし、管理人さんもそのように書いているでしょ。

そ れと侵略の定義について『東京裁判の謎を解く』にいくらでも書いてある。この言葉は、英米法からきており"Aggression"だ。君は英和辞典くらい もっていると思うので引いてみたら?「攻勢をとる」「攻勢に出る」と出ているはずです。もともとラテン語のグレスというのが前進を意味しており、だからプ ログレスは「進歩」、アグレス(語幹)は前進を強制する意味になるの。

そして侵略="Aggression"という用語は日英同盟条約にも「(朝鮮への)先制攻撃」の意味で使われている。つまりあんたのいう「侵略の定義にいろいろある」というのは単なる誤り。

だ から義勇兵(軍じゃなく)をおくったところで、「侵略」とは何の関係もない。日清戦争のときドイツはメッケルをおくっていたが、清国はドイツを攻める理由 にならない。同様にドイツはハイネケンを清国に派遣していたが、日本はドイツに開戦などしない。そのうえイギリスとアメリカの退役軍人(官斡旋)もいた が、日本側は問題にしていない。要は個人の資格でいったものに国家は責任は負えない。

イラクにいった日本人の人間の盾も同じで、これを理由に英米が日本に攻め込んだらどうなるのかね?

そのうえ、「侵略」について日本の大義(宣戦詔書)を引用して、いったいどうするのかね?大義(詔書)を立派にすれば、侵略が侵略じゃなくなるの?

無知を自覚したら、この程度のことはわかるでしょ?それと国軍というのは国法で規制され国家予算で維持され国家に忠誠を誓うのが原則であって、フライング・タイガースというのはたんに国府軍の一部。すなわちアメリカが派遣した国軍ではない。

パ リ条約にある言葉は「戦争を国策としない」だ。この意味が先制攻撃による開戦だということは、同様の言葉のあるロカルノ条約の議事の中ではっきりしてい る。直接にはクレマンソーの「まさかドイツ人は、『ベルギーがドイツに攻め込んだ』といったりはしないな」からきている。

そのうえ、程度の低い学校の先生から国際法を少しは知ったんだろうが、それこそ知ったかぶりだろ。「知ったかぶり」というのは自分に意見をいわずに、あたかも何でも知っているかのような顔をする人間だ。

「東 京裁判は既存の国際法を無視するばかりか踏みにじるものであったと強く信じる」というのであれば理由をいわなくちゃ駄目だよ。せめて横田喜三郎くらい読ん でいるんだろうね?それはおいて、「著作を読まない」「二枚舌を使う」「知ったかぶりをする」「右翼のフリをした左翼」「日本が無法といわれてもとるに足 らないと思う」「動員先制開戦という新語をつくる」というのはあんたの属しているグループの質が悪すぎりことを示していないかね?もっとお勉強しなく ちゃ。



[3906] ABCテレビの特集から 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/26(Thu) 00:09   <URL>

 AVGパイロットの募集を担当したスキップ・アデアー氏へのインタヴュー場面

<ナレーター>
 アデアー氏が集めたパイロットは傭兵ではなく義勇軍でした。中国国旗の下で任務に当りましたが、作戦を練ったのも金を出したのもアメリカ政府でした。

<インタヴュアー>
 アメリカ政府は作戦を知っていて作戦立案にも関与したのか?

<アデアー氏>
 米国政府主導の作戦だった。
 5,000万ドルの出どころが米国以外に考えられるか。
 我々がそれを秘密にしておいただけだ。

<ナレーター>
 秘密裏にことを運んだのは、軍事的理由以外にも中国に兵員を送り込むことがアメリカの中立政策に反するという事情があったからです。

 番組の趣旨は「ビルマ援蒋ルート保全」が任務だったAVGに「日本本土先制攻撃」を行わせる計画があったというものです。
 開戦前にAVGが日本機との交戦を控えていたのではないかと言う人は、まあ珍しいでしょう。

>源五郎丸さん
 現代では侵略が悪いことだなんてパリ条約に批准していようが、いまいが変わりませんよ。「じゃあ侵略って何?」ってことが重要ですが、かの条約には一つも書いていません。
 そこにつけ入って強者が相手に「侵略者」のレッテルを貼ってやりたい放題やるのに利用されるくらいなら無いほうがましでしょうな。

 侵略の定義を定めたものに「国連決議3314」がありますが、これを基に議論する人って少ないでしょう。侵略と自衛の線引きってそれほど難しいんですよ。
 兵頭氏の定義を信じて疑いもしない態度ってのは私には信じられないな。


[3905] Re:[3902] 月刊ランティエ 投稿者:管理人 投稿日:2007/04/26(Thu) 00:06  

どうも、こんばんは。
もうすぐGW。
私は大阪のGWを楽しんでみようと思います。
皆様も良い休暇を。

枯山 様>

> 『月刊 ランティエ 水無月』 2007年6月号
> ・多士済々(P.43〜45 ) 兵頭二十八 「中国・核兵器の脅威とニッポンの核武装論」

[ランティエ]なんて雑誌がある事自体はじめて知りました。
速攻で入手されてるのはさすが。
私も兵頭記事コレクター。読まねばなりません。
情報ありがとうございます。

それでは、失礼します。


[3904] 基本的な質問 投稿者:源五郎丸 投稿日:2007/04/25(Wed) 23:07  

 一読者さんは、パリ不戦条約をどのように理解していますか?
また、同条約を不要だとおもいますか?


[3903] 退場勧告 投稿者:札幌の一門弟 投稿日:2007/04/25(Wed) 23:02  

一読者どの

あ なたは、とてもではありませんが、ここに登場する皆さんと互角に議論できるだけの知識も能力も文章力もありません。これ以上人の迷惑をかけるのはおやめな さい。兵頭師の本もろくに読んだことがなく、ただ放送形式の醜い揚げ足取り(にもなっていないが)で騒ぎ立てるのは単なる荒らしです。謹んで退場を勧告し ます。

フライングタイガースの議論などは、なかなか興味深かったのですが、ここは、あなたレベルのど素人がでる幕ではありません。己の力をわきまえなさい。そして恥を知りなさい。

>証拠がないの一点張りで逃げることは可能です。あと、義勇軍だから問題ないとか言い逃れることもね。

こんな馬鹿なことを抜かす人とは議論などできるわけないでしょう。

・古今東西、証拠がないものを事実と認めることはありえません。→ルーシー・ブラックマンさん殺しの判決を見よ。

・義勇軍だと何故問題なのか、それとも問題ないのかを論じるのが議論しょう。できるなら、ちゃんと説明しなさいよ。それを言い逃れると言うのは子供以下です。

繰り返します。ROMの一人として謹んでお願いします。もうここには来ないでください。あんた迷惑です。



[3902] 月刊ランティエ 投稿者:枯山 投稿日:2007/04/25(Wed) 22:52  

管理人様

放送形式で触れられていたので探した結果確かに兵頭氏の記事が掲載されていました。情報の提供を軽く行います。

『月刊 ランティエ 水無月』 2007年6月号
・多士済々(P.43〜45 ) 兵頭二十八 「中国・核兵器の脅威とニッポンの核武装論」

内容は、核抑止についてのインタビュー形式の記事です。これ以上は是非本誌を手にとって読んでください。

枯山


[3901] あからさまに間違っていないと返してもらえないけど 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/25(Wed) 22:33  

>千葉の一門弟どの

>やはりアメリカ人の軍事顧問や肩書き義勇兵を開戦理由にすることは無理がありますね。

 アメリカ人義勇兵が日本の開戦理由足りうるかではなく、アメリカによるパリ条約違反ではないのかが議論されています。

>「それならなぜドイツは攻撃しないのか?」と返されて終わりです。

 終わりではありません。

>東条英機は経済制裁を開戦理由にしていましたから、さすがにこのくらいのことはわかっていたのでしょう。

 以下に宣戦勅書(現代文書き下し)を引用しますのでご参照ください。

  『米英両国は、(中華民国)残存政権を支援し、東アジアの騒乱を助長し、平和の美名の下に東洋制覇の高望みを強くしている。さらに、同盟国を誘い帝国の周 辺に軍備を増強して我が国に挑戦し、帝国の平和的通商にあらゆる妨害を与え、ついに経済断交を行い、帝国の生存に重大な脅威を加えている。私は政府に、平 和のうちに回復させようとし、じっと我慢をしていたが、かの国はほんの少しも互いに譲り合う気持ちがなく、無用に時局の解決を引き延ばして、その間にさら に経済上軍事上の脅威を増大し、我が国を屈服させようとしている。』

>鳥飼氏のサイトも見ましたが、「米国は,1940年以降,アメリカ義勇部隊AVG,のちのフライングタイガーズによる,中国にある日本軍への航空攻撃を繰り返していた」という部分のはっきりしたソースが無いようなのでスルーしました。

 まあ、証拠がないの一点張りで逃げることは可能です。あと、義勇軍だから問題ないとか言い逃れることもね。
 そんなことよりも、要はアメリカは本当に兵頭氏が言うような国際法遵守の公正な国なのか否かですよ。裁判やってんじゃないんですから。

 ※[3898]「法の遡及」は「法の不遡及」の誤りでした。


[3900] 侵略の定義についてふれるなら・・・ 投稿者:IMACOT 投稿日:2007/04/25(Wed) 22:10  

兵頭師(あるいは別宮師も)の著作にあるからと言うだけでは、その点疑っている人に対して、説得的ではないでしょう。ご存知ならその経緯についても述べられたほうが良いでしょう。

不戦条約の存在はこの手の話題に関心のある多くの同胞の方々にとって周知のものでしょう。ですが、真珠湾や盧溝橋で正確な判断ができない人々が少なくない・・・・そのことと通じるところがあるように思います。


[3899] 居直って済むこととすまないことがあります 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/25(Wed) 22:05   <URL>

どうも、ここにいる方皆に喧嘩を売っているつもりのようだね。
無知の自覚とは恐れ入った。
最低限の国際法の知識くらい(高校の教科書レベルでも)もって論戦しなさいと忠告されているのに、「ワシ、しらんわあ」ですかい。

そうすると、あなたの言っていることの信用性(真珠湾に非は反対じゃないよ。)も全くなくなっちゃってるんだがね。

そうそう、言葉は正確に使おうよ。罪刑法定主義とか遡及とか、本当の意味を調べて言いなさい。そしてどういうところで使うかもね。

まあ、言葉尻をあげつらって、オレのやり方を見習えなんて威張っている裸の王様のあなたには馬の耳に念仏だとはよくわかったよ。

そう、浮世離れした(現実無視)のオレ正統は支那のよくやるところ、それとそっくりだという人がいかに多いか、よ〜く考えよう。

最後に一言、なんでもたくさん書けばエライと思っている時点でアンタは負け組。


[3898] 全文引用ありがとうございます。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/25(Wed) 21:10  

 でも、一番最後にくっついてるだけじゃ意味ないです。実際、曲解が多すぎます。私も全文引用してお返事させてもらいますが、よろしければ形式などを参考になさってください。
 
>あんた自分の無知を考えずに、「誠実さ」というのは、「常識はずれ」じゃないの?「真珠湾攻撃について日本に非がある」の軍師の言について、あんたは反対でしょう?

 「真珠湾に非がある」に反対ではありません。真珠湾に非があるとするのも、ないとするのも、どちらもあり得るという立場です。意味が分からない場合はお手数ですが、私が書いた文をよーーーく読んでください。
 「自分の無知を考えずに」とおっしゃりますが、私はここでは無知を自覚してる方だと自任しています。

>それについて、軍師が「国際法」を前提にしたことは『東京裁判の謎を解く』で明らかだ。
>そのうえ、これについては「日本」について論じていることも明らかだ。
>あんた、人の片言隻句を取り上げているのだから、その人の著作くらい読みなさいよ。

 兵頭氏が「日本」について論じていること及び、国際法を前提にしていることを存じております。しかし正直、みなさん同様彼についても国際法を論じる資格に疑義があります。
以下、彼の文を引用します。 

>動員先制開戦を禁じた「パリ不戦条約」(ケロッグ=ブリアン条約。日本は1929年に批准書を寄託)を破ったことについて「つかさの長」としての責任を問われても文句の言えぬ立場であった。

パリ条約の中に「動員先制開戦」って言葉は見当たりませんが?その言葉(侵略の定義)を兵頭氏以外で誰が使ってるか教えていただけますか?別宮氏以外で。

>その条約を破った結果、米英人が何万人も殺されたのだから、パリ不戦条約には罰則規定はないのだけれども、被害当事者の米国としては自国の刑法を準用した次第。

 私は無知ですが、罪刑法定主義とか法の遡及くらいは知っています。これ、さらっと言われちゃって誰もおかしいとは感じないの?一度頭使って、よーーーーーく考えてみてください。

> それで、国際法の知識と取り去るべきというのは、話になっていないでしょう。
>東京裁判は刑事裁判であって、<適用基準>(あなたの用語と同じ意味)が必要なのは当然で、それが国際法だ。
>そして国際法を無視する理由が「生活者」とは笑止じゃないの。
>無知な「生活者」が「刑法」「道路交通法」を知らなくとも、酒酔い運転すれば厳罰だよ。

 一言だけ。
 東京裁判は既存の国際法を無視するばかりか踏みにじるものであったと強く信じる。

>そして「侵略も自衛も基準しだい」というのは国際法次第という意味だ(基準=国際法くらいわかるでしょう)。
>そして、日本はパリ不戦条約の当事国なのも、これまでの議論ではわかっているんでしょう。
>あんたは、じつは基準は生活者の「オレがつくる」と思っているようだが、そういう人間はただの無法者というんだ。

 法律があれば世の中の事柄すべてを白黒つけられると思うのは間違い。事実を認定し、条文を解釈して適用しなくてはならない。
 ましてパリ条約には侵略の定義も罰則規定もない。その欠陥につけ入る輩が出てこないとも限らない。
 「基準はオレがつくる」については、ここで知ったかぶりして国際法を論じている方々にお返しする。

> 日本が無法者と思われてはいけないよね。
>自ら署名した条約に違反したり、為政者が法律・条約に従わないとすれば、中共・韓国・北朝鮮と一緒じゃないの。

 とるに足りない内容なので反論は控えますが、一言。「それじゃあ支那・朝鮮と一緒だ」っていう言い方はあなた達「門弟」さんがよく使うけど、それで相手を黙らせられると思って使うなら止めた方がいいよ。

>それと同じ本に軍師が書いているけれども、「侵略」とは戦場の位置で決まるんじゃないんだよ。
>この程度のことがわからないのは本多勝一程度じゃないか。日清・日露は日本の侵略で、独ソ戦のベルリン陥落はソ連の侵略か?

 ご教授ありがとうございました。

>著者の言に反対するのは自由だが、本くらい読んでからいったら?それともお金ないの?

 ご忠告とご心配、恐れ入ります。


[3897] Re:[3894] 無駄だと分からないのですか? 投稿者:辻褄 投稿日:2007/04/25(Wed) 10:03  

一読者様

あんた自分の無知を考えずに、「誠実さ」というのは、「常識はずれ」じゃないの?「真珠湾攻撃について日本に非がある」の軍師の言について、あんたは反対でしょう?

それについて、軍師が「国際法」を前提にしたことは『東京裁判の謎を解く』で明らかだ。そのうえ、これについては「日本」について論じていることも明らかだ。あんた、人の片言隻句を取り上げているのだから、その人の著作くらい読みなさいよ。

そ れで、国際法の知識と取り去るべきというのは、話になっていないでしょう。東京裁判は刑事裁判であって、<適用基準>(あなたの用語と同じ意味)が必要な のは当然で、それが国際法だ。そして国際法を無視する理由が「生活者」とは笑止じゃないの。無知な「生活者」が「刑法」「道路交通法」を知らなくとも、酒 酔い運転すれば厳罰だよ。

そして「侵略も自衛も基準しだい」というのは国際法次第という意味だ(基準=国際法くらいわかるでしょう)。そ して、日本はパリ不戦条約の当事国なのも、これまでの議論ではわかっているんでしょう。あんたは、じつは基準は生活者の「オレがつくる」と思っているよう だが、そういう人間はただの無法者というんだ。

日本が無法者と思われてはいけないよね。自ら署名した条約に違反したり、為政者が法律・条約に従わないとすれば、中共・韓国・北朝鮮と一緒じゃないの。

それと同じ本に軍師が書いているけれども、「侵略」とは戦場の位置で決まるんじゃないんだよ。この程度のことがわからないのは本多勝一程度じゃないか。日清・日露は日本の侵略で、独ソ戦のベルリン陥落はソ連の侵略か?

著者の言に反対するのは自由だが、本くらい読んでからいったら?それともお金ないの?


>  皆さんもう少し各々お持ちのはずの「常識」というものを頼ってはどうですか?
>  妙な国際法の知識は取り去って生活者としての常識を多く用いてください。
>  「飛虎隊」も「真珠湾」も「ベトナム」も「イラク」も、すべて外国領土で軍事力を行使しているのですから侵略と呼びたければいくらでも呼ぶことは出来ま す。一方で「ドミノ理論」なんてものを持ち出してくれば、地球の裏側で起きた小国の政権交代一つだって開戦の理由足りえます。
>
>  「侵略と自衛の線引きは難しい」これだけ知ってれば十分です。素人による、「動員」だ「集中」だの怪しげな国際法解釈は時間の無駄であるばかりか有害です。
>  
>  私が問題にするのは適用基準の一貫性です。これはフェア精神という一種のセンスの問題でもあります。前述したとおり、侵略も自衛も基準しだいです。イラクと真珠湾に全く別の基準を適用し、一方を自衛、他方を侵略と結論するのは知的誠実さに欠けます。
>  また、あまり常識から外れた基準を適用するのも駄目です。たとえ攻撃前に議論だか説明だかを尽くしたとしても侵略は侵略、自衛は自衛、大きな本質が変わるものではありません。これは常識です。
>
>  最後に、イラクも真珠湾も「非」であるとするならば、日本はアメリカに対して真珠湾の非を改めて認める必要はありません。常識で考えて、「非を認めることで得られるものがある」とする兵頭氏の議論の前提が崩れると思われるからです。
>  常識で考えても、現在どろぼうをしている最中の者に、「昔、私は君のものを盗んだ。ごめんね。」などとは言わないだろう。相手に媚びるのが目的ならば別であるが。


[3896] ホワプロの趣旨 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/04/25(Wed) 04:11  

辻褄さま

援軍ありがとうございます。やはりアメリカ人の軍事顧問や肩書き義勇兵を開戦理由にすることは無理がありますね。
「それならなぜドイツは攻撃しないのか?」と返されて終わりです。
東条英機は経済制裁を開戦理由にしていましたから、さすがにこのくらいのことはわかっていたのでしょう。

鳥飼氏のサイトも見ましたが、「米国は,1940年以降,アメリカ義勇部隊AVG,のちのフライングタイガーズによる,中国にある日本軍への航空攻撃を繰り返していた」という部分のはっきりしたソースが無いようなのでスルーしました。

1940年は、零戦の投入でシナの空軍が壊滅していたはずで、具体的に日本軍へのどんな航空攻撃があったのかよくわかりません。
被害が出たら必ず日本軍の記録に残ってるはずです。

また鳥飼氏は、セバスキーP35をカーチスと何度も記入していたり、細部はこだわらない人っぽいですが、それはともかく第二次上海事変を日本軍の攻撃だと思っているらしいのは問題です。

ホワプロの趣旨が「フライングタイガーズみたいなケチな小部隊よりも、蒋介石中央軍数十万人の条約破り総攻撃の方がはるかに重大であり、まず非難すべし!」なので。

フライングタイガーズに怒るほど愛国精神旺盛な人は、もちろん日本人拉致にもシナの反日宣伝にも怒りを滾らせてるんですよね?















[3895] Re:[3894] 無駄だと分からないのですか? 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/24(Tue) 22:39   <URL>

あんたが無知なだけですよ。言葉の定義(例えば「侵略」をちゃんと説明できる?)もボキャブラリーも全くないくせに「侵略と自衛の線引きが難しい」?
もう呆れてものも言えませんよ。よく今まで長々と垂れ流してくれたものですね。

適 用基準の一貫性と言うならば、真珠湾は「作戦計画をもって国軍により敵軍を先制攻撃すること」という定義があなた以外には立派に通じる話なんだから、侵略 でしょう。そして、侵略は国際法上「非」なんだということも常識人なら了解可能なんです。これほど「一貫した基準」もない。

せっかく助けにと思って飛虎隊の話題を投げてくださった人にまで「オレ、そんなのわかんねえよ。」ですか。本当にあなたはこういう場で議論するのは無理なんじゃないのかね。


[3894] 無駄だと分からないのですか? 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/24(Tue) 21:14  

 皆さんもう少し各々お持ちのはずの「常識」というものを頼ってはどうですか?
 妙な国際法の知識は取り去って生活者としての常識を多く用いてください。
  「飛虎隊」も「真珠湾」も「ベトナム」も「イラク」も、すべて外国領土で軍事力を行使しているのですから侵略と呼びたければいくらでも呼ぶことは出来ま す。一方で「ドミノ理論」なんてものを持ち出してくれば、地球の裏側で起きた小国の政権交代一つだって開戦の理由足りえます。

 「侵略と自衛の線引きは難しい」これだけ知ってれば十分です。素人による、「動員」だ「集中」だの怪しげな国際法解釈は時間の無駄であるばかりか有害です。
 
 私が問題にするのは適用基準の一貫性です。これはフェア精神という一種のセンスの問題でもあります。前述したとおり、侵略も自衛も基準しだいです。イラクと真珠湾に全く別の基準を適用し、一方を自衛、他方を侵略と結論するのは知的誠実さに欠けます。
 また、あまり常識から外れた基準を適用するのも駄目です。たとえ攻撃前に議論だか説明だかを尽くしたとしても侵略は侵略、自衛は自衛、大きな本質が変わるものではありません。これは常識です。

 最後に、イラクも真珠湾も「非」であるとするならば、日本はアメリカに対して真珠湾の非を改めて認める必要はありません。常識で考えて、「非を認めることで得られるものがある」とする兵頭氏の議論の前提が崩れると思われるからです。
 常識で考えても、現在どろぼうをしている最中の者に、「昔、私は君のものを盗んだ。ごめんね。」などとは言わないだろう。相手に媚びるのが目的ならば別であるが。


[3893] Re:[3884] 兵頭氏の本音。こうあって欲しい。 投稿者:読者 投稿日:2007/04/24(Tue) 19:29  

横から失礼致します

>  うーん、まあ、NSAにかかったら「放送形式」なんかあっという間に翻訳されて分析にかけれてしまいますからねぇ。
>  それに彼がアメリカ権力中枢の目を強く意識しているのは以下のような文からもうかがえますねぇ。
>
> > 中西輝政先生。情報、情報と強調なさっていますが、その前に、ヤクザのかけひきってやつを勉強した方がいいですよ。あなたが「北鮮も核武装して いる」と真顔でお書きになる度に、日本は米国のパワー・エリートから蔭で哂い者となるんですぜ。それが回りまわって、シナから日本が舐められる一因となる んです。
>
>  もしアメリカを意識して本音を控えているなら、慎重というよりは自意識過剰でしょうな。

確か以前、ワシントンポストか何かに日本の核武装論者の言として、軍師の著作の一部が勝手に翻訳されて掲載されていたことがあったかと思います。
どこの国でも日本の核武装について調べようと思えば、やはり何らかの形で軍師の著作には触れることになると思いますよ。
というわけでプロパガンダについて高々に謳っている軍師が自身の言説に何らかの配慮することは当然のことだと思います。
少なくともバカ右翼がアメリカへの復讐目的に核武装を目論んでるとか思われないように…

相変らずの瑣末なツッコミです。失礼致しました。


[3892] 横からですが 投稿者: 投稿日:2007/04/24(Tue) 19:19  

米国も日本も仮想敵国なんですから、作戦計画を持っているのは自然で、そこが問題ではありません。

辻褄様が触れておられたように作戦計画の三段階のうち、どの段階が先制攻撃=侵略に当たるかという点でしょう。

動員は明らかに計画発動とは言えません。集中はどうでしょうか。これもまだでしょう。相手に本気だと思わせることは出来るでしょうけど。

つまり、作戦計画発動=先制攻撃=侵略と言うのは動員し集中した後の展開の事を指すのだと言えませんか。

であるなら、フライング何たらとか言うのは米国による対日侵略でありえない。

中立義務違反ではあるかもしれませんがね。


[3891] ありがとうございました。 投稿者:西田 投稿日:2007/04/24(Tue) 16:32  

秋の空様
ありがとうございました。

辻褄様
ですから、米国政府の作戦計画があったかどうか今議論しているわけですよね。


[3890] ケチな話 投稿者:辻褄 投稿日:2007/04/24(Tue) 13:13  

みなみな様

義勇兵だろうか顧問団だろうが、彼らの戦闘は、彼らの母国の戦争行為とみなされません。一般に局外中立国の民間人(非軍人)の一方への戦争行為への加担は、味方した国の戦争行為とみなされるだけです。

またこの戦争とは宣戦布告は関係なく、銃弾が飛び交っている状態をさします。ただし捕虜とした場合は、敵国民間人と同じ扱いになります。また交戦団体双方と母国からいかなる損害賠償も求償できません。

先 制攻撃とは「作戦計画」の存在が前提です。兵士の徴募や動員、集中などいくらやっても戦争ではありません。シェンノートはケチな話です。それよりヒトラー が蒋介石に現役参謀将校を派遣し、作戦計画まで立案させていて、ブロンベルグ以下が承認してることの方が興味をひきます。


[3889] 八読さん 投稿者:秋の空 投稿日:2007/04/24(Tue) 12:44  

二極化したこのサイトの議論にまきこまれたくないのですが、わたくしはまず事実を知るべしといっております。

Roosevelt 政権内でJB355の作戦の実現性はもちろん法的な正当性について〔中立法のからみもふくめて)議論がいろいろなされています。米国政府の関与が一番大き い7月23日の裁可が仮に本当だとして、それが日本に対する先制攻撃にあたらないとしたら、〔米国政府の関与のはっきりしない)大陸におけるフライングタ イガースなどの米義勇兵の派遣や参戦はもちろん米の日本に対する先制攻撃に当たりませんよね。問題の核心とはそういう意味です。私は〔先制攻撃かどうか の)判断ではなく事実の確認をまず先にしたいといっていますよね。お分かりいただけますか?



[3888] 問題の核心て 投稿者:八読 投稿日:2007/04/24(Tue) 12:17  

あの、大陸におけるフライングタイガースなどの米義勇兵の派遣や参戦は、米の日本に対する先制攻撃に当たるかどうかって話なんじゃないんでしょうか?


[3887] Joint Board 355 と Lauchlin Currie が問題の核心では? 投稿者:秋の空 投稿日:2007/04/24(Tue) 11:44  

西田様、こたろう様

初めて投稿します。在米の一読者です。
フライングタイガースとAVGが話題になってますが、こたろうさんが挙げられた鳥飼先生のサイト以外に静岡県立大学の大磯正美教授のコラム:

http://www.geocities.co.jp/CollegeLifeCafe/5562/column/column088.html

も参考になるかもしれません。(但し私は下に述べる保留をつけますが)

鳥 飼先生のサイトでは(中国軍の仮面をかぶった)米国による日本本土〔奇襲)爆撃計画はStimsonとMarshallの反対でつぶされたことになってま すが、これが1941年、春には復活。 Joint Board 355として同年7月23日、Roosevelt (FDR)の裁可がおりています。もちろん、この作戦は結局、『真珠湾』には間に合いませんでした。

私は9.11以降の米国における Preemptive Strike (Attack)への評価の変化に関心があり、いくつか文献をあたっている中でAlan Armstrong のPreemptive Strike: The secret plan that would have prevented the attack on Peral Harborを最近読み始め、上記大磯先生のサイトを見つけたしだいです。

Alan Armstrong の著書にはFranklin D. Roosevelt Library, Hnery Morgenthau Jr. Diary, US Navy American Volunteer Group Paper等の資料のindex
がついていますが、私は資料を直接確認するまでは真贋の評価は下すべきではないと思っています。

ただし、フライングタイガースとAVGの活動の全貌は背後に米国政府による同作戦計画(あるいは作戦の検討)があったことを理解してはじめてつじつまが合うような気がします。

言 うまでも無いことですが、私は何が正しいのか正しくないか、お前の米国観とオレの米国観のどちらが正しいといった議論をする前に何が真実であったのかを確 実に知りたいという観点から上記情報を議論の俎上にのせてみました。 ご両名とも東京裁判で問題にならなかったから嘘に決まっているというような発言をな さる方ではないと見込んでのコメントです、はい。〔追記〕上記作戦計画に重要な貢献をした人物にカナダ生まれで Lauchlin Currie という男が Roosevelt (FDR)の側近にいます。この人物の来歴、上記作戦と英国(情報部)との関係など情報検索の糸口はいろいろあるかもしれません。ご存知のことなどありま したらご教示いただけると助かります。


[3886] Re:[3884] 兵頭氏の本音。こうあって欲しい。 投稿者:辻褄 投稿日:2007/04/24(Tue) 08:45  

一読者殿

あんた「真珠湾攻撃は日本の非である」を認めたくないんだよね。それならば、「アメリカはこうだった」じゃなくて、国際法上なぜ日本は「非」ではないのかを論じるべきじゃないのか?

困ぺい糖さんが一生懸命書いているけど、頭悪くてわかんないのかね。こんな単純なことが?

「中越戦争について中国に非がある」という命題にたいして、アメリカもイラク戦争と同様だといったって意味がないでしょう。

真珠湾について問われているのは、日本であって、アメリカでもソ連でもないでしょう。「どちらに味方する」じゃなくて「日本が正しいことをしたか、どうか」が問題で、それに軍師が回答したということ。

強盗犯が「被害者も強盗したじゃないか」といっても裁判所は(情状以外)相手にしないでしょ。

シェ ンノートなんか出しちゃ、恥ずかしいよね。物事には先人の研究というものがあるんだから、これが真珠湾と関係して国際法上の争点になるとすれば、どうして 東京裁判の弁護団はとりあげなかったの?いっておくけれども、あなたより弁護団の方が賢いよ。とにかく主題と関係ない話を次から次へと出すのはルール違反 だとわからないかね?


[3884] 兵頭氏の本音。こうあって欲しい。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/24(Tue) 06:30  

>MUTI氏

また面白い考察ですね。

> 軍師のいわゆる「公的な約束・条約の尊重」、「公論」や「アカウンタビリティ」の重視等には、近代自由主義社会の優位性といった面以外に、大きな意味があると考えざるを得ないと思います。

 アメリカから核武装黙認を勝ち取るまでの手段として、近代的だと思わせることが有効である、ということですね。
 是非こっちが彼の本音のメインであって欲しいものですね。

>また、自己の理性・主義からではなく、他人の状況(顔色)をうかがってこちらの方針を決める、という言動が米国人に「侮蔑の感覚」をあたえることを懸念されているのかもしれません。

 アメリカの顔色をうかがって近代を目指すのではなく、自発的に、本心から目指すんですよ、ということをアメリカ権力中枢に見せかけるために、あえてココでは本心(本当は近代主義なんかろくに信じちゃいないこと)を隠していると。

 うーん、まあ、NSAにかかったら「放送形式」なんかあっという間に翻訳されて分析にかけれてしまいますからねぇ。
 それに彼がアメリカ権力中枢の目を強く意識しているのは以下のような文からもうかがえますねぇ。

>  中西輝政先生。情報、情報と強調なさっていますが、その前に、ヤクザのかけひきってやつを勉強した方がいいですよ。あなたが「北鮮も核武装している」と 真顔でお書きになる度に、日本は米国のパワー・エリートから蔭で哂い者となるんですぜ。それが回りまわって、シナから日本が舐められる一因となるんです。

 もしアメリカを意識して本音を控えているなら、慎重というよりは自意識過剰でしょうな。
 しかし、そうであったらどんなにいいでしょうか。


[3883] Re:[3878] あきれるばかりです。 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/24(Tue) 05:04   <URL>

本当に失敬な人ですね。
質問に質問で返すなと指摘したばかりじゃないですか。
日本語読めないの?

アメリカの秘密外交反対は有名な話じゃないですか。ベルサイユ条約について多少紐解けばすぐ出てくる。そんなこともわからない(というより調べようともしない)で外交を論じ、真珠湾もイラク戦争も「おたがい様」?基本知識無しで毒物扱うお子ちゃまみたいなことしなさんな。

と ころで、あなた下らない揚げ足取りばかりやっているからどんどん話題が拡散して結局自分で自分の前言否定しているのわからないの?はじめ反中みたいなこと 言って、憂国気取りで媚中連中のお先棒担いでいる(今に支那が覇権国)のも気が付かないんですな。他人のソースの心配する前に自分のをしたらどうかね?
ハリウッド映画と俗流マスコミ報道で世界を夢見ているのはアンタのほうだよ。


[3882] フライングタイガースについて 投稿者:こたろう 投稿日:2007/04/24(Tue) 04:57   <URL>

中国戦線の日本軍機パイロットが、突然強くなった敵機に青い目のパイロットが乗っているという噂がたち、不満がったという話を耳にしたことがあります。もちろん日米開戦以前の話です。おそらく公式な記録など残さずに隠れてやっていたのでしょう。

空 軍パイロット100名と戦闘機を地上要員つきで送ってきて義勇兵はないでしょう。少なくともスペイン内戦の国際旅団などとは全く違います。実際、日本軍機 を撃墜するごとに高額のボーナスが支給されたそうです。その支払いの大もとはアンクルサムにたどり着くものと思われます。

このサイトが一番くわしくて公平かと思います。一部引用します。

> 米国は,1940年以降,アメリカ義勇部隊AVG,のちのフライングタイガーズによる,中国にある日本軍への航空攻撃を繰り返していた。これは,米軍によ るものではなく,あくまで,退役軍人が個人の資格で中国空軍に入隊して,傭兵として,戦闘に参加するという建前をとっていた。しかし,装備された航空機 は,当事の最新鋭機であり,米国内の陸軍航空隊で,組織的な義勇軍募集リクルートが行われていたし,米陸軍航空隊は,中国空軍にAVG向けの武器供与をお こなっていた。もちろん,これは米国大統領の承認を得た秘密作戦である。


[3881] 傭兵 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/04/24(Tue) 03:17  

西田さま

自分は特にフライングタイガースに詳しい訳ではないので、ウィキを参考にしたのですがAVGとしての初の実戦は1941年12月20日で、それ以前には特に戦闘はなかったようです。

零戦が初陣で戦った相手はソ連製I15,I16で、1940年にP40と戦ったという話はあまり聞きません。

第二次上海事変で蒋介石軍を指揮していたのは、ドイツ軍事顧問団のファルケンハウゼンですが、これをドイツの対日攻撃とする見方は当時も今も無いようです。

雇われ軍人は雇い主の国の軍人と判定されるのでは?

ところで、最近の韓国は急に反米を言わなくなりましたね(バージニア事件の前から)。
ノムヒョン氏は親米に転向したんでしょうか。



[3880] Re:[3868] 定期便(表現者) 投稿者:管理人 投稿日:2007/04/24(Tue) 03:03  

どうも、こんばんは。
暖かくなるこの季節、油断すると風邪をひいてしまいます。
皆様どうかお体ご自愛くださいませ。

でも、寒い冬の最中も、真夏にだって風邪には気をつけてくださいと書くのですから、
単なる挨拶程度でしかないのですが。

枯山 様>
ワークリストには枯山様には本当にお世話になってます。
お礼の言葉以外何もいえません。
有難うございます。

それでは、失礼します。


[3879] 困ぺい糖 様 千葉の一門弟様 投稿者:西田 投稿日:2007/04/24(Tue) 02:00  

1941 年12月20日はフライングタイガースの初陣ではなく、「太平洋戦争勃発後,初めての大規模な戦闘」です。米国は1940年以降,アメリカ義勇部隊 AVG,のちのフライングタイガーズによる,中国にある日本軍への航空攻撃を繰り返していたという話について、お尋ねしたつもりだったのですが。
それともこの情報は間違っているのでしょうか?
ご解答いただけたらありがたいです。



[3878] あきれるばかりです。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/24(Tue) 00:42  

>残念ながらアメリカはベルサイユ条約の時点で秘密外交そのものに反対しています。

>少なくとも大統領の命令がない限り一兵も国軍兵士を他国に派遣できないことにあの国はなっています。

 ↑これ何ですか?だからアメリカはそんなことしない、ですか?
 もしかして貴方が自慢する「上質のソース」ってハリウッド映画ですか?
 どれも「正義の国アメリカ」を大衆に植え付けるための安っぽい宣伝文句じゃないですか。
 あなたはリンカーンの奴隷解放とか、ウィルソンの平和原則とか聞くと奮い立っちゃうワケですか?そうですよね?
「ベルサイユで秘密外交に反対したアメリカが条約破りの常習犯なわけない」
とか言っちゃうわけですからね。
口で言うのと行動は別って分かりますか?
 ジョン=ヘイの「門戸開放宣言」もいち早く植民地主義に反対したアメリカの偉大な実績なんだろうなぁ。貴方にとっては。
あなたアメリカに対してものすごく好意的ですよね?
 結局言いたいのはそれだけです。

>1941年の開戦以降の援助やら

これ何のことですか?


[3877] フライングタイガー 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/04/24(Tue) 00:40  

いつもは軍事の話に振ろうとしてもほとんど誰も乗ってきてくれないのに、何で急にフライングタイガーの話が?
と思ったら元隊員がシナを訪問していたそうです。http://www.recordchina.co.jp/group/g7479.html

シナは朝鮮戦争はなかった事にする気ですかね。

ちなみにフライングタイガースの初陣は真珠湾攻撃後の1941年12月20日で、やはりアメリカの先制攻撃とは言いにくいです。
シェンノートも半分山師みたいなもんですし。

また、日本はシナ事変勃発後もアメリカから戦闘機や輸送機などを買ったりライセンス生産しており、つまりアメリカは日本にも武器を売ってました。

さんざん言われてることですが、蒋介石への最大の軍事支援者はナチスドイツであり、ついでソ連でした。

ドイツとは同盟、ソ連とは不可侵条約、米英には攻撃という、「やっかみ社会主義」をダメ右翼は反省すべきでしょうね。
もっとも貧乏で戦争が強そうな国と、戦いたい国は少ないと思いますが。



[3876] 以下、書くまでもなく書かない方がいいかもしれませんが… 投稿者:MUTI 投稿日:2007/04/24(Tue) 00:24  

 何らかの理由で、身近な存在に「力」を与えるかどうか考慮するとします。

まあ、
「最近、近所が物騒になってきて、
 ちょっと離れたところのヤツが飛び道具を振り回している。

 さて、その「離れたところ」とウチの間に住んでいるヤツがいるのだが、
いざというときに備えて、この隣の家に飛び道具をもたせるか、どうしようか?」
あたりの状況でかまいません。

こういう時、
最終的に、「与える・もたせる」と考えるにしろ、
「与えない・もたせない」と考えるにしろ、
その判断にさいして大きな検討要素になるのが、
その存在(隣家の住人)の日頃の行いやら信頼やら、ガッツといったもの、
平たく言ってとしまえば
「まともな存在なのかどうなのか」、
なのではないでしょうか。

「ちょっと離れたところのヤツは物騒だ。
しかし隣の家のヤツも「何をするのか分からないヤツ」だ」、
といった認識状況では、
隣の家が飛び道具をもとうとすれば
それを阻止しようとする努力に大きなエネルギーが注がれる事になる可能性が大であってあたりまえだと思われます。


 さて、仮に日本が有効な核武装をしようとした場合、
日本の資源・経済・軍事面での状況から考えて、
米国がどう反応するか、
どれだけ難色を示すかという面が、
極めて大きな問題であるわけです。

 こう考えますと、軍師のいわゆる「公的な約束・条約の尊重」、「公論」や「アカウンタビリティ」の重視等には、
近代自由主義社会の優位性といった面以外に、
大きな意味があると考えざるを得ないと思います。


 ここで私が書いたようなことは、言わずもがなで軍師も考えておられるかもしれません。

が、なんといっても軍師は、かつてインターネットを利用されていなかった頃、
自己の情報を発信することによる不利益が利益を上回るのではないかという懸念を
不利用の理由に挙げておられたような方ですから、
「翻訳されたとき、露骨・あからさまでまずい」等と判断し、
理念の面から近代自由主義の尊重という趣旨を重視した発言をされているのかもしれません。

以上、姑息な意見です。
また、自己の理性・主義からではなく、他人の状況(顔色)をうかがってこちらの方針を決める、
という言動が米国人に「侮蔑の感覚」をあたえることを懸念されているのかもしれません。

以上、姑息な意見です。


[3875] Re:[3873] ただ、ただ、あきれるばかり。 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/23(Mon) 22:56   <URL>

余裕かましているつもりで結構破綻していますよ。

条約破りまくりだと主張したのはあなたですし、本当に呆れているのはこちらですよ。

それに質問を質問で返すような無礼をあなたの周りの人はよく是認してますね。

条約破りでちょっと工夫?どんな?あなたの想定はこっそり秘密裏にうまくやればレベルの工夫でしょうが、残念ながらアメリカはベルサイユ条約の時点で秘密外交そのものに反対しています。それなのに、条約破りの常習犯ですか。
中国なんかそれをやるかもしれませんが、そんな国がアメリカに認められて東アジアで覇権を握るなどと言った点はどうなんですか?

そして真珠湾が自衛戦争?おかしな人もいたものだ。石油云々と言う理屈は東京裁判の弁護で出てきましたが、単に正当化の理屈でしょうに。
これを真顔で日本国内で主張して、靖国の展示がどうなったか、どういう顰蹙を買ったか都合の悪いことを忘れるあなたは上の空なんでしょうな。

フライングタイガースについては証拠を示せと聞いているんです。これはあなたとの話し全部に共通します。居直ったって何も世界は変わりませんよ。
1941年の開戦以降の援助やらが何で戦争開始のトラップになりえるんですか?時間関係すらお判りにならないようだ。

後半はもう大混乱ですね。誰が何をと言うことすらもう滅茶苦茶。私は兵頭二十八じゃないですからね、念のため。
そして皆さんどう思うって?不法なこと(先制奇襲開戦)をやる国に対して経済制裁を発動することに同意するからといって、あなた、そう、日本人であるあなたまでいろいろ無法国家の国民のために心配してあげるわけだ。お優しい。

そ して、イラク戦争でどっちが先だ?クウェート侵略以来の一貫したイラクの侵略姿勢をアメリカは問題にしたんであり、一端湾岸戦争で区切りのついた事態に対 して武力行使まで伴う制裁はいかがなものか、かえって先制攻撃になってしまうではないか、というのがフランスの反対理由なんです。原因はフセインの不法が 止まらない事と当時共通の認識があったんです。当時の国連議論のテープでも巻き戻して見られるといい。

ボクの信じることはみな自明だ、では誰も相手にしなくなりますよ。キツイこと言ってくれるうちが花だと思いなさい。


[3874] 有名な他ブログに登場 投稿者:IMACOT 投稿日:2007/04/23(Mon) 22:39  

最近の『ネットゲリラは潜水艦である。』で、放送形式が引用されています。

確か兵頭師もそのブログについてふれておられました。


[3873] ただ、ただ、あきれるばかり。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/23(Mon) 22:19  

 困ぺい糖さん、ちょっと落ち着いてください。
 まるでヒステリックな女性社会党員が
「植民地支配なんか日本だけじゃなくみんなやってたじゃないか。」
って言われた時に返すみたいな論法はやめましょう。
 アメリカがパリ条約破りの常習犯なら兵頭氏の説は根底から崩れます。なにが「近代人は公的な嘘をつかない」なのか馬鹿らしい、ということになります。「それでもアメリカは支那よりはマシ」とか言っても駄目です。

 さて、アメリカはパリ条約を破ったのでしょうか?

 フライングタイガーズについては、要するに証拠がないの一点張りで乗り切るつもりですね。
 ベトナムは「ドミノ理論」がある、でしたっけ?
 イラクは、事前にフランスと先制攻撃の是非について議論した?よく分からないけどこれで条約の要件は満たしたというわけですよね。

 こうして見るとずいぶん抜け穴が多い条約じゃないですか。ちょっと工夫すれば何だってやれちゃうんですね。

 それなら、真珠湾開戦も自衛戦争じゃないかって日本人なら考えますよね?普通は。
 石油が現実に入らない状況があって、後は時間が経過するだけで軍隊が無力化されちゃうワケだから、「ドミノ理論」なんぞよりよほど分かりやすい危機ですよ。

 兵頭氏はここら辺のことを随分エキセントリックな理論で否定しますね。下のURLから引用します。

>日本は満州事変までは国際連盟の常任理事国である。
>その国際連盟は、戦争に代る外交手段として、経済制裁を認めていた。
>動員先制開戦プログラムがもたらす急速確実なメガデスに比べたらば、経済封鎖で他国民をいためつける方がずっとマシであり、許されると、日本政府も合意していたのだ。

 要するに「経済制裁を認める国際連盟の常任理事国をやっていたのだから禁油に文句を言える立場じゃない。だから禁油は自衛の理由にならない」っていうことですよね。
 上のベトナムやらイラクと明らかに基準が違うじゃないですか。何なんですかこの鬼のような厳しさは?
 実際自分が食料を止められて飢えてるとき、過去の立場やら発言やらに遠慮して潔く飢え死にする人っていますかね?みなさんならそういう時どうします?
 自衛権はどんな条約やら約束より絶対優先するんですよ?黙ってたら死ぬ場合、「動員」して活路を開いても良いんじゃないですかねぇ。常識ではそうだと思いますが?
 イラクでは先に「動員」したのはどっちでした?「動員」の理由は?一度まじめに比べてみたらどうです?

 でもって彼の理論は必ず
「アメリカは悪くない、悪いのは日本(の一部の馬鹿)だ。でも一番悪いのは支那だ」
って言う流れになるんですよね。ここの「門弟」さん方も皆さんそんな論調ですもんね。


[3872] いよいよ改憲ですね 投稿者:ヒデキ 投稿日:2007/04/23(Mon) 19:34  

ここで歴史を学び、政治を考えましょう。

加瀬英明=談話室BBS
http://www.kase-hideaki.co.jp/d002/trees.cgi?log=



[3871] デュープロセス 投稿者:ジャンケン建設大東亜! 投稿日:2007/04/23(Mon) 12:27  

アメ公といえばアラモにメーン号にハワイ共和国にアギナルド一派大虐殺にトンキン湾だからなあw
それでも支那人鮮人露助に比べりゃマシ、公約は守るという軍師評は圧倒的に正しいと思うけどw


[3870] Re:[3869] 困ぺい糖 様 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/23(Mon) 05:48   <URL>

>西田様

ここでは何度か申し上げていますが、パリ条約違反について、日本が計画によった国軍による奇襲を敢行したことを指して議論しております。
よしんばアメリカもやったからおたがい様だという議論になったら、それは国際法上正当な議論とは言えません。つまり、アメリカがヒロシマを核攻撃したから、朝鮮本土を空爆したから、アメリカ攻撃用核ミサイルを持っても良いと言う北朝鮮論理に墜ちてしまいます。

義 勇軍(フライングタイガース)について、米軍の正式の計画とはいえないのではないですか。少なくとも大統領の命令がない限り一兵も国軍兵士を他国に派遣で きないことにあの国はなっています。フライングタイガースを米国によるダマシ討ちだというならその命令なりのプルーフを示して論じる必要があります。

そして、日本をダマシ討ちするなら、もっと効果的なプランは当時の人の身になればいくらでもありますよね。戦争の経緯を見ても、日本は騙してのせて、返り討ちでやっつけられるほど甘い敵だとアメリカ政府は認識していません。

そして、援助ですが、その大多数が真珠湾後です。当時の援助の大半は独ソから来ています。宋美齢はアメリカに実はカネの無心に来たと思われますが、「あの娼婦め」とくさされてます。


[3869] 困ぺい糖 様 投稿者:西田 投稿日:2007/04/23(Mon) 01:00  

「アメリカがその不戦条約に対する重大な違反を犯した事実」の件ですが、蒋介石軍にアメリカは武器を流したばかりではなく、義勇兵も送り込んでいます。これをパリ条約違反ととらえる人もいますが、これについてはどう思われますか?


[3868] 定期便(表現者) 投稿者:枯山 投稿日:2007/04/22(Sun) 22:20  

管理人様

今回触れます兵頭氏の記事は『表現者』の連載「近代未満の軍人たちK 森林太郎」です。

お読みになる際の御注意。
※・・・ 私注
○・・・ 引用
無印・・・ 私(枯山)の意訳

江戸時代の医者特に内科は藪であるのが当たり前という認識が患者側にあったが、開港直後の宣教団体に属したヘボンを代表とする西洋医により医術が疾病を治癒できると同時に、江戸の医家の権威は失墜した。しかし裏日本には医家のステータスはそのまま維持された。
※江戸時代の戯曲落語の類には、藪医者の話(酷いと土堤医者)が出てくるが、あながち誇張しただけでない現実味があったと伺える。

森は島根の藩医の長男として、文久2年に生まれ、東京医学校、陸軍病院を経て明治17年に国費留学生としてライプチヒ大学に送り出される。目的は、徴兵の強健と衛生のための実務知識を欧州から日本に移植するためである。

森は、脚気の細菌病説を広宣する。日清戦争でドイツスクールの株が急上昇したため、戦死者の3倍近い脚気による死者がでたがボスの石黒忠悳の庇護があり無謬のままとなる。

明治32年に森が小倉の第12師団軍医部長を拝命すると、中央から異動した一点を持って森1人のみ「左遷」と大騒ぎする。

日露戦争では、第二軍の軍医部長たる森は、脚気に著効がある麦飯の支給要請に対し拒絶と妨害をした。
※兵站上の煩雑さから反対したという話があるが、どう見ても森を含めたドイツ留学組の後々の言訳でしかない。軍隊の強健維持の任務失敗を認められない(認めれば本当の左遷しかない)ためである。

山縣有朋の和歌サークルに森が参加したのは明治39年6月である。和歌は山縣に漢学は石黒に及ばない森は、西洋流行物の翻案で自然主義文学手法を日本語に移植しようとした。

明治41に、陸軍大臣寺内正毅は、森の面前で陸軍兵食に麦飯を支給するように裁決する。戊辰役のとき右腕を切断される寸でのところで懇願した英人外科医に切断せずに直してもらった寺内にとり、森は昔の典医と独断ドイツ流秀才の混合人格を見たのである。

森は小説の『阿部一族』と『高瀬舟』を書きぶりを読むと首の何処を切れば楽に死ねるか知らなかったことが明らかで、偏頗な古い「医博」たる森は事務管理能力を買われて医務局長におさまっていたに過ぎない。

森 は小説にドイツ語で性的な隠語を書いたが、外国語が出来る内務省官僚により雑誌は既刊分を除いて発禁処分を行った。これは山縣からの警告として、森に西洋 哲学の学識をもって社会主義思想へ対する反論を期待したのであるが、森のような医家の「自愛と風流に費やす」体質には合わなかった。

枯山


[3867] Re:[3866] 私がここに来た頃・・・ 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/22(Sun) 21:09   <URL>

アメリカが弱体化するから、今度は支那だと言う論拠は?
支那はどの部分をどういう風に「覇権」を担うのか?
支那が子分を増やした?アフリカ、南米?どこをどういう風に?
過去の印象論と事実の分析をはっきり分けられないあなたは何を主張したいのか?
いずれも具体的に何も述べていません。「オレは思う」程度の話です。

ちゃんと具体性のある話をしてから言いなさい。といいますか、元ねたがみんな国内のマスコミ論調に丸写しですよ。自分の言葉で語っていない。

厳しく問われているのはあなたのほうじゃないですか?


[3866] 私がここに来た頃・・・ 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/22(Sun) 17:37  

 米国の変化を次のように説明する方がいましたね(誰だか忘れましたが)。

 米国権力中枢にはネオコンみたいな理想を掲げて世界中で無茶をやる連中と、その理想が破綻した後、後始末を担当するリアリストと呼ばれる連中がいる。
 そして、イラクでの無茶が破綻した今、リアリストの連中がまさに乗り出してきたところである。リアリストの連中のやり方は決まっていて、米国に集中しすぎた権力を、地域ごとの大国に分散することで米国の負担を軽減するものだ。

 イラクでの負けがベトナムに匹敵するという見方まで出ている今、この考え方は非常にタイムリーだし、現実を説明するのに役立ちそうです。
 ところが、その方は続けて「西太平洋を任されるのは我が国を置いて他にない」と言い切るのですね。
 理由は「責任を担うにたる国力がある」「過去に西太平洋を仕切っていた経験がある」というものでした。

 おそらく「核武装さえすれば」「憲法改正さえすれば」というのが前提なのでしょうが、そもそもの前提の都合が良すぎます。
  日本は民主主義国家ですから、国民に地域の覇権を担うという気概がなければ、アメリカが押し付けるだけではどうにもなりません。北のミサイルを食らって一 時的にヒステリー状態になり、核武装するというシナリオはあるかもしれませんが、そんな経過では覇権担当国の資格は得られないでしょう。
 また、過去の経験と言っても多くの日本人にとって戦前は遠く暗い思い出ですよね。それよりは直近の対米従属下における繁栄が忘れられないのではないですか?

  日本よりはむしろ大陸支那に白羽の矢が立つ可能性が大きいものと危惧します。もともと覇権を担う気概は十分ですし。アジア・アフリカにに子分を増やしてい ます。少数民族の独立運動は下火だし、弱ったアメリカはもう支那に人権その他でうるさい事は言わなくなるでしょう。支那包囲網も実態は不確かなものです。 少なくとも南方アジアにおいては。
 現実の問題を解決する能力にしても、例えば北核問題で鍵を握るのは支那と日本どちらでしょうか?支那ですよね。日本版サンダーボルト作戦は虚像ですから。
 
 なお、兵頭氏の言う近代性うんぬんはもう破綻しています。個々人の性質においてシナ国民が一般に無法だというのは分かりますが、国際関係において国民の資質みたいなものは大きなファクター足りえませんね。
 70年前の事件も同様です。開戦時に自衛を装うことを忘れなそうな国だから信頼できるなんて理屈はありません。

 ちょっと日本に厳しい意見だったから不愉快になった方もいると思います。おかしなところがあったら指摘してください。


[3865] 挑発 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/04/22(Sun) 12:48  

困ぺい糖 さま

相手は基本的に「俺様の気に入らない意見は認めねえ」と言ってるだけなので、以後は軽く受け流しつつあからさまにおかしい点に反論するくらいでいいのでは?

シナの冊封体制に入った朝鮮は、美女・秀才・良馬・金銀財宝などをシナに朝貢し、見返りに茶碗などを受け取って、その結果が李朝末期の惨状です。

敗戦日本は対米貿易で大黒字です。儒教的礼節世界と近代世界はこれほどまでに全く違います。

しかし、「世界にはこういう見方をする香具師もいるのか」と教えてくれるのはある意味貴重です。
書き込みがまったく無いよりは、掲示板が活気付くのもたしかですし・・・毎回の長文引用はたいがいにしてくれよとは思いますが。


[3864] Re:[3863] [3857] トクダネの女子アナ超嫌い 投稿者:史門  投稿日:2007/04/22(Sun) 12:01  

熱烈読者さま

そばに警察官が居ないと抑止力が働かない社会になりつつあるのかも。ネットの中では「名無し」が細かいクレームを出しまくり、ちょっとしたことでも非難される監視社会になってるのにね。

だんだん日本もシナ化してきたのかな(・_・、)

ささと9条をポイしないと映画「デモリショマン」の世界が現実になったりして。あの映画は日本をおちょくってるみたいだし





[3863] Re:[3857] トクダネの女子アナ超嫌い 投稿者:熱烈読者 投稿日:2007/04/22(Sun) 10:11  

史門さま

ぼくもこのニュースを昨日見てからイヤな気持ちになっています。犯人は死刑でも足りないぐらいですね。

た だ、現場の乗客は何が起きているのかわからなかった...というのが真相ではないかと思います。まさかこの日本で、走行中の列車でそんなことがと想像もつ かなかったのでは。泣いている連れの女性をデッキに引っぱって行ったように見えたと推察します。(そうでなければ、何もしなかった乗客も犯罪幇助ですが)

ぼくもひったくり直後の場面に居合わせながら、ポカンとして犯人の逃走を見送ってしまった経験があります。タックルぐらいできたのにと、後から思いっきり自己嫌悪に陥りましたけどね。

被害者の方には同情に堪えませんが、こんな事件もあり得るのだと皆の頭にインプットされたので、今後同種のことが起こる確率は減ったと思います。しかし、世の中には狂った奴がいるものですね。





[3862] Re:[3860] [3853] 「図書館」がメインですが、「真珠湾」が気になるようなので。 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/22(Sun) 07:22   <URL>

>一読者様
い ちいち人の発言を細切れにして反駁を加えるというあなたの作法はルール違反ですし、やられたほうはカンに触るんですよ。そもそも引用自体についてどこまで 許されるか否か、相手に了解取りながらやってますか?でないと相手によっては取り返しがつかないことになりますよ。今回なんか全文引用じゃないですか。本 来なら無視されたり、逆に抗議されてもおかしくないですが、アラシあるいは粘着とされてもいいんですね。ともあれ、いいたいことは言っておきます。


そ もそもあなたは不戦条約の出来上がった経緯すらご存じなく、また、アメリカがその不戦条約に対する重大な違反を犯した事実についてたずねても、ベトナム、 イラクがあるじゃないかと言うばかりでその2つがどうして違反行為(計画を持ってなす先制攻撃)なのかについても言及していません。
申し訳ないじゃすみませんよ。謝罪はいらないからちゃんと論証しなさい。話はそれからです。

真 珠湾について、では日本の態度は一点も曇りもないとお思いなんですか?不戦条約は日本も批准しているんです。当時受け入れた経緯については、「人民 (peoples)」文言が君主国にはそぐわないと茶々を入れた程度です。帝国議会における田中義一(首相)の演説が日本政府の最終的な公式態度であり、 そこでは先制攻撃禁止については異議を挟んでおりません。これは図書館でもサイトでも探せますから自分で当たるべきでしょう。

そしてお聞きしたい肝心な点は、どうして真珠湾について今更アメリカに対して認める非はないと確信をこめて仰る点です。
約束違反をやったのは事実なんです、よしんば相手が今他で違反を別にやっているからといって、70年前のことさえ事実としてきちんと認めない、というふうに思われたとしたら、まともに相手をしてもらえますか?
はじめから約束そのものを守る気もない中朝のような国とは異なる相手です。







[3861] 引用の上での反論ありがとうございます。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/22(Sun) 07:01  

やはり引用があると噛み合い方が違う気がしますね。

>破りまくってはいないと思います。イラク戦争のときは、「予防的な先制攻撃は許されるか」で米と仏の論争になりました。アメリカがパリ条約以降、先進国、大国を攻撃したこともありません。
>ベトナム戦争のときは「ドミノ理論」を掲げるなど、一応パリ条約に配慮はしていました。
>シナはそういう「説明」をしません。

 要するに米国は日本の真珠湾攻撃を糾弾した後、パリ条約を複数回破ったということですね。 
 次のことは強く指摘して置きたいのですが、アメリカがベトナムやイラクは攻撃しても大国や先進国を攻撃してこなかったのは、少なくともパリ条約のためなんかじゃありません。
 ここは是非とも常識で考えてください。常識は結構大事です。そして妄信は危険です。兵頭氏はかなり頻繁に間違う御仁だということをお忘れなく。
 なお、唐突に支那を非難しておられますがここでは関係ないと話と思います。

>兵頭師は、「真珠湾攻撃の非を認めよ」とは主張しますが「今からアメリカに謝罪せよ」とはおっしゃってません。
>今さら第二次大戦中や戦前のことで、しかも講和条約を結んだ後に外国政府に謝罪を迫る前近代国家は、シナと朝鮮しかないと思います。

 非を認めるのは日本人の心の中だけで良いのでしょうか? アメリカにアピールしないとシナ人と区別してもらえませんよね。
「アメリカに対して侵略の非を認める。」
 これはアメリカに対して過去の侵略を謝罪することと同義な気がします。が、違うとおっしゃるならあえて追求はしません。
 ところで、また唐突に支那の話が出てくるのはなぜでしょうか?

>パリ条約を破ったうえに、条約を尊重する『構え(ポーズ)』を見せることすら怠ったのは、先進国としては極めて重大な問題だと思います。

 「極めて重大な問題」だからこそ70年後の現在に至るまでそれが亡霊のように日本を縛り付けているのだと説明されるわけですよね。
 しかし、実質とは無関係の「ポーズ」がそこまで重大かという疑問がまず、あります。また、そもそも当時の日本がどの程度のうるさく騒いでいれば十分な「ポーズ」たりえたのでしょうか?基準は?そう考えてみると精緻な議論とは程遠いと実感できます。
 まさに兵頭氏が一人で言っているだけのことであり、今、唐突に70年前の非を認めることの必要性はやっぱり分かりません。

>ソ連の姿勢が当時の日本よりは現実的だったのは間違いないです。
>ソ連は張学良による領事館員拉致事件の報復として、満州に攻め込んだことがありますが、ソ連軍は居座らずにその後撤退しました。
>シベリア抑留などはアメリカではなく日本が抗議する事です。

 アメリカ主導の東京裁判において、「日本のソ連に対する侵略(第六章)」がその判決で認められています。
 不戦条約の幹事国だったアメリカの国務省人脈は日本帝国の真珠湾攻撃には憤ったが、ソ連の対日参戦は高く評価した結果なのでしょうか?
 もしそうならばその「国務省人脈」とやらはアンフェアも極まった偽善者連中と評さざるを得ませんが、私はむしろ兵頭氏の論説が支離滅裂の間違ったものだという風に考えます。
 なお、張学良のことは関連性が薄いと思います。また、今議論しているのは開戦に関することなので、シベリア抑留は別の問題です。

> なぜ自国の非を認めることが、相手に土下座して事大するという発想になるのか理解できません。
>アメリカも「イラクに大量破壊兵器はなかった」と、事実は事実として認めています。
>都合の悪い事実を決して認めないのもシナです。

 大量破壊兵器がなかったのは物理的な事実であり、すでにばれてしまったのだから認めるでしょう。米政府が「だからイラク戦争は侵略戦争だった」なんてことをほのめかしでもしましたか?
  突然、70年前のことを特殊な"侵略の定義"まで持ち出して日本の米国に対する侵略だったと決め付け、外務省をしてその認識を当のアメリカにアピールし、 「近代人と認めてください、隣の蛮夷どもとは違うんです」とくれば"土下座して事大"もあながち過ぎた表現ではないかもしれません。

>日本人が国際法に理解を示せば、西側諸国からは「謝罪と補償」の要求をされるというよりも、かえって信頼されるでしょう。

 上に"事大"という言葉が出てきたのでその続きで言うと。
 その昔、東アジアでは儒教的礼節に理解を示せば天朝に評価され、高い地位と高価な答礼の品が得られたものです。
 しかし、本場天朝で廃れた礼儀をかたくなに守ってまで評価されようとするのは朝鮮くらいでした。
 仮に天朝を「西欧」、儒教を「近代精神」に置き換えた新冊封体制が存在するとしても、我々は朝鮮になるべきではない。それはやり過ぎで有害だと歴史の教訓が教えるからです。  


[3860] Re:[3853] 「図書館」がメインですが、「真珠湾」が気になるようなので。 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/04/22(Sun) 05:01  

あまりにも独特な発想をする人には驚きますが、まさにこれが文化の違いなんでしょうね。

>  そもそも、パリ条約なんてアメリカも含めて破りまくってます。「不戦」なんて謳ってるふざけた条約ですから、当然ですよね。

破りまくってはいないと思います。イラク戦争のときは、「予防的な先制攻撃は許されるか」で米と仏の論争になりました。アメリカがパリ条約以降、先進国、大国を攻撃したこともありません。
ベトナム戦争のときは「ドミノ理論」を掲げるなど、一応パリ条約に配慮はしていました。

シナはそういう「説明」をしません。

>  だったら何故、日本の真珠湾だけが重大な「非」となり、今からでもアメリカに対して非を認める、つまり謝罪することが必要になるのでしょうか?

兵頭師は、「真珠湾攻撃の非を認めよ」とは主張しますが「今からアメリカに謝罪せよ」とはおっしゃってません。
今さら第二次大戦中や戦前のことで、しかも講和条約を結んだ後に外国政府に謝罪を迫る前近代国家は、シナと朝鮮しかないと思います。

> >「日本の非はパリ条約を破ったこと自体ではなく、条約を尊重する『構え(ポーズ)』を見せることを怠ったことである。」

パリ条約を破ったうえに、条約を尊重する『構え(ポーズ)』を見せることすら怠ったのは、先進国としては極めて重大な問題だと思います。

> > ソ連は、ドイツがたたきのめされるやすぐに、日本非難を開始していた。
> >日本を侵略者と呼ばわり、その侵略者への反撃をすると、予告しているのである。
> >つまり世界に対する自衛宣言である。これをすることによって、ソ連は「パリ不戦条約」を遵守しようとする意志を、いちおう、示したのだ。
>
>  平たく言えば、やる前に相手を口汚く罵ってたからOKだってことです。
>  ソ連の対日参戦がいかに不義なものかは説明を要さないでしょう。実態は卑劣極まる侵略戦争そのものでも、一応自衛を装ったからアメリカ高官は満足した、ということが言いたいらしいです。

ソ連の姿勢が当時の日本よりは現実的だったのは間違いないです。ソ連は張学良による領事館員拉致事件の報復として、満州に攻め込んだことがありますが、ソ連軍は居座らずにその後撤退しました。
シベリア抑留などはアメリカではなく日本が抗議する事です。

> 「とにかく強大なアメリカに噛み付いた無謀が非である。もう懲りたから二度と逆らわないという意味を込めた謝罪を改めて行うべきだ」

なぜ自国の非を認めることが、相手に土下座して事大するという発想になるのか理解できません。アメリカも「イラクに大量破壊兵器はなかった」と、事実は事実として認めています。
都合の悪い事実を決して認めないのもシナです。

日本人が国際法に理解を示せば、西側諸国からは「謝罪と補償」の要求をされるというよりも、かえって信頼されるでしょう。



[3859] Re:条約破り? 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/22(Sun) 01:01  

>困ぺい糖どの

 できれば私の文を引用して反駁していただけますか?ちょっと曲解が多すぎます。
 議論が噛み合うように、あえてあなたの全文を引用させていただきますのであしからず。

>パリ条約を破るということを、アメリカも破ったから、OKと仰りたいのですか?

 「OK」の意味がよく分かりませんが、イラクで現在進行形の「侵略(兵頭氏の定義による)」を続けているアメリカに対して、突然70年前の真珠湾の侵略性を認めるなんてことは馬鹿げていると思いますね。その意味で真珠湾の非を認める意義は理解しがたいと感じます。
 なお、兵頭氏による侵略の定義はウィキペディアにおける氏の項目に載ってますのでご参照ください。
 蛇足ですが、そもそもこの定義からして氏独自の風変わりなもので、日本の開戦は自衛のためだった(パリ条約違反ではない)とする説を否定しきれていませんね。

>そして、これは国内の問題だ、はあまりに独善過ぎませんか?

 「これ」とは何のことですか?
 海軍の作戦が五箇条のご誓文の精神に背くものだったという点でしょうか?
 外国に対して「五箇条のご誓文の精神に反して申し訳ない。」なんてことを謝らないでしょう。私が言いたいのはそういうことです。

>どんな国でも戦争の開始は自国の都合でするものです。つまり敵国の都合(この場合はアメリカ)を伺ってはじめたとすれば、その前に外交解決の余地は十分あったということですよね。

 おっしゃる意味が正確には分かりかねますが、十分にあったはずの「外交解決の余地」とは具体的に何を想定されているのでしょうか?
ハルノートを受けての支那撤兵のことですか?
それならば、事実上不可能だったとする意見もあるわけで、「十分」という言葉は明らかに不適切でしょう。

> そして判じがたいのですが、アメリカが条約破りをやった具体的な事例を示していただきたい。
>パリ条約の根本は第一次大戦の教訓から先制攻撃の開始を外交その他の解決手段よりも最優先させるということを禁止し様じゃないか、ということです。
>当事者はこれで大戦争(大国同士の戦争)は防止可能と見たんです。そしてこの条約発効後、勧進元のアメリカ(「ケロッグ=ブリアン条約」の名に注目してください。)が破った事例があるならお聞かせ願いたい。

 イラクやベトナムで十分ではないですか?
 まあ、兵頭氏の解釈によれば、やる前に相手に難癖つけて自衛を装えば違反にはならないらしいですからそれに沿って少し検討を加えると、、
 ベトナムでは「事前の難癖」に加え、「第一弾」もトンキン湾において捏造した訳ですから当時の米国は遵法精神が横溢していたと言えるかもしれませんね。
 しかし、イラクでは「第一弾」はとっくに放棄して自分から撃つし、「事前の難癖」もすぐ難癖とバレるような粗雑なものだったワケですから、もう条約なんかどうでもよくなっていたのかもしれませんね。
 ホント、パリ条約のことは真面目に議論するのがバカらしくなります。改めて真珠湾の非を認める意義は理解しがたいと感じます。

>また、アメリカの高官というのも不明朗ですね。誰のことを指すのですか?認識していたとは、公式な発言はしたんですか?

 同じ事を兵頭氏に尋ねて下さい。私も知りたいです。兵頭氏の以下の発言を受けて返したことですから。よってアメリカの高官とは「国務省人脈」を指します。

 > ナチスやスターリンですら「自衛」を装うことを心がけ、大いに尊重する構えを見せているパリ不戦条約を、日本政府だけは、公然と、堂々と無視していた。
 >これに、不戦条約の幹事国であった米国の国務省人脈が憤ったのはあたりまえである。

>あなたの話はまず、私の問にきちんと答えたことがないことが特徴です。

 それは申し訳ありません。

>引用などせず自分の言葉で答えてください。極端な話、今回も兵頭師が何を言ったかは全く私は俎上に乗せていません。

 引用した上で自分の言葉で答えているつもりです。
 また、ここでは常に兵頭氏の意見を念頭に話をしています。そういう掲示板だと認識しております。

>師と私に(私は別にどうでもいいんだが)失敬な態度じゃないですか?

 非礼があったらお詫びします。

>最後の一文はまったくのあなたの憶測でしょう?
>いつそんなこと私が言いましたか?人の主張まで捏造して捨て台詞に使うなどと言うのは本当にあなたは困った方ですね。

 最後の文は兵頭氏に対して言ったものです。憶測というよりは皮肉に近いかもしれません。
 困ぺい糖氏の主張を捏造したものと誤解されたのなら、誤解を招く言い方をしたことをお詫びします。

>それと、英語じゃないと相手に通じないというなら、英語勉強すればいいんです。多くの方が英語で討論されてますよ。
>義務教育含めて6年間やって、北京官語よりも、最近NHKが熱心な付け焼刃のハングルよりも標準的日本人には簡単なはずですよ。

 申し訳ありませんが、私のどの発言に対するお答えか察しがつきません。やはり引用していただけますか?

> 一読者さんは現状認識が出来ていないんですよ。
>外交を単なる添え物、セレモニー程度にお考えだからこういう珍論(まず相手を罵れ。それから戦争だ。もし都合が悪ければまず戦争だ。)を主張するんです。

 まさにその珍論を兵頭氏が展開しながらパリ条約違反うんぬんを論じているので、真珠湾の非を認める意義は正直理解しがたいと申しました。私がそれを主張していると解されるのは心外です。

>たぶんソースがあまりにお粗末なんだと思います。個別の事例についてきちんと精査し自前で考えてから発言してください。

 その点は気をつけたいと思います。

>真珠湾の非を認める意義は正直理解しがたい、と仰ったのはあなたですよ。具体的な非があると認めるなら、その「非」とやらをあなたの言葉でお聞かせ願いたい。

 私の主張は、今改めてアメリカに対して認めることが必要であるような「非」は存在しないということです。
 広い意味で考えれば「非」はたくさんあるでしょう。負けた戦争なんですから。

>そして、その非についてアメリカに何もしなくていいとか、今後同じようなことをやってもいいんだというような理屈があるのならお話願いたい。

 アメリカに対して今改めて認めるべき「非」は見当たりません。だって侵略戦争を遂行中のアメリカに対して「70年前は侵略戦争をはじめてすみませんでした」なんていったら逆にまずいと思いませんか?
まして
 「条約遵守を装うそぶりも見せなくてすみませんでした」
なんてふざけたことを言ってはいけません。
 かといって真珠湾を繰り返すべきではないとも思います。アメリカと戦争するなら軍艦を殲滅することよりも世論を挫くことを第一に考えるべきだからです。


[3858] ウィキの追加 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/04/22(Sun) 00:07  

兵頭師のウィキに、「近代主義」の項を追加しました。また、核武装の欄も補足しました。

[3854] のタイトルと投稿者が逆になっちゃってますね・・・orz





[3857] トクダネの女子アナ超嫌い 投稿者:史門  投稿日:2007/04/22(Sun) 00:05  

こ の事件は酷すぎるね。暴漢に凄まれたら皆見て見ぬふりかよ・・・。日本人は9条とマスゴミの電波で真から骨抜きにされたのかね。暴漢には喧嘩するつもりで 注意しないとダメだ。たとえマスゴミにご登場するバカ女(中年女子アナー30過ぎて自分の意見を言わせてもらえる身分になりました)が勘違いリベラルデム パ、武侠精神を野蛮なものと白い目で見るデムパを飛ばそうとも、そんなもの相手にしちゃいけないよ。まとも日本人ならいざって時は腕力に訴えてでも暴漢か ら人を助けなくちゃいけない。

おいらすっごい小心者だけどね(・_・、) おいらにできるかな、ドキドキ

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/961294.html


[3856] ついでに 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/21(Sat) 22:51   <URL>

一読者さんは現状認識が出来ていないんですよ。

外交を単なる添え物、セレモニー程度にお考えだからこういう珍論(まず相手を罵れ。それから戦争だ。もし都合が悪ければまず戦争だ。)を主張するんです。

たぶんソースがあまりにお粗末なんだと思います。個別の事例についてきちんと精査し自前で考えてから発言してください。
真珠湾の非を認める意義は正直理解しがたい、と仰ったのはあなたですよ。具体的な非があると認めるなら、その「非」とやらをあなたの言葉でお聞かせ願いたい。
そして、その非についてアメリカに何もしなくていいとか、今後同じようなことをやってもいいんだというような理屈があるのならお話願いたい。




[3855] 条約破り? 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/21(Sat) 22:31   <URL>

パリ条約を破るということを、アメリカも破ったから、OKと仰りたいのですか?
アメリカが核独占だからNSPを抜けてもいいというイラン、北朝鮮と同じ理屈ですよね。
そして、これは国内の問題だ、はあまりに独善過ぎませんか?
どんな国でも戦争の開始は自国の都合でするものです。つまり敵国の都合(この場合はアメリカ)を伺ってはじめたとすれば、その前に外交解決の余地は十分あったということですよね。

そして判じがたいのですが、アメリカが条約破りをやった具体的な事例を示していただきたい。
パ リ条約の根本は第一次大戦の教訓から先制攻撃の開始を外交その他の解決手段よりも最優先させるということを禁止し様じゃないか、ということです。当事者は これで大戦争(大国同士の戦争)は防止可能と見たんです。そしてこの条約発効後、勧進元のアメリカ(「ケロッグ=ブリアン条約」の名に注目してくださ い。)が破った事例があるならお聞かせ願いたい。

また、アメリカの高官というのも不明朗ですね。誰のことを指すのですか?認識していたとは、公式な発言はしたんですか?

あなたの話はまず、私の問にきちんと答えたことがないことが特徴です。引用などせず自分の言葉で答えてください。極端な話、今回も兵頭師が何を言ったかは全く私は俎上に乗せていません。師と私に(私は別にどうでもいいんだが)失敬な態度じゃないですか?

最後の一文はまったくのあなたの憶測でしょう?
いつそんなこと私が言いましたか?人の主張まで捏造して捨て台詞に使うなどと言うのは本当にあなたは困った方ですね。

それと、英語じゃないと相手に通じないというなら、英語勉強すればいいんです。多くの方が英語で討論されてますよ。義務教育含めて6年間やって、北京官語よりも、最近NHKが熱心な付け焼刃のハングルよりも標準的日本人には簡単なはずですよ。


[3854] 千葉の一門弟 投稿者:理性の王国 投稿日:2007/04/21(Sat) 22:06  

「別冊正論」に軍師の憲法論が二本立てで掲載されてますね。
いつも不思議に思うのは、正論や諸君には毎月のように軍師の論文が掲載されているのに、2chの保守ヲタクが読んでいる形跡がほとんどないことです。

どうも2ch保守ヲタクは、保守系言論人のブログや本などから、気に入った部分だけを引用しているようです。
「ユダヤ陰謀論」に代表される社会主義思想、儒教思想、条約破り革命外交の正当化はけっこう根強いですね。
さすがに何十年も信じていたことを、1年2年で変えるのは難しいみたいです。

もっとも2ch軍板のイナゾウ中佐のようによくわかっておられる人もいますし、警察、防衛関係者が軍師の論文を読んでいるのは間違いないので、じわじわと広がって行くと思いますが。

最近は事件が立て続いてますが、「バージニア虐殺事件」は特にすごかったですね。
韓国人の虐殺犯がやったことは、まさに絵に描いたような対韓ブラックプロパガンダで、結果的に韓国の壮絶な自爆になりました。
まずいのは「高性能拳銃を持った武装難民」がシャレにならなくなってきた事です。

やはり手ごわいのはシナですね。日米和解をなんとしても阻止すべく、反米右翼に最後の期待をかけているようですが、こんなもんにひっかかるのは「修行が足りない」香具師ですよね。







[3853] 「図書館」がメインですが、「真珠湾」が気になるようなので。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/21(Sat) 21:07  

>困ぺい糖どの
 私の投稿[3795]などで述べてきたことですが、私は真珠湾に非がないなどとは言ってませんよ。そもそも「ある・ない」なんて単純な問題ではなく、認めるにしてもどんな非を認めるのか具体的に考えた方がいいと思います。

 もう一度丁寧に説明しますから、お手数ですが読んでいただけますか?

 兵頭氏はいくつか「真珠湾の非」を挙げますていますが、私も納得できるのは次の二つです。

「五箇条の御誓文の精神を踏みにじった」
「天皇の名声を堕とした」

 しかし、これは国内の問題でアメリカに対してどうこうする問題ではないですよね。
 アメリカが「天皇の名声を堕とすとは何事か」と言って怒りますか?そう考えると分かりやすいと思います。 

 >投稿[3846]
 において源五郎丸どのが指摘されているような「相手に先に撃たせるべきだった」というような戦略的なマズさも真珠湾の非の一種ではありますが、アメリカに対して改めて認めるような性質のものではありません。


 そもそも、パリ条約なんてアメリカも含めて破りまくってます。「不戦」なんて謳ってるふざけた条約ですから、当然ですよね。
 兵頭氏もその点は認めるようです。
 だったら何故、日本の真珠湾だけが重大な「非」となり、今からでもアメリカに対して非を認める、つまり謝罪することが必要になるのでしょうか?
 彼はこう説明します。

> ナチスやスターリンですら「自衛」を装うことを心がけ、大いに尊重する構えを見せているパリ不戦条約を、日本政府だけは、公然と、堂々と無視していた。
>これに、不戦条約の幹事国であった米国の国務省人脈が憤ったのはあたりまえである。

 この文は次のように言っているのと同じです。

>「日本の非はパリ条約を破ったこと自体ではなく、条約を尊重する『構え(ポーズ)』を見せることを怠ったことである。」

 もう一度確認します。
 パリ条約なんて破って当然。そんなことはアメリカの高官らも先刻承知です。しかし、尊重する「ポーズ」すら見せなかった日本の態度は気に入らない。
 その「気に入らない」という米国高官らの感情こそが、「日本の非」の正体だというのです。

 さて、ナチスやスターリンすら行ったのに日本だけが怠ったという「ポーズ」とはどんな手続きなのでしょうか?
 彼はソ連の対日参戦を例に挙げて説明します。

> ソ連は、ドイツがたたきのめされるやすぐに、日本非難を開始していた。
>日本を侵略者と呼ばわり、その侵略者への反撃をすると、予告しているのである。
>つまり世界に対する自衛宣言である。これをすることによって、ソ連は「パリ不戦条約」を遵守しようとする意志を、いちおう、示したのだ。

 平たく言えば、やる前に相手を口汚く罵ってたからOKだってことです。
 ソ連の対日参戦がいかに不義なものかは説明を要さないでしょう。実態は卑劣極まる侵略戦争そのものでも、一応自衛を装ったからアメリカ高官は満足した、ということが言いたいらしいです。
 実際、戦後ソ連はアメリカとともに連合国の一員として日本を「平和に対する罪(パリ不戦条約違反)」で裁いているのですから。

 ここまで読んでいただければ分かると思いますが、支離滅裂であほらしい説だと思います。

 条約を公然と無視したからどうのこうのではなく、いっそ

「とにかく強大なアメリカに噛み付いた無謀が非である。もう懲りたから二度と逆らわないという意味を込めた謝罪を改めて行うべきだ」
 
 と言ってしまってはどうなのでしょうか?


[3852] 理解不能 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/21(Sat) 09:58   <URL>

一読者さんの言っていることで一つ正しいことが証明されたのは、間違った前提で組み立てられた論はやはり最後まで間違うということです。

真珠湾は日本の非ではないという前提ですね?では理であるという理由を「いうまでもない」などとけんもほろろな言い方でなく証明して欲しい。

またネットの一部である掲示板にこれだけ壮語してしかも複数反論があったんだから、単純にネットは意味なし、と言い切ってしまうのはどういうことでしょう?日本語だからアメは読めないとか見くびってらっしゃらないでしょうね?




[3851] お返事ありがとうございます。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/21(Sat) 00:40  

>readerどの
 試みが有意義であることは認めます。それが蟻の一穴となって良い影響が広がる事態も考えられ、またそれを望みます。
 ただ、信頼度の点に大いに難があること、兵頭氏が言うような劇的な効用は望めないであろう事を指摘させていただいたまでです。
 なお、「新しい歴史教科書」が世界で受けた扱いなどを元に意見を書かせていただきました。

>yamaどの
 玉石混合のネットにおいて、欧米人だけは玉と石を鑑別できるというご指摘でしょうか?彼らがそこまで賢ければ下院の慰安婦騒動は起きなかったでしょう。決議案の内容は「性奴隷」という言葉が登場するなどそれは酷いものですよ。

>所詮、日本にとり外国は外国でしかなく、日本人にとり外国人は外国人でしかない。

 これは兵頭氏の言ですが、アメリカ人から見れば所詮日本は遠い外国。我々の都合のよい様には動いてくれないと想定するべきです。
 なお、中国の少数民族は期待するに足りない連中であり、アプローチの対象から外れるものと認識しております。

>源五郎丸どの

>兵頭氏は、事実を相手に伝わる方法で言え!といってるだけでしょ。

 兵頭氏の深い意図までは分かりかねますが、少なくとも私が言いたいのはそれです。
 信頼度の問題でそもそも読んでもらえない、結果として相手に何も伝わらないという事態が懸念されます。

  そもそもネットのURLなんてソースとしては最も弱い部類のものでしょう。それで今まで動きたくても動けなかった米国政府高官たちが日本の弁護を始めるな んていう大風呂敷を広げるとは。どんなつもりか分かりませんが、あまりそうした放言を続けると兵頭氏自身が誰からも相手にされなくなる事態が懸念されると 言わざるを得ません。


[3850] 一読者さんへ 投稿者:源五郎丸 投稿日:2007/04/20(Fri) 23:31  

 兵頭氏は、事実を相手に伝わる方法で言え!といってるだけでしょ。
欧米の有名大学の教授が、日本語の資料にたどり着く手助けをするためにもね。
 たぶん、一読者さんは「米国(白人)を信用するな!」って言いたいんだと思うけど、兵頭氏は「日本を信用させたい」とおもってるんじゃあないかな?(ホワイトプロパンダで。)


[3849] Re:[3847] 日本人とシナ人の違いを知らせる方法 投稿者:yama 投稿日:2007/04/20(Fri) 23:28  

一読者氏の見方は日本人のそれであって、欧米人は誰が書いたかが問題ではなく、何が書かれているかをより重視します。信頼に足るソースは挙げられているか、理路整然としているかが判断基準となるわけです。
実 は、兵頭氏がとにもかくにもテキストをオンラインに挙げよ、と言っている事は、欧米人以上に、敵である中国に対して極めて有効です。被抑圧民にとっては ネットこそが唯一の信頼できる情報源なわけで、たとえ壁で遮られていても、漏れるテキストの断片で、自らの民族の実情を知ることになるでしょう。
玉石混合のネットは、嘘と同時に真実も伝えます。それを取捨選択、判断・決断するのは、受け手です。日本人には馴れていませんが、今の十代以降からは歴然とした差が生まれるでしょう。


[3848] Re:[3847] 日本人とシナ人の違いを知らせる方法 投稿者:reader 投稿日:2007/04/20(Fri) 23:06  

おっしゃる様に、この試みが欧米世論へ与える影響など皆無であり、もしかしたら単なる自己満足で終わるかも知れません。ですが、これに替わる組織もサイトも皆無なのが現状です。一つでもそのようなサイトが存在する意義は大きいと考えます。
また信頼度については、あくまで既成の権威にすがるのではなく、その内容によって培って行くべきものでしょう。
欧 米では日本よりも遥かにネットやNGO活動が社会へ与える影響が大きいのは事実です。たとえ小さな図書館でも、欧米の高官或いは知識階級がネットで英語で 手軽に参照できるようになったこと!(逆に言うと今までそんな基本的なことすら出来なかった!)、たとえプロパガンダに抗って世論を変えることが出来ずと も有効な反論を一つでも提示することが出来ればそれだけでも大きな一歩ではないでしょうか。


[3847] 日本人とシナ人の違いを知らせる方法 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/20(Fri) 22:08  

 欧米人が外見的には同じ日本人と支那・朝鮮人をあえて峻別し、一方を自分達と同類(いわば名誉白人)と評価し、他方を近代以前の未開人とみなす。
 それこそまさに脱亜入欧の完成であり、御一新以降我々日本人が追い求めてきた理想そのものである。
 その「百年の悲願」を達成するために必要だとされる「ネット上の図書館」とは具体的にどのようなものか?

>戦前の史実について、トータルでシナに反論できる、信頼度の高い巨大なデータベースが、公開的に存在している必要がある。
>もちろんすべて英文でなくてはならない。

 ポイントは3つ。トータルでシナに反論できる内容の網羅性、すべて英文であること、それに高い信頼度である。網羅性と英文化からしてハードルは高い。しかし、それらは金でなんとかなる部分がある。いかんともしがたいのは「信頼度」だろう。

 兵頭氏はある種の人たちを「2ちゃんバカ右翼」と呼ぶが、欧米から見た兵頭氏も彼らと区別はつかない。誹謗ではなく、欧米から見たら日本に対する認識の精度は所詮その程度だということである。
 その「日本のバカ右翼たち」(←欧米人の認識)が選んだ著作という時点で信頼度は欠ける。たとえ規模の点で十分なものが構築できても、米国政府高官を動かすどころか、世界で相手にされない可能性すらある。

 信頼度の点では、欧米の有名大学の教授(それも白人)が論文を書くのが一番である。あるいは欧米のクオリティーペーパーが記事を書くのも良い。
 残念ながら日本の学者やジャーナリズムはそれらに遠く及ばない。これが現実である。
 まして「バカ右翼ご推薦」ではますます悪くなる。氏の理想は実現不可能であると言わざるを得ない。


[3846] 真珠湾攻撃がまずいのは、 投稿者:源五郎丸 投稿日:2007/04/20(Fri) 08:07  

日 本が自ら批准した法を破るという道義的責任。戦略的にも米国のような大国と戦うには、先に手を出さして長期戦を狙うべきだが「卑怯な不意打ち」のせいで、 米国民に厭戦感情を起こすことができなかった。真珠湾攻撃の時に必要だったのは攻撃直前の宣戦布告ではなく、米国民も納得する大義名分だろう。(やくざ も、脅したり挑発したりして、相手に手を出さすようにするしね。)


[3845] ユダヤ陰謀論、2ちゃんバカ右翼よりもマシなのか? 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/19(Thu) 23:33  

 兵頭氏は今回の銃乱射事件から以下のような教訓を得たようだ。

> さて今回の銃乱射事件の第一報で、犯人はシナ人らしいと報じられて、全米がそれを信じた。
>わたしがもう何度も強調しているように、米国人はとっくのとんまにシナは将来の敵になると認識しているのだ。
> だから日本人の安全のためには、日本人はシナ人や朝鮮人とは違うんですよという積極的なPRが不可欠なのである。

 疑問が残るかなり強引な三段論法だが、とにかく兵頭氏は自説の正しさが証明されたと考えているようだ。彼はさらに以下のように述べる。

>シナ人と日本人は違うという宣伝は、信用度を維持できる「ネット上の図書館」に英語の資料をたくさんUPしておいて、随時にそれを誰でもURL付きで引用できる状態にしておくしかない。

 この「ネット上の図書館」に欧米人が自発的にアクセスし、文献を読みこなすようなことはあり得ないし、兵頭氏もそれを期待してはいない。
 では、具体的にどのようなメカニズムで、欧米人をして日本人とシナ人の違いを知らしめるというのだろうか?
 その点、氏は以下のように説明する。

> それがあることによって初めて、日本の内閣総理大臣や米国高官は、たった一言、「シナ/朝鮮のいいがかりは事実ではない」とTVカメラの前で言い切ることが可能になろう。
> ソースは、あとで内閣官房や米国政府スタッフが、そのデータベースのURLをHPで発表してフォローすれば良いのだ。
> このようなネット上の英文アーカイブが利用できぬために、米国政府高官も、日本政府に対する公開的な援護射撃のしようがないのである。

 この論理展開は氏のもう一つの主張「真珠湾の非を認めないから外務省は反論を封じられている」と重なる。
 そもそもの前提からして支離滅裂な「真珠湾」に比べて「ネット図書館」には一定の妥当性があると言えよう。真珠湾の非を認める意義は正直理解しがたいが、上質の日本語文献を英語で発信することの意義は誰もが認めるところである。
 しかし、それによって政府・官僚が反論可能になるとし、まして米国政府高官まで日本のために反論をはじめてくれるというアイディアは一体どこから出てきたのか。その点においてまったく理解しがたい論理である。
 
 現在、米国で巻き起こる慰安婦騒動の裏に北京がいることは産経新聞などの報道で「2ちゃんバカ右翼」の間でも周知である。
 ただ、北京の慰安婦非難議決案提出工作は2001年から続けられてきた、いわば日常業務であり、毎回火種のうちにもみ消されていたものが、今回突然炎上したことにアメリカ自身の変化を見るのは当然だ。
 日本語文献を英訳するだけで、あるいは、さらに真珠湾の非を認めれば、この根の深い問題が解決されるなどとは、どう努力しても想像できない。
 兵頭氏のこの楽観の背後にあるのはアメリカに対する過度の期待であると思われる。


[3844] 2007/4/14:追加 update 投稿者:管理人 投稿日:2007/04/14(Sat) 20:30  

どうも、こんばんは。
大阪はうららかな陽射しです。
こんな日に休暇だと嬉しいものです。

追加のupdate
[2007/3 新田原基地見学ツアー]の[デモ・スクランブル 1+2]
写真提供下さった方、本当に有難うございます。

[(c)防衛省]なので、よろしくです。

2007/3 新田原基地見学ツアー [デモ・スクランブル 1]
http://sorceress.raindrop.jp/siryou/0703nyuutabaru/0703nyuutabaru-r-d.htm


枯山 様>

そういう感じのもの(話+小論)なんですね。
今日はごろごろしていてまだ本屋に行けていないのですが、
私は兵頭記事コレクター。早く読みたいものです。

情報提供も有難うございます。初耳でした。
こういう風に、なんだかバーターっぽい感じで情報交換ができると、嬉しいものです^^

それでは、失礼します。


[3843] Re:[3838] 兵頭記事情報/未確認:2007/4/13 投稿者:枯山 投稿日:2007/04/14(Sat) 15:47  

管理人様

兵頭氏の掲載記事情報有難うございます。おかげさまで、見逃さずに購入することができました。早速一読しまして内容は、小説というよりは「劇画原作に近い感じの話+自然権と日本国憲法をからめた小論」というのが正しいと思います。

それでは、ご承知かも知れませんがこちらも一つ掲載情報を提供します。
・『撃論ムック −ぼくらの核武装論』 オークラ出版
『核武装の議論を封じるな −日本人を呪縛するマッカーサー憲法と非核三原則』(p41〜44)です。

それでは失礼致します。

枯山



[3842] Re:[3840] [3825] 【重要】開祖と行く函館ツアー、締め切り迫る 投稿者:熱烈読者 投稿日:2007/04/14(Sat) 08:32  

すごい。鎖帷子剣士さん(あの写真のお姿しか、お顔は存じませんが)や佐山聡さんにもご参加いただけるのですね。それこそ「猪木vsアリ」の評価など佐山さんにお尋ねしてみたいものです。本当に楽しみです。

兵頭さんのお許しを得て、ツアーのスケジュールをアップさせていただきます。

5月19日(土) 集合場所の函館空港を9:30出発
1.陸上自衛隊函館駐屯地の柵沿いを走り立街岬
2.碧血碑
3.函館山山頂駐車場
4.山頂レストランで昼食
5.五稜郭タワーと五稜郭博物館
6.四稜郭
7.旧函館区公会堂
8.摩周丸
9.湯の川温泉のホテル着(結構いいホテルです)

5月20日(日) 
1.台場山(二股口)古戦場
2.江差・復元「開陽丸」
3.昼食
4.トラピスト修道院と男爵資料館
5.上磯町・松前藩戸切陣屋跡
6.戸井町・旧軍要塞後
7.函館空港屋上でミグ25事件解説
8.函館空港登場手続き18:00

本当に濃いですよね...。時間とお金の都合がつく方は、ぜひご参加ください!

●申込:詳細は以下のURLをご参照ください。必要事項さえ記入すれば、申込はメールだけでいいそうです。

【ツアー詳細】
http://sorceress.raindrop.jp/blog/2007/02/#a000768

【現地集合パターンについて】
http://sorceress.raindrop.jp/blog/2007/03/#a000772



[3841] Re:[3831] 無題 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/04/14(Sat) 02:30  

八読 さま

> http://www.luzinde.com/
> 上記のサイトはかなり偏った書き方をされてるので注意が必要です。
> また、このような意見もあります。http://www.warbirds.jp/ansqn/logs/A001/A0005121.html

もちろんその「日本軍弱小列伝」サイトは内容が偏っている、というかややマゾヒスティックな快楽に浸り気味だと思います。

「戦前の日本の工業が戦後に比べてダメダメだったのは、要するに社会主義統制経済だったからで、今のロシアの民生品がダメなのと同じ」という視点がなく、単純に「日本は良い工業製品をつくる力が最初からなかった」と決めつけている点が一番の問題です。

実際は日本軍の兵器の性能は全体的にそこそこで、そうでなきゃ硫黄島の敢闘はありえないです。
アメリカに比べて劣る、と言えば全ての国がそうで、ドイツの少数の重戦車など連合軍はほとんど見る事もなかったと思います。(マウス超重戦車など全くのムダだったのに、なぜか上記サイトでは「ドイツはこんなにすごい」と賞賛)

しかしそうした点を割り引いても、三菱の堀越チームはたしかに怪しいんですよねえ。中島は隼で苦労してから後に疾風を完成させて、日本軍の面目を保ったのに、三菱は雷電、烈風の開発に大失敗しており、零戦だけが最初から妙に完成していました。

なんとなく、戦闘機開発能力のないシナが、イスラエルのラビ戦闘機をもとにJ10をつくったのを連想させます。

英検5級さま

「兵頭師のウィキの核武装の欄を書き足す」とか言って、なかなかできずにすいません。

函館ツアーに鎖帷子剣士さまと佐山氏?が参戦なさるのですか・・・すごい事になりそうです。


[3840] Re:[3825] 【重要】開祖と行く函館ツアー、締め切り迫る 投稿者:鎖帷子剣士 投稿日:2007/04/13(Fri) 22:09  

情報以下。
「精解・五輪書」演舞モデル:初代タイガーマスク氏は自家用機にて函館乗り付け!愚生「鎖帷子剣士」も友人共々参加予定、初夏の
函館古戦場にて往時を偲び諸兄はじめ軍師の謦咳に接っせんとす。
うれしやな!以上、再会。


[3839] Re:[3836] アリ猪木戦について 投稿者:熱烈読者 投稿日:2007/04/13(Fri) 21:59  

開祖は、事前に「空手家vsボクサー」の漫画を見たことがあったから展開を予想したと言われています。独自に思いついたなどとは、どこにも書いてありません。何か不自然な点があるでしょうか?

私は当時小学生で(!)、家に走って帰ってテレビを見た記憶があります。

今になってWebを見ると、アリが骨折していたとか、アリから猪木にテーマ曲が贈られたとか、いろいろ歴史的意義のある戦いだったのですね。猪木のあの戦い方自体も、ボクサーとの異種格闘戦では合理的であったと理解できます。

子供の時の感想は、世間の酷評同様「何だ、つまんない」でしたけどね...。猪木だからと「プロレス」を期待して見ると、そう感じても仕方のない試合だったかもしれません。


[3838] 兵頭記事情報/未確認:2007/4/13 投稿者:管理人 投稿日:2007/04/13(Fri) 19:42  

こんばんは。
随分と暖かくなってきました。大阪。
愉快な季節ですね。

さて、兵頭記事(?)情報。
未だ私は未確認です。
サイトには[シュミレーション小説]と書いてあるので、
小説なのかもしれません。
----------------------------
宝島社[別冊宝島1421 ビジュアル日本国憲法]
http://tkj.jp/book/book_20142101.html

シミュレーション小説[日本が攻められる時]/兵頭二十八
----------------------------
早く読みたいです。
それでは、失礼します。


[3837] 大陸人が反近代を脱せぬ理由。 投稿者:源五郎丸 投稿日:2007/04/13(Fri) 17:48  

別宮氏によると、近代化するためには社会道徳(公的なルールを守る)と自由(職業や住居)が必要で、共産党の支配下では難しのでは。


[3836] アリ猪木戦について 投稿者:アグネス仮面 投稿日:2007/04/13(Fri) 15:39  

梶 原一騎の「四角いジャングル」で同時進行的に描かれたアリと猪木の異種格闘技戦は、試合当日までルールの問題で猪木はグランド技、つまり組み技や間接技を 直前に禁止となったため、寝転んで戦うことになったのだと今では定説になっている。それを事前に予想するなんて絶対に不可能な話である。
興行なんだから余りにもつまらない試合になるような、ルールを最初から決めている状態ではなかったし、アリ側が余りにも強く抗議したためルールは猪木にとって不利であった、条件を呑まないと帰国すると脅した。
軍師はそんなことまで予想していたとは、ファンには申し訳ないが眉唾な話である。



[3835] Re:[3822] 大陸人が反近代を脱せぬ理由。 投稿者:reader 投稿日:2007/04/13(Fri) 11:00  

リンク先、拝見いたしました。
当方もここ最近軍師が支那人の反近代性を主張する根拠を知りたかったので、興味深く読めました。
確かに弱々しい根拠だと思います。
土地が広く、そのせいで匪賊が横行し、常に政情不安だったことが反近代性を育んだと仰ってますが、それならばその環境から脱した現在、そして将来において反近代性は徐々に薄れていくと考えるべきでしょうね。
もしかしたら日本が近代になりえず、半近代でずっと停滞していることを考えれば、こういうのは変わらないものかもしれませんが・・・
いずれにせよ近代と反近代といった単純な二項対立で論を進めることは危うげな感じがします。
一般大衆はともかく、少なくとも中国やロシア上層部は近代を日本の政治家より余程理解しているのではないでしょうか。


[3834] 投稿しようかどうしようか迷ったんですけども 投稿者:NYOKKI 投稿日:2007/04/12(Thu) 23:05  

PC起動したら、太田述正さんからのメルマガが届いてまして、
記事の内容がBDAに関してだったので、タイムリーかなとも思いまして
http://ohtan.txt-nifty.com/column/2007/04/1729_b788.html

米国は米国なりに、きっちり北チョンをいたぶってるみたいですな

私ごときが記事を貼らなくても、すでにご存知の方が多いとは思いますが


[3833] 猪木VSアリ戦の寝技の起源 投稿者:市村鉄之助 投稿日:2007/04/12(Thu) 22:34  

 はじめて投稿させていただきます。

 兵頭師の放送形式で、猪木VSアリ戦における、猪木の寝技戦法について、師がお書きになっていらっしゃいます。

 私は師の指摘される漫画は記憶にないのですが、愚考するに、この時の猪木氏とまったく同じ戦略が、戦前の小説『姿三四郎』の中に記述されております。

 私も読んだのはずいぶん以前、しかも当然ながら再版ですので記憶はあいまいですが、たしか三四郎が外国人拳闘家と戦う場面で、寝そべって戦う、というシチュエーションがありました。

 原作の発行は戦前〜戦後すぐくらいだと思いますので、このアイデアが起源となり、それが戦後の武術家や武術ファンに膾炙されていった。

 それが猪木氏の周辺のブレインの記憶にあり、結果としてあのような対戦スタイルの興行となったのではないでしょうか。

 また、原作者の富田常雄は講道館四天王の1人・富田常次郎の次男でしたし、武術的に考えても、1対1の決闘スタイルで拳闘家と対戦するには、まんざらでもない兵法でしょうね。勝ちもしないが、負けもしないと…。

 興行としては、面白みはありませんでしたけれど。

 師のご講話の派生ネタでの、日曜武術人の独り言、失礼致しました。

 市村 拝



[3832] はてブ 投稿者: 投稿日:2007/04/12(Thu) 15:19  

であったんですけど、臨場感ありまくりの電通の話↓

木走日記 - マスメディアは絶対に報道しない「電通」というオバケ代理店の暗躍
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20070410/1176173712



[3831] 無題 投稿者:八読 投稿日:2007/04/12(Thu) 09:52  

初めて投稿します。

千葉の一門弟さま
http://www.luzinde.com/
上記のサイトはかなり偏った書き方をされてるので注意が必要です。
確かに日本軍機(陸海軍とも)は外国機をかなり参考にしてますが、それは工業後進国であったため仕方のないことです。
また、このような意見もあります。http://www.warbirds.jp/ansqn/logs/A001/A0005121.html

兵頭さんの論旨には大本において賛成なのですが、細かな軍事知識には「?」なところもあります。本当に瑣末な点ですが。


[3830] 勝利宣言ですかそうですか 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/12(Thu) 06:07   <URL>

ガチンコファイトクラブ様も一読者様もとうとう私の疑問に答えずに、報道は正しい、なぜなら正しいからだ!というまことに没論理でお逃げになるんですね。

木を見て森を見ない?それはそちらです。BDA問題のもっとも根本となる事実の検証すらなおざりにして、なんの制裁解除=裏切り推定ですか。しかも論理が破綻するのが怖いんで、報道は事実だ!ですか。

結局支那と朝日新聞のお先棒を担いでいるあなた方のような方たちが人を惑わすんです。

人の職業を勝手に推測するのは勝手ですが、だからといって事実の一端を知ることになった人間が疑問を持つことを貶めるような発言をされる方たちには、知的な誠実さは微塵も感じません。

第一、他の分野でも他の方の発言(軍師含む)もろくに読んでないじゃないですか。
字面しか追ってないじゃないですか。

ぬるすぎます。


[3829] 何で勝利宣言? 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/04/12(Thu) 05:02  

今月の軍事研究で、志方教授が「3月末の米韓合同軍事演習は、経済的には貧欲な中国が北朝鮮を軍事的には全く支援しないことを、改めて北にわからせて中朝の分断を狙った米の高等戦略」と分析していました。

自分もそういう意図があったのだろうと考えます。30億円程度の人道援助の一環としてのBDA資金が、やっと支払われる?くらいで「アメリカ大譲歩!日本は裏切られた!」と言う人は、何で米韓軍事演習(もちろん仮想敵は北)に触れないのでしょうか。
F22沖縄展開もここではスルーされちゃいましたね。

ガチンコファイトクラブさま

何から説明すればいいのか・・・
>最強国家を打倒出来ぬ非力な理論など退屈である
兵頭師は別に超能力を授けてくれるわけではありません。

ソ連ですら一応配慮していた国際条約を、先進国では日本だけが全くその内容を理解していなかったのです。
このままでは日本の核武装どころかホワプロも成功が覚束ないと見て、重点的に戦前のパリ条約違反について説明をされているのです。
単なるアメリカ追従とはだいぶ異なると思いますが。

ところで、日本海軍の零戦はどうもイギリスの試作機、グロスターF.5/34のフルコピーらしいですね。
ネットでは知られていたらしいのですが、自分は知らなかったので久々に精神的ショックを受けてしまいました。
http://www.luzinde.com/

中島の戦闘機開発チームは一式戦で苦労してから、二式単戦、四式戦と発展させ成功したのに、三菱の堀越チームは96艦戦と全然似ていない零戦の開発をいきなり成功させ、その後後継機の独自開発には大失敗しているのはたしかに不自然すぎます。

海軍関係者の宣伝は本当に日本人を洗脳してましたね・・・兵頭師は海軍兵器の妙な高評価と、陸軍兵器の不当なまでの低評価の「再考」を始めるのも早かったですよね。

今は外務省の毒を解毒しているところでしょう。





[3828] Re:撃ち方やめ 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/12(Thu) 02:42  

>ガチンコファイトクラブどの

 貴方まで私の退去を望むのですね。残念です。
 「勝負は決した」とおっしゃられても、そもそも勝負がしたくて書き込んでた分けではありませんし。。
 まあ、私が粘着質なためにちょっとした反論にもイチイチ噛み付いてししまい、結果、不愉快な思いをした方が随分いいらっしゃるというのは分かります。
 また、どうも私が言いたい事が伝わらないみたいだという事は分かってきました。そもそも、読んじゃいないという人が多いみたいです。しかし、ちゃんと読んでコメントして下さる方もいます。ROMされてる方もきっといると思います。
 その方々に私の言いたい事が伝わらないのは、私の説明に足りないところがあるからだと思います。もう少し、その方々を相手に言葉を尽くして見たいと思います。
 私の意見に染めてやろうなんてのじゃないんです。伝わって欲しい。その一心での粘着です。
 
>MUTI氏
 
  改めて、丁寧な返信を頂きありがとうございました。貴方のおっしゃることは筋が通っていて正しいです。あまり正しいので、それに対する私の反論は「軽く言 われるとがっかりする」とか「われわれは諜報機関の分析員ではない」とかいう感情的なものになってしまいました。非礼をお詫びいたします。
 また、非常に有意義なご示唆を賜りました。
 
>(「裏切り」の原因は)日本の同盟国としての価値の低下なのではないでしょうか。

 仮にそうだとして、日本は近年曲がりなりにも米国の同盟国として価値を上げるための努力をしてきました。ですから、原因は外部環境にあることになります。
 大雑把な見方ですが、私は原因を「米軍の衰退」に見ます。
 米陸軍・海兵隊がイラクで受けた傷は想像以上に大きく、海兵隊の疲弊した装備の再調達だけで何年分かの予算が必要になると聞いた事があります。まだ空・海は圧倒的なわけですが、それでも負担の重い中国包囲政策をやめて、協調政策に転換する理由にはなり得ます。
 その時点で包囲網の一角である日本の価値は落ちる分けですが、それ以前に感情的に中国(+北鮮)を敵視し、対立を煽る日本の態度が不都合になったのではないでしょうか?
 こう言うと日本を敵視してるのは支那の方だという反論が返ってきそうですが、そういう問題ではなく、日本はひたすら支那・朝鮮を刺激しないように低頭平身していた時期があったのだから、その「標準的状態」に比べてということです。ようするに、昔に戻れということですね。
 しかし、これだけ右傾化した日本がもとの鞘に納まる分けもあるまいし。その点を彼らがどう考えているのかが分かりません。


[3826] 「オオニシ・データベース」 投稿者:英検5級 投稿日:2007/04/11(Wed) 23:57   <URL>

「発信する会」のウィキ記事ごっそり削除されちゃいました。まあ嘘を記事内に混入されるよりマシだけど。
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%8F%B2%E5%AE%9F%E3%82%92%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AB%E7%99%BA%E4%BF%A1%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BC%9A&diff=11768172&oldid=11768032

そんな「発信する会」は今日、NYTの「ノリミツ・オオニシ」記事
データベースの構築を呼びかけました。妙案のある方は、
是非ここや「英訳日本の歴史館」に書いて下さい。

少年時代のマンガといえば「王様はロバ」が面白かった。
それで、それだけ。


[3825] 【重要】開祖と行く函館ツアー、締め切り迫る 投稿者:熱烈読者 投稿日:2007/04/11(Wed) 23:35  


「兵頭二十八さんと行く函館ツアー」ですが、安くない料金にもかかわらず、予想を上回る参加申し込みがありました。
お席にはあと若干名余裕がありますので、参加を迷っているあなた、今すぐご決断ください。

兵頭さん自らがツアコンとなってお住まいの函館・古戦場跡をご案内される1泊2日のツアーです。

●日程:5月19日(土)〜20日(日)

●費用:いずれも税込価格です。
・東京発往復飛行機込み:80,000円
・函館現地集合 :38,000円

●申込:詳細は以下のURLをご参照ください。必要事項さえ記入すれば、申込はメールだけでいいそうです。

【ツアー詳細】
http://sorceress.raindrop.jp/blog/2007/02/#a000768

【現地集合パターンについて】
http://sorceress.raindrop.jp/blog/2007/03/#a000772


(蛇足)
確かに、ガチンコさんの方が、まだ当掲示板にふさわしい気がしますね。おっしゃっていることには、頭から最後まで賛成できませんけど。


[3824] 撃ち方やめ 投稿者:ガチンコファイトクラブ 投稿日:2007/04/11(Wed) 23:28  

一読者氏へ

兵頭氏のアメリカ近代主義絶対の主張は、既に自らの矛盾した言動によって自爆し、BDAのブラックマネー云々に至っては各種報道のとおりの結果となった。木を見て森を見なかった困ぺい糖氏は自己批判すべきであろう。

結局のところ、力の論理が支配する現実の前に原理主義的な近代主義が破れたのであり、国家の生存に関し、過度に近代主義に依存することは危険であることが明らかとなった。

このような危機的状況にあるにも関わらず、この問題に正面から答えようとしない兵頭氏を、もはや我々は師匠とは呼べない。

今後、米国は対中国政策に関して日本に責任転嫁を図るであろうことが最近の一連の動きから推測される。我々は強国へと急速に台頭する中国に正面から対抗しつつ、必ずや米国に日本核武装を認めさせねばならない。そのための大戦略がいま必要とされているのだ。

既に兵頭理論は現実に対し無効となった。よって、これ以上本掲示板で議論を続けることには意味が無い。

一読者氏よ、もうよいではないか。勝負は決したのだ。見よ、兵頭氏は少年時代に読んだ漫画の思い出話をしている・・・。

ガチンコファイトクラブより


[3823] ↓もうこの人は 投稿者:札幌の一門弟 投稿日:2007/04/11(Wed) 22:56  

荒らしとみなして、スルーしていいのではないでしょうか。
もっと建設的な会話をしましょう。


[3822] 大陸人が反近代を脱せぬ理由。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/11(Wed) 22:52   <URL>

 兵頭氏がそう主張する根拠を見つけた。詳細はURLを参照していただきたいが、一応要約すると以下のようなものだ。

>大陸は広い→匪賊を根絶しきれない→中央政権の支配が安定しない→異民族による征服を受ける→前政権下の法や契約がご破算になる。
>そんなことを千年以上繰り返した結果、特有の利己主義はすでに血肉となった。

 確かに、大陸人の反近代性を地理的条件(大陸は広い)と歴史的条件(長い政情の不安定)から説明している。
 しかし、正直、弱い説明だと感じた。

 まず、地理的条件だが、例えば「広い土地に住む人間は利己的になる」という命題であれば、人間の本質が変わらない限り有効であり続けるだろう。
 しかし、「土地が広いと支配が安定しないからうんぬん」というのはどうだろうか?
 支那公人らの汚職状況を見れば当っている部分もあるとは思う。だが、通信や交通の発達で事情が変わるのは明らかだ。
 また、「千年以上も繰り返していたから」というのもレトリックがすぎると思う。近代教育制度を利用すれば新しい世代は改造できる。永遠に反近代性を運命付けられるというのは明らかに違う。しかし、「たとえ近代化できても反近代性は残存する」という指摘ならば納得だ。

 そもそも、支那を反近代と定義し、アメリカをその対極とみなすような二元論は胡散臭い。相対的に、近代性が低い国民と高い国民がいるというのが適切だ。
 そう考えると違った見方ができる。今後、支那は経済発展や教育により近代性を高めるだろうし、アメリカは実は兵頭氏が言うほど近代性が高い国ではなかった。

 我々は大陸の連中が嫌いである。
 ロシアが嫌いだ。支那とその付属物の朝鮮が嫌いだ。それを自覚しよう。
 そうすれば、その感情を合理化して補強するような、妙な理論には警戒すれべきだと分かる。 
 生き馬の目を抜くヨーロッパの国際政治では昨日の敵が今日の友なんてことはザラだった。明治日本も、三国干渉に屈するという経験をしている。
 それらはどれも感情とはまったく別の原理によってなされた選択だった。過去の日本人が妙なイデオロギーと現実を直視したくない感情から「そもそも三国干渉はない」などと言い出さずに冷静であったことに感謝しなくてはならない。

>困ぺい糖どの
 「凍結」「解除」が便宜上使われる不正確な用語であったとしても一向に構いません。もう、用語使用のことで揉めるのはたくさんなんです。
 それから、偽金の処理うんぬんは法律問題です。BDAは政治問題として国務省が扱うので、法律のことは技術上の問題に過ぎません。
 困ぺい糖氏は金融関係の方でしょうか。随分を法律を絶対視されるんだなという印象を受けます。モラルハザードという言葉が出てきましたが、例えば日本の公的資金投入も政治が作った例外ですね。
 検証、検証と言ってるうちに結果が見えてきてしまったようですよ。


[3821] どこかで読んだプロレス漫画 投稿者:FA 投稿日:2007/04/11(Wed) 20:26  

 「虹をよぶ拳」(梶原一騎・つのだじろう)ですね。異種格闘義戦での空手家対ヘビー級ボクサーの試合で、そういうシーンがありました。


[3819] Re:[3818] 報道を基にしましょう。 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/11(Wed) 06:14   <URL>

米国内法の及ばぬマカオの銀行の他国の口座を米政府が「凍結」したり「解除」したりという現象がまずありえるのかという疑問を報道を見て思いつかないのですか?と申し上げ、縷々実態をお話してきたんです。
これだけ単純な疑問を置き去りにして、報道論調が正しいというのはなんでしょう?単純な話、報道のほうが何かおかしいと思いませんか?

しかも、当該銀行は札付きのマネロンバンク、しかも持ち込まれたのが偽札です。普通発覚時点で警察沙汰ですよ。これを「陰謀」とか「密約」とかと片付け、指摘を言いがかりと捉えるほうがおかしくないですか?

無 制限解除という文言はどうでしょう?そうすると中国当局は偽札分まで「保証」することになり、大したモラルハザードです。はっきり言ってアメリカ政府は偽 札分の預金は預金と認識していません。そんなお金はこの世に存在しないと言う意味です。ですから「解除」しようがないでしょう。もしできたとしても。

また、発表のソースをよく考えてください。大概中国外務部(韓国も同じ)にたどり着くはずです。注意深く過去の報道を探るだけでもわかります。

報道を元になさるのはいいですし、文言を無批判に鵜呑みにされるのも結構ですが、それは「物語」でしかありません。
「物語」は書きたい人が書きたいように書くのであり、信じたい人が信じるものです。しかし、それは事実ではありません。事は我々自身の運命をも左右する事実の問題なんです。検証が必要と申し上げているんです。


[3818] 報道を基にしましょう。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/11(Wed) 05:53  

 今の日本で、陰謀とか、密約とか、まったく思いも至らずに日々のニュースを見ているよりは、その可能性に気付き、留意することは大切です。
 ただ、それを議論の場で、特に相手の意見に対する発言の中で取りあげるのは、議論の基本的なルールに反する気がします。
 もし、それを言うなら、記事を呈示するか、あるいは自分で言葉を尽くして説明するなどしていただかないと。軽く言われてしまっては本当にたまったものじゃない。
 「裏切り」という言葉が扇情的で問題があるのは認めます。しかし、密約があるかも知れないから判断は早いなんてツッコミは心外です。私たちは諜報機関の情報分析員じゃないのです。
 他にも困ぺい糖氏からはBDA問題について、

>さもスゴイ主張かと思えば、中国当局のぶら下がり情報やアメリカ田舎新聞からの情報を都合よく加工した日本の報道をネタにするばかり。

 という指摘を受けましたが、こういうのは言い掛かりもいいところであり、言われたほうは本当にがっかりするということをお分かりください。報道の信頼性を否定しておいて自分は根拠もあやふやな中国陰謀論を唱えるとは何事ですか。

 速報によれば、BDAはいよいよ使途制限なしの全額返還という流れがはっきりして来ました。
 米中代表が日本に対して「拉致問題進展の定義の明確化」を求めてきたことからも、もう米国の立場はかなりはっきりしてきました。
 日本主導などと喜んでいた国連対北制裁決議案は米国によって死文化されました。拉致問題も全面解決は望めなく、適当なところでの手打ちを強要されるでしょう。
 温家宝首相訪日の前に中国TVの取材に応じた、我らが安倍首相は関係改善に期待を示し「C+J=&#9825;」などと言っておどけて見せました。リップサービスなどではなく、本音でしょう。
  最近発刊された米議会調査局報告書は「慰安婦募集から運営まで日本政府がすべて介入」とかなり踏み込んだ指摘をしています。首相は米国において、「卑怯な 言い訳」を放棄して謝らなくてはならないでしょう。ただし、謝るなら筋を通さなければなりません。「謝る相手は米国じゃなく、慰安婦の方々だろ」なんて指 摘は絶対受けないようにしてもらいたいものです。

 報道をみるだけでも、大体の流れは見えてきます。それを基にした議論の展開を期待します。


[3817] 諸々の紹介 投稿者:MUTI 投稿日:2007/04/10(Tue) 05:38  

・日本のとるべき案、米国の行方、「慰安婦騒動」、その他について
以下のページ中
http://tameike.net/diary/mar07.htm
<3月20日>(火)、<3月27日>(火)、<3月29日>(木)
および
以下のページの
http://tameike.net/comments.htm#new
<4月4日>(水)、<4月5日>(木)、<4月9日>(月)


・北鮮の取り得る可能性について
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/suzuoki/index.html


・明治の公論の一つの形について
http://sessai.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_ba26.html


[3816] サムおじさんと大衆 投稿者:MUTI 投稿日:2007/04/10(Tue) 05:24  

> どのレベルでどんな密約が交わされたか、具体的な情報でもあるならいいですが。そんなのは想定しうるあらゆる可能性の一つに過ぎないじゃないですか。
> そんなこと言いだしたら結局、何も判断できないと分かりませんか?

 一読者さんと私とでは、「判断」という言葉の使用法に違いがあるようです。
まず、いろいろな可能性それぞれを仮説として比較・検討して物事・状況を理解することが「判断」の基礎だと私は思うのですが。
(いろいろな可能性を客観的に見ず、希望や必要性から見る集団に取り囲まれていた人物が、かつて「欧州情勢複雑怪奇」といったことがありましたが。)
「想定しうるあらゆる可能性」を無視するのなら、それは「判断」ではなく、「断定」ではないでしょうか。

「枝葉末節に関するコメントはもうたくさん」と述べておられますが、それが枝葉末節かどうかは一人一人の主観によるわけです。
私が提示したような可能性を「抜き」にして話を進めたいなら、
「MUTIがあげた仮説は、実際になされている可能性が少ないと考える。その理由はこれこれである。」
とか、
「MUTIがあげた仮説は、実際その通りであったとしても、それによる影響はすくない。その理由は、これこれである。よって、特に考慮しなくてよいと考える。」
とか、
「MUTIのあげた仮説の妥当性については分からないが、ここではまず、MUTIのあげた仮説ではなく、密約がない場合について、まず考えてみたい。」
等といった手順が衆知を公論にもとめる方法なのではないでしょうか?


> 政治家がそれを口にするべきかは別ですが、言論空間においてでさえ、それを口にすると何か破滅的な結果を招いてしまうかのように怖れる理由が私にはさっぱり理解できません。

 他の人はどうか知りませんが、私は「裏切り」という表現を用いる場合、「裏切り」という言葉のニュアンスにより、客観的な判断を損なわないかどうかが気になります。
オラン港の話では、感情の在り方、持って行き方を話題にしたので「裏切り」という表現を使いましたが。

「裏切り」という表現には、自分や自分が感情移入している側が正しく、言葉の対象としている側を非難するニュアンスがどうしても入ってきます。

が、私が出したオラン港事件について、一読者さんが余談として述べておられるように、それは第三者の視点や、行為者の側からは別の見方ができるものなのです。

「裏切り」という言葉は、多くの人に大きな感情的反応を引き起こす表現です。
この言葉は、自分や自分が感情移入している側を被害者、相手を加害者とする視点に固定化してしまう事になりやすく、相手の側や第三者からはどう見えるかといった配慮を妨害しやすいものなのではないでしょうか。

 そもそも、近代民主制は、大衆を基礎としており、三権分立や多数決、政権交代等を、重要な要素とした制度である以上、その政府の言行不一致や、当初の約束の不履行等といった事態はしばしば起こりうるものです。

「米国」が、前言に反した行動をとった動機の解明とその対策を、強い情熱で行おうという意図で、一読者さんは「裏切り」という表現にこだわっておられるのかもしれませんが。


> 現在日本が、北鮮と慰安婦の同時二方面において米国から受けている裏切りは原因が不明です。

 USA政府が日本との共同歩調を重用視しない方向に進路を変更していると仮定します(そもそものスタートが一議員である「慰安婦」の件についてははもちろん、
六カ国協議の場で日本政府が現状追認をしてしまった現在、北朝鮮との交渉の件についても「裏切り」という表現が適切かどうかについて異論があるのでこのような書き方をした次第です)。
この場合、その動機としてまず考えられるのは、日本の同盟国としての価値の低下なのではないでしょうか。


[3815] 池田先生 投稿者: 投稿日:2007/04/10(Tue) 00:01  

たかじんの番組見ていましたけど、なかなか面白かったです。テレビタックルと同じタイプとか言ってましたけど、あれはイデオロギーの域を出ないので論外ですな。西村先生の出演を希望します。

特に面白かったのは、池田先生の三百局あるんなら一局位納豆がどうのとかやっていても良いみたいなことですね。

いい加減、マスメディアなんて概念滅んでもいいものだと思いますけど、上質の資材と資本で番組を作っている限り永遠に対抗不能であると感じます。

ところで、さかいさまご希望の本ですが、どうでしょうかね。あまり適当なこといえませんけど、私は本の中でも特に関心のあるところ以外読み飛ばしますんで、なんともいえませんが、

純粋理性批判かカント全集で間主観性のところは読むべきでしょうかね。まぁ、百科事典があればことが足りると思いますけど。

イデオロギーの概念については法哲学の教科書から頂きました。

基本的に教科書系は便利だと思います。学問の内容に興味がなくても、最初のほうに方法論が乗ってますから、それだけ頂けばいいかとも思いますね。

まぁ、知識を得てはくだらん奴相手に試し切りするみたいにポンポン使っていって、威力を見極めてみればいかがでしょうか。

ここでもそうですけど、真面目に反論するのは損ですよ。自分のエンパワーメントを高めるように仕向けていかないと。

あいつ等の得意技は揚げ足取りと都合の悪いことは聞かなかったことにすることです。


[3814] Re:[3813] Re:裏切りに見えるが裏切りじゃない? 投稿者:reader 投稿日:2007/04/09(Mon) 23:43  

>  米国に「無条件の愛とか奉仕とか擁護を期待する」とは何のことですか?何かの言葉遊びでしょうか?
この場合は日本の為に米国が自国の利害を顧みずにボランティアで発言・行動してくれるといった意味です。

>  私は「米国が当然の信義に背いた」ことを明白な前提として考えますが、それに対して
その「当然の信義」とは具体的にどういったものなのでしょうか?
単なる明文化もされていない身勝手な期待だと思いますよ
仰るようにもしかしたら数十年後に密約とか公開されるかもしれませんが。

> と言ってみたり、本当に色々な意見がありすぎて議論の前提すら共有できないのですから無念でなりません。
やはり十人十色の個人の気持ちに基づく議論は難しいのではないでしょうか。

> みたいな枝葉末節に関するコメントはもうたくさんです。
すみません。確かに瑣末なツッコミでしたね。

本 題に従って、今後の希望を述べるならば、数十年間も放置してきた拉致問題に今更執着しても遅すぎる。国内世論向けパフォーマンスはほどほどにして、今後朝 鮮が統合しようが分裂しようが、他国からの期待(当然の信義?)を無視して日本は鐚一文支援すべきでは無い。でも自民&外務省としては普通にこれも利権と するつもりだろうなあ・・・
って感じですかね。


[3813] Re:裏切りに見えるが裏切りじゃない? 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/09(Mon) 22:35  

 主観が十人十色でも最低限の共通認識と誠実な態度があれば十分に建設的な議論ができると思いますよ。

 米国に「無条件の愛とか奉仕とか擁護を期待する」とは何のことですか?何かの言葉遊びでしょうか?そんな考えがどこから出てきたのかさっぱり分かりません。
 しかしまあ、そもそもの前提がそんな認識だとすれば「裏切り」という言葉のニュアンスに違和感を覚えて当然ですね。
その意味では納得です。

 私は「米国が当然の信義に背いた」ことを明白な前提として考えますが、それに対して

「そもそも当然の信義など存在しない、身勝手で一方的な期待があったにすぎない」

と言ってみたり、

「日米間の密約があるかもしれないから現時点で背いたとまでは言い切れない」

と言ってみたり、本当に色々な意見がありすぎて議論の前提すら共有できないのですから無念でなりません。

 本当はその後に

「とにかく原則は通さなければならない。いわれのない言い掛かりに謝ってはいけないし、拉致問題に進展がないかぎり対北強硬姿勢を貫くべきだ。シナに近づくと見せかけて米国を少し焦らせてはどうか?シナは我が国との関係改善を望んでいる。」

「それは危険な火遊びだ、米国離れはまだ早すぎる。大アジア主義の惨禍を忘れてはいけない。今は臥薪嘗胆、徹底的に米国と歩調を合わせるべきだ。そのためには対北援助再開、首相の慰安婦謝罪もやむを得ない」

とか、そういう議論がしたいのですが。

「裏切りは言いすぎじゃないですか?」

みたいな枝葉末節に関するコメントはもうたくさんです。


[3812] Re:[3808] [3807] [3806] 裏切りに見えるが裏切りじゃない? 投稿者:reader 投稿日:2007/04/09(Mon) 19:08  

>  裏切りかどうか、私に聞かず、自分自身の気持ちや世論の動向を感じて判断してください。
それだと十人十色ですからここでは議論出来ないと思いますが。
一読者さんの気持ちとしては裏切りでも、他の人は違う風に感じた。
とかで終わってしまいますから。
メディアの扱いがどんなだかは知りませんが、世論調査でもやらないことには衆人の気持ちについて議論しても不毛でしょう。

>  「身勝手なあてが外れたからって裏切りというのは違うと思う」
>  なんて公正な第三者を気取って見たところで何の意味がありますか?
軍事同盟を結んでいるといっても、他者同士が其々の利害に基づいて契約を結んでいるだけですよ。
無条件の愛とか奉仕とか擁護を期待する方がどうかと思います。

>  裏切りという用語がどうしても嫌なら別にこう呼んでもいいんですよ。
>
> 「日本人がいかに一方的で身勝手な『あて』を持っていたかを思い知らされた米国の行為」
>  でも長くて不便だから、便利な言葉を使いましょう。
それなら「期待外れ」とかの方が正確では無いですか?


[3810] Re:[3792] もしかすると 投稿者:さかい 投稿日:2007/04/09(Mon) 08:34  

>棗 様

日頃ROMのさかいと申します。はじめまして。
自分のブログで左翼に噛み付かれて大東亜戦争の戦争責任を巡る論争に発展しかかっております。
解釈法・論証法についての有効なガイドラインを模索しているので、貴殿のこの指摘は参考になります。

よろしかったら、こういった解釈法や論理学についてお勧めの本などありましたら、ご教示頂けますでしょうか?

貴殿は引用しているだけだろう、といった言いがかりではありませんよ。明らかに自家薬籠中にされていると感じます。
ただ、こういった分野に関して自分の理解を深めたいと思っております。

よろしくお願い致します。


[3809] 裏切りその2 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/09(Mon) 06:07   <URL>

まず、他国が裏切ったというなら、その理由を論証すべきなのに、不明だ、で片付けるんですか。

それと、自国が国益追求のために外国との関係を考えるのが身勝手、あてにしている、というのは日頃非難してやまない中朝論理そのものじゃないですか?
あなたのような方がよくやるのが北外交したたか論なんですよ。

それと詰まったからといって辞書持ち出してくるのは不遜ですよ。はっきり言ってルール違反です。

だいたい裏切りを主張してきたのはそちらじゃないんですか?
実態と理由を論証すべきです。



[3808] Re:[3807] [3806] 裏切りに見えるが裏切りじゃない? 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/09(Mon) 04:20  

> そもそも米国と日本の間に北朝鮮や慰安婦についての共通認識やら方針のようなものは有ったのでしょうか?
> それが無い限り裏切りというよりも、単に日本の(身勝手な)あてが外れただけでは無いでしょうか?

 もう裏切り云々はいいかげんにしたいのですが、ものすごく基本的なところに引き戻してくれる質問ですね。

 基本的に無秩序な国際社会に生きるプレーヤーたち(諸国のことです)も様々な「あて」を持って行動しているわけです。
 その「あて」も、文書など明確な根拠があるものばかりでなく、むしろ暗黙のものの方が遥かに多いというのはお分かりいただけると思います。

 日本人は米国を特に「あて」にしてきましたね。「近代精神をもった国だから」、「同盟国だから」などと理由をこねますが、大半が身勝手と言われれば身勝手な「あて」でしょうね。

 その「あて」が外れたこと「裏切り」と呼びます。ちゃんと辞書にもそうありますよ。
 これはあくまで日本人の視点です。ここは国際法廷じゃないんですから。身勝手な「あて」だろうと、正当な「あて」だろうと、

「米国は思ったよりも『あて』にならないな」
「今まで気を許しすぎていた、米国にはもう少し警戒しよう」
「米国が豹変した。あの国は行動が読めない」

などと思わせる行為を「裏切り」と呼ぶのです。
裏切り行為の前後では相手に対する認識、具体的には信頼度が変化します。
 行為の後であなたの米国に対する認識は不変ですか?米国をより信頼できる国だと思うようになりましたか?

 裏切りかどうか、私に聞かず、自分自身の気持ちや世論の動向を感じて判断してください。

 「身勝手なあてが外れたからって裏切りというのは違うと思う」
 なんて公正な第三者を気取って見たところで何の意味がありますか?アメリカといえども外国は外国、妙な思いやりは不要だと思いますよ。

 裏切りという用語がどうしても嫌なら別にこう呼んでもいいんですよ。

「日本人がいかに一方的で身勝手な『あて』を持っていたかを思い知らされた米国の行為」

 でも長くて不便だから、便利な言葉を使いましょう。

うら‐ぎり【裏切り】  (大辞林)
[1] 味方にそむいて敵側につく。
・ 味方を―・る

[2] 人の信頼にそむく行為をする。
・ 友人を―・る
・ 恋人に―・られる

[3] 期待や予想に反する。
・ 人々の予想を―・る成績




[3807] Re:[3806] 裏切りに見えるが裏切りじゃない? 投稿者:reader 投稿日:2007/04/09(Mon) 01:48  

>  現在日本が、北鮮と慰安婦の同時二方面において米国から受けている裏切りは原因が不明です。
そもそも米国と日本の間に北朝鮮や慰安婦についての共通認識やら方針のようなものは有ったのでしょうか?
それが無い限り裏切りというよりも、単に日本の(身勝手な)あてが外れただけでは無いでしょうか?


[3806] 裏切りに見えるが裏切りじゃない? 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/08(Sun) 23:46  

>MUTIどの
「オラン港事件」についてはこんな話があったのかと楽しく読ませていただきました。

 亡命先の英国による、母国仏国に対する重大な裏切りを目にしたドゴールが、それでもあえて英国に踏みとどまり、成功を収めたという趣旨ですね。
  しかし、そもそもそれが「明白な裏切り」なのかは疑問ですね。予想外の早さでの敵国に降伏するという仏国の行為がそもそもの原因とも言えますからね。それ とも、その破壊された軍艦群にはドイツ軍と交戦した実績でもあったのでしょうか?それなら、信義に反する部分もあると言えそうですが、きっと戦いもしない で降伏しちゃったんですよね。。。
と、これは余談です、本題に入りましょう。
 
 現在日本が、北鮮と慰安婦の同時二方面において米国から受けている裏切りは原因が不明です。もちろん、「過去に日本がパリ不戦条約を公然と無視したから」などではあり得ません。

>私は、この件に関しては、今のところ判断を留保しています。
>この米国の行動が、日本の政府・官僚等と密約の上で行われている可能性を否定できないからです。

 どのレベルでどんな密約が交わされたか、具体的な情報でもあるならいいですが。そんなのは想定しうるあらゆる可能性の一つに過ぎないじゃないですか。
 そんなこと言いだしたら結局、何も判断できないと分かりませんか?

>うまく議論を展開すれば、論の上では勝てるかも知れませんが、かえって著しい反発を感情面で起こすように思います。
>今回の「裏切り」行為を、米国非難の材料とすることは、我が国・国民の生存を、国際環境において有利にする武器としては機能しないと結論せざるを得ません。

 上段でおっしゃってることは私がまさに経験していることであり、事実を的確に捉えてます。
 しかし、下段の文にはまったく承服できません。
米国の行為を裏切りと認めれば、相応の非難が伴うのは当然です。それにつけ入って、「非難の材料とする」とは何事ですか。まるで誰かが、米国を非難すること自体を目的として発言しているかのような物言いは納得いきません。

 以下はみなさんに向けた提言になりますが、
 誰も「米国は日本を滅ぼすつもりだ」なんて言ってる分けじゃありません。目の前にある明白な事実、つまり米国の行為を指して「裏切り」と呼ぶことにそんなに躊躇が必要ですか?
 政治家がそれを口にするべきかは別ですが、言論空間においてでさえ、それを口にすると何か破滅的な結果を招いてしまうかのように怖れる理由が私にはさっぱり理解できません。
  米国との同盟が大事なら、むしろ現実を厳しく捉えて、対策を考えるのが上策だと思いますよ。そのためには「裏切りじゃないかもしれない」なんて議論は有害 なだけです。前提が定まらないから話がさっぱり進まないし、そもそも議論にならない。それとも議論しないこと自体を望むのですか?

「裏切りに見えるが、裏切りじゃないかもしれない」

 これは論理的には正確です。しかし、それをあえて口にするのは、もう止めにしませんか?もちろん、何か具体的な裏づけが伴うなら別ですが。


[3805] 千葉の一門弟 投稿者:ダメ右翼の呆れた正体 投稿日:2007/04/08(Sun) 21:31  

MUTIさま

すばらしい論考、ありがとうございました。メルセルケビール海戦とド・ゴールのお話はすごくわかりやすかったです。
未熟な自分などは「もう荒らしはアク禁でいいよ」と思っておりました。

日露戦争時の日本は、米英仏に生糸を輸出して、その代金でイギリスから戦艦などを輸入し、アメリカのユダヤ系資本家に国債を買ってもらって、見事に文明国として専制ロシアのアジア支配を防ぎました。
スターリン、蒋介石は侵略者にして独裁者であり、ド・ゴールに至っては国を失ってましたが、正しい同盟政策により最終的に戦勝国、核兵器保有国となりました。
こうした成功経験を大いに参考にして非難されるいわれはありません。

米英人やシナ人は敵を許すような甘い性格ではないですね。「東京裁判の謎を解く」からの引用ですが、石原莞爾を筆頭とする革新官僚、クーデター軍人たちや海軍、外務省はそれなのに結果的に連合軍から免責されました。

自由経済反対、談合天下り賛成の革新官僚の統制経済によって日本経済はシナ事変が起こる前に窒息し、日本の軍需産業も大打撃を受けました。
さらに海軍と外務省が、「これは自衛行動です」という(イラク戦争前の米ですらやった)自己正当化宣伝を一切せず、わざわざ最悪な形での先制攻撃をやってくれたおかげで、アメリカとしては宣伝が非常に楽な理想的な形で参戦できました。真珠湾の被害は軽くなかったですが。
連合軍が彼らを処罰する必要を感じなかったのは当然でしょう。この「連合軍圧勝の影の功労者」たちをひたすら擁護しても、喜ぶのは日本の敵だけです。

本当は軍師も「敵侵略軍にはこうやって勝つべし」とか、戦術的な話をしたがってると思われますのに、議論の入り口の入り口で立ち止まらざるをえない無念さはいかばかりか・・・

yamaさま

当時の世相のお話、ありがとうございます。最近のメディアは見かけ少女趣味全開で、戦前の自社報道にも一切触れないので、慰安婦もパンパンもまるで別世界の事のように思われてますよね。



[3804] 新風かまん 投稿者:史門  投稿日:2007/04/08(Sun) 11:56  

今 日は県議会の選挙なんだけど、自民候補者の思想・信条がまったくわかんないから選挙に行く気になれないなあ・・。自民の議員といっても右も左もいるし、ト ヨタのアホに頼まれてブラ公どもを増やすことを企んでる議員かもしれないし、なんだかもう自民じゃ夢も希望も持てない。さてはて・・どうしますかね(・ _・、)

それはともかく・・今日の「たかじんのそこまで言って委員会」は楽しみ。池田先生も出るよ。


[3803] 意見を曲げぬものは・・・ 投稿者: 投稿日:2007/04/08(Sun) 10:33  

真理よりも自分を愛している、とはよく言ったものですな。

そういえば、宮崎先生のメルマガで過激と断っていましたが、

五月に米議会で「従軍慰安婦謝罪決議」を可決させろ、

そして日本に反米ナショナリズムを湧かせ、

核武装をめざす自立への精神恢復の発火点に利用すべきだ、

という議論が広がっているそうですな。

米国の裏切りと言えば、典型的なのはニクソンの訪支でしょうな。

この時、世論が反米に染まって支那との国交樹立を成立させる権力を時の政権に与えました。

日本にとっても米国にとっても有害であったとしか思えない(米国へ核を飛ばせる国がソ連のほかにもう一つ出来たわけですから)

この一連の行為で唯一得をしたのはソ連の核攻撃の危機におびえていた支那、たった一国でしたね。

慰安婦のほうは日米離間工作の一貫で支那に利するものになるやも知れませんが(逆手に取れば、日本に利する)

六カ国協議から米鮮二国間への移行は支那にとっては屈辱でしょうな。属国すら制御できなかった、看做された訳だ。

今必死こいて、資源、石油を集めていますが、経済の発展に見合う量を確保できないと行き着く先は先ず、頭打ち。設備が動きませんから。

逆に近代化されていない農村は石油を動力としないところもまだ多いでしょうから、生き残るかも。

問題は頭打ちしたときに膨大な外国の投資が冷え込む可能性でしょうね。

投資によって発展してきたわけですから、一部の競争力のある企業以外は悪夢の倒産地獄に陥るかもしれません。

現行でも大卒の方があまり就職できていないのに、倒産によって失業者が増大すれば、どうなるのか見当もつかない。

代替エネルギー次第なんですかね。水素とエタノールが注目、らしいですけど。





[3802] 「口座」の認識 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/08(Sun) 07:35   <URL>

少し早いので、もう少し皆さんのお答えをお待ちします。

ところで、BDAがスーパーKを真札といっしょに抱え込んでいるとして、米ドルですからいつかは交換の時期が来ますよね。

そして、BDAがこれを持っているということをマカオ当局(中国当局)は把握しているんじゃないですか?いくら中国でも検査はするでしょうから。

自業自得だで切ってしまえないから問題になってるんじゃないですか?



[3800] 今回のUSA政府の「裏切り」は、言論・政治の世界での武器として活用できるか。 投稿者:MUTI 投稿日:2007/04/08(Sun) 02:48  

 第一次大戦から引き続いてドイツの「侵略」の矢面に立ったフランスの立場、
数多くの人命を失いながらもなお抵抗しようという「自由フランス」の立場と、
三十年近く拉致被害者を放置・隠蔽し、
犯罪行為の判明後も、
核兵器の開発後も、
まず日本、自国にとっての問題でありながら、
行動の面では矢面に立とうとせず、
それどころか自国の軍事力を低下させ、中期的な縮小計画を進行中の日本とでは、
立場があまりに違います。

この状況で日本国・日本国民がUSA政府の行為を「裏切り」として非難しても、
まず自分たちでするべき事をしていないという点で、まさに恥さらしであり、
表面的にはともかく、
「なにをいっているんだ」という侮蔑の念を引き起こすことになるでしょう。

うまく議論を展開すれば、論の上では勝てるかも知れませんが、
かえって著しい反発を感情面で起こすように思います。

こう考えますと、今回の「裏切り」行為を、米国非難の材料とすることは、
我が国・国民の生存を、
国際環境において有利にする武器としては機能しないと結論せざるを得ません。


・余談
 そもそも、「信頼」という行為とその意味内容が、国・文化によって違うように思われます。

日本人の場合、信頼は、「大船に乗った」と表現されるような感情であり、
逆風の際には、西郷隆盛が鹿児島士族の行動に「殉じた」ように、
なにもかも飲み込んでしまうことが理想の信頼であるようです。

対して欧米では、目的を同じにする仲間としての信頼が基本で、
状況が殺伐としている場合等では、
「裏切りを考慮しておくのも嗜みのうち」的な世界であるように思われます。

ハードボイルドの文学や映画の世界には、
敵と味方、傍観者と被害者・加害者がめまぐるしく変わる傑作が数々ありますが、
欧米の世界、特に英米には、
このハードボイルド的な世界から見て取れる倫理観を前提とすると
「分かる」面があるように思われます。

「タフでなければ、生きていけない。
優しくなければ、生きていく資格がない。」

「タフ」には、抜け目ない、といった意味もあるとか。


[3799] 歴史における「裏切り」について 投稿者:MUTI 投稿日:2007/04/08(Sun) 02:34  

 さて次に、雑知人の立場から、歴史における裏切りについて考えてみます。

人間の歴史は戦争の歴史といいますが、ある面、裏切りの歴史でもあるわけで、
少し歴史書をひもとけば、裏切りの例には事欠かないわけです。

とはいえ、あまりに文化・時代の異なる裏切りの例を考えても見返りが少ないので、
自由主義の立場に立つ国家が行った裏切りの例として、
「オラン港事件」をあげてみたいと思います。

これは、第二次大戦中の、知らない人は全くくらないが、知る人ぞ知る「事件」、
多くの軍事マニアは知っているか、読んだことのある「事件」であります。

別名「メルセルケビール海戦」ともいいます。

フランスが、ドイツの「電撃作戦」により降伏して間もない1941年7月3日、
フランス領アルジェリアの港オランと、
その外港メルセルケビール(Mers-el-Kebir)に停泊するフランス海軍艦艇を
英国が攻撃した事件です。

なにも、太陽がまぶしかったから起こった事件ではなく、
フランス海軍艦艇をドイツが利用することを恐れた英国が、
それを防ぐために行った攻撃であり、結果、フランス海軍軍人が千数百名死亡、
フランス海軍の戦艦が1隻沈没、2隻大破等、といった事態になりました。

第一次大戦に引き続き、ドイツに対して共に戦ってきた友邦フランスに対して
英国が行ったこの行為は、当時の多くのフランス人にとって「裏切り」でありました。

ドイツの対仏講和条約が、もっとフランスに有利だったら、
この事件を切っ掛けにフランスはドイツ側に立って対英宣戦していたかも知れない、
という意見を示す人もいます。

国家やそれに準ずる組織による計画的な先制攻撃計画の発動を侵略の定義とするなら、
この事件は正に英国のフランスに対する侵略でありましょう。


 さて、この「事件」の当時、
英国でにはフランスから亡命して間もないド・ゴールが、
いわゆる「自由フランス」の活動を始めていました。

ド・ゴールはこの事件を聞いてどうしたか。

私には、具体的な話は全く分からないのです。

しかし、心理的な葛藤はあったかも知れませんが、
結果として、英国に絶望し「信じられるのは自分の国だけ」などといって
フランス国内にもどって活動したりしなかったことは確かです。

インドのチャンドラ・ボースが、インドの独立のため、
始めドイツ国内で活動し、ドイツが頼みにならないとなると日本で活動し、
日本の敗北に伴いソ連に行って活動しようとしたかのように、
英国を見切って、他国に移動して活動をしたりしなかったことも確かです。

 なら、ド・ゴールは、英国のエージェントかなにかで、英国の「犬」だったのでしょうか?

チャーチルや、ルーズベルト周辺の発言自体が、その可能性を減じています。

そして、ド・ゴールが単なる「犬」であったなら、英米はフランスに、
戦後の戦勝国の地位と国連常任理事国の地位を与えることはなかったでしょう。

 歴史に詳しく、過去の英仏間の事件をよく承知しているド・ゴールは、
この事件を「あり得ることの一つ」として受け止めたのではないでしょうか。

そして、ドイツ影響下のフランスでも、ましてソビエト連邦などでも、
自分の活動ができないことが「自由主義者」としてよく分かっていたのでしょう。

英国は明白な裏切り行為をした国家である。
しかし、
軍事的な戦闘力を大きく損なったフランスと、
軍事的な戦闘力を手にしていない自分にとって、
言論や政治の世界で行う「第二戦線」での活動は、英国でこそ可能だ、
という見込みがド・ゴールにはあったのではないでしょうか?

英国人との言論の場での戦いの中、
ド・ゴールがオラン港事件についてどのように触れたのかも私は知りません。

ド・ゴール自身は触れなかったのか、
相手の過失を忘れさせず説得・攻撃の材料、言論における「武器」として活用したのか?

私に分かるのは、
ドゴールが言論と政治の場で戦いつつ、新生フランス軍の礎を築き、対独戦に参加、
敗戦国だった国に、大きな戦勝をもたらすことに成功したことです。

そして、欧米の戦後の映画は、
言論・政治の世界での譲歩の腹いせか、
ド・ゴールを、実力をわきまえずに大言壮語を吐く愚か者と描くようになりました。

しかし、結局、ド・ゴールは、歴史を、おそらくオラン港事件も忘れなかったからなのか、
自国の核武装を主張し、フランスはそれに成功しました。


[3798] ・近頃USA政府が北朝鮮に対して示した行動は「裏切り」か。 投稿者:MUTI 投稿日:2007/04/08(Sun) 02:32  

 私は、この件に関しては、今のところ判断を留保しています。

確かに、北朝鮮と2国間での交渉はしない、
といった前言に反した行動をUSA政府がとったことは確かです。

が、この米国の行動が、
日本の政府・官僚等と密約の上で行われている可能性を否定できないからです。

従って、USA政府が北朝鮮に対して示した行動を「裏切り」と見なす場合は、

「”日本政府等との間で、我々国民が知らない密約がないのならば、”
USA政府が北朝鮮に対して示した行動は「裏切り」である。」

という様に前提をつけた表現が、
現時点としてはよりふさわしいだろうと考えている次第です。


 では、この前提
「日本政府等との間で、我々国民が知らない密約がない」、の上で考えてみた場合、
USA政府の行動は裏切りなのか、どうなのか。


前言に反した行動を、ことわり無く行うことを裏切りの定義とし、
前述の前提「日本政府等との間で、我々国民が知らない密約がない」の下でなら、
USA政府が北朝鮮と2国間交渉をおこなったこと等は裏切りであります。

(一般的な話として、「ことわり」があった場合、どのようなものなら、
「裏切り」や「ルール違反」になり、
どうすればそうでなくなるかは、難しい問題ですが。)


[3797] 沈黙の春 投稿者:ガチンコファイトクラブ 投稿日:2007/04/08(Sun) 01:47  

最 近のニュース報道でご覧のとおり、北朝鮮ブラックマネーに関する金融制裁一部解除問題はそろそろケリがつきそうである。「技術的問題」はしょせん技術的問 題であって、本質的問題では無かった。米国が北朝鮮に対し、六カ国協議の建前の裏をかき、金融制裁一部解除と核査察をバーター取引したのは事実であろう。 互いに臭いものにはフタをして、時間稼ぎの為にとりあえず妥協したのだ。このことにより米国は北朝鮮問題を中国に丸投げし、日本と距離を置いた。東アジア における米国の権力は低下した。

4月中に予定される中国首相の来日と日米首脳会談の結果により、当面の北朝鮮問題の行方が明らかになるだ ろうが、いずれにせよ、いよいよ日本は現実問題として米国から自立した国際戦略の構築を迫られることとなろう。この期に及んで、日本核武装独立を真剣に追 求しているはずの兵頭氏の読者が、「米国は裏切っていない」などとして執拗に屁理屈をこねまわす様は異様としか表現できない。現在は、米国に過度に依存し ない日本の国家戦略を改めて検討する好機なのである。裏切り者を擁護している暇などなかろう。

我々は事実認定を拒否するほど不誠実ではな い。ゆえに、過去に日本が国際条約を遵守しなかったことがあると非難することは良いのだ。それは歴史の事実であろうから。しかし、兵頭氏がその比較対象と してソ連を持ち出したことで、漸く目が覚めた読者も多数いるのではないか。「ソ連の手法は許されるが日本の手法は許されない」のでは常識人には説得力が無 かろう。

今回の論争を通じて、私には兵頭流軍学では日本の権力を維持向上させることが到底不可能であるばかりか、有害であることが認識で きた。残念ながら、それが最大の収穫であったのだ。最強国家を打倒出来ぬ非力な理論など退屈である。冷戦終結後の世界は、無秩序に対抗する新たな哲学をい まだ模索しているのだから。

ガチンコファイトクラブより


[3796] Re;仕切りなおして 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/08(Sun) 01:09  

>困ぺい糖どの

 まず、私の投稿がご気分を害したのなら申し訳ありません。
  あなたの論理は、「一見瑣末でほとんど意味がない事実」(ex.BDAは三合会のスタンレー・ホーが経営、偽札を持ち込んだ側にはチェック費用が請求され る、など)をたくさん積み上げて、「直接証明できない、より大きな事実」(ex.中国の陰謀)を浮かび上がらせる手法を用いたものと思われます。しかし、 どうもそれが上手く行ってないように思えるのです。

 それはそうとして、質問に回答いたします。私自身の知識はほとんどないので、読解力テストと考えて臨みますが、ご了承ください。

>DRPK外貿銀行がバンコデルタに口座を開設し、偽札を入金したとして、その口座から他への支払い(振替)が終わった後、偽札現物はどこに存在するでしょう?

 BDAにそのまま残ります。(入金時点で弾けなかったのだから自業自得と思います。)

>そしてそれを持っている(処分する)のは誰でしょう?

 BDAが倒産した今、マカオ当局がBDAから資産として受け継いだ偽札を持っています。
 (その他に、倒産前にBDAが卑怯にも国内の外貨市場に流した分がありますが、まさかマカオ当局が同じ手は使わないでしょう。)
 
 どう処分するでしょう?

 わかりません。

 以上です。


[3795] 「繰り返し」について 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/08(Sun) 00:12  

>枯山どの

 「パリ不戦条約の部分」は私に宛てたもの思われますので、返答させていただきます。

 おっしゃる通り、兵頭氏は"繰り返し"において、開戦時の国家指導者(特に海軍と外務省)の、条約遵守を装う努力すら怠るその態度に対して、怒りをあらわにしています。

 そしてここでは、彼の怒りの原因を詳細に見ていく必要があります。

 「五箇条の御誓文の精神を踏みにじり、条約を公布した天皇の名声を貶める行為だから。」

 枯山どのが挙げられた原因はこの二つです。純粋にこれだけが原因で怒っているのならば、私ごときがツッコミをいれる余地などあろうはずがありません。
御誓文や天皇の名声が大切なのは日本人ならば当たり前のことだからです。
つまり、ここまでは「日本人の視点でみた怒り」と言う事ができます。

 しかし、兵頭氏はそれと平行して以下のような「アメリカ人の視点で見た怒り」を記述しておられます。これは枯山どのの記述に抜けている部分です。

>パリ不戦条約を、日本政府だけは、公然と、堂々と無視していた。
>これに、不戦条約の幹事国であった米国の国務省人脈が憤ったのはあたりまえである。

>ハーグ陸戦条規違反は小さなことで、パリ不戦条約が重大なことなのだ。
>それを一言に縮めたのが「平和に対する罪」だった。

>マッカーサーが〈・・・日本人は全員、条約にすら無知な少年犯罪者であったが、ドイツ人は国際法もよく承知した上での確信犯だった〉と表現したのも、このパリ不戦条約を如何に回避したかの態度の相違を指している。

 広島で、ベトナムで、イラクで、アメリカが犯した不義の数々を知っている我々からすれば、このアメリカ人たちの「義憤」にただ鼻白むばかりです。ところが、兵頭氏の主張は次のようなものです。

「近代アメリカの反近代的蛮行に対する怒りはかくのごときである。それゆえに、その禍根は70年後の現在に至るまで日本に影を落としつづけているのだ。」

 条約遵守の外形を装わなかったというだけで、これはまったく馬鹿げています。アメリカが少しでも自らを振り返り、世界を冷静に眺める能力を持っていれば、あり得ない話です。

 >独露の侵略行為が合法などとはいうのは解釈上無理があるのではないでしょうか。

 彼が次のように言っているのはどういうニュアンスのつもりだったのでしょうか

>ソ連は、ドイツがたたきのめされるやすぐに、日本非難を開始していた。
>日本を侵略者と呼ばわり、その侵略者への反撃をすると、予告している。
>これをすることによって、ソ連は「パリ不戦条約」を遵守しようとする意志を、いちおう、示したのだ。

 後に文を補足するなら「それによりソ連の対日参戦は合法になった」だと思うのですが、少なくとも「それにより上手く法をくぐりアメリカによる懲罰をまぬがれた」と続くべきでしょう。
 しかし実際には、脱法ソ連は懲罰どころかアメリカと共に連合国として東京裁判に加わり、日本を「平和に対する罪(パリ協定違反)」で裁いているのです。
 ゆえに、どちらであっても、アメリカを近代精神の体現者として扱う兵頭氏の説が馬鹿げたものだという趣旨は微塵もゆらぎません。

 なお、私の投稿 [3779] 納得できない兵頭氏の主張 も併せてご参照下さい。


[3794] update 投稿者:管理人 投稿日:2007/04/07(Sat) 23:31  

どうも、こんばんは。
最近、大阪は雨が多くて、洗濯が中々できません。
それでも何とか、根性で。

郵便が亜空間に消えてしまったのですが、それでも写真をある程度入手、というかご好意から
頂きました。
有難うございます。

そんなわけで、今回のupdate

2007/3 新田原基地見学ツアー
http://sorceress.raindrop.jp/siryou/0703nyuutabaru/0703nyuutabaru-r.htm


それでは、失礼します。


[3793] 雑感 投稿者:MUTI 投稿日:2007/04/07(Sat) 23:22  

 軍師殿の書かれる文には、些事を切り捨てて本質へと緊迫していく特徴があります。

が、このことは、
ある程度の前提をもたないと分からないだけでなく、
様々な立場の読者それぞれに対する、表現のもつ効果を考慮しないため、
立脚点ではなく、文中で示した「方向・姿勢」で反発される
ということがよくあるように思います。

 例えば…

世間一般で、「−10」の評価をされているものに対して、
「+2」の論評を行ったとします。

一般的平均以上の評論家が、多数の読者を想定して書く文では、
「+2」の評価変更を提示する前に、
論文の出発における立脚点・解釈(数直線・座標上の位置)を、
世間と同じ「−10」であるとか、
世間とはちょっと違って「−9」だとか示し、
その上で「+2」の変更を示すものです。

そして、許されるなら、変更後、自分の立場は「−8」だ、という
世間の中での自分の立場を示して終わりにするのが定法ではないでしょうか。


 が、軍師は、こういった事への考慮をされないため、
「+2」の評価変更を訴えるその内容が、多くの人には唐突に響き、
「+2」のもつ「プラス」の方向(絶対値)が強い印象をあたえてしまう。

結果、多くの読み手は出発点としてそれぞれの立場で考えてしまうため、
例えば、「0+2=+2」を主張している、
という誤解がしばしば生じているのではないかと思っています。


 以前、2ちゃんねるの某所で、
「兵頭二十八は小野田寛郎少尉を犯罪者だと言っているとんでもない人物」、
という書き込みを見たことがあります。

その根拠は、こちらの放送形式だったでしょうか?

要するに軍師は、

”日本とフィリピンの間の戦争状態が終結した後での、フィリピン国内における”
小野田少尉の行動は、フィリピン国法からみて犯罪だ、

と言う意味のことを書いていただけなのですが、
この前提抜きで書くから、誤解するものが出る。

 私はこういったことを思っております。


[3792] もしかすると 投稿者: 投稿日:2007/04/07(Sat) 16:11  

解釈が何であるのかも、理解ができていない方もおられるのかもしれません。

例えば、アルファー君がベータ君が便所の片隅で何やらくだらない文章を書いていたのを見て、無性に腹が立ち、便器ブラシで殴って殺してしまったとしましょう。当たり所が悪かったんですね。

アルファー君は当然逃げますが、いずれこの犯行現場は警察に発見されて、調査が始まります。

ここで、事実と解釈の違いを説明します。

便器ブラシからはアルファー君の指紋が検出されました。これは斉一性がありますから(何回検査しても一緒ですから)、アルファー君が便器ブラシを持ったことがある、というのは事実です。

ですが、アルファー君がベータ君をそれを使って殺してしまったというのは、解釈でしょう。たとえ、便器ブラシによる打撲が直接の死因と事実認定されても。

もしかしたら、アルファー君が殴り殺したと思っても、ベータ君は生きていて、後で第三者に指紋が付かないよう手袋でもはめた上でとどめを刺されたかもしれないですしね。

解釈を正当化するためにはポパー的な反証可能性、要は無矛盾であることを示せばよいのですが、なかなか困難でしょうね。

相手のレベルが異様に低いと反証しやすく、明らかに解釈は正当化されないことが示せるんですが。

また、正当性と妥当性の区別は重要です。後者は言ってみれば論理内の整合性のことですね。だから、論理的に妥当であっても、解釈として間違っている=容易に反証されることもありえます。

問題は無矛盾であるという解釈は突き詰めれば、斉一性のある事実よりもレアかもしれないという点ですね。

最近では数学の一部でも実は無矛盾ではなかったことが示されています。

さらに言うと、解釈の解釈もありえますね。

私たちの論争のほとんどは兵頭先生が事実認定したものから解釈した論理を解釈しようとしているわけです。

コンテクストの理解に近いかもしれません。

ところで、イデオロギーの意味についても言っておきましょう。

イデオロギーとは事実と本人の利益を混同している場合にふさわしい言葉です。

そういえば、地上波のほとんどの論争はイデオロギーについての論争ですな。テレビ政治と揶揄されています。

逆に兵頭先生がこんなにも指示されて尊敬に足るのはイデオロギー的なことを言わないところと、力強い思想、信念からだと観察されます。


[3791] 仕切りなおして 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/07(Sat) 11:34   <URL>

それでは、顰蹙を受けた部分は謙虚に反省しつつ、改めて仕切りなおしの意味で、質問から入ります。

DRPK外貿銀行がバンコデルタに口座を開設し、偽札を入金したとして、その口座から他への支払い(振替)が終わった後、偽札現物はどこに存在するでしょう?
そしてそれを持っている(処分する)のは誰でしょう?どう処分するでしょう?

焦点になっている事実の真偽を押さえる重要なポイントと確信しています。皆様のお答えを待ちます。


[3789] 「繰り返し」について 投稿者:枯山 投稿日:2007/04/07(Sat) 09:59  

皆様

どうも兵頭氏の書込みの解釈について相違があるようですので、兵頭氏が以前触れられた「ある著者の記事が掲載された重みから1冊の雑誌購入する」という方法し続けている奇特な私の解釈を述べます。

パ リ不戦条約の部分ですが、私の解釈では陛下の御名御璽で諸外国に公然と約束した「不戦条約」をただ「海軍の都合」で何も世界に向けて説明努力もせずにぬけ ぬけと存在しないように振舞った事が、明らかに五箇条の御誓文から来ていた「約束を重んじる」という方針に反しており、「信義無視」国家として見られてい る独露のような国家ですら「約束」の外形を守ろうする姿勢をとるのに対して、我国がそれすらしない事に対する怒りの表現であって、独露の侵略行為が合法な どとはいうのは解釈上無理があるのではないでしょうか。

また真珠湾については、兵頭氏は「米国が完全に総て理解していた」との説を採りま すが、私はここには半分同意できない点があります。確かに情報先進国たる米国政府が「日本が仕掛けてくる」という情報を掴んでいたとは思いますが、恐らく 要路にあがる前に、情報機関の性質で日本が平和を望んでいるという情報も混じる結果として、ルーズベルトが完全に真珠湾を確信を持って読みきれていたかは 疑わしいと思っております。これは独露戦時のスターリンに「ドイツがロシアを侵略する」という情報が多く手元に届いていたにも関わらずドイツに奇襲を受け たのとよく似た例と申せましょう。

一時保守派が持ち上げた「真珠湾の陰謀」ですが、その著者の底流には「アメリカが日本に奇襲される間抜 けではない」という思考が見え隠れします。結果から正しい情報の資料を積み上げて、やはり「ルーズベルトが陰謀を企だてた」式の結論を述べていますが、白 人の驕り文章でしかないと思われます。兵頭氏がかつてこの著作を雑誌で批評されていたので、この思考方法ととられていると思いますが、私はこの点では素直 に「攻撃側は一度の幸運があれば良い」というのが我国に当てはまっただけだと考えております。

枯山


[3788] 言われるまでもないことと 投稿者:reader 投稿日:2007/04/07(Sat) 08:51  

単純に他者を非難しただけのコメントは見苦しいです(てかこのレスもそうなってしまいますが)。
批判すべきはあくまでその論理・主張でしょう。皆さんもこの門弟帳への書き込みは他の方からのツッコミ&それによる知識の獲得を期待してのことでしょうし。
そもそも傍から見ていて、一体何について議論しているのかよく分かりません。
それを明確にして仕切り直してはどうでしょうか?


[3787] 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/07(Sat) 07:33   <URL>

他の掲示板でも見られますが、どうもアジテーションの場所と勘違いしてらっしゃる方がいますね。
しかも、さもスゴイ主張かと思えば、中国当局のぶら下がり情報やアメリカ田舎新聞からの情報を都合よく加工した日本の報道をネタにするばかり。
事実について語っても過程や結論がお気に召さないのか「そんなことは関係ない!、核心じゃない!」と耳をふさごうとなさいます。
あるいは昔懐かしい一部左翼の言ったもの勝ち式ディベートの援用かとも思いましたが、ロジック、レトリックともに低水準、声だけ元気がいいという奴です。

話と言うのは心を閉ざしていては聞けども聞えず、見れども見れずでしょう。掲示板に絶望なさるのは勝手ですが、きちんと反証上げての反米論をお願いしてるのに、お答えがないですよね?オマエごときに大事な知識をやれるかですか?

だいたい人のHNもちゃんと書けずに…というようなことはここでは言いません。ゆとり脳の方にはそろそろパンクでしょうから、と言う風に言われたら気分悪いでしょ?





[3786] 慰安婦の営業トーク 投稿者:yama 投稿日:2007/04/07(Sat) 07:16  

誰 が最初に公言できるかと思っていましたが、やはり最初に軍師が公言されましたね。なかには教員免許状まで持っていた話もあるぐらいですから、現代人が考え ている以上に、当時は生き生きとした人間くさい時代でした。日本兵が中国女性を性奴隷にしているわいせつ写真を中国人が売っていた、とは戦場に出征した成 瀬関次の話です。済南事件の遺体検分写真(人体実験の偽写真)ですら、みやげ写真として出回っていたようです。当時は呑気でした。
色白の日本人・ 朝鮮人がわざわざ戦場まで出張ってきたのは日本兵が土人を相手にできない、という当たり前の話も、同様に公言するのが憚れますが、そんな当たり前のこと も、念押ししなければいけないという点で、現代人の歴史観にはリアリティが欠如してしまいました。人権軽視に次いで、左翼思想がもたらした罪ですね。


[3785] 残念な「門弟帖」 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/07(Sat) 06:34  

 ここに随分意見を書き込んできたが、そもそも反応自体が薄い。その上まともな反応が少なすぎる。
 唯一、札幌の一門弟殿が、「大陸と台湾・香港の違い」を具体的に列挙して反論して下さったくらいだ。

 それ以外の反応は「その意見は過激すぎるんじゃないですか?」みたいな他愛のないコメントか、「学術的じゃない」とかいう分けの分からぬ言い掛かり(自分は学術的な文章を書いているつもりなのだろうか?)、特異な例では工作員呼ばわりもされた。
 仕舞いには「それ以上は自分のブログで」と退去勧告だ(ここは”何でも書き込み御願い致します。”とあるだけで兵頭氏への批判を禁じてなどいないのだが・・・)。
 
 第一、まともな頭を持っていれば最近の兵頭氏の言論はおかしいと感じるところがあって当然なのではないか?

 その意味でまともなのはガチンコファイトクラブ氏だけだ。しかし、お忙しいのかあまり書き込みをなさらない。反応をいただけないことを覚悟で、少し意見を書かせていただく。

>ガチンコファイトクラブ殿

 兵頭氏が真珠湾奇襲とイラク開戦の比較検討をしていないとおっしゃりますが、そもそも不必要だと思います。
 氏はイラク開戦よりも遥かに不義とされるソ連の対日参戦を、その特異な理論で合法と結論しました。
 彼によれば事前に十分相手を非難しておけば侵略も自衛になるそうです。そして、それは条約遵守の意思を表す態度としてアメリカ権力中枢から一定の評価が期待できるのだそうです。
 よってイラクだろうがベトナムだろうが、開戦までにアメリカが相手国に対して行った批判が、パリ協定をくぐるのに十分なものであれば、合法となる。それだけの話なのです。
 これだけ特異な国際法解釈をやってのける兵頭氏ですから、原爆も合法という主張も平然としてくるかもしれません。

 ただし、彼は次のように述べて戦前の指導者に対して憤りをあらわにしています。

>ナチスやスターリンですら「自衛」を装うことを心がけ、大いに尊重する構えを見せているパリ不戦条約を、日本政府だけは、公然と、堂々と無視していた。

 ですので、あるいは彼にとって原爆も、この「ナチスやスターリンに劣る罪」に対してアメリカが与えた「罰」なのかもしれません。


[3784] もはや膠着状態であるとか言われても 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/04/07(Sat) 04:23  

一部の人が異様に反米を煽るのでかえってアメリカ批判がしにくい雰囲気になってますね。

「最近の兵頭の主張が俺様の考えと違うのが気に入らない」
「あなたはそういうけどそうとは言い切れないんじゃないですか?私が納得するまで説明して下さい」
とか言われても、ここは兵頭流軍学 門弟帖なので、不満ならそれ以上は自分のブログでやってくれとしか言いようがありません。

とにかく「間違った思想を持つ兵頭とそのシンパを教育してやろう」と思っているのなら大間違いで、軍師は宗像説や別宮説など、御自分で正しいと思って気に入った説を取り入れて、御説をより発展させていくだけです。
とにかく「変わり者」にとって自由がないことは大変な苦痛であり、特アのシンパになることはないでしょう。

柿太郎さま

そういうことでしたか。了解しました。ハゲタカファンドはアメリカも攻撃していると聞きましたし、資源の囲い込みをやってるも別にアメリカだけではないと思いますが、アメリカのモラルがロシア、シナに近くなったら困るので注意は必要でしょうね。

しかし、この雰囲気ではアメリカ批判どころではないですが。

英検5級さま

了解です。粛々と進めて行きましょう。


[3783] お知らせ 投稿者:業界人改めフェレイラ 投稿日:2007/04/07(Sat) 03:25  

  以前、高速増殖炉に関して書き込んだ原子力に携わる者です。どうやら今月末に東工大で核関連のシンポジウムがあるようです。原子力学会のニュースとして 回ってきましたが、特に参加資格は問わないようなので、興味のある方は問い合わせ下さい。といいつつ、私自身は当日どうしても仕事が抜けられそうに無いで す・・・。
 原子力基本法に縛られた業界からは、国防に対する現実的な意見は出にくい、あるいは表明しにくいと思うのですが、業界の立ち位置を再確認する上で有効かもしれません。別途情報が得られましたら後日お知らせします。

グローバルセキュリティの再構築と危機管理(II)
〜核の脅威と日米同盟〜
主催:学術フォーラム「多価値化の世紀と原子力」
共催:東工大21世紀COEプログラム「世界の持続的発展を支える革新的原子力システム」

開催日時:2007年4月26日(木)13:30−17:00
開催場所:東工大大岡山キャンパス 百年記念館3Fフェライト会議室
【プログラム】
1.13:30−13:40 開会挨拶 有冨正憲(東工大原子炉工学研究所所長)
2.13:40−16:00
第一部:講演 座長・西 正典(内閣府大臣官房審議官)
1)「日本に核保有は必要かー日米同盟と北朝鮮の核」(40分)
講師:西原 正((財)平和・安全保障研究所理事長、前防衛大学校長)
2)「核の傘と拡大核抑止―その実効性を巡ってー」(仮題)(30分)
講師:吉田文彦(朝日新聞社論説委員)
3) 「核武装論の問題点―核武装は日本にとって現実的な政策オプションかー」(30分)
講師:遠藤哲也(元原子力委員長代理、(財)国際問題研究所シニア・フェロー)
4)「核保有と核武装の実相」(20分)
講師:澤田哲生(東京工業大学原子炉工学研究所)
16:00−16:10 休憩
3.16:10―17:00
第二部:コメントおよび討論
座長・藤井靖彦(東京工業大学原子炉工学研究所)
1) 総合的コメント 神田啓治(エネルギー政策研究所長、京大名誉教授)
2) 総合討論 コーディネータ・神田啓治

【開催の趣旨】
  昨年10月9日の北朝鮮の核爆発実験からこの方、巷間いわゆる核武装論をはじめ、核不拡散体制や日米同盟の今後に甚大な危惧を表明する論がはびこってい る。このことは日本がこれまでに推進してきた原子力の平和利用にも影を落としかねない。あるいは既に影を落としているのかも知れない。
 本シンポジウムの目的は、これらの最近の情勢に対して、冷静な立場に立って問題の所在を問い、現状の知見をもってより正確な情報と認識を共有することにある。

・参加費:無料
・参加申し込み: 
 氏名、所属、電話、電子メールアドレスを下記までメールでお送りください。
参加申し込み先: tetsuo@nr.titech.ac.jp


[3782] Re:改めてバンコデルタ一件について 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/07(Sat) 01:26  

 参考になりますが、説明不足と思われる部分があります。
 まず、困平糖さんの主張の核心はここだと思われます。

>今回の金融制裁一部解除は、まったく進展しない六カ国協議に中国が米朝双方にカタチだけの制裁解除とヨンビョン査察をバーターさせようとしたのが発端です。
>たぶん、外務部の唐家センなどが米国を転換させた(そして日本を置いてきぼりにしてやった)と功績誇りをしたんでしょう。

 その前に長々と説明してることはこの核心部分の裏付けにはならないことばかりですね。

>上記のような事情で、「凍結解除」といって、2500万ドル満額北朝鮮に「返還」される保証なんかどこにもありませんし、だいたいいくら「解除」すべきかも雲の中です。

 「現時点で返還される保証なんかどこにもない」、「だからカタチだけの制裁解除だ」、というところまでは辛うじてつながってます。しかし発端が中国のシナリオだという話はどから出てきたのでしょうか?ご説明下さい。

>この点に関してアメリカが全く甘いカオをしないというのも事実です。中国が立て替えろやという気分もあったようですから。

 これも裏づけというか、説明がまったく不足だと思います。
 むしろアメリカは体裁さえ取り繕えればすぐにでも全額返還したいように見えます。だってそうしないとヨンビョン査察が進まないのではないですか?
 その点、もう少しちゃんとした説明をお願いします。

>(日本の報道機関が)今回も中国政府の事実上のラウドスピーカーになっています。

 米国が裏切ったように日本人に思わせるシナの工作と、それにまんまと嵌った日本の阿呆メディアというわけですね。
この説も説得力を持つためにはもう少し説明が必要だと思います。

>readerさん

 兵頭氏は今からでも遅くないという主張のようですよ。
諸外国がみんなやってた「パリ不戦条約を巧妙に回避する方策」を行えなかった外務省の罪を暴けば日本は現状を打開できるということです。


[3781] Re:[3757] [3751] 無題 投稿者:柿太郎 投稿日:2007/04/07(Sat) 00:53  

千葉の一門弟様


> アメリカ政府の国益追及至上主義やアフリカ人軽視というのは、具体的にどんな事を指しているのでしょうか・・・。

私の言いたかったことでは、冷戦終了後、唯一の超大国となったアメリカが、特に世界の経済規制(特に金融規制)の改造を始めとして、世界をその巨大な権力をもとに自国に有利な仕組みに変えていこうとしているのではと思ったことです。

また、アフリカ人軽視とは、アメリカの多国籍企業によるアフリカの鉱物資源の簒奪であり、それをアメリカ政府が後押ししており、現地住民への配慮がなされていないとの記事が、何年か前の読売新聞の「世界を読む」に掲載されていたものから、指摘したものです。

何だか、その場限りのコメントを書き連ねてしまったようで。棗様がおっしゃるように、私も便所の落書きレベルから学術的視点に沿った書き込みをしなければならないようですね。

では、この辺りで失礼します。


[3780] Re:[3776] 帝國陸海軍は本八日未明西太平洋において米英軍と戰鬪状態に入れり 投稿者:reader 投稿日:2007/04/07(Sat) 00:46  

ガチンコさんの言動は、心情的には尤もなのですが、極端すぎます。
米国も中国も朝鮮も100%の敵でもなければ、100%の味方でもありません。
常に日本の(身勝手な)期待どおりに動いてくれるわけではありません。
日本の期待する朝鮮出兵?も、中国が東北四省に数えられる北朝鮮を手放さない限り、米国は動くことはないでしょう。
かといって米国は日本の味方になってくれないから敵、というのは単純過ぎです。
あくまで米国は現時点における最高のパートナーであることは疑いようがありません。
軍師はあくまで南ベトナムのようなヘタレ同盟国ではなく、英仏のような自主独立した同盟国を目指せとおっしゃってるだけだと思います。


>一読者様
>我々はこの現状を甘受し、開戦時の国家指導が北鮮人のように振舞わなかったことを悔やまなければならないのだろうか?
>いまからでも、罪を詫びて近代の体現者たるアメリカ権力中枢からの許しを請うべきなのだろうか?

今更それが出来ないから、あのような開戦を引き起こした外務省は万死に値するのでしょう・・・


[3779] 納得できない兵頭氏の主張 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/06(Fri) 23:32  

>ソ連は、ドイツがたたきのめされるやすぐに、日本非難を開始していた。
>日本を侵略者と呼ばわり、その侵略者への反撃をすると、予告している。
>これをすることによって、ソ連は「パリ不戦条約」を遵守しようとする意志を、いちおう、示したのだ。

 卑劣極まるソ連の対日参戦も、一応、形式を満たしているからパリ協定違反にはならないそうである。
 つまり、実態がどんなに明白な侵略戦争であっても、「平壌放送」よろしく相手を一方的に罵っておけば自衛を装うことができ、いとも簡単にパリ協定をクリアできということらしい。
 そうしていれさえすれば、条約破りで「近代」アメリカから文句をつけられることはなかった。文句どころか、東京裁判ではソ連人検事の主張する「日本のソ連に対する侵略」が認められているのだから何をか言わんやである。

 その一方で、日本帝国が「平壌放送」を行わなかったがために「近代」アメリカから加えれた制裁は苛烈を極める。「平和に対する罪」により開戦時の国家指導者が吊るされただけでなく、外務省関係者が高度な政治的判断で放免されてしまったがために、70年たった今も

>靖国神社や東京裁判イシューに関連してシナからの対米バックパッシング(buck-passing)宣伝工作攻勢をうけると、それに対してまったく反撃の態勢をとりようのない

という状態にある。

 これが本当に「近代」なのだろうか?
我々はこの現状を甘受し、開戦時の国家指導が北鮮人のように振舞わなかったことを悔やまなければならないのだろうか?
いまからでも、罪を詫びて近代の体現者たるアメリカ権力中枢からの許しを請うべきなのだろうか?

 正直、まったく納得がいかない。


[3778] 改めてバンコデルタ一件について 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/06(Fri) 23:07   <URL>

しつこいようですが、続けます。
今 回、まず事の発端はDRPK外貿銀行がマカオのBDA(バンコデルタ、三合会のスタンレー・ホーが経営)に複数の口座を開設したことです。北朝鮮はこれら の口座を海外への支払い口座として開設したようです。今時、国家機関と企業との支払い決済で現金授受なんてありえないのは常識です。つまり、北朝鮮はこの 口座に現金を入れて外国からの輸入代金に当てていたわけです。

ところが、これらの口座(複数というか多数あり)に入金するのに、例のスー パーKと呼ばれる偽札が持ちこまれたようです。そうすると、振替により支払いと言う形で北朝鮮口座からは残高はなくなりますが、バンコデルタには偽札その ものが残ります。普通、アメリカ法管轄外の地域に流布するドル札は窓口を決めて米国内に還流するようになっています。それらの地域の銀行はそこにドル紙幣 を持ちこんで相当額を振り込んでもらうわけですね。
ところが、ここで紙幣の真贋のチェックも同時にかかるようになっていますから、たとえばスーパーKのような偽札の分の残額ははじめからなかったものと看做され、逆に持ち込んだ側にはチェック費用が請求されます。
つまり、バンコデルタとしては溜まった偽札をもって行き場がなくなったわけです。たぶん、マカオ、中国当局はこの事実を把握していたんでしょう。
結局、どうなった?マカオ、中国国内の外貨市場に偽札と知りつつ流すしかないんですね。

そ して、米国政府によって米国内法のおよぶ銀行によるバンコデルタとの取引停止措置です。これでバンコデルタは倒産、資産、負債はマカオ当局に移り、預金者 保護が図られるんですが、当局は預金者である北朝鮮の要求に応えることはできません。つまりまとも(?)な残高と偽札、麻薬マネロン金が混在しており、こ の残高が公表されている2500万ドルです。つまりマカオ当局、中国当局は北朝鮮の要求に応じた場合の正しい金額を算定できないでいます。これが今回何回 めだかの6カ国協議決裂における中国の外務部の捨て台詞、「若干の技術的問題」の中身です。

結果として、ババ(スーパーK)をつかまされ て損したのは中国国内の闇ドル屋とたんす預金組なんですが、本来凍結解除問題について一番働かねばならないのは中国です。ところがどうも金融制裁自体を中 国外務部は甘く見ていたようです。そこで今頃になって米日がグズグズしやがってと責任転嫁に出ているわけです。

もともと、今回の金融制裁 一部解除は、まったく進展しない六カ国協議に中国が米朝双方にカタチだけの制裁解除とヨンビョン査察をバーターさせようとしたのが発端です。たぶん、外務 部の唐家センなどが米国を転換させた(そして日本を置いてきぼりにしてやった)と功績誇りをしたんでしょう。そして、この話をそのまま日本のマスコミが中 国主張どおり国内に流したというのが真相です。ですから、日本の新聞だけ読めばアメリカが裏切ったとなってしまいます。

実際はどうか?上 記のような事情で、「凍結解除」といって、2500万ドル満額北朝鮮に「返還」される保証なんかどこにもありませんし、だいたいいくら「解除」すべきかも 雲の中です。そして、この点に関してアメリカが全く甘いカオをしないというのも事実です。中国が立て替えろやという気分もあったようですから。

そ して、日本ではまず制裁自体の内容からはじまってこういったことについて言及している報道機関は一つもありません。今回も中国政府の事実上のラウドスピー カーになっています。「アメリカの」と言うよりも日本の報道機関がアメリカ人の言葉を借りて言っているという類と同じで、問題なのは日本のマスコミ姿勢で す。

今日も韓国新聞が『凍結解除近し』と言っていますが、これまたわかってないんですね。
かの国の報道は大概日本のものの焼き直しです。




[3777] Re:[3776] 帝國陸海軍は本八日未明西太平洋において米英軍と戰鬪状態に入れり 投稿者:熱烈読者 投稿日:2007/04/06(Fri) 22:58  

ガチンコさん、お疲れさまです。
今日の文章は、ちゃんとスペースも取ってくれて、かつ論旨もわりと明快で、読みやすくてよかったです。

あ れっ?慰安婦法案は上院で可決されて、大統領が拒否権さえ発動せずに法的効力を持ったんでしたっけ?まだ下院で、頭のおかしい議員が騒いでいるだけだと 思ってましたが。ちなみに下院って、日本だけじゃなくて、トルコとか他の国に対してもさまざまなトンデモ法案を審議しているらしいですが。よくも悪くも自 由の国ですよね。

例の北朝鮮の資金も、いまだにもめまくっているみたいですけど。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070406-00000141-jij-int

こんなニュース見て、笑えませんか?北朝鮮は「はい、じゃあ先に合法的なものからいただきます」って金を受け取るんでしょうか?未来永劫、金が渡らないとは思いませんが、相当な嫌がらせになっているのは事実ですね。

この資金問題については困ぺい糖さんや別宮先生の解説を理解された、もしくは理解しようとしましたか?

事実が何であれ、アメリカが裏切った!!と騒ぎたいのであれば、何も言うことはありません。もう私はコメントをつけることもしないです。

ぜひ次回も今回みたいにわかりやすい文を書いてくださいね。益々のご健勝をお祈り申しあげます。


[3776] 帝國陸海軍は本八日未明西太平洋において米英軍と戰鬪状態に入れり 投稿者:ガチンコファイトクラブ 投稿日:2007/04/06(Fri) 22:32  

もはや膠着状態である。

結 局のところ兵頭氏は、「最近の混乱した情勢は日米離反を企図する中共の工作によるもので、これに易々と誘導され、無思慮に感情的反発から、紛れもない不戦 条約違反の侵略戦争行為である真珠湾攻撃を安易に肯定した反米的言辞を弄するバカ右翼は、結果としてその言動に反し日本の国益を損なう存在でしかない」と 主張している。

「中共の工作」なるものが事実存在すると仮定したとして、ここには、対北朝鮮政策や従軍慰安婦問題において、日本に先んじてこれに籠絡された米国の体たらくに対する批判は一言もない。

また、日本が米国に対し、真珠湾攻撃違法説を認定する際必然的に反証としてあげられるであろう、米国の対イラク先制攻撃開戦に関する比較考察もない。

さらには、最大の問題である、米国の広島・長崎に対する原子爆弾攻撃の妥当性については、一切の言及がない。
まさか、犯罪国家日本への懲罰として、米国のホロコースト的原子爆弾攻撃は違法性を阻却されるなどと真剣に主張する訳ではあるまい。

いずれにせよ、最近の米国が対日・対中関係において突然変節したのは外形的事実であって、その第一次的責任は「中共の工作」によく抵抗し得なかった米国自身にあるのであり、国際宣伝戦において中共に圧倒された日本にあるのではない。

そ もそも、その是非は別として、日本はいまだ米国によるイラク戦争を支持する立場を堅持しており、これは明白に対北朝鮮戦争を見据えた政治判断によるもので ある。日本が敢えてこのようなリスキーな政策を継続する理由を米国は十分に理解しているにもかかわらず、その期待を平然と裏切る態度を取ることは米国の日 本に対する背信にほかならず、日本として当然非難すべきである。

日本が12歳のガキを卒業するためには、自らの非を認めるだけでなく、自らの立場を主張することが必要なのだ。
バカ右翼よ、反日米国勢力を堂々撃滅打倒せよ。


[3775] 立場 投稿者:英検5級 投稿日:2007/04/06(Fri) 15:07  

千葉の一門亭 志ん鶴々瓶さま

核武装の項は無知な自分が書いたままなので、補強される
のはありがたいです。対外情報戦略に関わる、現在的な
問題としても核兵器関連の啓蒙をすることは重要ですね。

日本の名誉の為でも軍師ファンを全うする為でも、
結果として対外情報戦略/カウンタープロパガンダに
質することならどちらでもいいといえばいいんだとは思います。
ただその活動で皆さまに「加筆ありがとうございます」と
言われる時には、立場というものを少し意識してしまう。
自分が兵頭ウィキや「英訳 日本の歴史館」で活動するのは
ほとんど、日本のためになればなあーと思ってやっている
ことで、軍師のファンだからではないです。
それで皆さまから軍師のファンとして感謝されると、
「いえいえ、俺は軍師ファンの為でなく日本の為にやっとる
だけです。また日本国民として感謝されるとしたら、俺の
行動のきっかけとなった軍師や「発信する会」の人々を先に
して下さい」
と思ってしまうのです。もちろん皆さま全て承知した上で
礼儀としてねぎらってくれているのでしょうけど、やはり
自分ごときが感謝されるのは恥ずかしいです。


[3774] 全体主義を憎む人々 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/04/06(Fri) 00:50  

Wikiの「核武装論」を見てみたら何かすごい事が書いてありますね。
シナと北朝鮮の軍事能力がとてつもなく高く評価されてます。どうも軍師以外の日本の核武装論者は政治運動家タイプが多くて、兵器そのものにはあまり興味がないんでしょうか?

英検5級さま

自分は日本のためなのはもちろんですが、完全に軍師のファンという立場でやっております。
売国左翼だけでなく無能右翼、保守派も容赦なく叩き斬るのは兵頭師ならではです。
兵頭ウィキは核武装のところが寂しいので書き足しを考えています。

熱烈読者さま

「門亭」は面白かったですよ。「門門」でもいいんですけど、そこまでいくとますます何者かわからなくなってきますよね・・・。

ニューズウィークが加瀬先生の論文を掲載したのは、やはり西側先進国には全体主義を心の底から憎んでいる人々がいる、ということでしょうね。

唯物論ニヒリズムに染まった北京とその手先、仲間たちには、なぜ欧米メディアが一文の得にもならぬチベット問題にこだわるのか、死ぬまで理解できないのでしょう。





[3773] Re:[3771] 敬意を表します 投稿者:reader 投稿日:2007/04/05(Thu) 19:16  

もし間違ってたら、申し訳ないのですが、もしかして私と一読者氏がグルで、何かの工作員とかイタズラとか思い込んでませんか?
当人としては是程滑稽で、困惑するものはありません。
私の書き込みが稚拙ならば、普通に突っ込んでくださいな。
以前にも書きましたが、この掲示板でそのような活動を行う目的とは一体何でしょうか?


[3772] Re:[3766] [3763] [3758] ウィキ加筆 投稿者:英検5級 投稿日:2007/04/05(Thu) 10:36   <URL>

熱烈読者さま

どういたしまして。ただ自分としては軍師のファンという
立場でやってるというより、自国の名誉(と安全)を
重んじる日本国民のひとりとして動いております。

ご協力いただくありかたは、「英訳日本の歴史館」に
ついては英訳作業だけではなく、候補文献を示すとか
日本語のサマリーを書きおくとか今後の方向性を提案する
とか、どんな方途でも結構ですのでご協力お願いします。


[3771] 敬意を表します 投稿者:ブルー 投稿日:2007/04/05(Thu) 09:28  

取り調べの警察、また被害者を追い込むヤクザは複数で仕事をします。
役割が決まっていて怒鳴りつけ役となだめ役に分担するのです。
しかしながら、よく研究されていると感心しています。
レベルの程が良く判りました。
半年あまり前から準備されている計画性には驚くばかりです。
敬意を表します。



[3770] Re:[3768] [3767] 勘弁ならぬ! 投稿者:reader 投稿日:2007/04/05(Thu) 08:46  

同 盟国である前に、米国も日本も中国も独立国です。同盟国の利害よりも自国の利害を優先して行動するのは当然のことです。ましてや我が国が対米追従以外に道 が無いことを米国は百も承知しています。ならば、中国系アメリカ人の多くを敵にまわしてまで敵国であったときの日本を擁護する理由は微塵も無いでしょう。
故に軍師は初期の核武装論において、中共の核戦力の前に日米安保(核の傘)は機能せず、何を差し置いてでも独自の核武装が必要であると説いたのでしょう。
それ以前に親米派の大臣といっても、大半は米国に逆らわず、付き従うだけの大臣のような気がします。利害が一致している間ならそれで構わないのですが・・・


[3769] 道具建てと構成は日本のためだけど 投稿者:ブルー 投稿日:2007/04/05(Thu) 07:56  

あなたの論旨は「愛国無罪」です。
そしてあなたの論旨の行き着く先は日本と米国の分断です。そういう方面の方ですか。


[3768] Re:[3767] 勘弁ならぬ! 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/05(Thu) 04:23  

> その問題については、ここなりに決着というか対策というか、それなりに考えている事なので心配いりませんよ。

 今回の件で、私の心にあるのは「心配」などよりもっと激しい、「汚された」という、怒りと屈辱と悲しみがごちゃ混ぜになったような感情です。

 宮沢首相が韓国訪問で嵌められたとき、こんな感情はなかったと思います。
 宮沢内閣などに元々期待していなかったことや、韓国ごときに「所詮、謝ってやっている」という見下しもありました。
 当時一番義憤を覚えたのは、朝日をはじめとする売国勢力ですが、それもその時始まったことではありませんでした。

 その悪夢がさらに醜い形で再現されようとしています。

 今回最初に火をつけたのは朝日ではなく、米国でした。
 原因はシナの工作だという反論もあるでしょうが、工作に乗った米国の動きがあってこそのこの騒ぎです。

 そして、今回土下座させられるのは「美しい国、日本の創生」を掲げ、「憲法改正」という重要な歴史的使命を持ち、前任から受け継いだ米国との強い絆を武器として、果敢にそれらを成し遂げることを嘱望された、我が安倍総理大臣なのです。
 その総理が、性奴隷など下品極まる言葉を用いた、いわれのない非難に対して、反論も許されず、まもなく敵地で土下座させられるのです。

 彼は完全に汚されました。私は彼に美しい国などと発言して欲しくない。彼に憲法改正などして欲しくない。
 未だに「真珠湾の非を認めないから」などと発言している兵頭氏も信用できない。今さら国内売国勢力の非難などして欲しくないし、中朝による工作の悪辣さなど説明して欲しくもない。
 眼前にある米国の悪意に対してこそ、目をそらさずに発言していくべきだ。


[3767] 勘弁ならぬ! 投稿者:ブルー 投稿日:2007/04/04(Wed) 23:38  

というのはう嘘です。ああ、前近代人になってしまったぁ。
その問題については、ここなりに決着というか対策というか、それなりに考えている事なので心配いりませんよ。


[3766] Re:[3763] [3758] ウィキ加筆 投稿者:熱烈読者 投稿日:2007/04/04(Wed) 22:24  

英検5級さま

Wikiでの軍学者の解説お見事でした。素晴らしいと思います。見るたびに記述が充実しているのは感涙ものです。古くからのファンとしては、伏してお礼を申しあげたいところでございます。

千葉の一門門さま(結構、これよくありません?)

素早い修正ありがとうございます。全く油断も隙もありませんね。嫌いだとか支持できないとかいうのだったら放っておけばいいのに、粘着するヒマ人がいるんですよね...。


私もWikiとか英訳とか、何かお役に立てないか、ない知恵を絞ってみます。皆さん、一緒に頑張りましょう。



[3765] ↓のまとめについて。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/04(Wed) 20:30  

 もし事実関係で間違いがありましたら指摘していただくと助かります。
 なお、まとめた動機は兵頭氏の最新の放送形式を見て率直に「ぬるいな」と感じたからです。
 河野が無能だとか、今さらとくとくと語るのも分からないですし。朝鮮人慰安婦の営業用身の上話の典型とか、この現状で何か日本側の説得力を増すのに役立つのかな?と心元なく感じたからです。
 じゃあ、現状は具体的にどの程度厳しいのか、一度整理してみようと考えました。
 そういうわけですので、不愉快に思った方、ご勘弁ください。


[3764] 慰安婦問題についてまとめました。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/04(Wed) 20:20  

 議決案は「Ianfu」制度が「若い女性を強制的に性奴隷化」し、「未曾有の残酷さと規模」で行われた「二十世紀における最大の人身売買」と指摘。
 なお、あえて「Ianfu」と日本語を使用しており、「Maruta」のような国際語化を狙ったと思われる。

 また、日本の現状について「日本の教科書が問題を矮小化して扱っている」とし、「責任を認めた河野談話を否定する動きがある」ことを警告している。

 そのうえで日本政府に対し、以下のことを求めている。
(1)日本政府による公式謝罪と歴史責任の受け入れ
(2)謝罪形式は首相の公式声明とする
(3)慰安婦問題への疑問や反論の封殺
(4)若年世代への教育強化

 この内容を見て激怒しない日本人がいるだろうか?
我が国首相も当然「議決案が通っても謝罪しない」(5日)と突っぱねました。

 勇ましいですが、確たる覚悟があったわけではないようで間もなく謝罪します。おそらく「米国政府が庇ってくれるだろう」とでも高をくくっていたのが裏切られたからでしょう。

「日本が河野談話から後退していると米国内で受けとめられると破壊的な影響がある」(9日、シーファー駐日大使)
       ↓
「首相としてお詫び」(26日、安倍首相)
       ↓
「我々は謝罪が行われたことを評価する。一歩前進だ」
「ただし、これは非常に難しい問題だ。日本が罪の重大さを認識し、率直で信用できる態度をとり、この問題に対処し続けることを期待する」
(27日、米国務省ケーシー副報道官)

 事態の見通しについて親日派のマイケル・グリーン前国家安全保障会議アジア上級部長は「日本政府が戦時中に慰安婦の女性たちを強制したか否かを争っても、政治的に勝ち目がない」と警告する。

 米国では、クオリティーペーパーとされるNYタイムズやワシントン・ポストをはじめ、この問題が毎日のように報道されているが、ほとんどが日本を過激な論調で非難するものだ。

 例えば、「官憲が家に押し入って連れて行くような狭義の強制性を裏づける証言はなかった」という「独特の理屈」が「元慰安婦らの傷口を再び開いた」(8日、NYタイムズ)などと言った調子だ。
 たしかに、日本国内での論争の顛末を知らない米国人が見れば「広義だ、狭義だ」は卑怯な言い逃れと映るだろう。この問題で米世論は完全に日本に敵対していると見るべきだろう。

 安倍首相が楽しみにしていた就任後初の訪米(今月26,27日)は針のムシロになる見通しだ。なお、議決案採決は首相訪米後に延期されたが、自発的な「名誉ある土下座」をする機会を賜ったということか?
首相に同情する。


[3763] Re:[3758] ウィキ加筆 投稿者:枯山 投稿日:2007/04/04(Wed) 19:49  

英検5級様

ウィキ加筆の加筆の素早い対応まことに有難うございます。
英検5級様の更なる加筆部分のお手間もかけていただいたおかげで、無知からくる誤解した訳知り注記もなくなると思います。

枯山


[3761] ミニ情報 投稿者:黒田長政 投稿日:2007/04/04(Wed) 11:14  

高校野球・春の選抜大会で優勝した静岡の常葉菊川
(とこはきくかわ)高校ですが、財団法人常葉学園グループ
の一角を占めます。

軍師が読まれたぶ厚い『日華文化交流史』の木宮泰彦先生が
昭和21年に私立学園を創設したのが常葉学園群の始まりです。

「遣唐使を廃止したあとのほうが、大陸に渡る事は容易だった」

という軍師の抜文が有名ですね。
息子も日中文化交流研究者で学園経営の木宮之彦氏、今の園長は
木宮和彦氏です。

以上、ミニ情報ですた。




[3760] ご協力を 投稿者:英検5級 投稿日:2007/04/04(Wed) 09:22   <URL>

で、未だひと恋しい「英訳日本の歴史館」の話題になり
ますが、どなたか
・『「シナ大陸の真相1931〜1938」』
(K・カール・カワカミ著 福井雄三 訳)
・『「南京事件」の探究―その実像をもとめて』(北村稔)
を持っている方はおられますか?
持っている方には、是非ともご協力いただきたい。
1章分でも、数行程度でもいいのでその部分の要約を
「英訳日本の歴史館」に書き込んでくださるとうれしいです。
その英訳も付してくれるとなお嬉し、です。
持ってないけど協力したいぞ、という方は「次に英訳
する文献」案を書いて下さい。その他アイデアや雑談等
色々書き込んで下さるのもありがたいです。
なお、『「南京事件」の探究』は700円です。安いよ。


[3759] 根拠 投稿者: 投稿日:2007/04/04(Wed) 08:59  

人種なんぞに根拠は無いですよ。差があるように振舞うのは明らかに文化の影響でしょ。

根拠と言うのは主観的でないものにその資格がありまして、そのためには一度認識の形式に立ち戻る必要があるんですよ。

認識の形式に立ち返りますと、それは時間と空間の概念と言うことになります。

時間概念の発生はアメーバにまで遡りますから、異論はないでしょうが、空間が三次元なのは人の目が二つあるからだと言われていますね。

後者は反論の余地がありますが、空間概念があるのは疑いありません。

つまり、主観的でないこと、間主観的というのは時間と空間において何度でも再現が可能だと言うことです。一般に再現性と呼ばれています。

これが近代科学の出発点で、カントによる英国経験論と大陸合理主義の融合です。

根拠が何であるか理解していないから、日本で単なる思い込みに基づく、出口の見えない錯綜しきった議論になるんでしょうね。

ちなみに、間主観的でないということは人一般には共有できるとは限らないと言うことで、科学以外に価値がないということではありません。

そういえば、(自然)科学と人文科学という二つの文化の対立が指摘されていますね。

一般的に言って人文科学で謙虚な経験主義的考察と大胆な合理主義的な推論では前者のほうが妥当である場合が多いように観察されます。

合理的推論が現実と一致しないのは見えない要素を考慮に入れていなかった場合が多いように思われます。

人文科学においてはウェバー的な意味での根拠なり事実に依拠している場合が多いですね。

軍師が以前紹介していたベネディクト、彼女の思想のベースとなる文化の型を一読していますと、純粋型を観念して考察しておりました。

ディオニュソス型とアポロン型でしたね。これらが複雑に交じり合えばあうほど豊かな文化だろうと想定していたようです。

これはウェバー的な方法論であるようです。

あとは、フェデラリストで見られたこれまでの経験で明らかになった失敗だけは繰り返さないよう回避する理性信仰がないに等しい方法論。

もしくは経験的に成功したものを慎重に改良していくことを念頭におくものもありますね。

掲示板の一部の方に言いたいんですけど、少し挑発的ですが。

便所の落書きみたいなレベルから手法を勉強して、より学術的な確かなことを言え、ってことです。

私は日本人が欧米人に先天的に劣っているなんて夢にも思いませんが、大体において日本人がくだらないことしかいえないのは思考方法を理解していないためではないかと観察します。

もっと言えば、型にはまれって事ですな。


[3758] ウィキ加筆 投稿者:英検5級 投稿日:2007/04/04(Wed) 08:58   <URL>

千葉の一門弟さま
修正おつかれです。

枯山さま
パスワード忘れてウィキのアカウントを紛失してましたが
新たにアカウントを作ったのでウィキ活動再開します。
ウィキでの自分のハンドルネームが前の「相手方」から
「当事者」になりました。どうでもいいですね。
注記のほう加筆しておきました。ひとまずほうぼうの記述を
すり合わせるかたちで、
「肩書きの「軍学者」は「軍事学者」の略称ではなく、江戸
時代から発生した「兵学」の和製漢語表記としての「軍学」
から由来し、広く「軍事学」をも包含しうる学問である。
ただし軍事・防衛に関して卓越した批評を行なっているゆえ
一般には「軍事学者」ともみなされがちである。 」
と折衷した書き方になったため注記がやたら長くなって
しまいました。


[3757] Re:[3751] 無題 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/04/04(Wed) 03:25  

枯山さま

注記の編集用の文章、ありがとうございます。
しかし、なぜか注記の編集はできなくなっているようですね。他の勝手に変えられていた所は直しておきました。

柿太郎さま

欧米人が数々の残虐行為を犯した事は言うまでもありません。共産主義も白人(ドイツ人)が発明したものですしね。
しかし西欧諸国の植民地政策と一口で言っても、たとえばアフリカでは英仏のような民主国とドイツの植民地を比べると、やはりドイツ帝国の支配の方が過酷だったそうで、政治体制による違いも大きいのでは?
オランダのインドネシア植民地支配も始めは残忍なものだったのが、デッケルとかいう人が本国に惨状を報告したら、その後はマシなものになって行ったという話を聞いた事があります。
> アメリカでも人種分離政策は1960年代の公民権運動を待たねば、廃止されませんでした。憲法では西欧近代思想に基づく高邁な理念が掲げられていたにもかかわらずです。

1960年代の世界では、日本も含めて素朴な人種差別が割と普通だった思います。(現在の放送禁止用語が当たり前のように使われていた)
アメリカの人種分離政策はひどいものでしたが、1960年代の公民権運動は反人種差別運動の先駆けだったように思います。「アンクル・トムの小屋」など、人種差別を非難する運動はもっと昔からありました。

アメリカ政府の国益追及至上主義やアフリカ人軽視というのは、具体的にどんな事を指しているのでしょうか・・・。
少なくとも、特定アジア諸国にアメリカと比べて特に博愛精神があるとは思えず、むしろ今となってはEU、日本よりもよほど態度が帝国主義的です。
兵頭師は、ソマリアで米兵の死体が引き回されたり、シナ朝鮮ロビー団体の大暴れを見て、アメリカは呆れて国を閉じつつあるとおっしゃってますが・・・。
民主国の過去の問題よりも、どう考えても現在の独裁国家の人権蹂躙の方が優先されるべき問題ですが、東アジアではそうじゃないんですよねえ。






[3756] 無題 投稿者:柿太郎 投稿日:2007/04/04(Wed) 02:56  

少し思ったのですが、兵頭師は「アフリカ人は低脳だ」とおっしゃられていますけれども、これは先天的な特質を指しているのか、それとも後天的な特質を指しているのかどちらなのでしょう?

仮に先天的な要因から来るものであることを意味しているのだとすれば、人種間には予め知能の差があることを認めていることになります。

一般に白人と比べて、日本人を初めとする東アジア人は空間認識力が高く、言語性知能が劣っているというデータがIQテストを通じて得られています。

もしこのことが先天的な要因によるものであるならば、西欧人の多くを占める白人に対して、日本人はかなりのハンデを背負っていることになります。

なぜならば、言語性知能の差が平均で10%だけ低くとも(実際のIQテストのデータでもその割合で低い)、高い言語性知能を持つ人間が、白人に比べて日本人10%少ないということにはなりません。

よく知られているように、IQの集積データは正規分布を描き、中央値が少しでもずれると、非常に高い(低い)IQを示す部分ほど大きな変動(人数の増減)が起きるからです。

兵頭師は言語能力が理性の根幹であると、前々からおっしゃられてきました。その見解と上記の仮説に従えば、日本人及び日本国の行く末には非常な困難が立ちはだかることになります。

もっとも言語性知能がそのものが後天的要因によって大きく改善されるものであったり、、IQテストそれ自体にそもそも限界があり本質的な事柄が計れていない、ということならばよいのですが・・・

以上のコメントは人種間に先天的な知能の差があるという前提でしたので、そうではなく、人種間の知能はあくまで後天的要因に基づくものだと兵頭師がお考えならばそれはそれで構いません。ただ、ちょっと気になったものでしたので書き込んでみました。

ち なみに、私の意見はというと、ずるいと言われるでしょうが「分からない」というのが本当のところです。いくつかの文献「人間の測り間違い」「人種・進化・ 行動」などを読んでみましたが、議論がすれ違っているところも多く、判断を下せない段階です。ヒトゲノムに基づく遺伝子解析が科学者の手によって進めば、 より厳密な形で判明してくるのでしょうが。










[3755] Re:[3753] 待ってもいい 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/04(Wed) 01:37  

> 一読者さん。では中共が必死になって変わろうと努力した結果を待ってから判断してもいいんじゃないですか。

  私のそもそもの主張は「シナ・朝鮮を侮る態度は判断を誤りを助長する」というものです。大陸シナが簡単に変われるとは思っておりません。ただ、変わるかも しれない、あるいはアメリカ権力中枢が「シナは十分変わり得る」と考えるかもしれない、という認識は必要であると言いたかったのです。
 アラブ人を最もよく知るのはイスラエル人だといいます。兵頭流軍学においても「敵を知る」ことは重要とされます。敵を知るのに侮りの感情が介在することがあってはならないと思います。

> 兵頭先生の記述の整合性を判断する

 記述の整合性なんて意地悪なことをあげつらうつもりは毛頭ありません。
 私は氏の見識が根幹部分において絶対正しいと信じる一読者であります。しかし、個々の具体的事柄の解釈では、氏であっても当然、誤ります。それは例え開祖であっても、軍学を現実に適用して成果を得ることには困難がつきまとうという、それだけのことだと思います。
 むしろそのような瑣末な誤りに引きずられる事なく、どんどん現状に対する認識を更新して行って、これからの日本の処し方に有用な方針を示して欲しいと考えるのです。


[3754] サイト正式オープンのお知らせ 投稿者:火蜂 投稿日:2007/04/04(Wed) 00:21   <URL>

こんばんわ。火蜂です。

先月末より掲示板のみを先行稼動させていましたが、
この度カウンタープロバガンダのサイトを
正式にオープンすることになりました。(^^)/

名称は「英訳 日本の歴史館」です。

当サイトでは、文献要約の英訳文や、
文献の紹介、日本語要約文の投稿を随時募集しています。

日本人が反日プロパガンダに真の力を持つ対抗手段を持つためにも、
皆様のご協力をお願いします。



[3753] 待ってもいい 投稿者:ブルー 投稿日:2007/04/04(Wed) 00:16  

一読者さん。では中共が必死になって変わろうと努力した結果を待ってから判断してもいいんじゃないですか。
今、一々の時事トピックで米国の態度に過剰反応したりせずに、兵頭先生の記述の整合性を判断するのもそれまで待った方がいいんじゃないないでしょうか。


[3752] 札幌市の一門弟さん 追加です。 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/03(Tue) 22:56  

地理的、歴史的な条件とおっしゃいますが、
具体的に挙げてるのは
「歴史的」において大陸は西欧の支配を経験していないこと。
「地理的」において大陸は広いこと。
くらいですよね。

他の人治、低所得、低教育、契約の概念が無効というのは現状を述べているだけで、そこをこれから中共が必死になって変えていこうとした場合どうなるか、という話をしているのです。



[3751] 無題 投稿者:柿太郎 投稿日:2007/04/03(Tue) 22:54  

一読者様


確かに一読者様がおっしゃるように、「日本版サンダーボルト作戦」は幻想であろうと思います。実際、「諸君!」での国際情勢アナリストの伊藤貫氏の論文によると、アメリカと中国の間では日本の核武装を防ぐ密約があるとのことですし・・・。

また、アメリカは日本を真の戦略的パートナーとして捉えているかどうかといえば疑問です。それは単に、日本政府・日本国民に敢闘精神や近代精神がないからということではなく、初めから政治的・経済的植民地としてしか扱っていないのではないかという疑念です。

最近読んだ、PHP新書から出ている「日本封じ込めの時代」の内容からも、そのことは窺えます。

ど素人の私にはこのことに関する具体的な方策を見出すことはできないのが残念です。(とりあえず考えられるのは核武装とそれを可能にする外交戦略でしょうか?)


千葉の一門弟様


レスが遅くなりました。スペインを中心とする南米大陸での
インディオ大虐殺は、荒くれた成り上がり者によるものが多かったようです。しかし、近代化されたアメリカを含め西欧諸国の植民地政策による、有色人種に対する蛮行は、正規軍による、時には本国の認可も踏まえた組織的・戦略的な行動が多かったようです。
アメリカでも人種分離政策は1960年代の公民権運動を待たねば、廃止されませんでした。憲法では西欧近代思想に基づく高邁な理念が掲げられていたにもかかわらずです。

私 とて、子供ではありませんから、物事には表もあれば裏もあり、直線的に進行していくものではないことは分かっています。しかし、現代においてもアメリカ政 府の国益追及至上主義やアフリカ人軽視を考えると、「世界経営」なるものが本当に「啓蒙主義的自由主義」に則ったものとなるかは、疑問に思えてくるので す。これは先述した西欧諸国のダブル・スタンダードの歴史的経緯を踏まえた上でのものでもあります。

乱文をしたためてしまいました。この辺りで失礼させて戴きます。


[3750] 兵頭氏の昔の論説 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/03(Tue) 22:33  

 04年12月から05年01月の「放送形式」を「反近代」で検索すると以下のようなことが書いてある。


> 台湾国はげんざい日本国の敵ではないが、将来いつか敵にならないと、誰が断言できるんでしょう。
>親日的であることと反近代的であることは困ったことに両立するんです。
>日本は近代の道を選択した以上、選挙一発で反近代に走るかもしれない他国は「みんな敵」と思っていなければならない。


> アメリカは選挙一発で「反近代主義」の連中(特にシナ)に軍事支援をし出すようなおそろしい民主主義国家ですのに、現行の日米安保は、日本側が友/敵を自由に選べる同盟ではなかったからです。

  これを総合して考えれば、「アメリカを含めたすべての民主主義国家は突然、反近代に走り出すことで日本の敵となりうる」と言っているのに等しい。兵頭氏は 「選挙」を強調しておられるが、同一政権が世論の変化を察知して自ら豹変する事態も当然、あるうる。ニクソンの訪中が良い例だろう。
 兵頭氏がこの説を放棄していないならば、近時の北鮮問題、慰安婦問題を受けて、「アメリカが反近代の側について日本の敵になった可能性」を真摯に、かつ謙虚に検討する必要があるように思う。
 ところが、これらの問題に対する氏の態度は、

>東海岸は知っている

>外務省は、1941年12月のパリ不戦条約違反に東郷外相が積極加担したことを認めることができないので、1946〜1948年の東京裁判に関する反論も、P屋(慰安婦)への新たな言い掛かりに対する反論も、自粛する外にないのである。

 というようにどこか投げやりで乱暴な印象を受けるのは私だけだろうか?

 >札幌市の一門弟
 
 さすがにその程度は知っています。
 でも、どの地域も遡ればシナ文化を持ったシナ土人しかいなかったのでしょう?
 西側の植民地云々も今はシナ人だけで運営してるわけですし、支配者によってシナ人も変わりうるというだけの話とも言えますよね。
 最悪を想定しましょう。


[3749] Re:[3741] 追記 投稿者:枯山 投稿日:2007/04/03(Tue) 22:29  

英検5級様

最近の兵頭氏のwikiの充実振りに目を見張っております。
さて、私も少しばかり懸案の「軍学者」の注記に乗り出そうとしたのですが、どうも注記の編集が上手くいかないものなので申訳なく思うのですが、以下の文を添付していただきたいと思うのですがよろしいでしょうか。

○現行文 『肩書きを「軍事学者」ではなく「軍学者」としている。』
○私の注記 『肩書きの「軍学者」は「軍事学」の略称ではなく、江戸時代から発生した「兵学」の和製漢語表記としての「軍学」から由来している。』

とりあえず、これで小五月蝿い手合いが黙ると思いますので、お時間に余裕があるときにでも出来ましたらお願い致したく思っております。

枯山


[3748] Re:[3747] [3746] Re;Re:[3742] 兵頭氏がいう「オナニー」とは? 投稿者:札幌市の一門弟 投稿日:2007/04/03(Tue) 22:04  

ROMってられなくなったので、参上しました。しかし、ガチンコさんが、ものわかりがよく見えるほど、すごいキャラが出現しましたね(笑)

シンガポール、台湾、香港と大陸の違いを説明しないといけないんですか?
・いずれも西側諸国の元植民地であり、有形無形の財産を引き継いでいる。
・資本主義諸国の一員である(香港は、あったし、今も特区みたいなもの)
・契約の概念が有効
・人治主義ではなく、法治主義である。
・国土が非常に狭い。最大の台湾でも九州並み。
・国民の教育水準が高い。(大陸の文盲率知ってる?)
・国民の所得水準が高い。

このぐらいのことは中学生でもずらずらと挙げられるでしょう。まさかシナ人がシナ人であるがゆえんに発展できないなどと、開祖が言ってるとは思ってませんよね?彼らは地理的、歴史的な条件があって非常に難しいと言っているにすぎません。

どうしても信じられなかったら、リュックかついで大陸を1ヶ月ほど自由旅行(北京、上海などの大都会は除く)して来ればよろしい。帰国後に「それでもシナは発展する!」と豪語できるのであれば、見事です。


[3747] Re:[3746] Re;Re:[3742] 兵頭氏がいう「オナニー」とは? 投稿者:reader 投稿日:2007/04/03(Tue) 21:44  

>  さらに言えば氏の主張の根幹をなす「シナは本質的に反近代である」という命題にも大いに疑いの余地がある。
>  現に、シナ人の国であるシンガポール・台湾・香港には法治と自由がある。大陸においてそれが絶対なしえないなどと何を根拠に言えるのか?

私 は決して軍師がネット右翼だとは思いませんが(少なくとも過去の著作は常識・定説を覆した日本への諌言に満ちたものでしたし)、支那の反近代性が今後も永 続するという根拠については不勉強にして詳しく知りません。確かにシンガポールのような例を見ると、近代は無理でも日本のような半近代国家に変わりそうだ な〜といった感じはします(日本のメディアは基本的にそんな感じで捉えてますよね
)。
というわけでどなたか支那の反近代性が永続する根拠について詳しい方が居られましたら御教授下さい。


[3746] Re;Re:[3742] 兵頭氏がいう「オナニー」とは? 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/03(Tue) 20:21  

> 私の考える右翼のオナニーとは、自らの矜持を強い日本、経済大国日本といったイメージに依拠した者=(ネット・商業)右翼の発する言動全てだと思います。
>たとえそれが現実に依拠した議論であっても、根拠の無い妄想であっても最終的には自身を満足させることが目的である限り、自慰行為に他ならないでしょう。

 目的ということを持ち出すならばその通りだろう。しかし、或る書き込みの目的が何であるかなんてことはそうそう特定できることではない。書いた本人が「気持ち良くなる為に書きました」とでも告白しない限り。

 「日本は自分で思っている以上にポテンシャルがある。」
 「シナ・朝鮮は強がっているだけで実力を伴わない。」

  こういう議論は結果として気持ち良くなったとしても、現実に即して行われる限り価値のあるものと考える。しかし、この手の主張はしばしば行き過ぎたものに なりやすい(その理由は多分、気持ちがいいからだろう)。特に、シナ・朝鮮に対する見くびり・侮りは目に余るものがある。これは「敵を知る」という必勝の 条件のうち一つが全く満たされないことを意味する。

 そもそもその傾向は兵頭氏において見られる。
 
 兵頭氏が北の核実験予告をブラフと言い切ったのも、単純な情報分析上の技術的ミスというよりも、もっと根深い北鮮に対する侮りの感情が前提としてあったと思う。
 さらに言えば氏の主張の根幹をなす「シナは本質的に反近代である」という命題にも大いに疑いの余地がある。
 シナがこの先、必死の努力により反近代性を脱ぎ捨てることに成功する可能性を氏は本気で考えたことがあるのだろうか?あえて考えないようにしていると思えてならない。
 現に、シナ人の国であるシンガポール・台湾・香港には法治と自由がある。大陸においてそれが絶対なしえないなどと何を根拠に言えるのか?

 ここには、シナが永遠に反近代のまま変わらないことを前提としながら、一方で日本がイスラエルのような攻撃的国家に豹変することを期待する論説が多々見られる。随分都合のいい話である。
 はっきり言おう。日本がイスラエルになる可能性は、大陸シナが近代精神を獲得する可能性と同等である。
 あまりに現実離れした仮定に基づいた、しかも気持ちのいい議論には眉に唾を塗る必要がある。


[3744] Re:[3742] 兵頭氏がいう「オナニー」とは? 投稿者:reader 投稿日:2007/04/03(Tue) 16:46  

>  我が国の「バカ右翼」が世界から隔離された空間で行っている「オナニー」とは何か?
私 の考える右翼のオナニーとは、自らの矜持を強い日本、経済大国日本といったイメージに依拠した者=(ネット・商業)右翼の発する言動全てだと思います。た とえそれが現実に依拠した議論であっても、根拠の無い妄想であっても最終的には自身を満足させることが目的である限り、自慰行為に他ならないでしょう。
日本が大日本帝国でも経済大国でもなくても、自分が生まれた国だから無条件に愛せる者だけが愛国者だろうと思います。


[3743] 最近は門弟帳の議論が活発でいい感じですね 投稿者:reader 投稿日:2007/04/03(Tue) 16:08  

MUTI様、早速ご教授いただき、ありがとうございます
尚、>3734の読者氏はそれ以前の「読者」とは異なりますです
ふ〜む、適当にHNを付けた弊害が…
というわけで今後は読者改め、readerと名乗ります
今後ともよろしくです


[3742] 兵頭氏がいう「オナニー」とは? 投稿者:一読者 投稿日:2007/04/03(Tue) 14:51  

 我が国の「バカ右翼」が世界から隔離された空間で行っている「オナニー」とは何か?
 たとえ閉鎖的空間であろうともそれが現実に即した生産的な議論ならばオナニーのそしりを受けることはないだろう。現実から乖離した妄想によって気持ちよくなっているからそのように言われるのだ。
 そしてオナニーはここにおいても散見される。

 米国の対北鮮姿勢の大きな変化を意味する資金凍結解除処置をああだこうだと述べながら矮小化し、あまつさえ「筋書きは日本が書いた可能性」などと根拠もなしに述べる。
 当の北鮮の喜び方を見ればその意味するところは自ずから見えてこように。

「単独覇権から多極化に舵を切った米国は、西太平洋全域の覇権担当者として必ず我が国に白羽の矢を立ててくる。」
「我が国が目覚めさえすれば、核ミサイルだけが立派な中共軍などいとも簡単に、単独で圧倒できる。」
 とはなんとも勇ましい。そうであったらどんなに良いかと思わせる内容である。

 しかし、現実は違う。
  北の核問題一つとっても、アメリカがそれに対処しようとすれば、すでにかの国に強い影響力を確立しているシナと手打ちし、管理を委託する方法が一等手っ取 り早い。どこの馬鹿が「日本版サンダーボルト作戦」などよって問題が物理的に解消されることに期待をかけるというのか。
 また、我が国が国力を動員すれば「現在のシナ」に対抗可能であるとしても、そのステップは憲法改正をはじめ遼遠である。日本が変化する過程で相手も変化しうるという当たり前の前提すらすっ飛ばした楽観論など今が気持ちいいだけのオナニーそのものである。

 そしてオナニーはそれを言った兵頭氏も同様である。

 節分のころに「アメリカ政府が北京の南京プロパガンダのに対して、日本政府に代わりカウンター工作をしてやることを決めた」などと述べていたが現実はどうか?
 その後巻き起こったアメリカ発の慰安婦問題で笑ったのはどの国か?痛手を被ったのはどの国なのか?
 氏の言葉を信じた者は一瞬気持ちよくなったが、すぐに現実の厳しさを知らされたのである。


[3741] 追記 投稿者:英検5級 投稿日:2007/04/03(Tue) 07:05  

ウィキ記事も簡素ながら作ってあります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%B1%E8%A8%B3%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E9%A4%A8

火蜂さまや南島さまのご労苦を無為にしないためにも、
1日1行英訳でいいので民間ホワイトプロパガンダ作業に
加わってくださいまし。


[3740] 補助・後継サイトできてます 投稿者:英検5級 投稿日:2007/04/03(Tue) 06:39   <URL>

「篤志つうじ倶楽部」のほうはいまだ音信不通ですね。
[3711]にもありますが、今はひとまず管理人の南島さまの
復帰を図々しくも待っている状態ではあるのですが
それと同時に火蜂さまのご尽力により新しく英訳
ボランティアの掲示板を立ててます。

英訳 日本の歴史館 http://9131.teacup.com/hibati/bbs

いま火蜂さまと、英検が5級である英検5級とで細々と
やっとりますがまったくもって人手がたりません。
なのでここにいる兵頭門弟諸氏の「やりすぎ!」って
ぐらいのご協力をお願いしたいです。とりあえず
なんか書き込んで下さい。


[3739] 篤志つうじ倶楽部はどうなったんだ? 投稿者:千葉の一門弟(門) 投稿日:2007/04/03(Tue) 04:13  

さすがのガチンコさんもちょっと疲れちゃったみたいですね。

現在、専制シナは自国の犯罪行為をスルーして、旧日本軍を一方的に誹謗中傷しています。また北朝鮮は日本に対して直接テロ攻撃をしかけています(オウム事件も実質北朝鮮のテロであった可能性が高い)。
http://www.aliceinwonderland.com/library/japanese_files/scrapbook_1999/aum_weekly_gendai_1999.txt
韓国も対馬の土地を買い漁ったりしているようですね。軍事政権の時はもっと普通だったんですけどねえ。

庶民の素朴な感覚としては、アメリカの半分北への嫌がらせのような制裁解除よりも、上記の事態の方が遥かに差し迫った日本の危機に思えます。
何が言いたいのかと言うと、あんな長文を書く時間と熱意と文才があるなら、ホワイトプロパガンダに協力して欲しいです・・・

英検5級さま
何かちょっと目を離したら、兵頭師のウィキを何者かが微妙に改変してますね。
自分は特にウィキ担当というつもりじゃないですが、たまにチェックして直しとかないとダメみたいですね。

篤志つうじ倶楽部は全然見ることができません。何か問題があったのなら、こちらに一言報告をしてくれてもいいと思うのですが。
篤志つうじ倶楽部が立ち上がった頃に、よく書き込みをして下さった方々は最近はどうされてるんでしょうか・・・

どうも、日本の良識保守派、というか日本人は短気で淡白過ぎるところがありますね・・・それに比べてプロ市民のしぶとさは明らかに日本人離れしています。

困ぺい糖 さま
BDA関連のご説明ありがとうございます。とても参考になりました。
ところで、別宮先生のウィキがいまだに無いようなのですがが、できたら第一次大戦掲示板常連の方々でつくって頂けたら、と思うのですが。



「篤志つうじ倶楽部


[3738] 「攻撃的自由主義」 投稿者:ガチンコファイトクラブ 投稿日:2007/04/03(Tue) 02:38  

 結局のところ、この問題は、あくまでも五箇条御誓文的自由主義を重んじるか、あるいは、究極的には侵略戦争をも肯定し得るミアシャイマー的権力主義(それは反近代主義と近親である)を許容するかとの問題なのだ。

 自由主義のみを無邪気に信奉すれば残酷な現実に裏切られることとなろうし、また、権力主義のみを信奉すれば世界は弱肉強食の恐竜時代へと逆行することとなろう。

 何よりも恐ろしいのは、弱者であるにもかかわらず中途半端に権力主義を信奉した結果、強者に食い殺されることである。自由主義は弱者を保護することもあろうが、権力主義はそうではない。よって、権力主義は弱者にとって有効な武器たり得ない。
 さらに、実力を担保としない自由主義がほとんど無力であることをも考え合わせれば、我々が目指すべき道は明らかなのではないだろうか。

 つまり、我々は、現実的に有効な権力を担保とした自由主義を採用する必要がある。これがミアシャイマー的残酷世界を阻止するために必要である。

 この私の直感を便宜上、ミアシャイマーに倣って「攻撃的自由主義」とでも命名すれば、そのイメージが掴み易いのではないだろうか。

 静止した、非活動的な、まさに紙の上に記されただけの自由主義ではなく、権力を持ち、積極的に活動する、攻撃的な自由主義というイメージ・・・。

  難解な理論はともかく、人は誰しも理不尽な暴力で抑圧されることに対しては本能的に嫌悪感を抱くであろう。暴力で弱者を抑圧する当の本人は自由かもしれな いが、私はそのような理屈の通らない、腕力で無理を通すような人間が個人的に大嫌いである。階段の上から蹴り落としてやりたいといつも感じる。そのような 打ち倒すべき暴力人間の横行をこれ以上許さないために、我々は真っ当な理屈の通る世の中を実力で建設しようではないか。その為には悪しき暴力に対抗する正 当な権力が絶対に必要なのである。

 今回の「米国の裏切り」は、単純化して表現すれば、私には米国の自由主義から権力主義への転向と映っ た。これが果たして裏切りであるか否か、転向であるか否かについては大いに議論があることは理解している。しかし、この点について兵頭氏の発言がブレたこ とに私は困惑したのだ。
 だが、米国の政策をどのように評価しようとも、兵頭氏の「日本は確固とした軍事力に基づいた自由主義国家を目指すべし」との信念はいまだブレていないと感ずる。

  ミアシャイマー的リアリズムは権力をひたすら追求することを肯定する理論なのであるから、現在高度成長期にある中国にとってこそ魅力的であろう。米国はこ れにどう対抗するのか。ミアシャイマーは米中衝突は必至であるとしているが、権力主義的には双方の勢力均衡を図るため米中が手打ちをする可能性も考えられ る。あるいはまた、米国が再び攻撃的自由主義を発揮して米中衝突に至る可能性も考えられるだろう。

 しかし、いずれにせよ重要なことは、日本は米中の国際戦略がどのように変化しようとも、右往左往することなく、自らを信じ敢然と障害に立ち向かっていくことだ。
 日本が中国の属国となることも選択肢としては存在するのである。私はそれを受け入れない。だからこそ攻撃的自由主義の道を歩みたい。



 連日の夜更かしで少し疲れました。次回は先ほど私が適当に思い付いた「攻撃的自由主義」なる概念について良く考えてから投稿したいと思います。

 


[3737] 対抗不能性 投稿者: 投稿日:2007/04/03(Tue) 00:01  

おそらく、聖域に関連していると思いますね。契丹が奥地から、日本に核攻撃可能ならば、即座には飛距離を伸ばせない。故に対抗不能だと仰っていると解釈しました。

まぁ、いざとなれば爆撃機かなんかに原爆背負って基地をぶったたけば、即時・同質対抗可能だと思います。

たしか、ダーティボムなり、一部の原爆は実験なしでも使えるんでしたよね。

日本の手持ちの航空機で奥地まで補給なしでいけるものがあるかは存じませんが。

それで、契丹がそれを認識しているなら、彼らの対日戦勝利の唯一の希望たる、経空核攻撃による三軍壊滅の希望を打ち砕けるわけですから、以前日本の安全は保障されるだろうと考えます。

話変わりますが、素晴らしいニュースが↓

特定アジアニュース: 読売新聞が『慰安婦問題』についてまとめてくれました!
http://specificasia.seesaa.net/article/37067343.html



[3736] 機会を捉えるのも政治 投稿者:ブルー 投稿日:2007/04/02(Mon) 23:45  

北朝鮮の疑似核実験がNPT脱退の良い機会だったのです。
また国内の核アレルギーを再検討する良い機会でもある。
我が国はキタの核については、あくまでミサイルに搭載可能な核を保有するに至ったとみなして行動する必要がある。
しかし、北朝鮮の財政状態それから実験が複数回ではない事から、たとえ保有していたとしても改良スカッド二型に乗っかるサイズではないと考えられる。
しかしながら政治的には騒いで国際世論に乗じる必要があるのです。
兵頭先生は読者に簡単に解答など与えてくれません。
(新しい武士道はお読みになりましたか。あなたのハートには何が残りましたかって古いか。)いや、本というのはそういうものではないでしょうか。
読んで考える必要があるのではないでしょうか。
読んでから見るか見てから読むか。(また古いか)



[3735] 依存と協調は違う 投稿者:ブルー 投稿日:2007/04/02(Mon) 23:08  

大国の責任を果たすというのは相談所になるという事じゃない。
大国らしく振る舞うという事だ。
そしてその振る舞いの形が、アメリカを始め先進諸国は近代主義であるべきだ、という事だ。
アメリカは六カ国協議の枠組みを作った。
この枠組みを作るという事だけでも小国には無理だ。
影響力を行使出来る大国が作るのでなければ、他国が枠組みに参加する事はない。
翻って日本はどうか。
世界に冠たる経済超大国の我が国は。
大国らしく振る舞っていると言えるだろうか。
アメリカにだけ大国の責任がある訳じゃない。
六カ国のそれぞれは皆大国だ。
特に日本は米国と並んで抜きん出た大国だ。
その大国が、イスラエルIDFがウガンダ共和国のエンテベ空港で強行したサンダーボルト作戦のような事もせず、他国が作った枠組みに縋って国民の拉致問題もそれ頼みというのでは大国とは言えない。
イスラエルは作戦が米国の好まない行為である事を察し、米国に通達せず、その上に米国の探知網にかからないように作戦を工夫した。
世界がサンダーボルト作戦を知ったのは成功してテルアビブに作戦機が帰投してからだった。
繰り返すがアメリカだけが大国の責任がある訳じゃない。
日本もまた大国なのだ。


[3734] ガチンコさんへ 投稿者:読者 投稿日:2007/04/02(Mon) 23:01  

>私は、単純な反米的感情から「米国裏切り論」を唱えているのではない。
>事実として、米国は今回日本を裏切ったのではないかと感じ、その点について言及しない氏の言動に不信感を抱いたのだ。

 盗み癖がある人物を金庫番として雇っていたとしましょう。ある日金庫に鍵をかけ忘れて帰宅すると、その人に中身を盗まれてしまいました。
 この場合、その者の癖を知って雇っていたならば鍵をかけ忘れた自分の無用心を責めるのみで、その者の「裏切り」を非難する気も起きないでしょう。
 逆に、知らずに雇っていたならば、その行為を「裏切り」と感じ、非難を浴びせるのはごく自然です。

 その例で言えば、兵頭氏はアメリカの盗み癖を先刻承知していた、ということではないのでしょうか?もっとも本当に承知していたのかは怪しいものがありますが・・・

>私は、今回同様の疑念を昨年10月9日の北朝鮮による核実験実施直後に本掲示板に投稿したことがある。
>兵頭氏が実験前に「北朝鮮の核実験予告などブラフに過ぎず、軍事的脅威ではない」とコメントしていたにもかかわらず、実験後は「日本はNPT脱退を宣言すべきだ」と表明したためだ。

 北核実験の時も、それが明らかに彼の予期しないものだったにもかかわらず、まるで元から知っていたかのような態度で論説を展開し、しかも、その論理には今回と同様、いささかの混乱と乱暴さが見られました。

 君子豹変す、と申します。彼が現実の変化に合わせて自説を変えることは仕方がないですが、真面目な読者にはそれが時に混乱を生じさせるということでしょう。


[3733] Re:[3727] 投稿者:枯山 投稿日:2007/04/02(Mon) 20:54  

ガチンコファイトクラブ様

なかなかに読み応えのある論考でした。
こ こで私の愚考を少々書き連ねることをお許しください。今回の「米国の裏切り」については、既に困ぺい糖様からのご指摘と同じ意見ですが、加えてこれらの情 報を駆使して左は「北朝鮮に宥和しろ」右は「米国が裏切った」などと大騒ぎするところを見ると双方ともに、実に米国に依存しきっているなと感心していま す。

さて、米国が後援に回り我国が支那・朝鮮の矢面に立つのは、世界秩序に対しての責務を米国が投げ出したのではないのかと非難されるの ですが、その理由として我国が支那朝鮮と核武装しても「対抗不能」との意味が全く理解できないのですがどういった意味なのでしょうか。勿論短期のお話でし たら納得できますが、核武装までした我国が核兵器以外は、昭和40年代前半の共産ロシア装備と同等の中共軍に敗北することなどありえないと思いますし、あ の粉飾国家がこの先30年で国力が「日本を上回る」などという夢物語を信じないほうが妥当な判断だと思いますが。

また、米国の時折見せる 「理想主義」はむしろ世界秩序への責任よりも、アン・コールターの著作を一読されると明瞭なのですが、米国東部の「リベラル」と呼ばれる手合いが、大見得 を切って責任以上の仕事を受け持って、世界中を引っかきまわした挙句にいつも保守派が「現実主義」を持って後始末に廻るという似たような状況が発生してお ります。ミアシャイマー教授というのも恐らくそうした「大風呂敷」の畳み役を引き受けた人ではないかと推察致します。

では、これらの「現 実主義者」と呼ばれる人々が次に何を言うかもうお分かりと思われますが、簡単に言えば米国が必要以上に引き受けた「大国の責任」を改めて他の大国達 (G5)に分有しようという案が必ず出きます。そこで何といっても目玉となるのは、かつて西太平洋全域の秩序担当責任者の経験を有し、また国力上は全く問 題なくその責務(欲を言えば印度洋区域の分有も)を全うできる国、つまり我国に当然の如く白羽の矢が立ちます。

我国は、この世界秩序の責 任者として変貌できる時期を何度かフイにせざるを得ませんでした。これは片岡哲哉氏の著作にありますが、吉田・佐藤・中曽根と約15年から20年ごとの周 期この好機がありました。吉田政権時は今だ復興途上と、「米国が勝手に引き受けたのだから勝手にしろ」と「革命ロシア将校気分の革新将校達の存在」から断 念し、佐藤政権時は「対国内宣伝戦に対する戦意不足」という少々情け無い理由から、中曽根政権時はなってしまうと「GNP1%枠の不戦敗」という経緯があ りました。

そして現今の状況はついにやって来た第四回目の好機が到来したにも関わらず、我国に蔓延した「米国依存症」に罹患した人々は、 早速禁断症状を呈して左右ともに方向が違えども「米国のコミットを増大」を金切り声で叫ぶという「危機に対する便乗」を全く考えて居ませんでしたと白状し ている無様さと、最近威勢よく振舞っていた「右翼連」が、性根には米国依存症ということが明瞭に理解した兵頭氏が、その手合いに対して怒りを含んだ文を書 いたとしてもそれこそ驚くに足りないものだと思うのですが如何でしょうか。

枯山


[3732] ためになります。 投稿者:スザク 投稿日:2007/04/02(Mon) 07:32  

>ブルー 殿
 ご忠告肝に銘じておきます。。

>ガチンコファイトクラブ 殿

 興味深く拝読いたいしました。
  米国の対北鮮政策転換について、中枢の権力担当が「ネオコン」から「リアリスト」に変わったことによるという説には一定の説得力がありますね。リアリスト たちの思想が「攻撃的現実主義」に拠るとすれば、その思想基盤と真っ向から矛盾する「不戦条約」なるものを誠実に守らなかった60年前の罪をを今更認める なんて、だいぶ滑稽な気がします。
 とは言え、我々が直接アプローチするべき対象は多分「リアリスト」でも「ネオコン」でもなく、その背後にあっ て首をすげ替えている連中なのでしょう。私にはそれがどんな存在なのかリアルにはイメージすることはできませんが、米国東部に集中した存在だということは 分かります。そいつらが、法や自由を尊重しするというなら、それに対応する必要があると思います。
 他にも、今回の「政権交代」に動揺することな く、日本がやるべき事を粛々として遂行するべきとのご意見に賛成致します。日本の自立性確立は最早明白な時代の要請であり、米中枢がどんな世界戦略を企ん でいようとも、その流れに敢えて逆らうことはしない気がします。むしろ日本人自身がその流れを受け止め切れていないことが問題です。
 ところで、米国の対北政策転換は、イラク情勢悪化を受けての地球規模の戦略見直しの一環であり、断じて北核にビビッたことによるものではないと信じますが、だとすれば、東アジアにおいて最も重要と思われる対支那戦略はどのように改められるのでしょうか?
  私としては間違いなく、支那とも妥協を深めるものと思います。もちろん「台湾を見捨てる」までは行きませんが、これまでも十分妥協していたものが、さらに 妥協を加えるのでしょう。そのように考えると思い出されるのが近頃の慰安婦問題騒動です。これがリアリストの新しい対支那戦略によるものだとしたら、日本 にとって気が重い事態だと言わざるを得ません。
 その点、ガチンコさんはどう分析なさいますか?ご見識をお聞かせいただければ幸いです。


[3731] 今日のウィキ情報 投稿者:自称“英検5級” 投稿日:2007/04/02(Mon) 03:51   <URL>

今しがた軍師のウィキ記事を見たら加筆くださったようで。
なにゆえに<「軍学」なる分野は存在しない >と書きたがる
のかも、歴史に関わるものだけでも6冊の著作を出してる
別宮氏を<自称“歴史評論家”>と表現するのかもよく
解かりませんが。
内部リンクワードを多数マーキングされるのは、ネット辞典
という性質上当然ではあるので文句は言いませんけど。


[3730] 抽象化モデルは現実の説明であって選択肢ではない 投稿者:ブルー 投稿日:2007/04/02(Mon) 03:14  

抽象化したモデルは現実を良く説明するものではあっても、現実の選択肢は説明しない。
なぜならどの選択肢を取るかという個々の政治判断は捨象される対象だからだ。判断を下した後の結果を集めた最大公約数だからだ。
人間は餓死しないために食べる存在、というのがモデルだ。今日は何を食べるか、というのが選択肢だ。
何を食べるか、というのが近代啓蒙主義の部分だと思う。
事は対キタの問題である。
日本がどうするか、という問題だ。
そういう時にアメリカの現在の対応を難じる事自体が、対米依存の裏返しだと自分は思う。


[3729] 意見が違う事と聞かない事は違う 投稿者:ブルー 投稿日:2007/04/02(Mon) 02:24  

スザクさん。もう一度御自分の書き込みをよく読み、コミュニケーションが成り立っているかどうか御確認下さい。
もし、成り立っていると思われるなら何も言う事はありません。
書き込みをされている多くの方々は、違う意見を否定しようと書き込みをしているのではありません。
違う意見は自分の考えを確認する良い機会だから書き込むのです。
だから相手の意見を反芻し、自分の意見の妥当性と照らし合わせて反論なり同意なり書き込むのです。
ガチンコファイトクラブさんもそれはされてます。
その上で意見は変わらない、と書かれたのです。
取りあえず反論する書き込みは良く読まなければ、コミュニケーションにならず不毛の異論合戦になってしまい、誰も反応を返さないような、こう言っては何ですけど、お山の大将になってしまうと思いますよ。
どうか、そこを考えて欲しい。


[3728] ウィキぺディア 投稿者:英検5級 投稿日:2007/04/02(Mon) 02:03   <URL>

つくりました。


[3727] 紙と力 投稿者:ガチンコファイトクラブ 投稿日:2007/04/02(Mon) 01:44  

 明らかに論点がズレて来ているため議論を元に戻す。

  結局のところ、私が疑念を抱いたのは、兵頭氏がこれまで「自由主義国家には、反近代自由主義国家に対し、戦争を含む断固たる態度をとる責任がある」と強く 主張していたにも関わらず、今般の対北挑戦金融制裁解除に象徴される米国の対北朝鮮政策転換について、「米議会=米国世論が、くだらないおせっかいには賛 成しない」として事実上容認したことである。

 つまり、現在兵頭氏は、米国はその外交政策を今後は中朝に対して日本を前面に立て、自らはその後方支援に徹することによる封じ込め政策により対処することへと政策転換したものと解釈し、それを前提とした上で、日本は中朝に対処する必要があると考えているのだろう。

  この情勢分析それ自体については私も正確だと感じるが、兵頭氏が対北朝鮮戦から米国が一歩後退したことについて、これ程容易に認めてしまうことは、氏が従 前から主張していた「自由主義国家は〜云々」とのポリシーと整合性が保てない危険性があるのではないかと私は疑ったのだ。正直に言って、明らかに矛盾して いると考える。「大国は、世界秩序の維持に関して重大な責任を有する」のではなかったか。

 今回の米国の重大な政策転換(米国は繰り返し 「北朝鮮に見返りは与えない」「二国間協議には応じない」と明言していた)は、米国に政策の自由があることを当然としても、やはり外交交渉の舞台裏など知 る由もない一般の日本人に対して、米国による背信行為との印象を与えたことは避けられない。これは、もし逆の行為を日本が行った場合を想像すれば納得出来 るであろう。また、この問題は、現実に凍結資金が全額北朝鮮に送金されたか否かという問題では無く、米国が前言を撤回して二国間協議により金融制裁を解除 したことそれ自体が日本にとって問題なのである(北朝鮮にとっては送金されないことこそが問題であるようだが)。

 私は、今回同様の疑念 を昨年10月9日の北朝鮮による核実験実施直後に本掲示板に投稿したことがある。兵頭氏が実験前に「北朝鮮の核実験予告などブラフに過ぎず、軍事的脅威で はない」とコメントしていたにもかかわらず、実験後は「日本はNPT脱退を宣言すべきだ」と表明したためだ。
 これに対し兵頭氏は「シナ大陸の反 近代主義精神と闘う気概のないヘタレの言論人が、北鮮の脅威をフレームアップすることで日本の核武装を世界に説得しようとする軽躁さは、百害あって一利な いので、わたしは過去一貫して事実に人々の注意を喚起しようとしてきました」とし、日本は対北朝鮮パワーバランス上の対抗策として核武装を実現するのでは なく(それでは世界中の国家が核武装することを理論上阻止出来ない)、あくまでも「近代国家の大国としての責任から核武装することが必要不可欠なのだ」と の信念に基づき核武装を実現せねば、米国を理論上説得出来ないとしていた。
 これは主にパワーバランス上の懸念から日本核武装に反対することが予想される米国の論理を打破することの出来る有効な論理であり、当時の私は成る程そういうことかと深く納得したのである。
  当然のこととして、その基礎には米国自身が世界最大の近代国家として、たとえその国益を多少なりとも毀損しようとも、断固として世界秩序に対する責任を果 たす決意と覚悟が有ると我々日本人が確信出来ることが必要であり、当時の私は米国はいまだ信ずるに足りる存在であると素朴に考えていた。

 だからこそ、私には今回の米国の対北朝鮮政策転換が余りに唐突に感じられ、兵頭氏のそれを見越したかのような「もう米国は外国にくだらないおせっかいはしない」とのコメントに驚愕したのだ。
 米国自身が世界大国として積極的に責任を果たさないことを是認すれば、日本が核武装を実現する理論的根拠が足下から崩壊せざるを得ない。本家本元が放棄した理論に基づいて核武装するなどとは滑稽の至りであろう。まさしくソ連崩壊後の共産国家そのものの姿である。
 この点をあっさりスルーして「ブッシュ政権は当面、北鮮問題は日本に任せることに決めました。日本がヤル気を出してイスラエルのように行動するなら後援するが、日本がヤル気を出さないのなら、このまま放置する」などと突然手の平を返されても読者は混乱するばかりである。
 対北朝鮮戦においては、敵の親分である中国を主敵と定め中朝ダブル制裁を仕掛けなければ、その有効性は担保されないはずではなかったのか。仮に日本が米国の後援で核武装しようとも、米国が先頭に立たねば日本単独では中国に到底対抗不能であることは明白であろう。
 日本にヤル気が無いのではない。イラクの現状が米国を萎縮させ、米国のヤル気を喪失させているのだ。
  日本は、米国が前線から後退した今も経済制裁を継続中であり、国内では憲法改正の現実的可能性が生まれてきているのである。理想的にはNPT脱退を宣言し 核武装の準備を開始すると共に廃憲を決議することが必要であろうが、そのような行動は現状では非現実的であることは認めざるを得ないのだから、日本は最大 限の努力として、現実的に実行可能な政策である、制裁の継続及び憲法改正運動を推進しているのではないのか。日本には、これまでに無いほどヤル気が漲って いるのである。

 「日本のバカ右翼は国内のネット空間に日本語でオナニー文章を書き込むのみ」とは、米国の権力者に直接アプローチ出来ない空間で鉄砲をカラ撃ちすることの空虚さを表現したものであろう。
  私は、「日本の防衛力再考」以来の兵頭氏の読者として、2ちゃんねるなどでは無く、他でもない兵頭氏ファンサイトの自由な掲示板で、兵頭氏その人に対し、 本人その他の強烈な批判を当然覚悟した上で、自分なりにルールを守り感情に走ることなく、可能な限り理性的な方法で文章を投稿することにより、これまで兵 頭氏の著作から学習した内容を元として抱いた疑問について、直接著者に問いかけることで自らの考えを整理しようとしているのだ。
 これは決して、 氏の一言片句を捉えて氏を不当に中傷しようと企図しているものでも、何らかの邪な思惑があって投稿しているものでもない。いつだってガチンコで投稿してい るのだ。ファンサイトがファンの馴れ合いの場と化すことは私には受け入れられず、疑問に感じたことについて問い掛けずにはいられない。
 もしも、 私の文章が、兵頭氏を悪意を持って誹謗中傷するものだ、ファンサイトという場を汚すものだと感じ取られる方がいるのであれば、それは全て私の文章表現力の 拙さによるものであり、申し訳なく思う。いずれにせよ、私は、これは建設的行為であると信じ、自分なりに真剣に書いていることを誓う。

 私は、単純な反米的感情から「米国裏切り論」を唱えているのではない。事実として、米国は今回日本を裏切ったのではないかと感じ、その点について言及しない氏の言動に不信感を抱いたのだ。
  また、私の考えでは、米国といえども日本にとって外国である以上は潜在的敵国であることは免れない。このことについて政治プロパガンダとして声高に唱える ことが国益に反するのは当然であるが、思想として抱くことに問題があろうはずがない。「全ての外国は日本の仮想敵国、最悪の事態を想定し対策を講ずるべ し」とは金言であると私は考える。

 「正論5月号」の対談において、伊藤貫氏が中川自民党政調会長に対し、今回の米国の背信行為について の見解を問うと共に、ミアシャイマー教授を引き合いに米国の世界戦略について議論しているのを読んで、私としては政権与党の大幹部に伝えるべき事が伝わっ たと感じ安堵した。米国が如何にブレようとも、日本政府がそのやるべき事を粛々と遂行していく事を期待したい。

 乱暴に要約すれば、米国 保守思想家の重鎮であるシカゴ大学のミアシャイマー教授とは、その主著である「大国政治の悲劇」において、自ら「攻撃的現実主義(オフェンシヴ・リアリズ ム)」と命名した理論により、世界の大国は「世界政府無き無秩序な国際社会というシステム下において、大国はその生存を維持する目的のため、他の大国から 相対的に優位な地位を獲得する必要があることから、必然的に権力闘争を拡大せざるを得ない」のだと分析している。つまり「この地球というアナーキーな世界 では、人間は他人よりも強力な権力を維持獲得するため戦い続けなければならない」、なぜなら、「そこには、困ったときに助けてくれる警察も福祉も存在しな いから」なのだと。
 国家にとって、死活的に重要なのは、自らの国益=権力であって、自由主義や国際法といった紙に書かれた概念ではない。そのよ うなペーパーは究極的には国益を守ることは出来ないし、また、そのために国益を犠牲にするようなことがあってはならない。理念などとは無関係に、アナー キーな荒野で力ずくで生き残っていくことこそが重要なのだ・・・、このように力説し、米国インテリに支持されているらしいミアシャイマー教授の攻撃的現実 主義を、私はニーチェ哲学流政治理論と受け取り、最近までは半分納得し、半分疑問に感じていた。なぜなら、ミアシャイマー教授の「自由主義なにするもの ぞ、権力こそが生存を保障するのだ」と強烈に主張し、「イラクなんぞは軍事侵攻せずとも封じ込めるだけで十分だ。必然性に基づかない無理な戦争は国益を害 する」として、自由主義を標榜したネオコン主導の(世界民主化計画の一環としての)イラク戦争に反対した姿勢は、理解は出来ても余りに露骨過ぎて国際的に 通用しないのではないかとの印象を持ったからだ。
 しかし、今回の米国の対北朝鮮政策転換を見て、私は自らの考えを改める必要性に気付いた。
  米国では、イラク戦後処理の失敗により失墜したネオコンに変わって、より地に足の着いた考えを持つリアリストが復権したのだ。彼らは、現在のところ、米国 の国益にとって死活的重要性を持たない北朝鮮問題にこれ以上関与することは得策ではなく、当分の間は生かさず殺さずの封じ込め政策によって遠隔からリモー トコントロールすべきと判断したのだろう。ゲームのプレイヤーが交代したのだ。よって、彼らリアリストはその伝統的思考法に従って、現状では、東アジアに おいては、日本・韓国・オーストラリア等を中国と対抗させることによりパワーバランスの維持を図り、米国の国益を維持していくことが良策と判断したのであ ろう。自由主義を掲げ直ちに中朝と戦争に突入していくことは愚の骨頂という
わけだ。
 彼らの、この身も蓋もない現実主義は、その実態はど うであれ自由をスローガンとする米国内では国民のウケが悪く、いわばパワーエリート内の帝王学として流通しているという。また、ミアシャイマー教授自身 も、「攻撃的現実主義の理論によって国際政治を権力闘争の場として単純モデル化し分析することは合理的で有効であるが、それだけで国際政治の全てを正確に 分析することは出来ない」と認めている。例えば、イラク戦争は攻撃的現実主義の原則から大きく逸脱した分かりやすい事例である。「だがしかし」とミアシャ イマー教授が続けて、「それでも歴史的事実を検証すれば、他の理論より攻撃的現実主義は国際政治の現実を最も的確に説明可能である」と自信を示していると ころが重要である。
 要するに、攻撃的現実主義は、何が起こるか分からない現実世界の中では部分的に適用不能な事例も当然あり得るけれども、総体 的にはその本質を的確に捉えることの出来る正確で便利な物差しであるとミアシャイマー教授は主張しているのだ。私も、イラク戦争や北朝鮮問題の成り行きを 観察して、ミアシャイマー教授の理論は十分な現実的有効性を持っていると認める。

 ミアシャイマー教授の著作は日本の新進気鋭の地政学者 である奥山真司氏が使命感に燃えて訳出したものであるが、核武装論と同じく、これまで全く日陰の身であり、理想的平和主義に真っ向から対立するリアリズム のテキストが日本国内で広く流通している訳がなく、ミアシャイマー教授の翻訳本は「大国政治の悲劇」1冊のみ、その師匠で現実主義者のバイブルとされてい るらしいケネス・ウォルツ教授の著作に至っては翻訳が存在しないという現状にある。ほとんど、兵頭氏が義憤に燃えに燃えて「日本の防衛力再考」をひっさ げ、「核武装」という言葉自体がタブーとされた当時の論壇に単身敢然と殴り込んで堂々と「日本核武装の合理的必要性及び現実的実現可能性」を説きまくって いた10年前の状況と同一である(当時はキワモノ扱いされていたが・・・)。
 恥ずかしいことに、英語能力の無い私には、兵頭氏や奥山氏のような先人がいなければ世界の真実など触れようにないのだ。

  今後の思想戦を展望すれば、私見であるが、地政学に裏付けられた攻撃的現実主義により、自主憲法制定と核武装を通じた日本独立の道を模索していくことが、 現実的に有効と思われる。ミアシャイマー教授は、突然中国の経済成長が停滞することがなければ、大国間は必然的に権力闘争を繰り返す宿命にあるため、将来 的に東アジアの地域覇権を巡って米中が衝突する危険性は高いと分析し、また、米国人口の数倍を擁する中国に対抗して東アジアのパワーバランスを拮抗させる ためには、日本などは地域覇権国を目指した権力闘争を戦うほかないと分析しているのだ。説得力のある分析である。
 ミアシャイマー教授が断言する如く、大国間の平和は紙に記されたイデオロギーでは無く、リアルな勢力均衡でしか保障されないとするならば、日本に残された時間は余り無い。

 最後になりましたが、私を援護射撃して下さったスザク氏に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

 ガチンコファイトクラブより


[3726] 了解です 投稿者:英検5級 投稿日:2007/04/02(Mon) 00:56  

火蜂さま

了解しました。そのようにウィキ記事作ります。
英訳のほうも頑張りますが、誤表現が多いと思いますので
フォローよろしくです。
長い英文サマリーを作ってくれる方のとは別に、少量ずつ
協力してくださる方がやりやすいように「次の方はこの
1文/1行を訳して下さい」とすると、少しずつでも
回転が比較的速くなる気がしますがいかがでしょう。


[3725] 細部 投稿者:MUTI 投稿日:2007/04/02(Mon) 00:41  

最新、4月1日の「放送形式」に、
> 国際宣伝戦について生々しく直感したい人は、ブログの「ヴォータンの告白」の2007-3-30の記事に目を通されることを推奨する。

とありますが、「ヴォータンの告白」ではなく、
以下のブログ「ヴォータンの独白」ではないかと思います。

http://wotan.cocolog-nifty.com/blog/

=========================================================
図書館関係のブログ記事
http://ameblo.jp/disclo/entry-10029290179.html

私個人は、上記記事の冒頭部分よりも、
>(国立国会図書館月報524号p4-10 収載)
以下に興味をひかれました。

-------------------------------------------------
まだ、軍師からの写真が管理人についていないようでしたら、
軍師も3月27日の放送形式で、「〈郵便事故〉」と述べておられますが、
「単純な」郵便事故ではないのかもしれません。


[3724] 今更ながら4/1放送形式を読んだんですが 投稿者:読者 投稿日:2007/04/02(Mon) 00:31  

「ヴォータンの告白」の2007-3-30の記事
って一体全体どこでしょうか?
どなたか教えてください。よろしくお願いします。


[3723] Re:[3719] 無題 投稿者:読者 投稿日:2007/04/02(Mon) 00:06  

そうなんですよね…
現代日本の抱える諸問題の殆ど全てはこの日本の半近代性に由来してると思いますです。
日本の役人なんて宦官そのままですよね。public servant のパの字も無いです。

ネッ ト右翼も過程をすっ飛ばして結論だけは一緒になったりするので、現実の商業右翼と同様、世間からは一緒くたに見なされてしまうという厄介な存在ですね。で すがあくまで組織的集団ではなく、個の集まりである以上、その中の幾人かは学習し、賢くなってくれると思いますです。

とりとめのない返信ですが、近代について分かり易く解説されてて、勉強になったのでレス致しました。


[3722] 投稿ありがとうございます。 投稿者:火蜂 投稿日:2007/04/01(Sun) 23:50  

英検5級 様

序文の投稿ありがとうございます。検討してみます。

私のサイトは「篤志倶楽部」の姉妹サイトで問題ありません。
そして名称も「英訳 日本の歴史館」になります。
ただ掲示板は即興でつくったものの、サイト本体がまだ
できていませんので完成しだい告知します。

あの掲示板には手始めに文献の目次をアップしていきますのでご協力ヨロシク。



[3721] 裏切り 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/01(Sun) 23:17   <URL>

そっくりお返しというわりには、随分乱暴ですね。

日本人が裏切りと思ったら裏切りだという貴殿の主張を正潤論というのです。

裏切りとは裏切る相手がいるものです。これは単純です。そして、相手が何を感じようと裏切る側の一方的な意思で成立するものです。私はアメリカ政府にそのような根拠は見られないという事実を指摘したのです。

私はアメリカ擁護を語ってはいません。一方的な決め付けについて反論したまでです。つまり尊米(?)なんておくびも出してませんよ。あったらご指摘願いたい。

さらに読解力も疑問ですね。裏切りのカタチを取ったというのもわからぬいいかたです。裏切りは厳然と裏切りであり、の、ようなもの、といった曖昧な評価はいかがなものでしょう?

だ いたいあなたは真珠湾が(日本の)侵略、支那事変も(中国の)侵略という論のどこが米国へのおべっかなのかわかってますか?侵略は不法にせよ、された側の 脇の甘さと言うのも厳然とあるんです。真珠湾のときのアメリカ、支那事変の日本政府が相手に武力発動を許すようなトロさがあった点をどう解釈されますか? 真珠湾による開戦宣言のあとアメリカ政府が行ったのはなぜ、奇襲を受けたのか?という議会による査問調査です。

あなたのようなはじめに反米ありきの人はそこから逃げられないんでしょうね。あたマスコミを政府と一体と認識されるのは勝手ですが、本人達は消してそうは思ってないようですよ。面倒なので、ヘラルドトリビューンの明朝版でもよく御覧なさいとだけ指摘します。


[3720] ますます苦しい米国擁護論 投稿者:スザク 投稿日:2007/04/01(Sun) 23:01  

>困ぺい糖 殿
 おっしゃる通り、私の議論は精緻ではありません。その意味で印象批評の非難は甘んじて受けます。

 しかし、中朝人の正潤論云々についてはそのままお返し致したい。
 そもそも私は前回投稿時、アメリカ擁護論の破綻状況があまりに明らかであるため、それを指摘することもまた容易であろうと高をくくっていたところがありました。
 しかし、「正潤論」のただ中にいる御仁に対し、アメリカの非を認めてもらうという、ただそれだけのことがいかに困難であるかに思い至らなかった自分の甘さに、今の今気付いた次第です。
 この掲示板に見られるアメリカ擁護論の悉くは、まず「尊米」ありき、まるで王を米国、覇を支那と置き換えた朱子学であり、まさに正潤論そのものです。

 以下、具体的な議論に入りますが、その前に一言。
 下に「米政府の公式ステートメント等の堅い事実に基づかないことは述べてはならない」みたいなことが書かれていますが、今までそのようなルールを見聞きしたこともなく、意味不明・意図不明ですので今回は読まなかったことにさせていただきます。あしからず。

 さて、北鮮資金の凍結解除について、少なくとも外形的にはそれが裏切りの体をなしていることを困ぺい糖殿も認めていらっしゃるようなので、それを前提に話させていただきます。

 まず、今回のそれが裏切りかどうかは、日本国民が裏切りと考えるかどうかにより決定されます。これは単純な事実です。
 そして、日本国民に説明と説得を行う責任は米国にある。これは私とガチンコさんに共通する認識です。なお、そこに日本政府・自民党の有能無能は関係ありません。
 説明なくしては、裏切りを裏切りと呼ぶしかなく、日本国民は米国を許してはならない。これは当然です。
  「許さないといっても日米同盟は放棄できない(事実)」→「同盟には信頼関係が必要である(事実)」→「同盟を維持するために裏切りはなかったことにする べき」とは完全に倒錯した議論です。もし裏切りが事実ならば、事実を事実としてとっくりと胸に刻んだ上で表面上は冷静に対処するだけのことです。

 次にマスコミの論調云々について反論いたいます。
 私個人は米国における大マスコミの存在を、事実上米国政府の一部、少なくとも「東海岸」の一角を構成する勢力と認識しております。が、そこは所詮素人なので深入りした議論は避けたいと思います。
 ただし議会の動きについては、01年から去年までろくに相手にされてこなかったホンダ議員の活動が、今年に入って急に大きく扱われるようになったという「事実」に対して、「一喜一憂していられない」などと悠長に構えることは、私にはできません。
 現実として目の前にある米国の悪意ある容喙に対処しつつ、支那による工作を容易に受け入れ、価値観を共有する同盟国に仇をなす米国の惰弱性と没義道を心に刻み、教訓とすることに何のためらいも必要ないと考えます。

  現時点で米国を切り捨てるのか、引き戻すのかを目的として選ぶとすれば、まだ引き戻すことを選択すべきなのは自明と思われます。しかし、その手段として 「東部勢力に支那と違うことを見せる」などは本当に有効なのか、むしろ支那のやり方こそ有効なのではないか、との疑いが深まったことは事実です。
 まして、「真珠湾攻撃の非を認め、支那の侵略事実を告発する」に至っては、今の私には単なる卑屈、米国に対する阿諛迎合にしか思えません。


[3719] 無題 投稿者:三河屋彦衛門 投稿日:2007/04/01(Sun) 18:40  

少し腰を折ってしまいますが、横から。2chバカ右翼は、表現はともかく、哲学無き者と解釈して以下。

反近代精神という視点からすると、中国・朝鮮の儒教もまた反近代精神と言えます。教育勅語は、その儒教とクロスする部分の少なくありません。そして中国は儒教の見直しをしていますが、日本の教育勅語の復活も、欧米からすると同類とみなされるということです。

ま た儒教は、つまるところ統治のための論理です。で、中国の法は、統治のための法である韓非子です。中国の倫理と法は、統治のためという同じベクトルにある のです。一方で、欧米の倫理と法は、近代精神に基づいた国民自身のためのものとなっています。欧米の法は、国民の権利を守るために国家の権限を制限するわ けです(倫理については上手い表現が思いつかないので割愛しますが、倫理という裏打ちがあるのが法なのですから、自ずとわかると思います)。

とここまで書いてなんですが、日本の倫理や法への疑念としたら、非常にヤバイ状況なのではないかと思うのですが?

中 国人や朝鮮人が、他国の国籍を取得しても母国に尽くすというのがありますが、区別の作法が違うからです。少々ズレますが、所有という概念の違いで、王様か ら貰った上等の反物があったとして、欧米では貰った者が好きに使っていいのですが、中国では王様から貰ったものを雑巾にするなんてできません(王様から 貰ったということが意味を持ってしまうのです)。同じように、アメリカ国籍になったとしても、中国系であるということが意味を持ってしまうのです。

最後に、役得という概念がありますが、中国では当然であり、欧米では否定されるわけですが、日本では前者ですよね? で、区別の作法として日本は前者であるわけで……


[3718] 苦しいのはどちらでしょう 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/04/01(Sun) 09:21   <URL>

>スザク様
論理破綻と言うからどんな反論をなさるかと興味深く読みましたが、まことに失望しました。
あなたの言っていることは中朝人がよくやる正潤論に基づく印象批評に過ぎません。文芸批評ならOKかも知れませんが、とても事実を基にしての緻密に詰めた論議にはならないものです。

い いですか。BDAというマカオのスワイヤーグループの作った銀行が、ドル決済をメインにして、手数料でも食ってたのは事実、その肝心のドル決済が制裁に よって不能になり、破産状態になったのも事実、しかもその破産状態の銀行の預金(邦貨約30億円相当)を北朝鮮政府が払い戻しを強硬に求めたのも事実で す。

もしここでアメリカ政府が日本を裏切って預金払い戻しに応じたとするなら、何が理由かを究明せねばなりません。つまり中古のミグ戦闘機1機分のお金で長年の同盟関係を反故にしたということは何かと考えねばなりません。

同盟と言うのは重いものです。そこでは少なくとも外交的信頼、つまり相手国が死活的な裏切りをしないと信じることができねばなりません。そして勿論、これは個人の好き嫌いとは次元の異なることです。

も し、裏切りがあるなら、日本政府は即刻在日米軍の退去を求め、日米安保条約の破棄を行い、単独で中朝の核装備と立ち向かわねばなりません。事実として果た して日本の国民(あなた達だけじゃない)は支持しますか?それともあなたは自国の自民党政府をかくまで無能と貶めてお考えですか?
事実として、国家テロ(拉致)の解決に当たって国家指導者単独による外交で成功させた政府を無能呼ばわりはないんじゃないですか?

そ してアメリカ外交です。この国のマスコミ(田舎新聞と関西テレビにも劣る3大ネット)の論調に一喜一憂していても、なんら真実の追究にはなりません。つま り、アメリカ政府の公式の発表が全てです。そして、今のところ、この超大国が価値観を到底共有しえるとは思えない中朝との同盟構築を優先すると言うように は、見えません。そういう事実はないと見るのが正しいでしょう。

裏切りと考えたから裏切りだでは議論になりませんよ。米政府の公式ステートメントの中にそうだという事実が発見できますか?




[3717] 英訳日本の歴史館 投稿者:英検5級 投稿日:2007/04/01(Sun) 06:41  

英訳日本の歴史館に書き込むつもりの文章です。分量、
文法、修辞等色々問題あるかと思いますで、校正案を
お願いします。

火蜂さま

「英訳日本の歴史館」の位置付けとしましては、「発信
する会」「篤志倶楽部」の姉妹サイトということで
よろしいんですよね?そのようにウィキ記事を作って
いこうと思ってるんですが。あと、当サイトの名称は、
「英訳 日本の歴史館」なんでしょうか?
もしかすると中韓の工作員が誹謗中傷F5攻撃等の
妨害をしてくるかも分かりませんがめげずに
頑張って下さい。特に中国工作員は生活がかかって
いらっしゃる御方もおられるかと。まあむしろ
我々としては、毎日ターゲットになるくらい繁盛する
のが望ましいのですけど。
門弟帖住人の方々もご協力お願いします。


[3716] 「初めての方へ」下書き 投稿者:英検5級 投稿日:2007/04/01(Sun) 06:21  

初めての方へ

現在日本は大変なことになりつつあります。
反日勢力によるプロパガンダ(南京、慰安婦等)がもたらした偽情報は、
欧米をはじめとする諸外国ではいまや“定説”となっています。

「日本の名誉が低かろうが俺には関係ない。
 メシは食えてるし収入が減るわけでもない」

確かに、国家と自分は全く関係ない、という個人主義的考えは充分
有効でしょう。あるいは、国家のだろうと自分のだろうと名誉は低くて
結構、重要なのは生命と財産だという意見もアリとしましょう。
ですがあなたの周りの状況を決めるのはあなただけではありません。多くの、
特に諸外国の人々はあなたと違って「過去に大きな過ちを犯し、謝罪もせず、
かつ弁明すらしようとしない日本国民をまともに扱ってやる必要はない」と
考えはじめているのです。
こうした“侮日”感情はたとえば日本人旅行者への扱い、在外日本企業の処遇、
外国政府による日本国への対応、東アジアでの安全保障体制等に反映されます。
もうすでに名誉や品格の次元にとどまらず、我々の生命と財産に関わる問題と
なっています。
こうした状況を打開するためには、我々日本人が、直接、諸外国の人々に対して
異議申し立てをしなければなりません。
その手段として当掲示板では「史料に基づいた日本語文献を、各人が少量ずつ
英訳していって、ネット上に公開する」ということを行なっていきます。
国家を重んじる方、名誉を重んじる方、生命と財産を重んじる方、ほんの少しの
手間と英語力で充分です。ご協力をお願いします。お互いの目指す幸福のために。


[3715] 諸々の紹介 投稿者:MUTI 投稿日:2007/03/31(Sat) 20:32  

 以下で述べられている「言論における作法」が興味深いものでしたので、紹介させていただく次第です。

http://sessai.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_1191.html

こういう「作法」が有効でない「場」もありますが。

----------------------------------------------------
「ミリ屋哲の酷いインターネット」
http://blog.goo.ne.jp/miritetsu
このブログの管理人、「ミリ屋哲」は、2ちゃんねる・趣味カテゴリ・軍事板でコテハンだった人です。

以下の文などは、兵頭門下にとって大いに参考になるのではないでしょうか。
「奴隷根性100までも」
http://blog.goo.ne.jp/miritetsu/e/64602f28315cb9e295b167ecfe2f12fb

趣味的な話、2ちゃんねる内輪ネタも多々ありますが、
左フレームの「ENTRY ARCHIVE」を利用して、最初から読んでみる価値のあるブログだとおもいます。

------------------------------------------------------
以前紹介したものの続き
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/5562/column/latest.html

結論には疑問がありますが、現首相の訪米時の記者会見に注目する視点は非常に正しいと思います。


[3714] 竹島より南京・慰安婦 投稿者:英検5級 投稿日:2007/03/31(Sat) 19:21  

なお竹島問題に関しましては、比較的優先度は低いものと
思われます。史実上は日本に分があるというのは朝日ですら
認めており(だから韓国に「あげろ」という表現になる)、
慰安婦・南京等に比べたらかなり有利な状況だと思います
(が、海外の評価はまた別なのかも)。
また仮に日本の主張が弱くとも、「竹島は韓国領」→
「日本は不徳」→「侮日」となる割合は比較的小さいと
思います。まあ、韓国の「独島を奪おうとする日本は
やっぱり戦争犯罪の帝国主義国家ニダ!」とのもの言いが
通らないとも限らないのですが。


[3713] 英訳候補のテーマ 投稿者:英検5級 投稿日:2007/03/31(Sat) 19:02  

従ってテーマをもう少し具体化しますと、
・朝鮮併合
・統治政策
・慰安婦問題
・満州事変
・上海事変
・南京事件
・竹島問題
等を英訳候補のテーマとして推します。火蜂さまが挙げ
られた、「発信する会」の候補文献の中では、
『従軍慰安婦問題』、『竹島は日韓どちらのものか』、
『シナ大陸の真相』あたりになりましょうか。


[3712] シナ朝鮮関連がいいかと 投稿者:英検5級 投稿日:2007/03/31(Sat) 18:52  

火蜂さま

掲示板を立てられたのは慶賀であります。自分も
できるだけの協力をいたしますのでよろしくお願いします。
英訳も1行サマリーならやれます。
自分の愚考を申し上げますと、我々が英訳していく
文献として選ぶのは、
@カウンタープロパガンダとして有効
は当然としまして、
A愛国ボランティアのやる気を喚起せしめるテーマ
がよろしいかと思います。
ふと立ち寄ってくれた方が英訳する気になれて、あるいは
一度協力してくれた方がまた協力してくださるように
するには、その方のモチベーションが上がるようなテーマが
よいと思います。それで、現在ネット上においてはやはり
シナ・朝鮮関連に強く関心が払われているかと推量します。


[3711] もうわかった!誰かがやるしかない! 投稿者:火蜂 投稿日:2007/03/31(Sat) 16:39   <URL>

篤志つうじ倶楽部はもうかなり長いことアクセスできていません。
ひょっとしたら、会の活動も止まっているのではと思われます。

そこで、篤志つうじ倶楽部のサポートとして、
同様の活動をする掲示板を臨時に立ち上げました。
名前は「英訳日本の歴史 館内掲示板」です。
将来は英訳文献のアップする場所として「英訳 日本の歴史館」もつくる予定です。
サイトが復活するまでの間活用してください。

>英検5級 様
>千葉の一門弟 様

ウィキについてはおまかせしますが、
たとえ英訳が無理でも、日本語でいいから文献要約のアップを
積み重ねる必要があるとおもいます。

提案なんですが、「史実を世界に発信する会」の候補に挙がっていながら
翻訳作業が開始していないものを、こちらで要約文をつくってしまうのはどうでしょう。

(以下、史実を世界に発信する会HPより「候補」の文献)
<書籍>
従軍慰安婦問題(上杉千年)
竹島は日韓どちらのものか(下條正男)(文春新書)
尖閣諸島・魚釣島 写真資料集(尖閣諸島防衛協会) 
東京裁判 日本の弁明(小堀桂一郎編著)(英訳文あり)
世界が裁く東京裁判(佐藤和男監修)
東条英機宣誓供述書(英訳文あり)
Ralf Townsendの書著作
シナ大陸の真相(カール・カワカミ)
パール判決書
<論文>
「昭和の戦争」について(福地惇)



[3710] Re:[3707] 確かに朝鮮人が騒いでいます 投稿者:読者 投稿日:2007/03/31(Sat) 14:57  

http://international.talk.newsweek.com/default.asp?item=540474
これですね
他国の歴史について、基本的にあまり知識を持たない米国人がこれだけヒステリックに反論・罵倒することは考えられません。普通にコメントの大半は中国系でしょうね。
が、それらを差し引いてもアメリカ世論の大半は中国寄りなんでしょう。
アメリカ政府が中国系アメリカ人によるキャンペーンもしくはホワイトプロパガンダをこれだけ放置してることが不思議ですね。日本と違って、そういうインテリジェンスなことは得意そうなんですが・・・



[3709] 加瀬先生ウィキ@「発信する会」 投稿者:英検5級 投稿日:2007/03/31(Sat) 14:05   <URL>

加瀬英明先生のご投稿が国内においても大反響を起こせると
いいですね。そうした期待を込めつつ、「発信する会」
代表委員であらせられる加瀬先生のウィキ記事に会のことを
ちゃっかり記述させていただきました。
最近はなんか、「ウィキぺディアに棲む発信する会の
下級工作員」と自分をアイデンティファイしてます。


[3708] 知性なき行動は 投稿者: 投稿日:2007/03/31(Sat) 11:42  

やはり、失敗すると思います。たくさん抗議してたくさん反感を買って墓穴掘る様子を観察できそうですな。


[3707] 確かに朝鮮人が騒いでいます 投稿者:お知らせ 投稿日:2007/03/31(Sat) 11:28  

米陸軍記録に従軍慰安婦は娼婦

「米陸軍記録に従軍慰安婦は娼婦と明示されているし、日本政府によって彼らが拉致されたという事例は発見されなかった」「韓日関係正常化の時、韓国は慰安婦の話題を出さなかった」「多くの日本政治家たちは南京虐殺が中国側の工作で あると信じている。」

日本の第二次世界大戦参戦を合理化してカミカゼをほめたたえて来た日本の極右歴史学者加瀬英明が最近ニューズウィーク国際版に日帝蛮行の歴史を歪曲するコラムを書いて、物議をもたらしている。

彼 は特に米下院に従軍慰安婦決議案が上程されたことは、日本がイラク戦及び大テロ戦でアメリカを一もニも無く支持した点を見る時、日本政府を驚かせること だ、と言って、大部分の日本人たちは戦後日本が平和主義を貫き通して来たのに、慰安婦問題や南京虐殺が続いて問題化することが理解できないと言った。

彼 は日本が1993年、河野内閣の時、従軍慰安婦問題を謝ったし、3年後の村山富市前総理は日本の侵略でアジア国家がおびただしい苦痛を負ったことを自ら認 めた、と主張した。彼の記事はニューズウィーク米州地域版には載せられなかったが、インターネットを通じてどこででも読める。

彼の主張 に対して読者たちは「ニューズウィークが歴史を否定し常識にもあわないこのような文を載せた理由は何か?」、「日本人たちは彼らの戦争犯罪を憶えられない まま、暮していることは間違いない」など日本とニューズウィークを一緒に批判した。駐米韓国大使館のユン・ソンジョン広報公使は「問題のコラムがニューズ ウィーク米州版に載せられない点から推して、アジア版またはインターネット版にだけ載せられたように見える」と「本国と協議、ニューズウィークに公式抗議 するなど強力対応する」と言った。

http://www.yonhapnews.co.kr/international/2007/03/27/0601080100AKR20070327231300071


[3706] 朗報 投稿者: 投稿日:2007/03/31(Sat) 10:10  

今日の宮崎先生のメルマガ(通巻第1756号)でnewsweekにSDHF代表の加瀬英明先生が英語で御寄稿されて、すごい反響があるようです。


[3705] Re:[3691] 北朝鮮金融制裁 投稿者:IMACOT 投稿日:2007/03/31(Sat) 09:47  

この度の北朝鮮資金について国際金融の実務家は相当前から事の次第の見当はついていたようです。中国当局管轄の銀行から北に直接送金はできないでしょうからどの国を通すのか、そして北が満額受け取れる可能性はどれぐらいか手に取るように分かるのでありましょう。

以前、ご投稿されていたように事態は進行しているのかもしれません。北の円資金をエサに拉致問題進展を図るということでしょうか。
そうだとして日本での違法資金がどれぐらいあるのか?
ドルが使えないと圧倒的に不便でしょうが安定した一番の金蔓は我が国でしょうし、自分が思っている以上に効果はあるのかもしれないです。


[3704] アメリカ擁護論は皆、苦しい 投稿者:スザク 投稿日:2007/03/31(Sat) 06:12  

 ガチンコさんの主張はいちいち正論と思えます。それに対する反論(アメリカ擁護論)は悉く破綻していると評さざるを得ません。

 慰安婦問題について、中共の工作だとか、米国には言論の自由があるから一部の勢力が騒ぐのは仕方ないとの反論が見られます。だからアメリカは悪くない、との論旨ですが、そこでの「アメリカ」とはブッシュ大統領のことでしょうか?
 言うまでもなくアメリカ=ブッシュ個人ではありません。
  残念ながら、すでに米国の「議会&メディア」が中共と論理を同じくして日本に圧力をかけているのは事実であり、今の状況において「大統領個人の考え」より も「議会&メディアの大勢」こそがアメリカの意志を形成する上で優位にあることも事実です。ゆえにここでの「アメリカ」とは議会&メディアのことを指すと 考えるべきであり、日本に対して悪意を持って圧力を加えているのは「中共」でも「一部の勢力」でもなくアメリカそのものなのです。
 次の米国大統領は慰安婦だけでなく、靖国にも介入してくるかもしれません。それどころかブッシュだって世論に迎合して突然態度を変えてくるかも知れません。まずはその可能性を認めるべきだと思います。

 そして、北鮮との突然の妥協。米国からの説明がない限り、裏切りは裏切りと呼ぶしかないでしょう。
 送金手続きにおいて中国の大銀行が受取りを拒否したことに光明を見出そうとする向きをあるようですが、私はまったく逆の感慨を持ちます。
 無法支那の銀行ですら受取れないような、まさに汚れきった北鮮資金を凍結解除するアメリカとは何なのですか?
 これは法律問題であって政治問題ではなかったはずなのに、原則はどうなるのですか?
 
 米政府にどんな内部事情があるのかは、もちろん分かりません。しかし、こういうアメリカに対してパリ不戦条約違反を認め、謝ることが一体どんな意味を持つのかとの疑念を生じさせる事態ではあります。

 最近のアメリカの変化に対して、楽観するよりも最悪を想定するべきだとするならば、ガチンコさんの認識は当然のものでしょう。


[3703] 宣伝の宣伝 投稿者:英検5級 投稿日:2007/03/31(Sat) 06:08  

千葉の一門弟さま

ウィキ記事の校正ありがとうございます(自分は別に
「発信する会」ウィキ記事の編集委員ではないので
ありがとうと言うのも筋違いなんですが)。
軍師の檄文があるのは「篤志つうじ倶楽部」のほうでは
ないですか?
>たしか「発信する会」の立ち上げの際に軍師の檄文があったと思いますが。

英検2級は厳しいす。目次や1行要約を英訳する程度なら
翻訳サイトを使えばできると思いますけど。
ところで、映画「南京の真実」の寄付金は現在9400万円超
らしいです。まとめ・支援サイトがあってウィキ記事も
充実してて2chのスレもいくつか立ってます。やはり宣伝力は
大事なんですね。
対抗宣伝の手段となる「発信する会」や「篤志倶楽部」
自体の宣伝はどのようにしていったらいいんでしょうか。


[3702] 2chは巨大な雑談板です 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/03/31(Sat) 04:21  

どうも議論が迷走?してるような気が。中国と朝鮮をはっきりと敵とするのには心理的な抵抗がある人も意外といるんですかね・・・

ガチファイさんは兵頭流軍学を反米の手段と考えていませんか?
ただ単に、日本の権力集団(特に無能なタイプ)にのみ都合の良い教育勅語儒教や社会主義を批判せずに、都合の悪い事を何でも米英資本帝国主義のせいにするのは、かえって日本の弱体化につながるぞ、というだけの事だと思うのですが。

柿太郎さま
>ところで、大英帝国での知識人・学者の思想に基づく近代的な制度・思潮と、原罪も無いネイティブ・アメリカンの部族を絶滅させたりする思考・言動との間にあるギャップには何があるのでしょうか?

うーん、そんなに難しく考える必要はないのでは?西洋の騎士も始めは強盗団でしたが、だんだん洗練されてジェントルマンになったんですし。
アメリカに移住したのはヨーロッパで食い詰めた人々が多く、原住民の人権について考えるどころではなかったのでしょう。
自分たちの行為を棚に上げて日本軍の事ばかり非難して来るのはムカつきますが、しかし西欧には自国の残虐行為を批判できる自由が昔からたしかにありますね(スペインのラス・カサスなど)。
この点でシナ的世界とは大きく違います。

英検5級 さま
ウィキいろいろとお疲れ様です。今まで宣伝宣伝と言いながら、ネット対応が弱すぎましたね・・・
ウィキの「発信する会」の文章を少し直しました。すいません。たしか「発信する会」の立ち上げの際に軍師の檄文があったと思いますが。
願わくば、英検2級以上を取得されてホワプロの要旨を英訳してくれたら嬉しいっす。(自分の頭では今から英語をマスターするのは無理ですorz)
加瀬英明さんは慰安婦で米陸軍の資料を出したり頑張っておられるようですね。

2chの実態はは巨大な趣味、雑談板です。あまり多くを期待するのは間違いにも思えます。それにしても大東亜戦争観がいまだに「ゴー宣・戦争論」で止まってるのは痛いですが、マスコミの多くはもっとひどいですからね。





[3701] どんな記事が最適か 投稿者:英検5級 投稿日:2007/03/31(Sat) 03:36   <URL>

「発信する会」の事務局長を務められる茂木弘道先生の
ウィキ記事も作成しておきました。

自分の拙い「発信する会」のウィキ記事をところどころ
修正していただいたようでありがたいことです。皆さまも
ご自由に加筆・修正をしていって下さいな。

現状としてはこんな感じになってますが、宣伝戦として
有益なウィキ記事の構成・記述内容にするいい案が
ある方も是非意見下さい。
自分で書きまくっときながらアレなんですが、「結成の
理由」とかの項はもう少し簡素にしといたほうがいいん
でしょうかね。記述が説明ばってたり会の立場に寄って
たりすると、読み手に敬遠されるかもなあと今更ながら
思いました。ただ、寄付していただくほどに読み手の心を
動かすには説明を尽くした記述のほうがいのかも
知れないし…。無責任ですいません。


[3700] Re:[3698] 解釈 投稿者:IMACOT 投稿日:2007/03/30(Fri) 21:35  

お答えをいただいてありがとうございます。

「2ch・バカ右翼」とは2chの住人でバカ右翼と評せざるをえない言動を為している人々。
(そうであるなら、テレビディレクターに誘導されていることが分からない、の件と話がつながります)
また「ニート」については「2ch・バカ右翼」が合わせ持つであろう属性であり、役に立ってないの意。

お考えについて以上のように理解いたしましたが、放送形式の「宣伝戦上の」と「英語でホワイトプロパガンダを打つことができない」について、どう捉えるべきなのかと思っております。

ニートの意味を「宣伝戦上の」と限定した場合、バカ右翼的な書き込みを止めなければ、それに該当することになります。
た だ、私は「宣伝戦上のニート」を英語で意見し翻訳できない者と言っておりましたので、その様な書き込みを止めたとしても英語力がなければ該当することに なってしまいます。しかし、十分な英語力でもってバカ右翼的な主張を発信すれば、日本語での場合と同じくニートだと言わざるをえません。
・・と見てきますと、英語力と結びつける私の考えは
当たらないという事で、正確ではないですね。
おそらく「英語でホワイトプロパガンダを打つことができない」は法治自由主義的観点にたって歴史を解釈し主張できない者、ぐらいの意味なんでしょう。

最初に述べましたお考えについての理解を踏まえますと、
PCはしていないだろうと推測しておられる視力2.0の兵士は、
リアルでニートではないですし、PCをしていない以上その様な書き込みもないでしょうから言われるとおりだと思います。
仮に視力はともかくとしてPCを使用しバカ右翼的な書き込みをしている兵士が存在した場合ですが、これはニートになってしまいます。
そして、便所でオナニー=バカ右翼なカキコを止める、ですからその様な場合その兵士にも向けられるのではないかと思うのです。

くだくだしくなりましたが、放送形式とご投稿を読んで引っかかったことについて書き込ませていただきました。

最後になりましたが、広く見て「篤志つうじ倶楽部」や「史実を世界に発信する会」を支持支援できない人、というのは拡大解釈ではないかとのご指摘は了解しました。


[3699] 篤志つうじ倶楽部 投稿者:英検5級 投稿日:2007/03/30(Fri) 15:19   <URL>

火蜂さま

キャッシュの保存よろしくおねがいします。
篤志つうじ倶楽部が復旧していないままなのは残念です。
もう少し英訳有志らが多くいて賑わっていたら、サイトが長期
停止したところで他の有志がキャッシュ等を用いてコピー
サイトがすぐできてたと思うのですが…。いや何の
協力もしてなかった自分が言う資格はないですけど。

「発信する会」の記事また加筆しました。分量だけは
かたちになったつもりですが、文章がかなり下手です。
会の信用を損ねないためにも皆さまの修正よろしくです。


[3698] 解釈 投稿者: 投稿日:2007/03/30(Fri) 13:06  

様々な解釈が可能かと思いますが、IMACOT様のニート=”「篤志つうじ倶楽部」や「史実を世界に発信する会」を支持支援できない人”というのは拡大解釈でしょう。

「近日」の放送形式見ても、視力2.0の兵士についてPCはしていないだろうと推測しておられました。

その定義では彼もニートになってしまうのですが、彼に対して便所で抜いてろ、と言っているようにはどうしても思えません。

よって、ニートについては前の段落の「2ch・バカ右翼」を指しているとしか私は解釈できません。


柿太郎様の疑問は興味深いですが、私は歴史的過程を経ても近代が世界に普及して言っているとは思えません。

むしろ、世界から減少していくのではないでしょうか。近代主義のような高貴なイデオロギーは疎まれるのが自然かと思われます。

折れた葦、と誰かが言ってましたが。




[3697] ウィキ記事乙です。 投稿者:火蜂 投稿日:2007/03/30(Fri) 12:07  

>英検5級 様

いつもご苦労様です。

英検5級様も篤志つうじ倶楽部にアクセスできませんか。
わたしも以前この板に書き込みして以来、一度もアクセスできていません。
取り合えずGoogleのキャッシュに残っているものだけでも保存してみます。



[3696] 史実を世界に発信する会@ウィキ 投稿者:英検5級 投稿日:2007/03/30(Fri) 08:03   <URL>

どうも。名前からして宣伝戦上のニートの英検5級です。
このたびようやく「史実を世界に発信する会」のウィキ
記事を突貫で作成しました。ホワイトプロパガンダに
関してはむしろこちらを充実させるほうが重要かも知れない
ので、自分は当面「史実を世界に発信する会」の記述に
たずさわっていきます。
「篤志つうじ倶楽部」のウィキ記事も作成したいんです
けど、いまだアクセスできない状態なんですよね…。


[3695] そういえば 投稿者:読者 投稿日:2007/03/30(Fri) 05:28  

http://www.search.com/reference/Red_state_vs._blue_state_divide

西海岸と東海岸ってどっちも親中な民主党の票田ですよね
あまり詳しくないんですが、民主党内部でも親中派とそうでない派が割れてるってことなんですかね


[3694] 超大雑把な宣伝戦?の成果 投稿者:読者 投稿日:2007/03/30(Fri) 05:16  

http://www.google.com/trends?q=china+%2C+japan+%2C+korea&ctab=2&geo=US&date=all

society the dissemination...のアクセス数推移を見ようと思ったんですが、載って無かったので代わりに色々遊んでみました。
雑 に見て、アメリカにおける日本の一般人への影響力ってのは中国に遥か及んでいませんね…多分趨勢としては今後この差は開く一方なんでしょう。アメリカのみ ならず、他の地域でも概ねjapanはchinaに負けてます。五大国の中ではフランスにおいてのみjapanがchinaを上回ってますね。
言うまでもないですが相変らず如何ともしがたい宣伝戦の基本能力差です。
まあ何を言いたいかというと、面白いので未見の方はいろいろと地域を弄って遊んでみてくださいなってことです。

>IMACOT様
>近眼パイロットについての以前のお考えには疑問を持っておりましたが、
同意です。当方もようやく最近兵頭本・文の読み方が分かってきた感じです。

>埼玉の門弟様&千葉の一門弟(門)様
了解いたしました。
最後になんだかんだで埼玉の門弟様の「マニア」としての知識と矜持には敬意を表しております。


[3693] Re:[3673] 文春にありましたが 投稿者:IMACOT 投稿日:2007/03/30(Fri) 00:38  

▽世耕議員はその経歴の中で身につけた技法にこだわっているというか、自信があるのでしょうか。
http://www.newseko.gr.jp/profile/index.html

▽資金の流れを透明にさせるのと同じく推進勢力は国防産業についても世界の為必要なインフラ整備であるなどの表向きの理由付けを為すのでしょう。

三菱重工についての放送形式は私が内部事情に詳しくないので唐突な感じがしました。いずれ先生が補足なりされるでしょうからそれを待ちたいと思っております。
(近眼パイロットについての以前のお考えには疑問を持っておりましたが、空自基地ご見聞のうえで近日の放送形式にて補足修正されておられます。同じように何かあるのではと思っております)

仮に三菱が吸収されたとして核武装を実行に移す場合、どの程度影響を与えるのか自身では計りかねるところです。


▽以下は、割り込みになりますがご容赦を。
放送形式の「2ch・バカ右翼」については、そのまま意味を取ればおっしゃる通りだと思いますが、ネット外の存在も含まれているように受け取りました。ネット上の彼らがそんな影響力を有しているとは思えません。

「宣伝戦上のニート」とは、まず、英語で意見し翻訳できない者のことだと思います。
なぜなら武器の英語を使いこなせなければ宣伝戦場で戦えない(少なくとも“前線”では)、だから出来ることがないので、その点についてニート(無業者)である、と。
(ニートの言葉使い方が正確だとは思いません)

広く見ても「篤志つうじ倶楽部」や「史実を世界に発信する会」を支持支援できない人、ということになるのではないでしょうか。


[3692] 別にバカとは言わないですけど。 投稿者:熱烈読者 投稿日:2007/03/29(Thu) 23:23  

アメリカが北と内通したって本当でしょうか?こんな記事もありますけど。ガチンコさんの熱弁より、私は素直にこっちを選びますね。

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007032317.html

いずれ資金は移管されるんでしょうけど、まだうまくいかなくてもめてるのは事実ですよね?十分嫌がらせになっていると思います。

本当にアメリカが中朝の肩を持つ気になったのなら、なんで子分である日本の造反(支援に参加せず)見逃したのでしょうか?


[3691] 北朝鮮金融制裁 投稿者:困ぺい糖 投稿日:2007/03/29(Thu) 23:22   <URL>

これは別宮氏が自身の掲示板に書かれていることですが、今回解除されるマカオの銀行の制裁と言うのは、全体で30億円強です。
そして、誤解されていますのは、この制裁はアメリカ政府が自国通貨(つまりドル)による決済を禁じるというものでした。これは日本の通貨当局も円の使用について同様の措置を実施しえます。
ところで、ドルはハードカレンシーですから、これによる外為決済不能はあのような銀行にとっては死活問題で、実質倒産です。なにせマカオの観光客相手のカジノのお金決済がメインの銀行ですから、観光地の信用金庫みたいなモンです。
つまり、預金者(北朝鮮機関)は倒産銀行の預金保護をその管轄国の財務当局に求めねばなりません。普通の国は預金保護の為に引当金したり、保護機構のようなものにいくばくか預託するのですが、中国の場合はわかりません。

今回の制裁解除と言うのはアメリカがドル取引再開を言っても、後の祭りと言うか、実は北朝鮮は自分の預金を中国当局と話し合わねばならないんです。つまり、あの国への全てのモノカネ移動の阻止という基線は実は全く動いていません。

そして今回の筋書きは、実は日本が書いた可能性があります。つまりこれをきっかけに、何をエサにして何を狙ったかと考えるべきでしょう。

私は拉致問題じゃないかとにらんでますがね。いずれにせよ、外交は結果ですし、「真相」なるものは50年以上先にならないとわからないかもしれません。


[3690] バカ右翼と呼ばれて 投稿者:ガチンコファイトクラブ 投稿日:2007/03/29(Thu) 22:59  

私 は、米国の対北朝鮮直接協議による事実上の金融制裁解除措置が、六カ国協議や国連制裁決議の実効性を著しく損なう背信行為だとの認識を改める考えは無い。 兵頭氏自身、近著「日本有事」で米朝直接対話について、「二者の談合こそは、儒教の身内固めのビヘイビアだ」としていたのではなかったか。

米国の対北朝鮮政策が、当分の間はネガティブアプローチへと変化したこと自体は米国の自由であろうが、このことを日本が許容することも、ましてや反省することなど出来る筈が無い。

兵頭流近代主義においては、近代国家はその辺境で蛮人との永久戦争を戦う宿命と責任を喜んで引き受けるべきであった筈である。その精神に基づく行動であると評価したからこそ、イラク戦争を支持したのでは無かったのか。

米 国が、最近のイラク情勢を受けて、従来からの「野蛮な世界を自由化する」との理想を捨て、世界に対し内向きとなりつつあるのは事実であろう。そうであるな らば、日本は米国に対し、世界の無法に敢然対処するため、その「天地ノ公道ニ基ク」権利の行使と義務の義務の履行を要求することが尚更必要であろう。兵頭 氏の「米国の東部政治家は日本の独自対応を観察している」などという分析が如何なる根拠に基づくものか不明であるが、事ここに至りそのような呑気な態度で 良いものか私は大きな疑念を抱く。

私は日本が、「奴らとは違う」ということを積極的にPRするため、テロ国家イスラエルの真似をする必要 など全く無いと考えるが、米国がイモを引いて北朝鮮に塩を送った以上、「奴ら」と同じ事をやった米国にも相応の責任を取らせる必要は大である。これがバカ 右翼の自己満足的反米思想でしかなく、宣伝戦上オウンゴールに等しい愚行と罵倒するのであれば、「宣伝戦」なるものは単なる政治宣伝上のネガティブキャン ペーン程度のものでしかなく、生死を賭けたガチンコの思想戦とは真逆の精神であると私は軽蔑せざるを得ない。宣伝戦なるものにより、米国に取り入ることが 言論の目的と評価されるのであれば、もはや言葉自体は意味を成さず、結果として虚言がまかり通ることとなろう。私はそのような取り組みに決して与すること はしないのだ。

私はここに改めて記す。

「日本は、同盟国の裏をかき敵国と内通した米国を許してはならない。」

このことが天下の公道に背くものだと非難出来るのであれば非難すれば良かろう。日本語で日本人に自らの行為について説明すべき責任を有する者は、米国人自身である。


[3689] Re:[3686] 最適化 投稿者:柿太郎 投稿日:2007/03/29(Thu) 22:30  

棗様

別宮先生の論文は大変参考になり、紹介していただいてありがとうございました(^-^*)

ところで、大英帝国での知識人・学者の思想に基づく近代的な制度・思潮と、原罪も無いネイティブ・アメリカンの部族を絶滅させたりする思考・言動との間にあるギャップには何があるのでしょうか?

このことは、近代化が世界に普及していく歴史的過程の原動力(もちろん、私はネイティブ・アメリカンやその他の有色人種に対する蛮行を肯定するつもりは毛頭ありません)と何かしら関係があるのではないかと考えている今日この頃です(*^。^*)


[3688] Re:[3677] 郵便事故に関して 投稿者:管理人 投稿日:2007/03/29(Thu) 19:12  

どうも、こんばんは。
本日は休暇でした。暖かい日でした。

埼玉の門弟 様>
郵便事故に関するアドバイス有難うございます。

転じて───この掲示板に投稿できなくなる理由は複数ありまして、よくわかりません。
(特定の言葉に禁じるNGワードとか。でも、通常まず使わない語句を設定しています)
http://swanbay-web.hp.infoseek.co.jp/index.html
↑で無料で頂ける改造版スクリプトを利用していまして、
spam投稿としてカウントされると、spam保存ログに保存されるのですが、
(これ自体は、スペシャルにすばらしい仕組みです)
それも私が何も見ずに消したりしてますので、
もしそうなら、現時点では投稿してくださったものを復旧される事もできません。
もしそうなら、申し訳有りません。
ただ現時点で、これに変わる、より良い仕組みは私には見つけられないです。


さて、郵便局に尋ねてみれば、普通郵便でも多少の追跡調査は可能という事で、
本日は私がたまたま休暇だったので、電話で調査お願いしました。
といって、こちらがもてる情報をただ電話で言うだけなのですが。
2〜3週間で[わかりませんでした]という回答を含めて結果がわかるそうで、見つかるといいなあと。

それでは、失礼します。


[3687] 文藝春秋四月号の「小倉庫次侍従日記」 投稿者:八重垣八雲 投稿日:2007/03/29(Thu) 19:11  

 文藝春秋四月号の「小倉庫次侍従日記」から、昭和陛下の宸衷を記したものです。

 〔昭和十七年〕十二月十一日(金)伊勢神宮御参拝の為め、京都へ行幸。本日は御参拝前なるを以て、拝謁其の他、御行事は一切願はず。陸軍上聞(七・〇〇尾形)。常侍官候所出御(七・一〇−八・五七)。明早朝御発に付、御格子を御早く願ひたり。
 本夜、常侍官出御の節、左の如き思召、御洩しありたり。
  (一)戦争は一旦始めれば、中々中途で押へられるものではない。満州事変で苦い経験を嘗めて居る。従つて戦を始めるときは、余程深重に考へなければなら ぬ。大山〔巌〕元帥は日露役の際、自分の軍配の上げ方を見て呉れと言つたそうだが、卓見だと思ふ。今は大山元帥が居ない。戦争はどこで止めるかが大事なこ とだ。
 (二)自分は支那事変はやり度くなかつた。それは、ソヴィエトがこわいからである。且つ、自分の得て居る情報では、始めれば支那は容易の ことでは行かぬ。満州事変の時のやうには行かぬ。外務省の情報でも、海軍の意見もそうであつた。然し参謀本部や陸軍大臣杉山〔元〕の意見は、支那は鎧袖一 触ですぐ参ると云ふことであつた。是は見込違であつた。陸軍が一致して強硬意見であつたので、もう何も云ふことはなかつた。
 (三)閑院さん〔閑院宮載仁親王〕の参謀総長で、今井〔清〕が次長であり、石原莞爾が作戦部長であつたが、石原はソヴィエト怖るるに足らずと云ふ意見であつたが、支那事変が始ると、急にソヴィエト怖るべしと云ふ意見に変つた。
 (四)大東亜戦争の初る前は心配であつた。近衛のときには、何も準備が出来てゐないのに戦争に持つて行きそうで心配した。東条になつてから、十分準備が出来た。然し、十二月八日前に輸送船団が敵に発見されたと云ふことで、駄目かと思つたが良かつた。
  (五)支那事変で、上海で引かかつたときは心配した。停戦協定地域に「トーチカ」が出来てるのを、陸軍は知らなかつた。引かかつたので、自分は兵力を増強 することを云つた。戦争はやる迄は深重に、始めたら徹底してやらねばならぬ。又、行はざるを得ぬと云ふことを確信した。満州事変に於て、戦は中々途中では やめられぬことを知つた(この点は度々繰り返し仰せらる。誠に国家将来の為め、有難き御確信を得られたるものと奉答す)。
 (六)自分の花は欧洲訪問の時だつたと思ふ。相当、朝鮮人問題のいやなこともあつたが、自由でもあり、花であつた(と御述懐あり。今後に花のあるものと考ふる旨、申上ぐ)。
 本夕かかる仰せありたるは、誠に御異例のことなり。確り他言すべからざることを、尾形〔健一〕武官、戸田侍従二人と誓ふ。

  昭和陛下は支那事変をおのぞみでなかったとの記述ですが、相手が停戦協定地域にトーチカをこしらへてゐることを御承知でしたら、宸念もまた変はらせたまう たのでせうか。また、対米戦が準備不足のまま開始されむとしてゐたことが宸憂であった様ですが、先制開戦そのものがパリ平和条約違反であることを叡慮あそ ばさなかったのでせうか。愚問でせうが、気になります。


[3686] 最適化 投稿者: 投稿日:2007/03/29(Thu) 15:02  

柿太郎様

最適化への反応です。

そういえば、英帝国で思い出しましたが別宮先生の阿片戦争論文は圧巻でした。http://ww1.m78.com/sinojapanesewar/opium%20war.html

ところで、放送形式は2ch右翼少年ってニート前提みたいな語りでした。ありえそうな話ではあります。

私は2chで反アジア主義のスレッド立てたんですけど、誰も理解せずに噛み付いてきた奴と不毛な人格批判して終わりました。

彼らの範疇に右か左かしかなかったようで反アジア主義がどっちなのか迷っていたように観察されます。

随分前なので、今はどうか知りませんが。




[3685] Re:[3684] 大東亜戦争論(第二次大戦論) 投稿者:埼玉の門弟 投稿日:2007/03/29(Thu) 14:10  

さかい様>
別宮先生との共著「大東亜戦争の謎を解く―第二次大戦の基礎知識・常識―」(光人社)が良くまとまっていると思いますよ(^o^)


[3684] 大東亜戦争論(第二次大戦論) 投稿者:さかい 投稿日:2007/03/29(Thu) 13:54  

最近兵頭先生の明晰な論に引き付けられております。
いつもありがとうございます!

とくに現在、対左翼自虐宣伝の理論武装のために先生の大東亜戦争論(第二次大戦論)を探しているのですが、まとまったものはありますでしょうか?
(amazonで別冊正論にお書きになったものがあるという紹介は読みましたが…?)

どなたかご紹介頂ければ嬉しいです。
よろしくお願い致します。


[3683] 「核武装」の項 投稿者:英検5級 投稿日:2007/03/29(Thu) 05:38  

3675で雑誌掲載論文を挙げましたが、同じ趣旨でしかも
完璧に網羅してあるリストが他ならぬこのサイト内に
あったんですね。ありがたいことです。

ウィキぺディアにまたプチ加筆しました。以前から「核武装」の項が
ものたりないなあと思ってたので。核まわりに詳しい方、
補足よろしくです。

あと、非常に小賢しい戦術なんですが、軍師のウィキ記事に
おける内部リンクワード(青色にマークされてる単語)と
なるものを、理解に必須な最小限のものだけに絞って
あとは内部リンクワードからはずしました。
ウィキを読んでるときに興味深い単語を見たらクリックして
その単語のページに飛んでいってしまい、さらにそのページ
でも別ページに飛んで…を繰り返してもとのページに
戻らなくなる、ということが自分は何度もあります。
自分みたいな健忘症は少ないのかも知れませんが、
せっかく「兵頭屋」にきたお客さんが別のページに
行ったまま帰ってこない、となる可能性を無くすために、
なるべく内部リンクワードにマーキングしないように
したいと思います。


[3682] Re:[3673] 文春にありましたが 投稿者:柿太郎 投稿日:2007/03/29(Thu) 00:15  

棗様

棗様がおっしゃるように、「最適化」という概念は古典的自由主義に反していると思います。であるからこその「世界経営」の限界なのですね。もちろん、棗様はお分かりの上でしょうが。

ちょっとした付足でした。


[3681] 項目の配置入れ替え 投稿者:英検5級 投稿日:2007/03/28(Wed) 23:39   <URL>

千葉の一門弟さま
追加お疲れす。いつのまにかウィキぺディアの軍師記事の
主張/オピニオン欄だけは、保守評論家のなかでは郡を
抜いて充実してきましたね。
今回はウィキ記事において、重要な順(読んでもらいたい
順)に配置の入れ替えをしました。
まず最大の目的たるカウンタープロパガンダの記述がある
「活動」項を先頭にもってきて、次に「主張」項を据え
ときました。なお「主張」項内でも、「靖国」より「憲法」
のほうがややアクチュアリティが強い感じがしたので
入れ替えました。
「来歴」項に関しては、まあ軍師の主張との関係は低いと
判断したので一番下に置きました。
あと、共著のとこに『ヘクトパスカルズ』を入れとき
ました。


[3680] 無題 投稿者:埼玉の門弟 投稿日:2007/03/28(Wed) 20:21  

千葉の一門弟様
ご忠告承りました。
>
携帯からでは2chは上手く見られませんので、どういう状況になっているのかはさっぱり分かりませんし、知りたくもありませんが。


[3679] 追記 投稿者:千葉の一門弟(門) 投稿日:2007/03/28(Wed) 19:36  

埼玉の門弟さま

あの、読者さんとの「オタクの定義論争」はもう止めておいた方がいいかと。明らかに平行線でしたし。
2Ch軍事板の兵頭スレを見てください・・・


[3678] Re:[3670] 記述は長くても難しくてもよいかと 投稿者:千葉の一門弟(門) 投稿日:2007/03/28(Wed) 19:31  

> 今は兵頭ウィキ記事の方向性を縛るよりも、
> 一人でも多くの人が遠慮なく記述できるようにしたほうが
> いいのでは、と勝手に思ってます。

そうですね。不十分な記述に比べれば、詳細に書いてあった方がいいに決まってますよね。わざわざ兵頭師のウィキを見るのはよほど興味がある人でしょうし。
自分もまた追加しました。侵略の定義を補足し、市民と町人の違いも書き込んでみました。

昨日の読売新聞に「基礎からわかる慰安婦問題」という記事が載っていました。この記事を読んで改めて思ったのですが、慰安婦強制連行を言い出したのは韓国ではなく日本人なんですよね・・・

つ まり、吉田清治のような詐話師、朝日新聞のような狂ったメディアに韓国人は国ごと騙され、民族的行事、反日火病が始まり、強制連行を否定する資料を「軍国 主義の妄言」と決めつけ、日本を最大の敵として使いどころもない対日軍備に莫大な費用を投入し、現在日本人の多くを敵にまわしつつあるわけです。
そういう意味では韓国は一部の日本人(朝日新聞)の被害者とも言えますが・・・やはり、冷静さや情報分析力がなくて、行動力だけありまくってしまうのは、特に相対的な弱者にとっては致命的な結果をもたらしてしまうようですね。

日本がアメリカの言いなりでいいわけないですが、対米自立には最大限の知性と冷静さが必要なのは言うまでもありません。
少なくとも、すぐにファビョってしまう人に任せられないですよね・・・



[3677] 郵便事故に関して 投稿者:埼玉の門弟 投稿日:2007/03/28(Wed) 19:27  

兵頭師匠の郵便物が事故に遭われたそうですので、本日は郵便事故に関して申し上げます。
>
私 が同人誌に関わっている事は以前申し上げましたが(余談ですが、先日の読者さんへの反論は投稿が五回も正常に受け付けられず、最初から打ち直すのに疲れま したので勝手ながら止めております。また機会がありましたら)、その関係で現職の郵便局員の方が作りました「郵便事故の傾向と対策」という同人誌を私は所 持しております。
>
この本は郵便事故の原因を、大きく郵便を出す側の問題と郵便局側のミスの問題の二つに分けて色々解説している物です。
そこで放送形式を読んでいる時に思い当たったのですが、写真を入れた封筒の紙質が弱かったのでは無いでしょうか?
封筒の紙質が弱いと、郵便物が区分機を通る時に破れる事が多いそうです。
他にも様々な原因が考えられますが、薄手の封筒に堅い内容物が入っている場合には良くある話だそうですので、今回はこのケースではなかろうかと直感した次第です。
>
重要な郵便物は、事故防止の為にも、多少費用は掛かっても最低でも簡易書留で送る事をお薦めします。簡易書留や書留ならば郵便物の区分は機械では無く人の手で行われるそうですので。
>
乱文失礼しました。さて、今回の投稿は無事に受け付けられるのやら(汗)


[3676] MD項を新設しました 投稿者:英検5級 投稿日:2007/03/28(Wed) 05:48   <URL>

連投になります。
また勇み足で軍師ウィキ記事を更新してしまいました。
ミサイル防衛に関してです。用語すらよく分かってない
のに。ですので、軍事関連に詳しい方、「ミサイル防衛
など無駄!」という軍師の言をはりきってご記述ください。


[3675] 兵頭論文集(抄) 投稿者:英検5級 投稿日:2007/03/28(Wed) 05:13  

あまり役立ちはしないかもですが、自分が押さえてある
限りで平成15年8月から平成19年4月までの『正論』
『別冊正論』『諸君!』『SAPIO』に掲載された
兵頭論文の掲載号とタイトルの上数文字とを書いてみます。
検索の補助にどうぞ。当然ながら全部完璧に押さえては
いません(特に『諸君!』)。なお連載は除いてあります。

『正論』
平成15年3月号 TMD幻想
15/6 イラク戦争で
16/3 能天気なのは
17/2 お家芸の“恫喝”
17/3 “眼下の脅威”
18/4 放置しておくのが一番
19/2 靖国も千鳥ヶ淵も
19/4 新聞では分からない

『別冊正論』
01号 もう戦争は
05号 米国発「BMD」
同  「米軍再編」後
『諸君!』
17/8 『国家の罠』
18/4 核武装していない日本
19/1 「占領憲法」
19/4 北の核
SAPIO
15/8.20 帝国海軍
17/7.27 北朝鮮との


[3674] 著書調べに便利なサイト 投稿者:英検5級 投稿日:2007/03/28(Wed) 03:38  

軍師ウィキ記事の著作項を修正する際、「本やタウン」の
記述を疑うことなく依拠してしまったのですが、今後の
為にも、調べたい人物の著作が漏れ無く網羅してあって
さらに副題や出版社までほぼ誤記無く記されているサイトが
あれば知りたいです。情報検索において有益だと思います
ので、どなたか教授願います。


[3673] 文春にありましたが 投稿者: 投稿日:2007/03/28(Wed) 02:43  

世耕という議員が米国内で「sexual servitude to its Imperial Armed Forces」の話題に油を注いだらしいです。

火消ししようとしたのに爆発するなんてバックドラフトみたいですね。

わざわざ、米国まで飛んでいった気概は褒められるべきなんでしょうが。

小泉の解散総選挙で国内宣伝の功績があるそうですが、この失態を見ると、彼の宣伝手法が国内オンリーなのかもともと偶然だったのか予想がつきません。

ところでよく最適化って言葉よく聞くけど、目的を特定している時点で古典的自由主義に反していると思います。

もちろん資金の流れを透明にさせるのは個々人が独自の目的を達成するためのインフラ整備ですから、何の問題もないですけどね。

問題は国防産業でしょうね。古典的自由主義を保障できるのは国家ですから、担保がなくなればあっという間に良くて自然状態か最悪、外人の奴隷。

そういえば以前、軍師が三菱の話を放送形式でしていましたね。

三菱重工の米国企業との合併話_周回遅れの三菱が焦っている?http://sorceress.raindrop.jp/blog/2006/11/#000742_

こうなるとアメちゃんの良心にすがる国に成り下がるわけですな。

悪乗りで想像してみますと、毎度首相が訪米するたびに「米国は偉大な宣教師」と日本の某社会党議員が北鮮で豚に言っている似たような台詞を言ったりして。





[3672] 郵便が届かない事 投稿者:管理人 投稿日:2007/03/27(Tue) 23:50  

 どうも、こんばんは。

 郵便が届かない事。
 私は生まれて初めてなのですが、こういう事もあるのですね。
 人間がしている事なので、それはあるでしょうけれども。
 私が住んでいるマンションはオートロックで、通常ドアポストではなく、(電気メーター計る人でもない限り)集合ポストに入れるでしょう。
郵便屋さんも。
 ポストに表札はつけてないので、間違ったりするのでしょうか。
(まだ一週間ともいえますので、明日届いたりするかもしれませんが)
 今度の休暇まで届かなかったら、一応、普通郵便なら到底わかりそうもないですが、郵便局にたずねてみようと思います。

 明日届くといいなあ。

 それでは失礼します。


[3671] 無題 投稿者:柿太郎 投稿日:2007/03/27(Tue) 21:49  

日本政府とアメリカ政府の間に年次改革要望書と年次改革報告書いうものが存在することは、多くの方がご存知だと思います。これは、互いの社会・経済構造に対して「改善」を注文して、相手国がそれに応えるというものです。

し かし、この「改善」の注文は圧倒的にアメリカ政府からのものが多く、アメリカ大手企業にとって都合のいいような内容が推し進められているのが現状であり、 その結果、日本社会の伝統的な人倫関係が瓦解しているように思います。例えば、大店舗法改正により、地元商店を中心とする地域社会が空洞化してしまったこ とが挙げられます。また、アメリカを中心とする外資が参入しやすいように「三角合併」を可能とする法整備も行なわれており、2007年からは多くの日本企 業がアメリカの投資ファンドに買収されることでしょう。

この一連の現象は、アメリカと日本の力関係が背後にあると思いますが、私がここで主張したいのは、結局のところ政治・軍事・経済という「ゲーム」のプラットフォーム構築の主導権争いは、世界においては基本的に弱肉強食だということです。

国内においては「啓蒙主義的自由主義」が貫かれていても、同じ主義主張で他国や他民族・他人種に振舞うとは限らないでしょう。18・19世紀の大英帝国を鑑みても、それは明らかだと思います。

も ちろん人間がつくる社会である以上、ある一定の(現代では近代思想に由来する)理念や同義は存在するでしょうが、兵頭師が定義されたように、「権力」とい う「不慮死と飢餓からの可能性の遠さ」、これに基づく、未完の「存在条件の希求」がある以上、アメリカのような覇権国でも謀略を用いてでも己の利益を追求 するということです。

ここで指摘できるのは、あくまでも「ゲーム」のプレイの最適化を政治的・経済的に未発達な国に促すことが「世界経営」の本質であり、またその限界でもあるのではないかと思います。

先 の六カ国協議でのアメリカの北朝鮮に対する甘い対応は、中国やロシアとの間にある「ゲーム」のプラットフォームの主導権争いと、北朝鮮の「ゲーム」でのプ レイの最適化への誘導の二側面が基本にあるのではないかと思います。無論、私はアメリカ政府の言動には反対ですが・・・


[3670] 記述は長くても難しくてもよいかと 投稿者:英検5級 投稿日:2007/03/27(Tue) 05:23  

千葉の一門門さま

どうもです。自分の拙い記述が皆様の参加の呼び水に
ならまほしと思っとります。

記事の充実性・厳密さをとるか簡素さ・理解されやすさを
とるかは難しい問題ですね。自分としては、

・書き手の満足度より一般の人々への浸透を優先するべき
・興味を持った人は勝手に軍師の著作・論文を読んで
 自分なりの理解、解釈をしてくれるだろう

と当初は考えていましたが、

・軍師のウィキ記事書き足しの効果は、対支情報戦としては
 微々たるものだから、相応にディープな記述も許容される
・もともと軍師の論説は読み手を選ぶものだから記述が
 ディープであっても、読み手をより引き込ませこそすれ
 可能読者数を激減させることは無い
・ウィキ記事がおびただしく充実してきたら、記事の整理に
 力を振り分けるなり記事を分割するなり「兵頭軍学の
 難解な用語・概念解説サイト」的なページを外部に
 作ってそこに誘導させるなりすれば良い

という考えも有効だと思いますので、ひとまず皆さま
思い思いに書き加えられたらよろしいんじゃない
でしょうか。行き詰まったらその時考えればよろしい
かと。今は兵頭ウィキ記事の方向性を縛るよりも、
一人でも多くの人が遠慮なく記述できるようにしたほうが
いいのでは、と勝手に思ってます。


[3669] 脱東亜宣言 投稿者:千葉の一門弟(亭) 投稿日:2007/03/27(Tue) 03:33  

英検5級さま

補足ありがとうございます。英検5級さまが先にウィキをつくってくれていたので非常にやりやすかったです。
本当はまだまだ追加したいのですが、そうすると長くなりすぎて、一般人が読むかどうかわからないんですよね。

熱烈読者 さま

以前の投げやりな記述の時は、「これをどう変えればいいんだ・・・」と自分も途方にくれてました。

ガチンコファイトクラブ さま

>ましてや、米国はこのタイミングにおいて、あろうことか60年以上前の、しかも自国民に直接関係せず中朝に直接関係する従軍慰安婦問題を持ち出して日本にプレッシャーをかけているのである。

狂ったロビー活動をしているのはあくまでも特定アジアとその手先だと思います。何でこれが「アメリカは日本を裏切った。悪いのはアメリカだ」となってしまうのでしょうか。

それにしても、反日運動の病んだ情熱は「日本軍に拉致されてレイプされた数十万人の哀れな女性」を実際につくりだしそうな勢いですね。
「アメリカを仮想敵に」は残念ながら一時停止して、民間ベースで正しい情報を発信するしかないでしょうが、この宣伝戦では日本は不利です。
日本を非難しようと思えば「売春自体が悪だ」「実際に被害を訴えている人がいる」「業者の管理も日本の責任」とか何とでも言えます。
特アの非常識ぶり、残虐行為をカウンターでアピールしたいところですが。

25日の放送形式では、軍師がシナ、韓国に対する怒りを顕わにしておられました。
これからもこんな運動を続けられたらたまらないので、日本はインドなどに接近し、中国、韓国とは経済関係も徐々に切っていくしかないでしょう。




[3668] 皆様方のレス、勉強になります 投稿者:読者 投稿日:2007/03/27(Tue) 02:05  

> これまで兵頭氏は、自由民主主義国家は、その世界史的使命及び責任において、大戦争を抑止するための小戦争を全世界的規模で永久に反復継続する宿命に有 し、その重い宿命を自ら喜んで引き受ける覚悟を持った国家国民こそが理想的市民なのだと繰り返し強調して世に説いてきたのでは無かったのか。

これがどの著書に書かれていたかは存じませんが、一方で「日本有事って何だ」pdf版pp6〜7には以下の様に書かれています。

お いおい、連中は確かにミサイルは撃ったかもしれないが、まだ国会議事堂に命中したわけじゃないからな。新聞やテレビの報道だけで、今から熱くなるなって。 中国やロシアやアメリカだって、何十年も前から軍事衛星を日本上空に飛び回らせているぜ。それには抗議しないのかい?ロシアなんか日本上空で衛星同士を衝 突させる実験までしていたんだぞ。夜中だったので、その残骸が太平洋に落下するのが、ハッキリ目撃されてUFOじゃないかと思った奴もいたそうだが、あん ときゃ、マスコミもどこもこんなに騒がなかったぜ。
俺も北朝鮮なんていう体制は一秒も早くこの地球上から消えてなくなるのが望ましいと思っている が、人さらいとか領海侵犯くらいじゃ、まだまだ自衛隊が直接手を下して金正日を銃殺する口実には不足なのだよ。だからいまは連中が勝手に暴発して、もっと とんでもないことをしでかしてくるのをひたすら待つという図だな。
了解新パン屋工作員をなぜ取り締まらないかって?それはこっちも聞きたいところ だ。というのも、日本の公安や警察や海上保安庁や自衛隊には、取り締まり能力が無いわけじゃないんだ。「取り締まっちゃいかん」という圧力や妨害が、政治 家筋の方から降りてきているんだよ。現場が手足をがんじがらめに縛られてしまって、ちっとも身動きが取れないわけだ。じゃあなぜ政治家はそんな日本国民の ためにもならぬ指示を出すのか。もちろん理由はひとつしかない。カネだよ。左右・与野党問わず、北朝鮮利権に直接・間接に与っているド腐れ政治家が、それ ほど多いってことさ。一九九八年十二月の日朝国交正常化の訪朝団なんて、国内のどこに、行っていいなんてコンセンサスがあったんだよ。「審議を尽くしてな い」とはこのことだろう。

意図的な抽出をしないために敢えて長々と引用してみました。北朝鮮問題については私たちはかなりのところメディアに操作されているところが今もあると思います。
ア メリカが大量破壊兵器所持を名目に、それらをもたないイラクを「侵略」しながら、大量破壊兵器所持を高らかに謳う北朝鮮を看過するのは一概に納得できるも のではありません。ですが北朝鮮は自国の存続のために戦略的に行動し、見事アメリカはそれに乗せられたまでのことです。中国・ロシアの後ろ盾&自国に侵攻 してきた米軍に用いるであろう核がある限り、北朝鮮が軍事的に滅びることはありえないでしょう。
北朝鮮も米国も自国の利益のために戦略的に行動している、ただそれだけのことと思います。
む しろ問題なのは、数十年間拉致を看過し、あまつさえ今度はそれを選挙に利用しようと目論む日本の政治家の方ではないでしょうか?北朝鮮への糾弾ばかり(勿 論それはそれで当然なんですが)で、数十人の拉致を許してしまった日本側の不備が糾弾或いは反省されることが一向に無いことが不思議です。


[3667] 次元の区別をしなければならない 投稿者:ブルー 投稿日:2007/03/26(Mon) 16:43  

好みの部分だけを拡大解釈するには兵頭先生の本の記述は多岐に渡り過ぎている。
良く読まないと、一見反米的にも見えてしまうけれども兵頭先生は、反何某という単純なナショナリズムとは無縁な人だ、というのは一冊でも良く読めば判ると思う。
たとえそれが左翼陣営の書いたものであっても、真実に迫った記述があれば評価する、肝心なのは真実に迫っているかいないかだ、という趣旨の事を書いておられる。
事実、在日米空軍航空基地の実態に迫った最近の日本国内出版物は反基地運動のパンフレットしかない、と書いておられた。

と書きながら、実は自分は「日本の防衛力再考」を全部読んでいない。
図書館へ行く機会がある時に読んでいるけれども、人気があるのか良く借りられているために読めない時がある。
あの本は豪華な本で付録まで付いていて、なおかつ写真のキャプションをだけを繋げて読むと、別冊「日本の防衛力再考兵器図鑑」が出現するという凄い構成になっているディアゴスチーニの雑誌のような本だから人気があるのは良く判る。
ただ、自分が途中まで読んだ印象だと、あの本が言わんとしている事は、「政治無き行政」という事のような感じがする。
官僚専横の行政が、いかに目的合理性から離れていくか、官庁に対する政治的放置が、いかに組織内理論を強化し行政を歪めてしまうか、という事を御自身が真近に観察できた組織の装備から浮かび上がらせる、という趣旨の本だと思う。

軍事というのは、他国に自国の意思を強制する政治手段だ。
その中でも防衛は、その意思を強制排除する政治手段だ。
政治手段であって政治そのものではない。
軍事は政治の一オプションであって、その逆ではない。
軍事的に言えば我が国は、いかなる国の国家意思強制も排除し、また強制出来なくてはいけない。
なぜなら、それが独立国家の軍事だからだ。
我が国が米国とサシで戦う事を考えなければいけないのは、我が国の国家意思が米国によって脅威にさらされる事態とその対処も考えに入れなければ、それは軍事とは言えないからだ。
そうでなければ、我が国の軍事は米国予算で運営されるべき筋のものになってしまう。
我が国の軍備が国民から納税された国家予算で運営される以上、日本国の軍備でなければ納税者に対する背任行為だ。
納税者に対する背任イコール民主主義ではない、という事も言えると思う。

軍事的にはそうでも、もっと大きな俯瞰から見れば、つまり政治的に見れば我が国が中心の地球連邦政府でも出来なければ、我が国が単独で日本という国家を維持出来ないのは明らかだ。
様々な国との関係から、利益を得たりしなければならない。
それは、協調であったり、また時には競争であったりするだろう。
しかし協調にしても競争にしてもルールが同じでなければ正常な関係の下でそれらをする事は出来ない。
将棋に対して碁石を持ってきて、碁の方が歴史が古いから碁のルールでやれ、という人とはそもそもゲームが出来ない。
ゲームが出来なければフェアというものも存在しない事になる。
フェアというのはルールがあって、ルールに従えばこそ存在するものだと思う。
そしてフェアという事が存在しない、というのは寄って立つ基盤が存在しない事だ。
現在の国際社会の国々で、ルールを守る、守る事を期待できる国とそうでない国は、ハッキリしている。
守る国と協調し、また同一ルールの中で競争する事が政治的に我が国の国益だと思う。
そして、ルールの解釈、また新たなルールを作る事に関して消極的であってはならない。
しかしそれは、今までのルールを尊重し、他のプレーヤーに対してオープンな態度である限りの話だ。

世の中は、次元の異なる理論が平行して存在する所だ。
そして兵頭先生の本は、その世の中の解明の助けになる事も目指している。
異なる次元を結び合わせるものが秩序だ。
秩序とは物事の順序だ。順序を飛び越して次元の異なる事に別の次元の論理を振りかざす事を兵頭先生の本は説いてはいないと思う。


[3666] 兵頭師匠は米国に追従はしていない 投稿者:埼玉の門弟 投稿日:2007/03/26(Mon) 07:24  

兵頭師匠と別宮先生の近著「東京裁判の真実」を御覧になればおわかりになるでしょうが、師匠は真珠湾攻撃における日本の非は非として認めてはおりますが、米国の目茶苦茶な裁判の手法全てを認めてはおりません。
また、「ニッポン核武装再論」の最終章にて、中国奥地を狙った弾道ミサイルは米国にも届くのだと語っておられるくだりは(P162)、米国を仮想敵から外していないという師匠の意思表示であると私は思いますよ。


[3665] 解釈問題 投稿者: 投稿日:2007/03/26(Mon) 06:11  

私は満州事変は日本の侵略だとこの掲示板でわめいていたことがありますけど、兵頭先生は侵略だって言ってましたっけ?

在支の軍隊を制御できず、しかも暴走を追認させたことに過失があるぐらいまでしか言っていなかったような気がします。

そして、その外形が列強をして計画性がある侵略行為だと思わしめた、と。

九カ国条約とかとの関係のほうが深いというのもきいた気がします。

もっとも、全て読んでるわけではないので事実誤認があろうかとも思いますが。

ところで、世界の秩序といいますか米国の秩序にとって脅威なのは核拡散である訳ですから、北鮮よりもイランのほうが優先順位は高い。

だから、六カ国協議という形で支那に丸投げしていたわけだと思うんですけど、明らかに制御できていない。

調子こきだした北鮮にシビレを切らした米国が二者間で交渉したが、相手は合意を守るものとは思っていなかった。

どうせ、核を持ったとしても飛ばせない訳ですから、核武装不可能なことを米国は多分知っていたんで、甘く見ていたんだろうかと思います。

でも、向こうは真性の事大主義者だから、相手が譲歩したと見るや突然尊大になってしまったんでしょう。

結局、あんなチ〇ンカス(伏字失敗)国家が出来ることなんてないでしょうから、もうちょっと譲歩したら満足して一部履行しそうですがね。


[3664] 記事改変/落語 投稿者:英検5級 投稿日:2007/03/26(Mon) 01:53  

千葉の一門弟さま
修正お疲れ様です。兵頭観を伝達するためには、たとえ素朴
保守派に疎まれてでも侵略の記述は必要ですよね。
以下のように勝手ながらさらに改変を加えましたので
誤記、補足等ありましたらお願いします。
パリ不戦条約の枕に「大日本帝国も締結した」を加え、
シナ事変のくだりで「蒋介石の侵略」という記述を
「蒋介石−中華民国の侵略」としました。

熱烈読者さま
不勉強な自分めなど先陣切っているだけであります。
自信をもってウィキ記事を充実させていけるよう、
皆様のように兵頭学・軍学を学んでいきたいです。
あと、自分が言う筋合いのことではないのですが、
「千葉の一門亭さま」でなく「千葉の一門弟さま」です
よね。落語家っぽい感じになってます。


[3663] イラク 投稿者:ブルー 投稿日:2007/03/26(Mon) 01:15  

それにイラク戦争はイラクが悪いと思う。
米国と戦争になれば必ず負けるという事は判っていたはずです。
だったら査察を前面的に受け入れるか、他日に賭けて臥薪嘗胆するか、全力で戦うかするべきだった。
それも全力で戦うべきだったのは湾岸戦争だった。
空軍力を出し惜しみして、温存をはかって空軍戦術機をイランに逃がしたりしていた。
イラクは湾岸戦争で全面敗北したのを認めなかったからイラク戦争になってしまったのだと思います。
全面敗北を周辺の国とのパワーバランスから認められなかった。
だから無謀な挑発行為をアメリカに対してしてしまった。
負ける戦争をするのは負ける方にも問題がある事だと思います。


[3662] 参考:「本やタウン」 投稿者:英検5級 投稿日:2007/03/26(Mon) 01:07  

ウィキの著作項を、「本やタウン」の記述に全面的に
依拠して副題を入れたり月単位での発行順に順番を入れ
替えたりと重箱の隅をつつくがごとく微々修正しました。
その重箱っぷりをどうぞご照覧あれ!

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B5%E9%A0%AD%E4%BA%8C%E5%8D%81%E5%85%AB
いや、別にネタを披露したい訳じゃなく、こういう細かな
記述は細かさゆえ書き手読み手双方とも誤記に気づき
づらいものなので、多くの人のチェックを受けたほうが
よろしいと考えた次第です。特に書名は副題、共著者名、
記号等一字一句違っては検索ができなくなりますから。
検索の重要性は軍師も仰ってましたし。


[3661] 判ってほしいのは 投稿者:ブルー 投稿日:2007/03/26(Mon) 01:03  

米国は日本にとって親でも保護者でもない、という事です。
自由主義世界というのは仲間です。
仲間というのはそれぞれ独立した存在です。
独立した国それぞれは対等です。
対等な関係を結ぶ。そしてそれぞれが仲間であり、また競争相手でもある。
そしてそれぞれ国内という社会を抱えている。日本国内で米国海軍の原子力艦船入港反対を唱えても、また、米国空軍の輸送機相手にシュプレヒコールをしても日本でそれだけを理由に米国怖さから取り締まったりはしない。
米国だって、いかな友好国に対しても国内言論を禁止する訳にはいかない。
また、日本にだって政治家や官僚に反米で親中、親北の人間がいる。
アメリカにだって慰安婦問題を軽率に発言する役人や政治家が居たっていい。
お互い様というところがあると思う。

それに慰安婦問題は日本も悪い。国内で捏造して国内で支持する人間が居るわけだし。
また、日本の北朝鮮問題は日本が積極的に解決するべき問題
だと思う。
たとえ米国が後見人でなくても、独力で解決しようという気概が無くてはいけません。
ガチンコファイトクラブさんの米国行動分析が全てその通りだとしても米国を恨むのは筋違いです。
米国頼りにならず。なら日本独力あるいは日本が中心になった枠組みで解決しよう、というのでなくて何のかんばせあっての独立国か。

対等な仲間というのは甘える関係ではありません。
我が国が米国の態度行動にいちいちおろおろするのは根底に甘えがあると思う。
米国でなければ国連か、国連でなければアジア共同体か、そういった何かの枠組みにすがる姿勢が我が国の外交言論には抜きがたくある。
核武装だって同じです。
米国が許さない、周辺諸国が許さない、核燃料の禁輸があるかも知れない、などと出来ない理由はいくらでも思いつくのに、核爆弾が落っこちたらどうするか、という肝心な事をまるで考えようとしない。
たかだか一政権の補佐官が言った核の傘発言にすがっている。

米国が悪いというのは簡単です。しかし、米国は悪いと言われてもそれも一つの意見だ、と考え、またそう言われる理由を考える。
中国は悪い、と言われても妄言と受け取り、また烈火のごとく怒り、悪いのは前面的にお前の方だ、と言うでしょう。
これが仲間とそうでないところの違いです。
根性というのは、何もかも自国中心で捉える事ではないと信じます。


[3660] Re:[3658] Wikiに追加 投稿者:熱烈読者 投稿日:2007/03/25(Sun) 23:26  

千葉の一門亭さま

修正を拝見しました。Good Jobだと思います。文章も簡潔ながら、よくポイントを押さえていらっしゃいます。

前から、あのふざけた記述は直してやろうと思っていたのですが、どうやって修正するのかな?と考えるのが面倒くさくて延ばし延ばしになっておりました...。

先陣を切ってくださったのは英検5級さんですよね...。あらためて、皆さまに御礼申しあげます。


[3659] 「狂気の桜」−真っ白な怒り− 投稿者:ガチンコファイトクラブ 投稿日:2007/03/25(Sun) 23:24  

兵 頭氏は、「ブッシュ大統領が北鮮への態度を変えたと騒ぐ人がいますが、国家指導者が、他国民を「手段」ではなく「目的」と看做して良いわけがない」ゆえ、 ソマリア介入以降は、「米政府が人道的な理由だけから米軍を海外に送り出して交戦させたことはない」、そのような人道的軍事介入については、「米議会=米 国世論が、くだらないおせっかいには賛成しない」のだとしている。

一体、事ここに至って何を言ってるんだ。

これまで兵頭 氏は、自由民主主義国家は、その世界史的使命及び責任において、大戦争を抑止するための小戦争を全世界的規模で永久に反復継続する宿命に有し、その重い宿 命を自ら喜んで引き受ける覚悟を持った国家国民こそが理想的市民なのだと繰り返し強調して世に説いてきたのでは無かったのか。

今般の北朝 鮮問題に関する六カ国協議においても、関係国間の公式協議の枠組みを通じて問題解決を図ることが正道であり、その裏側での米朝二国間直接協議によって双方 が何らかの密約を交わし、六カ国協議の枠組みを公然と無視することは密室談合政治であって、最も忌避すべき邪道では無かったのか。
ましてや、米国はこのタイミングにおいて、あろうことか60年以上前の、しかも自国民に直接関係せず中朝に直接関係する従軍慰安婦問題を持ち出して日本にプレッシャーをかけているのである。
従 軍慰安婦問題なるものが果たして事実行為か否かという議論を超越して、米国の振る舞いはまさに戦場で味方を背後から攻撃するのと同じ卑怯な背信行為そのも のである。米国のこの二重の裏切りを日本が非難することは当然であろう。要するに米国は「我が国は北朝鮮問題から当分の間は手を引き問題を先送りするの で、日本はガタガタ言わずに暫く黙っていろ」と強要しているのである。
国際道義を無視して密室談合政治で事を解決して良いのであれば、日本もサッ サと北朝鮮に対し人道支援名目で多額の経済援助を行い犯罪者と取引して事を金で解決すれば良いのである。しかし日本は従来のように国際紛争を安易に金で解 決することなく、国際ルールに則って事を表沙汰にし、正々堂々と解決すべくこれまで粘り強く努力してきたのでは無かったのか。その取り組みを評価せず、米 国の背信を許容して、一体何が「くだらないおせっかい」か。馬鹿なことを言うんじゃない。

日本の真珠湾攻撃を不戦条約違反の侵略戦争行為 であると断罪するのであれば、米国の対イラク先制攻撃開戦も国際法違反の犯罪行為である。イラク戦争こそイラク国民にとって余計なおせっかい以外の何者で もないであろう。北朝鮮は世襲の独裁者が支配する反自由民主主義の狂信的共産主義テロ国家であり、日本の隣国である。そのような国家が日米を公然と敵国と 宣言して核爆発実験を実施した。これほどの重大な危機に真剣に対処することは余計なおせっかいではなく、国家の義務である。このことを如何に考えているの か。今回の米国による対北朝鮮金融制裁解除は日本に対する明白な裏切りである。

日本はこれまで米国が味方でいたからこそ、対北朝鮮核武装を自重することが出来た。しかし、今やその理由も無くなったのである。もう誰も日本と共に戦おうとしない。状況は大東亜戦争開戦直前と同じなのだ。日本はただ一国で、その存亡を賭け、世界を相手に戦うほかない。

日 本核武装を支持あるいは黙認する国連常任理事国は存在しないであろう。この期に及んで米国や欧州に期待することはお人好し以外の何者でもない。日本は世界 に核武装を「認めてもらう」のでは無く、「認めさせる」ほか無いのだ。我々は遂に覚醒し、誰にも頼らず、誰をも信じず、自らの力で日本核武装独立を敢行す るほかないのだ。

兵頭氏は、最近の首尾一貫しない対米追従的態度を改め、「日本の防衛力再考」で示した、米国を仮想敵国とした合理的核武 装論の精神に戻らなければ、その自由主義的憲法論とそれに付随する核武装論は信頼性を喪失するであろう。いま一度、かつての「敵がアメリカであろうと俺た ち日本人はビビらねえぞ」との根性を示していただきたいと願う。もはや期待することは出来ないかもしれないが・・・。


[3658] Wikiに追加 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/03/25(Sun) 21:22  

兵頭軍師のWikiに「文民統制について」と「侵略の定義」を追加しておきました。どちらも重要なわりに広まっていないと思いまして・・・
さらに追加、訂正がある方は編集お願いします。

あと個人的に外せない「並べてみりゃわかる第二次大戦の空軍戦力」も追加しておきました。


[3657] Re:[3656] 軍師の仕事 投稿者:管理人 投稿日:2007/03/25(Sun) 00:33  

神谷小梅 様>

ご指摘ありがとうございます。
思いっきりミスです。お恥ずかしい。
しかも今年になってからの雑誌[正論]の記事、一つもコピー取れてません。立ち読みはしてるのですが。
だから雑誌[正論]のサイト見ながら更新しました。
完全に私のコピペした際のミスです。

兵頭コレクターの矜持は何処へいったという感じです。
明日あたり大阪市立中央図書館にコピーに行かないと・・・という感じでしょうか。



兵頭本・兵頭二十八私塾「読書余論」の目次を掲示板(告知板)へ載せている武道通信様〜、
コンテンツ[レファレンス・カウンター]に思いっきりコピー&ペーストさせてもらっています。
全く有り難いです。
兵頭本買ってもいるし、[読書余論]取ってもいるのですが、目次書くのは、時間もかかるので。
http://www.budotusin.com/
失礼します。



[3656] 軍師の仕事 投稿者:神谷小梅 投稿日:2007/03/25(Sun) 00:11  

 2007年正論2月号のコラムのタイトルは、鎖国時代の「最小関与」に学ぶ、です。それと同号に、靖国も千鳥ヶ淵も「無名戦士の墓」になり得ない理由、も掲載されています。
 あと、奇跡の船「宗谷」、もどっかで書評もされています。また後ほどに。


[3654] 更新 投稿者:管理人 投稿日:2007/03/24(Sat) 20:40  

 どうも、こんばんは。

 兵頭[別宮]共著本新刊は面白いですね。

 さて、随分ぶりですがupdate。
 勿論ネタは、他力本願ですけども。ですけども。
http://sorceress.raindrop.jp/new_type/new.html

 [ワークリスト]に関しては、抜けてるのがかなりあるなあと思います。
 私は兵頭記事コレクターですのに。

 それでは失礼します。


[3653] 無題 投稿者:IMACOT 投稿日:2007/03/24(Sat) 17:21  

格闘術を自ら欲する事と政治的立場は関係なく、又、それの経験や習熟度と国防安全保障議論は同次元ではない、筈です。社会一般の感覚意識を嗤いながら、それに拠ってある種の人々を嗤う、その辺りおもしろいのではありますが・・・


[3652] Re:[3651] [3647] [3645] [3642] [3637] [3636] [3633] [3629] [3628] [3624] [3618]「オタク」の用語に関して 投稿者:読者 投稿日:2007/03/23(Fri) 23:52  

> オタクをオタクと呼んだ人々は、決してオタクを同じ仲間だとは思っていません。自分達とは別次元にいる厄介者程度にしか考えていませんよ。
> 最近では自らをオタクと呼ぶ様になったせいか、かつてのオタクの事を「キモオタ」と呼ぶ動きが徐々に広まりつつありますが、自分達とは違う差別階層を作り出そうという思考に変わりは無いと思いますね。
仰 る様に80年代の「オタク」が用いられるようになったときの状況については伝聞でしか存じません。ですが、「オタク」が、マクロス製作スタッフの二人称に 端を発し、その後メディアによって付加された負のイメージから同族嫌悪的或いは自虐的に用いられていたとしても、「〜キチガイ」や「〜狂い」、或いは「キ モオタ」の様な負の意味を本来持っていなかったからこそ、ファンやマニアといった言葉を駆逐してここまで用いられるようになったのではないでしょうか?
岡田氏が再評価する以前から、邦画「7人のおたく」などの様な、単なる差別語ではないある種のエキスパートとしての意味が一般にも流布していたと思いますよ

> 岡田氏はマスコミの尻馬に乗り、迎合し、事の成り行きを知らない一般大衆に誤ったオタク像を売り付けて金銭を得、同時に本来はオタクでは無かった大多数のマニア・ファンをオタクの範疇に入れておとしめた裏切り者・極悪人です。再評価したのではありません。
それを言うなら、オタクが全て宮崎勤であるかのように報道したメディアの方が酷いと思いますが
多少の脚色はあれど、レッテル以外のオタク像を一般に知らせた意義はあったと思います

> また、私の見た限りではマスコミはオタクと呼んでいるマニア・ファンを自分達とは違う次元に住む変人、または消費を拡大して日本経済を活性化する為の金づるとしてしか扱っておりません。
確かにそんな感じの扱いですね〜

> シナはシナでしょうが、今オタクとされている人々の全てがオタクではありません。
この場合の「オタク」とはコミュニケーション能力の欠如した性犯罪者の様なイメージでしょうか?

> 原点に還り、馬鹿を侮辱する時のみならオタクと呼んでも良いと私は思います。現状の使い方は粗雑過ぎます。
原点に還るなら、オタクは二人称の尊敬語です。馬鹿を侮辱するならば馬鹿と呼べば良いのであって、現実としてオタクはそれ以外の意味を明らかに多く持っており、侮辱語としては不適切です。

> ウィキペディアの記述を持ってオタクを正当化するのは現時点では間違いだと思いますよ。
いえ、外国人は「オタク」を誤解せず、割と正確にオタクを把握している一例として、敢えて英語版のwikiを紹介したまでです。

関係ないですが、自分はPDA使いです。携帯であれだけの長文を入力するとは御見逸れいたしました。


[3651] Re:[3647] [3645] [3642] [3637] [3636] [3633] [3629] [3628] [3624] [3618]「オタク」の用語に関して 投稿者:埼玉の門弟 投稿日:2007/03/23(Fri) 21:12  

> ですが、「おたくは〜」と呼ぶ人々は当初から「おたく」を侮蔑語として用いていたわけでは決して無いと思います。面白半分で用いることはあったと思いますが、自らも属する集団を侮辱語で呼称することは考えられません。
>
失礼ですが、読者さんは同人誌界の実情についてはご存じ無い様ですね
「自らも属する集団を」の所で笑ってしまいました。
私は同人誌即売会コミケットに少々関わりがありますので言わせて貰いますが、同人誌界は一枚岩の集団ではありませんよ。
同人誌を通じて表現の場に立ちたいと思っている人々が緩やかに繋がっている程度ですがね。
オタクをオタクと呼んだ人々は、決してオタクを同じ仲間だとは思っていません。自分達とは別次元にいる厄介者程度にしか考えていませんよ。
最近では自らをオタクと呼ぶ様になったせいか、かつてのオタクの事を「キモオタ」と呼ぶ動きが徐々に広まりつつありますが、自分達とは違う差別階層を作り出そうという思考に変わりは無いと思いますね。
> 「おたく」が二人称及びそれを用いる集団の呼称として発生
> ↓
> 中森氏により、差別語として世間に流布
> ↓
> 宮崎事件により更なる負のイメージ浸透
> ↓
> 岡田氏の活動により再評価
> ↓
> 近年オタク向け産業の隆盛に伴い、大手メディアでも肯定的扱い?
>
> といった流れだと思うのですが...
>
岡 田氏はマスコミの尻馬に乗り、迎合し、事の成り行きを知らない一般大衆に誤ったオタク像を売り付けて金銭を得、同時に本来はオタクでは無かった大多数のマ ニア・ファンをオタクの範疇に入れておとしめた裏切り者・極悪人です。再評価したのではありません。また、私の見た限りではマスコミはオタクと呼んでいる マニア・ファンを自分達とは違う次元に住む変人、または消費を拡大して日本経済を活性化する為の金づるとしてしか扱っておりません。
> 軍学を志すものなればこそ、かつてメディアによって侮蔑的に用いられていたからといって使用を控えるべきではないと思います。
> 「シナ」とて、世間では依然として侮蔑語扱いですし。
>
シナはシナでしょうが、今オタクとされている人々の全てがオタクではありません。
原点に還り、馬鹿を侮辱する時のみならオタクと呼んでも良いと私は思います。現状の使い方は粗雑過ぎます。
> そんなに誤解してますでしょうか?
> 参考:http://en.wikipedia.org/wiki/Otaku
> やはりファンやマニアではニュアンスが異なるからこそ、これだけ用いられているのだと思いますし。

色々リンク先を紹介して下さるのは有り難いですが、生憎私は携帯電話しか持っていないので、全てを満足に見られません。あの英文を訳す手段もありません。私の事はさておくとしても、ウィキペディアがいつから絶対的な権威になったのでしょうか?
あれはこれから長い年月をかけて完成度を高めて行くものであっても、今現在において完成した物では無いと思いますが?
ウィキペディアの記述を持ってオタクを正当化するのは現時点では間違いだと思いますよ。


[3650] Re:[3648] 篤志つうじ倶楽部についての質問 投稿者:史門  投稿日:2007/03/23(Fri) 16:57  

以前から篤志つうじ倶楽部は時々アクセスできなくなりますね。原因は知りませんけど。


[3648] 篤志つうじ倶楽部についての質問 投稿者:火蜂 投稿日:2007/03/23(Fri) 09:06  


こんにちは。初めて書き込ませていただきます。火蜂と申します。

話の流れに割り込む形ですみませんが、質問したいことがあります。

篤志つうじ倶楽部についてなんですが、現在サイトに接続できず、Googleのキャッシュでしかサイトを閲覧できない状態です。
この症状が私だけならプラウザやノートンの設定がおかしいだけだと思いますが、
それともサイトかサーバーの調子でも悪いのでしょうか。
どなたか私と同じ状況の方はいらっしゃいますか。




[3647] Re:[3645] [3642] [3637] [3636] [3633] [3629] [3628] [3624] [3618]「オタク」の用語に関して 投稿者:読者 投稿日:2007/03/22(Thu) 23:48  

> 他者に対して「おたくは〜」と呼ぶ人々を揶揄する為に名詞として使われたのが始まりなのですから、宮崎事件以前から差別語・侮辱語として使われたとみなして間違いないと思います。
確かにo氏の御指摘どおり、メディアには最初から侮蔑語として紹介されたようです。
ですが、「おたくは〜」と呼ぶ人々は当初から「おたく」を侮蔑語として用いていたわけでは決して無いと思います。面白半分で用いることはあったと思いますが、自らも属する集団を侮辱語で呼称することは考えられません。

参考:http://netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/otakugaku/No1.html

「おたく」が二人称及びそれを用いる集団の呼称として発生

中森氏により、差別語として世間に流布

宮崎事件により更なる負のイメージ浸透

岡田氏の活動により再評価

近年オタク向け産業の隆盛に伴い、大手メディアでも肯定的扱い?

といった流れだと思うのですが…
軍学を志すものなればこそ、かつてメディアによって侮蔑的に用いられていたからといって使用を控えるべきではないと思います。
「シナ」とて、世間では依然として侮蔑語扱いですし。

> それは、岡田斗司夫氏らが意図的にねじ曲げた後付けの理屈であり、第一義では決してありません。
> 七十年代の同人誌の世界ではエキスパートを差す言葉として「ド・マニア」があった事を紹介しておきます。とっくの昔に死語になった様ですがね。
エキスパートではないにしても、特定のものを選好・熟達しているといった意味は、「おたく」と呼称された集団から明らかに持っていたと思います。単なる差別語・侮蔑語ならば、バカとかネクラとか幾らでもあるわけですし。

> 外国人が日本の文化等を性格に認識しない事は今までにもあった事です。
> 外国人がオタクをサブカルチャーマニアの尊称だと思っているという報道は以前に見た事があります。
> しかし外国人が正しいと思った事が、日本でも無条件に正しい事になるのでしょうか?
> 外国人の誤解を理由にオタクを正当化するのは筋違いだと思います。
そんなに誤解してますでしょうか?
参考:http://en.wikipedia.org/wiki/Otaku
やはりファンやマニアではニュアンスが異なるからこそ、これだけ用いられているのだと思いますし。


[3646] 感情の問題です。 投稿者:(^O^)風顛老人爺 投稿日:2007/03/22(Thu) 21:47  

拝啓、軍事マニアと軍事オタクの違いは呼ばれる側の感情の問題です。         私は勿論オタクと呼ばれるのは嫌です、不愉快かつイメージも悪いですから。             乱文にて  草々


[3645] Re:[3642] [3637] [3636] [3633] [3629] [3628] [3624] [3618]「オタク」の用語に関して 投稿者:埼玉の門弟 投稿日:2007/03/22(Thu) 18:33  

> 一つ質問なのですが、最初から「オタク」が差別語として用いられていたと言うのはどういうことなのでしょう?
> 「オタク」はオタクの二人称として発生したのであって、それが差別的に用いられるようになっったのは宮崎勤事件以降ではないでしょうか?
>
他者に対して「おたくは〜」と呼ぶ人々を揶揄する為に名詞として使われたのが始まりなのですから、宮崎事件以前から差別語・侮辱語として使われたとみなして間違いないと思います。
>
> 世間、マスメディアのバッシングに屈して、「オタク」を使わなくなる方が、逃避行動だと思いますが。>
「オタク」を使わない事が逃避だとは思えません。現状の様に「オタク」の意味を180度違えて開き直る大多数の人々の行為は不健全であると私は思います。
>
> 元から第一義としてエキスパートとしての意味もあったと思いますが・・・
>
それは、岡田斗司夫氏らが意図的にねじ曲げた後付けの理屈であり、第一義では決してありません。
七十年代の同人誌の世界ではエキスパートを差す言葉として「ド・マニア」があった事を紹介しておきます。とっくの昔に死語になった様ですがね。
>
> やはり外来語のマニア・ファンではオタクは定義しきれないと思いますが。otakuとして英語でも用いられてますし。
>
>
外国人が日本の文化等を性格に認識しない事は今までにもあった事です。
外国人がオタクをサブカルチャーマニアの尊称だと思っているという報道は以前に見た事があります。
しかし外国人が正しいと思った事が、日本でも無条件に正しい事になるのでしょうか?
外国人の誤解を理由にオタクを正当化するのは筋違いだと思います。


[3644] 偶感 投稿者:もと 投稿日:2007/03/22(Thu) 12:06  

例 えば、「物理オタク」や「数学オタク」、「古典籍オタク」や「法学オタク」と呼ばれる人はほとんどおらず、サブ・カルチャーや、それに関係する(零戦・大 和といったミリタリーなど)分野の人が、「オタク」と呼ばれることからも、差別語、侮蔑語でもあると思います(不思議なことにゲームや漫画の題材にもなっ ている『三国志(演義)』や戦国時代なども、「オタク」と呼ばれる人が少ないような気がしますが)。


[3643] Re:[3642] [3637] [3636] [3633] [3629] [3628] [3624] [3618]「オタク」の用語に関して 投稿者:o 投稿日:2007/03/21(Wed) 23:38  

> > マスコミが勝手に差別的に用いているという事では無く、最初から「オタク」は差別語として用いられた言葉なのです。マスコミの罪は、マニア・ファンの域にまで拡大して用いている事にあります。
> 一つ質問なのですが、最初から「オタク」が差別語として用いられていたと言うのはどういうことなのでしょう?
> 「オタク」はオタクの二人称として発生したのであって、それが差別的に用いられるようになっったのは宮崎勤事件以降ではないでしょうか?
「オタク」の起源のひとつとされるのは、1983年に雑誌漫画ブリッコに掲載された中森明夫氏の一連の文章であるといわれています。
ここではあきらかに差別・侮蔑的になニュアンスを持って使われていますね。
参考URL:http://www.burikko.net/people/otaku.html



[3642] Re:[3637] [3636] [3633] [3629] [3628] [3624] [3618]「オタク」の用語に関して 投稿者:読者 投稿日:2007/03/21(Wed) 23:03  

> マスコミが勝手に差別的に用いているという事では無く、最初から「オタク」は差別語として用いられた言葉なのです。マスコミの罪は、マニア・ファンの域にまで拡大して用いている事にあります。
一つ質問なのですが、最初から「オタク」が差別語として用いられていたと言うのはどういうことなのでしょう?
「オタク」はオタクの二人称として発生したのであって、それが差別的に用いられるようになっったのは宮崎勤事件以降ではないでしょうか?

> 問題は、オタクとして差別された人々の大多数が差別に対して抵抗する道を選ばずに、オタクは使っても良い言葉なのだという概念に逃避した事にあります。
世間、マスメディアのバッシングに屈して、「オタク」を使わなくなる方が、逃避行動だと思いますが。

> オタクを正しく用いるのならば、元の意味の通り、他人と正常なコミュニケーションをとれない変人を侮辱する意図でしか使うべきでは無いと思います。
元から第一義としてエキスパートとしての意味もあったと思いますが・・・

> 現状の様にオタクの適用範囲をマニア・ファンの域にまで拡大するのは、粗雑な行為であり、軍学を学ぶ者が大勢に安易に従うのは如何な物でしょうか?
やはり外来語のマニア・ファンではオタクは定義しきれないと思いますが。otakuとして英語でも用いられてますし。


[3641] クリニック 投稿者:品川 投稿日:2007/03/21(Wed) 22:02   <URL>

品川クリニック



[3640] このままだと・・・ 投稿者:てら 投稿日:2007/03/21(Wed) 21:42   <URL>

 こんにちは。温暖化問題を心配している「てら」です。

 今年の暖冬で、いよいよ地球温暖化を肌で実感するようになってきました。
 このままだと、一体どうなってしまうのでしょう?
 それを、私のHPの「エッセイ252」で書いてみました。残念ですが、第二次世界大戦よりも悲惨な事になりそうです。ぜひ、ご覧になってみて下さい。



[3639] どちらにも共感する 投稿者:ブルー 投稿日:2007/03/21(Wed) 21:42  

世間で日常使われる単語、いわゆる俗語は最初から漠然とした意味しかない事が多いし、また使われていくうちに雪ダルマ式に意味が付け加わっていく事も多い。
オタクという言葉の論議では、どの意見にも肯けるように感じました。
それは、このような俗語の性格にあるように思います。

現在、オタクという言葉は、自然発生的に生まれた他者の表現であると同時に、コマーシャリズム的な特定消費者層の囲い込みでもあるし、一方で「学歴」、「ハイソ」といったような言葉と同じ性格のステータス表現、つまりは見栄を刺激する言葉でもあるように思います。
そして、それらは相互に影響しあっている。

会話の中から生まれた他人の異質性を表現する符丁、仇名であるから、最初からある差別性を含んでいる宿命を背負った
言葉でもあるし、オタクという言葉が、ある年に流行する前から商業的には特定の市場として存在しそれが世間に、とあるイメージを提供し続けた。
商業のコマーシャリズムは、宣伝に
「あなたには今よりもっと生活を楽しむ権利がある。他人はあなたよりもっと理想の生活を享受し楽しんでいる。」
というメッセージを忍び込ませてあり、それが意図するのはステータス、見栄の刺激による購買欲の拡大だ。
「隣の車が小さく見えまーす。」
というように。

ある一面を的確に表現した便利な言葉、というのはあまりに的確過ぎて別の一面を隠してしまう事もあると思う。
ある人が
「衝撃的な報道写真というのは、真実を的確に表現し人々に影響を与える。しかしあまりにも真実を的確に表現してしまうために人々を事の本質から遠ざける。」
という趣旨の事を書いていたけど、単語や符丁にもそういう事は言えると思う。

しかしながら、単語というのは便利であればあるほど靴に貼り付いたガムのように世間からは離れないものだし、また、その単語に揶揄とかカラカイの意味があれば使いたくなるのも人情だと思う。
揶揄とかカラカイの言葉は人間関係が一面、どちらが優位に立つかの競争でもあるために無くならないとも思う。
その意味では、受け取り手の強さも必要であるとも思う。

というような事を考えさせられました。多数が貼り付けるレッテルを唯々諾々と飲んでしまう事もいけないような気がするし、また、それにもかかわらず気にしすぎてもいけない、という気にもなりました。



[3638] 繧ッ繝ェ繝九ャ繧ッ 投稿者:蜩∝キ? 投稿日:2007/03/21(Wed) 21:30   <URL>

蜩∝キ昴け繝ェ繝九ャ繧ッ



[3637] Re:[3636] [3633] [3629] [3628] [3624] [3618]「オタク」の用語に関して 投稿者:埼玉の門弟 投稿日:2007/03/21(Wed) 17:23  

兵頭師匠が提唱された「脳の一回性」という概念が正しいという事が良く分かりました。これだけお話してもご理解頂けないとは、残念でなりません。
>
> それはその通りですが、マスコミが勝手に差別的に用いてるだけなので別に気にせずとも良いと思うのですが...
>
>
マスコミが勝手に差別的に用いているという事では無く、最初から「オタク」は差別語として用いられた言葉なのです。マスコミの罪は、マニア・ファンの域にまで拡大して用いている事にあります。
>
>
> 言葉は生き物ですし、意味・用法は絶えず変遷していきます。オタクのような日常語ならば尚更でしょう。
>
>
これは、古語が数百年かかって変質したとかいう問題では無いのです。
問題は、オタクとして差別された人々の大多数が差別に対して抵抗する道を選ばずに、オタクは使っても良い言葉なのだという概念に逃避した事にあります。
スケールは違いますが、歴代政府が軍隊を自衛隊と呼べばマッカーサー偽憲法に抵触しないという逃避行動に共通する物があると私は考えます。
>
>
> のならば、かつてマスメディアがバッシングとして「オタク」を用いていたからといって、それに従う必要は無いと思います。シナと同様、オタクに代わる言葉は無いのですから。
>
>
オタクを正しく用いるのならば、元の意味の通り、他人と正常なコミュニケーションをとれない変人を侮辱する意図でしか使うべきでは無いと思います。
現状の様にオタクの適用範囲をマニア・ファンの域にまで拡大するのは、粗雑な行為であり、軍学を学ぶ者が大勢に安易に従うのは如何な物でしょうか?


[3636] Re:[3633] [3629] [3628] [3624] [3618]「オタク」の用語に関して 投稿者:読者 投稿日:2007/03/21(Wed) 14:54  

> 今でもオタクを差別的な意味で用いられています。
> 石破元防衛庁長官が部屋に戦闘機か戦車のプラモデルを飾っているだけで、あちこちから「ミリオタ」よわばりされた一件をご存じでしょうか?
> これは明らかに石破元長官に好意的では無い人々が、石破元長官を侮辱する意図で行った事です。
それはその通りですが、マスコミが勝手に差別的に用いてるだけなので別に気にせずとも良いと思うのですが…
仮にミリタリーマニアとして紹介されたとしても同じことだと思います。

> 肯定的な意味で使われれば問題無いという御意見に私は賛成出来ません。
> ならば、例えば「めくら」や「つんぼ」といった差別語を肯定的な意味で使うならば、それらの言葉を使っても良いのでしょうか?
良いと思います。
最近は学名ですら、言葉狩りにあっていますが、これらを大変愚かしいことと思います。
http://www.fish-isj.jp/info/j070201.html

言葉は生き物ですし、意味・用法は絶えず変遷していきます。オタクのような日常語ならば尚更でしょう。
>「何が正確な事実なのかを自分で探る事ができなければならない(『軍学孝』P25)」
のならば、かつてマスメディアがバッシングとして「オタク」を用いていたからといって、それに従う必要は無いと思います。シナと同様、オタクに代わる言葉は無いのですから。


[3635] Re:[3634] ホイッグ党とトーリー党 投稿者:埼玉の門弟 投稿日:2007/03/21(Wed) 08:31  

> 埼玉の門弟様、
> 「言葉狩り」と呼ばれる差別用語規制や差別用語使用制限・禁止を求める運動についてどう考えておられます?
>
> 私は言葉を制限しても、差別を行う精神がなくなるわけではない以上、
> 代替の差別用語を産み出してしまう、意味の限定された運動だ、等といったことを考えている者の一人なのですが。
>
>
なかなか即答するのが難しい問題ではありますが、私は下品な言葉は極力使うべきでは無いと考えてはいます。
ただ、差別語が差別語であるという理由だけで絶対に使ってはならない等という極端な事は考えておりません。言論の自由への干渉は、近代を追求する者はやるべきでは無いと思います。>
>私が申し上げたかった事は、オタクの本来の意味が差別語である以上、世の中の大勢が差別的に用いていないという理由だけで、軍学を学ぶ者が肯定的に用いるのは如何な物かという一点であります。


[3634] ホイッグ党とトーリー党 投稿者:MUTI 投稿日:2007/03/21(Wed) 08:00  

埼玉の門弟様、
「言葉狩り」と呼ばれる差別用語規制や差別用語使用制限・禁止を求める運動についてどう考えておられます?

私は言葉を制限しても、差別を行う精神がなくなるわけではない以上、
代替の差別用語を産み出してしまう、意味の限定された運動だ、等といったことを考えている者の一人なのですが。


[3633] Re:[3629] [3628] [3624] [3618]「オタク」の用語に関して 投稿者:埼玉の門弟 投稿日:2007/03/21(Wed) 07:33  

読者様
> 同意です。
> 自分もオタクを差別語だとは思いませんし、オタクを常用してる自分からすると、かえってマニアとかファンみたいな言葉の方が、単なる受身の消費者を表してるようで差別的に感じますね。
> 軍師も岡田氏とは交流があったわけですし、オタクを肯定的な意味で用いていると思いますよ。
>

今でもオタクを差別的な意味で用いられています。
石破元防衛庁長官が部屋に戦闘機か戦車のプラモデルを飾っているだけで、あちこちから「ミリオタ」よわばりされた一件をご存じでしょうか?
これは明らかに石破元長官に好意的では無い人々が、石破元長官を侮辱する意図で行った事です。
>
肯定的な意味で使われれば問題無いという御意見に私は賛成出来ません。
ならば、例えば「めくら」や「つんぼ」といった差別語を肯定的な意味で使うならば、それらの言葉を使っても良いのでしょうか?
>
マスコミ主導でさんざん意味をねじ曲げられたとはいえ、「オタク」は今も昔も差別語なのです。ただ、差別と感じない人が圧倒的大多数になってしまった事が問題を複雑にしている事も確かですが。
>
私がこの場をお借りして申し上げたい事は、中国を本来の支那と呼ぶべきと主張するならば、オタクを肯定的な意味で用いるべきでは無いという事です。
世 に広まっている概念を鵜呑みにせず、「何が正確な事実なのかを自分で探る事ができなければならない(『軍学孝』P25)」事が軍学の道であると私は学びま した。であればこそ、オタクを肯定的な意味で用いる事は、兵頭流軍学を学ぶ者は慎重にせねばならないと考える次第であります。


[3632] Re:[3628] [3624] [3618]「オタク」の用語に関して 投稿者:埼玉の門弟 投稿日:2007/03/21(Wed) 07:02  

o様
> 忘れたというか、1990年代に岡田斗司夫氏などによって、「オタク」という語の再定義が行われ、その運動がある程度成功した結果、おっしゃるような一見迫害の歴史を忘れたような今に至るわけです。
> 差別語は差別的に使うから差別語として機能する、ということをNHKの番組中に岡田氏が別の出演者の発言に対して指摘していたのがおもしろかったですね。>
>私が愚考しますに、岡田氏はオタクの再定義を行ったのでは無く、マニア&ファンをオタクと一括りにして差別するマスコミの尻馬に乗り、己の栄達の為にマニア&ファンを売った極悪人であると思います。
岡田氏に研究者としての真摯な態度があったなら、オタクの本来の意味に立ち返り、マスコミの差別に立ち向かうべきでした。
それを行わずにマスコミに迎合したのですから、彼の態度は到底許せる物では無いのです。


[3631] Re:[3626] そうですね。 投稿者:埼玉の門弟 投稿日:2007/03/21(Wed) 06:54  

立花様
> 私も開祖のファンという事を表明しただけで、方々で「ミリオタ」とレッテル貼りされましたのでね(苦笑)。
>
>
「オタク」という言葉は、余りにも広範囲に当てはめやすい性質があるのか、便利に使われ易い性質があると思います。
例 えば軍事マニアには、兵頭流軍学を学んで乃木大将は名将だった、大和・零戦は最強では無いという事を知っている者から、乃木大将は人海戦術ばかりして将兵 を無駄に殺した極悪人だ、大和・零戦は最強だったがアメリカの物量に負けたと今でも思っている者までさまざまな認識を持っている人がいて、とても一括りに 出来る物では無い訳です。
ところが「ミリオタ」という言葉を使うと、一括りに出来てしまう。軍事マニアを一括りに差別したい人々にとっては格好の言葉なのですよね。
>
私は言葉狩りをする意図はありませんが、軍学を志す者が、不用意に「オタク」という用語を使う事は、物事の真理を追求する行為に逆行すると愚考する次第です。


[3630] シナに打ち勝つ「対抗不能性」 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/03/21(Wed) 04:54  

MUTI さま

「雪斎」氏のブログ、読みました。
ペルゼウスという奴のコメントは怪しいですねえ。シナ朝鮮に都合のいい事しか書いてません。
ユーゴのシナ大使館を爆撃したアメリカが、朝鮮戦争の侵略者と友好関係など結ぶはずがないですが、この手の輩は「日本は孤立している。早くシナと朝鮮に謝罪しなさい」と言うのが好きですよね。

立花さま

>そして一番最悪なのは靖国神社でコスプレやってる学園祭のノリの連中。「んなこたぁ下北沢のライブハウスでやってろよ」って思いますね。
自分がたまに靖国神社に行くと境内は静かなものですが、そんな連中がいたとは知りませんでした。何かの記念日とかに集まって来るんでしょうか?

鈴木宗男氏のような「前に出るオーラ」が新風にあればそれに越した事はないですが、無いものはしょうがないので別の方法でカバーするしかありません。

日本国内では海千山千の政治家の多くが、結果的にシナの言いなりになってしまう事実は注目する必要があります。
基本的にシナの最高指導部は大量殺人の指示が出せる連中で、彼らの宣伝、要人買収、浸透工作はたしかに厄介です。韓国などは既に負けている感じがします。

日本人はなりふりかまわない宣伝ではどうしても分が悪いですが、バーチャルなキャラクターの創作能力では優位にあると考えます。
国内外にいろいろな事を説明するCGキャラがいてもいいですよね。下手な政治家、官僚よりよほど活躍する可能性があり、なによりもハニートラップなぞに引っ掛かりません。

90年代の日本では「ゴー宣」のキャラとしての小林よしのり氏が、どんな政治家よりも若者に影響を与えていたと思います。









[3629] Re:[3628] [3624] [3618]「オタク」の用語に関して 投稿者:読者 投稿日:2007/03/21(Wed) 04:52  

> 忘れたというか、1990年代に岡田斗司夫氏などによって、「オタク」という語の再定義が行われ、その運動がある程度成功した結果、おっしゃるような一見迫害の歴史を忘れたような今に至るわけです。
同意です。
自分もオタクを差別語だとは思いませんし、オタクを常用してる自分からすると、かえってマニアとかファンみたいな言葉の方が、単なる受身の消費者を表してるようで差別的に感じますね。
軍師も岡田氏とは交流があったわけですし、オタクを肯定的な意味で用いていると思いますよ。


[3628] Re:[3624] [3618]「オタク」の用語に関して 投稿者:o 投稿日:2007/03/21(Wed) 01:49  

> 今ではマニア&ファンの大多数は過去の迫害の歴史を忘れたのか、他者にオタクと呼ばれまた自分自身をオタクと呼ぶのに抵抗がなくなっている様ですが、本質的に「オタク」とオタクから派生した言葉が差別語である事は変わりが無いのです。
忘れたというか、1990年代に岡田斗司夫氏などによって、「オタク」という語の再定義が行われ、その運動がある程度成功した結果、おっしゃるような一見迫害の歴史を忘れたような今に至るわけです。
差別語は差別的に使うから差別語として機能する、ということをNHKの番組中に岡田氏が別の出演者の発言に対して指摘していたのがおもしろかったですね。


[3627] 難しい 投稿者:ブルー 投稿日:2007/03/20(Tue) 23:33  

テレビ画面を見ていたり、パチンコをしていたり、映画を見ていたりする時、人はその画面や動きに没頭していたりしますね。
自分はパチンコは、最近のCR機やスロットは金がかかりすぎるのでやりませんが、友人は、よく開店から閉店まで入り浸り、3万勝っただの6万負けただのほざいております。
何となく金銭感覚より、時間感覚が麻痺しているのではないか、勝ち負けは結果に過ぎないのではないか、と疑っております。

パーソナルに占有出来る画面を見ている時に、人は通常と違う心理が働くような気がしてます。
絵空事のストーリーに、必要以上に感動したり笑ったり恐怖したり興奮したり。
映画やテレビドラマを見る時には必要であるこのような感情移入が、パソコンや携帯電話の画面を見ている時にも働いているとすれば、メール中毒という人達の気持ちも何となく理解出来る。

また自分を振り返ってみて考えれば、個人で占有する画面に没頭している時、つまりパソコンに向かって知らず知らずの内にそうした状態になっていて、画面を占有しているため、感情が割りに無防備になってしまってもいるようにも思う時がある。
書かれている事だけでなく、書かれない事にも必要以上に考えをめぐらしている事が確かにある。
その上、書き込んだり書き込まれたりした事は、何度も参照可能でもあるから、考え込む時間だけは有り余る程あるときている。

パソコンは、そこが怖いところでもあるように思っています。
難しいところであります。


[3626] そうですね。 投稿者:立花一樹 投稿日:2007/03/20(Tue) 22:24  

埼玉の門弟様
皆さんたいへんお勉強されているようで敬服致します。
差別用語でしたら今後使うのを差し控えさせて頂きます。
私も開祖のファンという事を表明しただけで、方々で「ミリオタ」とレッテル貼りされましたのでね(苦笑)。

読者様
何か二元論的な捉え方(白か黒か?の考え方。若い方によくおありになる傾向なのですが)をしてらっしゃいませんか?
私はinformation的知識の吸収「のみ」のインテリジェンスを批判しただけで、それそのものを否定しておりません。
た だ今のご時勢、information的知識なら誰でも蓄積できるのであって、物事の価値判断を計るインテリジェンスというものは単なる情報知だけでな く、経験知や感性も含めて総合的なものだと思っております。ですからそれ単体でどれが優越とか、どれがダメだとか書いているつもりはございません(笑)
その中のどれかが異常に突出することによって、人としてバランスが崩れるのではないでしょうか?
昨今の若者の鬱病の多さなんかを垣間見ても、そんな気が致します。
それではホントにこれで最後で失礼致します。
部屋に女性が遊びに来ておりますもので(苦笑)


[3625] Re:[3618] 投稿者:枯山 投稿日:2007/03/20(Tue) 22:13  

立花様

体験の大事なことはここ2月ほど休日に鍛錬棒を振るってみて実感を致します。
確かに籏谷氏が著作で述べられているように、剣道で竹刀・木刀を何度振ろうとも
「手の内」が分からないという意味が、十数回の実践で体得できました。
このように「一動は百見に如かず」というのは大事ですし、書籍に頼ってこうした
実践を軽んじて「真剣談義」するような輩に対して愉快なことではないと思われる
のは首肯できます。

しかしながら我国でこうした「体験」を何とかして、「一動せぬ人にも」教えよう
とする熱意・努力が欠けてしまい、説明を放棄して簡単に「不立文字」に走る態度を
とるところは、大いに問題があるのではないのでしょうか。現代剣道・柔道の創設者
は全員「剣術・柔術」という実戦の「相場値」を知るもの達でしたが、もう孫弟子
あたりでは、「剣術・柔術」をしらない専門剣道・柔道家という人々が、創設者の
口真似をして「俄武道論者」になると言う滑稽な事態を見ると、「不立文字」を掲げる
体験論者という存在の危うさも認識しなければならないと思います。

ところで「狂気は理性を失った者ではなく、理性以外の総てを失った者」とはオルテガ
ですが、類似のことを述べたとするとお挙げになった英国保守論客とはチェスタトンでしょうか。
私もこの両者が好きですが、間違っても彼等は「不立文字」に走る体験主義者ではありませんので、
立花様も「一動せぬ者」にも業を煮やして見捨てず、たまにでよろしいので、この両者のように
「理性のみ」に頼るものの危うさについて、論立てるのは如何でしょうか。

乱文失礼致しました。
枯山


[3624] Re:[3618]「オタク」の用語に関して 投稿者:埼玉の門弟 投稿日:2007/03/20(Tue) 20:47  

> それで更に顰蹙を覚悟で書かせてもらいますけど、今の30代前半以下のミリオタ的な人ってのは、ほとんどアニメ&漫画&ゲームオタク上がりの人たちで、こ の方々の根の発想はたぶん現代左翼の亜流でしょう。だから今後政治的&思想的には全く役に立たないと確信しますね。
> 別にアニメや漫画が悪いって訳じゃないのですが、ネット全盛のこのご時勢、information的知識はオタクであれば誰でも入手出来る訳で、その意味 でオタクは誰しもいっぱしの評論家になれる訳です。けれども情報や物事の価値判断をする「根っこ」のインテリジェンスが既に無意識的にレフトな訳ですか ら、どんなに情報的知識を詰め込んでも一緒なんですね。


軍学者の門弟として、用語の誤りは見るに耐えず、久々に参上させて頂きますm(__)m
「オタク」をマニア&ファンの意味で使うのは完全に誤りだからです。
「オタク」とは元来七十年代に同人誌の世界で(SF大会でとの異説あり)他人を呼ぶ時に「〜さん」では無く「おたくは…」と呼ぶ礼儀を知らない人達を馬鹿にする呼び方として始まった物です。
即ち、元は差別語なのです。
後に連続幼女誘拐殺人事件が発生した時に、被告人がサブカルチャーのマニアであった事から、マスコミがどこから知ったのかは知りませんがサブカルチャーマニア&ファン全体をオタクという蔑称で呼び始め、それがあっという間に全国に定着してしまいました。
それ以降、サブカルチャーのみならず何らかの分野に関わるマニア&ファンは一律にオタクとして差別され続けて来ました。
今ではマニア&ファンの大多数は過去の迫害の歴史を忘れたのか、他者にオタクと呼ばれまた自分自身をオタクと呼ぶのに抵抗がなくなっている様ですが、本質的に「オタク」とオタクから派生した言葉が差別語である事は変わりが無いのです。
それは最近の電車男絡みでマスコミが流行らせた「秋葉系」という言葉を見ても明らかでしょう。マスコミは間違いなく、彼らが秋葉系と呼ぶ人達を一般人とは相容れない別次元の人間であるかの様にしか報道していないからです。

私は、マニア&ファンを無自覚にオタクと呼ぶ事は、差別階級を生み出す事と同じであると考えます。
それは、他者との対等を説く近代精神に反する事だとも思います。
ですから、兵頭師匠にもマニア&ファンをうかつに「オタク」とは呼んで欲しく無いのですが…

>乱文にて失礼いたしますm(__)m


[3623] Re:[3621] 無題 投稿者:読者 投稿日:2007/03/20(Tue) 19:58  

> 別に30代以上がインテリジェンスを有しているなどと一言も書いておりません。だから「仮に」は存在しません。
了解です。失礼致しました。

> 非常に合理的な説ですね。「今の御方らしい」とても合理的かつ論理的な文章です。
> 一言でお答えすれば、日常を懸命に生きてきた世知、人生経験が乏しいのにinformetion的知識を詰め込んでも、世間と実戦には勝てぬということで しょうか。日々の日常を勝ったり負けたりしながら経験を積んでいる人は、特に本なんか読まくても常識として体得してるものかもしれません。
世知や人生経験を否定するわけではありませんが、私はインテリジェンスはinformationから抽出されて培われていくものだと思います。インテリジェンスがなければ尚の事、インフォメーションを積極的に獲得することが大切なのではないでしょうか?
単にインフォメーションの獲得を否定し、人生経験の優越のみを説くのであれば、「近頃の若者は〜」に始まる俗流若者論に過ぎないと思います。
「知ることは感じることの半分も大切ではない(レイチェル・カーソン)」
ではありますが、決して知識の獲得は否定されるものでは無いと思います。


[3622] すばらしい 投稿者:ブルー 投稿日:2007/03/20(Tue) 17:13  

ウィキペディアでの兵頭先生の項目についてはあまり関心がありませんでした。
「軍学者とあるが、学会には所属していない。」
という記述があったという事など、ツッコミどころがあって笑ってしまったくらいでしたが、「情報戦」と聞いてそんな気持ちが吹っ飛びました。
間違っていました。間違っていました。

今の記述は短く、しかもよく主旨を伝えるもので、一度も兵頭先生の本を読んだ事がない人にも、また、少しは知っていてある先入観を持っている人にも、論旨が伝わるようになっているように思えます。

今の政治風土には、1980年代までに積み重ねてきた戦後的な言論以外、受け付けない姿勢が強固に出来上がってしまっているように思う。
戦後的な言論、というのは戦後日本的な秩序が所与の条件として固定的で、変更する事は今まで積み重ねてきた事の放棄である、という姿勢が言論になったような事で、保守にもリベラルにも共通していると思う。
保守もリベラルも国際安保秩序の中で、日本が例外的存在として大目に見られる事を前提にして、なおかつその中で経済大国として安住できる事を疑っていない。
国連も日米安保もアジア共同体も、そうした考えの中では選択の問題に過ぎない事になっている。
我が国の政治家のほとんどに、国際関係の中での日本という事に責任を持って事にあたろうという気が薄い。
個々の自己実現が、国家の伸張と一致しない。
だから、政治家としての力量なり度量が、個人一族郎党選出地域の権力の伸長にはなっても、国家の繁栄とは全く関係しない事になっている。
このモラトリアム体質は、公的な責任を負うという事は、損して得を取れるか否か、という事で計られて、影のフィクサー気取りの人間を多数輩出してしまう。
最近、何かの候補者になりたがらない、という政治家が多い。

我が国の政治風土では、いかなる名論卓説も受け入れられる素地がない。
だから、国内的にいっても公論の方から働きかける情報戦しかないように思います。



[3621] 無題 投稿者:立花一樹 投稿日:2007/03/20(Tue) 14:12  

別に30代以上がインテリジェンスを有しているなどと一言も書いておりません。だから「仮に」は存在しません。

非常に合理的な説ですね。「今の御方らしい」とても合理的かつ論理的な文章です。
一 言でお答えすれば、日常を懸命に生きてきた世知、人生経験が乏しいのにinformetion的知識を詰め込んでも、世間と実戦には勝てぬということで しょうか。日々の日常を勝ったり負けたりしながら経験を積んでいる人は、特に本なんか読まくても常識として体得してるものかもしれません。

「精神的におかしい者はアタマが悪いのではない。合理のみでしか物事を考えられぬ人」という英国保守論拠客の御説が
身に染みると自戒を込めて書いておきまする(笑)。
それでは失礼致します。



[3620] Re:[3618] 久々のスレです(三月十五日の放送形式について) 投稿者:読者 投稿日:2007/03/20(Tue) 12:34  

> それで更に顰蹙を覚悟で書かせてもらいますけど、今の30代前半以下のミリオタ的な人ってのは、ほとんどアニメ&漫画&ゲームオタク上がりの人たちで、こ の方々の根の発想はたぶん現代左翼の亜流でしょう。だから今後政治的&思想的には全く役に立たないと確信しますね
面白いスレなので早速若年者として反論をw
仰る様に我々の世代は学校教育よりもそういったメディアの影響をふんだんに受けて育ってきましたが、それは戦後ならばどの世代も基本的には変わりないのではないでしょうか?
ま たガンダムやらアニメの製作者の思想が左寄りなのは事実ですが、視聴者の全員が作者の思想を汲み取り、それに影響を受けているとは考えられません。大半は 単に娯楽として消費しているに過ぎないと思います。インテリジェンスが左云々以前にインテリジェンスと呼べるものを持ってないと思います。それ故に少し ネットに触れただけで、安直なネット右翼が大量発生するのでしょう。しかしながらそれも戦後ならば基本的にどの世代も同じことだと思います。ネット右翼に 若年者が多いのは単にネットとの親和性によるもので、日本人の大半は簡単にネット右翼にも護憲左翼にも化けると思います。
また仮に三十代以上が保守としてのインテリジェンスを備えているというならば、それはどの様にして獲得されたものなのでしょうか?
若い層は確かにヘタレではありますが、それは結局現代に生きる日本人のどの層にも言えることではないでしょうか?


[3619] 失礼しました 投稿者:立花一樹 投稿日:2007/03/20(Tue) 11:23  

↓「ナッチャッテ右翼」とは「ナンチャッテ右翼」の書き間違いです。二回もやらかしてます。平仮名で「なんちゃって〜」と書いた方が良かったですね。
未だにネットに慣れないアナログな輩で、スミマセン。
それではホントに最後に失礼致します。


[3618] 久々のスレです(三月十五日の放送形式について) 投稿者:立花一樹 投稿日:2007/03/20(Tue) 10:50  

三月十五日の放送形式の新風関連の開祖のお話 には、ほぼ同意ですね。僕も昨年あるネットのコミュで似たようなことを指摘しました。いいトシをした若い者が、本やネットを漁るのは大いに結構なんだけ ど、「それだけで」護身にチャレンジしてみようとする気概すら無くて(チャレンジだけで別に修得しなくてもいいんだけど)、核武装とか国防を語るなよと。

自分が講演会に協力しても、入党しなかったのは上記の理由プラス今の「ナンチャッテ右翼」の実態ですね。
去年の九州でのイベント終了までは、自分も黙っていました。まぁ気の弱い「ぶりっこ」を演じていた方が、後々面倒なことにはならないだろうと言う姑息な計算もあった訳ですが(苦笑)でも誰もいない早朝の温泉で腕立て伏せやったのは顰蹙買いましたけどね。
思考的に少々アナログな部分は、開祖にご教授願えば済むことなんで余り気にしてません。今や左をターゲットにするより、右や保守系の思考をまともにした方が有益ですからね。
問題は「ナッチャッテ右翼」の行動と言うかライフスタイルみたいなもんですね。未だに特攻服着て自己満足したり、知的でスマートに振舞うことだけが自分をカッコ良いと思い込んでみたり、もう公共心というよりズバリ、ナルシストなんですね。
前者は何も言う気にもなれないし、後者はまさに鈴木宗男を見習えよってカンジです。そして一番最悪なのは靖国神社でコスプレやってる学園祭のノリの連中。「んなこたぁ下北沢のライブハウスでやってろよ」って思いますね。
右翼パンクロックってのも思想的に完全に矛盾してるジャンルだと思いますけど(笑)、それ以前にシャレが通じるTPOすらわかんないのだから、どうしようもないですね。
どんなにクレージーでアナーキーなアメリカ人ですら、教会やアーリントン墓地でそんなことやりますか?
それを右翼の大物文化人が嗜めることすらせずニヤニヤして眺めてるんだから、もう何が右翼なんだ?と。
たとえば僕が外国人で「今の日本の若者が右傾化している」と説明を受けて上記の光景見たら、「こんなバカどもに絶対核兵器なんか持たせない」って決心しますね(爆笑)
ある意味北朝鮮より酷いんじゃないんですか?

それで更に顰蹙を覚悟で書かせてもらいますけど、今の30代前半以下のミリオタ的な人ってのは、ほとんどアニメ&漫画&ゲームオタク上がりの人たちで、この方々の根の発想はたぶん現代左翼の亜流でしょう。だから今後政治的&思想的には全く役に立たないと確信しますね。
別 にアニメや漫画が悪いって訳じゃないのですが、ネット全盛のこのご時勢、information的知識はオタクであれば誰でも入手出来る訳で、その意味で オタクは誰しもいっぱしの評論家になれる訳です。けれども情報や物事の価値判断をする「根っこ」のインテリジェンスが既に無意識的にレフトな訳ですから、 どんなに情報的知識を詰め込んでも一緒なんですね。
このテの方々の大半は、おそらく40になってもバツイチにもなれない(つまり結婚も出来ない)方々でしょうね。それはそれで日本の人口が減って、開祖の理論的には好ましい状況でしょうけどね(笑)
昨年一年通じてわかったことが上記の実態でしたので、僕的には今はもうたまに傍観するだけで、自分のやるべきことに集中してる次第です。
ノンポリのコレクター的なオタクも合わないし、ナルシストの「ナッチャッテ右翼」にも閉口してますね。
(モチロンそうじゃない人もたくさんいおられるでしょうが)
それではこれを最後に失礼致しました。




[3617] Re:[3614] 15日の放送形式と呉智英さん 投稿者:神谷小梅 投稿日:2007/03/19(Mon) 23:56  

 軍師は呉先生を読んでいるかもしれない。
 司馬遼太郎の「空海」批判や「須く」の誤用を指摘など、多分そうだ。また、2005年2月26日の軍事学セミナーの雑談で軍師が北斗の拳を話題にしたのだって、ダ・ヴィンチ3月号に呉先生が北斗の拳を取り上げたからだ。きっとそうだ。
 呉先生の弟子である大月隆寛は軍師を批判(あたしの民主主義)しているが、宮崎哲弥は「1冊で1000冊読めるスーパー・ブックガイド」で軍師の「ヤーボー丼」を紹介しています。
 それと軍師が定義した最高の知識人の条件に呉先生は当てはまると思います。


[3616] 預言者、故郷にいられず、といいますが、、、 投稿者:MUTI 投稿日:2007/03/19(Mon) 21:21  

以下、愛知和男代議士の秘書であり、
評論家でもある櫻田 淳氏(ネット上のHNは「雪斎」を名乗っておられます。)の、ブログからです。

http://sessai.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/httpwwwkahokuco.html

コメント欄、12番目のコメントとして軍師の発言へのリンクを載せた次第。

こちらの
http://sessai.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_3106.html
3番目のコメントには、私としては書きたくなかったことを書いてしまった次第。


 しかし、この、2005年11月17日の軍師の発言をみて思う。

一年四ヶ月が、
無駄にすぎてしまったんですね…


[3615] 反日ホンダ議員の正体:極右評論に 投稿者:桃太郎侍、 投稿日:2007/03/19(Mon) 19:39  

古森義久さんの調査による、
産經新聞記事について書いておられますので、
リンク貼っておきます。

http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/51380013.html


[3614] 15日の放送形式と呉智英さん 投稿者:英検5級 投稿日:2007/03/19(Mon) 15:31   <URL>

そういえば軍師が15日の放送形式で、「新風」先代代表
のウィキ記述がたったの2行だったことに、「いったい、
政党組織として、何をやっているのか」と仰ってました。
これは「俺の記事も充実させとけよ」と示唆しているに
違いない!と勝手に解釈してしまいました。

あと、非常にどうでもいいんですが、軍師と評論家の
呉智英さんってなんとなく近いものを感じるなあと
思う日々です。極端と見られる意見を言うところとか、
物事を根本から考えるところとか、シナと呼ぶのに
躊躇しないところとか、あと外見も。もちろん、
向こうは反近代の封建主義者なので、根本思想に
おいては完全に正反対なんですが、それもまた
陰と陽のコンビみたいで相似形だとの感じがする。


[3613] 発信する会とつうじ倶楽部枠を新設 投稿者:英検5級 投稿日:2007/03/19(Mon) 15:13   <URL>

軍師のウィキ記事の靖国神社項を素朴な保守系の人の
理解が得られるよう書き加えようと思いましたが、
うまくまとめられず簡素な修正に終わりました。多分
素朴保守の人たちは、「靖国は愛国の場として国民に
定着している!」「靖国の伝統は絶対だ!」という
あたりで軍師の論説に反対すると思うんですよ。
だから、「靖国の伝統は尊重する」「だが顕彰施設
としてはその用件を満たしていない」「従って靖国
を顕彰施設としたいのならその伝統を変えることに
ならざるをえない」という展開にしたかったのですが、
なかなか難しい。自分はこの通り文章力が低いもの
ですから。
あと、ウィキに「史実を世界に発信する会」と「篤志
つうじ倶楽部」のページだけは作成しておきましたので、
それらも含めて皆さま書き加えのほうよろしくです。


[3612] 要約の困難 投稿者:英検5級 投稿日:2007/03/17(Sat) 19:31  

枯山様

そうですね。ルールの制約もさることながら、軍師の
中身の濃い主張を数行でまとめるのは至極困難です。
作家・ジャーナリストの日垣隆さんも「日垣の主張を
50字程度に要約せよ」との大学入試問題に、「50字で
表現できるなら最初からそう書くわい」と仰ってました。
できるだけ読み手に伝わりやすくかつ漏れのない記述と
なるように微調整を続けていきたいと思います。
特に軍師の主張は「改憲反対」「現行の靖国神社は
国家的顕彰施設たりえず」と、一見左巻きとも
とらえられかねないので。
軍師の教えを正しく伝道するにあたって慎重に
書き加えていく所存です。


[3611] 投稿制限に関して&氷山の… 投稿者:MUTI 投稿日:2007/03/17(Sat) 18:34  

>1回当りの最大投稿サイズ (bytes)(文字数でなかったです。):300000
>URL書き込みの限度数;5

了解しました。対応、おつかれさまです。
(ひょっとすると、史門さんの、
>おいらの投稿消えちゃった・・(・_・、)
という事態は、「投稿は正常に処理されました」という表記のために生じた状況なのでは?)
---------------------------------------------------------
今回の米国における「慰安婦」騒動に関する一般レベルでの分かりやすいまとめ
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/i/44/

「慰安婦」騒動に関する一般レベルでの分かりやすいまとめ
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid259.html
---------------------------------------------------------
http://newsflash.nifty.com/search?action=1&func=2&article_id=tk__yomiuri_20070316i313&csvname=1240297428

氷山の一角の発覚例でしょうか。

個人が簡単に、デジタルデータの携帯、コピー、送信をできる時代なわけで、
情報機器に関しては、一昔前の「スパイ大作戦」や「007」で出てきた機材より遙かに優秀なものが使用・応用できるわけです。
すさまじくおおきな「水中の氷」があるのでしょうね。


[3610] Re:[3609] ウィキ記事更新してみました 投稿者:枯山 投稿日:2007/03/17(Sat) 15:21  

英検5級様

はじめまして枯山と申します。
「主張」の欄はなかなか『ウィキルール』を考慮して書くのが困難でしたので、
まず手始めとして「単行本」と「共著」項目の直近化を行いました。
未だ遺漏があるとは思うのですが、こちらのファンサイトと同程度
には近づいたものになったと思います。

枯山


[3609] ウィキ記事更新してみました 投稿者:英検5級 投稿日:2007/03/17(Sat) 12:01  

ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B5%E9%A0%AD%E4%BA%8C%E5%8D%81%E5%85%AB

「主張」の見出しを新設して、「核武装」「靖国神社」「憲法」。
言葉足らずなところが多々あると思いますので
随時改変案ください。


[3608] バーチャル政治家の可能性 投稿者:千葉の一門弟 投稿日:2007/03/17(Sat) 03:12  

マイク・ホンダ議員の「なりすまし日系人疑惑」はすでに何人もの人が調べているみたいですね。
もし経歴詐称の証拠が見つかれば、それをホンダの政敵に渡すだけで向こうで勝手に裁判が起きるのでは?

自衛隊イラク派遣は戦後外交では類を見ない大成功でした。
何せ、戦闘ですらない「復興支援」に数百人の部隊を派遣しただけで、アメリカの対日感情が信じられないくらい改善したんですから(バブルの頃の日本の悪口、自虐は本当にひどかった)。
イラク戦争よりも湾岸戦争に参加した方が良かったんでしょうが、90年当時の国内状況では全く無理でしたね。

新風がドブ板選挙で共産党や公明党に勝つのが難しければ、バーチャルな政治家というのも可能性があるかもしれないですね。
モニターの前に座ってメールで陳情を受け、官僚に指示を出すだけでも、結果的に正しい政治が行われて多くの人が幸福になればそれは立派な業績です。
実際、人前で話すよりも漫画を描いたりネットでブログをつくったりする方がパワーを発揮する人はいるでしょうし。

もちろん信頼感はイマイチですが、工作、圧力を受けにくいというメリットもあります。

2ちゃんねるの管理人、ひろゆき氏は実体が無いかのように振舞って、うまく攻撃をかわしていると思います。アメーバのように掴み所がない2ちゃんねるにはプロ市民も圧力のかけようがなく、悔しがっている様子が伺えます。


[3607] 外務省は、 投稿者:IMACOT 投稿日:2007/03/17(Sat) 00:13  

原則論から言えば、帝国陸・海軍と同じように解体されるべきだということですね。

い ずれにせよ、幹部(課長級以上)の人事権を役人から取り上げてもらいたいとは思います。公務員制度改革で各省庁の課長級以上の1割に民間人などを登用する 公募制の導入が検討されているようですが、仮にそれが実現したとして、その事のきっかけになってくれるのかどうか、なのですが・・・。

『シナ人は、日本外務省の急所・弱点に、気付いている。』とのことですが、中国は本気で自分達には(対日問題で)非がないと考えているのだと私には思えます。勿論、ものごとの事実関係をよく把握していなければ効果的な宣伝を打てないのだとしてもです。


[3606] Re:[3605] 宗教的立場をバックに見る見解 投稿者:管理人 投稿日:2007/03/16(Fri) 21:10  

どうも、再びこんばんは。

MUTI 様>

失礼しました。
1回当りの最大投稿サイズ (bytes)(文字数でなかったです。):300000

URL書き込みの限度数;5

───にしています。
ただし、これは変更する事もあります。

改造版スクリプトは、以前投稿者の方にお教え頂いた↓で頂きました。これは感動的に良いものだと思うのですが。
(掲示板も、改造版スクリプトも無料で配布という、有り難い物で全く、すばらしいです)

それを更に変える───書き込みできなかった時のメッセージ変更などは、私にはよくわからないのでできません。
ご希望にそえられず申し訳有りません。
http://swanbay-web.hp.infoseek.co.jp/index.html

失礼します。


[3605] 宗教的立場をバックに見る見解 投稿者:MUTI 投稿日:2007/03/16(Fri) 20:52  

 昨年の九月末の段階で、以下のような意見がありました。
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/5562/column/column086.html

「ユダヤ人と日本人」の中に、日本人が迫害・虐殺の対象になるような事態に対する想像力を多くの日本人がもっていないこと、
そして、そういった惨劇の種になりかねない事態・発言に対して鈍感であることを憂慮している部分がありましたが、、、
----------------------------------------------------
 管理人様、ご回答いただき、ありがとうございます。
できれば、何字以上、何個url以上が投稿できないのか示していただくと共に、
その制限を超えた投稿の場合、
「××にしめした理由のため投稿は失敗しました。」
といった旨の返答を返していただけるようにしていただければ、
ユーザーとしてありがたいのですが。


[3604] Re:[3601] 鈴木宗男氏について 投稿者:管理人 投稿日:2007/03/16(Fri) 18:37  

どうも、こんばんは。

MUTI 様>

> 管理人様、
> どうも、こちらの掲示板、文字数がある限界を超えたコメントを投稿すると、
> 「投稿は正常に処理されました」と表示するのに、
> 掲示板上に掲載されない状態が発生するようですね。

制限文字数もありますが、投稿内に含まれるURLの数にも制限があります。
そこら辺は不便かもしれませんが、ご容赦下さいませ。


[3603] Re:[3597] 確かにそうなのかも知れないけれども 投稿者:読者 投稿日:2007/03/16(Fri) 02:37  

「代案も無いのに否定ばっかしてんじゃねえ!」by相葉祐希
オウム、イラク問題問わず日本の野党は否定だけですよね
尤もその否定される与党の政策やらなんやらにしても殆どは官僚中心にまとめたものでしょうし、与野党問わず、単独では政策・法律立案能力を持たないんでしょうね

> 鈴木宗男氏について
>http://ameblo.jp/rintaro-o/day-20070304.html
何気にクリックしてみたら、高校の先輩でしたね
相当プライド高い人ですけど、政治家を目指しているとは・・・


[3601] 鈴木宗男氏について 投稿者:MUTI 投稿日:2007/03/15(Thu) 21:02  

もと外務省官僚だった方の文です。
私には興味深い内容でした。
http://ameblo.jp/rintaro-o/day-20070304.html



管理人様、
どうも、こちらの掲示板、文字数がある限界を超えたコメントを投稿すると、
「投稿は正常に処理されました」と表示するのに、
掲示板上に掲載されない状態が発生するようですね。


[3600] 他者向きの論理・倫理と歴史3 投稿者:MUTI 投稿日:2007/03/15(Thu) 20:56  

 また、話題を戻して、以下では、

http://kawa-kingfisher.sblo.jp/article/3484687.html
ちょっとかわった視点から、「従軍慰安婦」騒動について考察しておられます。

私なりに乱暴に簡略化してしまうと、日本国の対応に、
先進国においてしばしば吹き荒れる
「人道プロパガンダ」による「かわいそう祭り」への配慮がないことへの危惧、
ということになるのでしょうか。

上記の文へのコメントでM.N.生氏、魚服記氏、等も語られていますが、
この人道プロパガンダと、米国の潔癖主義的嗜好が合体するようなことになると、
話は法律論・事実論でなくなり、相当にややこしくなる可能性が出てきます。

 類似の視点を辛辣な表現で語っていますのがこちらです。

http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200702240000/
http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200703110000/

(この方の文体は、個人的に好きでないのですが、
そんな些細な問題は無視して、政治の世界における力学と「言葉の力」の
絡み合いを見事に絡めて分析・論理の対象にする見事さから、
注目せざるを得ない人です。)

 前回紹介した商社の方も、「かみぽこ」氏も、
欧米とまともな歴史の対話ができるだけの基盤の必要性を訴えているわけで、
まさに、軍師がかねてから主張・行動されていたことに通じてくるのですが、
残念ながら左や宗教の絡んだ組織と違い、
こういった面では、ろくにお役てないことを恥ずかしく思う次第です。


[3599] 他者向きの論理・倫理と歴史2 投稿者:MUTI 投稿日:2007/03/15(Thu) 20:51  

 さて、今出ている「諸君 平成19年4月号」に
「国家情報論 21世紀日本生存の条件18 君はミュンツェンベルグ(赤いゲッペルス)を知っているか」
という中西輝政氏による文が載せられています。

今回の連載は、現行日本国憲法に関与しているベアテ・シロタ氏への疑念等、
大変興味深い内容のなのですが、ここで、米国政府が今年の1月1日、
「前代未聞の壮大な機密文書公開に踏み切ることを決定した」ことが紹介されています。

中西氏は、この文章公開を行う現米政権の意図を、
「第二次大戦から冷戦の期間を通じての
コミンテルンや共産主義者の諜報工作などが新らたに明るみに出ることによって、
アメリカの左翼・リベラル派ひいては民主党左派や
反共和党の知識人・文化人にも痛打を浴びせることができる、
という狙いがあるのかもしれない。」
と分析しています。

が、同時に、「左翼・リベラル派」によって、
「自らに都合の悪い文章公開があった時は、
様々な手段によってその影響を最小限に止める集団的ノウ・ハウまであると聞く。」等と
のべ、文書公開が逆宣伝に用いられる危険性を指摘しています。

ひょっとして、かんべえ氏が3月7日の意見で紹介している
http://www.archives.gov/press/press-releases/2007/nr07-47.html 
は、この中西氏の危惧したカウンタープロパガンダなのかもしれません。


[3598] 他者向きの論理・倫理と歴史1 投稿者:MUTI 投稿日:2007/03/15(Thu) 20:48  

 このような意見もあります。
http://tameike.net/diary/mar07.htm
上記、「かんべえの不規則発現 2007年3月」中の3月6日と、3月7日の意見を参照ください。

このうち、3月7日の意見では、米国のナショナル・アーカイブスによる資料公開について述べられています。



[3597] 確かにそうなのかも知れないけれども 投稿者:ブルー 投稿日:2007/03/15(Thu) 14:52  

あらゆる観点から見て、我が国のイラク作戦支援が米国との関係強化以外にメリットが無かったという事も、もしかしたら言えるのかも知れません。
 また、オウム事件とイラク戦争の比較は、いささか乱暴だったかも知れません。
自分がこの比較で書きたくなったのは、オウム事件とイラク戦争に、我が国の公論の共通した考え方が出たような気がするっていう事でした。
 それは、起こった事と起こらなかった事の双方に対する刹那的な非難です。
起こった事は起こった事だけ、起こらなかった事は無かったから語らず、というような姿勢です。
これが、我が国の言論にある「行動しなければ、間違いが少 ない。」という行動しない事の肯定になっているような気がするんですね。
我が国の野党に良く見られる政権非難、
「〜は間違っている。」という非難とかね。「〜は間違っているから〜するべきだ。」というのが対外問題では
 あまり出て来ない。
出ても「外交で解決するべきだ。」という過去の外交における打率を無視した発言しかしない。
これは、結局我が国は何もせんでええ、という事を言外に  言ってるのと同じだと思う。
はっきり言うと語弊があるから、そう言わないだけで。
オウム問題の時も、破防法適用に歯止めが掛からなくなる、という発言が無くならなかった。
 異臭問題が重なって、地下鉄駅で犠牲者が出て初めてオウム憎しという公論と、宗教法人の杜撰な認定という事が言われるようになった。
最悪の事態を想定しない建前の正論が幅を利かして、    どういった行動が良いかの提言も無く、最悪の事が起きたら今度は先の発言を忘れたような非難を始める。
イラク戦争の今の野党的非難も同じに感じたのです。
今の野党の非難は、起こった事だけを非難している。
 上手くいかない米国支援のイラク暫定統治と米軍の犠牲者をたてに、米国の議会の空気に便乗して我が国の政策を非難している。
しかし、あの時期、あのタイミングでもし米軍が何も行動を 起こさず、国連非難決議で終わっていたらどうなっていたか、という事は一切考えていない。
それは、政権非難が、単なる政局行動だからだと思う。
我が国に降りかかるテロ問題で一番困るのが、(決断を   先延ばしに出来るという点では、何も困らないかも知れないけれど)中国で起きたり、ペルーで起きたり、イラクでも起きた在外邦人や施設に対するテロだと思う。
あの頃のフセイン政権には、ユーロ建てのオイルマネーが  入り込んでいて、経済制裁の効果が無くなっていた。
フセイン政権自体は、イスラム原理主義には何らの親近感も持ってはいなかったと思う。
ただ、態度としては少数派スンニー派政権である事で、   現政権の求心力維持のために、原理主義を利用する気持ちは大いにあったように思われる。
そうした、政権が今のイランのようになってしまう条件が整い出したのがあの時だったと思う。
 世界は1980年代に中東においてはタンカー無差別攻撃も経験している。
サウジアラビアには、原理主義のスポンサーになってしまっている金持ちも多い。
 貧富の差が激しいサウジアラビアは原理主義者の母体に成りだしていた。
中東においては、何が起きてもおかしくない、といって良かったと思います。
 そこを何も考えない、というのは政治家にとっては許されないと思うのです。
それが許されてしまっているから、起きた事のみに反応する
行動の否定という退廃が我が国に無くならないという気がしてならないのです。
 ま、野党の「政権非難も外国のオピニオン頼み」という姿勢も気に入らないのですが。



[3596] Re:[3571] 教育勅語について 投稿者:IMACOT 投稿日:2007/03/14(Wed) 22:31  

明治帝のお考えについて、又教育勅語の解釈について大変参考になりました。

「・・・明治帝の痛い間違いをリカバリー・・」についても了解いたしました。


[3595] Re:[3594] 愛とは決して諦めない事 投稿者:読者 投稿日:2007/03/14(Wed) 22:25  

オウムについては警察は事前にサティアン排水からサリンを検出してたり、地下鉄を警戒してたり、かなりのことは分かっていたみたいですね
そこまで分かってて何故事前に逮捕できなかったのは謎ですが・・・

あとまあイラク派遣については、米国との関係強化を除けば日本にとって普通にメリットは無かったと思います
テロリスト側も資金と人材は限られてるので、中東に何のしがらみもない日本にテロを仕掛ける余裕は無いでしょう
湾岸戦争の時とは違って、国際的にも国内的にも意義は薄かったと考えますが・・・


[3594] 愛とは決して諦めない事 投稿者:ブルー 投稿日:2007/03/14(Wed) 20:02  

熱い。金属マグカップでホットウイスキーをあおったように読んでて熱くなります。
日興の事はよく判らない。市場が正しく判断してくれるだろうと期待するしかない。
イラク戦争についてちょっと思ったので書きたくなりました。
イラク戦争は八百長か。攻撃理由は八百長だったかも知れない。
ただ、最近あの戦争が間違っていた、という意見が米国で出てきたので、日本国内でも間違い決定のような雰囲気があります。
特に野党は間違っていたと決め付けた発言が多い。
米国の議会や報告書が間違っていたと言うのだから、日本のイラク作戦支援も間違っていたと認めよ、というか、間違った判断の責任を取れ、といった論調が多い。
こういうのには同調出来ない。
なぜ、米国が間違っていた事が、我が国も間違っていた事になるのか。
松本サリン事件の時にオウム真理教を強制捜査し、教祖幹部を逮捕拘留する事は、破防法以外では法律違反だったかも知れない。別件逮捕もいけない事だし。
もし、あの時警察と検察がオウム真理教撲滅のための司法活動をして、もしその後何も事件が起きなければ、今も警察や検察は、その事を公権力の横暴のサンプルとされて非難されていたかも知れない。
それは無かった。警察も検察も法律を守った。破防法を乱用する事は無かった。
結果はどうだったか。法律を守って、防犯には失敗した、と言っていいのではないでしょうか。
イラク戦争前のフセイン政権は、いつでもイスラム原理主義者達に、聖戦の盟主として振舞う用意があった。
戦争が起きたとたんに、聖戦を呼びかけた。
そういう国家に欧州から金が、北朝鮮からは軍事技術が入りこんでいた。
オシラク原発の例もあるように、核開発をする事を諦めるつもりはなかったと思う。
もし、イラクが核開発に成功してしまったら、今の北朝鮮にオイルマネーとイスラム原理主義がくっついたような最悪の中東覇権国家が出来上がったのではないでしょうか。
もしそうなれば、サウジやUAEなどの中東諸国でも原理主義が活気付き、石油輸入国である我が国は困った事になったと思う。
中東にスピード展開し、大規模な軍事作戦を行い、フセイン政権を倒せる国がアメリカしかないとしたら、我が国はアメリカにニセの情報を掴ませても戦争をしてもらう事が国益だったと思う。
我が国が中東に手も足も出ない事、今、北朝鮮に手も足も出ないのと同じです。
そのアメリカが自分から、憂慮のタネを摘み取ってくれるというのだから、我が国としてはアメリカの作戦が少しでもうまくいくように支援するのは国益だったと思います。
そう考えてみると、アメリカにとって失敗だったかも知れないが、我が国にとっては大成功といってもいいと思う。
間違っているかも知れないけれど、アメリカ的にNGでも日本的にOKという事があるかも知れないのに、我が国の野党の考えは短絡的で賛成出来ない。
八百長だったのかも知れないけれど、我が国にとっては必要な八百長だったと思います。
能動的に法律を解釈する事も時には必要なのではないでしょうか。